180 :イノ ◆eTvJnGSoX6 :2007/09/23(日) 00:46:23 ID:Y+6wAwuA0
知人の話。

ある女性と付き合うことになり、信仰している神仏にご報告に行ったそうな。
お社に一緒にお参りし、相手が真摯な態度で祈っているさまにホッとし、
後から「あの時、何をお祈りしていたの?」と尋ねた。
帰ってきたのは、微笑みだけ。

それで、それきり追求できなかったある日のこと。
知人は、オフロードバイクで思いっきり山の空を飛んだ。
途中、通りかかった車に助けを求めたが、彼の格好を見て開きかけた窓が閉まり、急発進して逃げるように去って行った。
頭から出血はあったものの、包帯を巻いて仕事にいける程度の怪我だった。


181 :イノ ◆eTvJnGSoX6 :2007/09/23(日) 00:47:07 ID:Y+6wAwuA0
同じ日、同じ頃、相手の女性も怪我をした。こちらは、緊急入院になる程度の首の怪我。
お見舞いに行くと、絶対安静で起き上がれない状態だったので、話をしているうちにお参りに行った時のことになった。
「あの時、本当は何をお祈りしたの?」と何気なく尋ねると、
「うーん、今なら言ってもいいかなあ。
 あなたに何かあるのなら、まず私にそのトラブル全てを寄越してください、ってお願いしたの。
 私『事故には良く遭うだろうけど、絶対長生きする』って、色んな時に色んな人に言われてたからねー。
 頑丈に出来ているみたいよ。
 うん、あなたに大した事がなくて良かった」
とニッコリ。

「神仏のバチとか、お叱りとか、メッセージって主に首から上に出るんだよな。
 ゼベルのフロントが滅茶苦茶になって廃車しかない事故で、今こうして無事だってのは、
 彼女の望みが叶えられたってこと、なんだよな。
 あの状態で笑えるってのは、かなり強いよ」
そう、しみじみと彼は私に告げた。

幸い女性は、それほど大きな後遺症も残らず、今も彼の傍で微笑んでいる。
皆様も、首から上の怪我にはお気をつけ下さい…。



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