751: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/26 17:19
うちのオヤジ、若い頃は鉄砲ぶち(狩猟)が趣味だったんだけど
ある年、「山にとりこまれる」と言い出して、それ以来ピタッとやめた。
なんでも、鳥や動物の次の動きがすべてわかるようになってしまって
自分は山にとりこまれつつあると感じ、無性に恐ろしくなったんだと。

飛び立つ前のキジの飛ぶ方向も、ウサギが隠れてる雪の下の穴も
キツネの足跡がとぎれていても、どこに潜んでいるか等々が
何もかも気味が悪いほど直感でわかるようになってしまったんだと。


その時、「これは人間の感覚ではない」と感じたんだそうな。

一緒に狩りに行ってた仲間は、オヤジと一緒に行くと、面白いように
ウサギやらキジやらがとれるので、オヤジが突然狩りをやめたことを
非常に惜しんで何度も誘われたが、オヤジは二度と山には行ってない。
おかげで70歳こした今も元気だけど、あのまま狩りを続けていたら
どうなっていたんだろう・・・?

753: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/26 17:37
>>751
ただ単に猟師の才能が常人よりけた外れにあっただけかもね。
そのまま狩りを続けていたら猟師の神様と呼ばれる人物になってたりして。

754: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/26 17:52
>>753
しかしそこで山というものに畏敬の念を表して(?)狩を辞めたオヤジ殿は漏れ好みの思考の持ち主だ

755: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/26 17:54
>>751
オヤジさん自身が怖くなったと言う事。
>「これは人間の感覚ではない」と
思ったことに重要な意味がありそう。
自然に生きる動物でさえ、狩の成功率は低いのに
あまりにも獲物を取れる確率が高くなると逆に
恐ろしくなる。オヤジさんは自然の摂理を理解して
いるから、なおさらの事。。






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