【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: お寺系




669 :イタコ:02/01/13 02:40
 
学生時代に恐山に行ったときの話をしましょう。

忘れもしない大学2年の夏、ヒマを持て余していたサークル仲間六人で、どっか肝試しに行こうかということになりました。
それまでにも夜の火葬場で花火をしたり、幽霊が出ると評判の廃墟で酒盛りをしたりしていた我々。
先輩に「オイK(私)、青森で一番怖いとこつったらどこよ?」と聞かれ、
とっさに「恐山じゃないっすかねえ」と答えてしまいました。
よし、んじゃ今から行くかってことで先輩のワゴンに六人乗り込み、青森県弘前市から恐山へ。
その時すでに二十一時半過ぎだったと記憶しています。


670 :イタコ:02/01/13 02:42
 
弘前市から恐山まではまあ、三時間もあれば着くだろうと。
青森市を抜け、恐山のある下北へむかう国道279号を走る頃には、もう対向車もなくなっていました。
そう言えばこの道も、よく車の上にボロボロの着物を着た老婆がのっているのが目撃されているとのこと。
取るに足らない都市伝説だとしても、このえんえんと続く暗闇の一本道の途中では思い出したくない話です。
ちょっと重くなった空気の中、先輩が怖い話を始めました。
先輩の友人が金縛りに遭い、さんざん霊に苦しめられたとか、そういうありがちな話。
ただ、その話の中の友人が毎晩金縛りに遭うのだけれど、
決まって金縛りが始まる時刻が午前2:14だった、というのが妙に頭に残りました。




671 :イタコ:02/01/13 02:43
 
むつ市を抜け、『恐山』と書かれた道路案内を頼りに進むと、いつの間にか辺りはすっかり山道です。
一本の街灯もなく、山道特有のつづら折れの道になりました。
と、急カーブにさしかかった時、車のライトが何かを照らし出しました。
・・・何体も並んだ地蔵です。
その後もカーブを曲がるたびに地蔵が立っていました。なかなか怖い雰囲気になってきました。

恐山に到着したのが午前一時ごろだと思います。
車を停め、でかい門の前にきたものの、門は固く閉じられていました。
とりあえず門の前で記念撮影。
さて、せっかくここまで来たのに入れないのは悔しい、と全員で中に入れないかどうか辺りをうろうろしていると、
門から少し離れたところに、簡単に通り抜けられそうな木の柵が。
実を言うとその時点で私自身は恐山の不気味な雰囲気にのまれ、一刻も早く帰りたい気分だったのですが、
先輩たちはみんな中に入ってしまいました。
こんなところで一人待つのはもっと嫌なので、ヤケクソで先輩たちのあとを追いました。


672 :イタコ:02/01/13 02:57
 
少し歩くとでかいお寺のようなものがありました。
真っ暗なので頼りは先輩の懐中電灯だけです。
お寺の脇を抜けるといきなり世界が一転、岩だらけのごつごつした何とも気味の悪い場所に出ました。
よく見ると足下には小さな石を積んだものがいくつもいくつもありました。
たしか幼くして死んでしまった子どもために親が積んだものだとか。
さらに気味が悪いのは無数にある風車。
恐山は火山であるため、風車は火山特有の硫黄臭く生温かい風に吹かれてまわっています。
暗闇でからからとまわり続ける無数の風車・・・
それを見ただけで私は本当に引き返したくなりましたが、
先輩Mは何を思ったか足下にあった風車を、あろうことが抜いてしまったのです。
「先輩、やめた方がいいっすよ」と言う私に、「記念に、と思って」と言って歩き出すM。
思えば、それがよくなかったのでしょうか・・・。


673 :イタコ:02/01/13 02:58
 
岩場を抜けると普通の道に出たような気がします。
なにぶん真っ暗なので、頼りない懐中電灯の明かり以外本当に何も見えません。
とにかく道なりに歩いて行きました。
私はマジで怖かったので、隣を歩いていたSと雑談してなんとか気を紛らわせていました。
が、いきなり先輩が「しっ!!」と言いました。
立ち止まる六人。
オーンオーンオーンオーンオーンオーンオーンオーン・・・・
最初聞こえるか聞こえないかだった低い音は、不定期に近くで聞こえたり遠ざかったり・・・お経です。
本当に怖いと声も挙げることができないのだとそのとき初めて知りました。
誰かが何か言っただけで絶対パニックになることは間違いありません。
だれもが恐怖で動けず、実際は一,二分の出来事だったのでしょうか、
我々を取り囲んでいたお経は次第に遠ざかり、いつしか止んでいました。
静寂。
先輩が「もどろう」と言いました。
帰り道は誰もが無言。
車に乗り込んだとき、本当にみんなホッとしていました。
先輩がエンジンをかけました。


674 :イタコ:02/01/13 02:59
 
走り出した車の中、全員疲れ切った様子でした。
さっきのことを誰も話そうとはしません。
いきなり、本当にいきなりです。エンジンが止まりました。
止まってしまった車。わけが分からず、みんな運転手のSを見ました。
Sもあわててキーをまわします。
キュウルルキュウルルルル・・エンジンはすぐかかりました。
が、今度はいくらアクセルを踏んでも車が前に進まないのです。
リアタイヤが空回りする音だけが響きます。
誰も何も言わない・・・言えない時間。
ふと運転席の近くにあったデジタル時計が目に入りました。
2:14でした。
表示が15に変わった瞬間、いきなり車は発進しました。
その後、車は一度も止まることなく進み、
むつ市の明かりが見えたとき、やっと先輩が「怖かった・・・」とつぶやきました。

翌日現像した、みんなで門の前で撮った写真には、
我々の前を通り過ぎる長い光の筋のようなものが写っていました。

以上が私の恐山での体験です。
その後、別に不幸事などはなく平和に暮らしていますが、もう遊び半分でああいうところに行くことはないでしょう。






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557: 本当にあった怖い名無し 2012/02/19(日) 11:35:56.17 ID:y5Pf5/jT0
寺の色々なものが五個のパーツから出来ているのは知ってる?


559: 本当にあった怖い名無し 2012/02/19(日) 14:15:28.32 ID:y5Pf5/jT0
話進まないから続ける>>557
五個のパーツと言うより五つに区画が分かれていると言うこと
例えば・・・五重塔とか石灯籠
上から・・・空・風・火・水・地
石灯籠なんか分かりやすいと思うけど
火をともすところは勿論火のパーツ
地は土台だよね
オカルトというよりは約束事みたいなものかな
これ神職のヒトから聞いた話しね

561: 本当にあった怖い名無し 2012/02/19(日) 18:06:05.52 ID:e8pDuqKr0
>>559
五重塔じゃなくて五輪塔ですね。
仏教は成立過程を見ても五行思想(インド・中華)の関わりが大きいですし、
本来の仏教は思想・学問ですからそんなのは当たり前。
現代の思想も学問もない人間にはオカルトに見えるだけです。

562: 本当にあった怖い名無し 2012/02/19(日) 19:09:06.66 ID:OSTUM2Y00
>>559
>>561も書いてるけど、陰陽五行とのかかわりが大きいんだから当たり前。
不思議でもなんでもない。

566: 本当にあった怖い名無し 2012/02/19(日) 22:12:20.56 ID:y5Pf5/jT0
>>561
>>562
すまん、出しゃばった
もう少し勉強してから出直すわ

563: 本当にあった怖い名無し 2012/02/19(日) 19:14:01.09 ID:xY/b37Nq0
寺には厳しいな

570: 本当にあった怖い名無し 2012/02/20(月) 00:36:43.36 ID:oTynFORS0
やっぱり古来からの神社仏閣はいいね
新興宗教がえげつないデザインの巨大建築物をあちこち建ててるけど、
カネかけてるわりに安っぽくていかん


578: 本当にあった怖い名無し 2012/02/20(月) 18:56:48.96 ID:WycIiLR30
>>570
>やっぱり古来からの神社仏閣はいいね
>新興宗教がえげつないデザインの巨大建築物をあちこち建ててるけど、
>カネかけてるわりに安っぽくていかん

伝統宗教は長い歴史をかけて発展し、その過程で思想を深めてきたからね。
新興宗教はあまりにも早く発展しすぎたから、思想面での掘り下げが甘い。

新興宗教は喩えて言えば、起業したら大当たりして大金を手にした若者だね。
金だけは一杯持ってるけど人間的に深みがないから、広く尊敬を集める事が出来ない。
人間的な浅さを隠すために金持ちっぷりをアピールするんだけど、
それがかえって社会の顰蹙を買ってしまうみたいな悪循環。

579: 本当にあった怖い名無し 2012/02/20(月) 19:01:17.38 ID:WycIiLR30
一方、伝統宗教は喩えれば、長い人生の中で培った深みや味わいがあるんだけど、
如何せん年を取ってるので疲れている老人。若いときの情熱も、すっかり失われている。
反対に新興宗教は若者だから情熱だけはある。だが智恵がないから暴走する。

伝統主教の智恵と新興宗教の情熱が合わされば最強なんだけどな。

580: 本当にあった怖い名無し 2012/02/20(月) 19:04:34.86 ID:5Cfq4faN0
すごいよくわかる



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242 :本当にあった怖い名無し:2020/02/02(日) 02:53:19 ID:dsxMfqeA0.net
7年前、結婚前の奥さんと旅行で琵琶湖に行って、旅行中にあるお寺によりました。
彼女はいわゆる「見える」ひとだったんだけど、そのお寺の境内に入ってから妙にそわそわ。
理由を聞いたら、「なんか変な感じがする」とのこと。
じぶんが「やめとく?」って聞いたら、彼女は「大丈夫」と言うので、とりあえずお参りだけしていきました。

その日はそのあともいろいろ名所などをまわってホテルへ。
夜部屋でお酒を飲んだりしてくつろいでいたのですが、いつの間にかふたりでうとうとしてベッドで寝ていました。
目を覚まして時計を見ると寝てたのは1時間くらい。
彼女は先におきてたみたいで、なぜか自分の顔をじっと眺めていました。こわい形相で。
じぶんが「ごめん寝てたみたい」と言うと、なぜかいきなり彼女に殴られました。
理解が追いつかず「は?」って言ったら、またなぜか殴られる。
彼女の手をおさえようとしたんだけど、女とは思えない力ではらいのけられ顔やら胸やら殴られ続ける。
痛いし意味わからないしで「いいかげんにしろよ!!」とどなって彼女をつきとばした。
彼女は床に倒れてしばらくつっぷした状態でうごかない。
打ち所悪かったのかなと思ってさすがに心配で恐る恐る近寄ると、
彼女は起き上がり、「ごめん。どうしてかわからないけど、あなたを殴らないといけないような気がしたの」とのこと。
意味がわからないけど、彼女は泣きながら謝ってるし、正気に戻ったみたいなのでその場はそれで終わりに。
旅行も暗いムードだったけどその後はなにもなく終了。

ただ、気になることがあって、なぜか殴られた記憶もなければ、状況的に殴られるはずがない場所(背中とか)があざになっていました。
その後彼女からは会うたびに謝られたけど、なぜか自分はその話をしたくなかったので深入りもせず、アザのことも彼女には言わないままでした。

243 :242:2020/02/02(日) 02:55:09 ID:dsxMfqeA0.net
でも結婚前に、やっぱりそのままにできずに琵琶湖での一件を彼女に質問しました。
そうしたら彼女は、
「うとうとしているときに、あなたの体にへびのようなものがまとわりついているのが見えたの。
 何とかしなくちゃとは思ったんだけど、それでなぜ殴ったのかは自分でもよくわからない。
 何かにとりつかれていたのは私だったのかもしれない。
 あの日寺をお参りした辺りから意識がぼんやりしていてよくわからない」
とのこと。
わたしにできたアザのことを話したら、彼女も「私もいくつか変なアザができていた」と驚いていました。
途中で寄ったお寺が原因なのかなと思ったけど、彼女は「分からない。でももうあの場所には行かない方がいいとおもう」と。
結局原因はわからないままなんだけど、奥さんが変だったのは後にも先にもこの時だけだったので考えるのを諦めました(笑

オチがなくてすみませんが不思議な話でした。

327 :本当にあった怖い名無し:2020/02/02(日) 23:01:33 ID:US9rSsO00.net
>>312
むかし友達から同じような話きいたことあるわ。
彼氏と滋賀行って、旅行途中から暴力とかはないけど人が変わったように凶暴(暴言はいたりすぐに苛つくようになったり)になったって話。
結局彼氏は旅行後にも元に戻らなくて喧嘩も絶えずしばらくして別れたんだけど。
一連の相談受けてたけど、そのひとも寺だか神社がどうのこうの言ってたわ。

328 :本当にあった怖い名無し:2020/02/03(月) 06:37:06 ID:abq0HR3L0.net
>>327
詳しく

352 :本当にあった怖い名無し:2020/02/04(火) 04:14:45 ID:nNyXNMmq0.net
>>328
私の友達(彼女側)から、どちらかといえば温厚な彼氏が滋賀に旅行中に変貌して怒りっぽくなったって相談を受けたことがあって。
当時はオカルト的な話で聞いたわけではなく、彼女は「旅行中なにか気にさわる事したのかもしれない」と酷く落ち込んでた。
242さんの話を読んで、そういえばその彼女が、「寺に行こうと思ったんだけど、途中でわたしの気分が悪くなって行けなかった」って話してことを思い出して。
ただ、その寺が何処だったかは記憶にないですし、それ程共通点はないかも。
滋賀に関連付けて現地の方には申し訳ない。。

354 :242:2020/02/04(火) 18:00:39 ID:ADSgq9cU0.net
>>352
似ていますね。
一瞬ではあったけど、「ああ、これが取り憑かれるってやつなのかな」と思ったくらい人が変わったので。
妻も寺に入るまでの道すがら気分悪くしてました。なにか未道すがらひろったのかもしれませんね。

359 :本当にあった怖い名無し:2020/02/06(木) 06:28:21 ID:fwSdLp380.net
>>352
タブーって色々あるからね。
昔は、
比叡山→三井寺 の順で参拝するのは避けろ。
三井寺で、比叡山の話題をするな
比叡山で、三井寺の話題をするな
とは言われていた。昭和50年代ぐらいまでは、ちらほら聞いたよ

日本史の授業でやったと思うけど、
昔はこの2つの寺、仲が悪かったんだよ。
何かあると互いに僧兵出して、調停に強訴に行った。
「賀茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの」
と白川法皇が詠んだ(この3つだけが思いのままにできないという意味の歌)
山法師が、比叡山延暦寺の僧兵。
寺法師が、圓城寺(三井寺)の僧兵。
山法師が強訴に現れると、反山法師として寺法師が強訴に来る。
というカオスが繰り広げられていた。
山法師は比叡山焼き討ちで弱体化。信長の清須会議で両者和解。秀吉の刀狩で武装解除されて、以降双方大人しくなった

431 :本当にあった怖い名無し:2020/02/08(土) 02:19:26 ID:XeBSQtk90.net
>>359
地元民だけど、比叡山というと比叡山四大魔所をはじめ気軽に立ち寄れないスポットがあるからね。
俺は無感だけど霊感あるひとは何か感じるらしい。

449 :本当にあった怖い名無し:2020/02/10(月) 07:04:22.12 ID:5rXwsSOZ0.net
>>440
鉄鼠。 で調べると面白いぞ

三井寺の悲願を邪魔し続けた比叡山 
という、2寺の確執が垣間見れる。

440 :本当にあった怖い名無し:2020/02/08(土) 23:43:14 ID:fHmPrT680.net
>>359
>>431
242ですが、それを聞いてなんとなくふに落ちました。
比叡山にも車で行っていたので。
寺社にお参りする前にはもっと調べてからいくべきですね。
ありがとうございます。

456 :本当にあった怖い名無し:2020/02/13(木) 17:42:03 ID:7a0YXQ+W0.net
>>440
ああ、比叡山なのね。
あそこは良くも悪くもパワーがある土地だからね。
霊感あるひとは影響を受けやすいから訪問に慎重になるって聞くよ。
きっとなにかを取り込んじゃったんだろうけど、一時的でよかったね。
お幸せに。

689 :本当にあった怖い名無し:2020/02/24(月) 20:02:13.67 ID:J3M2KJNV0.net
>>312
古い書き込みにレスつけてすみません。
昨年末、私も彼氏と同じ地域にドライブに行った際に似たような体験をしたので、もしこれを見てたら教えていただけたら。
同じくドライブから帰宅した夜、彼氏が取り憑かれたように暴れ出して、私は無抵抗でいました。
でも、彼が落ち着いた後に話を聞くと、「俺はずっと普通だった。君が変だったのでなだめようとした」と話が全くあいません。
ただ、嘘ついたりしらばっくれてる様子でもなかったのですが、私も記憶は確かだったので何言ってるんだろと思っていました。
彼の頭がおかしくなったのかと心配したものの、その後は何もなく今日まできています。
でも242さんの書き込みをみてふと心配になりまして。
それで、失礼な言い方かもしれませんが、奥様はその後特段変な様子はありませんでしたか?
もちろん同じ現象か分かりませんが、私か彼がなにか悪いものにあたったと思うと気がかりで。

699 :本当にあった怖い名無し:2020/02/25(火) 19:48:36.12 ID:Jbe2Spye0.net
>>689
242です。
同じたいけんをしてるひとがいてびっくりです。
ただ何年も前のことなので細かいことはおぼえてません。
妻のことを疑わなかったのは自分も記憶におかしいところがあったからです。
あまり力になれなくてごめんなさい、解決しますように




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184:名無しのオカルト 2017/01/20(金)06:10:04.81 ID: udpd518T0.net

枝葉の付いた青蓮院の青不動明王ネタ書きますね
(長いのでめんどくさと思う人は読み飛ばしてスルーしてちょ)。

2012年後半に青蓮院の門主のブログを見ていると、京都市の
将軍塚に青不動明王の修復と青龍殿(護摩堂)を建立するのに併せて
復元模写の青不動を造りたいので、どなたか御寄進をお願いできませんか
と書いておられました。(2012-09月の記事で今でも観覧できます)

この完全復元模写の青不動の制作費に1200万円掛かるので
「一口6万円にて200名のご賛同をいただきますと12百万円
となりますので、ご協力いただけませんでしょうか。」との事。

少しだけどボーナス出たので6万円握り締めて2013年1月18日に
青蓮院に初参拝。受付で復元模写のご寄付をしたいと申し出て奉納。

お礼の接待でお抹茶どうぞ。と言われたので畳の部屋で薄茶を
頂いていると、執事さんがやって来られて
「OOさん、御寄進ありがとうございます。つかぬ事をお伺いしますが
OOさんとはご親戚ですか?」と聞かれます。え?それって父親やん。

なんと、2009年にも青不動明王がご開帳されたのですが、その時に
母親が参拝に来て何がしかのお供え(現金)を父親の名前でしたので
その名前が名簿に残っていたのです。(母ちゃん恐るべし)




185:名無しのオカルト 2017/01/20(金)06:10:40.30 ID: udpd518T0.net

お茶の後、青不動明王さんにご挨拶のお参りを、とお堂に向かいます。
本物の青不動明王は修復中でお堂には写真製版の技術で造られた
限りなく本物に近いレプリカ(今の将軍塚青龍殿のお前立ち仏)の
お不動さんが開眼され祀られています。

1月の平日なので参拝者はガラガラです。嫁とお堂に来ると、
あれ?お香の匂いがします。お線香は焚かれていないし、護摩供も
今日はありません。お堂は渡り廊下で雨に濡れないように
なっていますが四方が外気に触れています。

火の気もないし、塗香の蓋もちゃんとしまってます。
あれ?おかしいな?とお堂の反対側の熾盛光如来さんの前にも
廻りますがお不動さんの前だけ匂いがします。
(青蓮院に行った事のある人は判ると思うのですがお堂には
青不動明王と熾盛光如来が背中合わせに祀られています)

嫁と不思議がっていたのですが、暫くして観光客のおばちゃん3人が
わいわいがやがやとお堂に近づいてきます。するとお香の匂いが
ぴたっと無くなりました。不思議に思いながらもお参りして無事帰宅。

そして月日は流れ将軍塚の青龍殿が完成が近づいて来ます。
ある日、青蓮院さんから落慶法要の招待状が届きました(そのうち続く)。




186:名無しのオカルト 2017/01/20(金)07:44:53.23 ID: Le63u0Q10.net

ワイワイガヤガヤのおばちゃんらにお香の匂いがピタッと止まるてw
おもしろいww




258:名無しのオカルト 2017/01/22(日)12:50:53.62 ID: ofYto4Jv0.net

青不動さんの続きお願いします




268:名無しのオカルト 2017/01/23(月)10:55:51.54 ID: b8dha79c0.net

>>258
2014年10月4日に京都市東山区の将軍塚に青蓮院の青龍殿(護摩堂)
が完成して落慶法要が行われる事になり、復元模写の青不動明王に
御寄進させてもらったので招待状が届きました。午後からは
某ホテルで祝賀会も行われるようです。さらに翌日には後ろの
舞台で供柴灯護摩(採灯護摩)が修されるとの事。

どちらの日も本人+1名様との条件付きなので落慶法要は嫁と、
護摩は母親と行くことにしました。例大祭や落慶法要だけなら
御祝いのお供えは3万円が我が家の相場なのですが
(※ご招待なので別途お金を出す出さないは個人の自由です)
午後から祝賀会もあるならお寺さんも相当な出費だろうと
勝手に深読みして夫婦二人で10万円包みました。
(実際に受付でもご祝儀出す人と出さない人がそれぞれいました)

落慶法要の当日、青蓮院に集合して観光バスに分乗して将軍塚まで
移動します。青龍殿の元の本体は京都府の木造体育館なのですが、
当日は折り畳み椅子で端から端までぎっしりと埋まっていました。




269:名無しのオカルト 2017/01/23(月)10:58:39.85 ID: b8dha79c0.net

私達は入口の右側後方だったのですが、法要が始まるまで
待っている間、またもやお香の匂いがします。法要が始まると
匂いは無くなったのですが正直言って謎です。

当日、入口にお清め用の水器と棒、塗香があったのですが
5m位離れているので匂いが流れてくるにしても、あんなに
強い匂いなはずはないし法要が始まってからは全く匂わない
というのも不思議です。

法要も無事終わって、観光バスに乗って祝賀会のホテルまで
移動なのですが、会場に着いてン百人のテーブルと椅子に
びっくりしました。祝辞の後、ご馳走を美味しく頂いてから無事帰宅。

因みに隣の席の老夫婦は比叡山無動寺によく参拝に行かれるそうですが
病の時に夢に不動明王が現れて「助けてやる」と言われたことが
あると言っていました。また参列者の顔ぶれも凄かったのですが
これは書くとプライバシーの問題になりそうなので割愛しますw




270:名無しのオカルト 2017/01/23(月)11:01:28.73 ID: b8dha79c0.net

翌日10月5日、護摩は午後からなので午前中は神泉苑の解体修理が
終わった善女龍王社の法要に一般人として参拝(清酒とお祝い3万円奉納)。
法要後、和尚さんのご挨拶で
「善女龍王さんのイベントがあるとよく雨が降ります。今日は何とか曇り空で持ちました」
と言っておられます。
神泉苑を後にして母親を迎えに行って青蓮院に移動。

青龍殿の舞台での護摩は近畿三十六不動尊霊場の繋がりで
七宝龍寺(犬鳴山)の山伏さんが修せられます。
ユーチューブに当日の護摩の様子が複数の人からUPされていますが、
映像を見て判るように護摩の間ずっと小雨が降り続いて皆さんカッパ・
ポンチョを羽織っています。舞台の木の床が黒焦げにならないかと
皆ハラハラドキドキしながら見守っていましたが(気にするのはそこかよ)
無事終了しました。ところが将軍塚から市街地(京都盆地)に降りてくると
全く地面が濡れていません。
え〜っと・・・善女龍王さん後ろから付いてきてませんよね?

翌2015年、今まで臨時ボーナスが出たことなど一度も無かったのですが
どういう風の吹き回しか、会社が急に全社員に支給すると言います。
2回に分けて合計で約**万(通常ボーナス1回分の支給額より多い)
2016年も支給は1回ですが臨時ボーナス出ました。
(半沢直樹じゃないけどご祝儀10倍返しでしょうか?
占い出来る人の言う所の過分な御利益かも知れませんね。お世話に
なっている神仏の皆さんに今後も十分な御礼をしないといけませんね)




271:名無しのオカルト 2017/01/23(月)13:28:48.49 ID: vFT+mM6a0.net

京都はそういう特別な時に雨が降った、って聞く
法要の間だけとか
線香が焚かれていないのに香りがした経験はあるなあ
近所のお稲荷さんで清らかな沈香だった




272:名無しのオカルト 2017/01/23(月)13:30:47.82 ID: vFT+mM6a0.net

ちょっと1行目の文章が変だった
>雨が降った、ってはなしは聞いたことある
と書くつもりだった
ごめんなさい




273:名無しのオカルト 2017/01/23(月)15:14:04.75 ID: 4z5sHm8C0.net

浄財って言葉あるけど、本当に喜ばれたんだろうね
篤信者が取り持つ龍王と不動明王の縁、て感じか
神泉苑も将軍塚も遷都の時に重要視された場所だから、まあなんか
つながりはあるんだろうね

柴燈護摩で雨降ると導師(?っていうの)は内心ドキドキなんだろうなあ
炎を上げる下げるの印とかあるらしいけど

あれ何、これどこから?っていう不思議な香りは自分も経験あるんだよねー
お寺の堂内だとまああり得るから不思議に思ったことはないけど、神社の拝殿近くとか
参道などで経験したことある
でも最近はとんとないから、きっと精進が足りないのだろうw




274:名無しのオカルト 2017/01/23(月)15:21:16.34 ID: 4z5sHm8C0.net

善女龍王様は、清瀧権現という名で他には醍醐寺なんかに祀られていたりするね
まだ観音堂が焼失する前だったけど、上醍醐寺の拝殿前で拝礼しようとしたら
眷属さんかな、「荷物をちゃんと下ろして礼しなさい」と頭の中に声だけ聞こえて注意
されたことある
でかい山登り用リュック背負ったままだったから、なんかそれが失礼だったみたい
その時は厳しいな、と思ったけど未だに時々よその神社でも思い出す

あと、不動明王の眷属は三十六童子とかが有名なんだけど、倶利伽羅龍王とかもいて
何気に龍と関係深いのかな、と自分の経験から思うようになった
宇治平等院の中に災難除け不動明王さんっていらっしゃるんだけど、たぶん
この方に関連して天気でちょっと不思議な思いしたことある





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262 :本当にあった怖い名無し:2007/08/12(日) 04:00:20 ID:smFZPyKOO
ある夜、店じまいした飴屋の雨戸をたたく音がするので主人が出てみると、
青白い顔をして髪をボサボサに乱した若い女が、「飴を下さい」と一文銭を差し出した。
主人は怪しんだが、女がいかにも悲しそうな小声で頼むので飴を売ってやった。

翌晩、また女がやってきて、「飴を下さい」と一文銭を差し出す。
主人はまた飴を売ってやるが、女は「どこに住んでいるのか」という主人の問いには答えず消えた。

その翌晩も、翌々晩も、同じように女は飴を買いに来たが、
とうとう7日目の晩に「もうお金がないのです。どうかこれで飴を売ってもらえませんか」と、女物の羽織を差し出した。
主人は女を気の毒に思っていたので、羽織と引き換えに飴を渡してやった。

翌日、女が置いていった羽織を店先に干しておくと、通りがかりのお大尽が店に入ってきて、
「この羽織は、先日亡くなった自分の娘の棺桶に入れてやったものだ。これをどこで手に入れたのか」
と聞くので、驚いた主人は女が飴を買いにきたいきさつを話した。

お大尽も大いに驚き、主人ともども娘を葬った墓地へ行くと、新しい土饅頭の中から赤ん坊の泣き声が聞こえた。
掘り起こしてみると、娘の亡骸が生まれたばかりの男の赤ん坊を抱いており、
手には飴屋が売ってやった飴が握られていたという。

お大尽は、
「臨月に亡くなった娘を、お腹の子供も死んでしまったと思い込んでそのまま葬ったのだったが、
 娘は死骸のまま出産し、子供を育てるために幽霊となって飴を買いに来たのだろう」
と言った。

赤ん坊を墓穴から救い出し、「この子供は、お前のかわりに必ず立派に育てるからな」と話しかけると、それまで天を仰いでいた亡骸は、頷くように頭をがっくりと落とした。

この子供は後に菩提寺に引き取られて、高徳の名僧になったという。




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