般若心経

hannnya

『般若心経』は一般には600巻に及ぶ『大般若波羅蜜多経』の心髄を収むといわれているが、『大般若波羅蜜多経』(『大般若経』)及び『摩訶般若波羅蜜経』(『大品般若経』)からの抜粋に『陀羅尼集経』(7世紀頃)に収録されている陀羅尼(Skt:dhāranī)を末尾に付加したものである。般若経典群のテーマを「空」の1字に集約して、その重要性を説いて悟りの成就を讃える体裁をとりながら、末尾に付加した陀羅尼によって呪術的な側面が特に強調されている。

現在までに漢訳、サンスクリットともに大本、小本の二系統のテキストが残存している。大本は小本の前後に序と結びの部分を加筆したものともいわれている。現在最も流布しているのは玄奘三蔵訳とされる小本系の漢訳であり、『般若心経』といえばこれを指すことが多い

現代語訳

超スゲェ楽になれる方法を知りたいか?
誰でも幸せに生きる方法のヒントだ

もっと力を抜いて楽になるんだ
苦しみも辛さも全てはいい加減な幻さ、安心しろよ。
この世は空しいモンだ 痛みも悲しみも最初から空っぽなのさ

この世は変わり行くモンだ 苦を楽に変える事だって出来る
汚れることもありゃ背負い込む事だってある
だから抱え込んだモンを捨てちまう事も出来るはずだ

この世がどれだけいい加減か分ったか?
苦しみとか病とか、そんなモンにこだわるなよ

見えてるものにこだわるな 聞こえるものにしがみつくな
味や香りなんて人それぞれだろ?何のアテにもなりゃしない
揺らぐ心にこだわっちゃダメさ それが『無』ってやつさ。

生きてりゃ色々あるさ 辛いモノを見ないようにするのは難しい
でも、そんなもんその場に置いていけよ

先の事は誰にも見えねぇ
無理して照らそうとしなくていいのさ

見えない事を愉しめばいいだろ
それが生きてる実感ってヤツなんだよ

正しく生きるのは確かに難しいかもな
でも、明るく生きるのは誰にだって出来るんだよ

菩薩として生きるコツがあるんだ、苦しんで生きる必要なんてねえよ
愉しんで生きる菩薩になれよ
全く恐れを知らなくなったらロクな事にならねえけどな
適度な恐怖だって生きていくのに役立つモンさ

勘違いするなよ 非情になれって言ってるんじゃねえ
夢や空想や慈悲の心を忘れるな それができりゃ涅槃はどこにだってある

生き方は何も変わらねえ、ただ受け止め方が変わるのさ
心の余裕を持てば誰でもブッダになれるんだぜ

この般若を覚えとけ。短い言葉だ

意味なんて知らなくていい、細けぇことはいいんだよ
苦しみが小さくなったらそれで上等だろ

嘘もデタラメも全て認めちまえば苦しみは無くなる、そういうモンなのさ
今までの前置きは全部忘れても良いぜ

でも、これだけは覚えとけ
気が向いたら呟いてみろ 心の中で唱えるだけでもいいんだぜ

いいか、耳かっぽじってよく聞けよ?

『唱えよ、心は消え、魂は静まり、全ては此処にあり、全てを越えたものなり。』
『悟りはその時叶うだろう。全てはこの真言に成就する。』

心配すんな。大丈夫だ。




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