【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!



425 1 sage 2008/08/18(月) 00:04:42 ID:/8EI9PQjO
以前感電して何故か生きてる話を書かせてもらった者ですが、本当に私何なんでしょうか
不思議な夢をみるようになったのは3年ほど前
(その頃の私はとんでもないDQNで素行不良だったw)
始まりは神様と出会った夢からだった
ごく普通の夢に乱入する形で現われて、私に説教をすると(言葉こそわからなかったものの、まったくお前は!といわれたと感覚でわかった)私の心臓を取り上げていった

そしてそんな夢も忘れた頃再びおかしな夢をみた
私は大地震の後のような荒れ果てた街をうろつき、廃墟で眠っている人を見つけた
しばらくその人に見とれていたが、ふいに重要なことを思い出しました
私はこの人の心臓を貰ったんだと
そんな事をしたら自分がやばくなるのに、なんでなんだと悲しみに打ちひしがれていると、その人はゆっくりと目を開き、にこっと微笑んだ
この時自分の泣き声で目を覚ますほどつらかったのを覚えています

そしてそんな夢もry
今度は白い大きな狐(2~3㍍は余裕であると思う)と出会った
人とも獣とも違う、禍々しい真っ赤な目だった
これ以降から妙に霊感がつき、予知夢をみたり勘が鋭くなったり、運が強くなりましたが同時に性格は荒くなりました・・・


427 3 sage 2008/08/18(月) 00:07:53 ID:/8EI9PQjO
そしてそんなry
今度はやたらと誰かに殺されそうになる夢をみるようになった
坊さんや大型トラックにつけ狙われたり、知らない男に刺されそうになったり・・・
しかしその度に助けてくれる登場人物が現われ、いつも命拾いしていました
それとリンクするように現実でも事故に巻き込まれる事が多くなりました
いつも奇跡的に無傷で助かりますが
馬鹿だった私も変な夢や偶然の連続に、流石にこれはおかしいと悩みに悩み、色々調べました
神様、心臓、狐、夢・・・
点と点を繋ぐ線は何か?

狐といえば稲荷か?と短絡的に考えた私はさっそく

稲荷について調べました
そこで京都生まれ京都育ちの私は稲荷は伏見にしかないものだと思いこんでいましたが、豊川稲荷の存在を知ることになります
豊川稲荷にはダキニ天という神が奉られていて、眷属は狐だということ
さらにダキニ天には「死の間際の人間の心臓を、寿命がきたら壊れる石の心臓と換えた後食べる」といういわれがあること

ただの伝承ならいいんですが、神様は私を殺そうとしているんじゃないか・・・?
心臓をくれた人がいなければあの時私は死ぬはずだったのか?

すべて推測でしかないけれど、予定外に私が生きていることは不都合なのかもしれない

最近では殺される夢も滅多にみなくなったものの、私はいつしか精神を病み、しばしば自殺を企図しては失敗に終わっています

436 本当にあった怖い名無し sage 2008/08/18(月) 06:01:00 ID:RQjiIq3B0
稲荷神社には伏見稲荷の系統と豊川稲荷の系統に分かれ、前者の狐は稲荷神の使い、
後者の狐は荼枳尼天(生きた人間の心臓を食べる鬼女)の使いといわれています。
豊川稲荷は手っ取り早く現世利益が得られると言われ、水商売や飲食業の人などに
信仰されますが、必ず反動があり落ちぶれるときが来ると言われています(心臓が食われるかどうかは不明)。




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895 本当にあった怖い名無しsage 2010/07/14(水) 02:47:21 ID:lBgzQtIJO
俺が死ぬほど怖かっただけだぞ!!!期待するなよ!!!!!!
俺の家、というか引っ越す前の家(つっても今は祖母祖父が住んでるんだが)は物凄く古い。おまけに完全圏外。壁と壁の間に猫が挟まるなんてしょっちゅう。当時の俺はとにかくこの家が嫌いだった。

しかもそこの地区は凄い田舎でコンビニはないわ自販機はないわで結構不便なとこだった。とりあえず俺らガキは山登って秘密基地とかツリーハウスとかブランコとか作って遊ぶしかないし、老いたジジババはやたら怖いし、とにかく最悪だった。

そんなんでも
毎日楽しく過ごしてたけどなwwwwww




896 本当にあった怖い名無しsage 2010/07/14(水) 02:50:36 ID:lBgzQtIJO
で、本題。
家の隣には祠みたいな、なんつーかな、石を積んでしめ縄みたいのをなんかしてあるのがあるわけよ。やたら不気味。

あとちょっと離れたとこには神様の手形って呼ばれるのもあった。なんか指が七本ある手形みたいな石。

うpできれば良かったんだが今は別のとこに住んでるからそれはすまん。
でな、その祠と、地区の最奥と言える場所にある神社みたいなとこ。(ちなみにここもすげえ不気味。昼でも薄暗くて赤い色の錆びたブランコが余計恐怖心を煽る)なんかしらんが、夜六時以降は立ち入り禁止で近付くの禁止。

近くに住んでる人間は家を出るのも禁止。
ジジババに口を酸っぱくして言われたね。

まぁその時までは普通に当たり前の事だったし守ってたんだが、ほら、そのとき俺は中2だったんだけどさ。あれじゃん。厨二真っ盛りだったの。なんでもできるとか思ってたのよ。

うん。夜中一時、おまけに13日の金曜。家抜け出して神社行ったんだよね。怖いとはまったく思わなかった。
ちなみになぜか手には携帯の充電器があった。


898 本当にあった怖い名無しsage 2010/07/14(水) 02:53:07 ID:lBgzQtIJO
でも、いざ神社の鳥居の前に来てみたら、一瞬で震え上がった。
手入れされなくてみっともなく伸びた雑草。

風でギイギイと揺れる赤いブランコ。
何年も前からある、古びた幼児の靴。
なにより怖かったのは、お賽銭箱に立て掛けてある日本刀。

もうこの時点でおしっこ漏らしそうだった。涙目gkbr状態。
ここで帰れば良かったのに、俺は鳥居をくぐった。よくわからないけど、自然に足が動いてたんだ。

まず赤いブランコの隣を通過。ほんとブランコ怖い。やめてほしい。
次に幼児の靴を恐る恐る跨いで、日本刀の元へ。

俺「(本物かな、なんでこんな所にあるんだtkブランコ怖いからギィギィ言うな)」

俺は引き寄せられるように手を伸ばして、触れる直前で違和感に気付いて止まった。

あれ?なんか聞こえね?


899 本当にあった怖い名無し
sage 2010/07/14(水) 02:55:22 ID:lBgzQtIJO
風の音に混じって、微かにさ。なんか聞こえた気がしたんだ。

びびって辺り見回す。けどなんも変わりはない。強いて言うなら、行くときにはついてた懐中電灯と、神社の隣の家の明かりが消えてたくらい。
俺「(・・・・・え、あれ?)」

うん。おかしいよね。懐中電灯、何回スイッチ押してもつかない。神社の隣の家に住んでる兄ちゃんは暗いのが嫌いで一日中電気つけてるくらいだから、あかりが消えるはずがない。

あれ?あれ?え?あれ?
もうパニクった。汗が溢れて額に髪が張り付いてたけど、そんなん気にならないくらいパニクってた。

とりあえず帰ろうって思ってさ、体をUターンさせるわけよ。

うん。いたね。いたのよ。

なんか袴みたいなのを着た、女か男かわからん、顔やら肌やらが真っ黒な、それが。


900 本当にあった怖い名無しsage 2010/07/14(水) 03:00:16 ID:lBgzQtIJO
口をぱくぱくさせながら、動けない俺。
ズルズルと何かがを引きずるような音をたてて近づく、『それ』。

俺が動けないうちに鼻先に触れるくらい近づいた『それ』は、充血した目で俺を見ながらさ、

「………、……」

ぶつぶつ、なんか言ったんだよ。
まず目が怖くて聞き取るどころじゃなかった。なんかキロッて効果音が似合いそうだった。

おまけに声がまた怖い。脳に直接響く感じ。
俺はもう限界。おしっこもらした。

で、気付いたら家の布団。地区の偉い人やらが俺の顔を覗き込んでてさ。俺が目を開けたのに気付いた瞬間、凄い剣幕で

「馬鹿野郎!!!!」

って怒鳴られて殴られた。もちろんグーで。女にグーってどうなのよって思ったが、反抗なんてできるわけないじゃん。

俺号泣。ばあちゃんはなんか顔青くしてgkbr。やっぱいわくがあったわけだよね、うん。怖くて聞かなかったけど。

それ以来神社には近付いてない。
でも引っ越すまで毎晩のように、夢でそいつに見られ続けてた。毎日おねしょしそうだった。


901 本当にあった怖い名無しsage 2010/07/14(水) 03:09:30 ID:lBgzQtIJO
とりあえず、今現在その神社についてなにもわかってない。勇気をだして祖母にきいてみたが教えてくれない。

関係ないけど赤いブランコはまだあるらしい。こわいからやめてほしい。
終わりです。駄文すまん。

何が怖いって、今日早朝からバイトなのにこんなの書いてる俺のテンションだよね。でもほんとに怖かった。思い出すだけでおしっこもらしそう。

余談だが、神社にあった幼児の靴の片割れが最近になって家の物置で見つかった。泣いた。





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462 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/31(水) 21:03:00 ID:u8rcBOA6P
友人から聞いた友人の幼馴染の話。長文不可はスルー推奨
その幼馴染は敬虔なローマンカトリックの家庭に生まれたクォーターだった。
イタリア人である祖母の血を受け継いでおり、東洋人と西洋人の混血が良い方に作用した見本の
ように彼女もまた容姿に秀でたものを持っていた。
小学生までの彼女はその身に流れるイタリア人の血によるものか社交的で明るく友人も多かった。
しかし、不幸なことに私立ミッション系の中学校に上がってまもなく彼女は厨二病を発病する。
そのきっかけとなったのは、彼女に月の物が始まった日に母親から受け継いだある書物だった。
それは祖母の家系に伝わる美しい革装丁のラテン語の書物で
彼女の家系が脈々と主への信仰心を示し続けてきた証であるものだと彼女は教わった。

そして、あわせてそこに書かれている序文の内容(カトリック教徒としての心得のようなもの)と
書物の適切な管理方法(古書のため杜撰に扱うと痛んでしまう)を教わった。
それを渡された当初、彼女は小学生であり全く読めないラテン語の書物であったことから
大して興味も持たず、大切に仕舞い込んでいただけだった。

中学生になった彼女が、暇つぶしにそれを眺めていた時
その書物にはラテン語の文章だけではなく数々のよくわからないシンボルが記載されていることに気付いた。
ひょっとしてこれはただの信徒の心得ではなく魔導書の類ではないのか?
そこから彼女は独学でラテン語を学ぶようになりその書物に傾倒していく。
彼女曰く
「比較的簡単に解読できる部分を読んだ限りだと、この書物は持ち主の信仰を試すためのもので、
これに書かれてる手法であるものを召喚出来た時、主への真実の信仰心を示すことができるんだって。」
それを聞いて友人がからかい半分で、
「それって悪魔の召喚方法だったりするんじゃないの?」と言ったところ


「読めた所だけの話だけど、召喚にはやもりの目玉だとか蝙蝠の心臓みたいないかにもなものは
要らなくて、書物に書かれてるシンボルと呪文だけでいいみたいだし、 主への真実の信仰心を示すって記述から、天使の召喚に関わるものなんじゃないかと思う。」
と彼女は言った。

[1/5]


463 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/31(水) 21:03:47 ID:u8rcBOA6P
それからの彼女は、友人作りもそこそこにその書物を独学で紐解いていった。
時は流れて、友人と彼女は大学生になったが、彼女は完全に厨二病を抉らせていた。
しかし時の流れは彼女のそういった内面とは相反して、彼女の容姿に磨きをかけていた。
傾倒していたその書物以外に関しては至ってまともに意思の疎通が出来たため
彼女に言い寄る男は多かったが、彼女は今時珍しい純潔主義だったため悉くその誘いを
撥ね付けていた。
大学で言い寄ってくる男は、受験というプレッシャーからようやく解放され、
溜め込んだ性欲を開放したくて堪らない脳と下半身が直結した生き物で、
信仰の妨げにしかならないものであると、彼女の目には映っていたようだ。
そのような彼女の姿勢は、しばしば容姿にコンプレックスを持つ同性からの反感を買っており、
彼女の耳に入るような距離でワザと嫌味を言うようなものも少なくなかった。
そんな彼女が大学2年生の夏期休暇の時に転機が訪れる。
イタリアに住む祖母の下に里帰りをした際に、彼女が独学で解読を進めていた書物の中で
正体不明の言語で書かれておりどうしても解読ができなかった召喚の呪文の部分が
ようやく判ったのだと言う。
正体不明の言語はアラム語だった。それが判ったことでとうとう彼女はその呪文を詠唱する術を得た。

それと時を同じくして彼女に新しい友人が出来た。
彼女が言うには、イタリアからの帰りの飛行機の機内で隣席になったことがきっかけで仲良くなったイタリア人留学生で、
極めて聡明で、彫刻のように美しい容姿を持ちながらも他を圧倒することなく、
何故か人を安堵させる雰囲気を纏った男性だった。

[2/5]


464 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/31(水) 21:04:30 ID:u8rcBOA6P
それから間もなく彼女の身に変化が起こり始めた。
元々勤勉であったため成績優秀ではあったが、それが輪をかけたように突出するようになり、
その1年後には、在学したまま会計士の資格を取得するまでになった。
そしてその試験会場で偶然出会った男性と意気投合し恋仲になった。
彼は、今まで彼女に言い寄ってきていた他の男とは違い、彼女の結婚するまでは純潔を守ると言う
考えにも理解を示してくれる聡明な男性だった。
また、偶然買った宝くじに当選して大金を手に入れ、お金に不自由することもなくなった。
その後、大学4年生になり卒業を控えた彼女は大手会計事務所への内定と彼との婚約も決まり
幸せの絶頂にいた。
そんな中、彼女は唐突にこの世を去った。カトリック教徒として大罪とみなされる自殺によって。
ベッドに横たわった状態で自ら頚動脈を切り死んだそうだ。
さぞかし凄惨を極めた死に様かと思われたが、彼女の両親曰く
周囲の大量の流血とは対照的に、死に顔に苦悶の表情は全く無くて不気味なまでに美しく、
大量の流血をしているにも拘らず、顔には全く血飛沫がかかっていなかったそうだ。

何故彼女は幸せの絶頂の最中自殺したのか?
その答えは、自殺の少し前に彼女が幼馴染である友人にだけ語ったことに起因しているようだ。

大学2年生の夏に、魔導書に従い召喚の儀式を行った。
アラム語の詠唱で喚び出されたものは、神々しい光を放ち慈愛の雰囲気を纏い、 この世のものならぬ美しさを持つ男性だった。
そう、あなたも良く知る、私が機内で出会ったとイタリア人留学生と語ったあの男性。
私は彼を召喚出来たことで自らの真の信仰心を証明出来たと歓喜した。
そして彼こそは私の信仰心に呼応して主が遣わした守護天使だと信じて疑わなかった。
現に彼が現れた後の私はあなたも知っての通り数々の幸運に恵まれた。
しかし、私は何もわかっていなかった。私が受け継いだ書物の真の意図を。

[3/5]


465 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/31(水) 21:05:11 ID:u8rcBOA6P
書物にはこう書かれていた。
「汝が真に主への信仰心を持つと自認するならば、この書物に書かれた秘法を以って
彼の者を召喚せよ。その呼びかけに答えて彼の者が現れた時、汝の信仰心が真に試される。」
そう私は読み過っていた。召喚の成否によって信仰心が試されるのではなく、 召喚した後にその信仰心が試される。
彼は言葉巧みに私を惑わせた。

「貴女が幸せになるためには、変わらぬ主への信仰心を示し続けることが重要です。
かといって身構える必要は全くありません。あなたは今までどおりカトリックの教えに
従い信仰を守り、それに加えてあることをすれば良いだけです。
それは至って簡単なことです。主の威光を恐れぬ堕落した人間を断罪する決断を下すだけでいい。
いませんか?貴女の身の回りにそういう人間が?
主の教えを守り貞操を守る貴女を悪し様に罵り、淫蕩に身を任せる堕落した人間が?
彼らの穢れた魂には、地獄の業火こそが相応しい。
さぁ、その穢れた魂の名を述べなさい。主の御名の元にこの私が断罪しましょう。」

そうして私は、私のことを良く知りもせず非難していた人たちの名を告げた。
私が幸せになってゆく中、彼らは不慮の事故と言う形で死を遂げていった。
あるものは電車に飛び込み、四肢をあたりに撒き散らし、それを間近で見ていた友人の精神にまで
傷跡を残すような凄惨な死を遂げた。
またあるものは高層ビルより飛び降り、地面に臓腑と脳漿を撒き散らして死んだ。
伝聞では誰も彼も見るに耐えない惨たらしい死に様だったそう。

[4/5]


466 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/31(水) 21:06:14 ID:u8rcBOA6P
そうして穢れた人間の魂を彼に捧げる事で私はつい昨日まで幸せの最中にいた。
でもそんな時、彼が私に告げたの。ことの真相を。
「私は忌まわしき神より遣わされた貴女の守護天使などではない。
貴女は神の与えた試練を乗り越えることに見事に失敗したのだ。
我々の求めるものは人間の堕落だが、自ら堕落していくものの魂に価値など無い。
我々が真に求めるもの、それは極めて強い信仰心をもった神の徒の堕落。
心から神を信仰する穢れ無き魂が堕ちていく、その様こそが我らの何より甘美な糧となる。
穢れた魂を持つとは言え、他人を魂を我等に捧げ、自らの幸福を追求する。
それは自制と犠牲を尊ぶ神への何よりの背信行為では無いのかな?
素晴らしい。その幸福の絶頂から絶望の淵へと落ち込んだ者の絶望の表情。
君の手により深きコキュートスの淵より解き放たれた時の恍惚感に勝るとも劣らない。」
これを聞いて私はすぐさま例の魔導書を焼き払った。
そんなことをしても取り返しがつかないことはわかってる。私は彼を解き放ってしまったのだから。
こんなこといえる立場じゃないけど私からの最後の忠告聞いてくれる?
悪魔は、宗教画に描かれてるような黒山羊の頭部をした醜い姿だなんて嘘っぱち。
彼らは、光に満ち溢れ、神々しくも美しい姿で現れる。
人間が醜いものよりも美しいものに心を惹かれ、気を許してしまう事を何より知っているんだよ。
だから美しい姿をして言葉巧みに近づいてくる人間には気を付けて。
私は自分の犯した罪のケジメを付けるつもり。貴女の幸せを祈ってるよ。

[5/5]



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194 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/27(土) 21:25:06 ID:jrvSc3490
俺弓道やってるのね、その通り道の途中を曲がると鳥居があるのよ、
多分奥に神社があるんだろうけど見えてるのは鳥居だけ。
で、鳥居の一直線上には暗いと何も見えないわけ。
あ、多分神社は一直線上にはないよ、右にそれる階段があったから。
ちょっと行ってみようと思って、今日の6時ぐらいに鳥居まで行ったの、
もう最近はこの時間でも明るいから大丈夫だと思って。
でもなんか暗いっていうか、軽く靄が鳥居周辺にかかってるんだ、
曲がり角では全然かかってなかったのにな
俺はなんか変だと思って、でもそういう体験とかしたことなかったから大丈夫だとおもったの
じゃあ暗くならないうちにさっさといこうと思って、進もうとすると
鳥居の奥10数メートルあたりがなんか光った。
だれもいないよ?もちろん。
靄がかかってるっていってもそのあたりぐらいは見えるよ、1.5だから間違いない。
なんとなく手招きされてる感じがした、
それとあの背骨の神経をいじられてる気持ちはよくはない感じがした。
2分ぐらい見てると光が少し変わってくるのがわかるんだ
説明しにくいけど、光が遠ざかっていくと大きくなったり、近づいてくると小さくなったり。
多分前者だと思うけど、なぜか靄が強くなっていくんだ。普通こういうの弱くなるよね?
そろそろ帰るか行くか決めようと思ったら、突然鳥居奥の空気が変わった。
なんか左右からゾワッと空気が流れて色が変わっていくような感じ
そこで怖くなって帰っちゃったんだけどあれなんだったんだろ
行くが吉だったのか凶だったのか
とりあえず明日いってみる
俺が体験した、本当の話


369 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/30(火) 11:34:33 ID:dNLtVsKt0
>>194
神道的にレスすると、行かなくて良かったよ
鳥居の奥は御神域だから悪霊とかは居ないが神様が居る、
なので御神域での光とかは高確率で神様関係だ
で、おおかたの神様は人の目に触れることを大変嫌われる
そのため不用意に神様を見ると、かなりきつい罰が当たる
今でも出雲とかの神様が通る道とかで、神様が通る時期になると
夜には一切の明かりを消し道を真っ暗に保って窓を堅く閉め、
何があっても外を覗くなと言う風習が残っているが、
それは神様を見てしまわないためにそうしているんだ。





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54: 37のコピペ 03/05/21 21:36
624 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ [sage] 投稿日: 03/05/13 18:59
友達のから聞いた話
友達はの会社の総務部に勤めている。
さほど大きい会社ではないので、部といっても部長を含め3人しかおらず
新人採用の面接なども総務が行っていた。

一昨年の新人採用の面接での事。
その日最後の新人面接は短大出たての女性だった。
リクルートスーツを着た初々しい感じの子だったそうだ。
入り口ではきはきと挨拶して、折りたたみ椅子に腰をかけた。

その時友達は彼女の太腿から、何か赤っぽいものがのびている事に気付いた。

まさか? 生理?

友達はとっさにそう思った。彼女もその視線に気付いたのか、ちらと膝元を見やったが、
とくに気にする様子もなく、すぐに顔をあげた。
部長も気付いているのかないのか、型どおりの質問を始めた。
友達も気付かないふりをして、書類に目をむけたのだが、どうしても気になる。
ちらりと目をむけてみると、それは濃いピンク色をした紐のようなもので、
彼女の足元に絡み付いている。
くるぶしの後ろあたりに、小さな塊が二つ、かすかにうごめいて見える。

胎児・・・?

そう思ったとたん、二つの塊がこちらに顔を向けた。
ビーダマのような目がはっきりと友達を見た。

55: 37のコピペ 03/05/21 21:37
625 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ [sage] 投稿日: 03/05/13 19:00
気が付くと、面接は終わっていた。
挨拶をして扉から出る彼女の足元を再び見つめてみたが、
そこには何もなかった。
「面接中に妙なところジロジロ見てるんじゃない」

当然友達は部長に叱られたが、今見たものが生々しく、
目の錯覚とも幻覚とも思えなかった。
友達がそれを説明しようかどうか躊躇していると、部長がぼそりと言った。

「成績も態度も申し分ないんだが、あの子は見合わせた方がいいな・・・」

え? と思って友達が部長を見直すと

「お前も見たんだろ」

そう言って部長は手を縮め、胎児の格好をして見せた。




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