460 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/12/17 20:32
今日の『答えてちょーだい!』はまさに、引っ越した先での恐怖体験だったね。


464 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/12/18 12:15
どんな話だったの?


465 :1/4:02/12/19 01:10
17日の『答えてちょーだい!』

購入した一戸建住宅に越してきた一家(父、母、娘美香さんと夫、美香さんの弟)。
越した矢先、弟(社会人・独身)がバイク事故に遭い、3ヶ月の重傷。
傷が癒えるも弟は引きこもるようになり、退職。
その後再就職するも長続きせず、家族が問いつめると、
「着物着たおばさんが家から出るなと言う、就職先にも付いてきて家に帰れと言う。だから家から出られない。
 これ以上話すと一人になったときにこらしめを受ける」
と言うばかり。
また自分ひとりの部屋の中で誰かと会話するなどの奇行も現れ始める。

そこに住んでいるうちに家族仲が険悪になり、美香さんも夫に首を絞められるなど生死に関わる事態に。
たまりかねた美香さん夫婦は現在実家を出ているが、実家を心配して今回依頼をした。


466 :2/4:02/12/19 01:13
霊能者の江原氏が現地に赴く。
その家は小高い丘の中腹に建つが、その丘は古くは古墳であり、また武士の霊が20体ほども見えると江原氏は言う。
近所の人からその霊視を裏付ける証言があった。
丘の近辺では土器のかけらが見つかることがあり、
時代が下ると落ち武者が住み着いて、土地一帯は落人の里であったというものだ。
さらに江原氏は、美香さんの家の窓から外を覗く、子供と中年女性の姿を確認。
そしていよいよ家の中へ。

まず弟氏に接触をこころみるが、彼は激しく拒否。自室に閉じこもってしまう。
江原氏は写真を使っての霊視。さきほど窓辺にいた中年女性の霊が、弟の言う『おばさん』であるらしい。
また家の中には無数の霊体がいると言う江原氏。
一家に土地の由来を話し、
「本来この家は人が住めない家だが、現実問題として引っ越せとは言えないから、できるだけやってみる」との言葉。
しかし江原氏はさらに衝撃的な事実を一家に……!


467 :3/4:02/12/19 01:14
「実は弟さんよりも、お父さんお母さん美香さん、あなたたち三人のほうが憑依が重いんです」
「えっ、私!?」
自分は普通だと思っていたのに、と驚く美香さん。
江原氏によれば三人のほうが同化してしまった状態であり、憑依されたことにも気付かないでいるのだという。
江原氏は二階の一室へ美香さんを連れて行く。そこは美香さんが居心地悪いと感じる部屋だった。
それもそのはず真上は三階の弟の部屋、
中年女性の霊は、姉弟の部屋を天井をつきぬけて行ったり来たりしているという。
だが、なぜ江原氏は美香さんを連れてきたのか?
「それは女性が、美香さんに憑依しているからです」
江原氏が美香さんの手を取り、じっと向かい合うと、美香さんは突然おびえて泣き崩れてしまった。
暴れ、抵抗する女性の霊を叱り、美香さんを励ます江原氏。しばらくののち女性の霊は離れた。
しかし江原氏は別室へ進んでいく。和室の押入で子供の霊がひざを抱えているというのだ。


468 :4/4:02/12/19 01:15
まるで誰かを負ぶるような格好で押入から離れる江原氏。背に乗っているのはその子供か。
それは中年女性の子供であるという。
女性の霊は一旦、美香さんから離れたもののまだこの家におり、この子と一緒に成仏
させねばならないのである。

江原氏はふたたび美香さんに憑依した女性の霊に語りかける。
母子はもうずっと昔にこの土地で殺されてしまったこと、子供とともにあの世へいくようにと。
だが、自分の死を認めない女性は、他人の体に入っていることを信じない。
江原氏が突きつける鏡を見た女性は、
「こんな顔私じゃない!私はもっとかわいい!」と失礼な絶叫…。
憑依された美香さんは「さよちゃん」とヒステリックに叫ぶ。
江原氏は美香さんの子供の名を呼んで励まし、両親に美香さんの手を握らせて、霊と闘う。
やがて霊は美香さんの体を離れていった。

江原氏は家に霊たちが入ってこないよう結界をほどこし、今回の仕事を終えたのだった。




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