【閲覧注意】怪談の森【怖い話まとめ】

当サイト「怪談の森」は古今東西の怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 【山まつわる】


44 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/18(土) 01:50:35.84 ID:YOUWn5H70.net[1/3]

先週の平日の昼間にちょっと車で遠出して山道を走ってたら、1000年の巨樹みたいな看板が出てきて興味を持ち、
車を砂利の広場に置いて山道を歩いて行ったんですよ。その頃は夕方に差し掛かる位の時間帯になってたんだけど、
目的の木はそんなに遠くは無さそうだったのでたった一人で細い道を進んでたら、どこか遠くで「カコーン」という木を
思い切りぶっ叩くような音が聞こえてきたんです。しばらくすると今度はまた別の場所から「カコーン」という音が
聞こえてくる。誰かが何かの木でも切ってるのだろうかと思ったんだけど、気にせずに進んでいったら、
少し先の曲がり角の奥から「ヒャー、はぁはぁ…。あぁー」みたいな声が近づいてくる。そしてカーブを曲がって、
50代後半くらいのおじさんが私の姿を見てびっくりし、その場でズザザーっと勢いよく転んだんです。
びっくりして「大丈夫ですか?」と近づいたら、物凄く腕とかブルブル震わせながら、恐怖に怯えた顔で私を見て、
「あ、あなたそっちから来たのか? 安全だったか?」と震える声で聞くのです。
猟銃は持っていなかったんだけど、少し暗い色の深緑とベージュのジャケットみたいな物を着て、
同じような雰囲気の帽子をかぶったおじさんで、地元の人なのかなと思いました。
しかし、その怯え方を見ると私もなんだか怖くなってきて、慌てて「今来たばかりですが、安全とはどういう意味ですか?」と
答えたら、「れ、れ、れい…熊だ! 人食い熊がっ!」というのでびっくりして
「えっ、ここ熊なんか居るんですか? 野生の? しかも人食い熊?」と聞いたら、
「は、早く安全な場所に、早く!」って息も絶え絶えに叫ぶので、急に怖くなって今来た道を急いで戻る事にしたんです。
そうしたら、また今度は別の場所で「カコーン」という音が聞こえたかと思うと、少し間を開けて、また別の場所から
「カコーン」という音が…。

45 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/18(土) 01:51:49.61 ID:YOUWn5H70.net[2/3]

その音がなんだか自分達を取り囲むようにあちこちから、少し間を開けながら聞こえてくる。
そこで「あの音は何ですか? 木を叩いてるような音がしますが…。」と訪ねたら
「まずい、早く、早くここから逃げないと…。もう取り囲まれてる」などと言うのです。
心底ゾッとして人食い熊がそんなに沢山居るのだろうかと慌ててペースを上げ、ようやく
自分の車を止めた駐車場が見えてきたのです。
そこで、「はやく、あの車はあなたの車か? はやく、はやくあの中へ」というので、
なんか泥だらけのこの知らないおじさんを乗せるのはイヤだなと思いながらも、
人食い熊に襲われたら大変だから、後部座席に乗ってもらうことにしたんですよ。
そこで呼吸を整えて、しばらく様子を見てたんだけど、熊は一向に姿を現す様子もない。
カコーン・カコーンという音はずっと鳴り響いていて、なんだか何人もの人間で一斉に鳴らしてるような音に
なった後、シーンと静まりかえったんです。
そこまで待つとおじさんもだいぶ落ち着いてきて「危ない所だった…。まさか今日だったとは…。」と
漏らすので、「一体あの音は何ですか?まさか人食い熊じゃないですよね?」と聞いてみたら、
「先ほどは申し訳なかった。確かに人食い熊ではないのです。でもそうでも言わないと逃げ切れなかった。」と答えるんです。
「それじゃあ、あれほど慌てて逃げたのは何だったんですか?」と聞いてみたら、
「信じては貰えないかもしれないのだけど、数年に一度この地域ではあのような木を叩く音が鳴り響く事があるのです。」

46 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/18(土) 01:52:38.27 ID:YOUWn5H70.net[3/3]

「誰かが叩いているんですか?」
「そうじゃない。あの音は地獄へ続く門が開く前触れの音なんです。霊門と呼ばれています。
森の中の遠いところから少しずつ、先ほどのようなカーン・カーンという音が聞こえてきて、
ぼんやりしてるとあっという間に取り囲まれてしまう。そしてそのまま地獄の門へ引きづり込まれてしまうのです。」
「まさか…。」
「信じられないかもしれないけど、あの音の中心と思われる場所には、後日多くの動物の死骸が見つかるのです。
今日はもう近寄らない方が良い。これから2~3日は絶対に近寄らない方が良い。」
そう言い残してそのおじさんは車を降りると、振り返りもせずにどんどん道を歩いて去ってしまいました。



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243 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/04/01 11:05
そういえば昔、母方の実家の裏山に登ったとき、何気に怖い体験してるんだよね。
ガキンチョが普通に野山を駆け回って遊んでいる、ごく普通の状況。
お気に入りで、いつも遊び場にしていた裏山の中腹。
そこには少し開けた平地があって、でっかい杉の木が3本ほど生えていた。
その周りでよく遊んでいたのだが・・・


244 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/04/01 11:13
その日も俺は、お気に入りの場所で木に登ったりして遊んでいた。
そうこうしているうちに陽気に誘われてか、何やら眠気が襲ってきた。
普段はこんな事ないのに、その日に限って無性に眠く、それ以上遊び続けることが億劫になってしまった。
山道を下って祖母の家まで行くのも面倒になった俺は、
木の下に生えているクローバーの群生で寝転んで、そのまま寝入ってしまった。
俺的には少しだけ眠って、それから帰ろうと思っていたのだが・・・・・。

目が覚めてみると、辺りは月の光に照らされた、薄明るく青い世界が広がっていた。
そんな状況で心細くなった俺は、居た堪れなくなり、速攻で家に帰ろうと立ち上がり、走り出そうとした。


251 :244:04/04/01 21:11
すると背後からいきなり声をかけられた。
「坊主、こんなところでこんな時間に何をしてるんだい?」
突然の出来事に、心臓が口から飛び出すほど驚いたが、
暗闇の中心細かった俺は、人恋しさもあって、人の気配に安堵しつつふりかえった。
そこには初老の老人が二人いて、優しげな笑みを浮かべて俺の事を見ていた。
老人の笑顔を見て、さらに落ち着きを取り戻した俺。
今までのいきさつを話し、これから山を降りる所だということを伝えた。
すると老人は、口をそろえたようにこう言った。
「坊主は良くこの辺りで遊んでいるな?ちょくちょく見かけていたよ」
「そうかぁ、XXXさんとこの孫か」
どうも二人は、俺の祖父祖母を知っている様子。
俺はこの近所に住んでいる人なのかなぁ?などと思っていた。
「まぁこれから山を降りるんじゃ暗いだろうから、これをもって行きなさい」
そう言って、片方の老人が懐中電灯を貸してくれた。
「あぁ、それからこれももって行くといい」
もう片方の老人が、そう言いつつ俺の手に渡したもの、
それは笹の葉でくるまれた、何だか分からないものだった。


252 :244:04/04/01 21:16
俺は唐突に現れた二人の老人の親切極まりない行動に、少し警戒心を抱き始めていた。
子供の考えることなど、年を重ねてきた人間には手に取るように分かるものなのだろう。
その感情は二人の老人には、さも訝しげにしているように見えたようで、こう切り出してきた。
「私たちはこの近所に住んでいるものだから、そんなに怪しまなくても大丈夫だよ」と。
母の生家の事情も知っているようだし、終始優しげな笑顔を浮かべている老人達だったので、
俺はそれ以上老人達を疑うことを止めた。

その後少し話をして、切りの良い所で礼を言い、老人達と別れて、俺は登ってきた山道を降りていった。
道に入れば、そこは木の生い茂る暗い道。
老人が貸してくれた懐中電灯がなければ、
それこそ鼻をつままれても分からないであろう、暗闇の中を歩く羽目になったはずだ。

難なく山を降り、母の実家へたどり着いたとき、実家では一騒動巻き起こっていた。
もちろん渦中の人物は俺である。
日が落ちたというのに、まったく帰ってくる気配のない俺を心配して、
周辺地区の人を集めて捜索に出るところだった、というのだ。
あの時は本当に、これからの人生分のお叱りを合わせても余るほどにこっ酷く怒られた。


253 :244:04/04/01 21:19
そんなこんなで落ち着いて、山の上での出来事を話し、老人に借りた懐中電灯と謎の包みを家族に見せたのだ。
「懐中電灯は後で返しに行かなくてはなぁ」
そんなことを父が口走りつつ、笹の葉で包まれた珍妙な包みを解いた。
中からは杉の葉っぱがもさっと出てきたが、それをどかしてみると、
桜の葉が巻かれた、旨そうな桜餅が3つ出てきた。
何か不思議な光景だった。
謎の二人の老人と懐中電灯、そして桜餅。
父はキョトンとしていたのだが、祖父と祖母、そして母は、なんとも言えない表情をしていた。


254 :244:04/04/01 21:22
俺が子供の頃に山で体験した話はここまでなのだが、
その後高校に入った俺が、そのときの話を何とはなしに両親に振ってみたら、面白いことが判明した。
実はうちの母も幼少の頃に、俺と同じような体験をしていたというのだ。
そのときもやはり老人が出てきて、桜餅を貰って山を降りてきたらしい。
ただ少し違っていたのは、懐中電灯ではなく、老人の一人が一緒に山を降りてくれたことと、
老人は3人居たということだった。

その話を聞いてから母の実家を訪ねた際に、祖母と祖父にも同じ質問を投げかけてみたが、
俺のときと同様な話を聞かせてくれた。


255 :244:04/04/01 21:46
件の裏山は、母方の実家が先祖代々受け継ぐ持ち山だそうで、
俺や母が遊んでいた平地の杉の木も、ご先祖が植えた物らしい。
しかし、俺が生まれる少し前に、そのうちの一本は枯れてしまって、
今では、枯れても尚頑丈な、幹と太い枝を少し残しているのみだ。
俺が遊んでいた頃は、もう少し枝が張り出していたのだが、
年を追うごとに風化してしまい、近々切除しようかと言う計画が持ち上がっている。
俺的には何かの形で残したいとは思うので、
母の実家の上がりかまちにでも輪切りにして置こうか、という話もある(w

で、老人のことだけど、ここまで来ればもう落ちというか、正体らしき物も掴めているだろうけど、
祖父、祖母、母、俺の4人の見解は、満場一致で「杉の木の方々だろう」と言うことで落ち着いています。
いろいろ話し合った結果、
そんな知人やご近所さんは居ないし、母子そろって同じ体験をしているし、という事で・・・。

怖い話でもあり、微笑ましげな話でもあり。
なんともつかみ所のない奇怪な体験でした。
杉の木の方々に感謝。
信じられないかもしれないけど、信じてくれとも言わない。
ただただ、全ては思い出の中にあるのみ。


257 :244:04/04/01 21:49
ちなみに、懐中電灯は行方不明なのだ。
いつの間にかなくなったらしい。
大切に仏壇にしまっておいたそうだけどねぇ。






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私が介護を担当していた爺さんに聞いた話。爺さんの若い頃には、町の近くの山にも鹿や兎が住んでいて、仕事の傍ら猟師をしてる人が多かった。猟ではいくつも決まりがあって、守らないと八分にされて大変な目にあったんだと。その一つに、山で殺した獣は必ず喰う。というのがあった。その中でも蛇は絶対喰えと教えられていたそうだ。一口でも喰えば相手も諦めがつくが、無駄に殺されたと思わせれば返しが来るんだと。蛇は執念深くて恐ろしいからな。と爺さんは言っていた

栃木日光マタギと呼ばれる猟師は仙北マタギなどと違い、比較的大きな集団ではなく、猟師仲間として少数名で狩りをするのであるが、毛皮の需要などと銃による狩りの普及と共に、山での怪事に遭遇したときの話が様々にある。



その中で鹿撃ちの際に、鹿をおびき寄せる鹿笛というものを使うが、笛の弁に蟇(ヒキガエル)の皮を使わないようにしたという禁忌がある。鹿笛という物は発情期の雌鹿の声を真似た音を出すものだが、笛の弁に蟇の皮を使うとベストな音を出せるのだが、なぜか蟇を使った鹿笛の時に限り、大蛇が現れるという恐ろしい事が度々起きたそうだ。

もし大蛇を撃つ場合、必ず背後から撃たねばならない。大蛇は鱗が堅く、鋳掛けた鉛弾では通らぬ事があり、背後から鱗の間隙を狙って撃たねばならない。これをコケラ撃ちといい、コケラ落としからの意味がある。大蛇を撃ったら必ずそれをぶつ切りなどにして、肉の一部を少しでも食わなければならなかった。老猟師たちは『喰え、ちっとでも喰うもんだ』と言い、若い猟師たちに大蛇を鍋で煮させた。こうしないと大蛇は必ず祟ると言われ、鍋で似ても悪臭のある虹色の脂がドロドロ浮いて、とても人が食えるような代物ではなかったという。それでも最終的には生姜を擦って鍋に入れ、工夫して昔の若い猟師たちは口に入れたそうだ。昭和初期の頃だという。




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29 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/04/30(木) 18:57:34 ID:u3KG1eMV0
友人の話。

仲間何人かでキャンプに出かけた時のことだ。
夜も更けて他の者は寝入ってしまい、火の側に居るのは彼一人だった。
欠伸を噛み殺しながら、そろそろ火の始末をして俺も寝ようかな、などと考えていると、
覚えのない声が話しかけてきた。
「何しているんだい?」
顔を上げると、火を挟んだ向こう側に誰かが座っていた。
ぼんやりとしか見えない、大きな黒い影。視界に霞でも掛かったかのよう。
何故かその時は不思議とも怖いとも思わず、普通に返事をした。
「んー、火の番をしてる」
相手の正体は何者なのか、何でこんな時間にこんな場所に居るのか。
そういった類いの疑問がまったく頭に浮かばなかった。
先程まではシャンと起きていた筈なのに、寝惚けた時のように思考が上手く働かなかったという。
ぼんやりと、俺寝惚けているのかな、と考えているうち、また話しかけられた。
「その火が消えたらお前さんどうする?」
「んー、消えないよ」
「こんな山ン中じゃ、一寸先も見えない真っ暗闇だろうな」
「んー、この火が消えちゃったら、そうなるだろうね」
「闇は深いぞ。中に何が潜んでいるかわかったもんじゃないね」
「んー、暗いのは怖いよ。だから火の番をしなくちゃね」


30 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/04/30(木) 18:59:00 ID:u3KG1eMV0
声の主は、頻りと火を消すように勧めてきた。
「火の番なんか止めちゃえよ。もう眠いんだろ。寝ちゃえよぐっすりと」
「んー、そうしたいけど、そういう訳にも行かないんだよね」
「俺が消してやろうか?」
「んー、遠慮しとくよ」
「消すぞ」
「んー、でも直ぐまた点けるよ、暗いの嫌だから」
「一度消えた火は直ぐ点かないぞ。無駄だからもう寝ちゃえよ」
「んー、ライターもあるし、火種があれば直ぐ点くよ」
「ライターか。それがあれば直ぐに火が点くのか」
「んー、点くと思うよ。簡単に山火事になるぐらい」

すると声は、ライターを無心し始めた。
「火が消えないならライターなんてもう要らないだろ。俺にくれよ」
「んー、これは大切な物だから駄目だよ」
「俺が代わりに火を見ててやるよ。だからライターくれよ」
「んー、僕のじゃないから、やっぱり駄目だよ」

こんな押し問答を何度くり返しただろうか。
やがて影がゆらりと立ち上がる気配がした。
「火が消えないんじゃしょうがないな。帰るとするか。また遊ぼう」
その言葉を最後に、何かが山の闇の中へ去って行った。


31 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/04/30(木) 19:00:43 ID:u3KG1eMV0
「ばいばい」
小さくなる気配にそう挨拶していると、いきなり強く揺さ振られた。
ハッとして身構えると、揺すっていたのは先に寝ていた筈の仲間だ。
目が合うや否や、凄い勢いで問い質される。
「お前!今一体何と話してた!?」
「何とって・・・あれ?」
そこでようやっと思考がはっきりし、明瞭にものが考えられるようになる。
「えっ今、僕、何かと会話してたの!? 夢見てたんじゃなくて!?」
気が付くと残りの皆もテントから顔を出し、こちらを恐ろし気に見つめている。
彼を揺すり起こした者が、次のように教えてくれた。

曰く、テントの外で話し声がしたので目が覚めた。
夜中に迷惑なヤツだと思い、テント中の寝顔を確認してから青くなった。
人数から判断する限り、今外には一人しか出ていない筈だ。
恐る恐る外を覗くと、焚き火を挟んで座る影が二つ。
片方は間違いなく友人だったが、もう一方が何かわからない。
人の形をした、黒い塊に見えたらしい。
友人と影は、何度もしつこいくらいに言葉を交わしていた。
どうやら、火を消す、消さないで揉めている様子。
絶対に消すんじゃないぞ!
声に出せない願いを胸中で叫んでいると、じきに影は立ち上がり山奥へ消えた。


32 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/04/30(木) 19:01:33 ID:u3KG1eMV0
いつの間にか他の皆も起き出しており、背後で息を殺していた。
影がいなくなった時、テントの中では安堵の溜め息が重なったそうだ。
その直後慌てて外に飛び出し、憑かれたように火を見つめる友人を引っ掴んで、
ひどく揺すって目を覚まさせたのだと、そう言われた。

思わず、影が消え去った方角の闇をじっと見つめてしまった。
何も動く気配はない。足元で薪の爆ぜる音が聞こえるだけだった。

その後彼らは、その山を下りるまで絶対に火を絶やさないよう心掛けた。
不寝番を二人立てて、火の番を交代でしたのだという。
その甲斐あってかその後、あの黒い影はもう現れなかったそうだ。

「僕はあの時、何と会話していたのかな?」
思い出すと今でも鳥肌が立つのだそうだ。





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269 :えっちゃん。:03/02/20 05:39
私、小学校の低学年の頃、父に連れられ妹たちといっしょに、
奈良の山奥にある大きくてすごっくキレイな川(まさに秘境!!てかんじのとこ)に、泳ぎに連れて行ってもらったことがあった。
父から離れたらアカンと言われてるにもかかわらず、そっと川の端の方にいったら、ちょっとしたくぼみみたいなゾーンがあって、
そこに近寄った瞬間にズポーンってすごく急な流れに体をすいこまれるように足をとられて、ゴボゴボっと流され水中に・・・
死ぬうっと思った瞬間、すーっと静かになったような気がしたと思ったら、
スッゴイ大きな何故か傷だらけのナマズがするりんっと現れて、私の目の前を横切った。
私はそのナマズのしっぽにつかまって、スルスルと水中をくぐりぬけたかと思うと、
気がついたら足のつく浅い所にいて、川の砂利のうえに寝転がるようにひじをついて座っていた。大きな岩陰でした。
あれ?と思うと、父の呼ぶ声が向こうの方から聞こえた。
私が岩陰から顔を出すと、「おまえそんなとこにおったんかー!!」といきなり頭を叩かれて、すごい勢いで怒られました。
私はその父のあまりにもすごい剣幕にびびってしまい、
まさか深みにはまって溺れかけてたなんて言えない・・・と思い黙っていました。

その日の晩に妹だけにそっとそのことを話すと、
(私はその頃、まだその魚がナマズという魚だと言う事を知らなかったので)その魚を調べに行こうと、
近くの本屋さんの魚の図鑑を見にいくことになった。
図鑑をみて、私を助けてくれた魚がナマズだったという事を知りました。
そして妹と二人でナマズの絵を書き、「ナマズさんありがとう」と夜空に向かってお祈りのような儀式をしました。

今思えば、あのナマズは当時の私の体の倍以上は余裕であった気がする。
それを考えたらカナリ怖いけど、あれは一体何だったんだろう?と今でも思います。不思議な体験でした。
でも、なぜナマズは傷だらけだったのかなぁ。




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