202 :本当にあった怖い名無し:2011/09/01(木) 00:59:36.14 ID:xoIqHatY0
   
天狗の面で思い出したので投下

203 :202:2011/09/01(木) 01:00:12.03 ID:xoIqHatY0
  
山形のお客さんから聞いた話

   
そのお客さんは山登り…本格的なものじゃなくて…が趣味なんだけど、
山では何度か不思議なことに遭遇してるそうだ。

車で県外まで行って、初めての山に登った時のこと。
山の中腹ぐらいだったらしいんだけど、
ふと山頂の方をみようと上を見上げた時に、
一本の木に赤い色がへばりついてるのが見えた。

高さは約10m強ぐらい。
目をこらしてよく見ると、天狗のお面が一つ木に結わえつけてある。

「なんであんなところに??」

高い場所に結わえつけてある天狗のお面を見て、不思議に思いながらも、
そのまま山頂まで登ってから、下山の途についたそうだ。

下山した後、山の近くの商店があったので、
天狗のお面の事を聞いてみようと思って、
車を止めて商店に立ち寄ったんだって。

商店の中に入ったんだけど、店内には人の姿はない。
「ごめんくださーい」って店の奥に声を掛けたら、
「はい、は~い」ってお婆さんが奥から出てきた。

そのお婆さんに天狗のお面は話をしたら、
首を傾げてお店の奥に引っ込んでしまった。
お客さんはお婆さんが出てくるのを待ったけど、
待てど暮らせど声を掛けても出てくる気配はない。

結局諦めて商店を出て、帰宅の途についたそうだ。

204 :202:2011/09/01(木) 01:00:59.61 ID:xoIqHatY0
別のお話

早朝から近くの山に登り行った時のこと。
普段から行き慣れた山なんだそうだけど、
登り始めたら、どうも足がもつれる感じがする。
「いや~昨日飲み過ぎたかぁ?」
そう思いながらも更に登ろうとしたが、やっぱり足がもつれる。

「今日は帰るか」
登るのを諦めて山を下り始めると、
今度は足がもつれる事もなく、順調に下山する事が出来た。

家に帰ってから足元を確認すると、
種類はわからないが動物の毛がついている。

「こういう時は登らない方がいいんだ~」
 そう言いながら、ケラケラとお客さんが笑った。

205 :202 おわり:2011/09/01(木) 01:02:16.80 ID:xoIqHatY0
また別のお話

やっぱり近くの山に山菜を採りに行った時のこと。
その時に限って驚くほど山菜を見つけ、
山頂付近につく頃には、大量の山菜を採ることが出来た。

山頂付近の拓けた場所の岩に腰掛けて煙草を一服する。
「いや~ちょっと採りすぎたかなぁ」
思わぬ収穫にそう独り言を漏らすと、

「そうだな」

と耳元で低い男の声が聞こきえた。

ギョッとして背後を振り返るが、もちろん誰もいない。
お客さんは収穫した山菜の半分程を岩の前に置いて、
「すまんこって、半分お返ししますゎ」
そう言って下山し、無事帰宅したそうだ。

「怖くないんですか?」と俺がお客さんに尋ねると、
「ケンカさえしなきゃ、大丈夫だぁ」と言って、
やっぱりケラケラ笑ってた。




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