【閲覧注意】怪談の森【怖い話まとめ】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 洒落コワ





34 :営業会社の話(1/3):2011/01/19(水) 21:09:13 ID:iumaAo9x0
昔、訪問販売の営業をしていた会社で聞いた怖い話です。分り易い様に小説風に書きました。
長いですが、お付き合い頂ければ幸いです。怖くなかったらごめんね(´・ω・)

前提:営業5人程のグループ毎に車両長と云うものが付き、車両長が指示した場所(集合住宅)に降ろされます。
営業はそこで契約まで話を持って行き、車両長が契約書を持ってきて書いてもらうと云うシステムです。

以前、本社の方に、とても業績の良いAという若い男が居た。
グループBの車両長Gは、入社の時から特別Aを気に掛けていて、AはGの車両に乗る事が多かった。

ある日のこと、その日もGの車両に乗っていたAは、最近調子が良かった事もあり、
契約の決まりやすい新築物件(ファミリー)に優先的に降ろされた。
しかし、その物件は留守・居留守が多く、インターフォンにすら全然出て来ない。
まあ、良くある事ではあったので、余り気にせず最後の家のインターフォンを押した。
『はい』
若い女性の声が出た。美人だったらいいな、と思いつつ、意識しなくても勝手に出てくる挨拶を口にした。
程なくして玄関を開けた女性はとても感じの良い人柄で、有り体に言えば“決めやすそうな”雰囲気を持っている。
しかも、中々居ない美人。否応なしにモチベーションが上がった。
“これはいけるな”
これまでの営業である程度の勘が働いたAは、咄嗟にそう思った。話している感じもはまっている。
Aの予想は当たり、女性は玄関口で話しただけでかなりノリ気で、すんなりと室内に招き入れてくれた。

カウンターキッチンに通されたAは、ある事に気付いて顔を青くした。
天井にびっしりと、赤ちゃんの写真が貼ってあったからだ。
それはサイズも被写体も様々だったが、兎に角隙間無く貼られていた。異様な光景だった。
Aはその光景に恐怖を感じたが、先程まで話していた女性の感じは決して悪く無かったし、
むしろニコニコと感じの良い笑みと気さくな態度には、好感を抱いていた位だった。
何より、これ位の事で契約が取れるかもしれないチャンスをふいには出来無い、と云う思いが一番強かった。


35 :営業会社の話(2/3):2011/01/19(水) 21:11:50 ID:iumaAo9x0
“天井の写真は確かに変だけど、気にしないでおこう。”
Aは自身にそう言い聞かせて、商品説明や機器の実演を冗談も交えながら話した。
ファミリーでは旦那問題で契約が流れる事が多いが、そういった問題も無く、
かつて無い程にスムーズな流れで、さして時間も掛からずに契約の了承を貰う事ができた。

Aは女性に了承を取ってから、契約の為にGを呼んだ。
部屋に入ったGは、Aと同じように天井の写真に面食らったようで、
契約の最終確認の際もどこかぎこちない様子だった。
Aもこの部屋は不気味だったので、
出来ればさっさと契約を終わらせて早く部屋を出たい、と云うのが正直な気持ちだった。

しかし、後は契約書に捺印さえすれば契約完了、と云う所で異変が起きた。
「ではココと、ココと…」
Gが捺印の場所を指示していると、隣の部屋へ続く襖の向こうから、男の呻き声が聞こえてきたからだ。
ううー、うー、と、それは男性にしても低い声で、
思わずぞっとする位にはとても苦しそうに、恨めしそうに聞こえた。
流石にAとGも面食らって、襖を見やったあと、次いで女性の顔を伺った。
つい先程まで人のいい笑みを浮かべていた女性は、ぞっとするほど無表情にAを見ていた。
Aは恐怖を払拭する為に何かを喋ろうとして、女性の異様な雰囲気を感じ取って言葉を飲み込んだ。
心底目の前の女性を気味悪く感じた。それは、きっと本能的なものだった。
それはGも同じだったようで、二人ともまるで金縛りに遭ったように女性をただ見つめていた。
その間にも、ううーーー、うーー、と云う呻き声は止まる事無く、むしろ段々と大きくなっている様に感じた。

突然、女性がギギ、ともググ、とも言い難い声を漏らした。
多分、笑い声だったのだとは思うが分からない。女は相変わらず表情を少しも動かさなかったからだ。
「印鑑を…」
ぼそり、と女が呟いた。
は、と何とか声を出したAに、女性は口元だけを動かしてにいっと笑った。
「いいいいいいい、ん、」
女性がまるで引き伸ばしたテープの様に言った途端、今までは呻き声だった襖の向こうの声が、
「ア゛ー!ア゛ァーーー!」という叫び声に変わっていた。


36 :営業会社の話(3/3):2011/01/19(水) 21:12:46 ID:iumaAo9x0
“なんだ、こいつら?!やっぱり変な奴だったのか?”
Aがパニックに陥りそうになった時、更に不可解な事が起きた。
女性の頭が目では追えない速度で左右に動いたのだ。余りの速さに首から上がブレて見えた。
「ケケッ…」
女性は甲高い声で笑い始めました。相変わらず女性の顔は真っ直ぐにAを向いたままで。
Aは恐怖で泣き出しそうだった。
襖の向こうから聞こえる男性の叫び声と、女性の甲高い笑い声。

「お、おい、帰るぞ…!」
Gの震えた声を聞いて、Aは荷物を掻き集めて必死に玄関まで走った。
女性が追ってくる気配は無い。
玄関を出る瞬間に思わず振り返ってしまって、Aは後悔した。開け放った扉からリビングが見えたからだ。
そこには正座した女性がこちらを向いていて、その向こうの襖少しずつ開いて居るようだった。
ぽっかりと見えた暗闇の向こうを想像して鳥肌が立った。
AとGは死に物狂いで車に戻ると、急いでその場を後にした。

翌日、Aは例の家に商品の機器を忘れてしまった事に気付いた。
またあそこに戻るのは嫌だったが、取りに行かない訳にはいかない。
AはGに頼んで、一緒に昨日のアパートに向かった。

躊躇いながらも、意を決して部屋のインターフォンを押そうとしたAは、ある事に気付いた。
「Gさん、これ…」
Aが指差したのは、玄関の傍に設置されていたガスメーターのタグで、
それは本来、入居者が居ない場合に取り付けられるものだ。
驚いて電気メーターを見ると、止まっている。少しも動いていない。
「嘘だろ…」
Gが呟く。

何度もインターフォンを押して反応がない事が分かると、
苛々した様子で管理会社へ連絡し、早口に事情を捲し立てた。
数十分で来た管理会社のKは、Gの話を聞いて頻りに首を傾げながらも、勢いに押されたのか、
「確認するだけですよ」と前置いて、部屋の鍵を開けた。
部屋は、信じたくは無いが未入居の状態だった。昨日の風景はどこにもない。
ただ、ぽつん、と鎮座していた商品が、昨日の出来事を現実だと突きつけてた。


37 :営業会社の話(後日談):2011/01/19(水) 21:15:27 ID:iumaAo9x0
先日の出来事を酷く怖がったAは、その後会社へ出勤して来なくなり、部屋に閉じ篭ったらしい。
しかし、稼ぎ頭だった事もあり、会社の上司等に説得され、
“例の物件近くには行かない、新築物件には絶対に行かない”事を条件に、一ヶ月後には復職した。
ただ、彼はあの場所で出会った“何か”に、魅入られてしまっていたようです。

Aが復帰して一週間程経ったある日、GはA君をある物件に降ろした。
何の変哲もない普通のマンションだった。
以前他の者が何度か訪問した事があり、A自身も叩いた事のある物件だった。

十数分後、Gの電話が鳴った。Aからだ。
「もう決まったのか、やるなぁ、Aの奴。」
Gはわざと車両に乗っている他のメンバーに聞こえるように言って、電話を取った。
「もしもし」
電話は無言だった。
「もしもし?A?」
数十秒後、Aの叫び声と、ばたばたと騒がしい音が聞こえた。妙な声も聞こえる。
「A?!どうした?!」
ただ事ではない、と感じたGは車をそちらに向かわせながらAに聞く。
『…Gさん、自分、もう、仕事辞めさせて下さい…』
泣きながら、Aは言った。
「A?なにがあったんだ?」
車両長は出来る限り冷静に問いかけた。
『また、出たんです、あいつ』

Aの話を話を要約するとこうだった。
今度はポスターも何も無い普通の部屋で、普通の女性だった。
だが、話がトントン拍子に進んで、Gに電話を掛けた瞬間、
女性の顔が奇妙にぐにゃりと歪み、以前会った女性の顔になった。
そして、「また会ったね」。
そう言って、またあの奇妙な笑い声で笑ったそうだ。

Aは翌日から会社に来なくった。
そして、彼はそのまま失踪し、見付かっていない。


38 :34:2011/01/19(水) 21:21:16 ID:iumaAo9x0
以上が、私の会社で実しやかに噂されていた怪談話です。
実際、直叩き営業をやってる時に聞かされたので、結構ガクブルモノだったのですが、
書き起こしてみるとそうでもありませんでした(´・ω・)ネー

上司は「うちの本社であった実話だ」と言っていましたが、真偽の程は分かりません。
もしかしたら業界で有名な怪談話等ではないか、と言うのが私の見解です。
色んな場所に行く仕事柄、営業中に霊を見る人は結構居るみたいですし。


47 :本当にあった怖い名無し:2011/01/19(水) 23:13:50 ID:aM/lrbUC0
>上司は「うちの本社であった実話だ」と言っていましたが、真偽の程は分かりません。

なぜヤル気を削ぐような事を部下に言うのか
そこが不可解


48 :本当にあった怖い名無し:2011/01/19(水) 23:17:42 ID:mWuMAsIj0
もっと恐ろしい現実がその会社にあるんだろ


51 :34:2011/01/20(木) 10:19:15 ID:l5xj0Qmw0
皆さんコメ有難う。ほんのりじゃなかった人ごめんなさい(´・ω・)
今見ると脱字多いね。確認したつもりだったけどスマソ。

>>47 皆モチベーションだだ下がりだた。
でも>>48の言う通り、ブラック会社だったもんで、
出会うか分からない幽霊よりも、今日契約取れない時のが怖いというのが本音。



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126 :本当にあった怖い名無し:2009/11/12(木) 06:08:09 ID:bptuh2yAO
2ちゃんの心霊系のオフに参加した時の話です。 

車は3台あって、私は霊感がある(手品も上手い)Tさんの車に乗せて貰い、スポットをいくつか回りました。
不思議なのはその人の会話です。 
話題が霊視になった時、Tさんは「あれはコールドリーディングというテクニックですよ」と言い切りました。
話によると、会話の中からどうとでも取れる曖昧な話をして、相手にその先を喋るように仕向けて、
ヒントを得ていくやり方で、いわゆるインチキだと。 
「じゃあ試してみましょうか?」とニッコリとほほ笑みを浮かべ、Tさんは喋り始めました。 
そして次々と、私の部屋の間取りと置いてるタンスの位置や、カーテンの色を当ててきます。 
ただ、確かに曖昧に言って、私に正解を言わせているのが分かりました。 


127 :本当にあった怖い名無し:2009/11/12(木) 06:11:20 ID:bptuh2yAO
「もうちょっと特別なことをしてみる?」
Tさんは妙なことを言い出しました。 
私の手を、Tさんの手の上に乗せるように言ってきました。
運転の邪魔にならないタイミングで手を乗せると、Tさんはまた喋り始めたのです。
しかも、話を引き出す今までの話し方ではなく、いきなり。
「君のお母さん・・・今のお母さんじゃなくて、生んでくれた方のお母さんの実家、H市のM町の方だけど、
 今でも縁があるかな?」
私が2才のとき実母は他界して、5才で父が再婚。
実母の記憶はほとんどなく、今の母親を実母のように慕ってて、自分でも実母の事はすっかり忘れてました。
確かに実母の実家がH市というのは知ってましたが、M町かどうかは知りません。
Tさんは続けます。
「来年結婚する前に、お母さんの実家に行ってみてくれんかな?
 おじいちゃんとおばあちゃん・・・特におじいちゃんが会いたがってるよ」





128 :本当にあった怖い名無し:2009/11/12(木) 06:14:21 ID:bptuh2yAO

私は後日、父にH市の住所を聞いて(本当にM町でした!)、彼氏と行ってみました。 
私達は歓迎され、お祝いとして大金まで頂きました。
さらにおじいさんの方は病気を患って、もう長くないとも聞きました。
そこで、あの時Tさんが続けた言葉、
「庭の元井戸があった位置で酒を撒いて、器に入れた塩と水を供えておいで」を実行しました。
初めてのお庭でしたが、Tさんの言う通りの位置に井戸がありましたし、迷いませんでした。 

それ以降おじいさんは快方に向かい、元気な姿で結婚式にも来てくれました。 
Tさんとはオフの後、二・三度会いましたが、結婚後は会っていません。 
あの時、「見えない縁の綻びを直せるのが本当の霊視ですよ」と言ったTさんの言葉通り、今は幸せです。

 



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941: 1/4 2007/01/19(金) 11:01:32 ID:oZKI+h090
友人Mが大学生だったころのお話です。
名古屋の大学に合格したMは、一人住まいをしようと市内で下宿を探していました。
ところが、条件がよい物件はことごとく契約済みで、大学よりかなり離れたところにようやく一件見つけることができました。
とても古い木造アパートで、台所やトイレなどすべて共同なのですが、家賃がとても安いため、Mは二つ返事で契約を交わしました。
引っ越しを済ませ、タ際住み始めてみるととても静かで、なかなか居心地のよい部屋での生活に、Mは次第に満足するようになったそうです。
そんなある晩のこと、Mの部屋に彼女が遊びに来ました。
2人で楽しくお酒を飲んでいると、急に彼女が「帰る」と言い出しました。
部屋を出ると、彼女は「気を悪くしないで聞いてほしいんだけど、この部屋、なにか気味が悪いわ」とMに告げました。
彼女によると、お酒を飲んでいる間、部屋の中に嫌な気配が漂っているのをずっと感じていて、一向に酔うことができなかったというのです。

 
942: 2/4 2007/01/19(金) 11:01:50 ID:oZKI+h090
「気を付けたほうがいいよ」という心配そうな彼女の言葉をMは一笑に付しました。
もともとその手の話を全く信用しないMは「そっちこそ気を付けて帰れよ」と、彼女を見送ってあげたそうです。
しかし、結果的にこのときの彼女の言葉は取り越し苦労でも何でもなく、その部屋はやはりおかしかったのです。
このころから、Mは体にとてつもない疲れを覚えるようになりました。
別段アルバイトがきついというわけでもないのに、部屋に帰ると立ち上がれないぐらいに力が抜けてしまいます。
また、夜中寝ている間に、誰かが首を絞めているような感覚に襲われ、突然飛び起きたりしたこともありました。
 そのせいでMは食欲もなくなり、げっそりと痩せてしまいました。
きっと病気だろうと医者に診てもらいましたが、原因は分からずじまいでした。
心配した彼女は、「やはりあの部屋に原因がある」とMに引っ越しを勧めましたが、あいにくそのような費用もなく、
Mは取り合おうともしませんでした。

 
943: 3/4 2007/01/19(金) 11:03:16 ID:oZKI+h090
そして、そのまま2週間ほど経ったある晩のことです。
その日、Mはバイトで大失敗をしてしまい、いつにも増してぐったりとしながら夜遅く部屋に帰り、そのまま眠ってしまいました。
真夜中、ものすごい圧迫感を感じて急に目を覚ましましたが、体は金縛りのため身動き一つとれません。
ふと頭上の押入れの襖(ふすま)に目をやりました。
すると、閉まっている襖がひとりでにするする…と数センチほど開いたかと思うと、その瞬間、ぬーっと真っ白い手がMの方へ伸びてきたそうです。
Mは心の中で≪助けて…≫と叫ぶと、その手はするするとまた隙間へと戻っていきました。
しかし、ほっとしたのもつかの間、今度は襖の隙間から真っ白い女の人の顔が、Mをじっと見つめているのを見てしまったそうです。
Mは一睡もできないまま、朝を迎えました。やがて体が動くようになり、Mは部屋を飛び出しました。
そして、彼女をアパート近くのファミレスに呼び出し、「どうしようか」と2人で途方に暮れていたそうです。
ちょうどそのとき、少し離れた席に一人のお坊さんが座っていました。
そのお坊さんは、先ほどより2人のことをじっと見ていたのですが、いきなり近づいてきたかと思うと、
Mに向かって、「あんた、そんなものどこで拾ってきた!」と一喝したそうです。
Mが驚きながらも尋ねると、Mの背中に強い念が憑いており、このままでは大変なことになると言うのです。

 
944: 4/4 2007/01/19(金) 11:04:22 ID:oZKI+h090
Mは、今までの出来事をすべて話しました。
するとお坊さんは、自分をすぐにその部屋に連れて行くようにと言ったそうです。
部屋に入ると、お坊さんはすぐに押入れの前に立ち止まり、しばらくの間、その前から動こうとしません。
そして突然印を切るといきなり襖を外し始め、その一枚を裏返して2人の方へ向けました。
その瞬間、Mは腰を抜かしそうになったと言います。
そこには、なんとも色鮮やかな花魁(おいらん)の絵が描かれていました。
舞を舞っているその姿は、まるで生きているようで、心なしかMの方をじっと見つめているように感じたそうです。
お坊さんによれば、「どんないきさつがあったかは私には分からないが、この絵にはとても強い怨念が込められていて、君の生気を吸って次第に実体化しつつあり、もう少しで本当に取り殺されるところだった…」と告げたそうです。

お坊さんは、襖の花魁の絵の周りに結界を張ると、「すぐ家主に了解を得て、明日自分の寺にこの襖絵を持ってきなさい」と言い残し、立ち去りました。
次の日、彼女とともにお寺に赴きました。そして、その襖絵は護摩とともに焼かれ、供養されたということです。




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875 :リーマン1号 :2005/07/17(日) 12:24:52 ID:B2ZxYDXJ0
リーマン1号
不気味な話2
1.実話なので落ちはないです
2.現在進行中だと思います
3.具体的な名前は隠させていただきます


876 :リーマン1号 :2005/07/17(日) 12:41:47 ID:B2ZxYDXJ0
不気味な話2 金にまつわる話

今から7、8年くらい前の、ITバブルとよばれていたころの話です。
私が学校を卒業し、新卒で、とある自称IT関係という会社Aに就職いたしました。
当時私は就職活動をてきとーにしすぎて、3月くらいまで職がない状態で、
会社Aから内定通知がきたとき、わたりに船!!なんてついているんだろう、とまぁ大喜びをしておりました。

会社Aというのは、設立10年ほどのちっさい会社で、大阪市内の雑居ビルのなかに事務所を抱えており、
社員は私を含めて、20人ほどの会社でした。
新卒は私を含めて5人。設立いらい初めて新卒者を取ったということもあり、
社長含め会社全体でものすごく歓迎していただきました。
IT関係とひとくちにいって、業種は幅広いものです。
会社AがおこなっていたIT事業というのは、PCのセットアップやソフトのインストール等でした。
PCをあるていど知っている人間なら、できる代物です。
当然のことながら、まともな売り上げなんかあがるわけはないし、
大手の企業もやっているので、かなりきびしい状況でした。


877 :リーマン1号 :2005/07/17(日) 13:06:02 ID:B2ZxYDXJ0
そんな中で私が配属されたのが、IT推進事業部。部といっても6人程度。
新卒者は全員この部に配属され、研修を受けておりました。

1ヶ月ほどたったときに配置転換が行われました。
新卒者の適正や希望などを考慮して再配属する、とうやつです。
私自身はPC系の専門卒者であり、ほかの新卒者よりもPCに詳しいということで、
IT事業部にそのまま残る形になりました。

ここでまぁ衝撃といいますか、違う部署にうつった人間から面白い話をきかされました。
会社Aというのは、現在IT関係をメインにやっていこうとしている会社だが、
売り上げのメインは、金融および不動産仲介。
元々は金融会社だったと。
ここで誤解されるとまずいので補足しますが、怖い金融会社ではありませんでした。
社長は、ビジネスとしてのIT系のビジョンをもっており、
私たち新卒者を、「いずれIT系の主力としてがんばってほしい」といっておられました。
とまぁ、混沌とした会社でした。

会社にはいって1年ほどたったときに、この会社Aの命運をきめる自体が発生いたしました。


879 :リーマン1号 :2005/07/17(日) 13:24:26 ID:B2ZxYDXJ0
不動産仲介業。私自身は、こっちの業務はまったく無知です。
会社の中堅のTWさんが、市内のとある物件をあつかったというのが原因のようです。
何がおこったかというと、結果からいうとこの物件にかかわった人間、私含めて全員、
怪我とか不幸が多発しました。
私(リーマン1号)は、左足がやや不自由。
同期の人間YT、左半身不自由。
同期の人間MK、左手指3本切断及び身内に不幸。
中堅TWさん、行方不明。
中堅SYさん、左足を大怪我及び身内に不幸。
中堅WMさん、事故でお亡くなりになられました。
社長、莫大な借金と保証?で行方不明。
そのた経理の方とかが、左目にできものができたり、左手をけがしたり、めちゃめちゃくちゃでした。


881 :リーマン1号 :2005/07/17(日) 13:40:05 ID:B2ZxYDXJ0
事の流れはこうです。
世の中がY2K2000年問題が近いと騒いでた、夏のころでした。
会社の中堅TWさんが、知り合いか友人かなにかの、不動産物件の委託をうけたそうです。
この方は社長とも顔見知りで、よっしゃよっしゃで引き受けたそうです。
中堅TWさんに新入同期のYTが、部下みたいな形でつくことになりました。
YT自体は営業畑希望で、TWさんが「この物件を俺に任せるといってくれたよ」と、喜んでたのを覚えています。

YTが色々営業などでこの物件を売り込んでたようですが、一向に売れなかったらしく、だいぶ苦労してたみたいです。
初めて任された物件ということもあり、こまめに管理業務などもおこなってたようです。

最初に事がおこったのが、たしか秋ぐちだった思います。
YTが出社してこない。家に電話しても携帯に電話しても、連絡がとれないということで大騒ぎになりました。
中堅TWさんは、どういう理由でその物件にいったのは知りません、
その物件(一軒家)の中でYTが倒れているのを発見した。


883 :リーマン1号 :2005/07/17(日) 14:14:36 ID:B2ZxYDXJ0
詳細ははぶきますが、YT(直接本人からきいた)がその物件を見に行った。
いろいろチェックして帰ろうかというときに、猛烈な眠気に襲われて眠ってしまった。
気がついたら病院だった。
YT自体は元気でしたが、脳に出血があって、それが原因で倒れて、
左半身に障害がのこる、という結果になったということでした。
それが理由になり、YTは会社を去ることになりました。
中堅TWさんはひどく落ち込んだようで、「俺が一緒にいれば」といってたのを覚えてます。

その物件の管理業務をMKが引き継ぐことになり、
しばらくして社内で、MKが病院に担ぎ込まれたと騒ぎになりました。
詳細は、MKがチェックを終えて帰ろうとしたしたとき、門で指を挟んで飛ばしたということでした。
なんでもない事故のようでしたが、また例の物件だったということもあり、
あそこなんかいるんじゃね?とまぁ、話題にのぼりました。

MK自体は、手術ですぐに接合したということもあり、左手が使いにくいといいながらも会社にはきていました。
事故原因は、くつに汚れがついてるのをみつけて拭こうとして、こけない様に何気なく左手で門をにぎったら、
自分の体重で閉まってしまって指をとばした、ということでした。
しばらくして田舎の両親が不幸になり、「家業をつぐから」と会社Aをさりました。
あとで聞いた話ですが、MKの田舎の両親は車の事故で、車と遺体が原型を留めてなかったそうです。
そのときは、その物件がどうというのは、誰も真剣に考えませんでした。


890 :リーマン1号 :2005/07/17(日) 14:50:05 ID:B2ZxYDXJ0
YT、MKと、3ヶ月ほどで社員が2人も減り、社内はちょっとした混乱が起こってました。
そこのときに例の物件の管理は、中堅TWさんに移っていたようです。

新年を向かえ、社員一同が仕事始めで、社長の挨拶を聞くために集まりましたが、
中堅TWさんの姿はこのときにはありませんでした。
しばらくして私の上司にあたるSYさんに、「TWさん最近みかけないっすね?」と何気なく聞いたことありました。
そのときの返事は「年末で退職した」。ひどく驚いたのを覚えております。

1月が終わるか終わらないかのころ、社内の経理や総務の人間がやたら眼帯や、左手に包帯をまいていて、
社長が「正月気分が抜けてないようだから気を引き締めるように!!」と通達してたのを覚えています。

そのころに上司SYさんから、「IT住宅というのはどうだ?」というのを聞かされておりました。
ようするに、会社Aの不動産物件にIT関連の設備をつけて売る、ということです。
SYさんは、「まだどこもやってない新しいビジネスになる。成功したらうはうはだぞ!!」
リーマン1号「うはうはですか?もしかしてあんな事やこんな事も…うへへへ」
元々私は貧乏人の子せがれで、一攫千金のプチ野望をこのときは抱いていたので、
光通信や館内LAN等を詳しく調べて、IT住宅案件というのを、SYさんと一緒にやることになりました。


891 :リーマン1号:2005/07/17(日) 15:25:43 ID:B2ZxYDXJ0
2月の初旬には、SYさんから「例の案件 社長がGOをだしたのでやるぞ」ということで、
モデル物件に足を運ぶようになりました。

新築ではお金がかかり過ぎるため、すでに建っている物件に、LAN配線をするというのが大まかなプロットです。
今となってはどこでもあるような物です。
このモデル物件が、例の物件でした・・・
当初、私はまったく知らされていませんでした。
おそらく社長は、うすうすおかしいと気がついてたんじゃないかと思います。
早い目に手放すために、この物件を候補にあげたような気がします。

普通の建売住宅で、白い壁の外観、2階建て、車一台がとめられる駐車場と、どこにでもあるような家でした。
SYさんと物件をみながら、どこに何をつけて、どういう配線をするかなどを話しておりました。
無論霊感なんぞ1ミリもありません。
今でも日にちをよく覚えてます。2月13日。

2回目か3回目にその物件にいった時です。
私は屋内配線をするために、その家の壁材やら柱と柱の隙間など図面をもって調べてました。
しばらくして、なにやら外でSYさんが大声で叫んでるので、そとに出ました。
見た光景が、SYさんを中心に血の海。SYさんが大声で泣き叫んでました。
「医者、医者ああああああああああ。お前殺すぞああああいhjj@ll;;」
私は大慌てで救急車を呼び、会社に連絡して病院に付き添いました。
SYさんから後で聞いたのですが、家の外まわりを見て回ってると、私がSYさんを呼ぶ声がする。
表のほうにいくと見当たらない。
家の上のほうから「おーい。うぉぉぉい」と聞こえたそうで、上向くとアンテナが折れて落ちてきた。
八木アンテナてやつですか・・・左足太もも数箇所に穴をあけて貫通して刺さった状態に・・・


900 :本当にあった怖い名無し :2005/07/17(日) 16:09:22 ID:B2ZxYDXJ0
それから2、3日はいろいろごたごたあって、その物件のことを忘れてました。
アンテナの老朽化による事故で片付けられました。

SYさん自体の怪我は、まぁ結構きつい状態でしたが、例のIT住宅案件は進められるという感じでした。
たしか2月18日あたりに、
「リーマン1号、あの案件すすめろ。おれはちょっとまだうごけないが、WMが協力してくれるから。
 見積もりあげて来い」
と命令されました。

2月19日。
WMさんと一緒に、例の物件に行きました。
まだ玄関に血の跡が残っていて、WMさんが、
「すげぇな。血が乾くとこんな色になるんやな。アンテナも修理やな。
 リーマン1号。これ一回きれいに水かなんかで掃除しないと、変なうわさ立つかもな。あははははは」
私「へんな噂て、ただの事故ですよ。よっぽどYTとMKがかかわってた物件のほうが怪しいですよ」
WMさん「?なにゆってるん?それここやで。お前しらんかったん?」
私「ええええええええぇえ。は?は?ここぉ??」

私はSYさんから聞いた話を、WMさんにその場で話しました。

WMさん「うーーん・・・おかしな話やなぁ。そういやTW、おぼえてるか?」
私「年末に退職したて、SYさんからききましたけど?」
WMさんはにやにやしながら、
「あれな、退職ちゃうねん ほんまはな、行方不明。
 年末にTWから電話が一本あってな、『ちょっと寄るところあるから遅れます』てな。それから連絡なし。
 奥さんも捜索願いだして、会社の方にも警察きてるで。もちろん社内には秘密」
私「・・・まじすか?この物件が原因ですかね?」
WMさん「そんな非科学的なことあらへんよ。ここ事故物件でもないし、全部偶然でしょ」


904 :リーマン1号 :2005/07/17(日) 16:49:08 ID:B2ZxYDXJ0
2月19日。
そんなこんなで、WMさんとその物件で、後始末やら準備をしていました。
LANに詳しいかたならお分かりになると思いますが、
LANを屋内に這わすときに、コンセント形式が使いやすくて便利でして、ローゼットというものを使用します。
電源タップに近いものだと思ってください。

私は各部屋にローゼットを設置するための、場所決めをしておりました。
そろそろ終わろうかなと思っていた矢先、2FからWMさんが「おーい。おーい」と呼ぶ声が聞こえました。
それで階段をとんとんと駆け上がった瞬間に、なんでしょうね、突き飛ばされたというか、壁にあたったというか、
まったく予期してない方向にバランスを崩したんです。
階段から後ろにこけて、首をグキリというか、ごりっというか、バクテンを失敗したような状態で落ちて、
そのあとにお腹を階段の段のかどっちょに・・・
なんでしょうかね。大根おろしを擦るような感じですね。ごりごりて感じです。
床まで落ちたあとに、背中になんとも表現しがたいものすごい痛みが、ビキッと走りました。 
2Fの階段上から1Fの床に叩きつけられて、すぐに起きようとしたのですが、
頭と背中にとんでもない激痛がはしって、人間、こういうとき声がでないんですよ。
口をぱくぱくしてると、1Fの奥からWMさんが出てきて、「なんの音や?!どーしたんやリーマン1号?!」
情けないことにその場で失神してしまい、気がつくと病院でした。
頚椎の捻挫及び、椎間板ヘルニア。これが私の診断結果です。
医者には「階段から落ちた程度では普通こんなんにならないよ」と言われ、1ヶ月近く入院するはめになりました。
今はほぼ回復しましたが、椎間板ヘルニアで左足神経を圧迫して、最終的に左足に痺れが残る形になっております。


911 :リーマン1号 :2005/07/17(日) 17:05:13 ID:B2ZxYDXJ0
3月半ば、私が病院を退院して、松葉杖をつきながら会社にいくと、とんでもない事になってました。
ちょっとでかけることになったので、簡単にまとめます。詳細は夜にでも書きます。

3月半ばに私が退院→出社。
出社した日に、「4月に会社を解散して自主廃業します」といわれました。
この時点でSYさんは退職。WMさんは事故で急死。社長は行方不明。他6人が退職済み。
私を含め残っているのが8人。半年で半分以下になっておりました。
管財人という人と、専務がいろいろやっていました。


933 :リーマン1号 :2005/07/17(日) 21:30:20 ID:B2ZxYDXJ0
詳細です。
3月半ば私が病院を退院して、松葉杖をつきながら会社にいくと、看板がなくなっていました。
社内にはいると、半ばかたづけられ、閑散とした風景が目に入ってきました。
私が驚いて中をみわたしてると、すぐに「専務のところにきて」と呼ばれました。
応接室・・・応接室だった場所に、専務と経理の偉い人が待っており、すぐに、
「大変だったね、退院おめでとう。大変申し訳ないんだけど、会社廃業することにきまったから・・・
 きちんと退職金とかはできるだけ出すから・・・本当に申し訳ない」
私「倒産ですか?何があったんでしょうか?」
専務「倒産というか、今の会社の状態では、もう営業が続けられないのよ」
と、こんな感じでやり取りをしました。

専務の話を要約すると、
私がアクロバチックな事故で入院した後、SYさんとWMさんが例のIT住宅案を進め工事完了。
2月後半には売りに出す、というところまでこじつけたそうです。
そのあとすぐにWMさんが単独事故を起こし、お亡くなりになったそうです。
場所とかは聞いていませんが、運転中の心臓発作が原因と聞いてます。
SYさんのほうは、奥さんが病気との理由で、3月前半にいきなり退職したそうです。
あとに残されたメンバーが、仕事を引き継いだようなのですが、
この時点で社内では色々なうわさが飛び交って、どうしようもない状態になってたようです。
私が入院しWMさんがお亡くなりになったときに、
新入社員含め6人が、「怖いので辞めさせてほしい」と退職願をだしたそうです。


942 :リーマン1号 :2005/07/17(日) 22:38:53 ID:B2ZxYDXJ0
社長は、夏からつづくトラブルに、精神的に追い詰められてたようで、
「専務にすべてをまかせる」と言い残して、連絡がとれなくなったそうです。
残ったメンバーと話し合い、専務は自主廃業を決めたそうです。
実際にはいろいろとあったようなのですが、細かいことはわかりません。

そんな中で私の最後の出勤日をむかえ、私と他4人で焼肉にいくことになり、例の物件の話をききました。
私「やっぱりあの物件なんかあったんでしょうか?」
Aさん「そうじゃないんじゃないかなぁ・・・」
私「なんでです?あれ扱ってからおかしな事がつづいて、会社もなくなった。そんな気がするんですよ」
Bさん「うーん、まぁいいか・・・最後だし・・・
 実はね、あの手の奴は、あの物件を扱う前からちょくちょくあったんだよ・・・」
私「は?人が怪我したり、えらい目にあうってことですか?」

話を要約すると、
今の会社Aの前、社長が独立するまえに勤めてた金融会社が、俗にいうそっち関係で、
死人がでたりと、かなりキツイ商売をしてて、その金融会社にも似たような事件が起こったそうです。
社長はそれが怖くなったのと、その商売のやりかたがどうしても納得ができなくて、独立することにしたそうです。
社長を慕ってついてきたのが、専務とTWさんSYさんと、何人かの創設時のメンバーだったそうです。
例の物件は、前の金融会社のときの知り合いから、紹介されたものだったようです。
物件自体は普通の代物で、違う会社に移されてからは、何も起こってないらしぃです。
Bさんいわく、
「あれで、前の会社と接点もったのが原因じゃないかなぁ。
 金融屋て、身に覚えのないところで怨まれることたくさんあるからね」
とおっしゃってました。

はっきりした原因はいまだにわかりません。もしかしたら、ただの偶然が重なっただけかもしれません。
私自身は、今は他の会社に勤めてます。そのあと、メンバーがどうなったまでは知りません。
あの物件が原因だったのか、前の金融会社が原因だったのか・・・それとも他にあったのか・・・






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39名無しさん@おーぷん :2015/07/12(日)22:47:12 ID:vdy ×
 暑い夜、なんだか良く分からないモノを見た事がある。
形状は胃というか、腸というか。質感は湿っていそうだが、そんなにヌラヌラしていなかった。
色は多分肌色っぽい色(ライトに照らされていた為、詳細不明)。大きさはミニバン位。
当時、俺はタクシードライバーをしてたんだけど、お客を送る途中、田と田に挟まれた農道でそれを見た。
最初はカバーをかけたコンバインかと思ったんだが、そんなものが田舎の農道とはいえ道路を半分塞ぐような形で停めてあるわけがない。こりゃおかしいぞと思い、停車した時にはクルマとソレの距離は20m程になっていた。
お客が異常に気付き、前を見ると「おお」と緊張感の無い反応。
お客にクラクション鳴らしてみなと言われ軽く1回鳴らすと、その訳の分からないものはちょっと跳ねた後、大きさの割には音も無く、また、大きさの割にはCGのような速さで田んぼに消えていった。

しばらく車を止めたままポカンとしていたが、お客からメーターが回っていることを指摘されて我に返り、あともう少しで到着する集落に向かって走り出した。

色々お客に聞いてみたが、
・レアキャラ。あえていうなら化け物。神様ではない模様。
・田の悪いものを食べるらしい。出た年の翌年は豊作になると言われているが、お客が以前に見た年の翌年は冷夏の為凶作。
・見た者は知っているが、見ない者は存在自体をまず信じない。(そりゃそうだ)
・人を襲うという話は聞いたことが無い。
とのこと。

業務が終わり、営業所に帰った際に、喫煙所で同僚数名に話をすると、案の定「ンな訳が無い」という反応。
ただ、俺が訳の分からないモノを見た近辺は、しばしばドライバーから「夜中走っていると田が光る」という話がでる地点という話を聞いた。






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