【閲覧注意】怪談の森【怖い話まとめ】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 呪い




915 :子供:2012/07/10(火) 01:35:53.01 ID:COnTfSmE0

あんま怖くないかも知れんが、俺自身は凄く怖かったって話。
長いので暇な人だけ読んで下さい。

 

九州の南部に住んでるんだけど、
去年の8月の半ば位に、暇潰しに友人4人(男TとU2人、女RとK2人)とで肝試しをする事にした。
県内の山の中にあるS病院跡が割と有名らしく、夜の9時半位に家を出て俺の車で向かった。
病院跡の周辺には民家も何も無いって話だったから、
途中にあるコンビニに立ち寄って缶ビールやジュースやら菓子やら花火なんかを買い込んだ。
買い物が終わって店を出た駐車場で偶然、別の友人グループとバッタリ出食わした。
んで、その場で駄弁ってる内に盛り上がっちゃったのね。
今買ったばかりのビールにジュースに袋菓子や唐揚げを食いながらで物凄く楽しかった。
そこのコンビニは郊外にあって、出来てまだ半年か1年位でまだ新しく、タクシーの待機所も兼ねていて、
タクシーの運転手が2人、車外に出て世間話をしてた。
携帯でメールしててふっと横に目をやると、その内の1人の運転手のオッサンが話しながらこっちをチラチラ見てる。
目が合った途端、オッサンの方から顔を逸らしたけど、又直ぐにこっちを見てんのが分る。
コンビニの入り口から少し近いトコに集まって喋ってたもんだから、
あー、ひょっとして俺達のこと邪魔とか思ってんだろうなーって。
そこで改めて周り見ると、いつの間にか駐車場に俺達と似たようなグループが2,3組み程増えてて、
広めの駐車場が人でごった返してたのね。
これはヤベーわと思ってたら、案の定それから直ぐにパトカーが1台駐車場に入ってきて、
スピーカーで「君達すぐに解散しなさい」って言って来た。

 

 

916 :子供2:2012/07/10(火) 01:37:04.07 ID:COnTfSmE0

国道沿いにパチンコ屋やゲーセンが集中してて、ナンパスポットも近くにあるし、
そんな中心にあるもんだから、週末になるとこういった事はしょっちゅうなので地元の連中は馴れっこ。
たまに国道を族がまとまって走って、パトカーと追いかけっこをやらかすんで、それ目当てのギャラリーも結構多く集まる。
コンビニの駐車場に人が集まり過ぎると他の買い物客が入り辛く、客も店も迷惑するんで、
集まり出したら速攻で警察に通報すると、顔馴染みになったやたら背の高いコンビニの夜勤のオッチャンが教えてくれた。
しかもちょっと前に、コンビニの入り口から店内に向けてロケット花火を何発もぶっ放したアホがいて、
そのせいでパトカーの到着がやたらと速くなった。
警官がパトカーから降りて来て、「家に帰るように」と促して廻る。
集まってる奴らみんな面倒臭そうにしながら、徐々に駐車場から車で出ていく。
それで俺達も車に戻って、ようやくそこで最初なにやるつもりだったか思い出して、改めて病院跡へ出発した。
ちなみに上でビールを買ったって書いたけど、俺自身はアルコールは一切駄目な下戸なんで。
それもあるから運転は俺がする事になったわけで。

 

病院跡の場所を俺は知らなかったので、
病院跡で肝試しをしようって言い出したUが助手席でナビゲートしてくれながら、初めての暗い山道を進んだ。
約1時間半ほどかかって目的地に着いた。
小さな休憩所みたいな所で、ここで一旦車を駐めて、そこから少し歩くらしい。

 

 

917 :子供3:2012/07/10(火) 01:38:39.08 ID:COnTfSmE0

時間は午前零時を回ってたと思う。
山の中にも関わらず意外と外は月明かりで薄明るい。
外に出て、持参した懐中電灯2本で適当にそこら辺を照らしてた。

 

マルボロに火を付けて背伸びしながら振り返ると、車でTがしゃがんで後部座席の下をゴソゴソしている。
「どした?」って聞いたら、ライターを落としたんだと。
俺も運転席と助手席を見てみたけど何も見つからない。
俺「あれ?さっき吸ってたのは?」
T「Rから借りた」
俺「ひょっとしたらさっきのコンビニで落としたんじゃ?」
T「あー・・・かもなー・・・」
コンビニまでここから1時間半はかかるから、帰りに寄ろうって事になった。

 

準備を整えて廃墟へ向かう。
木ばっかりの細い獣道っぽい所をワイワイ喋りながら5分程進むと、開けた場所に出た。
結構広い、サッカー場の倍くらいはありそうだけど、砂利が敷き詰められてるだけで何も無い。

 

 

918 :子供4:2012/07/10(火) 01:39:32.99 ID:COnTfSmE0

どうも取り壊して更地になってるって感じ。
「なんもないじゃん」って言ったら、Uは「えー?去年はあった筈なんだけどなぁ」とか首を傾げてる。
「おいおいUさんしっかりしてくれる~?」とかUをからかい、せっかくなんでコンビニで買った花火で遊びだした。
上半身裸になった男3人が、両手に火の付いた線香花火を持って奇声を発しながら走り回る。
親から黙って借りてきたビデオカメラで巨乳のKにセクハラする。
そしてロケット花火で反撃を喰らう。
ねずみ花火でサッカーをしてたら、いつの間にか砂利を相手に投げつける遊びに変化する。
今思い返すとなかなかに下らなくてアホ素晴らしい、つーか何やってんだろホント。

 

そんな風に騒いでると、獣道の丁度反対側に道路があるのに気付いた。
辺りを良く見ると駐車場の跡らしきスペースがあって、その先に道が続いてる。
T「本当はこっちから来るのが正解だったんじゃね?w」
俺「いや普通にこっちだろw」

 

 

919 :子供5:2012/07/10(火) 01:40:39.21 ID:COnTfSmE0

取り敢えず奥まで行ってみようって暫く歩いてると、2~300M先に外灯の明かりとガードレールが見えてきた。
どうも本当にこちらから来るのが正解だったようだけど、
今更車をこっちに回して来ても意味無いし、戻るかって話してると、途中に横道らしいのものを見付けた。
真っ暗な林のせいで先は何処に続いてるのかは分からない。
T「ちょいコッチ行ってみねぇ?」
みんながTに付いて行って横道に入って直ぐ、急にTが立ち止まんの。
T「待った!」
みんながTの様子を伺ってると、
ブフォッ
R「馬鹿じゃないのw」
K「イヤwホントくさーい!マジ最悪w」
T「ウフフフw」
俺「寄んな、抱きつくなw」

 

 

920 :子供6:2012/07/10(火) 01:41:48.25 ID:COnTfSmE0

ガキみたいに屁こきで爆笑して、じゃれ合いながら進んでると、木と木の間に黒い大きな塊が見えて来る。
パッと見どうも民家っぽい。
近づくと確かに2階建ての1軒家がポツンとある。
壁や塀に蔦が生えてたり建物の周囲も草がボウボウで、玄関の前にはゴミが散らばってるし、
古い一輪車が裏っ返しにして置いてある。
どう見ても人が住んでいるようには見えない。
「うわぁ・・・なんでこんなトコに家があるんだろ?」とか、「イヤー、ここ怖いよ」なんて女2人は言っててビビってる。
俺も心の中で『なんだかやべぇーなここ』と思いながら、背筋がゾクッとした。
月明かりに薄っすら浮かぶ建物って結構迫力あって、俺も含めてみんなビビってた。

 

すると家の方から「ガン」とか「カコン」って音がすんのね。
「うぉお!?」ってビクついてパッと横見ると、Tが石を拾って家に向かって投げてんの。
こいつがニヤニヤしながら「ビビった?」とか聞いてくるんで、ちょっとイラッとした。
このTって男は本当に悪戯好きって言うか怖いもの知らずって言うか、
黙ってるとダルビッシュに似た顔とタッパでモテる筈なんだが。
ガキっぽ過ぎるって女達から言われる事が多い。

 

 

921 :子供7:2012/07/10(火) 01:42:50.68 ID:COnTfSmE0

実はコンビニのくだりで省いたが、パトカーから警官が降りてきた時に、
手に持った缶ビールを振りながら大声で「さて運転しよっかなー」とか言いつつ運転席に乗ろうとしたり、
駐車場から出る時も警官に向かって何か暴言を吐いたり、やたら挑発的。
ここでもTだけは余裕でスタスタ塀の内側に入って行き、
玄関の扉をガチャガチャやって開きそうにないのを確認すると、裏手に回って庭に入って行った。
この行動力だけは感心するっていうか、半ば呆れた。
それでTに付いて行くと、何か違和感がある。それが何なのか思い出せない。
でもイライラしそうだったからあまり気にしないようにした。

 

生え捲った雑草で歩きにくい庭に入ると、縁側の1階の窓が1枚、人が潜れる位に割れてて中に入れそうだった。
閉めきったままのカーテンを捲って中を照らすと、6畳位の部屋らしい。
RとKの女2人は完全にビビってて、「ムリムリムリ」とか半泣きで中に入りたがらなかった。
この雰囲気では流石にしょうが無いなと思った。
でも逆にTだけでなくUも案外平気そうにしてんのね。
男3人の中で俺だけビビってるのは有り得ないでしょ。駄目でしょって自分に言い聞かせながら、俺も平気な振りしてた。
結局女2人は外で待って、俺とTとUの男3人で中を探検する事にした。

 

 

922 :子供8:2012/07/10(火) 01:43:48.67 ID:COnTfSmE0

中に入ると、部屋中カビ臭いというか木の腐ったような匂いが凄い。
「うぉー」とか「すげぇ」とか言いながら進んでった。
部屋は畳が敷いてあって、タンスや古い型のラジオがそのまま置いてある。
壁には掛け軸が掛けてあるし、開きっぱなしの押入れの中に布団があるしで、どうにも気に入らない。

 

部屋を抜けると廊下に出て、左がさっきの玄関、正面が脱衣所とトイレのようで、右に階段と奥に扉が1つあった。
廊下には布切れやビニール袋なんかのゴミが落ちてた。
ゴミの1つに、俺達が小学生くらいの時に潰れた店の買い物袋があって、
この家自体10年以上はそのままかも知れないとチラっと考えた。
廊下に出た途端、なんか空気が淀んでるような感じで気持ち悪さが増してく。
脱衣所を覗くと洗面台があり、床が所々抜け落ちてて風呂場には行けそうに無かった。
玄関を調べてたUが俺とTのとこにやって来て、「これTのじゃね?」って手に持ったモノを見せてきたのね。
銀色で表面に炎のエンブレムが刻印されたジッポ・ライター。間違いなくさっきの休憩所みたいなトコでTが探してた物。
Uが言うには、玄関の下駄箱の上に置いてあったらしい。

 

 

923 :子供9:2012/07/10(火) 01:44:35.63 ID:COnTfSmE0

完全に担がれたと思ったんだろうTが、「お前さ、そういうのやめてくんない?マジで」と半ギレ。
そのジッポ・ライターはTと仲の良い年上の従兄弟から譲って貰った物とかで、Tのお気に入りなのはみんな知ってる。
人の良いUが、そんな他人の大事な物でわざわざこんな悪ふざけするとも思えなかった。
でも急にUが「ゴメンゴメン」って言いながら、あっさりと自分が犯人だって白状したのね。
俺もTもUの不自然な態度に「あれ?」って思ったけど、取り敢えずその場は気を取り直して、トイレを調べようとしてた時、
頭の上で“ミシ”と音がした。
その瞬間3人とも固まって、誰も声を出さない。
急に冷静になって、ジットしたまま耳に意識を集中して天井の気配を探った。
音の感じから、2階からしたのだろうという事は判った。
音はその1回きりで他に音はしなかった。
お互いに顔を見合わせて、何故か小声で「聞こえた?」「人?」「動物?」と確認し合い、緊張感が一気に増して来た。

 

それ以上は何も起こらなかったんで、警戒しながら扉の奥を調べる事にした。
扉のノブを回して手前に引くと、そこは恐らくダイニングキッチンと居間を合わせたような広い部屋だった。
ダイニングテーブルがあり、食器棚の中の食器もそのまま。
その奥のキッチンの床はあり得ない位ゴミ袋や紙くずが散乱してて、近づきたくもなかった。

 

 

924 :子供10:2012/07/10(火) 01:45:42.43 ID:COnTfSmE0

居間のテレビ台の上に凄く古い型のテレビが置いてあって、手前にソファーとテーブルがある。
壁にカレンダーとその横に何か貼ってあるんで、良く見ると小さな子供が描いたらしい親子の絵。
クレヨンでニコニコ顔の大きな人2人の間に小さい人が描いてある。
カレンダーの日付は1997年5月。
うわっ15年前じゃん。すげぇ古いなぁとか思いながら、本当になんの気なしにカレンダー捲ったらもうビックリ。
捲ったカレンダーの真裏に、さっきと同じ子供が描いたらしい人の絵が描いてあんの。
何がビックリかって、その絵の目の部分だけ真っ黒に塗りつぶしてあんのね。ちょうど穴がポッカリ空いたみたいな感じで。
絵を見た瞬間、呪怨の真っ白い子供を思い出して全身に鳥肌が立った。
持ってたカレンダーをパッと離して、どうしてか服で手を拭った。
もう、マジで気持ち悪い。
頭の中のイメージも恐すぎて、なんとか別の事を考えようと、
ここに来る前にDVDで観たエアロスミスの“I Don’t Want To Miss A Thing”のサビ部分を、
必死に頭の中で繰り返した。
流石にTとUも気持ち悪がって、カレンダーをもう1度触ろうとかしなかった。
このカレンダーで俺は完全に此処に来た事を後悔してしまって、1番元気な筈のTも冗談すら言わないの。

 

 

925 :子供11:2012/07/10(火) 02:08:04.00 ID:COnTfSmE0

もう半ば意地で1階部分を見終わって、2階に上がる階段の前に立った。
急な勾配で小さな踊り場がある。
階段の途中の壁にちょうど拳位の穴が開いてた。何かで壁を叩き壊したような感じ。
気のせいか、2階から誰かに視られている気がしてしょうがなかった。
狭いのでTが先頭で1人づつ登る事になり、俺が真ん中で後ろにU。
ちょうど踊り場に差し掛かった時に、突然B’zのさまよえる青い弾丸が大音量で鳴った。
Tのスマホの着歌が狭い階段に反響してもの凄く響いて、思いっきりビクンってなったのね。
電話の相手は外で待ってる筈のRかららしく、Tがスマホに向かって少し話をした後直ぐに切った。
俺が「何?」って聞くと、
T「出ろって」
俺「は?」
U「どしたん?」
実はこの時、Tの方を向くと嫌でも上の2階廊下部分がうっすら見えるんだけど、
何故だか無性に恐くて意識して見ないようにしてた。
T「なんか直ぐにこっから出ろって」
俺「・・・分かった」

 

 

926 :子供12:2012/07/10(火) 02:09:43.97 ID:COnTfSmE0

訳は分からないが、兎に角出る理由が出来て少しホッとした。
で、向きを変えて階段を降りかけた瞬間、“ダン”ってすーごい重い音が直ぐ真上からした。
もうそっちを見るとかとんでもなくて、速攻駆け降りて必死で家から出た。
あれはほんっとうにビビった。正直に言うと半泣き。
何かを気にするとか全部吹っ飛んだ。
あの音を思い出すだけで今でも鳥肌がヤバイ。

 

心臓バックンバックン鳴ってて、大きく深呼吸しようとした弾みに咽て余計苦しくなった。
Tがフー、フーって荒い息しながら、ライトでしきりに家の中の様子を伺ってた。
喉が痛くてツバを吐きながらRとKを探すと、門のところに居た。
2人ともお互いに抱きつくようにピッタリくっついてて、Kは震えながら泣いてるし、Rも半泣きで酷い有り様だった。
お互い何があったかとか尋ねる余裕も無くて、殆ど駆け足で車に戻った。

 

戻る時は俺が最後尾だったんだが、やたら後ろが気になって気になってしょうがなかった。
気のせいなんだろうが、直ぐ真後ろに誰かがピッタリくっついて来てるような感覚があって恐かった。
歩いているうちに段々と無性に腹が立ってきて、何か現れたら思いっきりぶっ飛ばしてやるって気合を入れまくった。
でも絶対に後ろは振り向けなかった。

 

 

927 :子供13:2012/07/10(火) 02:10:50.96 ID:COnTfSmE0

車を駐めてある広場の近くまで来て、何で違和感があったのかやっと判った。
やかましい位の虫の鳴き声。家の周りでは静か過ぎる位に何の音もしてなかった。

 

車の側に来た時、TとUが急に興奮し出して、マジ恐かったとかヤベェヤベェと騒ぎ出した。
俺はその時になってようやく後ろを振り返る余裕が出来た程度で、はしゃぐ元気なんてとてもじゃないが無くて黙ってた。
しかも、RとKはまだショックを受けた感じのままで、特にKが凄く落ち込んでたから、
帰りにみんなでファミレスに寄って落ち着くことにした。
車で山を下ってる最中、何故か急に塩っぽいのが食いたくなって堪らず、
明太子のパスタとアイスコーヒーを頼んで食った。
パスタを食ってる最中、右肘から少し血が出てるのをUから指摘された。
傷自体は少し切った程度だったが、全く痛くなく、どこで何時切ったのか全然気付かなかった。
据付のナプキンで軽く血を拭き取って、少しの間抑えてたら血はしっかり止まった。

 

パスタを食い終わる位に、店内に入ってすぐトイレに篭ってたRとKが出て来た。
Rはカフェオレ、Kはイチゴパフェ(朝っぱらからかよ)を注文したりして、2人共少しづつ元気が出てきたみたいで、
あの家でお互いに何があったのか話し合った。
何でも、俺たち男連中が家に入って暫くして、Kがもの凄い視線を感じて2階を見上げると、
窓際に人が立って居て、そいつと目が合ったらしい。
「小学生位の子供で、絶対に生きてる人じゃなかった」と涙目で訴えてんのが妙に恐かった。
日頃お化けとか信じないTが、茶化さずに黙って真剣に話を聞いてたのも印象に残ってる。
Rも「窓に何かが居たのは見た」と言った。
それで中の俺達が危ないと判断して、Tに直ぐ出てくるように電話したという事だった。

 

 

928 :子供14:2012/07/10(火) 02:12:50.52 ID:COnTfSmE0

1番2階部分に近かったTが言うには、デカイ音の正体は2階の部屋のドアが凄い勢いで開く音で、
中から真っ黒い何かが廊下に出て来たのがチラッとだけ見えたらしい。
しかし「はっきりとは見ていないし、勘違いだったかも」と曖昧だった。
Tが珍しく真面目な感じで話してるのを見て、『ああ、こいつも相当ビビってたんだ』とようやく気付いた。
Uはダイニングで女の人の声を聞いた様な気がしたが、気のせいだったかも知れないと教えてくれた。
納得いかないままのライターの犯人については、わざとか誰も話題にしなくて、俺もその時はどうでも良いって気分だった。

 

再生したビデオカメラには特に変なモノが映っている事も無く、
ただし階段で聞いた重い“ダン”って音だけはバッチリ入ってて再び鳥肌が立った。
ビデオで改めて見ると、驚かせようとして狙ってやったんじゃないかって感じの音のタイミングとか、
本当は家に住み着いた浮浪者とかの仕業だったんじゃないかと少しだけ考えたが、
何にしても、あんなトコに1人で住む奴なんか明らかにまともじゃない。
やはりあの家には何かしらヤバイのが居たのは間違いないと結論付けた。

 

すっかり明るくなってからUの家に一旦戻って解散し、
俺の車でRとKを家まで送る時にRが教えてくれた話で、やっぱり幽霊だったんじゃないかって少しだけ思い直した。
R「(病院跡に)行く時さコンビニ寄ったでしょ?」
俺「うん」
R「駐車場で話してる時、タクシーのオジサン2人いたの知ってる?」
俺「あー、居たね。なんか1人こっちガン見してたわそういや」
R「そそ、そのオジサン、私達の真ん中をずっと見てたんよ」
俺「真ん中って?」
R「うん。ちょうど胸より下、子供の高さくらい・・・」
俺「(マジかよ)気のせいとかじゃ?」
K「アレ、私もあのオジサンの視線変だと思った。絶対におかしかった」
俺「・・・・・・」

 

 

929 :子供15:2012/07/10(火) 02:13:55.49 ID:COnTfSmE0

それでこの話にはまだ続きがあって、その日から2日後位だったかの夕方にTから電話が掛かって来た。
『さっき車で田んぼに突っ込んだ』って。
んで、怪我とかはしてないし、JAFを呼んで待ってるところだって話なので、場所聞いてその現場まで行ったのね。
家からちょっと離れた交差点のそば。ホント田舎だから、まわりに水田とかあるんだけど。
行ってみたら、ちょうどガードレールの無い場所から真っ直ぐ車が田んぼに落っこちてる。
こりゃレッカーじゃないと無理だわと思って、TとJAFが来るのを待ってる間に(1時間以上は余裕で待ったが)聞いたのが、
仕事から帰る途中、ちょうど現場に差し掛かった時に急にハンドルが効かなくなって、
そのまま正面の田んぼに突っ込んだという事らしかった。
ハンドルが効かなくなるなんて初めて聞いたし、
どうせ脇見運転とかしててハンドルを切り損ねただけじゃないの?って疑った。
でも本人は、「いや、間違いなくハンドルを左に回そうとしても効かなかった」と言い張る。
JAFが来てからJAFの人に聞いても、「いやー、そんな事は無いと思いますよ」と言われた。
それでもTは納得いかないらしく、兎に角知り合いの整備工場に持って行って見て貰おうってことにした。
しかしこのハンドルの検査の結果は聞きそびれて、そのまま忘れてしまった。

 

それから更に5日か1週間後か位に又Tから電話が掛かって来て、今度は『事故った』。
「え?怪我は?大丈夫?」って聞いたら、怪我は一切してないんだけど車の左サイドをやったと。
レンタルビデオ屋の駐車場から出る時に、左から直進して来た軽乗用車とガッチャンコしたらしい。
幸い軽乗用車が元々そんなにスピード出してなかったおかげで、軽乗用車の女の人も怪我とかはしてなかったそうだ。
それでも念の為に病院で検査受けた直後だって話だった。

 

 

930 :子供16:2012/07/10(火) 02:15:26.21 ID:COnTfSmE0

んで、学校とバイトが忙しくってTとは会えずにいて、
事故った日から1週間後に、又Tから『今からそっちに遊びに行っていいか?』と電話があったんで、
「いいよーおいで」って話をして、1時間後にTが原チャリでやって来た。
Tが玄関に入った時、一瞬線香の匂いがした気がしたけど、気のせいだろうって思った。
事故った車を廃車にして、新車が納入されるまでは代車で通勤するって話だったから、
『あれ?代車どうしたんだろ?』とか思いつつTを家に上げて、「遅かったじゃん」って話し掛けたら、
「うん」とか返事するだけで妙に元気が無い。
ここ最近立て続けに事故ってるし、流石にへコンでんだろうなーと考えはするけど、それにしても元気がなさ過ぎるから、
「どした?何かあったか?」と聞くと、
「ちょっとな、話があるんだけど」って。
何だか陰気な雰囲気が嫌で、少しでも良くしようと思って、
冗談で「ここ最近ホントツイてないよな。呪われてんじゃねーの?w」って言ったら、
真面目な顔して「かも知れん」って。
日頃お化けとか呪いとか馬鹿にして全く信じてないTが言うもんだから、イヤーな予感がしたのね。

 

それでTの話によると、「夢を見る」と。
ちょうど肝試しの日の晩から毎晩、毎晩夢の中に小学生位の男の子が出てきて、
現実と同じ様に布団で寝てるTの頭の真横に立って、ジッと顔を見てるんだって。
俺「えー、それって呪怨みたいな感じ?」
T「いや、見た目は普通なんだけど。
 でもな、今迄ずーっと立ってるだけだったんだけど、
 昨日の夜その子が顔を思いっきり耳に近づけて、『・・・して・・・して』って呻いたんだよ」
 あと、あの目はどうしたって生きてる奴の目じゃない」
俺「え?・・・夢だよな?」
T「・・・」

 

 

931 :子供17:2012/07/10(火) 02:16:25.16 ID:COnTfSmE0

最初は、この間の肝試しでのイメージが強過ぎるせいでそんな夢を見るんだと思ってたが、
それにしても生々しくて、子供が喋った時に顔に掛かる息がリアルだったと。
怖いもの知らずのTも、ここ最近の事故と夢が繋がりあるんじゃないかと思えて仕方がなく、
それで俺に相談しに来たって事だった。
うわー、洒落になんねぇって思った。
思ったが、幽霊なんて俺も信じてる訳じゃなく、どう対処して良いのかなんて全然判らん。
正直この話を聞いた時も半信半疑だった。
それでもこの話が本当なら、2週間近く毎晩同じ子供の夢を見るって、とんでもなく気持ち悪いなと。
しかし、俺の方は別に何も変な事は起きていないし、「何か心当たりとかあんの?」って聞いたら「ある」って。
「あるってなに?」って促すと、マジでビックリする事に、Tはあの家の中に落ちてた帽子を拾って持って帰って来てんだと。
流石に呆れて「なんでそんなモン拾ったんだよ?」と聞くと、「いや、なんかビンテージっぽかったから」なんて返事する。
それにしても、あの時Tが帽子を拾ったなんて話どころか、あの場所に帽子が落ちてたなんて事自体初めて知った。
んで、「これ」ってTがケツのポケットから出したのが野球帽。今の球団名になる前の球団名のロゴが付いてるやつ。
どこの球団名かは書かない方が良いだろうから書かない。
もう、なんつーか、どうしてこんなモノをあんなトコで拾って被る気になるんだとか、何で今迄黙ってたんだとか、
ビンテージって意味ちがくね?とか頭の中で浮かんだけど、面倒くさかったから黙ってた。

 

 

932 :子供18:2012/07/10(火) 02:18:02.49 ID:COnTfSmE0

それで、またこいつが追加で更に嫌な事を言う。
実はこの帽子、3回車で事故った時に、その全部に車の中に置いてたって。
それで、これはどうも帽子が原因なんじゃなかろうかと。
俺「え?ちょっと待って、3回って何?」
T「さっきな、此処に来る前に、俺んちの真ん前で車がスピンして外壁にぶつけた」
俺「はいー?」
それで来るのが遅くなって、しかも元々家にあった原チャリで来た訳か。
いやいやちょっと待って、ちょっと待って。
今目の前にあるこの野球帽のせいで事故が起こるのなら、俺んちでも何か嫌な事とか起こるんじゃねーだろうな。
とか考えててピーンって来た。
さっきTが言ってた夢の子供が『・・・して』って言うのは、ひょっとしてこの野球帽を『返して』って事じゃないのかと。
事故に子供に帽子って、それ、役満じゃん、これが呪いじゃないのなら何だと言う結論になって、
この帽子を元あった場所に返しに行くって話になった。
でもその日はもう外は真っ暗になってて、とてもじゃないけど行く気にならん。
今夜はTをこの部屋に泊めて、翌朝返しに行こうという段取りにした。

 

 

933 :子供19:2012/07/10(火) 02:19:05.51 ID:COnTfSmE0

その晩、テレビ観ながら酒とコーラで酒盛りをして、
何時か忘れたけど夜もだいぶ深けた頃に、部屋の床でそのまま雑魚寝した。
そして夢を見た。
今寝ているまさにこの部屋。
真っ暗な部屋の真ん中に小学生位の子供が居る。
寝てる俺の顔を見つめたまま瞬きもせずピクリとも動かない。
最初俺の足元に立ってたのが、ゆっくり振り返ってテーブルの上に置いてある帽子を見下ろす。
次の瞬間、子供の顔だけが目の前に飛んできて、
腹から絞り出すような声で「ア・ア・ア・ア(聞き取れない)」。
もう一瞬で目が覚めて、起き上がり電気を付けたら、横でTもハァハァ息切らしながら上半身起こしてんの。
目だけでTに『見た?』って聞いたら、真っ青な顔で「うん、うん」って。
電気付けたまま2人とも暫くボーッとしてた。
なるべく帽子の方を見ずに朝まで過ごして、少し空が明るくなったところで俺の車であの家に向かった。

 

運転してる最中、緊張しまくりで、制限速度よりも遅いスピードで進んだ。

 

昼間に改めて来ると、家そのモノはそこまで迫力ある様に見えなかった。
それでも流石に家の中に入る気は起きず、以前入った窓から中に帽子を投げ入れた。
縁側の上に来る途中で買って来たお菓子とジュースを供えて、手を合わた後、
2人して腹から声を出して「すいませんでしたーーーー!」と思いきり頭を下げた。

 

この後はTも俺も夢を見ることも事故も無く、今に至ります。
以上。長々とここまで読んでくれた方、感謝。

 




オカルトランキング



1: 200/14:59:01 ID:yeRYRjAEN
タイトル、分かりにくくてすみません。
初めて書き込むんですが、地縛霊?ではなく土地につく
悪いもの…その土地に住むと発狂してしまうような感じなんですが。。
聞いてくださる方いらっしゃいますか?

15: 200/20:08:40 ID:yeRYRjAEN
母と父が乗った車の後頭部に乗り込み、泊まってた時の
従姉妹達との楽しかった思い出話をしていると、母が急に振り返りました。

その時、母が車を運転していて父が助手席
私が父の後部座席に座っていたんです。

『あれ?あんたそっちに座ってたん?気のせいかな?
後ろに気配感じてたんやけど』

物凄い嫌な気配がしました。

この時はまだ母達には従姉妹の家でおきた、奇妙な出来事の話は一切していなかったからです。
18: 200/06:19:15
見てるがワケわからんな


19: 200/07:53:58 ID:ye3UPrYPr
ワケわかんないですよね。
すみません、もう少しお付き合いください。


21: 200/08:03:28
大丈夫やで
とりあえず、書いてってほしい


22: 200/08:07:52 ID:ye3UPrYPr
自宅に帰り、ひと息つき夜ベッドに入った後また異変が起こります。ピキピキ、ミシミシと部屋が鳴るのです。

そして産まれて初めての金縛り。唯一動かせる目で部屋を見渡すと天井の隅に黒いモヤ?のようなものが蠢いてました。

恐怖でどうにかなりそうでしたが、金縛りのメカニズムはテレビで見て知っていたので疲れているんだろう。。と目を瞑っているうちに眠りにつきました。

夏休みも終わり、学校が始まります。
始業式のとき耳鳴りと頭の中が締め付けられるような感覚で立っていられなくなりました。

夏休みの間運動不足だったから体力なくなってしまったのかな…と考えながら
座り込む私が見たものは、人の形をした黒いモヤでした。

その黒いモヤは体育館の上の人が通れる細い道?のところにぼんやりと佇んで
こちらを見下ろしているような形でした。
この時から、何かおかしい。ヤバイな。と感じ始めていたんです。
23: 200/08:21:27 ID:ye3UPrYPr
始業式が終わり、ホームルームも終わりその日は下校します。
下駄箱で靴を履いていると違うクラスの女の子に話しかけられました。

その子は仮にミカちゃんとします、あまり重要ではないんですが印象に残っているので書かせて貰います。

ミカちゃんは凄く綺麗な女の子(本当に稀にみる美人な子)なんですが、クラスも違うのでほとんど話したこともなかったんです。

ただ、ミカちゃんはいわゆる『見える人』らしくいつも半紙を小さくおった中に塩を入れた物を持ち歩いていました。

そんな奴いるか?と思いますよね。ただ、高校1年の時にその噂を聞き面白半分で話かけたことがあったんですが

ミカちゃんは『うん。これいつも持ち歩いてる。変なの見えたら塩振って浄めるねん。』と平然と答えてくれました。

『私ちゃん、夏休みどうだった?満喫した?』

いきなり話かけられて、相手が美人なミカちゃんと言うのもあり少し緊張したのを覚えています。
24: 200/08:33:04 ID:ye3UPrYPr
『いや、とくに満喫してないかなー。海にもキャンプにも行かんかったし、青春無駄に過ごした感じ。
宿題も終わらんかったから今日帰ってから友達に借りたやつ書き写す。笑』

普通に答えました。

『肝試しとかした?』

いや、してないよ。と答えました。

『変なとこ行かんかった?』

真顔で聞かれました。質問の意味もよく分からなかったので少し腹が立ちました。

『いや、肝試しもしてないし、お墓参りには行ったけどそれ以外はミカちゃんが言う変なとこには行ってないよ。なんで?』

少し口調がキツかったからか、ミカちゃんは苦笑いをしながら

『なんか分からんけど、私ちゃん見たら吐き気したから。
私小さい時から良くない物が近くに居たら吐き気がするんや。
気悪くさせたらごめん。でも気休めやと思ってこれ貰って。』

そう言って例の半紙に包まれた塩を渡されました。
26: 200/08:45:36 ID:ye3UPrYPr
えー?まじか?と苦笑しました。

その後いつも一緒に登下校している友人に『なんか、ミカちゃんに塩貰った。笑』
と話すと『美少女の塩?それ、男子に高く売れるんちゃうん?』と言われ笑い合い
ミカちゃんに言われたことについては、あまり深く気にしませんでした。

当時私は自転車通学だったんですが、その日の帰り友人と別れ田んぼのあぜ道を走っていると急にガクンと荷台が重くなりました。

今までそんな現象がおこったことがなかったので不思議に思い振り返りましたが、荷台に何かいるはずもなく気のせいかな?と走りだしましたが、またガクンと何かが飛び乗ってくるような振動が伝わります。

怖くなり、ミカちゃんから貰った塩を少し舐めました。

家に帰り自分の部屋でくつろいでいると、また耳鳴りがしました。

その時の耳鳴りは尋常じゃなく『キィーーン』と『グワングワングワン』という二種類の不協和音が頭の中で鳴り響く感じでした。

吐き気をもよおして、トイレに駆け込み嘔吐しました。
27: 200/08:59:21
憑いてきたな・・・
にしても尋常じゃないな
28: 200/09:01:53 ID:ye3UPrYPr
とりあえず誰かに話そう。そう思って母親に夏休み親戚の家でおこったことから
今日学校でおこったこと、下校時のこと、全て一気にまくしたてる様に話しました。

何かがおかしい!!耳鳴りも酷いし、肩こりも頭痛も吐き気も酷い!と助けを求めたんです。

後に母によると、その時の私の様子が普通じゃなく目も血走っていたから
これはおかしいなと感じたそうです。

翌日、登校しました。午前中だけの学力テストです。

試験中にまた耳鳴りと吐き気。教室を抜け保健室で横にならせてもらいました。
テストは後日1人で受ければいいから、と早退が認められ親に迎えに来てもらいました。

『お母さん、私おかしくなりよるかも。イライラが治まらんし。無性に暴力振るいたくなる。』
何故か涙が止まりませんでした。その時の私は自分が自分じゃなくなるというか
分かってはいるのに、感情が抑えられない衝動が溢れてきていたんです。

すみません。本当に意味が分かりずらいと思いますが

当時の私の精神のことを詳しく書くことで考察していただけるんではないかと思い
余計なことも書いています。



30: 200/09:16:52 ID:ye3UPrYPr
母は『お母さんもそういうの詳しく分からんし、気休めになるか分からんけどお祓い行ってみる?』と言いました。

お祓い…笑?その状況になってもまだオカルトなことだとは思わなかった私は『いや、むしろ精神科に連れて行ってほしい。頭おかしくなったっぽい』
と答えました。

その日はぐっすり眠れました。

翌日、学校休むか?と心配する母に『2日もテスト受けんかったらヤバいやろ。受験生やで?』と強がり登校しました。

登校中いつもの道を走っていると、耳鳴りではなく頭の中でボワンボワンと音がして、目の前が白くなりました。

お風呂から急に上がると貧血で目がチカチカして景色が白くなりますが、それの酷い版のような感じです。
ドンっと車道側に倒れた私の横を車がスレスレで走って行きました。

あぶねーー!と自分を戒めました。

それでもテストを受けないとだし、宿題の提出期限だったので学校に向かいました。
無事テストも受け終わり帰り支度をしていると、担任に呼ばれました。
母が迎えに来ているから校門まで行くように言われました。



31: 200/09:43:16 ID:ye3UPrYPr
校門に行くと母が心配そうな顔をして待っていました。
『嫌がるかもしれんけど、お祓い行くで。』

そう言われ車に乗り込みました。道中に話を聞いたところ

祖母の知り合いでそう言った類に詳しい人がいるらしく頼み込んで
見てもらえることになったそうです。お祓いや霊感を生業にしている人は詐欺っぽいから信用できない。と駄々を捏ねる私に対し『その人はほぼ無償で見てくれる。本物らしいで。』と答えました。

『それよりあんたどうしたん?その爪?!』母に言われて気付いたんですが、私の両手の爪がかなり酷い深爪になっていました。

爪を噛む癖などなかったのに、無意識に爪を噛んでいたんです。歯で削りとったようにギザギザな爪がとても気持ち悪く、私は混乱してまた泣きました。

1時間半ほど車を走らせ着いた場所は田舎の山の麓にあるお寺?と民家の間のような造りの古い建物でした。

実は記憶力がよく、当時のことを鮮明に思い出せる私なんですが、この場所でおこったことに関しては記憶が曖昧な部分があるので、おかしいな?と思うことがあるとは思いますがご了承ください。


まず建物に入ったら何かが祀ってある部屋に通されました。



32: 200/10:00:54 ID:ye3UPrYPr
そこで世話係?のようなおばさんに『詳しいことはわかりませんが、とりあえず裏庭に行ってください。

そこに仏像が3つ有ります。まず真ん中にお参りして、右、左の順にお参りしてきてください。終わったらこれを口に含んでから吐いてください。』
私は言われた通りにお参りし、液体を口に含みました。液体は水ではなく日本酒でした。

その後、おばぁさんのいる部屋に通されました。

そのおばぁさんは私を見るなり『こりゃまたえげつないの連れてきたね』と笑いました。

私もつられて笑いました。

『頭混乱するでしょ?どこまで見えてる?これね、幽霊とかじゃなくて簡単に言ったら呪いの一種なんよ。』

『私、呪われるようなことしてません!!』強がってそう答えるのが精一杯でした。

『理不尽と思うわな。呪われるようなことしてなくても、その場所で過ごして
思想とか波長とかがピッタリ合ってしまったり、弱かったりしたら取り込まれてしまうこともあるんよ。
怖がらせる為に言うんじゃなくて、しっかり知って欲しいからはっきり言うわね。』

おばぁさんは淡々と話しました。



33: 200/10:10:14 ID:ye3UPrYPr
『いくつか質問させてもらうね。おかしいって思い始めた頃に変な場所に行かなかった?もし思い当たることがあるならその住所を教えて。心霊スポットとかじゃなくても、何か変だなぁと思った場所とか』


私は親戚の家の話をしました。そしてその地名と大まかな住所を告げました。
おばぁさんは地図を持ってきて、調べ始めました。

『あーこりゃ良くないなぁ。』と呟きました。
そして私の目を見て『えった、非人って言葉知ってる?』と尋ねました。

はい、分かります。授業で習いました。それが関係あるんですか?

『その人たちについてどう思う?』

質問の意味が良く分かりませんでしたが、私の産まれた街は被差別部落の土地がいくつかありました。

私はその出身ではないですし、詳しい場所も分かりません。
ただ、その被差別部落の場所は少なくないと言うのは知っていました。



34: 200/10:13:59
>>11「代々おかしな土地~」

なるほど呪いか…どうりで



35: 200/10:18:38 ID:ye3UPrYPr
その人達とは関わりないですし、出来ればこれからも関わりたくはないなぁと正直思ってます。

そう答えました。

おばぁさんは私のことをジッと見てます。
『この場所ね、その土地なんよ。牛皮とかね、動物を殺傷する仕事を主にしていた所。この横の川は色んな物を洗い流すのに使われてた川。』

『そういう仕事してたらね、昔は差別の対象になって、同じ人間なのにツラい扱いされたりね、だから恨みたくなくても沢山怨みが集まるの。本当にもっと昔は動物使って呪いかけたり、強いものならそれこそ寺に籠って何ヶ月、何年と経たないと祓えなかったり』

このような話をされました。



36: 200/12:13:13
とりあえず感想は全部書き込まれてからだな
あと一息か?ファイトー



37: 200/12:40:56 ID:ye3UPrYPr
ありがとうございます。
テンポが悪くて申し訳ないです。
家事と育児の合間に書き込んでるので…と言い訳させてください。


その後、おばぁさんに話された内容も当時の無知な私には理解出来ない部分もありましたが思い出せる範囲で箇条書きで書いていきます。

・えった、非人の土地は悪い言い方をすると穢れが溜まっている
・穢れというのは怨みや妬みや悔しさや、その土地代々住んで居た人の怨念みたいなもの
・それだけなら大丈夫だが、呪いの儀式?のようなものもあった
・その人達が悪いわけじゃないが憑いてるものは善くない

などあやふやか感じです最後は有難いお言葉のような説教にも似た教えを説かれました。

そして『おんかかか~そわか?』とお経の様なものを唱えられ、私も一緒に唱えました。

覚えているのは、おんかかか~と唱えてしばらくしたら、鳥肌がブワーと出て、首の後ろ辺りや正座している足の膝の裏から油汗が滲み出てきたことです。



39: 200/13:06:57
>>37
おん かかか びさんまえいそわか


42: 200/13:11:40 ID:ye3UPrYPr
>>39
まさにその言葉です!おんかかかって言葉が面白くてずっと頭に残っていました。



38: 200/12:49:47 ID:ye3UPrYPr
一通りお経を唱えたところでまた日本酒を口に含んで吐き出すように言われました。
その日はもう帰るように言われ、また日を改めて来てくださいのことでした。
ぐったりしながら帰路につきました。

しばらくは何もない日々が続きました。
ただ相変わらず自転車に乗っている時に、ガクンと荷台が重くなることはあり
その日は必ずと言っていいほど金縛りにかかりました。

またあの黒いモヤモヤが見えると怖いので目を開かないように、金縛りが解けるのを待っているとザワザワザワザワと部屋の中で大勢の人が会話をしているのが聞こえました。
雑踏のような、授業が始まる前の教室のような騒がしい声です。

でも何を言っているのかは分かりません。ぎゅっと目を閉じてやり過ごそうとしたとき、耳元で男性の声で『酒、うまかった。』とはっきりと言われました。



40: 200/13:07:19
地蔵様の真言なんかな



41: 200/13:09:52 ID:ye3UPrYPr
酒美味かった。という言葉が嘲笑うような感じで言っているようにも聞こえ、
あー、もう全然祓えてないやん。私も発狂してしまうのかなぁ。なんてぼんやりと考えているうちに眠ってしまっていました。

次の日、助かる為に出来るだけのことをしようと思い、学校をずる休みして思いつく限りの神頼み、先祖様頼みをしました。

最寄りの神社の氏神様へお参りへ行き、助けてくださいと手を合わせ
ご先祖様のお墓へ行き、助けてください。見守ってください。と手を合わせ。
祖父母の家へ行き仏壇にも手を合わして泣きました。

祖父が家にいたので、祖父にも助けを求めました。
私は本当に憔悴しきっていたのです。

祖父は退職前は役所勤めをしていて、被差別部落の人達に関わる仕事をしていました。

その時色々あったらしく、部落に住む人々を物凄く毛嫌いしている人でした。
母曰く昔はある地名や名字を聞くだけで『そいつはあかん。関わるな』と突っぱねたといいます。

『じぃちゃん、私、呪い殺されるかもしれん。』

泣きながら話す私に対し祖父は『そんなもん、気力の問題や。弱気になったら余計につけあがるぞ。

呪いなんかない。勘違いやっ!』と一括し、私の背中を叩きました。
何故か少し楽になりました。

被差別部落の人に関わり、その土地にも何度も行き、挙句に差別するじぃちゃんがこんなに元気なら、私もなんとかなるかもしれない…と。

何故か気が楽になったんです。




43: 200/13:24:00 ID:ye3UPrYPr
その後は2度お祓い?のばぁさんの所へ行き、だいぶ薄くなったと言われました。
だけど完全に祓えてはいないと。対策なども教えられてはいません。

ただ、高野山にこもればもしかすると完全に断ち切れるかも、とは言われました。
胡散臭く思いそれは実行していません。

私は成人して今現在平凡に暮らしています。
それでもやはり、耳鳴りがして吐いたり、無意識に爪をかじったり。

意識がぼーっとすることもあります。考えすぎて神経質になっているだけなのかもしれませんが…

もう黒いモヤは見えません。

まとまりが悪く、分かりづらい話になってしまいましたが、
土地につく呪いというのはあるのでしょうか?

実際に私自身が体験したことなのですが…もし何かそのようなことをご存知でしたり
経験した方がいらっしゃるなら、お話を聞きたいと思い書き込ませていただきました。



56: 200/16:05:38
>>43
忌地ってのがあるくらいやから

存在はするんやろうな

普通なら土地の神様や昔の人が何らかの対処をしてるようやけどな

あと、このスレに書いてる対処法はあんまり気にしない方がよろしいかと

普通に神社や密教系統の寺
修験の入った寺社か

話に出てきた霊能者?に頼った方が良いかと



44: 200/13:26:19 ID:ye3UPrYPr
補足ですが、親戚の借家の周りに住む3つの家の住人は2人が発狂して
2人が自殺しています。今現在その借家は空き家になり、誰も住んでおりません。



45: 200/13:31:58
中国山地の奥地やら四国の山奥では
部落と祟りを関連付けたような因習があって
その因習の事や一族の事を「狐憑き」だとか「犬神」とかいうらしい

祟られるきっかけはその一族の者が
何かを欲しがりねだってきた時に断ることなんだとか



46: 200/17:20:52 ID:ye3UPrYPr
返信ありがとうございます。
こちらは関西の城下町なんです。
何かを欲しがったりねだるとは例えばどのようなことですか?



48: 200/01:43:22
>>46
これはある地域の郷土史の本からです
文化、風土の章に妖怪や伝承の項があり
そこに「狐憑き」なる因習も載っていました

それによると
ちょっと裕福なお嬢さんが綺麗な日傘をさしてたらそれを欲しがるとか
良い時計をつけていたらそれを欲しがったとか、

些細なものでは広げた弁当のおかずをねだるとか
大きなものでは家を欲しがった、という話もあった

物乞いとかタカリに近い、そんな印象を受けました
そしてそれを断ると祟りのようなものがあるという

著者自身は、断って何もなかった例も載せ
「ただの偶然である」と、注釈をつけていましたが



47: 200/20:21:20
インドのカースト制度でも下の階級の人は差別される。
死体を燃やしたりする嫌な仕事をするから。

でもただ意味嫌われるだけではなく、畏怖(恐怖と尊敬)の対象でもある。
生きていく上でかかせない仕事でもあるから。

そういう人たちのいろんな思いがたまたまその土地に浸み込んだみたいになったのかな。

呪いは理不尽かもしれんが、ちょっとしたハプニングみたいなもんだと思う。
呪いが薄まっているなら、ある時ふっといなくなるんじゃないかな。
土地に宿ったものもふっと消えることもあるのではないでしょーか。



49: 200/02:34:24
「悪い土地」ってのはあるらしい
程度にもよるけど、たいがいは住んでる人が精神的に弱ってしまう影響が出るみたい。

相性みたいなものもあって、どの程度影響が出るかは人それぞれ。
>>1さんはたまたま特に相性が悪い土地に行ってしまったのかなあと思うよ。

じぃちゃんの言うことは半分当たってるんじゃないかな。
『気力の問題や。弱気になったら余計につけあがるぞ』これは正しいと思う。

その土地のことを思い出すと、自然とその土地の気を呼んでしまうので
なるべくその土地のことを思い出さない、もっと楽しいことを色々考える
というのが個人的にはオススメ。

あと、本に書いてあった知識だが

マッサージやエステで体を解すと体の中の悪い気を追い出しやすくなるみたいだよ。
お祓いよりは気楽に試せるからやってみてはいかがだろうか。
効果がなかったとしても日々の疲れは癒えるだろうから(´∀`)



50: 200/04:43:26
犬神筋のお話かな。
祓える、もしくは切れる行者はもういないだろうね。

この場合は憑いてるものの力を弱めていく事が大事だね。
方法としては、捨身ヶ嶽禅定の呑み護符を用意する。

清め塩を作る。(粗塩に向かって般若心経と光明真言を3回づつ唱える)
お神酒を作る。(ワンカップに向かって神酒祝詞を唱える)
ちなみに分からない事はググれば出てくると思う。

清め塩を呑み護符でまいてお神酒で飲み込む。
ちなみにお札の使い方は一緒に付いてる説明書を参照。

注意点は心身浄化を心から祈りながら弘法大師のお姿を心に思い浮かべて説明書通りに唱える事。
ここまでが第一段階。

普通の雑霊だとここでいなくなる。
第二段階ではまずお風呂を沸かす。
沸かしたお風呂の中に光明真言を3回唱えながらお神酒を入れる。

そして光明真言を唱えながら風呂につかる。
その時に両手両足から気が抜けていく様にイメージする。

風呂から上がって光明真言を唱えながら清め塩を身体に塗る。
シャワーで塩を全部流す。
湯は次の人が入らないように必ず捨てる事。
かなりきつい霊障でもこれで改善できる。

たまに押される事もあるので誰か近くにいてもらうといいかもしれない。
最終段階

ここまでで改善が見られない場合もう封じていくしか手がない。
私の場合はパワーストーンで首環を作って封じるんだけど、
こればかりは本人を見ないと何ともいえない。

要はどこまで入られてるかによって変わる。
2段階まではお金もそんなにかからないので試してみてはどうかな。
先天的なものでない場合は1段階と2段階を繰り返す事により改善出来ると思われます。

私のクライアントにも同様の方がいたので参考までに。

もっともその件では封じるだけでいっぱいいっぱいだったのですが・・・
BY 広島の霊能者



61: 200/1:29:35
呪いであるなら、人形を依り代にして箱に封じてしまうのはどうだろう?

しかし、その土地の呪いが今も健在であるなら、なんらかの呪物がまだそこに埋まってるんじゃないかな?
そして逆結界が形成されたままなのかも。

それと近くに洞穴とかないのかな?



63: 200/22:08:37
近所に昔の刑場があるけど、住宅地の中にぽっかり空地のままだよ。
本来ならそうあるべき土地を使ってしまったということなのか?

ゴミ捨て場が必ず必要なように、生活の上で必ず出てくる穢れを溜めておく土地は人がいる以上絶対必要なものだと思う。



64: 200/00:44:55
>>63
んだんだ
そういう場所にどうしても建物を建てたいなら
大勢の人が出入りする施設にして溜まったものを分散させるのがいいんだよねぇ

学校とかの公共施設とか劇場とか、あとは駅とか。

大勢出入りするただし寝泊りする人はいない場所にすればまだ被害が最小限になるんだよなー



60: 200/20:10:15
面白いスレだったのにな
どうやら終わってしまったようだ



62: 200/17:45:06
まとめサイトから来たんだけど1の人もういないかな
1の書きこみが真実と仮定して書き込む

複数の家に現象が出ているから原因は土地
多くの霊が土地に縛られているから地縛霊が大勢いる

古い時代(500年以上前)の刑場とか死体捨て場の過去のある土地ならその状態になる昔から忌み地って言われてる場所に家を建てたんだと思う

その土地を普通の土地に戻す方法は、戦場・処刑場・死体捨て場の土地を奇麗にする方法と同じ方法をとる必要がある

神社の御祓いや霊能者では圧倒的に土地の霊に力負けするからどうにかできるものじゃない神社の御札も焼け石に水、それだけの大勢の霊がいたら御札なんか忌みがない
引っ越すのが最良の方法

そのまま忌み地に住むなら今の状態を受け入れるしかない
力のある霊能者と坊主と神主で何とかするなら、霊の数より多い人数を集めたらどうにかできるかも知れないレベル

何人の霊がいるのか知らんけど凄い土地に住んでるね

結界もきかないし、お札も術も通じない、忌み地として言い伝えになってるはずなんだけどな

知らないだけでそんな土地は世界中にあるから変だと思ったら引っ越すのが一番だよ
このまま住むなら覚悟するしかない土地だな

安心できないと思うが、そのレベルの土地なんかゴロゴロあるから気にすんな





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177 :はなわ:2022/01/17(月) 01:35:52.92 ID:6ntJYL5+0.net
昔から人を呪わば穴二つ、なんてことわざがあるけど今回は呪いについて話していこうと思う。

小学生の時に、俺は母親を殺人事件で無くしている。殺人犯は俗にいう強盗殺人。キャバクラで遊ぶ金が足りないからといった、本当に自己中心的な殺人だった。
大切な人を失わされた恨みというのは、恐らく人間が抱える負の感情、恨みと言う言葉のなかでは最大である事を、当時小学生ながらに感じていた。

犯人は近くのコンビニに映っていた防犯カメラから足跡を辿り1週間後には逮捕された。
殺人犯は当然無期懲役を課せられたが、俺の恨みは晴れることはなかった。小学生(判決後は中学生)の俺に取っては母親と言うものの存在が大きすぎた。

なんで母親を殺した人間がのうのうと生きているんだろう。なんで刑務所の中で生きている事を許されているんだろう。許せない。絶対にあいつを生かしておいてはいけない。

犯人も当然だが、あいつに生きる事を許している人間、法律、全部許せなかった。

刑務所の中に入っている以上、自分が直接手を下す事はできない。なんとか間接的にあいつを殺す方法は無いか考えた。

毒殺、銃殺なんて中学生の俺には入手不可能な上に刑務所内にいるあいつには届かない。
呪いしかないと思った。色んな呪いを試して、あいつが死ぬまで続けるんだ。そう決めた。

それが悪かった。



178 :はなわ:2022/01/17(月) 01:36:47.72 ID:6ntJYL5+0.net
呪いの事を知る必要があった俺は、学校が終わった夕方、図書館に何度も通って調べた。

呪いとは端的に言えば、
怨念をのせて呪文を唱え(モノも使う)
相手を不幸に陥れる事。

定番の藁人形から、海外の呪い、色々調べた。
辿り着いたのは 「摧魔怨敵法」 呪いの中でも最も強いと言われる最悪の呪いだった。

やり方は以下の通り

①白檀の木で筒を作る
②筒の下に相手の名前を書く
③相手に見立てた人形を不動明王像に踏ませる
④踏ませた人形を筒に入れて像の前に置く
⑤十八道法と呼ばれる行をする
⑥人形を取り出し燃やす

簡単そうで難しい、当時中学生の俺には難しいと思える内容だった。それでも、親を殺された恨みは強く、何とかしてこの呪いを実践する必要があった。

まず知る必要があったのは、
・白檀の入手方法
・不動明王像の場所
・十八道のやり方
だった。


179 :はなわ:2022/01/17(月) 01:37:37.91 ID:6ntJYL5+0.net
白檀に関しては調べていく内に竹筒でも問題ない事が分かった為、近所の山に落ちている乾いた竹をノコギリで切り取って頂戴した。
人形を入れるために節を残して切り取ったが、人形を入れる為の、節に穴を開けるのは苦労した。

不動明王を見つけるのは案外簡単だった。
不動明王が祀られているのは不動尊という寺。
不動尊は調べてみるとそこら中にあることが分かった。幸い?な事に近所の山に不動尊が存在しており下見にも行ったが、小さい不動像と小さい祠がある事を確認した。あなたも地図で不動尊と調べればどれ程身近な存在か分かるはずだ。

問題は十八道法の実施方法だった。
ここでは詳細な実施方法は省くが、とにかく複雑で手順の多い行法だった。簡単な流れを説明すると、明王様をお迎えするために身を清め、仏像の周りを清め、結界を張り、おもてなしをするという行である。真言宗の方は知っている人も多いのではないだろうか。ここは、自分なりのアレンジを加えながら、実践する事にした。


180 :はなわ:2022/01/17(月) 01:38:19.94 ID:6ntJYL5+0.net
これで準備は整った。人形は布と綿で簡易的な人形を作成した。俺は、色々な呪いを調べた結果、強い呪いには血を使うという事を知っていた。
この呪いでなんとしてもあいつを殺す為に、本来過程には無い、自分の血を使う事にした。
昔から鼻が弱く、すぐ大量の鼻血が出るクセがあった為、自分で鼻に指を突っ込み爪で思いっきり引っ掻いた。
案の定、すぐにぼたぼたと血が落ちてきて皿に血を溜めた。そこに人形を浸して血で染めた。
自分でやっておきながら、ゾッとした物を感じた。

少し乾かしてから、竹筒に名前を書き、シャワーを浴びた。(身体を清める為)

人目に触れない様、次の日学校が休みの金曜日の深夜。親が寝た事を確認した1時頃に不動明王像に自転車で向かった。

これであいつを殺せる。深夜に山へ行く怖さよりも興奮とワクワクが止まらなかった。


181 :はなわ:2022/01/17(月) 01:38:55.18 ID:6ntJYL5+0.net
山は暗く持ってきた懐中電灯を持って、不動明王の祠へ向かう。山道なので自転車は入り口におき5分ほど山を登った。

予定通り人形を不動明王像の足に強く押しつけ、あいつを殺して下さい。と強く言葉に出し、願う。
人形を筒の中に入れ、祠の中へ入れた。
その後は、祠の周りを掃除して、塩を撒き、結界代わりの塩と酒を盛った。
お供物をおき、10分程呪いを掛けながら待った。
山の中と言うこともあり、無音の中の風音、木の音に少し恐怖を感じながらも強く願い続けた。
そして、人形を取り出し祠の前でライターを使って燃やした。
こうして俺の呪いは実践に成功した。

最後に祠に一礼しよろしくお願いします。
と強く願い家に帰った。

あとは、犯人の死を待つだけだとドキドキとワクワクが混じった感情で眠りについた。


182 :はなわ:2022/01/17(月) 01:39:29.48 ID:6ntJYL5+0.net
特に何事もなく1週間が経過した。
俺の体調に変化が現れた。

まずは血便、血尿。
夜お腹周りに違和感を感じてトイレへいき、流す前にトイレの中をみると血塗れになっており驚いた。

特に強い痛みは無かったが父に報告したら、すぐに病院へ連れて行かれた。泌尿器科に行ったところ、尿検査、血液検査、スコープ等も突っ込まれたが結局原因不明で経過観察。

しばらく、血尿は続き病院に通ったが結局1ヶ月ほどで血尿も止まり、やはり経過観察と言うことでひと段落した。この時点で何か嫌な予感はしていた。

続いて定番かもしれないが交通事故にあった。
学校は自転車で通っていたが、車がガードレールに向かって俺を挟む様にして突っ込んできた。
右足大腿骨骨折。左腕橈骨、鎖骨骨折。
しまいにはうまく付かず、神経障害が残った。


183 :はなわ:2022/01/17(月) 01:40:00.72 ID:6ntJYL5+0.net
最後に夢を見る様になった。
寝ていると無数の手に足を引っ張られて、ベッドから引き摺り下ろされる。最初はそこで目が覚めていた。週に2,3回夢を見る様になった。

3度ほど引きずられる夢を見てから、目が覚めなくなった。ベッドから引き摺り下ろされた後、山の様な場所に凄い勢いで引きずられていき、大きな穴の様なものが見える。そのあと大きな穴に向かって引きずられていき穴に落ちる。深く落ちていく。
今度はそこで目が覚める。
皆もどこかから落下する夢を見た事が無いだろうか?あんな夢を週に何度も見る事になる。
異常だった。

10回目位だろうか。穴に落下する所から夢を見る様になった。落下してから少し、明るい光が見えてくる。なんだと思っていると熱を感じた。火だった。火の中に落ち火に焼かれる。
完全に地獄に落ちる夢だと思った。
何度も夜中に火に焼かれて目が覚める。
そんな日が何日も続いた。


184 :はなわ:2022/01/17(月) 01:40:34.88 ID:6ntJYL5+0.net
俺は後悔していた。
これが呪いの反動である事はなんとなく理解していた。呪いをかける前から、多少のリスクは覚悟していた。自分が酷い目にあっても、犯人が死ぬのならそれで良い。そう思って呪いを実践した。
なのに、犯人が刑務所で死んだと言うニュースも流れず、そんな連絡も一切入ってこない。
夜寝るのが怖かった、何度も泣いた。お母さんに会いたかった、何で自分がこんな目に合わなくちゃいけないんだ。悪いのはあいつなのに。あいつが全部壊したのに、呪いが悪かったなら謝りますと、今度は神になんか祈ったりしていた。

そんなある日、夢で母が出てきた。
久しぶりの母の姿は当時のまま。
嬉しく、そして寂しかった。俺は泣きながら母に近づこうとするがなぜか動けない。
母は悲しそうに笑いながら近づいてきて俺を抱き寄せた。熱かった、火の様に。
その瞬間体が軽くなった事を覚えてる。

そこで目が覚めると朝日が昇っていた。
久しぶりのスッキリとした目覚めだった。


185 :はなわ:2022/01/17(月) 01:41:00.84 ID:6ntJYL5+0.net
そこからは夢を見ることも無くなった。
お母さんが助けてくれたんだ。と凄く嬉しかった。

亡くなってから2年目の母の3回忌、
母の墓参りへ行った。
当家には先祖代々の墓があるが、生前に夫婦で一緒の墓に入りたいなんて雑談をしていたらしく。新しいお墓を作っていた(大人になってから聞いた)

母の墓は立てて2年目にも関わらず他の墓と比べても黒ずみが激しく、何本か薄い亀裂が入っていた。
父がお坊さんに聞いていた。気づくといきなり黒んできて、何度か洗わせてもらったが、落ちず、汚れがどんどん強くなっているらしい。
母は自分の代わりに地獄に落ちたんだ。
そう思った。

人を呪わば穴二つ。
人を呪えば自分に跳ね返ってくる。
だから墓穴を二つ用意しておく。
そんな意味のことわざだ。

俺は犯人への憎悪から、
呪いに手を出し母を地獄へ落とした。

皆はどんなに辛いこと、悲しい事、憎い事があったとしても、呪いへ手を出す事は絶対にやめた方がいい。絶対に。






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942 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/12/01(月) 16:19:55.11 ID:fXIzleUGO.net
私が小1の夏休み、お盆(確か)に家族で祖母宅に遊びに行った。
裏庭から柵を越えると小さな竹林があり、涼しかったので
そこで食べようとおやつをビニール袋に入れて竹林に入った(後で親に怒られた)、
林の小道を歩くと、向こうから幼稚園児ぐらいの男の子が 絣の浴衣姿でやってきた。
「何持ってるんだ?」と聞かれて
私が「…温泉…まんじゅう」と答えると男の子は
「まんじゅう」がツボったのか、とても食べたそうにビニール袋を見た。
私は「家にまだあるから上げる」と小さい饅頭を2つ男の子にあげた。
男の子は 嬉しそうに饅頭を食べながら
「しゃっこ(?)が来るからもう帰らなきゃダメなんだぞ」と
私に祖母宅の方を指差して 帰るように言った。
「なにそれ?」と言う私に 男の子は「しゃっこ?は怖いんだ、まんじゅうがおいしいから教えてあげる。」
と 私の身体を突き抜けて、消え去ってしまった。
勿論 家族には信じてもらえないし怒られた上、「しゃっこ」が何なのか
未だににわからないまま。


943 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/12/01(月) 16:44:02.26 ID:9i+GKQLT0.net
>>942
しゃっこうさまってのがググれば出てくるわ

赤口(しゃっこう)さま


944 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/12/01(月) 19:09:08.77 ID:fXIzleUGO.net
>>943
ありがとうございます…ggりますた。これは怖い…。
でもこれは「呪いのやり方」だよね。
男の子は「実体がある」悪い奴が来る!みたいな言い方だった、
だから違う。違うと思いたいmjd


945 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/12/01(月) 19:35:20.45 ID:v/g6dj810.net
鬼が来るからはよ帰れ ってことだろ

六曜だと赤口の日は鬼神が支配する日
正午付近は出ないけど、朝方や夕方は鬼神が徘徊するとも言われている

地方にによってはその鬼自体を「赤口」と呼んでた
特に夕方に会うと最悪(夜は陰の気が増すので、逃げにくくなる)
俺も小さい頃に、大祖母に「今日は赤口だから日が暮れる前に帰って来い」と言われてた
とっ捕まると地獄に連れて行かれるんだとさ




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329 :お石様@\(^o^)/:2016/03/09(水) 21:21:01.82 ID:Nr6vsh770.net
河原の石

俺が小学生の頃の話。

山に囲まれた閉鎖的な田舎町。
家の近くには木曽川と、それに合流する支流の川があり
よく河原で遊んでた。釣りをしたり、うなぎの仕掛けをしたり。
水遊びや石投げとか1人でも飽きる事無く遊んでた。

夏休みのある日、数日前に雨が降り上流のダムの放流増水した川も、いつも通りになった頃
1人で河原に、面白そうな漂流物でも流れてきてないかと遊びに出かけた。
票流木や、なんか変なゴミとかでも興味深々で見つけては手に取り、ポイして次を探した。
その時、ソフトボール大位で平べったい石を見つけ何気に手に取ろうとした時、「あきら~」(俺の仮名)って、耳をつんざく位の大きな祖母の声がした。
一瞬、ビクッとして、振り返ったけど祖母はいない。まわりをきょろきょろしても姿は見えない。
たしか祖母は家にいたはずで、家から遊んでる河原までは小5の足で10分位の場所。
家から怒鳴っても聞こえるはずがないし、耳をつんざく位の声だから、近くにいるはずなのに姿はない。やぶに隠れてるのかと探したりそたがいない。
「おばあ~ちゃ~ん」って叫んだけど返事はない。

気のせいだったのか、夕立ちの雷の音を聞き間違えたのか位でまた遊びはじめようとして、さっきの石を探し始めた。その石はすぐ見つかった。
そんなに特徴あるわけでもないのになんかその石だけ目立っててスポットライトを浴びてるような感じでまわりから浮いていた。

で、その石を拾おうと手を伸ばしかけた時、「あきら~」って祖母の大きな声がした。
振り向いたら、まだ距離はありそうな所に祖母がこちらに向かって走ってくる姿が見えた。
えっ?ばあちゃん足はえ~!あそこからあんな声出せるなんてスゲ~(笑)って感じで見てたら、凄い勢いで走り近づきながら、「あきら、その石さわっちゃいかん、こっち来いあきら」って。
向かうも何も、すぐ側まで来てたから、あっという間に俺の手を掴んで抱き寄せられた。
「おばあちゃん、体痛いって、ちょっと離してよ」って言いながらもがいたら、「間に合った~」って力が抜けてった。俺の手はしっかり掴んでたけど。


330 :お石様@\(^o^)/:2016/03/09(水) 21:21:54.60 ID:Nr6vsh770.net
 俺とばあちゃんが、さっきの石の近くまで行って話しはじめた。
 「あきら、さっきの石その石だろ」指がさしている先にはその石があった。
「その石、よ~く見てみ、人の顔に見えんか?」
さっきまで全然気づかなかったけど、よく見るとおうとつが歪んだ人の顔に見えてきた。
ってか、たしかに歪んだ顔だ。えっ、さっきは平べったかったはずなのに。
「あきら、あきらはその石に呼ばれたんやよ。拾ってくれって。手にしてくれって」
 おばあちゃんが何を言ってるのか解らなかった。
怪訝そうな表情をしていたのか、続けて話し始めた。

その石はな~、「お石様」ってよばれてるやつでな、漢字で書くとまだ習ってないかもしれんが、
汚い心や汚い思いって書いて「汚意志(汚意思)」とか惡い心、惡い思いで「惡意志(惡意思)」って書く、触っちゃいかん呪われた石なんじゃよ。いつ、誰が、何のためにこんな穢れた石を作ったのかは解らんが、大雨が降った後とか、たま~にこうやって見つかるんじゃよ。
子供にこんな話していいか解らんが、おととし近所の家に大学生のお兄ちゃん来てたの覚えてないか?夜中に救急車で運ばれたんじゃがその晩亡くなったんじゃ。

そのお兄ちゃんの家は都会だったから葬式はこっちじゃやらんかったから亡くなった事知らんかも知れんが。そん時も「汚意志様」触ったって言とった。あきらが持ってかれんでほんと良かった。台所でカレー作っとたらいきなり仏壇のおりんが鳴ったんじゃ。いつもの綺麗な音色じゃなく悲鳴みたいに鳴ったんじゃ。誰もいないのに。すぐあきらが大変じゃ~って、なんか解らんがそう思って心の中で叫んだじゃ。いや、本当に叫んだんかもしれんが。どこにおるかなんて解らんはずなのに呼ばれるように走りだしたら、胸糞悪い気配ですぐ気付いた。間に合ってよかったな~

って、なんか気持ち悪い事を話してくれたけど、なんか助けられたような気持にはなった。

331 :お石様@\(^o^)/:2016/03/09(水) 21:22:37.02 ID:Nr6vsh770.net
閉鎖的な田舎で、犬憑きや動物憑きもまだやってるような地域だったから、オカルト的な怖さは感じなかった。
都会ならこの経験談を自慢話で友達にするんだろうけど、田舎でこんな話しはできない。
当たり前のように生活の一部にそういう慣習がある地域だと、家族以外にその手の話しをするのは控える。
それは、「何か企んでる・誰かを呪おうとしてる」って勘ぐられるからだ。

おばあちゃんと家に帰ると、すぐ誰かに電話してた。何人かに。その間ずっと俺の目を見ながら話してたのが気持ち悪かったが。
1時間位したらおじいさんが軽トラで家に来た。
すると次々軽トラの軽いエンジン音が聞こえたと思ったら、急ブレーキの音と同時位のいきおい物凄い形相ので親父と2人のおじいさんが家に入ってきた。
 親父に叱られる、叩かれると思って歯を食いしばったら「もう大丈夫や」って泣きながら抱きしめられた。
そこで、ようやく重大さに気付いたんだ。これって、俺マジやばかったって事じゃん。って
親父とおばあちゃんと、おじいさん2人が軽トラ2台で出てった。
俺は残ったおじいさんと仏間に行き仏壇とおじいさんの間に挟まれる形で、おじいさんの前に座らされ、聞きなれないお経なのか呪文なのかをとなえられた。

まだそんなに時間はたっていないのに、軽トラの急ブレーキの音とともに帰ってきた大人たちは
俺と一緒にいたおじいさんに、「大変な事になった!石が無くなっとる!すぐ先生に連絡してくれ」
って、凄い剣幕で慌ただしく捲し立ててた。

俺は、なにこれ!俺なの?えっ、俺が原因なの?って感じで怯えた。
それに気付いたのか、おばあちゃんが「あきらは何もわるーない。大丈夫や」って肩を優しく抱いてくれてながら言ってくれた。
おじいさん達は、「後はおれらがやるから、ばーさんもおやっさんも僕と一緒に居てやってくれや。なんかあったら電話くんろ」って言って3人とも軽トラでどこかに走り去ってった。

332 :お石様@\(^o^)/:2016/03/09(水) 21:24:12.47 ID:Nr6vsh770.net
夕方、仕事から帰ってきた母は顔を見るなり「ピッシー」ほっぺたを思いっきり叩かれたと同時に俺を抱きしめながら泣きじゃくった。
母はすぐ仕事を抜け出し、自分は無力だからって職場の近くにあるちょっと大きめな神社で御百度踏んで無事を願掛けしてくれてたって。
親父からの電話が職場にあって、俺は無事だから大丈夫だって同僚の人が神社まで教えにきてくれたらしい。
御百度の途中だったから、願掛けをお礼の気持に変えて最後までお参りしてから
   
帰ってきたって教えてくれた時に、この事で初めて涙がこぼれた。
「ごめん」なんか心の底から愛情を感じて出た。
その後、部活から帰ってきた兄は、今日の事を親父から聞いても興味なさそうで、冗談半分で「お前どんくさいから(笑)俺なら、石をこう持って川に・・」
「ピッシー」
おばあちゃんのビンタが兄の言葉が終わらないいちに炸裂した。

家族全員思考停止。
祖母のそんな行動はみんな初めて見たからだ。
いつもニコニコして優しい祖母が、洒落にならない怖い表情で無言で兄を見てると「ごめん」ばつが悪そうに兄が言った。

333 :お石様@\(^o^)/:2016/03/09(水) 21:24:27.14 ID:Nr6vsh770.net
その晩、食欲は無かったけどおばあちゃんが作ってくれたカレーを家族で無言で食べてると、電話が鳴った。
親父がでて話してる。途中で祖母を呼び何かを確認しながら話してる。
電話を切り、食卓に戻った親父は「一件落着だ」って大きな口を開けて笑った。
祖母も笑いながら「ごめんごめん、忘れとった」って。

話しを聞いてみると、祖母が何人かに電話をして、家に来たのは、親父とおじいさん3人。
電話をかけた相手を確認してみると、その時は動転していて忘れてたけどもう1人電話してたらしい。近くに住む本家の祖母の姉。
連絡を受けた祖母の姉が、すぐこちらに軽トラで向かったみたいで、悪い気を感じてそのまま河原に行ったらしい。
その石はすぐ解って、一時的な封じをして、軽トラに積んである場所に持って行って始末したらしい。
その場所は教えてくれなかったけど、絶対この世に2度とあらわれない場所らしい。祖母の姉は、田舎の本家の人間だから、家族、一族を守るため、若い頃からいろいろ修行して災いから守る力をつけてるんだそうだ。

翌日、祖母の姉のところと、駆けつけてくれたおじいさん3人の所に、おばあちゃんとおふくろの3人でお礼に行った。

それからは、河原で石を拾うのはやめました。

優しいおばあちゃんに、洒落にならないくらい怖いビンタさせたくないから。

おわり




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