535 :本当にあった怖い名無し:2012/06/28(木) 08:27:43.53 ID:xrZJ3Vub0
うちには曰くつきの人形がある。
ばあさま曰く、明治時代に夭折された若様を模して作られた由緒あるもので、
その若様が人形に入っていらっしゃるそうだ。

ある日、その人形が盗まれた。
泥棒というか、まあ、何というか母の知り合い(以後Aさん)にだ。

一ヶ月後、その人形は無事に帰ってきた。
返しに来たAさんは憔悴しきっていて、手足には包帯。
聞けば、ドリフのような落し物(棚の上から落下物→頭にスコーンとあたる)が続き、
ついには枕元には白い狐様が立ち、『かえせー かえせー』と手首足首をべちべち叩いたそうな。
叩かれた後はくっきりと跡が残っていた。
肉球型に。
あれ、ちょ、おま、人形についてたのって若様じゃなかったの?狐なの?
え?と軽く混乱しつつも、さくっと24。

Aさんはさらに余罪がぽろぽろ出て、タイーホされましたとさ。


539 :追記:2012/06/28(木) 09:16:00.56 ID:xrZJ3Vub0
肉球型のあざになってるのは、見せてもらいましたよ。
「こんな変な事になった!」ってね…

それ以来、若様人形へのお供え物のラインナップに、
・あんこたっぷりのお団子
・ミルフィーユ
・プリン
・ロールケーキ
・イチゴ大福
・ぶどうのゼリー
・油揚げ ←New!
・稲荷ずし ←New!
・厚揚げ ←New!

一回で全部備えるわけじゃなくて、母が何となく今日はこれかなと思ったものをお供えしてます。
女性が着替えさせると何故かその日のうちに小さな怪我をするので、
若様の人形の服を新調して着替えさせる係は俺です。





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