【閲覧注意】怪談の森【怖い話まとめ】

当サイト「怪談の森」は古今東西の怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 【お寺系】



563 :561:2011/12/18(日) 03:29:06.56 ID:eAMJMBmL0
私は母方の先祖の女性が山の神を鎮め、そこに寺を建てた家系。
その名残なのか、女性は霊感を持って産まれることが多いみたいです。
2人いる姉もそれぞれ霊感があり、
母や祖母、叔母や従姉妹など、それぞれ力の大小はありますが、何かを持っているみたいです。 
とある従姉妹は霊感が全く無く、珍しかったようですが、
子供を産んだことで体質が変わり、霊を見るようになったようです。 
潜在的には力があったみたいですね。
逆に叔母は、子供の頃から霊障などに悩まされていたようですが、
子供を産んでから体質が変わったのか、霊を見ることなどが減ったようです。
子供を産むということは、霊能的にもすごく大きな事のようですね。 


564 :561:2011/12/18(日) 03:31:29.88 ID:eAMJMBmL0
しかし母方の先祖の男に関しては、先祖代々誰も霊感のあった人はいないらしいです。
そして困ったことに、男はみな没落してしまう。男子没落の相のある家系でもあるのです。 
男は仕事をしても何をしてもうまくいかない。耕作も、狩りも、漁も、何をしてもダメ。 
このままではいけないと、勉学に励んだ先祖もいたみたいですが、それもことごとく失敗に終ってしまったようです。

そんな家系がなぜ今まで続いているかというと、女の人に養ってもらっていたようです。 
女性は何をしてもうまくいくような所があって、
例えば母は、株などを特に調べもせずに適当に買っても必ず上がり、
宝くじなども、1億越えなどの大当たりはせずとも、100万円くらいの小金はよく当たります。 


565 :561:2011/12/18(日) 03:34:31.96 ID:eAMJMBmL0
なぜか男は栄えない母方の家系。
母方の先祖の中でも特に力の強い女性いわく、山に寺を建てた先祖の女性が鎮めた神の呪いのようなものらしいです。
男が栄えずに断絶してしまうような呪いなのか、 
それとも女性にも呪いはかかっているが、女性は代々強力な霊能防御力を持っているので大丈夫なのか。

とりあえず呪いのあることに気づいた世代から、
神の目を逃れるために、男の子は神が見落としてしまうまで女の子として育てられることになりました。 
私も幼い頃は女の子の服を着て、女の子の言葉使いを覚えさせられました。


567 :561:2011/12/18(日) 03:39:58.86 ID:eAMJMBmL0
そして男の子はみな、女顔に生まれるようになりました。 
キリンの首が生きていく上で長く伸びたように、ライオンの牙が鋭くなったように、 
生きていくために何世代もの時間をかけて女顔になったようです。 
私も小学生の頃はよく女の子に間違われました。 
何百年もかけて作りだされた生粋の男の娘です。 
男の娘といってもかわいくないです。 
昭和、大正、明治、江戸などの女性の顔の価値観も含まれていますので。 
浮世絵の女性の顔を想像してくれれば分かると思います。今の価値観ではかわいくありません。 

先祖の長い時間をかけた努力のおかげか、
少なくとも贅沢はできるような身分ではありませんが、私はそれなりに暮らしていくことができています。 
働いている会社がブラックなのは、もしかしたら神の呪いが残っているからなのかもしれませんが。 


572 :561:2011/12/18(日) 12:12:07.10 ID:eAMJMBmL0
祖母の妹は旦那さんがそんなの信じないタイプだったので、
普通に子供を育てていたら、男の子にだけいろいろな不幸があったりしたらしい。
そういうことを子供の頃に聞かされてたので、あのころは本当に女になってました。 


574 :本当にあった怖い名無し:2011/12/18(日) 12:58:14.67 ID:csKusRll0
>>572 
それが何代前からのことか分かる?


575 :561:2011/12/18(日) 14:13:13.67 ID:eAMJMBmL0
家系図とか見たら江戸以前からの公家の末裔みたいだけど、
こういう家系図って売買されてたりもするから怪しいところありますね。
うちの家族もルーツに関しては疑ってるところあります。 
ただ、霊障とかに関しては事実だろう、というのが家族みんなの認識です。 
実際お寺はあるし、女の人はみな栄えてるし、男が生まれたとき約束を守らなかったら不幸が続きますし。 

霊能家系だと感じる話は多々あります。 
変わった霊体験だと、 
フリーマーケットで人形とかむいぐるみとか買うと、
高い確率で魂が宿っていて捨てれなくて困る、ということがあります。 
なので俺も、中古だとかカスタムされてるフィギュアとかドールを買うのは禁止されていて、
大量生産されている新品の工業製品しか買えません。 
中国の露天で買った3000円くらいの安い仏像に魂が入っていて、それを祀らざるを得なくなったり、
母が子供の頃フリマで買ったお人形がつい最近、倉庫から出してきたときに泣いてたりしてましたし。 
ちなみにその人形は今はリビングで笑顔で座っています。 
かわいいです。 


576 :本当にあった怖い名無し:2011/12/18(日) 14:20:48.79 ID:ZebNYpfc0
京都とかいくと何かついてくるんじゃないか? 


577 :本当にあった怖い名無し:2011/12/18(日) 14:55:42.47 ID:DQKw2YGE0
新品の人形でもいずれは霊が宿る 


578 :本当にあった怖い名無し:2011/12/18(日) 15:10:33.53 ID:5x19jpxX0
男の娘の逸話は何かないのかね 


579 :561:2011/12/18(日) 15:29:27.40 ID:eAMJMBmL0
>>576 
なんだかんだで、こちらから積極的に入れない限り、とんでもなく悪いものは家の中には入ってこないみたいです。
母曰く、そういったものには近づけないようになってるみたいです。なんか守られてるみたい。 
ちょっとしたもんならちょくちょく入ってくるけど、
基本的に悪さはせずに、歩いてたり、座ってたり、居るだけだったり。 
けど男には見えないので、ホントかよって思ってます。 

>>577 
美少女キャラの抱きマクラに宿ってるって言われたときは驚きました。こんなものにも宿るんだって。 
俺はどこの誰かわからない女の魂を抱いて寝てたみたいで怖かったです。 
悪さしてこないから別にもういいけど。

>>578 
たいしたことではないけど、痴漢にあう。文化祭ではよく女装させられる。 
男の子に告白される。合唱コンクールではソプラノ担当。などです。 


585 :本当にあった怖い名無し:2011/12/18(日) 22:49:36.71 ID:DjlWUGK70
>>575 
フリマや中古の人形って、そんな高確率で魂入ってるの? 
どうやって見分けるのか、知りたいな。なんとなく存在感があるとか? 


588 :561:2011/12/18(日) 23:37:44.00 ID:eAMJMBmL0
みんな無意識に気に入ったものを買ってます。 
実は人形たちに呼ばれていたという可能性もあると思いますが。 
男の俺自身には霊能力がなくても、背後にある家系の力とかを像や人形たちは分かるのかも知れない。 
ちょっといいなと思ったくらいじゃ買わないようにしてるけど、
子供の頃から母親に聞かされていた言葉、『悪いのは家に入れないよ』を信じてるし、
何度も出会ったり、海外旅行で一度きりの出会いだと思ったりしたら、買ってもいいかと思ってしまう。
けど、祀るものが増えるのは面倒。結婚したら実家には置かずに持って行けと言われてる。 


600 :本当にあった怖い名無し:2011/12/22(木) 15:37:17.79 ID:aIMoPecAO
祭祀はなくとも、神との関係が何らかの形で継続している。
神に守られるのは神に繋がる女のみで、男は除外される。
ゆえにそのような形態になる。


603 :本当にあった怖い名無し:2011/12/23(金) 07:13:44.67 ID:5AvfjLKd0
>>600 
その神様は人神だな。
自然の神々はそんなことはしない。自然神は男女の区別なんてしないから。
自然災害で人が死ぬことがあるが、それは災害だから仕方ない。
家系にこだわるのは人神で、霊的に見ると末の神々だな。


615 :561:2011/12/24(土) 02:04:32.17 ID:fgrruFKw0
ブラックに勤めているので、天皇誕生日という国民の祝日なのに休めない非国民です。
約1週間ぶりにスレ見ました。 

>>600,603 
ちなみに地方の山の独自宗教です。 
祀ってたのは白龍とか星とか、あと山の神、それと変な池。 
寺には普通に仏像とか地蔵もありますけど。 
そこには1,2年に一度くらいしか訪れないけど、今でも訪れた時には寺に何人か信者が来ていたりする。 
寺を管理している修行を積んだおばさん(家系の人間ではない)が、
信者に俺を「あの方(宗教の創設者)の子孫だ」とか言うと、信者はやたら目を輝かせて話しかけてくるので、
その土地ではすごい宗教なのかもしれない。 
と言っても、その土地に住んでいる住人くらいしか信者はいないので、1000人もいかないだろうと思います。 
4世代前くらいから都会にいるから、詳しいことも分かりません。 

そのおばさんはロレックスを巻いて、社務所(?)みたいなとこには40型以上の液晶テレビがあって、
なにげに儲かってるみたいなので、
最近、母は姉たちに修行させておけばよかったかなとか言っている。
そのおばさんが寺と山の土地の権利を譲れと言ってきて、ただいま何気にぴりぴりしておりますヽ(゚Д゚ )ノ


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588 本当にあった怖い名無し sage 2011/06/21(火) 22:38:08.34 ID:SbZN7MgF0
どことは書かない。
そして長い。
あまり怖くはないかもしれないが、これは、先日、友人から聞いた話。
ある気妙な経験から仏門に入った友人が、この震災を期にまたつきあいが始まったんだ。
震災後の安否確認の連絡網から、消息不明だった友人、仮にAと連絡が付き、震災も落ち着いた頃に一緒に茶でも、と言う話になった。ま、坊さんに酒でも、と言うわけにもいかないからね。

そいつは、大学時代オカルト研に所属していて、別の友人の帰郷先の昔話をオカルト研の仲間と実践して酷い目にあって、紆余曲折の末今は僧侶見習いをしている。と言うかもうじき一人前になるらしい、なにをもって一人前か知らないが。
今はずいぶんと修行の成果があったのか、学生時分の浮ついたところがなくなり、落ち着いて昔話もできるようになった。Aも仏門を叩くことになったきっかけの事件からも不思議な体験を重ねたらしく、修行中出くわした出来事を話してくれた。

Aはお使いで関東のあるお寺に向かっていたのだが、何せ修行中の身、駅からかなり離れているそのお寺まで徒歩で向かっていた。
これも修行の一環らしい。
その途中、山を削って通っている線路の上の陸橋を渡ろうとした時、1人の老人が陸橋脇にしゃがみこんで、お地蔵さんに手を合わせていたそうだ。Aも見習いとはいえ坊さんの端くれ、その老人のわきで手を合わせたんだそうだ。
すると、その老人はAにむかって深々とお辞儀したあと、Aをじっと見つめるとこういったんだ。
「あんた、鬼と何か関わったことがあるね?」
Aはびっくりして老人に問い返すと、老人はこの地蔵の事を話し始めた。

589 本当にあった怖い名無し sage 2011/06/21(火) 22:43:26.62 ID:SbZN7MgF0
「このお地蔵さんはな、鬼女を鎮めるためにあるからの」
老人の話だとこのあたりには昔、人を喰らう鬼女が住んでいたそうだ。
どこから流れ着いたのか、この山道(当時)通る村人や、旅人、子供をさらい、
時には色仕掛けで誘っては、むごたらしく殺しては喰らっていたそうだ。
もちろん、時の領主は討伐の兵を派遣したりもしたが、
鬼女の妖術の前には返り討ちに遭いなすすべも無く、
村人は時には何も知らない旅人をこの道、と言うか
坂に生け贄として向かわせたこともあったそうだ。
そんな鬼女におびえるある日、1人の旅の僧が村に訪れた。
僧は、はじめ村人に騙されて、鬼女のいる坂へと向かっていたが、
何やらただならぬ空気を感じ取り引き返して村人を問いつめた。
観念した村人は鬼女の話を僧にすると、僧はそれなら自分が何とかしようと言い、
日が良くないからと7日間の潔斎の後、鬼女の住む坂へと向かった。
その後、右腕を失った僧が村に帰ってくると村の長に、
坂に独鈷杵(どっこしょ)の刺さった石がある。それに鬼女を封じたが、
今まで罪のない旅人を犠牲にした村にも因縁がある。そこで、その因縁を断ち切るためにも、
腕を失った自分の代わりに手を合わせて鬼女を鎮めること、鬼女の庵があるので
そこで鬼女に食われたもの達の墓を六つつくり慰めることを指示して、
僧自身は腕を無くした自らの修行不足を恥じ、山へと帰っていった。
その後、六つの墓のあったあたりは六石塚、鬼女がいた坂はどっこ坂と呼ばれるようになった。


590 本当にあった怖い名無し sage 2011/06/21(火) 22:45:35.35 ID:SbZN7MgF0
どっこ坂ではその後も村の人が鬼女を鎮めるために、旅の僧の指示通り、
村上げての念仏が行われていたが、それでもときどき鬼女の影が坂を彷徨くことがあったらしい。
そんな風習も今では失われて、地名も変わってその名前を覚えているのは年寄りだけだったらしい。
そんな失われた風習が今でも残っているにはそれなりの理由があった。

それは、この田舎にも鉄道がやってきた時に事件が起こった。
鉄道はどっこ坂のある小山を切り開いて通ることになり、
どっこ坂をまっぷたつにするように線路が通った。
地元の人間はどっこ坂の昔話を知っているので、
鉄道の工事には反対したらしいが、用地は県の所有だし、
どっこ坂の鬼女を封じた石は鉄道の方で移動して祀る事になったし、
結局は押し切られることになったらしい。
ところがここは、この路線でも予想外のずいぶんな難工事になってしまい、
工事中に何人か人死にも出たらしい。それは工事中の事故だけでなく、
自殺、変死もあったらしい。地元の人たちは言わんこっちゃない、と
鬼女の祟りがこっちに来ないように戦々恐々だったらしい。
それでも人の命の安かった時代、無理矢理にも鉄道は開通し、
どっこ坂はなくなり、その後人死にが出ることもなくなり、
人々はどっこ坂を忘れていった。

591 本当にあった怖い名無し sage 2011/06/21(火) 22:48:06.41 ID:SbZN7MgF0
ところが、ここに一本の道路が通ったことでまた事件が起こり始める。
ちょうど線路によって分断されていた道が、整備されて陸橋が架けられた。
もとが旅人が通った道だけにルートとしては便利な道だったらしい。
ところが、道が開通してから不思議とそこで事故が多発する。
交通事故、自殺、変死、そんなことが半年に1,2度起こるようになった。
事故にあった人からは、女の影が~という人も続出した。
そんな話が耳にはいるようになってから、この老人は、
ここがかつてのどっこ坂であり、女の影、というのが鬼女ではないかと考え、
ここにお地蔵さんを建立したのだという。
そして、伝えられた儀式に従い念仏を月に一度は唱えているという。

「だが、これを知っているのももう儂1人だ。因縁のある村の末としてここまでやってきたが、
もう、村人はちりぢりになって他の地に移り住んだし、余所から来たものはこんな話は聞いてくれん」
その後、どうなるか老人にも分からないが、
逆に因縁のあるものがいなくなれば鬼女もいなくなるのかもしれない。

592 本当にあった怖い名無し sage 2011/06/21(火) 22:55:16.25 ID:SbZN7MgF0
「儂はそうやって、鬼女を鎮めて、時にはその影を見てきたから分かるんじゃが、
お前さんからは鬼の臭いみたいなものがする。いや、儂みたいな因縁みたいなものがある」
Aは老人の言葉にぎょっとした。
なぜなら、Aが仏門に入るきっかけが鬼、だったからだ。
「お前さん、○○寺まで行きなさるか。なら早く用事を済ませることだ。
暗くなってからはここを通ると縁に引かれるかもしれんからな」
老人お言葉にじわり、と汗ばむ季節なのにAの背筋には冷たいものを感じたそうだ。
Aは老人に挨拶すると、そそくさとそこを離れた。
老人の助言通り、早く用事を済ませて帰ろうと思ったらしい。

ところが世の中ままならないもので、Aの用事は夜までかかった。
そこで、無理をおして帰るほどAも怖いもの知らずではなく、
寺で夜を明かしてから帰ることにした。
もっともAの方も暇な身ではないので、始発電車で帰ることにしたそうだ。
だが、厄介なことにAも修行中の身。
帰りも駅までは歩いていかねばならず、始発電車で帰るためには
暗いうちから寺を出なければならない。Aはさすがに嫌な気分になったが、それも仕方ない。

593 本当にあった怖い名無し sage 2011/06/21(火) 23:01:21.29 ID:SbZN7MgF0
そこでAは寺の住職にどっこ坂の話を聞いてみた。
住職もはじめはピンと来なかったようだが、思い出したように言う。
「ああ、アレか。アレは下の方の△△寺が今でも供養しておるよ。
話によると鬼女を封じた石と独鈷杵の半分が今でもあるそうだ」
半分?
Aがその事を聞くと、住職は移転供養の際、
工事人がロープを掛けるところを間違って独鈷杵を折ってしまったそうだ
老朽化していたらしい。しかも輸送の途中で無くしてしまうと言うおまけ付き。
その話にAが青くなると、さすがに住職もバツが悪くなったのか、
Aに△△寺の場所を教え、何かあったらそこまで行けば
どっこ坂の鬼女も何もできないだろう、と言ったそうだ。
まあ逃げ場所を知ったAは、とりあえずそれで良しとし、
その晩は眠りにつき、予定通り暗いうちに寺を出発した。

Aが朝靄の深い道をどっこ坂に向かって歩いていると、どっこ坂の方がやけに明るい。
嫌な予感がしたが、考えてみれば現れるのは鬼女の影で、光ではないので
Aは臆病になっている自分を笑うとどっこ坂に向かって足を速めた。
近くによるとその光は車のヘッドライトで、どっこ坂の陸橋わきの土手に乗り上げていた。
事故か?
そう思って車の中を覗いてみると、車内には気を失った若い男女。
とりあえず息はあるしケガも見あたらない。
これは救急車より警察の方が、などと考えていたAの背筋に冷たいものが走る。
その嫌な感じのする方、ヘッドライトの先を見ると。

595 本当にあった怖い名無し sage 2011/06/21(火) 23:08:08.31 ID:SbZN7MgF0
女、と思われる黒い影。
光を浴びて姿が見えるはずなのに、影。
その頭には角みたいなものまで見える。

そこまで認識した瞬間、
Aは悲鳴を上げて逃げ出したそうだ。
ダメだダメだダメだダメだダメだダメだ
ダメだダメだダメだダメだダメだダメだ。
よく分からないがAの頭はそれしか思い浮かばなかったという。
もうAはよく分からないが坂を駆け下り、転びながら、
それでもとにかく逃げた。逃げた。△△寺に向かって逃げた。
どっこ坂の陸橋も越え、しばらく走っていたが、後ろに感じる嫌な空気。
なんだよ、鬼女ってのはどっこ坂にいるんじゃないのか?
もう随分走ってるぞ。△△寺についちまうじゃないか、
なんて考えながら、涙と鼻水を垂らしながらAは走った。
そのとき、△△寺に向かう道ではなく、右手の竹林に目が行った。
なぜか気がつくと道を外れて、その竹林にダイブしたA。
ごろごろ転がりながら、見えた後ろには、確かに鬼女の影があった。
これは、もうダメかと思った時、Aは竹藪の中で何か堅いものを手にしたらしい。
よく分からずにそれを握ると、近くの家から鶏の鳴き声が聞こえた。
それと同時に鬼女の影はだんだん薄くなっていったという。
ぜーぜーと言う呼吸が納まってきた時、
助かったのか?
そう思って影が消えた方を呆然と見つめていると、道から誰か覗いていたそうだ。
一瞬ビクッとしたが、よく見るとそれは昨日の老人だった。
「一体、そんなところで何をしてなさるのかね」


596 本当にあった怖い名無し sage 2011/06/21(火) 23:09:45.49 ID:SbZN7MgF0
そう言って、老人が近づいてくると、Aはどっこ坂で見た事故?と
鬼女の影のことをまくし立てるように話した。
老人はAの無事を喜ぶと、Aの手を見ていった。
「その、握ってるものは何かね」
Aも、自分が何か握っている事に気がついて、握りしめたものを確認すると、
それは二つに折れた独鈷杵の半分だった。

「爺さんの話だと、鬼の縁で無くした独鈷杵の半分に引かれたのかもなぁ、
とは言っていたが、正直もう鬼に関わり合いたくない。だって怖いんだよ、マジで」
Aはそう言うと、泣きそうな顔でぶるぶると自分を抱きしめた。
お前の実家の方だぞ、この話。あそこら辺を通る時は気をつけろよ。
そんなことを言うAに、オカルト研でぶいぶい言っていたヤツが
変われば変わるモンだと感心しながら
「で、その影ってのは本当に鬼女の形をしていたのか?」
と聞くと、Aはまじめな顔で答えた。
「いや、ホントに鬼女だって。だってラムちゃんみたいなシルエットだったんだぞ」
「……いや、ラムちゃんはないだろ」
真顔でラムちゃんとか言うAの表情のほうが、俺にとっては正直、怖かった。
いや、マジで。



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699 :本当にあった怖い名無し:2006/10/16(月) 10:54:45 ID:T+LmW/A9O
俺の実家は小さい寺をやってて、親父が憑き物祓いや人形供養してるのを何度も見てたが、
今までで1番怖かったのが赤ちゃんの人形。 
ミルクとか飲ませるような結構デカイ人形(わかるかな?)。

当時10歳くらいだった俺は、夜トイレに起きると、
人形部屋(供養する人形や、供養前の人形を集めた部屋)から、ミャーミャー猫のような鳴き声が聞こえたので、
部屋に入って電気をつけた。
そしたら、ダンボールにガムテープぐるぐる巻きにした箱があって、
中からミャーミャー鳴き声とガリガリひっかいてるような音が聞こえ、
中に猫がいる!と思った俺は、ガムテープをはがしてダンボールのふたをひらいた。
途端に鳴き声が止まり、中を見ると、中にいたのは猫じゃなくて赤ちゃんの人形だった。
普通寝かせると目をつぶるタイプの人形なんだけど、目をパッチリ開けて俺の顔を見ていた。 
俺は怖くなって逃げようとしたが、数歩後ずさったとこで腰を抜かし恐怖で動けなくなった。 

ただひたすら箱を見ていると、箱がカタカタ揺れて人形の手が出てきて、箱のフチを掴んだのが見えた。 
出てくる!って直感的に思った俺は、目を瞑って叫びまくった。
そしたら親父が来て人形を抱き上げ、人形に向かって「もう寝なさい」と言い、
今度は木箱を持ってきて、中に入れ蓋を閉めた。
その後、親父に「何をしてたんだ!」と酷く怒られて、
「箱の中から猫の鳴き声がした」と説明すると、溜め息をついて、
「今度から何かあったら、まず自分に言いなさい」と言われた。

その人形は、その日の夕方に近所のおばさんが持ってきて、まだ親父も中の人形を見ていなかったそうだ。
そして次の日に、その人形は燃やす事になった。 
寺に持ってきた人形でも、無害な物は人形部屋で供養しているのだけど、
動いたり声を出したりするのは危険だから、燃やす事にしていたらしい。
木箱に入っている人形に、お経を唱えながら親父が火をつけた途端に、
中から昨日のミャーミャー言う声が激しく聞こえてきた。
それに構わず親父お経を唱えた。
燃やした人形を出すと、原型を止めていない黒いプラスチックの塊になっていた。 
その塊は箱に入れて、無縁仏の墓に埋葬した。

その後何も無く、今では都内で独り暮らしをしているが、
夜中に猫の声が聞こえると、ビクッとしてしまう自分がいる。


701 :本当にあった怖い名無し:2006/10/16(月) 11:40:15 ID:l9Q7j8FmO
この話し怖い! 
夜中に人形部屋に入る君も凄いが 
1番凄いのは君の親父さんだね 


702 :本当にあった怖い名無し:2006/10/16(月) 11:46:02 ID:i3mKzhIW0
>>699 
wktk(・∀・)他にもまだまだありそうな悪寒! 
次の投下待ってますよー


709 :本当にあった怖い名無し:2006/10/16(月) 13:19:30 ID:T+LmW/A9O
>>701-702 
うちは小さな寺だから、本堂や人形部屋も自宅と繋がっていて、
人形部屋は子供の頃から結構遊び場にしてたから怖く無かったが、
流石にその後からは余り入らなくなった。 
寺っ子の割には、実は幽霊や人魂など見た事も無いし^^; 

憑かれた人間の話や不思議だった体験はいくつか記憶に残っているが、余り怖くないと思います。


710 :本当にあった怖い名無し:2006/10/16(月) 13:31:00 ID:0UOStqyk0
>>709 
>>憑かれた人間の話 

いいモン持ってんじゃねーか! 
kwsk! 


711 :本当にあった怖い名無し:2006/10/16(月) 14:44:41 ID:T+LmW/A9O
>>710怖くないですよ。 
憑き物落としは何度か見ましたが、1番印象が強かったのが狐憑きの女の子。
自分と同年代だったから気になってたのかも。

両親に連れられて客間に通されたその子は、友達とコックリさんをやった後からおかしくなったらしい。
自分は狐だと主張するようになって、サラダ油を飲んだりするようになったらしい。
でも、一見普通の子に見えた。 
別に暴れてるわけでもなく、うつむいてちょこんと座っていた。

でも、本堂に移って親父が読経を始めると、途端に酷い叫び声を出して、
凄い勢いで裸足のまま外に逃げ出した。
両親や親父が追い掛けて行くと、その子は真冬なのに池に飛込んだ。
池から引きずり出して本堂に戻そうとしたら、その子は、
「私は○○神社のお稲荷様だ!」「神の使いだ!」「寺になんて用は無い!」
みたいな事をギャーギャー叫びまくっていた。
その時のその子の顔は、顔が青ざめ目がつり上がり、本当に狐みたいで怖かった。 

そして今度は逃げないように、ご両親が娘を左右から押さえ付けて読経を始めた。
最初は何て言っているかわからない悲鳴をあげながら暴れていたが、
親父がその子の胸元に小さな刀みたいのを押し付けたら(刺したんじゃなくてあてただけ)、
気絶したみたいに動かなくなった。
親父は「多分もう大丈夫」と言ったが、意識が無いのを心配したご両親が救急車を呼び、病院に運ばれたが、
救急車の中で意識を戻し、今までの事(コックリさんをした後の事)を全く覚えて無かったそうだ。

次の日にその子とご両親がお礼に来て、何か高級なメロンを一箱貰った。
そのメロンが滅茶苦茶美味かった事を忘れない。


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598 :本当にあった怖い名無し:2012/01/19(木) 06:02:29.92 ID:15X/QBG00
いいお経と悪いお経があるのをみんなは知っているか? 
例えば、坊さんに高いお布施を渡すと、最高位のお経を唱えたりしてくれる。
しかし、金額が安いと途中で切り上げたり、位の低いお経しか唱えてくれなかったりする場合がある。

俺はお経に効果があると、悪い意味でそれを体験した。
俺が小さい頃、母親の親戚の葬式に家族で出ることになった。
母親に「今日は邪教だから、絶対にお経が流れてる部屋に来ちゃだめよ」と念押しされたにもかかわらず、
まだ小さかったため、兄貴と俺でお経の流れている母親のところに行ってしまった。
すぐに母親に追い出されてしまい、俺と兄貴は外で遊んで時間を潰した。
その夜、異変が起きた。
俺と兄貴は中耳炎になってしまった。

また別のお葬式のとき。
母親に「お経が流れてる部屋に来ちゃだめよ」と言われていたが、今度は俺一人で行ってしまった。
その夜、また俺は中耳炎になってしまった。
耳鼻科で見てもらうと、医者から「かなり進行している。聴力に影響がでるかもしれない」と言われた。
つい先日切ったばかりだった。

亡くなった人たちは、そのお経で成仏できたのだろうか?
 
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知り合いの話。
彼の住んでいた村に、由緒ある山寺がある。

参るのに長い石段を登って行くのだが、その中に誰も踏まない段があるという。
その一段だけ苔にびっしりと覆われているので、すぐにそれと分かるそうだ。

伝わる話では、その段を踏んでしまうと神隠しに遭うという。
皆の前で、頭の先からすーっと透き通って消えてしまうそうだ。
今もその石段は健在で、問題の一段はやはり苔に覆われている


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