【閲覧注意】怪談の森【怖い話まとめ】

当サイト「怪談の森」は古今東西の怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 不思議系



252 :最強の退魔師を見た:2006/06/01(木) 02:46:51 ID:yzlDp5eJ0
小学五年生の頃の話。

その頃は学校ではこっくりさんやキューピットさんが流行っていて、放課後になると誰かが必ずやっていた。
その日もいつもの様に、放課後に女子3人がこっくりさんをやっていた。
俺とAとBは、それを下らない話をしながらなんとなく見ていた。
まぁ普通にこっくりさんは降りてきたようで、色々聞いてキャーキャー言っていた。
最初は楽しそうに…と言うのも変だが、普通にやっていた女子たちだったが、何か様子がおかしい。
俺とAとBは会話を止め、女子たちの所に寄ってみると…
「こっくりさん、こっくりさん、お帰り下さい…」
スーッと十円玉が動く…
『いいえ』
どうやらこっくりさんが帰ってくれないらしい。
何度やっても駄目なようだ。
「なんで…?」
「もうやだよ!」
「おかえりください…」
女子たちは泣きながら発狂寸前だった。


253 :最強の退魔師を見た:2006/06/01(木) 02:47:50 ID:yzlDp5eJ0
するとおもむろにAが口を開いた。
「お前らはこっくりさんに対する歓迎の気持ちが足りなかったんだ!」
と言い出し、歓迎の歌と称して突然歌いだした。
「こっくりさぁあ~ん!
 こっくぅーりさん、こっくぅーりさん
 こくぅーりこくぅーり、こっくーりさん!
 こっこっここっこっくぅ~りさん!」
俺とBは絶句した。
発狂寸前だった女子たちも絶句してAを見ていた。

Aが歌い終わると、十円玉が突然激しく動きだした。
シャッ!シャッ!シャッ!シャッ!シャッ!
『も』『う』『こ』『な』『い』

それからその教室にこっくりさんが降りてくる事はなかった。
そう、Aは凄まじい音痴だったのだ…
翌日からAのあだ名は孔雀王になった。





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449 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/27(月) 00:16:31.32 ID:KLoCalwk0.net
子どもの頃、空中を平泳ぎ出来た。
両手の指を思いっきり広げて少しだけ先を曲げた状態で、手を体の前に出して、
高速で手のひらを上下に動かすと、空気が掴める感覚が出てくる。
これが特に強い時に、掴んだ空気を持ったままお尻の部分をジャンプさせると平泳ぎの体勢になる。
こうなったらなぜか空気中を泳げるんだ。

小学校中学年の頃、人間は宙に浮かない事を悟ってから出来なくなったが、
それまでは色々な場所を上から見ていた気がする。
ちょうどドローンで見たような視界が広がっていた。
現実感はあったが、夢だったのか、それとも本当に行けたのか…


450 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/27(月) 00:25:30.32 ID:KLoCalwk0.net
空中を泳げた記憶があるのは、当時住んでいた家の前の路地およそ30mぐらい。
家から10分ぐらい離れたところにある、大きな池の畔の公園。
そして小学校、夏休みのキャンプ場の四か所だ。

因みに、夏休みのキャンプに一緒に行った友人と昔話していたら、
こちらが話しだす前にそいつが空中を泳いだ話をしだした。
当時から俺が不思議さんだったのか、実際に友人も泳いでいたのかは不明。





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26 :本当にあった怖い名無し:2019/08/27(火) 12:37:03.55 ID:Jv+th8ka0.net
うちのお袋はまだ70手前で元気に生きてるけれど、口を酸っぱくして言う遺言があるのよ。
「いかなる理由があろうともA(地名ね)の我が家には住んではならない。これは遺言である」って。
お袋、遺言の定義を絶対わかってねえなあとか思うけれど、まあ良しとしよう。

Aの我が家っていわゆる建売の新興住宅地。どこにでもあるようなそんな新興の住宅地。
1970年代の終わりにうちの親父がこの一区画を買って、俺は生まれたときからそこに住んでいたわけだ。
当然まわりも若い家族や同年代くらいの子どもたちが多く入居してくる、と。

=====道路
□□□□□□
□□●□□□
=====道路

●が我が家。
周りの□は一緒に開発された建売の家。
なんとなくイメージつくと嬉しい。

結論から書こう。
このブロックは「40前後の男性が3年おきに死ぬ」んだ。


27 :本当にあった怖い名無し:2019/08/27(火) 12:37:50.01 ID:Jv+th8ka0.net
1人目:1木さんちのお父さん 死因ー心臓発作だか脳関係? 年齢38だか39 俺が幼稚園の年長のとき。
家の場所を図にするとこんな感じ。

=====道路
□□□□□□
□■●□□□
=====道路
●が我が家で、■が1木さん

これが原因かはわからないけれど、この一家はホントに荒んでいくんだよね。
1木さんの奥さんがすげえヒステリックな方で、家がすぐ隣だから大声出せば聞こえるのだけど、
この奥さんがものすごい金切り声で子どもを叱るんだ。それもほぼ毎日のペースで。
時には何かモノを投げる音も聞こえてきたり。
俺が小学校時代はそんなの日常的に聞いていて、子供のほうが中学に入った頃には応戦できるようになって余計にひどくなったり。
うちのお袋がさすがに本気で通報を迷うことも多かったけど、
このヒステリックな1木さんの奥さんて、結構我が家にも細かいことで文句をいいにくるんだよね。
おたくの庭の枝がうちの庭に少しかかるとかなんだかんだとかで。
だから、お袋はスゲー嫌ってて「1木さんちには関わらない」というのが基本的な方針だから。
それで1木さんちの子供は俺の少し上の女の子なんだけど、
やっぱり中学くらいからわかりやすくグレて、そのまま25歳のときに懲役を食らう犯罪者になるんだ。
さすがにあれだけ家庭が荒めばそれも仕方ないと思う。


28 :本当にあった怖い名無し:2019/08/27(火) 12:39:17.51 ID:Jv+th8ka0.net
2人目:2本さん。死因-聞いてないけれど病気系。年齢40 おれが小学校3年生。
場所は1木さんの隣で、うちから隣の隣の2本さん

=====道路
□□□□□□
■□●□□□
=====道路
●が我が家で、■が2本さん

2本さんは粋でいなせなおっちゃん。本当に良い人だった。子供心にもとても好きなおっちゃん。
俺が「こんちは!」なんて言うと、
「おう!ユー坊!(あ、おれの名前ね)飯は食ったか!どれ、ダッコしてやろう!」なんて言ってくれるから、
「俺はもう小学生なんだぜー!」とか俺は返したり。
ダッコされたらされたで、ちょっと嬉しいのは秘密。
よく休日に近くの公園で遊んでいると、「娘が受験だから家にいらんない!」なんて一緒に遊んでくれたことをよく覚えてる。
親しい人が亡くなったのはこの2本のおっちゃんが最初。
2本さんの子どもは亡くなった時で高校生のお姉さん。綺麗な人で、初恋があるとすればもしかしたらこのお姉さん。
お袋曰く、俺はよく遊んでもらったらしいけれど、俺はそれをあんまり覚えてない。
いわゆる、近所の憧れのお姉さん?みたいなかんじのひと。
いまアラフィフか。幸せになってるといいな。


29 :本当にあった怖い名無し:2019/08/27(火) 12:40:14.99 ID:Jv+th8ka0.net
3人目:3田さん 死因-これも病気と聞いてる。年齢45くらい。俺が小学校6年生のとき。
場所は我が家の逆隣。

=====道路
□□□□□□
□□●■□□
=====道路
●が我が家で、■が3田さん

3田さんは子どももいなかったし、小学校入るくらいまでは接点も少なくてわりと未知の住民って印象が俺が小さい頃はあったけれど、
何かで話した時に膝を折って「ユー君」なんてね、すげえ優しい人だなーって思った。
それからはお祭りとかでも良く会うし、とても良いお隣さんだったと思う。
この人との思い出はめっちゃ多い。けど、一番の思い出はアンパンマンだな。
いつからか会うと必ず俺は「アンパンマン見てる人!?」って聞くんだ。
すると3田さんは「はい!」なんて手を挙げて返事してくれる。
それで俺は「えー!大人なのにー?」なんて笑って返すルーティンがあったんだな。
でもある日、今にして思えば最後の入院の前に同じように聞いたら、
「ユー君、ごめんね、実はアンパンマン見てないんだ」なんて言ってさ。
別に単なるルーティンだから見てるか見てないかなんて重要じゃなかったけれど、(というか本当に見てるとも思っていなかったし)
子ども心に「勇気のあるとても偉い人だな」って思った。
きっと些細なことだけど、死期をある程度分かっていて嘘をついたまま逝きたくなかったのかも。
あとから聞いたことであるけれど、実は子どもに関してはちょっとご事情があったと聞いた。
だから俺を含む子どもには特に優しくしてくれていたのかもしれない。


30 :本当にあった怖い名無し:2019/08/27(火) 12:40:46.65 ID:Jv+th8ka0.net
4人目:4水さん 死因-脳梗塞。年齢40過ぎ 俺が中学校3年生
場所はうちの庭向こうの隣。

=====道路
□□□■□□
□□●□□□
=====道路
●が我が家で、■が4水さん

4水さんちは、俺の二階の部屋からお風呂場の窓が見えるのよ。
ここの子供は俺の1個上のお姉さんと2個下の弟がいてね。お姉さんがお風呂場でよく歌うんだ。
夏なんかは窓を少しあけるじゃない?だから歌がよく聞こえるの。
もちろんお風呂の中までは見えないんだけど、やりたい盛りの俺は中を想像してピュッとしたもんだ。
いま考えりゃあ、何故これがおかずになったかがよくわからんのだが。いや、余計な話だな。

それでまあさすがに不気味になるわけだ。
3人までならまだ"疑惑”ですむけれど、3年おきに40前後の働き盛りの男が4人続けてだからね。”疑惑”ってわけにもいかないじゃない。
そんなだからうちの町会で「お祓いでも」となったわけだ。
実際にうちのブロックに神主さんを呼んでお祓いをしたらしい。カシコミカシコミ・・・ハライタマエ、キヨメタマエってやつ。


31 :本当にあった怖い名無し:2019/08/27(火) 12:41:15.03 ID:Jv+th8ka0.net
5人目:俺の親父。死因-ガン。年齢43歳 俺が高校3年生の夏
ガンと診断されてから亡くなるまでは半年ほどだった。見つかった時にはもう手術不可だったみたい。

=====道路
□□□□□□
□□●□□□
=====道路

とってつけた様に俺の苗字を「5トウ」ということにしておこう。
なんつうか、あれだよ、四十九日を迎えたあたりで本当に思ったのは、「あぁ5人目はうちの親父だったかぁ」って。
もちろん悲しみは大きいんだけど、なんつかそれ以上に諦めというかなんというか。
まあそれで我が家は気味が悪いからということで、俺が高校卒業&大学一人暮らしだし、お袋も独りになるしということで我が家は引っ越し。

けれども話はまだ続く。


32 :本当にあった怖い名無し:2019/08/27(火) 12:42:01.17 ID:Jv+th8ka0.net
6人目:6ッキーさん。死因-ガン 年齢39 俺が大学3年生
「アンパンマン見てる人」の3田さんの亡くなった後、その家に入られたアメリカの方。

=====道路
□□□□□□
□□●■□□
=====道路
●が元・我が家で、■が6ッキーさん

6ッキーさんは俺が中学校入ったころに3田さんの家に越して来られた方。奥様はエイドリアンではなくて日本人。
お隣だから中学・高校と英語の勉強を本当によく教えてもらったし、おかげで英語はわりと得意。
ニューヨーク訛りでDIYが得意で、そしてパーティーの好きな陽気な方。
日本語はほとんど喋れないんだけど、気さくな人でね。
ホームパーティー呼ばれたり、休日にDIYを覗いたり、たまに手伝ったりするとお菓子とお茶をご馳走してくれたり。本当に素敵な人だった。
それだけに6ッキーさんの訃報に接したときは本当に衝撃だった。

「あいつは日本人でも外国人でも構わずに連れていくのかよ!」と本気で思った。
あいつ?と思ってくれた?そう。『あいつ』なんだよ。


33 :本当にあった怖い名無し:2019/08/27(火) 12:42:39.64 ID:Jv+th8ka0.net
親父が死んでから実は我が家では、はっきりと『あいつ』を認識してたんだ。 親父を連れ去ったのは『あいつ』だと。
うちの台所に窓があるんだけどね。ちょっと曇りガラスの。
いつからかうちの窓は雨が降ると、女の顔がハッキリとシルエットで浮かび上がるのよ。
そしてそれはどう見ても『睨む女』のシルエットなんだよ。
お袋も不気味に思って、布巾で何度も何度も表も裏も拭くんだよ。お掃除スプレー的なものも使って拭いてた。
けど何度拭いても雨が降ると、『睨む女』は我が家の台所の窓に浮かび上がるんだ。
なくなった今だからわかるけど、きっとその『睨む女』が悪さしてたんだと思う。
時期的にも記憶にある限り、浮かび上がり始めたのは親父が死ぬ1年か2年くらい前からだったし。

まあとにかくそんなわけでお袋は「あの家には住むな」と口酸っぱく言うわけだ。早死にされてもかなわんってね。


34 :本当にあった怖い名無し:2019/08/27(火) 12:43:06.89 ID:Jv+th8ka0.net
その後大学を出て社会人になり、それから何年かして俺が結婚した後に、
嫁に俺が育ったAの場所を見せたいっていうので、ドライブデートがてら車で行ったことがあるんだ。
うちもまだ家を売らずに賃貸に出して、おれが高校を出てから1人暮らしの知らないお婆ちゃんに貸してるんだけど。
俺は外観を見れればそれでよかったから、Aの家の前で車を止めて、
「あそこがトイレで、あの二階の部屋が俺の部屋で…」なんて嫁に説明していたら、中から借り主のお婆ちゃん出てきて。
「あ、前に住んでいた5トウと申します。用はないのですが、外観を嫁に見せたかっただけです、すいません」
なんて言ってたら、お婆ちゃん話し相手が欲しかったのか家に上げてくれてさ。俺が昔住んでいた家に。
まあ一応大家の息子だし、ついでに嫁もいたからそこまで怪しく思われなかったかな。
高校の卒業以来一度も入ってない生まれ育った我が家ですよ。


35 :本当にあった怖い名無し:2019/08/27(火) 12:43:41.10 ID:Jv+th8ka0.net
10年ぶり位だからなんとなく感傷に浸ってさ、そいで世間話みたいのしてたら、
おばあちゃんお茶のお代わりくれようと台所に行ったんだな。
それでふっと台所の窓に浮かぶ『睨む女』を思い出してさ。
「そういえばお婆ちゃん、台所の窓に変な模様が浮かび上がらない?」って聞いたら、ピンと来たんだか来ないんだか。
よくわかんねえから「ならいいんです」って言ったんだけど、おばあちゃんから「話してごらん」っていうから…だから、
薄気味悪い話で申し訳ないけれどって前置きして全部話したんだ。
3年おきに40歳前後の男が死ぬこと、親父が死ぬちょっと前くらいから我が家の窓に睨む女の顔があったこと。
我が家の親父もご存じの通りであること。
対象は40歳前後の男性だからおばあちゃんは多分大丈夫であること、まあここに書いたようなことをざーっと話したんだ。
「まあ……だから、ちょっと気になって」って言って。
話を聞いてお婆ちゃんは一言。「あの女は死んだよ」だって。
ハテナ?だよね。あの女??死んだ?いや、むしろ死ぬ前は生きていた?? と混乱をするわけだ。


36 :本当にあった怖い名無し:2019/08/27(火) 12:44:27.88 ID:Jv+th8ka0.net
お婆ちゃんが言うには、
「その窓に浮かび上がったのは隣の1木さんの奥さんだ。あの女の生霊だろう。
 人の幸せを妬んで妬んで。娘が刑務所に入ってから何年かした夏に死んだよ」
だって。
そして、
「早くに旦那さんを亡くしたらしいじゃないか、他人の幸せな生活が許せなかったんだろう。
 でも大丈夫。もう死んだ。誰にも看取られず、ひっそりと家で死んでた。
 この婆ちゃんが匂いで気がついて通報したからそれは間違いない」
って。
なんでだろう、それを聞いてやるせなくなってさ。
「そう……ですか」しかいえなくてね。
そんなんで帰ったのを覚えている。

帰りの車の中で「なんでそんなに人の幸せが憎いんだろう」って言ったらさ。
助手席の嫁が、
「さっきユーちゃんの話を聞いて思ったのはね。
 1木さん、人の幸せが憎かったっていうよりもさ、、、上手く言えないけど、、、
 何人を呪い殺してもね、ユーちゃんの家みたいに団結して前を向いて、そして不幸を受け止めて。
 それでどこの家も壊れていかないことが1木さんにとって、一番こたえたんじゃないかな。
 同じことが起こったのに、同じようにならないから。だから余計に次、次って……」
だって。

案外そうなのかもしれないし、もしかしたら全然違うのかもしれない。
もはや確認する術なんてないけどその時なんとなく思ったのは、
小さい頃から1木さんの奥さんはやっぱり怖いって印象しかなかったから、挨拶以外に話したことなかったけれど、
それでも何か声をかけてあげたかったなって。


37 :本当にあった怖い名無し:2019/08/27(火) 12:44:58.79 ID:Jv+th8ka0.net
で、金曜日に幼稚園からの同級生というか幼馴染で、住んでいるところも同じブロックだった奴と飲み会したんだ。
勤め先も近くはないけど、通勤の乗換え駅が同じっていうのもあっていまだに定期的に飲むんだ。
お互いに家族ができてからも、家族ぐるみでも仲は良い。
お互いの子供の年も近いし。だから普通に二人だけでも1カ月に1回は飲むし、お互いの家族を交えても飲む。
まああいつは親父さんお袋さんと実家で同居だからね、家族でメシ食う時はうちまで出てきてもらうことが多いけれど。
あ、最後にそいつの家の場所を書いておこう。

=====道路
□□□□□■
□□●□□□
=====道路
●が元・我が家で、■が幼馴染


38 :本当にあった怖い名無し:2019/08/27(火) 12:45:28.81 ID:Jv+th8ka0.net
こいつとの飲み会はいつも本当に楽しい。お互い40年近い付き合いになるから、気心なんて知り尽くしているわけで。
だからお互いに夫として父として、あるいは中堅の会社員として、
お互いの家族のことや仕事のこと、相談という名の愚痴の場合もあるし、あるい共通の趣味が釣りなんだけどその情報交換だったり。
毎度毎度そんな楽しい飲み会だ。
その飲み会の最中に何気ない話題のひとつとして俺は聞いたよ。
「週末はどうするんだ?チビ共連れてどっか行くのか?」
「いやー明日は嫁に家の大掃除を命令されてる。なんか嫁が窓を掃除してくれってうるせえんだよ。
 だから窓拭きスプレーとかさっき買ってきた。子供らは女の人が睨んでいる窓っていってビビるしさ」
背筋が凍った。


39 :本当にあった怖い名無し:2019/08/27(火) 12:46:44.11 ID:Jv+th8ka0.net
実はこれが一昨年の話。
結論から言えばそれからすぐに奥さんと子どもと引っ越したんだな。築浅のマンション見つけて、あっという間に引っ越して。
そんでローン抱えてヒーコラやりはじめてよ。それから半年くらいかなぁ去年の健康診断でそいつ、ガンが見つかったんだ。
でも不幸中の幸いってやつで、まだ外科手術が可能なステージでその手術が上手くいったんだな。
ガバーッていう手術じゃなくて、もっとこう最先端的な手術(というのが本人の談だけど)。

それでまあ快気祝いってことで、久しぶりに二人でメシを食ったんだ。
そいつはボソっと言ったよ「あのままAの家に住んでいたとしたら……どうなっていたかわかんないね」って。
親父のことも思い出して、返す言葉なくてさ、なんとなくシンミリしていたらさ、
「それに俺、ガンの確定診断もらったからマンションのローン免除だし!いえーい!調査されまくったけれどな!」
なんて言い出すんだわ。もうね、憎めない奴だろ?
そしたらさ、また真面目に、
「ユー、お前いつかの飲み会かで話しただろう?その睨む女の話。
 実は引越し前によく夢を見た。1木さんの奥さんから逃げる夢だ。
 なんで逃げているか、なんで追ってくるかも知らない。
 とにかく俺は逃げている夢を2〜3回か見た。すごい形相で追いかける1木さんの奥さんから。
 お前の話も聞いていたし、それで引越しを決めたんだ」
って言うんだよ。
もう見ないそうだし、あまりこの事について調べるつもりもないらしい。
いろいろ思うことはあるけれど、Aの家には住まないってことだけ改めて誓った今日この頃。

本当は思うことはあるけれど、終わり。聞いてくれてありがとう






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805 :本当にあった怖い名無し:2019/10/03(木) 17:45:40.35 ID:BvPWeAdH/
数ヶ月前に体験した話。

その日は家でケムリクサを見ていて、その途中で電話が掛かってきた。
大学で知り合ったAくんからの電話なのだが、出てみると、Aくんの嗚咽混じりの声が聞こえてきて、
『黒長さんに殺される』だとか『裏切られた』とか泣き喚いていた。
明らかに普通ではなさそうだし、まだ自分の家にいるらしいので取り合えずAくんの家に車で向かってみた。
家の玄関は特に鍵も掛かっておらず、チャイムを鳴らしてみても反応がない。
中にいることは確かなので玄関を開けて一歩踏み込んだ途端、急に周りの空気が冷たくなった。
別にクーラーをつけるような季節でもないし、
何がおかしいかって、玄関を開けたときはなんとも思わなかったのに、中に入った途端に寒くなったんだ。
廊下は強盗に荒らされたような痕跡はなく、前にお邪魔したときと変わった様子はなかった。物音ひとつしない。
自分の部屋にいるだろうと思い階段を上がって二階へ向かったけど、何かしら異臭がする。
その異臭はAくんの部屋に近づくにつれて徐々に強くなっていく。
Aくんの部屋の前まで来て確信した、もうなんか絶対にやらかしている。
部屋の扉には、何回も何回も刃物で切り付けたような跡があったんだ。
木製の扉なんだけど、表面の塗装が剥がれて、その下の木が深く抉られていた。
意外なことに鍵は掛かっていなくて、扉はすんなりと開いた。
すんなりと開いたのだが、開けて激しく後悔した。
部屋の中は酷く荒れていて、折れた椅子やら本の破かれたページやらが滅茶苦茶に散乱していた。
その中心には排泄物まみれで痩せ細ったAくんが体育座りしていて、見開いた目で俺を見上げていたんだ。

俺は救急車を呼び、Aくんは病院に運ばれた。
幸い(?)、軽い栄養失調だけで体に異常はなかったらしい。


806 :本当にあった怖い名無し:2019/10/03(木) 17:46:05.99 ID:BvPWeAdH/
ここから先はAくんから聞いた話だが、彼女から誘われて黒長さんをすることになったらしい。
黒長さんというのは『こっくりさん』や『さとるくん』みたいな遊びの一種で、成功すると何でも願いが叶うそうな。
黒長さんを呼ぶ方法は少し面倒で、
1、塩水を用意し、部屋の全ての扉と窓に鍵をかける
2、携帯またはPCのホーム画面を黒の単色に設定する
3、掲示板かSNSに『黒長さん黒長さん、お待ちしております』と書き込む
4、相方が『黒長さん黒長さん、○○(呼ぶ側)くんが呼んでいます』と書き込む
5、一時間待つ(二時間待ってもよい)
6、その後、三十分以内に相方に『黒長さん黒長さん、ありがとうございました』と書き込んでもらう(二時間待ったときは十五分以内に)
7、書き込みを確認したら、すぐに塩水を飲み干す。これで終了
というもの。

ただし、いくつか注意点があって、
1、終了するまでは決してホーム画面を覗いてはならない
2、終了するまでは決して部屋を出てはならない
3、儀式の途中で抜けてはならない
だそうだ。

で、Aくんが呼ぶ側になりスマホでゲームをしながら待っていたのだが、一時間になっても二時間になっても彼女の書き込みがない。
そこで彼女に電話をしようとしてホームボタンを押したら、黒く設定したホーム画面が目に入ったらしい。バカなの?
ホーム画面を見た途端、背中に冷たくて長いムカデがよじ上ってくるような感触がして、
耐えられず壁や床に背中を叩きつけて暴れていたら、今度は誰かが階段を駆け上がる音が聞こえて、
固まっていたらドアノブをガチャガチャガチャガチャ回された挙句、扉を激しく叩かれたらしい。
背中に冷たい虫が湧く感覚と扉を破かれる恐怖に襲われながら、まる二日が経過。
二日もの間何も食えず、トイレにも行けず、眠ることもできずに部屋で閉じこもっていたという。
これ以上は限界だと察したAくんは知り合いに片っ端から電話をかけることにして、一番最初に電話した先が俺だそうだ。


807 :本当にあった怖い名無し:2019/10/03(木) 17:46:34.60 ID:BvPWeAdH/
Aくんが退院して数日後、俺と二人で彼女の家に突撃したのだが、玄関先で別れを告がれて二人で( ゚д゚)ポカーン
Aくんは女たらしなことで有名で、よく女関係でトラブルを起こしていたのだが、
今回の件もAくんの浮気を知った彼女が、復讐のつもりで黒長さんに誘ったそうだ。
とはいえ、当日Aくんの家に行ったか聞いてみても、様子を見に家の前を通ったことはあっても中には入っていないらしい。

あともうひとつ、入院中のAくんにお見舞いに行ったときに「どうやって家の中に入ったんだ?」と質問されて、
普通に開いていたと答えたら、「んなわけあるか俺は閉めたぞ!」と返された。
部屋の扉だって、俺に電話する前はきちんと鍵が閉まっていたらしい。
あと少し遅かったら、本当に危なかったのかもしれん。




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45 :本当にあった怖い名無し:2020/05/18(月) 21:46:57.55 ID:+xZGcKYI0.net
10年以上前に美容サロンで働いてた時の話。

スタッフに未来が見えるって人がいた。
幸せな未来図じゃなくて不幸になる人間の未来図が、その人の頭上に紙芝居みたいに見えるらしい。

閉店後にネイル担当の20代の若いスタッフと、その未来が見えるスタッフが喧嘩しだして、なんだ?なんだ?と様子見てたら、
未来が見えるスタッフが、この子は悪い事してる、このままじゃ風俗から抜けられ無くなる、最終的に自殺する、自殺する貴女が見えると言い出した。
最初は若いスタッフはしらばくれてたが、
未来が見えるスタッフがネイルブースのゴミ箱に捨てられた伝票を出して、レジと照らし合せて全てが一致した。
そのサロンの会計が、手書き伝票にメニューと金額書いてレジで精算するやり方。
伝票管理もずさんだったから、店保管の伝票とお客さんに見せる伝票の2つ用意して、
実際の金額より多く書いてお客さんからお金貰う→差額をネコババしていた。
ネイルのお客さんはほとんど指名で来るから、仲良くなった顧客に対してデザイン料だパーツ代だと誤魔化して2~3年続けてたらしい。
問い詰めたらやっぱり男で、ホストに貢いでたと。
昼職だけでは足らず風俗と掛け持ちしてたと白状して、それっきり店にも来ず、その後は不明。
実はこの喧嘩の前に、何回か貴女悪い事するのはもう辞めなさいと言ったけど聞き入れてもらえなかった、でも自殺する姿が見えたから止めたかったらしい。

未来が見えるスタッフの話が何個かあるので、聞きたい人がいたら書きます。


50 :本当にあった怖い名無し:2020/05/18(月) 23:26:05 ID:+xZGcKYI0.net
未来が見えるスタッフには小学校上がる前の息子さんがいるんだけど、
キッズコンサートだか何だかに行く途中で嫌な予感がしたらしい。
行きたいけど行ったらまずいと思いながら電車をホームで待ってると、
息子さんがホームの後方、進行方向とは逆側に走り出して、一番後ろの車両停車位置で電車を待つかたちになった。
何故か嫌な予感がとれなかったらしい。
間もなく電車が来るとアナウンスが流れ始め、気づいたら息子のとなりに見知らぬ男性が並んでいる。
しかもその男性の頭上に電車に飛び込む姿が見えて、
これはダメだ!と思ってとっさに息子さんの手を引いて顔を覆い隠すと同時に、その男性は線路に飛び込み電車に跳ねられ亡くなった。
息子さんが直視しなくて本当に良かったと話していた。





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