363 :本当にあった怖い名無し:2018/12/09(日) 12:39:26.22 ID:3y+V7PwH0.net
石じじいの話です。

じじいの住む集落には寺がありました。
そこのご住職は、私も知っています。
現在は無住になっていますが。
その先代のご住職がじじいに語った話です。

ある人が死んで新しい墓が建てられたのですが、その墓の前に刀が突き刺される事件が起きたそうです。
しかも何回も。
その刀は別に高価なものではなかったそうですが。
気がついたら刺さっている。
墓場で見張っていても、見張っているときには刺さらない。
関係者の中に犯人(協力者?)がいるとしか思えないのですが。
ご住職もそう思って調べたそうですが、特に怪しい者はいなかったと。
その墓に入った人が恨みを買っていた可能性があるのですが、知られている限りそれもなかったようです。
半年ほど続きましたが、その後、刀が刺さることは無くなったそうです。
刺された刀は5本ほどになったのですが、寺で保管されていました。
後に、供養して焼却したそうです。



368 :本当にあった怖い名無し:2018/12/09(日) 20:10:39.34 ID:3y+V7PwH0.net
石じじいの話です。

海の話ですね。
漁をしていると、どこからともなく弓矢が飛んできて船体に刺さることがあったそうです。
陸から遠く離れた沖合なので、陸から弓を射っても届かない。
近くに舟もいない。
一晩に2本も刺さることもあったそうです。
当時は投光機が無かったので、矢が飛んできた方向を探るてだてもない。
危なくて漁をおちおちやってられないというので、警察に訴えたそうです。
船体に刺さった矢は証拠品として警察に届けましたが、捜査のしようがなかったと。
それは、古い矢だったそうです。
平家の亡霊だという話もありましたが、源平の海戦などまったく関係の無い地方でした。。
その後どうなったわかりません。
同じ弓矢が刺さったブリが浮かんでいたこともあったとか。
弓で魚をとる人がいたのでしょうか?(世界には実際にそういう漁はあるらしいのですが)

「波でゆれとる舟に弓矢を当てるんはえらいことで。那須与一よ。舟に乗るほうも鎧着とかんといけんで。まちごうて海に落ちたら沈まいね」





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