【閲覧注意】怪談の森【怖い話まとめ】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 洒落コワ



1: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:35:44.34 ID:H74f5dFw0
文章下手だし、長くなると思うけどそれでも聞いてくれる人が居るなら。

興味あるかな?


2: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:38:24.07 ID:WbxBXPhGi
おなしゃーす


3: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:39:23.02 ID:H74f5dFw0
ちなみに俺は今27歳。
昔のことは、ややうろ覚えの部分もある。
細かな描写はある程度、想像の部分もあるけど勘弁。

あと謎が多く残る、誰か分かった人が居たら書いた後に教えて欲しい。



4: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:40:02.66 ID:H74f5dFw0
スレタイにも書いたけど、これは俺が小学校4年生から現在まで続いてる話。

当時の俺は、仲の良い男の子と女の子が居て、学校の休み時間も放課後も常に3人で行動していた。仮に名前をA男とC菜としておく。
3人でふざけ合ったり喧嘩したり、まあ良く居る仲良し3人組みみたいな感じだった。
そんなある日、C菜は学校を休んだ。これは、おかしいと俺は咄嗟に思った、C菜は超が付くほどの健康優良児であり、今まで一度も学校を休んだことがなかったのだ。



5: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:40:50.54 ID:H74f5dFw0
俺「おい、今日C菜休みみたいだぞ」

A男「どーせ、夕食食い過ぎて腹でも壊したんじゃないのwwww」
俺「wwwwwwwww」

等と、俺達は殆ど気にも留めなかった。

放課後に見舞いに行こうか迷ったが、どうせ明日になればピンピンして学校に来るだろうと思って行かなかった。
しかし、翌日もC菜は学校を休んだ。



6: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:41:41.73 ID:vJaw25GJO
読んでるよー


7: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:42:04.74 ID:H74f5dFw0
俺「んー、まだ調子悪いのかな」

A男「今日は拾い食いでもしたんじゃね?www」

俺「wwwwwwwww」

A男は相変わらず笑い飛ばしていたが、俺は何か嫌な予感がしていた。
その予感は朝のホームルームで的中することになる。

先生「えー、先日から学校を休んでいるN(C菜)だが、実は先日から入院をしている」

俺「え?」
A男「は?」

俺達は二人揃ってポカーンだった。
先生の話を聞くと、どうやらC菜は登校前に自宅で急にぶっ倒れてそのまま救急車だったらしい。

その後、仲の良かった俺達二人が代表して、翌日の放課後に見舞いに行くことになった。



8: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:42:48.53 ID:H74f5dFw0
俺「おいおい、、、どうなってんだよ」

A男「うーん、腹痛にしては随分大掛かりだな、、、」

相変わらず軽口を叩いているA男であったが、俺は正直かなり不安で心配だった。
俺もC菜には負けるが、かなり身体は強い方であり、病院=ヤバイのイメージがあったからだ。

A男「まっ、明日からかいに行ってやろうぜ、とっとと学校来いってな」

俺「うん」

そして翌日、俺はA男と共に、C菜が入院している病院を訪れた



9: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:43:21.44 ID:H74f5dFw0
A男「うわー!でっけーなあ!あ、あれナースさんだぜ!!」

俺「恥ずかしいから、やめてくれよ、、、」

初の病院に興奮しているA男を尻目に、俺は受付でC菜の面会に来たことを伝える。

俺「すいません、C菜、、、えっとNさんの病室はどこですか」

受付嬢「はい、えーNさんの病室は、、203号室になりますね」

受付嬢から病室を聞き、俺達は病室へ向かった。



10: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:44:00.30 ID:H74f5dFw0
病室は4人の大部屋だった。
病室に足を踏み入れ、C菜を探す。

俺「んーーー、あっいたいた!おい!C菜!!」

C菜は病室の窓から外を眺めていた。
俺の声に気付き、こちらへと顔を向ける。

C菜「あっ!!」

A男「よう!!」

C菜は満面の笑みで俺達を迎えてくれた。
顔色は普段と変わり無く、元気そうに見える。



11: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:44:34.24 ID:H74f5dFw0
A男「倒れたって何だよ、なっさけねーなあ」

俺「元気そうだな」

C菜「もー大変だったよ!wでもちゃんと来てくれたんだね!」

A男「まあ、ちょっとからかってやろうと思ってなwwww」

俺「二人で拾い食いでもしたんじゃないかって話してたww」

C菜「何よそれーwww」

その後、くだらない話しで俺らは盛り上がり、気付けばあっという間に面会時間を過ぎていた。



12: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:45:12.63 ID:H74f5dFw0
俺「あっ、もうこんな時間だ、じゃあC菜、今度また来るね」

A男「おう、またな、いつくらいに退院出来そうなんだ?」

C菜「何か大したことないって、お医者さんが言ってたからすぐだと思うよ」

俺「そうか、早く良くなって学校来いよ」

A男「またなー!」

C菜「うん!来てくれてありがとう!また学校でね!!」

そして病院の帰り道

俺「元気そうで良かったな」

A男「あいつは殺しても死なないだろwww頭に隕石でも落ちない限りwww」

俺「はははははwwww」

A男「早く学校来るといいな」

俺「だな」



13: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:45:45.73 ID:H74f5dFw0
そして3日が過ぎた
C菜はまだ退院しなかった

俺「おいー、C菜まだ退院しないのかよー!」

A男「階段で足滑らせて退院が延びてるんじゃね?w」

俺「wwwwwww」

しかし、俺はこの時も漠然とだが、嫌な予感がしていた。

そして、4日、5日、6日、一週間が過ぎた
C菜は相変わらず学校に来なかった。



14: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:46:20.11 ID:H74f5dFw0
俺「うーん、C菜すぐって言ってたのに遅いな」

A男「んー、病院の医者に惚れちゃったとか!んーーー」

相変わらず冗談で濁しているA男だったが、流石に心配な様子だった。

俺「今日、学校終わったら会いに行ってみようか」

A男「そうだな、どーせくだらない理由だろ」

放課後、俺達は再びC菜の入院している病院へと向かった。



15: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:46:55.46 ID:H74f5dFw0
病室へと、入るとC菜は横になっていた。

俺「おいー!C菜ー!」

C菜「あっ!来てくれたんだね!」

A男「おっすー」

相変わらず満面の笑みを振りまいているC菜だったが、心なしか顔色は悪く
目が濁っているように見えた。

A男「なげー休みだな!w」

俺「まだ退院出来そうにないのか?」

C菜「何か検査をするとか何とか言ってて良く分かんないんだよね」



17: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:47:34.72 ID:H74f5dFw0
A男「頭の検査か?w」

C菜「失礼ね!w」

俺「まだ退院は先になりそうなのか?」

C菜「うん、でも検査が終わって大丈夫ならすぐに帰れるって!」

A男「そーかそーか、どうでもいいけど、とっとと学校来いよ」

C菜「うん!勿論!早く皆で遊びたいなー」

その後は前回と同様、くだらない話をしつつ、適当に病院を後にした。



18: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:48:04.78 ID:H74f5dFw0
そして病院の帰り道

A男「心配して損したよ!すげー元気そうじゃん!」

俺「うーん、でもちょっと痩せてたな」

A男「病院のメシが不味いんだろ、あいつ普段、お菓子もボリボリ食ってたしなww」


俺「でも、元気は元気そうだったし、そろそろ帰って来そうで良かったな」

A男「ああよ、休みの間アイツと遊べなかった分、色んな所連れ回してやろうぜ」

俺「いいね!そんでまたくっだらない事で喧嘩したりするんだよなww」

A男「あー早く学校に戻ってこねーかなあ」

俺達は、C菜が学校に戻ってきた時の未来予想図を描きながら、帰路へと着いた。

それから翌日は、C菜が学校に戻って来た時の事をA男と考えながら過ごした。やっぱり普段3人で居たせいか、2人だとイマイチパッとしない。

しかし、C菜は二週間経っても学校へと戻っては来なかった。



19: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:48:44.74 ID:H74f5dFw0
俺「おい、、、まだなのかな」

A男「、、、やっぱり頭に異常が、アイツすぐ怒り出すもんな」

相変わらずのA男だったが、心配はしているようだった。
面会に行こうか迷ったが、俺もA男もそれを言い出すことはなかった。
きっと、2人とも、もし残酷な現実を付きつけられたらどうしようと、無意識におびえていたんだと思う。



20: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:49:15.75 ID:H74f5dFw0
そして、三週間が経った。

俺「おい、、、A男」

A男「ん?」

俺「いや、、、なんでもない」

A男「そうか、、、」

まさかな、、、あのC菜がな、、、
きっとそのうち

いやー!遅くなってごめーん!とか言って学校にやって来るさ、うん、きっとそうさ。

俺もA男も漠然とした不安を抱えながら、日々を過ごしていき
遂には一ヶ月とちょっとが過ぎた



21: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:49:45.26 ID:H74f5dFw0
俺「A男さ、、、」

A男「うん」

俺「今日さ、C菜の面会に行こうと思うんだ、一緒に行こうぜ」

A男「俺も今日、誘おうと思ってたんだ」

俺達は、ついに行動に移した。例えようのない不安を抱えながら、C菜の病院へと向かう。



22: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:50:17.10 ID:ZOfnka9k0
Bは?お前?なんで主人公のお前がB?それがこわいところ?


24: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:51:20.51 ID:H74f5dFw0
>>22
ああ、すまん、そこは適当だ


23: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:50:24.35 ID:H74f5dFw0
俺「えっと、、、Nさんに面会に来たんですけど」

受付嬢「はい、えっと506号室ですね」

俺「え?あ、はい」

何故だか知らないが病室が変わっており、俺とA男は5階へと向かう。
病室の入り口へと着くと、表札の札にはC菜の名前しか無かった。どうやら一人部屋らしい。

病室に入ると、カーテンが掛かっており、イスには一人のおばさんが座っていた。



26: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:51:59.35 ID:H74f5dFw0
俺「あ、あれC菜のお母さんじゃないか?」

A男「あ、ほんとだ」

C菜の母親とは数回しか会ったことはないが、俺達のことは覚えていてくれたらしい。こっちを振り向いて、声を掛けてくれた。

C菜母「ああ、俺君とA男君、C菜に会いに来てくれたのね」

C菜の母親は、かなりやつれており、目の下にも大きなクマが出来ていた。


俺「はい、C菜いますか?」

C菜母「ええ、C菜、お友達が来てくれたわよ」

そういってC菜の母親は、カーテンをめくった。
そこにC菜は横になっていたのだが、俺達は、あまりの異様さにギョッとした。



27: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:52:41.53 ID:H74f5dFw0
C菜は全身が管だらけだった。顔もゲッソリとしており、風が吹けば飛ばされるんじゃないかというくらい、痩せてしまっていた。

C菜「あ、、、来てくれたんだ」

俺「・・・・・・・・」
あまりの異様さに俺は声が出なかった。

A男「お、おう!な、なんかすげー痩せちまったな!」

C菜「うん、好きなものとかも食べられないんだよね」

A男「ま、まあ学校に戻って来たら、また駄菓子たらふく食おうぜ、な、な、、、」

やはりと言うか、流石のA男もあまりの異様さにたじろいでいる様子だ。

その後は、学校でどうだったーとか、最近のテレビだどうだーとか、話をしたが、よく覚えていない。



28: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:53:26.32 ID:A16ooheY0
きついな
この時点で涙腺ゆるんできたぜ


30: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:54:29.89 ID:H74f5dFw0
>>28
ああ・・・先に言っておく・・・感動系の話じゃないんだ


29: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:53:38.55 ID:H74f5dFw0
C菜母「ああ、そうそう」

黙って横で話しを聞いていたC菜の母親が口を開いた。

C菜母「皆の写真を撮って良いかしら」

俺「はい、良いですけど」

A男「ええ」

何故このタイミングで写真?と思ったが素直に従うことにした。

C菜母「じゃあ撮るわね、はい、チーズ!!」

皆で一斉にピースサインをした瞬間、シャッターが切られた。

C菜母「じゃあ、現像出来たらみんなに渡すわね、C菜、お母さん用事があるから、また明日来るわね、二人とも来てくれてありがとう」



31: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:55:15.36 ID:H74f5dFw0
かなり急いでいるのか、C菜の母親は慌しく病室を出ていった。残されたのは俺達3人。
しかし、C菜の雰囲気のせいか、これ以上話ても会話が盛り上がらないことは明白だったので
俺達は暇をすることにした。

俺「じゃあ、俺達も行くね」

A男「ああ、またな」

C菜「あ!待って!!」

俺「ん?」

C菜「ずっと、、、一緒に居てくれるよね?」

俺「勿論だろ、俺らは友達だぜ」

A男「だな、退院したら色んなトコ遊びに行こうぜ!!」

C菜「うん、ありがとう!絶対だよ!!」

C奈は顔中で喜びを表していた。



32: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:56:00.13 ID:H74f5dFw0
そして、一週間が過ぎたある日、ついにその時がやって来た。
朝のホームルームの時間。

先生「大変、悲しいお知らせがあります、C菜さんが亡くなりました」

俺&A男「!!!」

C菜が死んだ、、、言葉の意味は分かっていても、頭が追いつかない。
あんな姿になっていても、やはり心の中では、また学校に戻って来るという希望があったのだろう。

先生「先生もとても悲しい、悲しくて悲しくて仕方が無い」

嗚咽を漏らしながら、話し続ける先生。
クラスの皆も泣いていた。しかしなぜか、俺は涙は出なかった。

その後のことは、あまり覚えていないが、俺とA男はC菜の葬儀に参列することになった。



33: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:56:44.67 ID:H74f5dFw0
俺とA男も抜け殻のように葬儀の日までを過ごし、当日にC菜の葬儀へと向かった。

大人の見様見真似で焼香を済ませ、C菜の母親に挨拶をした。

C菜母「本当に、、、俺君とA男君にはC菜がお世話になったわね」

俺「いえ、、、そんな」

A男「・・・・・・・」

C菜母「そうそう、これ、病院で撮った写真ね」
C菜の母親は喪服の間から、二枚の写真を取り出した。

C菜母「どうか、これを持ってC菜の分まで生きて頂戴」

俺はそれを受け取った瞬間に、涙が溢れ出た

俺「ウェッ・・・ひっくひっく」

A男「・・・・うぅ」

A男も少しだけだが泣いていた。

俺もA男も写真をしまい、葬儀場を後にした。



34: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:57:53.38 ID:A16ooheY0
泣いたじゃねえか


35: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:57:58.96 ID:H74f5dFw0
友人の死は、こどもながらに、かなりショックであり、しばらくは沈んだ日々を送っていた。
それでも徐々に日常を取り戻し、俺もA男も二ヶ月が経つ頃には新しい友人も増えて、普段通りの生活を送れるようになっていた。

そんなある日、俺は恐ろしい夢を見た。



36: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:58:10.19 ID:2vhPS2fL0
霊的なやつ?怖いはなしならトイレ行けなくなるから見るのやめるは


40: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:00:15.42 ID:few+Qb1I0
今からフロ入る俺にはキツいスレ


37: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:59:04.60 ID:c15v/8ZH0
病名、死因は知らないのか


38: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 00:59:37.73 ID:H74f5dFw0
>>37
覚えてない、すまん


39: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:00:11.68 ID:H74f5dFw0
空気が重く沈んだ空間に俺は居た。しかし、そこがどこなのか分からない、足が地面に着いているのかも分からない。辺り一面、どす黒く、先が見えない。
歩けているのか、歩けて居ないのか分からない状況だったが、俺は先に進んだ。

そこうしているうちに、後ろに気配を感じた。

振り返ると、頭を下げて俯いた少女が、かなり俺の近くに立っていた。

あれ?C菜!!C菜じゃないか!!

特徴のあるくせっ毛に、いつも履いていた靴。
間違いない、C菜だ。



41: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:00:51.90 ID:H74f5dFw0
声を掛けようと思ったが、なぜか声が出なかったので、身振り手振りでこちらへと気を引くと
C菜と思われる少女がゆっくりと顔を上げた。

俺「!!!!!!!!」

俺は一瞬にして鳥肌が立った。

そこに居た少女は間違いなくC菜だった、しかし

本来あるはずのもの、目がなかったのだ。



42: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:02:14.08 ID:H74f5dFw0
眼球があるはずの部分は空洞となっており、闇が覗いていた。
更には、口も歯と舌が無く、ぽっかりとした空間が広がっているだけだった。

俺「あ、、、あ、、、」

あまりの異様さに身体が全く動かない、逃げ出したいのに、金縛りにあっているのか身体が全く言うことを聞かないのだ。

C菜「・・・・・・・・・・」

C菜が口を開き、何かを言っているが、全く聞き取れない。

俺「何を・・・言ってるんだ」
ひとしきり、C菜が何かを言い終えた後、おもむろに俺の腕を掴んできた。
びっくりするほど冷たかった、夢なのにその冷たさが分かった。



43: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:02:49.73 ID:H74f5dFw0
俺「な、何をするんだ!離せ!!!」

C菜「・・・・・・・・・・」

C菜は無言で俺をどこかへ連れて行こうとする、俺は必死に抵抗した。

俺「やめろ!!!」

必死の抵抗のせいか、C菜は諦めたのか、俺の腕を離した。

俺「はあ、、、はあ、、、はあ」

C菜「・・・・・・・・・」

俺「!!!!!!!」

C菜は笑っていた、眼球と口の無い顔で、ニヤリと。

その瞬間、目が覚めた。



44: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:03:30.97 ID:H74f5dFw0
起きたのは夜中の3時だったが、急いで母親をたたき起こし、泣き付いた。

母親は優しくなだめてくれた、きっと友人が死んだショックがまだ抜けてないと思ったんだろう。

その後は一睡もすることが出来ず、学校へと行った。

45: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:04:08.67 ID:H74f5dFw0
俺「おう、A男おはよう、、、」

A男「ああ、、、」

勿論俺に元気などあるはずもないが、なんだかA男も元気が無いように見えた。

俺「何か元気ないな、どうした?」

A男「・・・・・・」

普段から元気ハツラツのA男、これは明らかに様子がおかしい。

A男「夢を・・・見たんだ・・・C菜の夢を」

俺「え、、、?」



46: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:05:27.71 ID:H74f5dFw0
詳しく話しを聞いてみて分かったが、あろうことか、A男が見た夢は、俺が見た夢と全く同じの内容だったのだ。
その事実をA男に告げると、A男はみるみる青ざめていった。

A男「どういうことだよ!これ!」

俺「お、俺に聞かれても分からないよ!!」

意味が分からず、パニックになる二人。しかし、かと言ってどうすることも出来ない。

俺もA男も無理やりに偶然と決めつけ、この問題を頭から消し去ろうとした。
二人で同じ夢を見るなんて偶然、あり得るはずがないのに。



47: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:06:18.91 ID:H74f5dFw0
そして、その日も夢を見た。全く同じ内容の夢だ。

全身が汗だくになって、飛び起き、また母親に泣き付いた。
やはり母親は優しくなだめてくれたが、俺の気持ちが治まるはずがない。

俺「何なんだよ・・・何なんだよ!!一体!!!」

翌日も満身創痍の状態で学校へ行ったが、A男は学校に居なかった。
何を言ってるのか分からない授業を聞き、急いで家へと帰宅。

家へ帰ってからは、何をするでもなくぼーっと過ごした



48: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:07:02.34 ID:H74f5dFw0
俺「寝るのが・・・怖い」

二日連続で同じ夢を見たのだ、三日連続も考えられる。

俺「どうしよう・・・どうすれば良いんだろう・・・・・・・そうだ!!!」

ふっと、俺の中で何かが閃いた。

俺「お母さんと一緒に寝れば良いんだ!」

当時の俺は、かなりのマザコンであり、何かあったらすぐに母親に泣き付いていた。
また恐ろしい夢を見ても、きっと母親が何とかしてくれる!そう信じて疑わなかった。

俺「おかあさん」

母「ん?」

俺「今日一緒に寝よう」

母「いいわよ」

心の中で俺はガッツポーズを取った。



49: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:08:11.74 ID:H74f5dFw0
そして、その日の夜、俺は母親と一緒の布団へと入り、心地良い安堵感の中眠りに付いた。
これなら大丈夫だろうと、俺は何一つ心配していなかった。

しかし、その晩、俺は再び夢を見た。
全く同じ内容、全く同じ悪夢。

唯一違ったのは、起きた部屋が一緒に母親と寝た部屋ではなく自分の部屋だったのだ。



50: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:09:17.50 ID:H74f5dFw0
俺「な・・・何で・・・」

俺は全速力で母親の部屋へと向かった。

母親は寝ていた、何事も無かったかのように。
再び叩き起こして、詳細を尋ねる。

俺「おかーさん!!なんで寝ている間に僕の部屋に帰したの」

母「はあ?」
寝ぼけ眼で母親が答える。

俺「僕が寝ている間に、僕の部屋まで連れていったでしょ!ひどいよ!!」

母「何を言ってるの?いきなり夜中に起きて、自分で部屋に戻ったんじゃない」

俺「え・・・」

母「声を掛けても何も答えないし、寝ぼけてたんじゃないの?」

俺「・・・・・・」



51: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:10:46.33 ID:H74f5dFw0
茫然自失の状態で自室へ戻る、時計を見ると夜中の三時だった。

俺「なんで・・・なんで」

こんな状況で再び眠れるはずもなく、俺はその後は一睡もせずに学校へ向かった。
授業なんて適当に聞き、放課後、A男の傍へ行った。



52: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:11:25.80 ID:H74f5dFw0
A男「よう・・・」

俺「ああ・・・」

A男「昨日、体調悪くて休んだんだけどさ・・・」

俺「うん」

A男「あれから二日続けて見るんだ・・・C菜の夢を」

俺「え?A男もか・・・?」

A男「え、じゃあお前も?」

俺「ああ」

A男「・・・・・・」

どうすれば良いのか、俺達は頭を抱えた。



53: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:11:44.37 ID:uDBLRbCHO
なるほど
>>1はあちらに連れて行かれそうにになったと言うことか・・

まぁ、何にせよそ行かないという行動は正しい
cちゃんは寂しいから引きずり込もうとしたんだよ
墓参りに行くと良いよ


54: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:12:15.11 ID:H74f5dFw0
俺「C菜・・・俺達に何かを伝えたいのか」

A男「え?」

俺「夢の中で、C菜は何か言ってるだろ?」

A男「ああ、でも何を言ってるか分からないんだ」

俺「口の動きからして・・・」
俺は必死に夢の中のC菜が、どう口を動かしていたかを思い出す。

さ む さ  い  さ  し  い  きて

さ い  む  い  みし  きて



55: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:13:11.38 ID:H74f5dFw0
俺「・・・・・・」

A男「何か分かったか?」

俺「寒い・・・寂しい・・・来て」

A男「・・・・・・」

俺「俺達を連れて行こうと・・・?」

死者であるC菜が俺達を連れて行こうとしている・・・
考えるだけで、鳥肌が立った。



56: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:13:43.16 ID:H74f5dFw0
俺は現状を打破するべく、新しい手がかりを探すことにした。

俺「そういえば写真」

A男「え?」

俺「俺とA男とC菜で撮った写真だよ」

A男「ああ、それがどうしたんだ?」
俺「ちょっと見てみよう」

A男「手がかりを探すってことか?」

俺「うん、もしかしたら何か分かるかもしれない」
俺は常日頃から、その写真を持ち歩いていた。
リュックから取り出し、覗きこむ。



57: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:15:32.80 ID:H74f5dFw0
俺「んー・・・・・・・!!!!!!!!!!」

A男「どうしたんだ?・・・・・・!!!!!!!!!」

絶句する俺、その様子を見て写真を見たA男も絶句する。

C菜の母親に向けてピースサインをする俺とA男、そして真ん中のC菜

しかしC菜には、眼球がなかったのだ。そう、夢と全く同じ。



58: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:17:09.34 ID:H74f5dFw0
A男「うわああああああああああああ!!!!」
A男が俺から写真をひったくって、ビリビリに破いた

俺「お、おい!!何をするんだ!!!」

A男「はぁはぁはぁ・・・・」

A男「なんなんだよこれ!!わけわかんねえよ!!」

俺「あああ・・・」
次々と起こる怪奇な現象、俺達は完全に発狂寸前だった。



59: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:17:51.56 ID:H74f5dFw0
???「ちょっと・・・」

俺&A男「うわっ!」

突然背後から話しかけられて、俺は面食らった。
振り向いてみると、クラスメートのD子だった。

D子は典型的な根暗なクラスメートで、友達は全くおらず
休み時間は、皆と話さずにどこかへと消えている、そんな女子だった。



60: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:18:24.94 ID:H74f5dFw0
俺「な・・・何だよ」

D子「その・・・恐ろしい念を感じたの」

俺「は?」

D子「それ」
D子がびりびりに破いた写真を指差す

俺「・・・何か分かるのか?」

D子「もうすぐ・・・こっちに来るよ」



61: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:19:15.75 ID:H74f5dFw0
俺「は!?どういうことだよ!?」
来るってまさか、俺達を連れに来るってことか・・・?

A男「何でなんだよ!俺らはC菜と親友だったんだぞ!」

D子「その子、地獄に行ったの」



62: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:19:46.38 ID:H74f5dFw0
俺&A男「・・・・・・」

俺「じゃ、じゃあどうすれば良いんだ!?」

D子「どうにもできないよ」

俺&A男「え・・・」

D子「誰かを引きずり込みたい念が強すぎて、どうしようもないよ」



63: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:21:08.57 ID:H74f5dFw0
俺「そんな・・・」
もう現実世界にC菜が現れて、俺達を連れて行くのを待つしかないのか・・・。

D子「これ・・・」
D子が何かをポケットから取り出し、俺達に手渡した。

俺「何だ・・・これ?」
渡されたのは、小さな小さなお守りだった。

D子「こんなんじゃ防げないと思うけど」

俺「あ、ありがとう」

A男「・・・・・・・」

D子「あまりにも恐ろしい念なの、多分これじゃ限界が来ると思う」
そう言い残して、D子は教室を出て行った。



64: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:21:44.33 ID:H74f5dFw0
教室から出て行ったD子をA男が追いかけたものの、D子はもう廊下に居なかった。
俺「何だったんだろう」

A男「さあ・・・」
突然現れて俺達にお守りを渡したD子、そのお守りも、俺の掌の3分の1程度の大きさだった。

A男「こんなんで防げるのかよ・・・」

俺「分からない、でも信じるしかないよ」

藁にもすがる思いだったが、俺はその効力を信じて枕下にお守りを置いて寝た。

しかし、その日、俺は夢を見てしまった。



65: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:22:01.47 ID:c15v/8ZH0
怖い、でも悲しい


66: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:22:28.25 ID:H74f5dFw0
だが、今までの夢とは内容が違った。

気が付いた時には、既にC菜が目の前に居て、俺を見据えていた。
眼球が無いので、表情は伺い知れないが、明らかに今までとは雰囲気が違う。

C菜「・・・・・・」
C菜が何かを言っている

C菜「・・・ない」

C菜「ゆるさな、い」

俺「!!!!!!!!!!」
その瞬間、俺は夢から覚めた。



67: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:23:01.76 ID:H74f5dFw0
俺「はあ・・・はあ・・・・はあ・・・・え?」

ふ、と枕もとのお守りに目をやると、お守りに小さなひっかき傷のようなものが出来ていた。

それ以来、小学生の間、C菜が俺の夢に出てくることはなかった。
もちろん、外泊をする際は、お守りを持ち出していたことは言うまでもない。



68: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:23:34.86 ID:H74f5dFw0
こっから先にまた何かが起きるのは、俺が高校生になってから
こんな駄文に興味がある人がいたら書く。


70: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:25:45.93 ID:c15v/8ZH0
もうやめ…いや続けてください


69: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:24:13.14 ID:hcL9rWiN0
興味あるぜよ


73: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:27:32.22 ID:VcQ2pq690
こえええ


71: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:25:48.92 ID:hvxsRKW40
よんでるよ、続き待ってる


72: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:25:49.58 ID:H74f5dFw0
分かった、じゃあちょっと待ってて


74: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:31:29.69 ID:H74f5dFw0
お待たせ、続けるね


75: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:32:24.96 ID:H74f5dFw0
それからは、中学時代は何事もなく時が過ぎていき、無事に高校に入学した。
A男とは疎遠となり、D子は小学校5年の時に何処かに引っ越していった。
高校生活も、初めて彼女が出来たり、初体験をするなど、中々に充実した生活を送っていた。

そんな生活に陰りが見えたのは高校2年生の春。



76: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:33:06.25 ID:H74f5dFw0
彼女「ねえねえ、加奈子さんの噂って知ってる?加えるに奈良の奈に子って書くの」

俺「は?何それ」

彼女「夢でね、加奈子さんっていう女の子が現れて、死者の世界に連れて行こうとするの。寂しい寂しいって言いながら手を引っ張って来るんだって。」

俺「ふーん」

彼女「その子ね、目と歯が無くて、真っ黒な空洞なんだって!」

俺「う・・・」
一瞬、まさかC菜のことかと思ったが、C菜は加奈子なんていう名前ではない

彼女「で、それを拒否し続けると、こっちの世界にやって来て直接連れて行こうとするんだって!」

俺「くだらない話だな」

彼女「あ、信じてないでしょ!」

俺「よくある単なる噂でしょ」
どうせ、どこにでもある都市伝説の一つだろう、気にも留めなかった。



77: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:33:57.66 ID:H74f5dFw0
そんなある日

友人A「なあ、俺、加奈子さんの夢見ちまったんだ・・・」

俺「は?」
聞いてみると、俺が前に彼女に聞いた加奈子さんの夢を友人が見てしまったらしい。

俺「気にすんなって、どうせ怖い話し聞いちまったから夢で出てきただけだよ」
この友人Aは凄く良い奴なんだが、かなりのビビリなのだ。

友人A「そ、そうかな」

俺「そうだって、あんまり深く考えるなよ」

友人「そうか・・・」
しかし、本当のことを言えば、俺は妙に引っかかりを感じていた。



78: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:35:18.87 ID:VcQ2pq690
マジで怖いっての
誰か話そうぜ


79: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:35:32.60 ID:H74f5dFw0
その晩、俺は悶々と噂のことを考えていた。

小学生以来、何年も見ていない夢、それとそっくりな内容の夢が噂になっている。
真実かは分からないが、友人は実際に見てしまったとまで言っている。

俺「そうだ!お守り!!」
俺は常に枕下に入れておいたお守りを確認した。

俺「・・・・・え?」
お守りは確かにそこにあった。しかし、既にお守りの体は成していなかった。
お守りは、引きちぎったように二つにされており、赤い液体が付着していた。

俺は、顔面が真っ青になりお守りを放り投げた。

俺「ど・・・どうして」
その日は一睡も出来なかった。



80: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:36:46.25 ID:H74f5dFw0
翌日、俺は生きた心地のしないまま学校へと向かった。

そして学校の休み時間
俺は昨晩のショックが抜け切らず、頭を抱えていた。

どうしてお守りがあんなことに?
中学の時は何事も無かったのに何で?
もしかして加奈子さんの噂と関連があるのか?
疑問は尽きない。



81: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:37:28.62 ID:H74f5dFw0
クラスメートA「加奈子さんの噂って知ってる?」

クラスメートB「知ってる知ってる!」
俺は一瞬ビクッとなったが、クラスメートの会話に耳を傾けた。

クラスメートA「連れていかれるって噂だけど、B組のAさんは夢を見たって言ったっきり学校に来てないんだって!」

クラスメートB「こわーい!!」

俺「俺にもその話し、聞かせてくれないか」

クラスメートA「えっ」
突然の俺の登場に面食らった様子だったが、聞かない手はない。

クラスメートA「でも俺君ってそういうの信じないんじゃなかったっけ?」

俺「うん、でもまあ、ちょっと気になって」

クラスメート「ふーん、まあ良いけど」

こうして俺は、加奈子さんの噂の内容を聞いた。要約するとこうだ。



82: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:38:07.66 ID:H74f5dFw0
1、名前は加奈子さん
2、噂を聞いた人の夢に現れる
3、中学生か高校生くらいの女の子
4、長髪黒髪でチェックのシャツにスカートを履いている
5、眼球が無く、真っ黒であり、歯も舌もない
6、手を引っ張って連れて行こうとする
7、何日も夢を見ると、現実に現れて連れに来る


84: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:39:45.33 ID:H74f5dFw0
・・・ん?
俺は違和感を感じた。

俺が見ていた夢と比較してみてどうだろうか。
5、6は正に俺の見ていた夢と合致する。
しかし、1、2、3、4が不可解だ。



85: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:40:50.69 ID:H74f5dFw0
トリ付けたほうがいい?


87: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:42:46.14 ID:9H2hWYI80
たのむ


88: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 01:44:35.42 ID:H74f5dFw0
tes


89: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 01:45:34.76 ID:H74f5dFw0
続けるね


90: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 01:46:10.12 ID:H74f5dFw0
まず、C菜は加奈子なんて名前じゃない、更にはクセっ毛のC奈と比べて容姿がかけ離れている。
仮に加奈子さんの夢が俺の見ていた夢と同じだとしても
あくまでC菜は俺とA男を連れて行きたいのであって、他人の夢に現れる意味が分からない。

そして、中学生くらいの女の子・・・C菜が亡くなった時は小学校4年生だ、中学生、ましてや高校生と見間違える可能性は低い。

うーん、考えれば考えるほど分からなくなる。
俺の頭の中はクエッチョンマークだらけだった。



91: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 01:49:02.95 ID:H74f5dFw0
俺「何で加奈子さんの噂って言われてるの?」
俺は率直に尋ねてみた。

クラスメート「知らない、夢に出てくる女の子が加奈子さんっていうんじゃないの?」

俺「うーん」



92: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 01:49:53.73 ID:H74f5dFw0
C菜の夢とは相違点が多いものの、全く同じ部分もある。
目と舌と歯が無くて、手を引っ張って行く少女・・・これは偶然の一致なのか?
更には、引きちぎられたお守り・・・。

ダメだ、考えれば考えるほど分からなくなる。
様々な疑問を抱えたまま、俺は帰路に着いた。

その日、お守りが無くなったことにより、夢を見てしまうのではないかと危惧したが
夢を見ることはなかった。


93: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 01:50:45.56 ID:H74f5dFw0
それからは、何事もなく日常が過ぎていった。
C菜の夢を見ることもなく、平和だった。
しかし、相変わらず加奈子さんの噂は続いていたが・・・。

そんなある日を境に、友人Aが学校に来なくなった。
まさか・・・とは思ったが、さしたる証拠も無いのに安易な考えは出来ない。
そんな心配を他所に、クラスメート達は勝手に噂をしている。



94: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 01:51:41.35 ID:H74f5dFw0
クラスメートA「絶対、加奈子さんに連れて行かれたんだよー」

クラスメートB「夢を見たって言ってたもんねー」
クラスメート達の無神経さに軽い苛立ちを覚えたが、確かに友人Aのことは気になる。

俺「調べてみるか」



95: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 01:52:11.37 ID:H74f5dFw0
しかし、友人と言っても携帯の番号やアドレスを知っているほどの仲では無かったため、まずは友人Aと親しかったクラスメートに話しを聞くことにした。

俺「なあ、最近Aを見ないけど風邪か何かか?」

クラスメートC「俺も分からねえ、メールの返事も無いし電話しても出ないんだよ」

俺「そうか、ありがとう」



96: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 01:52:57.81 ID:H74f5dFw0
これは担任の先生に聞いてみるのが早いだろう。

俺「先生、最近Aって何で休んでるんですか?」

先生「んー家庭の事情だ」

俺「家庭の事情?」

先生「ああ、落ち着いたら来るんじゃないか」

俺「そうですか」
そう言いつつも、俺は何か釈然としない気持ちを抱えていた。



97: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 01:53:47.79 ID:H74f5dFw0
そこで俺は直接Aの家へ行って聞いてみることにした。

何でここまでしているのか俺にも良く分からない。
でも、やはりあの噂はあまりにも気になる。



99: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 01:54:19.79 ID:H74f5dFw0
ここか・・・

翌日、俺はクラスメートに住所を教えて貰い、放課後の時間を使ってAの家までやって来た。
Aの家はさほど学校から離れておらず、ごく普通の住宅街にあった。
一軒家だったが、かなり古い作りで、所々がひび割れている。

俺「A、居るかな、居たとしても何を話せば良いんだろうか」
突然押しかけてきて、迷惑だよなあ・・・
そう思いながら、玄関のチャイムを押す。



98: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:54:09.68 ID:GjFM2dH90
おい見てしまったじゃないか

大丈夫だよな?



100: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 01:55:18.24 ID:Hw04W1co0
面白くて気になって寝れん
大丈夫だ


101: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 01:55:25.14 ID:H74f5dFw0
・・・

・・・

返事がない。

俺「留守かな」

その後何度も押しても、誰かが出てくることはなかった。

ふ、と家を見上げてみる。

俺「ん?」

窓際の所、女性が立っている。
あんなにチャイム鳴らしたのに何で出ないんだろうか。

ずっと窓際を見ていると、女性がこっちを向いた。



102: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 01:56:37.50 ID:H74f5dFw0
俺「う・・・」
曇りガラスのせいでぼやけて見えないが、面と面で向き合った瞬間、なんとも言えない寒気がした。

俺「え?」

俺と目が合った後、女性はなぜか、腕を伸ばし、顔と腕をガラスに張り付けた。

掌と腕を、べったりと。



103: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 01:58:19.92 ID:H74f5dFw0
俺「お、おじゃましました!!」

あまりの不気味さに、俺は聞こえるはずもないのに声を出して、逃げるように去った。

何なんだよアレ・・・おっかねえ。

Aの姉か妹だろうか?何であんなに鳴らしたのに出てくれなかったんだろうか。

尤も、あんな不気味な人が出てこられても困るが・・・。



104: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 01:59:19.78 ID:H74f5dFw0
翌日、気になった俺はクラスメートに尋ねてみることにした。

俺「なあ、Aって姉か妹っていたっけ?」

クラスメートC「いやーアイツは一人っ子のはずだぞ」

俺「そ、そうか」
まあ、母親という可能性も0ではないが・・・

そこから何日も経過したが、相変わらずAは学校に登校して来なかった。



105: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 02:00:21.93 ID:H74f5dFw0
そして、ある日の晩

ちょっと小腹が減っていた俺は、コンビニまで自転車で走ることにした。

時間的には結構な夜中だったが、コンビニまですぐだし、気にしないことにした。

そんな中、コンビニへ向けて軽快に自転車を走らせている最中、後ろから大声で呼び止められた。



106: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 02:01:09.44 ID:H74f5dFw0
???「そこの君!!止まりなさい!!!」

俺「え?」
振り向いて見ると、自転車に乗っている警官だ。

俺は立ち止まり、警官が近づいてくるのを待った。
警官はかなり、怒った顔をしている。

やっば・・・、夜中に出たから怒られるのかな



107: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 02:02:00.76 ID:GjFM2dH90
2chmateならわかると思うが>>1の名前が椎名ってのも怖い


110: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 02:04:11.83 ID:85iuvRE50
>>107 偶然だろwwww偶然だと言ってくれ…


160: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 08:31:54.91 ID:cnlvV1HHO
>>107 椎名って何?保守しながら教えてくれ


189: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 15:47:29.89 ID:GjFM2dH90
>>160
夢に出る女の子がC菜だから
2chmateってアプリだと2回以上レスしたら名前が出るの人名みたいなやつ


215: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 19:24:16.83 ID:cnlvV1HHO
>>189 レスありがとう。
そんなのあるんや…プチ都市伝説的なもんなんやね ありがとう


108: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 02:02:02.52 ID:PmrOEy8F0
やばい・・・こわい・・・
自分の後ろが気になる・・・


109: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 02:02:04.46 ID:H74f5dFw0
警官「二人乗りなんてしちゃダメじゃないか、そんなスピード出して!!」

俺「え?」

警官「後ろの子は・・・あれ?」

俺「俺、二人乗りなんてしてないっすよ」

警官「そんなはずはないだろう?女の子が後ろからしがみ付いているのが見えたぞ」



111: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 02:04:26.93 ID:H74f5dFw0
一瞬、ゾワッとした・・・そんなハズはないだろう。しかし警官は真剣な表情だ。
警官「み、見間違いか・・・いや、しかし確かに」

警官はブツブツ言っていたが、俺は気が気ではなかった。

警官「と、とりあえず夜中の外出は控えるように!」

その後、軽く小言を言われて俺は家に帰された。



113: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 02:05:46.78 ID:H74f5dFw0
なんと言うタチの悪い冗談なんだろう

きっと、俺を怖がらせて夜中の外出をさせないようにしたんだろうな!
きっとそうだ!

・・・・・・

俺の心は全く晴れなかった。

俺の中で何かが、ヤバイ、と警告していたのだ。

確実に俺の周囲で何かが起きている。



114: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 02:06:48.56 ID:H74f5dFw0
すまない、眠気の限界が来てる

また明日の夜書くってことで良いかな?



115: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 02:07:34.55 ID:PmrOEy8F0
お、おう・・・(; ・`д・´)…ゴクリ…(`・д´・ ;)


116: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 02:09:16.63 ID:Ra0RqW1E0
やべえ 寒気が…


117: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 02:09:17.03 ID:9H2hWYI80
おつ
待ってるべ


118: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 02:09:25.35 ID:MyrxQyLSO
おいばか寝るな!寝たらヤバい!


119: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 02:09:46.51 ID:xR+cfz+U0
いま背中が重くなったぞ


120: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 02:10:09.47 ID:H74f5dFw0
全て話した時に分かるけど、俺は事情により殆ど眠れないんだ
なるべく早く書けるようにするよ、また夜中かもしれないけど

まだ興味を持ってくれてる人がいたら保守してくれてたら嬉しい



122: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 02:10:25.70 ID:mUYIaaoF0
おつー どうなんだ、こええええ


123: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 02:10:35.68 ID:GjFM2dH90
これは久々に怖いスレ


126: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 02:19:19.92 ID:u7roW+4O0
今追いついた
怖すぎ眠れない


127: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 02:19:30.69 ID:gZiijzmdO
気になるじゃないか
待つとしよう


133: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 02:35:14.79 ID:rBf7b09B0
怖いてぇてぇ


140: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 03:06:18.41 ID:owd+1XLU0
ふざけんな滅茶苦茶怖いじゃないか・・・。


148: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 04:58:19.95 ID:qoExth5k0
就寝前になんというスレを開けてしまったんだorz

でも好きなんだよなこんなの



149: 【はにわ】 2013/04/30(火) 05:41:30.22 ID:VzXFIFbD0
寝る前にちょっとのぞいたスレがこれって…
ちょ、シャレにならんわ


169: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 10:45:18.10 ID:5PGZMYu3P
この話を聞いたひとは的な匂いがしてきた瞬間読むのやめた
嫌いなんだよこえーよ


170: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 10:57:58.13 ID:tWlx3bW70
追いついた
はよはよはよ!!!!!


171: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 11:02:21.67 ID:p9lidxaDO
読み終わった
ちょっと気になったんだけど、お守りはずっと枕の下に入れてたの?
中学時代から?
その間一度も確かめなかったのか?
それとも数日の間に変質したってことかな


181: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 14:40:53.73 ID:H74f5dFw0
ちょっとだけ戻ってきました。

拙い文なのに読んでくれてありがとう
釣りと言ってる人も読んでくれてありがとう

またすぐ出なければならないので、続きは23時頃になります
では、また後ほど

>>171
文にも書いたけど、外泊する際は持ち出してたから確認はしてた
でも、しばらく夢を見ていなかったから、細かく確認はしていなかった



203: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 17:53:28.22 ID:O7djpsnSO
c菜のずっと一緒にいてくれる?にうんって答えたからこんなことになったんじゃないかな…
まぁそう答えるしかないんだけど

つか>>1が呪いを広めるためにこのスレ立てたとかじゃないよな?



205: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 18:01:48.77 ID:uDBLRbCHO
>>203
それは違うと思う
多分原因は加奈子さんにあるゾよ


208: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 18:12:30.52 ID:O7djpsnSO
>>205
加奈子→c菜か…
じゃあもっと前から加奈子は存在してたってことやな


209: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 18:33:14.42 ID:mrysuautO
もしC菜が本当に地獄に落ちてしまったなら、それを知っていた母親が>>1達を道連れにしようと思い写真を……っていうのは流石に有り得ないよな


242: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 23:09:22.44 ID:fTP2Ip5c0 BE:3969472695-2BP(0)
ほしゅー


243: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 23:16:56.78 ID:i1IeKN+30
そろそろかな?


250: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 23:58:15.41 ID:Lu1dzyf9P
まだかよ…


251: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/04/30(火) 23:58:39.56 ID:H74f5dFw0
大変遅くなりました、遅れてすいません。


256: 名も無き被検体774号+ 2013/05/01(水) 00:03:01.80 ID:tfM2qm6J0
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!


252: 名も無き被検体774号+ 2013/04/30(火) 23:59:06.55 ID:hmd06n5F0
よう待ってたぜ!


257: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】(1+0:8) 2013/05/01(水) 00:03:24.79 ID:S7WSirea0
支援


258: 名も無き被検体774号+ 2013/05/01(水) 00:03:25.13 ID:xR+cfz+U0
ワクワクドキドキムフフ


259: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:04:07.35 ID:H74f5dFw0
放課後、俺は頭を抱えていた。

不可解な現象、もはや怪異と呼べるような内容が立て続けに起きている。

そしてAについてだ。
これはもう、何かしらの事態がAに起こったと考えるのが妥当だろう。

仮に家庭の事情だとしても、友人達にメールの一つも寄越さないのは異常だ。

それに、あの異様な家・・・。



261: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:06:45.99 ID:Cf9Z2/cF0
???「なーにブツブツ言ってんの?」

俺「うわっ!!な、なんだ○○か」

彼女「えへへー、驚かせちゃった?」

突然の登場に面食らったが、そこには彼女が立っていた。
俺が机に向かってブツブツ言ってるのをずっと観察してたらしい。

なんという悪趣味な・・・。



262: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:08:16.75 ID:Cf9Z2/cF0
俺「あ、そうだ!」

俺は彼女に協力して貰うことにした。

彼女「んー?」

俺「加奈子さんの噂って前に○○が教えてくれたよな、それについて詳しく知ってる人を探して欲しいんだ」

彼女「えー、何で?全然興味無さそうだったのに」

俺「ん、まあ、ちょっと色々とな」

彼女「いいよー!探しておくね」

俺「サンキュー」

彼女は顔がかなり広い。これで新しい情報も入ってくるかもしれない。



265: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:11:59.83 ID:Cf9Z2/cF0
俺は俺で行動を移した。

翌日から、クラスメートを含め、様々な人に噂について聞いたが、芳しい結果は得られなかった。

校内の知人という知人に話を聞いたが、噂は聞いたことがある、という程度の情報しか得られなかった。

~組の○○さんが居なくなったとか、○○さんが夢を見たらしい、等は聞けたが
あまりにも信憑性に欠ける。



267: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:14:10.41 ID:Cf9Z2/cF0
そんな八方塞の中、知人からとある人を紹介された。他校のD男という男だ。
オカルト研究会に所属しているらしい。

自分の高校のオカルト研究会は訳の分からん新聞や冊子を作っていて
あまり近寄りたくないイメージだったが、背に腹には変えられないだろう。

しかも他校かよ・・・まあ仕方ないか。



268: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:17:09.77 ID:Cf9Z2/cF0
俺は知人にアポを取って貰い、放課後にD男の高校のオカルト研究会を訪ねる約束をした。

翌日、俺は放課後にD男の高校を訪ねた。

D男の高校は自分の高校からさほど離れておらず、電車ですぐの所だった。

俺「・・・・・・」

校門を前にして、俺は息を飲んだ。


なんというデカイ高校だ・・・。
うちの高校とは比較にならないほどの大きさ。

D男の高校は私服可なので、変に怪しまれることなく入れた。



271: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:20:44.53 ID:Cf9Z2/cF0
外見通り、高校の中も非常に広かった。

俺「サークル棟みたいなのあるかな?」

場所がサッパリ分からなかったので、近くにいた学生を捕まえて聞いてみた。

俺「あの、オカルト研究会ってどっちですか?」

学生「あっちだけど・・・、あんなのに入りたいの?」

俺「え?」

学生「やめたほうがいいよ、変なのばっかりだから」

俺「はあ・・・」

流石に偏見が過ぎると思うのだが・・・、とりあえず教えられた方向へと向かう。



272: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:22:24.81 ID:Cf9Z2/cF0
俺「ここか・・・」

オカルト研究会と書かれた札を見つけ、俺は中に入る。

俺「あのー、D男さん居ますか?」

???「ん?」

部室には一人しかおらず、中に居たモヤシのような男が返事をした。
いかにもオタクという感じ。



273: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:24:04.07 ID:Cf9Z2/cF0
D男「俺がD男だけど、何?入部希望かい?」

俺「え、いや、違うんです、○○の紹介で来ました」

D男「ああ!話は聞いてるよ!何でも面白い話があるんだって?」

あまり面白がられても困るのだが・・・。



275: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:25:12.72 ID:Cf9Z2/cF0
俺は、うちの高校で広まっている噂についてD男に話した。

D男はうんうん、と頷きながら話を聞いていた。

ひとしきり話終えた後、D男が口を開いた。

D男「実に興味深い話だね」

俺「はぁ、そうっすか」

D男「あくまで私の推測になるが、加奈子さんは実在の人物の可能性もある」



277: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:28:05.71 ID:Cf9Z2/cF0
俺「えっ!?」
加奈子さんが実在の人物とは・・・どういうことだろう。

D男「では、順番に私が思ったことを話していこう。・・・そっくりな話にカシマさん、ヒキコさんという話があるんだが知っているかい?」

俺「いや、知らないです」

D男「これらの都市伝説は仮死魔霊子、森姫紀子っていうのが登場人物なんだ、加奈子さんと比べてみて何かに気付かないかい?」



280: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:30:38.07 ID:Cf9Z2/cF0
俺「うーん」

俺は考えてみた。

俺「何だか、加奈子さんの方が実際に居そうな名前ですね」

D男「そう、その通り、勿論理由はそれだけではないが、それは後に話そう・・・あ、座って聞いてくれ」

D男は俺にイスを促した。俺はイスに座り、話の続きを聞くことにする。



283: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:33:24.54 ID:Cf9Z2/cF0
ああ、言い忘れてた、キャラの会話
特にD男との会話は
重要な部分は押さえてあるけど、昔のことでうろ覚えな部分が多い

ご勘弁ください



285: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:35:30.12 ID:Cf9Z2/cF0
D男「君が言った通り、仮死魔霊子や森姫紀子と比べて、現実にあり得る名前だ。更に言うと、噂のタイトルが片仮名ではなく、漢字で伝わっていることが面白い」

俺「と、言うと?」

D男「噂とは常に変遷していくもの、加奈子さんっていうタイトルじゃ、いまいちインパクトがないだろう?つまりは誰かが改変する前の可能性がある。そして、私はこの噂のある点に注目している。」

俺「ある点とは?」

D男「対処法だよ」

俺「対処法?」



287: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:36:43.91 ID:Cf9Z2/cF0
D男「そう、得てして怪異に出会ってしまうタイプの都市伝説は、何らかの対処法が確立されている場合が多い。カシマさんであれば質問に正しく答える。ヒキコさんなら、いじめっ子の真似をする等ね。他にも口裂け女や赤マント、赤いちゃんちゃんこ等も含まれる」

俺「はあ・・・」

D男「つまり、こういうことだ」

俺が理解していないのを察したのか、D男は紙とペンを使って説明してくれた。



288: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:38:00.17 ID:Cf9Z2/cF0
噂の発生→狭いコミュニティで広がる→仮の完成→外部へ広がる→面白い部分が抽出される→噂の完成


291: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:39:41.07 ID:Cf9Z2/cF0
D男「最初に狭いコミュニティで広がるのは、一笑に付すような話でも話やすい人が居ることによる、心理面からきている。
噂はやがて形作られ、仮の完成を持って外部へと広がって行く。そして外の世界へと旅立った噂は、想像力豊かな人達によって、改変されていく。最後に噂の完成だ。」

俺「うんうん」

D男「ここで注目すべきは、いつ対処法が作られるかだ、もし君が極度の恐怖症だったとしよう、噂を聞いてしまったらどうする?」

俺「うーん・・・どうすれば助かるのかを聞きますね」



292: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:41:17.87 ID:Cf9Z2/cF0
D男「そう、その通り。怪異に出会ってしまうタイプの都市伝説は、恐怖を煽ることが目的だ。ましてや対処法が無いのなら、必死に助かる方法を聞く人も居るだろう。
そこで、必ず優位に立ちたがる人が出てくる。これも人の心理だな」

俺「心理?」

D男「他人より目立ちたい、という欲求を持っている人間は多い。対処法が何も無い所に、対処法を知っているという人がいれば、耳を傾けるだろう?」

俺「確かに」



293: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:42:07.90 ID:Cf9Z2/cF0
D男「つまり、対処法が作られる要因は、人の優位に立ちたい、目立ちたい、チヤホヤされたい、と言った心理からきているんだ。
先ほどにも述べた通り、こういった恐怖系が苦手な人も多いし、目立ちたいという欲求を持っている人は非常に多い・・・つまり」

俺「対処方が確立されていない・・・と、言うことは加奈子さんの噂が出来たのは最近の可能性が高いと?」

D男「素晴らしいね!!オカ研に入らないかい?他校でも君なら大歓迎だよ!」

俺「結構です」

俺はD男の勧誘を軽くいなし、疑問に思っていたことを聞いてみた。



295: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:43:22.16 ID:Cf9Z2/cF0
俺「何故、加奈子さんが実在の人物だと思ったんですか?」

D男「長髪黒髪でチェックのシャツにスカート、私はこの部分に注目したんだよ」

俺「と、言うと?」

D男「君は何も違和感を感じなかったのかい?」

俺「うーん」

俺はしばらく考えた後、率直な感想を言ってみた。



296: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:45:18.99 ID:Cf9Z2/cF0
俺「別にこの部分はいらない気が・・・」

D男「そうだ、恐怖を煽る都市伝説にしては、明らかに浮いている部分に思える。
そして、未完成の都市伝説にも関わらず、この部分だけが妙に細かい。勿論、この部分は噂が外部へと行けば淘汰される部分だろう」

俺「うんうん」

D男「他の部分とは違い、恐怖を煽る役割を果たしていない、そして未完成な初期の噂であり、それでも不自然なほどの細かさ。
つまりは、長髪黒髪でチャックのシャツにスカート、この部分は現実にある事柄を表していると考えられる。
更には加奈子さんというリアリティのある名前も含め、現実にモデルが居ると考えられるのが自然だ」

俺「なるほど・・・」

伊達にオカ研ではないと言うことか、D男の理論は納得出来る。



297: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:46:14.62 ID:Cf9Z2/cF0
俺「どこで生まれた噂かって分からないですかね?」

D男「それならば大体、察しは付いている」

俺「え?本当ですか?」

自身満々に言い張るD男に、俺は驚きを隠せない。

D男「君の学校だよ」

俺「俺の学校?」



300: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:47:32.71 ID:Cf9Z2/cF0
D男「そういった都市伝説の類は、得てして狭いコミュニティである程度形成されてから、外部に広まって行くのは先ほどに述べた通りだ。
それに、類似するタイプの都市伝説と比べて、細部の構成が出来ていない。
それでも、未完成のまま君の学校では広まっている。つまり・・・」

D男は大きくもったいぶってから言い放った。

D男「加奈子さんは実在のモデルが居る可能性が高い、噂が出来たのは最近、そして出処は君の学校だ」

俺「おお・・・」

俺はD男の理詰めに完全に圧倒されていた。



301: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:48:49.11 ID:Cf9Z2/cF0
これらのことから考えるに、噂の真相を探るには校内を中心に聞き込みをするべきだろう。

加奈子さんと言う人物が居ないか、そして最近何か起きたことはないか、これらも合わせて探っていこう。

俺は、丁重にD男に礼を述べ、部室を後にした。



302: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:50:32.74 ID:Cf9Z2/cF0
まず俺は、彼女に校内を中心に聞きこみをして欲しいと伝え、自分は校内にカナコさんという名前の人が居ないかどうかを探した。

しかし、これは難しい話で、一つ一つのクラスを回る訳にもいかないし
居たとしても、「可南子や香夏子」であったり一致する名前は居なかった。

そんな最中、怪奇が起きてしまった。

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304: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:52:05.17 ID:Cf9Z2/cF0
夜中、寝ていて目が覚めた俺は、尿意を感じてトイレへと向かった。

用を足し、部屋へ戻った俺は異変に気付いた。

俺「寒い・・・」

部屋を出る前と比べて、明らかに室温が下がっている。

その日は温かい日だったのに、この部屋だけが隔絶されたかのように寒い。



307: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:54:45.23 ID:Cf9Z2/cF0
俺「何なんだ・・・」

気にはなるものの、布団へと潜り込む俺。

しかし、何気なく窓の方へ目をやった瞬間、俺は戦慄した。

窓に・・・Aの家で見た女が張り付いている。



308: 名も無き被検体774号+ 2013/05/01(水) 00:55:12.50 ID:CHwTpmK5I
うわあああああ!!
怖いよ!!

どうしよう部屋から出れないwww



309: 名も無き被検体774号+ 2013/05/01(水) 00:55:14.52 ID:eClcYjkM0
カーテン閉めてないのかよwwww


310: 名も無き被検体774号+ 2013/05/01(水) 00:55:18.93 ID:Cs++r0Hy0
ひいぃ!トイレ行けないいい


311: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:57:10.00 ID:Cf9Z2/cF0
俺「ぁ・・・」

声が出ない、金縛りにあったように体も動かない。

バン!!!!!!
バン!!!!!!
バン!!!!!!

俺「!!!!!!!!」

女が狂ったように窓を叩き始めた



315: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:59:01.56 ID:Cf9Z2/cF0
バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!
バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!
バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!
バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!
バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!
バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!
バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!
バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!バン!!!!!!


317: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 00:59:48.90 ID:Cf9Z2/cF0
俺「た・・・頼む、消えてくれ!!」

目を閉じ、心の中で必死に念じる。

バン・・・!

バン・・・!

・・・

俺の願いが通じたのかどうか、音がしなくなり、目を明けると女は居なくなっていた。

俺はあまりの恐ろしさに、頭から布団を被り、朝まで震えていた。



318: 名も無き被検体774号+ 2013/05/01(水) 01:00:08.17 ID:x/yMaWpPP
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄


323: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) 2013/05/01(水) 01:01:02.91 ID:XW73/zAv0
>>318
ちげぇwwwww


320: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:00:25.38 ID:Cf9Z2/cF0
もう時間が無いかもしれない・・・、俺は必死に情報を集めようとした。

俺「何か分かったことはない?」

彼女「うーん、特に無いなあ、あーそういえば」

俺「ん?」

彼女「あたしも見たんだよね、加奈子さんの夢」



325: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:01:12.77 ID:Cf9Z2/cF0
俺「え・・・」

彼女「そんな心配しなくても大丈夫だって!」

俺「・・・・・・」

彼女は楽観的だが、俺は焦った。



327: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:02:13.56 ID:Cf9Z2/cF0
俺は血眼になって探した、噂の当事者を。

そんな最中、彼女がついに、噂を詳しく知っている人を探し出してくれた。

彼女「卒業生の人で、噂について詳しく知ってる人が居るらしいよ」

俺は、彼女に頼み込み、当事者とアポを取る事に成功した。



328: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:03:21.51 ID:Cf9Z2/cF0
俺「ここか・・・」

指定されたのは、学校近くの喫茶店。午後5時。

中へと入り、教えられた席を探す。
客は殆ど居なかった。

俺「右奥のソファー席・・・あ、あれか」

席へと座り、待ち人が来るのを待つ。



329: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:04:09.43 ID:Cf9Z2/cF0
俺「来ないな・・・」

時間が10分、20分と経って行く
もしかして、すっぽかされたか?

そんな疑念も沸き始めた時

???「お待たせしました」



330: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:04:47.77 ID:Cf9Z2/cF0
俺「あ」

声を掛けられ、振り向くと、そこには一人の男が立っていた。

???「噂を詳しく知りたい、というのはあなたですか?」

俺「はい、えっと○○と申します」

???「E男です」

男は俺の向かい側へ座りった。

中肉中背、大人っぽく、顔立ちは整っているのだが、暗い表情をしていた。

俺「あの、噂を詳しく知っていると聞いたのですが」

E男「加奈子は・・・俺の彼女です」



333: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:05:43.28 ID:Cf9Z2/cF0
俺「え?」

想定外の言葉に、俺は驚きを隠せない

E男「彼女だった・・・というのが正確な言葉だけど」

俺「あの・・・その、失礼ですが」

別れたのか?と聞こうとしたが、流石に聞けなかった

E男「いや、居なくなったんだよ、急に」

俺「居なくなった?」

E男「うん、数ヶ月前に、忽然と」



336: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:06:47.79 ID:Cf9Z2/cF0
話を詳しく聞いてみると、加奈子さんは数ヶ月前に行方不明になってしまったらしい。

電話をしても全く通じず、住んでいた寮へ行って管理人に聞いても、ずっと帰って来て居ないとしか聞かされなかったらしい。

E男「これを、見て欲しい」

E男がカバンの中から取り出したのは、一冊の日記だった。

E男「加奈子の日記です、中を見てください」

人の日記を見るのは、ちょっと躊躇ったが、俺は読んでみることにした。



338: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:09:07.01 ID:Cf9Z2/cF0
○月○日
あー!もう暇!!
しかも盲腸で入院とか本当にツイてないよね・・・
あまりに暇だから、これから日記を書くことにする!!

どうやら、加奈子さんは盲腸で入院している際に、この日記を書き記したらしい。


其の弐に続く→【洒落コワ系】幼少から続いてる恐ろしい体験を話す   其の弐




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480 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/04/05 01:58
3ヶ月前の成人式の時、自分は遺影を持って行ったんだ。 
中学の時、心臓発作で死んだ近所のツレの。 
そいつと俺とは親友同士で、毎日のように遊んでいた。 
そんなツレと、こんな形で成人式に出席するとは思ってもみなかった。 

市長のあいさつなども終わり、式の終わりくらいに、元クラスメートほぼ全員で集合写真を撮ったんだけど、
後日その写真を現像してみたら、俺の手の中のツレの遺影が笑ってるんだわ。無表情で写ってたはずの遺影が。
怖いという感情はあまり無く、
「ああ、久しぶりにみんなに会えて、嬉しかったんだなぁ・・・」と思ったよ 

でも違ったんだ。
その集合写真で俺とツレの横に写っていた子が、しばらくしてから死んだんだ。 
その子は当時ツレが好きだった子だった。 

もうすぐその子に会えるから嬉しかったんだろうなぁ・・・


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小学生の頃、両親が離婚し俺は母親に引き取られ母の実家へ引っ越すことになった。

母の実家は東北地方のある町でかなり寂れている。

家もまばらで町にお店は小さいスーパーが一軒、コンビニもどきが一軒あるだけ。

その町の小学校へ通うことになったが全学年で20人弱同級生は自分を含めて4人しかいなかった。

越してきて1年半ほど経ったある日、一学年上の子にいじめられるようになった。

原因はなんだったか思い出せない。

まぁたいしたことじゃないと思う。

とにかくその子のことが大嫌いでいなくなって欲しかった。

その時、首刈り地蔵のことを思い出した。

首刈り地蔵のことは越してきた時にじいちゃんに教えてもらった。

小さな公園の奥の林の中にある首のない三体のお地蔵様。

絶対にお供え物をしてはいけないと言われた。

理由は教えてくれなかったが、越してきてしばらくして同級生に教えてもらった。

このお地蔵さまにお供え物をして

『誰々を殺してください』

とお願いすると、その相手を殺すことができる。

首刈り地蔵にお願いしよう。そう思った。

週一回のお弁当の日。

おにぎり二つを食べないで我慢して学校の帰りに首刈り地蔵にお供えし、お願いした。

その日の夜、寝ていると足音が聞こえた。

ガチャ、ガチャと鎧を着て歩いているような音。

「足りない」

そう聞こえた。

ああ、そうか。お地蔵様は三体だった。

おにぎりがひとつ足りなかったか。

翌朝、おにぎりを一つ持って登校した。

登校途中にある首刈り地蔵のもとへ行くと二つのおにぎりはそのままある。

持ってきたおにぎりをお供えしようとすると

「こんのクソガキが!なにやってんだ」

と怒鳴り声が聞こえる。

後ろから顔見知りのおじさんが走ってきて、思いっきり殴られた。

引きずるように自分の家に連れて行かれ、じいちゃん、ばあちゃんに怒鳴り声で何か言い帰っていった。

夕方になると沢山の大人が家へやって来た。

じいちゃん、ばあちゃんはとにかく謝っている。

東北弁がきつく、何を言ってるかわからなかったが俺も一緒になって謝った。

とにかく大変なことになってしまったらしい。

何日か話し合いがされ、うちは村八分ということになった。


首刈り地蔵にお供え物をした一家は村八分。

昔からそうらしい。


実際、村八分がどういうものか知らないけどそれ以上だったかもしれない。

うちの人間とは一切会話が禁止され、スーパー・コンビニで何も売ってもらえなくなり、母は町の病院で看護師をしていたが解雇され、俺は学校に通わせてもらえなくなった。



母と一緒に町役場に抗議しに行ったが話を聞いてもらえない。

どうにもならない。

ここではとても生きていけない。


東京にでも引っ越そうと話したがじいちゃん、ばあちゃんはここを離れたくないという。

生まれてからずっとこの町で過ごしてきた。

死ぬ時もこの町で死にたいと。自分たちは大丈夫だから二人で東京へ行きなさいと。

母はかなり心配していたがここにいては俺は学校へ通えないし母も働くところがない。
生活がまともに出来ない。

母と俺は東京へ引っ越すことにした。


実家にはまめに電話をし食品など荷物を送っていたが、しばらくして電話線を切られたらしく電話が通じなくなった。

町に買い物に出たときに公衆電話でこっちにかけてくる以外は手紙が連絡手段になってしまった。

帰省した時電話線を直そうといったが、じいちゃん達はこのままでいいという。

たぶん他にも何かされていたと思うけど、何かすべてをあきらめているというか受け入れているというかそんな感じだった。



それから何年か経ち、俺は高校に入学した。

高校生になってもあの町のことが頭にあった。

とんでもないことをしてしまったとかじいちゃん達に悪いことをしたとかいう理由ではなく、あれ以来あの足音と声が未だに聞こえるからだ。

別に何か起こるわけじゃない。ただ聞こえるだけ。

それでもやはり不気味でいい気分じゃない。

ある日、運送会社から電話がかかってきた。

実家に荷物を送ったが何度行っても留守だと。

嫌な予感がした。

というよりも半分ぐらいそうなんじゃないかと思っていた。

何かあれば電話をしてくるはずなのに何度行っても留守。

すぐに実家に行くことになった。

家についたのは夜遅くなのに、家に明かりはない。

玄関を叩くが応答がない。

玄関は引き戸で簡単に外すことができる。

ドアを外し一歩家に足を踏み入れた瞬間に確信した。ものすごい腐臭がする。

母を見ると少し嗚咽を漏らし震えていた。

中に入り明かりをつける。

どこだろう。寝室かな? 玄関を入り右へ進んだ突き当たりが寝室だ。

寝室へ行く途中の左の部屋のふすまが開いていた。

仏間だ。

ちらっと見るとばあちゃんが浮いていた。

……首を吊っている。

じいちゃんは同じ部屋で布団の中で死んでいた。

母は子供のように泣いた。

とりあえず外に出ようと言っても動こうとしない。

警察を呼ぼうとしたが、まだ携帯が普及し始めた頃でそこは圏外だったので最寄りの交番まで歩いて行った。

じいちゃんは病死、ばあちゃんは自殺と警察から説明された。

じいちゃんの跡を追ってばあちゃんが自殺をした。

そういうことらしい。

葬儀はしないこととし、お坊さんを霊安室に呼んでお経を上げてもらい火葬した。

家に帰る日、写真などを持って帰りたいから実家に寄ってから帰ることにした。

財産はこの家以外に何もないから相続しないらしい。

この町に来るのはこれで最後。

母がいろいろやっている間、俺は懐かしい道を歩いた。

学校へ登校する道。公園でブランコに乗りながら考えた。

どうしようか。もうこの町と一片の関わりも持ちたくない。

このまま帰ったほうがいいか。でもあの足音と声がある。

そうすることこそがこの町との関わりをなくすことなんじゃないかと思った。

林の中へ入り首刈り地蔵へ持ってきたおにぎりをひとつお供えした。

何を願おう。

……誰を。

すぐに思いつく名前はなかった。俺は誰を殺したいんだろう。

『この町の人間全員を殺してください』

そう願った。

公園の方を向くと五、六人の人がこっちを見ていた。

見知った顔もある。向こうも俺が誰だかすぐに分かったと思う。

俺が近づいていくと目を逸らし誰も何も言ってこなかった。

俺も何も言わず無言ですれ違った。

足音と声は聞こえなくなった。

あの町の人達がどうなったのかはわからない……

後日談

首刈り地蔵を書いたものです。

首刈り地蔵については母に由来を聞いたことがあるくらいです。

母が子供の頃に聞いた話を十年以上前に聞いたので細かいところはわかりません。

おじいちゃんが生まれるよりもずっと昔。

首刈り地蔵はもともと首なし地蔵と呼ばれていたそうです。

なぜ首がないのかはわかりません。

とにかくそんな不気味なお地蔵様だから誰もお供え物をして手を合わせる人はいなかったそうですが、一人だけ男の人が毎日お供え物をして拝んでいました。

ある日その男の人が殺されてしまいます。

犯人は結局見つからなかったそうですが、その男の人の母親は諦められず息子に代わり毎日、首無し地蔵にお供え物をし、息子を殺した犯人を殺して欲しいとお願いしたそうです。

何日か経ち、また二人の死者が出ました。

一人は首をしめられて、もう一人は首を切られて殺されていました。

普通なら連続殺人だと思うんですが、この町の人達は殺された二人があの男の人を殺した犯人で、母親の願いにより首なし地蔵に殺されたと信じました。

それ以来、首無し地蔵にお供え物をして拝む人が増え、何人かの人が亡くなりました。

それによりいつの間にか首無し地蔵は首刈り地蔵と呼ばれるようになったそうです。

このままじゃいけないということになり、首刈り地蔵にお供え物をすることは禁止され、お供え物をした一家は村八分ということになったそうです。

俺が知ってるのはこれだけです。






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430: 本当にあった怖い名無し:2011/11/06(日) 16:46:42.41 ID:/7JjcaT80

中国で体験した怖い話
今仕事で中国に住んでいます。
ここで観た事や体験したことを書きます。

・近所の天使像
住んでいるアパートから歩いて5分のボロ住居の前に、
高さ60cmくらいの石膏製の天使像が置いてあった。
まあそこそこ見栄えのする像だったが、なんとそこの住人は汚いモップ干しとして使用w
上品な天使とその頭に掛けて干されている汚いモップが、
なんともいえないコントラストをかもし出していた。

ところが、2,3年前から天使像に異変が発生。
両目から血の涙のような跡がつくようになった。
天使の膝元に子供がいるデザインなのだが、子供の両目からも血の涙
を流した痕跡がある。そして日増しにその量は増え続け、
天使と子供の顔はもはや血まみれといった有様だった。

日本人なら目を覆いたくなるような状態の像だったが、そこは中国人w
何も気にしていないようだったが、モップ干しの
張本人と思われる掃除のばあさんが突然発狂急死してから事態は急展開。
ボロ住居の主人が誰かに、こんな不吉な像は捨ててしまいなさいと忠告されたらしく、
即日天使は首をたたき折られて近くの畑に廃棄された。
今でもその像は畑に捨てられたままだが、以前にも増して嫌な雰囲気を漂わせている。

・自室のテレビ
ある日、自室に置いてあったテレビがバチッと音を立てて画面が映らなくなった。
中国のテレビ番組は言葉がまったく判らないため、エロDVD鑑賞専用に使っていたものだw
ところが、映らなくなった画面を改めて見てみると、ひとつの大きな手形がついていた。
しかも形が不自然と思ってよく見てみると、指の数が全部で八本あった。
そのときは驚き2chに投稿するも、自分でやったんだろwと誰にも信用されず。
手形を写真に撮影した後、雑巾でふき取ったが、
何か油のようなものが凝り固まった後のような手形で、力を入れて苦労してふき取った。

自分の部屋にこんな妖怪みたいなのがいたなんて、自分でも信じたくないし。

まだあるけど、需要があれば書きます。


434: 430:2011/11/06(日) 17:28:06.51 ID:/7JjcaT80
・嫌な色のマンション
同じ中国在住の日本人同僚の知人がマンションを買ったと聞いた。
同僚曰く「安かったけど、でも何かすごく変な色のマンションなんだよね」
同僚は知らなかったが、実はそのマンションのことを俺は知っていた。

そのマンションは、昔中国の文革時代の処刑跡地に建てられた物件らしい。
当初はまともな色合いの物件だったが、
その後マンション内のあちらこちらで幽霊騒動など怪事が相次ぎ
挙句の果て、変死者や自殺が多発するようになって、風水師に相談したらしい。

その苦肉の策が、何とも言えない強烈かつ嫌な色でマンションを塗りつぶし、色の呪力で
怨霊を抑えるというものだったらしい。

その事実を同僚に教えてあげたのは言うまでもないw


442: 430:2011/11/06(日) 18:38:14.10 ID:/7JjcaT80
・天使像の理由
>>430のボロ住居の天使の話だが、その家の住人たちは時に犬を常食していたらしい。
近所で野良犬の姿が見えなくなると、ああまたあの家か、てな感じだった。
ところが、そのボロ住居の住人は毎年春になると凶暴になる病気?にかかることが多く
医者も原因がわからず、お手上げ状態だったようだ。

その住人の言うことによると、その住居には夜になると犬が入ってくるらしい。
しかもその犬はこの世のものではなく、右半身と左半身にきれいに切り分けられた
半身の状態で入ってきてその住居の住人をじぃっと見ているそうだ。

そんなこんなで魔よけのつもりで置かれたのが、くだんの天使像だと聞いた。




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299 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 00:27:56 ID:YIuRNseZ0
昔、一人暮らししてた時の話なんだけど、
一人暮らしを始めて一ヶ月くらいの日曜の朝、起きたら知らない女が横で寝ていた。
何が怖いって、俺その日の前日の夜、家にいて普通にちゃんと施錠して11時くらいに寝たのに・・・

俺が唖然としていると、その女が目を覚まし、(文章力ないんで、ここから順に箇条書きにしますね)
①いきなり悲鳴あげられる。
②何故か?俺が責められる(質問攻めにあう)。
③相手を落ちつかせるまで30分くらいかかる。
④落ち着いた所で話を聞いたら、3つの事実がわかる。
※その女は、俺の部屋の前の住人。(部屋の鍵は、処分せずもっていたらしい)
※昨夜は嫌な事があり、大酒を飲んでいた。(酔っ払い、昔の家に帰ってきた・・・)
※昨夜誰かに姦られていた?
(和姦か?どうかも、相手すら覚えてない。しかも、俺が寝ていた彼女を姦ったと少し疑われている)
この間、なぜか女が切れ気味。
⑤俺、切れる。
その後切れた俺が、女が住居不法侵入だという現実を理解させ、
その場で女の鍵をニッパーで切断して処理し、女を家から叩き出して終わらせた。

数日後、変な郵便が届き、
あて名が『~~マンション~号の現住人様』で、
差出人がなく、中身は商品券とお詫びの手紙で、その最後はこう閉められていた。
『酔っ払い女より』と。

文章が下手ですが・・・俺的には、今考えると恐怖の一日でした。


301 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 00:34:15 ID:0xJtCur10
>>299
> 『酔っ払い女より』
かわいいw


312 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 05:29:43 ID:7cBgygRbO
>>299
あーあ上手くいったらフラグ立ったのに…


314 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 14:37:29 ID:Jbwlz6QZ0
>>299
はいはいウラヤマシスウラヤマシスww


315 :299:2006/06/24(土) 16:41:23 ID:g1A9ig+C0
仲の良い友達から「身代わり地蔵」といわれる俺がうらやましいか?

インパクトがあまりないので詳しく書かないけど、人違いとか相手の勘違いで、
※線路に突き落とされそうになる。
※あまり話もした事に無いクラスの女の親に、「妊娠させた」と家にどなりこまれる。
※人気の無い所で先輩に袋にされかける。
※子供の頃、女の子と間違われて痴漢に遭遇。
※スーパーで万引きしてた一団の仲間と間違われて、一緒に事務所に連衡される。
(まぁ誤解がとけて、そこの商品券をもらったから得はしたけど)
※病院で血液検査したら病気見つかり、検査結果の紙をよく見たら違う人の血液結果だった。

・・・などある。俺の人生けっこう痛いぞ・・・




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