【閲覧注意】怪談の森【怖い話まとめ】

当サイト「怪談の森」は古今東西の怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 神様系



924: 本当にあった怖い名無し 2013/08/08 01:53:16 ID:QpdWjsjy0

誰もいなさそうなので投下します 
現在進行形の話のためオチはないです。 

職場の近くに開かずの神社があります。 
お寺の敷地内にある神社で、神社とお寺の入り口は別々になっていて 
お寺の門と神社の鳥居が横に並んでいる形なんですが、 
お寺は普通に開いてるのにも関わらず、 
神社の方は鳥居の下に門が取り付けられてていつも閉まっています。 



家とは反対方向だからしょっちゅうは通らないんだけど 

たまに前を通る時には妙に目に入ってくるのです。 
バスに乗って下向いてスマホいじってても、何故かはっとして 
顔を上げると丁度神社を通り過ぎるところ…ということがよくあります。 
何で閉まってるんだろうって気になってたんですが 
なかなか機会が無くて前を通るだけでした。 
3年ほど前に一度だけ行けたことがありましたが、 
それっきりずっと行っていない状態が続きました。 

それで、ここ一ヶ月くらい前からウォーキングを始めたんですが 
そのコースの途中にその神社の前を通るもので、 
休憩がてら立ち寄ってみました。 
神社はお寺の敷地と繋がってて、門こそ閉まっているけれど 
お寺側からなら自由に入れるし、お坊さんも何も言いませんでした。 
神社は草が生えたりしててお寺ほどきれいではありませんでしたが、 
掃除はされているようでした。

925: 924 2013/08/08 01:57:04 ID:QpdWjsjy0

で、いざお参りしようとしたら、鈴が無い。 
色あせた紅白の紐はぶら下がってるんだけど、鈴は無いんです。 
でもせっかくここまで来たんだから…と、鈴は無しで 
「前通るたびに気になってました。今日ここに来れて嬉しいです」と 
手を合わせてご挨拶だけしてきました。 
その後、境内をちょっと見てきましたが 
奉納されてる物を見ると十年くらい前までは 
普通に開いてて近所の人が参拝に来てたみたいでした。 

帰る時、寺の門を出ようとすると、急に大きな雨粒が落ちてきました 
夕立というには物凄いゲリラ豪雨で、 
慌てて入り口に近い神社の軒先に避難させてもらいました 
ゲリラ豪雨だからか空の半分は晴れてて変な気分。 
近くには雨宿りできそうな場所は全くなかったので、 
もしお参りに来ていなかったらびしょ濡れになってたと思います。 
神様に助けてもらったのかも…とほっこりした気分で帰宅しました。 

ここまではまあ、何の害もない話。 
神社に寄るようになってから、妙に怖い夢を見るようになりました。 
夢なんてここ数年滅多に見なかったのに。 
夢の内容はどれもリアルな感覚があって、 
誰かにどこかに連れて行かれそうになって、 
「いやだ、行かない」と断って目が覚めます。 
棺に入れられて火葬場の炉に入れられて、 
そのまま誰かに連れて行かれそうになって断る、 
ホラーゲームばりのお化けの巣窟と化した学校の教室から、 
見回りのために廊下に出ようと言われて断る、 
どこかの部屋に閉じ込められてて、 
窓やドアをバンバンと叩く怖いものが外にいて、 
それから逃げるために外に出ようと言われて断る、

926: 924 2013/08/08 02:00:16 ID:QpdWjsjy0

怖い何かに探されてて、見つからないように必死で隠れているのに、 
足元に外から大量の血が浸水してきて、 
外には怖いものが待ち構えているのに出れば助かると言われて断る、 
何かのホラーイベントしていて「ここは危険だから出よう」と 
言われるけど「これはあくまでイベントだから」と言って断る、 
カフェかレストランみたいな場所で昔ちょっと好きだっと先輩に 
「外に面白いものがあるよ」と勧められるも断る、 
賑やかにお祭りをしている村から、 
誰かに星を見ようと誘われて外に出ようとするけど断る、 
などなど。 

今日なんかは山の中にある綺麗な泉を見に行こうと誘われて、 
木々の緑の美しさに心惹かれて山に入りかけるも、 
近くにあった池の魚に気を取られたお陰で、我に返って断れました。 
誘ってくる誰かは、知っている人だったり知らない人だったり色々。顔が見えない時もあります。 
夢の中では「何か知らないけど怖いから断らなきゃ!」と思って必死で断っています。 
神社に寄った日は夢の表現はマイルドで、 
寄らずに前を通っただけの日は夢の表現がR18Gに。 
ウォーキングに行かなかったり、別のコースの日は、 
R18Gの状態から美しい場所に誘われるパターンが多いです。 
ただの夢だと言えば夢なんだけど、同じようなものばかりで気味が悪いし、R18Gの夢は怖い。 
私は一体、何の誘いを断っているんでしょうか。 
とりあえず、絶対に誘いに乗るつもりはないです。


212 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 12:10:54.48 ID:aSaCVaFj0

友人たちと、京都の山の方にある神社に行った。 
わりと有名なところだから、ほかにも観光客はいっぱいいて明るい雰囲気の中、変わった女の子がいたんだ。 
目が合ってからなんか付いてくるんだけど、話しかけられても声が遠くてよく聞こえないし、
何より、ぴょーんと一回ジャンプするとめちゃくちゃな跳躍で、 
さらに、同行した友人たちはその女の子のことを見もしなかったから、
ああ人間じゃないのかって思って。 
霊感とか無いはずなんだけど、不思議とその、明らかに人間じゃない女の子のことは怖くなかったんだよね。 

神社まで、川がすぐそばを流れてる山道を歩くんだけど、
天気も良かったし、すごく景色が良いというか雰囲気が良い感じで、 
「いいとろこだねー」って友人と話してたら、
「そうだろうそうだろう」って、女の子は嬉しそうにぴょーんと跳ねてた。 

神社自体は、その昔は丑の刻まいりに来た人もいたとかで、
かけられた絵馬も、誰それが別れますようにとか、そういうどろどろした内容ばっかりで、 
ちょっと怖い場所だなんて聞いてたわりに、清清しくてきれいだった。

213 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 12:11:27.45 ID:aSaCVaFj0

神社におまいりした後、すぐそばの川で、大学生くらいの集団が足を水につけてばちゃばちゃ遊んでたわけ。 
暑い日だったし、川もそのあたりはせいぜい足首くらいしかない浅い部分で、
楽しそうだから友人たちと便乗したんだけど、 
靴も靴下も脱いで足をつけたら、あんなに暑かったのに、川の水はめちゃくちゃ冷たくて痛いくらいだった。 

で、実は二年近く前から、左足の中指だけ皮膚病で爛れてて、いくつかの皮膚科に行っても全然治らなくって、 
おかげでサンダルも履けずにずっと悩んでたんだけど、
それを見た女の子が、「治してあげる」って言ってきた。 
「治してあげるから、もうしばらく川の中にいろ」って言われて、
まあ急いでなかったし、友人たちも川遊びが楽しいみたいだったから、 
「神社のそばの川だと水がきれいだったりすんのかなー」って、呑気に川の中をぱしゃぱしゃ歩いてた。

214 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 12:12:05.18 ID:aSaCVaFj0

観光に来てたから、その後も他の神社やら寺やらを巡る予定で、ひとしきり遊んだら山を下り始めたんだが、 
女の子が途中までついてきて、「もう行くの」「また来るよね」って何度も言ってきた。 
何か気に入られたんだろうか、と不思議に思いながらも、
友人が「いいところだったねー」って言うから、 「そうだねまた来たいね」って返したら、
女の子は「本当?本当だよね?」って何度も言ってた。 

そしたら、本当にその日から、あんなに爛れてぐちゃぐちゃだった中指の皮膚が、きれいになったんだよね。 
毎晩痒くて、かきむしってしまって布団に血がついてたのに、
ホテルのシーツはきれいなままで、少しも痒くなかった。 
たった数日で、あとかたもなく治ってしまったから、
本当に川の水とか、あの女の子とかが治してくれたのかもしれない。 

感謝してるんだけど、これってやっぱり、そう遠くないうちにまたあの山に行った方がいいんだろうか・・・ 
でも、そんな頻繁に京都旅行できるような財力はないし、
行ったとしてもけっこうな山の方だったから、その旅行に同行してくれる人が行きたがらないかもしれないし、
かといって一人で行くのもなあ・・・ 


216 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 12:22:42.32 ID:/KlS6cFh0

水龍さまのいらっしゃる神社かな? 
あそこはいいよね。昔の本殿、今の奥の宮は、普通の人でもわかるくらい神様の気配がしてる。
ちがう場所だったらゴメン


219 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 12:50:17.88 ID:aSaCVaFj0

>>216 
そうそこ! 
いい場所だと思ったんだけど、友人は復縁祈願の絵馬の数が怖かったという感想しかないらしい… 
うーん。 


220 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 12:55:19.48 ID:m2Ru0udrO

>>215 
治って良かったですね。
感謝の心を忘れず、いつか行ける日が来たらお礼を言いに行けば良いのでは? 
それまで、自宅で毎月1日と15日に水と塩を供えるとか。


221 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 13:09:46.12 ID:T9J/Xa6zO

>>219 
あの神社かー。3時間ぐらいで行ける場所に住んでるけど、奥の宮までは行った事無いなー 
今度身を浄めて行ってみるかなー

222 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 13:13:45.58 ID:aSaCVaFj0

>>220 
ありがとうございます! 
来月からお供えやってみようかな…ちょっと良い塩とか水とか買って… 

>>221 
良い場所でしたよー 
でも今の時期は、奥まで歩くと暑かった…上り坂なわけだし。
川床の涼しさに感動した!


224 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 15:59:17.40 ID:oNg5hK2y0

貴船? 


225 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 16:00:32.21 ID:oNg5hK2y0

途中で書き込んでしまった……… 

お礼には行ったほうが良さそうだね 
その女の子の事は関係者の方はご存知なのだろうか 


226 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 16:18:42.38 ID:/KlS6cFh0

>>219 
結構近くに住んでいながら、何年か前に初めて近くのお寺から山越えて行ったけど、
あの神社は本殿は観光の人がいっぱいでざわざわしてるよね。
そこから中と、奥の宮行くとどんどん人がいなくなって、
奥の宮に一歩入ると、空気がまったく変わったの覚えてるわ。
神域っていうのを身を持って感じた。

女の子は神様のお使いかな? 
きっと神社に縁のある子なんだね。
気に入られるなんてうらやましい! 


228 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 17:20:22.33 ID:g+dhng7HP

>>219 
復縁祈願にも色々あって、
不倫相手との関係が復活する事を望んだり、片思いの相手に対して一方的なストーカー的想いをぶつけたり、 
酷いのになると、恋人の浮気相手が死ぬことを望んだりするヤツも…。 

そういう邪な欲望が渦巻いてる場所だから、苦手に感じる人がいてもおかしくはないとオモ。 
パワーが強い場所には、良かれ悪しかれいろんな人がやってくるからね。 


230 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 18:14:07.64 ID:aSaCVaFj0

>>224-225 
そこですw
あれから検索とかしてみても、女の子の話って出てこないんだよなあ… 

>>226 
そうそう、奥の宮の方がなんか清清しいようなっていうか、きれいだった! 
日陰は涼しかったし、何だったらあそこで一日のんびりしてたかったかも

>>228 
そうなんだよね…友人たちはその絵馬とかを気味悪がって、
なんだかもう一緒には行ってくれなさそうな雰囲気… 

やっぱいずれ、一人ででもお礼に行きます! 
ありがとうございましたー。





907 :本当にあった怖い名無し:2007/02/10(土) 21:23:47 ID:0Y4xPsiy0

俺、先週離婚したんだ。
んで、生活力が無いからと子供も向こうに取られちゃって、もう何にも残ってないの。 
んで、もうどうでも良くなって適当に死のうかと思って、
ぶらぶらと家の近所を散歩しながら死ぬ方法考えてたんだ。


907 :本当にあった怖い名無し:2007/02/10(土) 21:23:47 ID:0Y4xPsiy0

そしたら、いつも通ってる道なのに気付きもしなかった神社を見つけて、
そこの木で首吊りしてみようかと様子を見に境内に入ったんだ。 
入ってみると結構広い神社で、あーこの木なんか枝振りが良いなーとか思いながら見て歩いてると、
突然目の前に巫女さんが現れて、泣きながら「ばかっ!」とか大声出して俺の事引っ叩いたんだ。 
ワケわかんなくてボーゼンとする俺を、
「死ぬ位ならなんでも出来るでしょ!」とか泣きじゃくりながら怒鳴りつけ、建物の中に走りこんでいっちゃった。 
しならくボーゼンとしてたけれど、いきなり涙が溢れてきて、そこでワンワン泣き出しちゃったら、
神主さんが出てきて、家の中に入れてくれて色々と聞いてくれたんだ。
大分落ち着いてきて、段々と生きる気力が沸いて来て、 
あの巫女さんにお礼を言いたくなったので神主さんに聞いてみると、
そんな巫女さんはこの神社には居ないと言われた。

907 :本当にあった怖い名無し:2007/02/10(土) 21:23:47 ID:0Y4xPsiy0

俺はなんとなく、この神社の神様が俺を叱ってくれたんだと思うことにしてさっき帰ってきた。 
あの巫女さんに言われたとおり、明日からガキの頃諦めた夢を叶えるために頑張ってみようかと思う。 
神様、巫女さん、神主さん、そして元嫁にも子供にもありがとうと言いたい。 
俺、頑張ってみるよ。





82 :本当にあった怖い名無し:2012/12/17(月) 02:56:02.48 ID:UmhTHKsQ0

子供のときの話だから真偽はわからんが。
おれはガキの頃、婆ちゃんの実家の田舎に住んでいた。
俺は婆ちゃんっ子で、いっつも金魚の糞みたいにくっついてた。
婆ちゃんは神仏を大切にする人で、毎朝家の神仏を拝んだあと近所の神社に欠かさずお参りに行ってた。
俺も婆ちゃんと一緒に居たいもんだから、よく付いて行ったな。
「神様は○○君をいっつも見とんしゃるけんね」が口癖だった。



82 :本当にあった怖い名無し:2012/12/17(月) 02:56:02.48 ID:UmhTHKsQ0

んでおれが7~8歳ぐらい?の話。
今では考えられないが当時は野良犬がチラホラといて、よく保健所のおっさんを見かけていた。
「気をつけろ」とは言われていたが、実際の野良犬は人間をすごく怖がるから実害は0に近かった。
でもその日は違った。学校の帰りの山道でアホみたいなでかい犬に威嚇されたんだ。
じっと睨まれてマジで足がすくんだ。本当に死ぬと思った。
一分だか十分だがずっとにらみ合っていると、突然山の斜面からこれまたクソでかい真っ白な犬が出てきた。
大人は全然信じてくれなかったが、マジででかかった。四つん這いなのに軽く高さ二メートルは超えていたはず。
「ワン!」ってでかい声で鳴くと、野良犬は一目散に逃げていった。
んでその後また山へ入っていった。

82 :本当にあった怖い名無し:2012/12/17(月) 02:56:02.48 ID:UmhTHKsQ0

その話を親兄弟に話しても、「ビビってたから大きくみえたんやろ」とか「ただの犬の縄張り争い」とか信じてくれなかった。
確かに今考えてみると、恐怖からくる幻覚だったのかもしれない。
でも婆ちゃんだけは「○○君がようお参りするけん、神様が助けてくれんしゃったとよ」って言って、
ますますお参りをするようになった。




272 :本当にあった怖い名無し:2010/03/14(日) 00:49:05 ID:P5ay6fVK0

母方の祖母が信心深い人だった。
幼い頃、群馬の母方の家に行くと、よく子供だった自分の手を引いて山裾の神社に連れて行った。
群馬は視界に山が入らないところが無い。
母方の家は、すぐ裏がもう山だ。
近隣の墓はほとんど山中にあって、蜘蛛の巣みたいに細かな路が入り組んでいる。
金比羅様と祖母が呼んでいた神社というのは、丸太の鳥居、破れた障子、抜けた濡縁。
管理されているとはとても言えぬ有様。


273 :本当にあった怖い名無し:2010/03/14(日) 00:52:29 ID:P5ay6fVK0

でも祖母は、何度となく私をそこに連れて行った。細い山路を私は付いて行った。
祖母は神社をすごく有難がっていた。

7つか8つぐらいの時だと思う。
「今日は特別」
そう言った祖母は、荒れ神社の裏手に私を連れて行った。
初めて見る神社の裏は、昼なのに暗い。夕暮れのようだった。
そしてそこには、人ひとりがようやく通れそうなくらいの、すごく細い路が続いていた。

路を登り、下り、けっこう進んだ先は開けた場所だった。
明るくて、不思議な場所だった。
ローマのコロッセウムを半分にしたような、大掛かりな雛壇のような石積み。
段には小さい位牌のようなものがたくさん並び、短冊のついた笹、折り紙飾り、仏花で彩られ、
そよぐ風で風車が回転していた。
私は嬉しくなった。

274 :本当にあった怖い名無し:2010/03/14(日) 00:55:51 ID:P5ay6fVK0

手を合わせようとすると、祖母は私を叱った。
「ここは強い神様が居る。だからお願いごとをしてはいけない。
 きっとそれは叶うけど、ここの神様は見返りを要求する神様だから」
そう言った。
そこにはそのあとも、もう一回だけ連れて行ってもらった。
やはり変わらず、鮮やかに飾られた、とても綺麗な場所だった。

私が中学校に上がってすぐ、祖母は亡くなった。事故だった。
とても悲しかったが、突然だったので実感が持てなかった。

さらに時は過ぎて、私も大きくなり、
母から漏れる情報から、母の実家の状況が分かってきた。


276 :本当にあった怖い名無し:2010/03/14(日) 00:58:27 ID:P5ay6fVK0

祖母の死の前。母の兄は、自動車整備の会社を辞めて独立していた。
だが不況が重なり、相当苦労していたらしかった。
驚いた。叔父は高校に進んだ私に、「誰にも言うな」とポンと10万円くれたこともある。
事業だって順調そのものだ。
母によると、祖母の死を前後して、赤字続きだった叔父の工場はグッと持ち直したそうだった。
私は例の不思議な場所を思い出していた。
もしかして祖母は、あの場所でお願いしたんじゃないだろうか。
『わたしはどうなっても構いません。倅の会社を救ってやってください』って。

きっとそうだと思った私は、もう何年も行っていないあの神社に、もう一度行きたいと思うようになった。
次に群馬に行く事になったとき、一人で神社に向かった。
久々で少し迷ったが、どうにかあの神社に辿り着いた。
でも、私の行きたい場所は此処ではない。『あの場所』だ。

私は裏手に回った。あの日と同じように。

277 :本当にあった怖い名無し:2010/03/14(日) 01:01:00 ID:P5ay6fVK0

だが、そこに路は無かった。あった形跡も無かった。
信じられなくて、何度も神社の周りを回った。
それでも無かった。

信じられなかった私は、上記のような『あの場所』の様子を、
母に、叔父に、祖父に、叔父の子どもたちに聞きまくった。
でも、答えは同じ。
「そんな場所知らない」
私は怖くなった。
すごく、すごく、怖くなった。
今、思い出しながら書いていてもスゴク怖い。
それ以来神社はおろか、裏の山自体にも近寄らなくなった。


278 :本当にあった怖い名無し:2010/03/14(日) 01:03:55 ID:P5ay6fVK0

いや、それどころではない。
あらゆる山道に恐怖を覚えるようになった。
『あの場所』が、あの群馬の山中の何処かにだけあるとは思えなくなっていた。
いつか何処かで、突然あの場所に行ってしまうような気がするのだ。

あの頃は、自分の命を引き替えにしなければならないのなら、どんな願いも叶わなくていいと思った。
でも、今は必ずしもそうではない。
もしそんな切羽詰ったときに、またあの場所に行ったなら。
そう考えると恐ろしいのです。



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