712 : 本当にあった怖い名無し[sage]
 投稿日:2011/10/04(火) 07:21:18.07 ID:IAe5QUzf0 [1/4回(PC)]
中学校の宿泊学習で福島の磐梯山に行った時の話する 

磐梯山というのは明治くらいに大噴火を起こした山。その噴火で山の一部が吹っ飛んで、今では綺麗な山 
とは言えない形になっている。そうなる以前の磐梯山にはいくつかの集落があったんだけど 
噴火による岩なだれや火山灰によってみんな埋没して無くなってしまったらしい。 
裏磐梯にある磐梯山噴火記念館には、爆風で吹き飛ばされて木に引っかかった村人の死体の写真とかがあって 
けっこう気分が悪くなった。前置きはこのくらいでいいかな。 

(実は以前にもここに旅行しに来ていた。噴火記念館にはその時に行った。クラスの皆は磐梯山の歴史を知らない。) 


本題の宿泊学習。泊まるところはいかにも合宿施設って感じのところ。中学に入ってから新しく出来た友達との 
初めての寝泊まりだったからすごいワクワクしたのを覚えてる。 
ちなみにこの宿泊施設は磐梯山のふもとにあった。 
これだけは、『よりにもよってなんでこの山なんだよ、俺だけ会津の旅館に泊まりたい!』て思ったね。 

午前中はお約束のカレー作り。午後は広い施設を使ってのオリエンテーリングをした。 
そのあと、それぞれの班に割り当てられた部屋に戻って雑談。

 
713 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/10/04(火) 07:23:12.26 ID:IAe5QUzf0 [2/4回(PC)]
楽しい時間はあっという間に過ぎ、就寝時間になった。当然布団に入っても眠れるはずがなく、家から持ってきた 
unoやらトランプやらでみんなと遊んだ。先生に見つかると怒られるのでヒソヒソと。 
みんなも初めての寝泊りに興奮しているせいか、なかなか寝ようとしない。深夜の二時になっても全然眠くならない。 
(俺を含める五人の中の一人は寝ていたが。) 
ついには「夜通ししようぜ」ってことになり、俺たちは既に四五時間はやっているであろうゲームを黙々と続けた。 

そんな中、友人の一人が 
「おい、怪談話しよーぜ。さすがに飽きてきちゃったしさ」と言い出した。 

ここで友人のスペック 

・A 俺と同じ部活に入っている 

・B ちょっと強情なヤツ 

・C 大人しいヤツ 

・D 楽天的なヤツ 



714 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/10/04(火) 07:25:23.53 ID:IAe5QUzf0 [3/4回(PC)]
磐梯山の歴史を知っている俺は当然拒否したが、みんなしようしようと言ってきかない。 
あまりにも言うことをきかないので、俺はみんなに磐梯山がどういう所かを話した。 
俺はその時みんなを言い聞かせるつもりで話したのだが、生憎その話が怪談話になってしまったようだ。 

俺の話が終わった瞬間、一人寝ちゃってた奴(A)が、突然支離滅裂なことを言い出した。うぅぅー…。とか、ぁぁあぁああああ! 
みたいな感じでやたらと叫ぶ。それでもみんなは、 
「ははは、Aが寝ぼけてらw」 
といって笑っていた。俺はAのその姿を見ただけでもう気絶しそうだったが、みんなはヘラヘラと笑っている。 
Aはしばらく唸っているだけだったのだが、今度は体を起こして部屋を歩き始めた。 

Aの行動は 
・立ち上がったと思ったら急に座り込み、ボーっと目の前を見ている 
・部屋をうろつく 
・急にぶつぶつと意味不明な言葉をつぶやく 
みたいな感じ。 

Aは散々奇妙な行動をしたあと、操り人形の糸が切れたみたいにその場に倒れ込んだ。 

これはさすがに効いたのか、 
B「ま、まあ、そろそろ寝とく? 
C「う、うん。なんかヤバイ感じ…」 
というような会話を始めた。 



715 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/10/04(火) 07:28:13.21 ID:IAe5QUzf0 [4/4回(PC)]
その時はみんな一旦布団に入ったのだが、Dのヤツがまだ懲りずに怪談話を始めた。 
BとCも面白半分に聞き始める。俺が止めろといってもDはきかない。そしてDが 
D「だいじょうぶだいじょうぶ、霊なんかいねーからwww」 
といった瞬間、急に部屋の入り口の戸が物凄い勢いで『バーーン!』と開いた。 
かと思うと、次に気持ちの悪い風が部屋の中にすぅーっと入ってきた。 
肌を撫でるかのような風。全員硬直。俺はなにがなんだかわからなくなった。 

その頃はまだ暑くない6月のはじめ。夜の山は冷えるので、むしろ寒いくらいだった。 
なので窓はどこも開いていない。なのに風が入ってきた。それも気持ちの悪い。 

あれだけ大きな音を立てて戸が開いたのに、不思議なことに隣の部屋の奴らは起きて来ない。見回りの先生も駆けつけてこない。 
しばらく唖然としたあと、みんなで顔を合わせる。全員めちゃくちゃビビり顔。 

そのあとは、部屋の隅で倒れてるAを布団に戻し、さっさと寝ました。 

以上が福島の磐梯山で体験した奇妙な出来事です。読みにくい文章ですみませんorz 



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