524 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/01/28(水) 19:49:13.70 ID:8rQU4v2I0.net
意外とオカルト好きだった死んだ爺ちゃんから聞いた話。
ちょうどこんな季節にコタツに入りながら聞いたことを、自分なりにかいつまんで書いてみる。

「人には隙っちゅうか、見えない死角ってあるやろ。
 お前も経験あるやろ、風呂で頭洗ってて背後がふっと気になるよやろ?
 死角(霊的死角?)ができんねん。
 そんときは絶対に振り向いたらアカン!」 
どうも、ある瞬間に死角をつくると霊に憑依されるとか、たぶん同調すると取り憑かれるから振り向くなってことだろう。
「一番わかりやすいのが鏡。あれって自分の死角が見やすいんや。とくに3面鏡はより死角を見やすいな」 
「じゃあ背後霊とか背後にいるん?」
ちびちびミカン食いながら聞いた。
「たいがい自分を見護る霊はそういうとこにおるもんや。悪いやつから護るためにおる。
 ゆーても360度見えても見えるとは限らん。
 次元がズレたとこにいて見護っとるから、背後にいるわけやない…
 逆に悪霊は、見えるとこに居やがってこっちを睨んどるんや。
 戦時中に嫌ってほどそんなモン見たからな。隙を作ったら負けや。だから訓練した。
 道歩いとっても角を曲がるときは、人にぶつからんようにわざと大周りせんと出会い頭にぶつかんぞ。
 まず、そうやって訓練するんや。
 全部そいつらが悪いとは言わんが、彷徨って気付いてほしいやつもよーさんおるしな~」
おかげでしばらく母親の3面鏡が覗けなかった… 

いつか「背後霊と守護霊って一緒なん?」って聞いたことがある。
爺ちゃんいわく同じらしい…


525 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/01/28(水) 19:50:14.28 ID:8rQU4v2I0.net
蛇足だが、 
爺ちゃんは視野が異様に広かった。(訓練の成果?) 
ほぼ真後ろから近づいたつもりでも、「手に何持ってんねん」とか言われたし、
居合術で後ろの相手を切り倒す型?がやたら早かった。
俺はといえば、体育が1~2とういう体たらくぶりだ… 


526 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/01/28(水) 20:15:11.80 ID:gAL9k6wd0.net
戦時中に戦艦に乗ってた人の話思い出した。


その人は見張り台担当だったそうだ。それも夜の見張り台。
疎漏があって敵艦を見落としてはならない。と思ったその人は訓練をした。
夜の闇に目を慣らした。昼は寝て、夜起きる。昼動く時は、サングラスみたいなものをする。
暫くすると、夜の海でも色々な物が見れるようになった。星明りでもくっきり見える。
新月でも、僅かな波動きで何がいるか判別できるようになった。

そんなある日、敵艦発見。直ぐにどうこう言う距離ではないが、直ぐ報告をした。
「馬鹿か貴様は。この暗闇でそんなもの見えるわけないだろう」 
上官に一蹴されて終わった。

その半日後、敵の攻撃を受けて船は沈んだが、その人は助かったそうだ。




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