【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 不思議系



874 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/03/30 15:58
私が以前住んでいた家の真横に、樹齢何十年というほどの大きな椎の木がありました。
我が家の裏に住む住人の所有物であったのですが、我が家はその木のおかげで大変迷惑をこうむっていたのです。
というのも、秋頃になると大量の枯葉が、我が家の庭先に撒き散らされるのはもとより、
樹齢何十年という老木ゆえ、根元から2,3メートルのあたりが朽ちており、
今にも我が家に倒れかかって来そうな様相なのです。
台風の日などは、家族で今日こそ倒れるんじゃないか?と、毎度毎度ビクビクしていたものです。

何度かその旨を裏の住人に伝えたのですが、
「当方の敷地のものに文句を言われる筋合いはない!」と頭ごなしに断られ、半ば諦めかけていました。

しかし、ある風の強い日に、とうとう老木の枝が折れ、
その太い枝は我が家にではなく、隣接していたもう一軒の民家に倒れこんだのです。
屋根の瓦も割れ落ち、それはひどい状況になっておりました。
その一件で損害賠償まで話が発展し、ついにその老木は切り倒される運びとなりました。

老木が切り倒されてから1年。
そこには6階建ての立派なマンションが建ち、
そのマンションの最上階に、裏の住人の祖母が『管理人』として入居したという事でした。

ある夜の事です。
用事で出掛けていた私は、駅から自宅までの道のりを歩いておりました。
マンションは我が家への目印とも言えるほど、遠くからでもその姿を見せておりました。
マンションが近くなるにつれ、マンションの屋上付近に、
なにやらモヤモヤとした、霧のようなものがかかってる事に気がついたのです。
一歩ごとにマンションは近くに見えてきます。

そして、そのモヤモヤが何であるかも、しだいに見えてきたのです。
霧状の白い煙の中に、無数の生首が浮遊しているではありませんか!!
生首はひとつひとつ違う顔をしており、老若男女様々でした。
ただ、その顔の群れに共通したものが一つだけありました。
全ての顔が満面の笑みを浮かべているのです!!



875 :874:03/03/30 15:59
それから数日後の事。
マンションの管理人である老婆が、屋上から飛び降り亡くなってしまいました。
老人性の痴呆が原因と言われてはいましたが、果たしてそうなのでしょうか?
何故って?
私が見たあの首の群れは、老婆の住んでいた部屋の真上だった事がひとつ。
そしてもうひとつは、老婆が絶命した直接の原因。
老婆の死は、飛び降りによる打撲が原因ではないんです。
地面にあった木の小枝が、喉を貫いていたそうです。

私にはどうしても、老木の怨念としか思えないのです。




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357 本当にあった怖い名無し New! 2006/07/02(日) 22:18:36 ID:ahDwViLx0
ちょいと長いです。
昔付き合っていた人が、
「俺を裏切った元カノはみんな不幸になってるんだ。
前の前の彼女のお母さんは死んじゃったし、前カノは親父が借金残して自殺して、今風俗だってさw」
と平然と言ってきた。
遠まわしに脅迫してんのか?と思ったが、話は流してしまった。
あるときその彼氏は、
「おれ、人殺してんだよ。。。」
と深刻な顔して話してきた。中学生のとき、当時付き合っていた彼女を殺してしまったと。
はあ?何言ってんだこいつ?位にしか思わなかった。詳しい話しを聞くと
無免許でバイクに乗っていた彼は、12月の凍った路面でスリップし、後ろに乗っけていた彼女が即死したというんです。
私はその話しを鵜呑みにした。そんな辛い過去があったのね。大丈夫私は死なないわ!みたいな臭いことを言ってしまいました。
彼はその彼女のあとを追おうと何度も自殺しようとしたらしいのですが、そのたびに死んだ彼女が助けてくれたそうです。
私はその彼と2年位付き合いました、私の家族にもあったりしました。
彼の家族に会った事はありませんが、電話の向こうから彼の家族の声を聞いたことはありますし、
住所も知っていました。よくよく話すと彼の親族は私の実家の近くに住んでいるということで、運命すら感じていました。

でも別れはやってきました。
彼が2浪して関東の大学に受かり、遠距離になって間もなくでした。
私はあまりのショックであるいたずらを考えました。
彼を苦しめたい!そう思ったんです。
私は印刷業者にお願いし、はがきを作りました。それは私の死亡を通知するはがきです。
彼と別れたことで、ショックを受けた私は自殺した。安直なシナリオを考えました。
はがきが出来上がり、私は実家近くにわざわざ帰りはがきを投函しました。
数日後、あて先不明ではがきが戻ってきたと母親に言われました。
実家の住所を書いて投函したため、実家にはがきが行ってしまいました。家族はそのはがきを見て驚愕し、事情を話せといわれました。
事情を話すと、母が一言
「あんた、いつの間に付き合ってたの?」と
ん???母さん会ってるじゃん?
でも母は、会った事ないよ。と言いました。
私は頭の中が混乱し始めました。彼と母は2度会っています。
そして、あて先不明で戻ってきたはがきも疑問でした。以前にも同じ住所に手紙を送ったことがあります。きちんと相手に届いていました。
急に引っ越したのか、、。
彼の実家に行こうかとも思いましたが、そのときはなんだか怖くて足が向きませんでした。

彼の別れから3ヶ月くらい経ったとき、知り合いと飲み屋でお酒を飲んでいました。
私は何となく、彼の話をしました。
彼の元カノが彼の運転するバイクで事故死したこととかも、何となく話していました。
するとその場にいた飲み屋の店員が
「それって本当の話なの?彼女が事故で死んだとかって」
と言ってきました。
「本当だよ。」
と答えたんですけど、店員のその一言が気になり、次の日事故のことを調べてみました。
元彼は、12月某日が前の彼女の命日だと話していたので、その前後の事件事故を調べてみたんです。
「バイクを運転していた区内中学3年生男子生徒全身打撲により死亡、バイクに同乗していた市内高校2年生女子生徒意識不明の重体。」
記事どおりではありませんが、こういう内容でした。

私は真実がどこにあるのかわかりませんでした。記事に載っている名前は、私が付き合っていた彼と同じでした。

でも彼の本当の名前が、この記事に載っている名前なのかも疑問に感じました。
予備校の学生証を何度も見ました。でも偽装することはできます。彼が彼であるという証拠はどこにもありませんでした。
2年間付き合っていた相手が何者なのかわからない。

意を決して彼の実家に電話をかけました。母親らしき人が電話口に出て、私は彼の小学校時代の同級生だと偽って話しました。
「小学校の同級会を開きたいので、○君と直接連絡を取りたいのですが。」
べたな内容だけどこの時の私はこれしか浮かびませんでした。
「そうですか、声をかけていただいてありがとうね。○はね、もういないのよ。7年前に亡くなったの。」
おかしな話です。私は以前、彼の実家に電話したことがあります。
携帯だと電波が不安定だから、家電にかけてといわれたことが何回かあります。
じゃあ私はあの時誰と話していたのでしょうか?
私の実家の近くに彼の親戚がいることを思い出し、母に○のことをそれとなく聞いてもらいました。
たしかに○は私の近所の家と親戚だったようですが、やはり7年前に亡くなっているそうです。

彼と一緒に写っている写真が手元にあります。
偶然、彼の中学時代の同級生に出会いました。私は彼の写真を見せて「この人知ってる?」と聞きました。
その子は「ああ、見たことある。○かな??う~ん。何か思い出せないんだよね。」と首を傾げていました。
この人は誰なんだろう?? 






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ゾッとする名無しさん@特選怖い話:2019/08/23 13:12 ID:bD6y5QrQ

私は若い頃、熱狂的なヴィジュアル系ロックバンドのファンをしていました。
特定のバンドが特別好きというよりは、ヴィジュアル系というジャンルそのものが好きでしたので、色々なバンドのCDを買ったりライヴなどに通っていました。
20年以上もCDやDVD、雑誌といったグッズをコレクションしていた為その数は1000や2000を軽く超えていたと思います。

しかしそんな私も30代半ばとなり、だんだんと趣味に時間やお金を費やすことをしなくなり、ついには全く触れなくなってしまいした。

コレクション達が埃を被ってしばらく経った頃、私の転勤が決まったのを期に長年に渡りコレクションしてきた物を処分することにしました。
当初はリサイクルショップに持って行ったりネットオークションに出品したりなどして数を減らしていきましたが、多忙であった事や数が多すぎた事から予定していた期間に全て捌き切る事が出来まず、仕方なくゴミとして処分をすることにしました。
分別が終わり、あとはいよいよ捨てるだけとなった日の晩、怪異は訪れました。

その日は7月も中頃ということもあり、じっとりと暑く中々寝付けずにベッドの中で何度も寝返りを打っていました。
あまりの暑さにふと部屋の温度計に目をやると、なんと30°を示していました。
昼間ならまだしも今は深夜2時を回っています。
しかも冷房を付けているので、こんなに暑いのはおかしいとエアコンの傍へ行きました。

温度設定はいつもと変わらず、通風口からは冷たい風がきちんと出ています。
それなのにどうして?と首を傾げながらリモコンで設定温度を下げると頭上から何やら人の声のようなものが聞こえてくるではありませんか
はて?と疑問に思いながらその声に耳を傾けました。

「Kはよせ... Kはよせ...」

と声はしきりに繰り返しています。
後に気付いたのですが、このKというのは私が好きで聴いていたバンドの1つでした。

男とも女とも取れる、くぐもったボソボソとした声色は次第に怒気を含むように強いものへと変わって、声の主の怒りに呼応するように、部屋の温度が上昇していくのを肌で感じました。
額からダラダラと汗が滴り、床を濡らしていきます。
得体のしれない恐怖と暑さに耐えきれず空調の温度を最低まで下げ、風量も最大まで上げました。
それでも、部屋の中は涼しくなるどころかどんどん暑くなっていくではありませんか

恐怖と猛暑の中、私はエアコンを意識的に見ないようにしていました。
声が明らかにそこから聞こえていたからです。
しかし、声の主は私がそちらに視線を送らないことに益々腹を立てたのか「Kはよせ!...Kはよせ!...」と言葉を発しながらバンバンと激しくエアコンを叩くような音が中でしていました。

最早冷や汗なのかそうでないのかわからない額の汗を腕で拭ったあと意を決してエアコンを覗くと、通風口の真っ暗な中からこちらを見つめる2つの目が私を見下ろしているではありませんか。
白目部分からは血を流して真っ赤に充血し、更にその目はカッと見開かれ、まるでこちらを威嚇しているようでした。
勿論家庭用の一般的なエアコンですから人が隠れる事など不可能です。
私は恐怖のあまり動くことも目を逸らすことも出来ずにいると、そいつはエアコンの中からゆっくりと這い出て来ようと動き出しました。
恐怖で身体が完全に硬直してしまった私はその様子を眺めるしか出来ません。
そうこうしているうちに、そいつは通風口からみにょ〜んと出てきます。
なんと形容したらよいのでしょう、そいつの目は完全に人間のそれですが、身体はゆで卵のように白くぬるっとしていて、とてもこの世の物とは思えない...そうまさに化け物といったらいいのでしょう。
口や鼻といったパーツは無く、ぬめぬめとしたそれは例えるならば、RPGなどに出てくるスライムのようでした。

私はそいつの緩慢な動きに合わせて少しずつ後ずさりながらなんとか逃走を試みようとしていました。
数歩下がった頃に、通風口からある程度出てきたそれは重力に耐えきれずべちょんと真下に落ちました。

人の頭代ほどの大きさのそれは、絶えず「Kはよせ!...」と言葉を発していました。
そして、落ちた衝撃で潰れた身体を整えながらこちらを恨めしそうに見上げています。

そいつは異常な程の熱を放っているのか、私の肌はまるで炙られたかのようにちりちりと焼かれ、恐怖と暑さから私はその場で意識を手放しました。

目が覚めた頃には辺りは既に夕方。
私は激しい吐き気と怠さに襲われ、その日はベッドでそのまま休む事にして、コレクションの処分は後日しようと決めました。
しかし、体調不良は2、3日休んでも全く回復することはなかったので、病院へ行くことに。
そしてそこで軽い熱中症と診断されました。
室内での熱中症自体は珍しい事ではないのでしょうが、それよりショックだったのはあの事件で、真っ黒に日焼けをしてしまった自身の肌でした。
元々、日焼けを気にしてかなり対策をしていた為一般の人よりも肌が白い自信がありましたが、それにも関わらず一晩にして私の肌は小麦色を通り越して最早褐色に近いほど焼けていました。
ショックと体調不良が重なり、私はコレクション達を結局処分することなく、そのまま引越し先まで持って行きました。

引越し作業が終わると、今までの体調不良が嘘のように消え、新しい環境に徐々に順応していきました。

あの不可解な体験も忘れつつあった8月も後半のある日、学生時代からの友人Sから1本の電話が入りました。
Sとは、地元で一番気の合う仲で一緒にライヴや旅行にも行くほどでした。
社会人になってからもずっと交流があった数少ない友人でしたが、そんな彼女とも、自身の趣味を卒業すると共に疎遠になっていたので、彼女からの久しぶりの連絡につい時間を忘れて、昔話に花を咲かせました。

話の流れで、あるバンドの話になりました。
それは彼女がバンド結成当初から追いかけて来たKの話でした。
なんでも、Kは今年の春に解散してなんと先月その元バンドメンバーが亡くなったというのです。

彼女の影響で何度か一緒にKのライヴやイベントに参加していたので、正直私もその事実にショックを禁じ得ませんでした。

程なくして電話を切った私は、あの得体の知れない化け物に襲われた日が、件のバンドメンバーが丁度亡くなった日である事に気付きました。

そしてしきりにあの化け物は「Kはよせ」と私に訴えていました。
あれの意味する事はKのCDなどを処分するなという意味ではないのかと..
しかし、あの白いスライム状の化け物が何故CDを捨てるなと私に訴えかけてきたのかは分かりません。
あの事件から数年が経過した今も、Sとは未だに連絡を取り合っていますし、コレクションも処分出来ずにいます。

毎年、夏になると思い出す私の怖くて不思議な体験の話は以上です。




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706 :本当にあった怖い名無し:2012/04/11(水) 12:16:59.35 ID:/ZjzAoaWO
虫の知らせじゃなくて悪いが、昔何度か時間を跳んだ事がある
ある夏の日、その日の昼までに仕上げて神社に納品しないといけない絵があった
でも完成までには最低でもあと二時間はかかる。しかし時計を見ても残り時間は数十分
未完成を納品するわけにはいかず、とにかく全力で描き上げてなんとか二時間で終わらせ、神社へ走った
絵を渡し、汗だくになりながら遅れてすみませんと謝ろうとした瞬間、「早かったですねぇ」と神主さんに言われたんだ
時間を確認すると、まだ納品の二時間前だった
それ以来、どうしても間に合わない時に数回だけ時間が巻き戻る事があった
昔の話だが、これがなければ今の自分は無かったと思う。得体はしれないが感謝している




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776 :本当にあった怖い名無し:2012/04/15(日) 23:49:26.80 ID:8j46hBrn0
おれとねーちゃんの変な力の話な。
おれはある時期までそれが当然だと思ってたことなんだが・・・
おれらはテレビのリモコンに触らずにチャンネルを変えられた
つっても、リモコンの押したい数字のボタンの上に指をかざして
念じるっつーかなんつーか、電気を送るイメージ?
でやるとリモコンが反応するんだよ
ねーちゃんがそうしてたからおれもそうするもんだと思ってて
気が付いたらそういう風にしてた。
でもひとんちとか遊びに行ったりすることが多くなって
なんかみんなフツーにリモコンのボタン押してるの見て
「あれ? ちがくね?」って思うようになってからできなくなった。
今思えば普通に押したほうが早かったしな
ねーちゃんも今はできないらしいし、なんでやり始めたのかは覚えてないと
押した方が早かったよねって話したら
「分かってたけどなんかあん時はそうしなきゃいけないって思ってたんだよ」
だって






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