【閲覧注意】怪談の森【怖い話まとめ】

当サイト「怪談の森」は古今東西の怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 妖怪




79 :本当にあった怖い名無し:2007/09/10(月) 22:35:33 ID:oDhDQxiJ0
うちの先祖は天狗ということになってる。
一族の中でしかやらない先祖祭があって、10年に1度当番がやってくる。
うちの番の時に、先祖を祀ったほこらを開けたところ、『大天狗明神』とあった。
一族発生の口伝もあり、やはり先祖は天狗ということになっている。

胡散臭いこと限りなし。
氷澤から子檀嶺にかけて威を示した大天狗で、人の女と子を成したのが発生だとか。
今風に解釈すれば、修験道者とかサンカ、山賊のたぐいかと。
一族の中には霊感ありそうなのはいないけどね。

だけど妙に山が好きな者が多い。
親族もそうだけど、爺さんは山を3つ買い、1年中山の中で炭焼きや砥石の産出。
親父は重装登山中毒。
俺は森林徘徊者で、夜中もたまに山の中に入ってしまう。
山の中は妙に興奮するし、少し怖い。
夜はそれでも人が通れるくらいの道を歩くが、月明かりを頼りに歩くのは好きだ。
風もなく不自然に静まりかえった夜や、直近で物音がしたりするときんたまが縮む。
そんな感覚も凄く楽しい。
そして先祖の祠のある山、あそこは凄く落ち着く。
ちょっと気分が沈んだときなどに行くと効果がある。
けど、親族の中で祠の山に行くのは俺だけらしい。


80 :本当にあった怖い名無し:2007/09/10(月) 22:53:36 ID:toMd9t6hP
>>79
どこだい?
何県かくらいは言えるだろ?

81 :本当にあった怖い名無し:2007/09/10(月) 22:55:32 ID:oDhDQxiJ0
長野県上田市


89 :本当にあった怖い名無し:2007/09/10(月) 23:19:29 ID:FCKHiV4Q0
で、その天狗さんは、いつの時代のことなの?
行者なら、修験道の修法が先祖祭以外にも一つや二つ伝わってるはずじゃない?


98 :本当にあった怖い名無し:2007/09/10(月) 23:37:15 ID:oDhDQxiJ0
>>89
鎌倉時代くらい?
よくわからない。
戦前までは林業8:農業2ぐらいの生活だったらしい。

修験道の道具やしきたりは残ってないと思う。
関係あるかどうか、天照大神の掛け軸を拝むときは本家先頭の並び順がある。
元は大天狗の名前が書いてあったが、明治の頃に天照大神にさせられたとか。
本物はまだ見たことはない。たぶん本家にある。


99 :本当にあった怖い名無し:2007/09/10(月) 23:45:18 ID:FCKHiV4Q0
>>98
ほほう、だったら
本家の家長にはさらに口伝みたいのが伝わってるのかもしれないね
もしくは伝書みたいなのがどっかにほこりをかぶって眠っているか


100 :本当にあった怖い名無し:2007/09/11(火) 00:01:09 ID:oDhDQxiJ0
>>99
口伝は結構長い。
ちゃんと聞けばもっとよくわかるはず。
最後に聞いたのは8年くらい前。

当時はあまりオカルトにはまっていなかったから真剣に聞いていなかった。
天狗がなんだかの戦に手を貸して勝利に導いたとかそういう話。
天狗の色恋の話とかもあった。
今の口伝者に聞きに行きたいが、最近顔を合わせていないから行きづらいな。

矛盾も結構あった。
池田の庄屋事件に関わったというのがあったが、これが江戸時代中期。
地元では有名な意地悪庄屋のたたり話なのだが、これにも関わっているとか。
口伝者の付け足しは絶対にあると思う。


101 :本当にあった怖い名無し:2007/09/11(火) 00:07:00 ID:76ydGTkV0
>>100
その、天狗さんが手を貸したというのは真田昌幸のことでしょうか?


102 :本当にあった怖い名無し:2007/09/11(火) 00:17:31 ID:KYDzqhcp0
>>101
そんな有名人の話じゃなかった。
近くの村同士のいざこざみたいな戦。
水田の水が何とかかんとかって話。







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飲み屋で仲良くなった飲み友だちの警察官に聞いた話。

老人が突然失踪したって家族から電話があったから、その家に行ったそうだ。

どうせ惚けて徘徊してるんだろうってタカをくくって赴いたんだが、事情を聞くと家族の話が実に奇妙で変なんだそうだ。

まず、その老人は七〇歳の誕生日に失踪したんだが、前から自分は七〇歳になったら天狗になると家族に公言してたらしい。

ハア?って感じなんだけど、そのおじいさんの父親もその父親も、長男の話によると七〇歳の誕生日にいなくなっているらしい。

その老人の部屋に入ったら、黒い烏の羽根みたいなのが十羽分くらい散乱していて、部屋のまん中にどんと子供が入れるくらいの空っぽのたらいがあったので

「これはなんですか?」

と聞いたら、嫁が昨日(失踪する前の日)突然爺さんが米を一斗炊いてくれって言ったんで、炊飯器で何回かに分けて炊いて、その中に入れてやったそうだ。

で、それがきれいに米粒一つなくなくなっていたんだそうだ。

それで、昨晩なんだけど、爺さん部屋でどんちゃん騒ぎがあったという。

もう大勢で騒いでる感じだったらしい。

「それは見たんですか?」って聞いたら、

「おじいちゃんから『何があっても決して部屋を覗くな』って言われたので、見ませんでした」との答え。

どうもからかわれてるような話だけど、家族は皆真剣でウソをついてるようには思えない。長年の経験でわかるらしい。

仕方がないので、一応行方不明者として捜査願いを本署に連絡して、鑑識呼んでその羽を持ち帰った。

結局、その老人は発見されなかったとのこと。

羽は烏の仲間との鑑識結果だったらしい。

「俺も警察入って十五年だけど、不思議だよなあー」と笑ってた。

(了)

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大学時代の友人に、やたら金運のいいやつが居た。もともと地方の資産家の家の出身だったのだが、お金に好かれる人間というのはこういう人のことを言うのかと思った。宝くじやギャンブルは大抵当たるし、学生ながらに株をやっていてかなり儲けていて、とにかく使うそばからお金が入ってくるという感じだった。とはいえ本人はいたって真面目な人間で、そういったお金の稼ぎ方に頼らずに、地道にアルバイトも頑張るやつだった。



その友人から先日、婚約者がまた亡くなったと連絡があった。「また」という言葉どおり、彼の婚約者が亡くなるのはこれで三度目だった。大学卒業後、地元に帰り家業を継いだ彼は、事業面ではめざましい活躍を見せていたが、女性との縁には恵まれていなかった。名家と言える彼の家には縁談はそれなりにくるのだが、話がまとまるとこうして相手が死んでしまうのだ。

「三度目となると、うちに入ろうと言ってくれる女性はもういなくなってしまうだろうな」電話の向こうで彼は、声に悲しみの色を滲ませてはいたが、それほど落ち込んではいないようだった。私は学生時代に酒を飲みながら聞いた彼の話を思い出していた。

その話は彼の子供の頃の話だった。小学校に上がる前の年、家の中で一人遊んでいた彼は、部屋の隅に見知らぬ少女が立っているのに気がついたのだという。お客様の子かなと幼心に彼は思い、一緒に遊ぼうと誘ってみたところ、少女はこくりと頷いてくれた。

その日一日、彼はその女の子と楽しく遊んで過ごしたが、日が沈むと少女が、
「あたしをあんたのお嫁さんにしてくれる?」と問いかけてきた。

「お嫁さん?」

「うん。あたしのこと嫌い? あたしはあんたのこと好き」

「僕も好きだよ」

「じゃあお嫁さんにして。そうしたら、あたしあんたに一生苦労させないから」

そんな会話だったらしい。彼自身うろ覚えだと言っていた。少女は嬉しそうに笑って、部屋の外に走り出て行ってしまった。

その夜、家族にその話をすると、誰もお客など来ていないということだった。

そして次の日から、彼の家の事業は業績がうなぎのぼりとなり、彼自身にも金運がつくようになったのだという。

「俺の嫁さんは、あの時から決まっていたんだよな。別の人と結婚しようとしたら怒るのは当たり前ってことか…」嫉妬深い座敷わらしみたいなものなのかなと言うと、どうやら彼のお嫁さんは風俗に行くくらいなら許してくれるようで、そこは救いだと笑っていた。家の跡継ぎについては、妹夫婦に期待するということである。


 





 猟師から聞いた話なんだが、昔に自分の友人の猟師が、


山で子犬を拾ってきたそうだ。
まだ目も開いていない赤子で、
なぜか山の中に一匹だけ落ちてたそうだ。

野犬の子犬は、成長すれば猟犬として良く役に立つ。
喜んで育てていたら、何か犬と違ったそうだ。



真っ黒でゴワゴワした毛が生えてきて、

犬の毛質とは違う。


耳は丸い形をしていて、

犬と違って尻を付いて座ることが多い。


ミルクを飲むときも前足を使う・・・

しばらく育ててみてやっとわかった。

・・・クマの子供だったのだ。

何であんな所に転がっていたのか解らないが、クマの子だった。



たまげたもんだがこれはこれで嬉しい。

クマは犬より鼻が良いし足も速い。

力もあるし犬より役に立つ。

なので育て続けることにした。


そんなこんなで1年経って、

結構大きくなって、初めて狩りに連れて行くことに・・・。


すると突然何かに反応して、

どこかへ走っていく。

犬のおかげで見失わずに済んだものの、


あまりの足の速さに驚いた。 何を見つけたのかと思えば、

木の中に顔を突っ込んでいる。


キョトンとしていると、

野生の日本ミツバチの巣をくわえて持ってきたのだった。

それから半年経った日、

今日も何かの臭いに釣られて、

崖っぷちまでやってきた。


何があるのかと上を見てみればでかい何かの鳥の巣。


ヒナもいるが、ヒナが鶏ほどもある。

しかもその横に転がってるのは死んだ鹿・・・

巣もかなりでかい。

「おめぇ・・・とんでもねーもの見つけたなぁ・・・」と思わずつぶやいた。

巣の下である自分の足下にはたくさんの骨が散らかっている。


しばらく考えていると、バサッバサッバサッとかなりの羽音。

飛んできたのは、身の丈3メートルはある化け物のような鳥。


ハヤブサに鷲を足して2で割ったみたいな奴がそこにいる。

尾っぽの先にたなびく飾り尾も偉く長い。

羽を広げてこちらを睨む。

もの翼長がとんでもなくでかい。

10m以上はあったそうだ。

羽の内側には青色の斑点があり、

目は∞の形に瞳を入れた感じの目をしていた。

あまりの馬鹿でっかさに声も出ない。


急いで逃げようとしたが、腰が抜けて逃げれない。


そのとき、猟熊が自分を背中に乗っけると猛スピードで走り出した。

犬もそれに釣られて走り出し、何とか事なきを得た。


その頃から自分の里で牛や馬がピンピンと姿を消し始めた。

牛小屋は屋根から破壊され、中の牛を捕っていく。

紛れもなくあの怪鳥に違いないと確信し、そのことを暴露し、


退治に乗り出した。牛を一匹広場に置き、猟師が総出で迎え撃つ・・・という作戦だった。



明け方、バサッバサッバサッ・・・

大きすぎる羽音と共にそいつはやってきた。

牛を足で捕まえると飛んでいこうとした。

ババンッバーンバババーン!!!

と、鉄砲の音が響いた。

しかし、そいつは何事もなかったかのように逃げ去っていった。

奴のいたところには血痕が結構な量残っており、それ以来奴は来なかった。

調べたところそれは「鷲駿」という妖怪だそうで、ひらがなで書くと「ぐはい」読みは「ぐわい」だという。







 先日、2年前に亡くなった祖父の部屋を整理してたら、
祖父の書いた自分史(下書きのような感じ)が出てきて、

その最後の方に少し不思議な文章があったので紹介します。

~前章までであらかた私の人生における大きな事件については書き尽くした。事業の失敗、娘の病死等、辛いことはいくつか経験したが、周囲の人々に助けられ、振り返ってみれば概ね良い人生だったと思っている。ところで、私はひとつだけ不思議な体験をしたことがある。夢でも見ていたのだろうと一笑に付されるのが分かっているので、家族も含め殆ど他人に話したことは無いが。折角なので最後にそれについて記しておく。

子供の頃、私はよく○○川の河原で遊んでいた。ある日、特にその頃仲の良かったK君と遊んでいた時のこと。K君が川の上流まで行ってみようという。上流のほうはおよそ人の通るような場所ではなく、あまり気乗りはしなかったが、意気地が無いと思われるのも酌であり一緒に行くことにした。二人で、拾った棒切れを振り回すでもなくブラブラと振り乍ら歩いてゆく。三十分ほど歩いただろうか。K君がウワと声を上げる。驚いたような顔で前を見ている。

その視線の先を見ると銀色の小屋のようなものがあり、驚くべきはその傍に銀色、というよりは濡れた灰色のような色をした珍妙な生き物が二匹いる。人間のように二本足で、目がやたらと大きく黒い。向こうもこちらに気付いているようだ。私は驚くと同時に何ともいえない恐怖を感じ、体が硬直してしまっていた。恐怖のためか歯の芯がガツンと痛んだ。一体あれは何なのか。あれが昔河童と呼ばれていた川に棲む化け物か。一瞬のうちに様々なことを考えた。

しかしその恐怖の時間もすぐに終わった。気がつくと小屋も河童のようなものも消えていたのだ。気がつくと、というのも変だが、他に形容しようが無い。K君とともに驚いていた次の瞬間、目の前の珍妙なもの達は消え、不思議なことにまだまだ西の空高くにあったはずの太陽が沈みかけていたのだ。夢だったのか。だが決して夢ではない。その証拠にK君も同じものを見ていた。

気がつくとK君は鼻血を出していた。鼻血を拭い乍ら、河童じゃ、河童じゃと震えている。いつも私より大胆なK君が、私よりも怯えている。妙なのは「河童に連れて行かれる」などと口走っていること。私が見たのとは似て非なる光景を見たのか。何はともあれ、早く家に帰りたかった。K君と共に、薄暗くなってきた河原をもと来た方向へ一目散に走った。

それきり、その体験は家に帰って家族に話すでもなく、またK君との間でも自然とその話は禁忌のような雰囲気になり殆ど話すことは無かった。しかしそれから数年して、K君が私に最近例の河童の夢をよく見ると言い出す。K君は豪胆な人物だったが、その話をする時は心底怯えているように見えた。私は気の毒になって、二人で悪い夢を見たのだ。忘れようと言ったが、あれは夢じゃない。俺は河童に印を付けられている、俺は河童に呪われて死ぬかもしれぬと震えている。そんなことは無い、と励ますがK君の恐怖は鎮まらないようだった。

その一ヵ月ほど後、K君は突如行方不明となり私の前から永遠に姿を消した。K君のお母さんの話では、いつものように夜布団に入っていたのに、朝起きると神隠しのように消えていた。布団は水がかかったようにびしょびしょになっていたという。水と聞いて私は河童を連想した。お母さんは河童のことは知っているのだろうか、と思ったが、そのことは尋ねなかった。

私とK君が見たのが何であったのか、それとK君の失踪が関係あるのかはまったくもって謎である。謎ではあるが、誰がなんと言おうと私とK君が不思議なものを見たこと、そしてK君が謎の失踪をとげたことは事実であり、謎であるままにここに記しておく。


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