51: 名無しさん@おーぷん 2017/05/22(月)15:45:10 ID:ITr
幽霊とか見たことないけど、子供の頃に不思議な女の子と遊んでいた。
母方の実家は福島県の会津若松にあり、物心付く前から夏と冬休みに遊びに行っていた。
旅館であったが既に廃業しており、俺の寝室はかつて客室だった1階の部屋。
テレビは白黒、扇風機はタイマーなんて付いていない古めかしい備品がいっぱい。
俺はそこで名前のない女の子と良く遊んだ記憶がある。

その子は建物の中庭にある小屋から出てきて、旅館の中で鬼ごっこ等をした。
水玉の夏服、彼女が着ている服は夏も冬も、そしてずっとそれだけだった。
彼女はくすぐられることを良くせがんで来たので、よくワキをくすぐって遊んでいた。
それが俺のワキ好きの覚醒だったのか・・・

そんな話はともあれ、その子とは小学4年ぐらいまで一緒に遊んだ。
俺が幼稚園の頃は、俺より少し大きかったけど、小2ぐらいで俺の方が少し大きくなった。
子供ながらに「この子はなんで大きくならないんだろう」と不思議に思ったことを覚えている。

小4の冬に、その子がパタリと現れなくなった。
それ以降、ずっと会っていない。
いわゆるイマジナリーフレンドと言うヤツなのかも知れないが、
不思議なのは、俺の爺様も、子供の頃に同じ女の子と遊んだ記憶があること。

同じ服装でオカッパ頭、名前は聞いたのかも知れないけど覚えていない。
そして中庭の小屋には石碑があったが、それほど古いものではないらしい。
その旅館も取り壊され、石碑がどこに行ったのかは分からない。
彼女は俺をワキ好きにし仕立て上げ、不思議な思い出を置いて行った。

だめだ、書いてみて全然怖くないな、ワキ好きは怪談とあまりに相性が悪すぎる。


※14時追記

52: 名無しさん@おーぷん 2017/05/23(火)02:42:59 ID:MaG
>>51
女の子のその後が気になるね。おじいさんも遊んだなら同一人物なんだろう。
このスレは怖くなくても良いんだよ。

53: 名無しさん@おーぷん 2017/05/23(火)05:23:20 ID:jxJ
>>51
会津は結構座敷童いるらしいからね
旅館がなくなってしまったのならその石碑とともにどこかに移り住んだんじゃないかな

しかし・・・・・・座敷童でワキ好き開眼とかマニアックにも程があるw

54: 名無しさん@おーぷん 2017/05/23(火)09:55:42 ID:Tv0
レスありがとう。
>>52
あの子には、今もどこかで元気でいてくれるといいなと思う。
しかし同一人物とすると、既に極楽にいる爺様が10歳ぐらいの頃だから、
95年前には、あの子はいたってことなのか、不思議だな。

>>53
そういや東北住みの知り合いと飲んだ時、子供の頃に謎の存在と遊んだって人が何人かいた。
その存在は大体が人だったけど、一人「犬か猫か分からん動物」と言った人がいて、
犬と猫は一番間違えちゃいけない動物なのに融合していた不思議さが面白かった。

・・・ついでにくすぐり好きでもある、座敷童で覚醒とかマジ勘弁して欲しい。


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