【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 呪い



417 :本当にあった怖い名無し:2017/11/18(土) 13:12:17.09 ID:gjvYvwXO0.net
怖いっつーか、不思議な話?

20年ほど前、まだ俺が小学生の頃のこと。
当時、俺はクラスでイジメを受けていた。
今考えるとそこまで深刻ではなく、からかいの対象程度だったんだが、
当時の俺には凄く恐くて、そいつらが病気になって学校休んでくれないかとか、
事故にあってくれないかとか、そういうことを毎日考えていた。

ある日、ふと思いついて、
両親の部屋にあったキューピー人形と、裁縫箱から針を持ち出して、
そいつらの名前を書いた紙を人形にはりつけ、呪いの藁人形代わりに顔や体にグサグサと針を刺していった。
10本くらい刺して、それは引き出しの奥深くに片付け、
翌日、そいつらが死んでたらいいなあ、と思いながら眠りについた。
残念ながら翌日、そいつらは死んでなかった。
いつものように学校にいき、いつものようにからかわれた。

ところが、夕方祖母から電話があった。
『昨夜、お前に体中に針を刺される夢をみたけど、何か変わったことはないか?』と。
誰にも見られてないはずだから偶然なんだろうけど、
昨日の今日なので俺は大いに焦り、泣きながら婆ちゃんに謝った。
婆ちゃんは『いいよ、いいよ』と許してくれた。
日曜、婆ちゃんがうちにきてくれて、婆ちゃんと近所のお寺にいって事情を話して人形を引き取ってもらった。
お寺の住職さんは学校の先生を兼業でやっている人らしく、俺の話を聞いてくれて、
「そういう人間はどうしても出てくるから、他に仲の良い人をつくりなさい。
 嫌な事ばかり見たり考えていては、人間どんどん悪い方向へいくからね。
 できるだけ良いことを考えなさい」
といわれた。
翌日から、俺はからかってくるヤツを無視して、別の同じゲームが好きなヤツと遊ぶようになった。
しばらくした、そいつらからのらからかいもなくなった。

霊感ゼロの自分が、人生の中で唯一あった不思議な話でした。


420 :本当にあった怖い名無し:2017/11/18(土) 21:43:31.79 ID:TM8weScP0.net
>>417
あぁ、似たような体験したの思い出した。

中学の頃ヤンキーの先輩に目をつけられて、
手下の後輩(私の同級生)をつかって陰湿な嫌がらせをされていた時期があった。
子供だから逃げ場は無いし、毎日辛くて412と同じように藁人形思い出して、和紙で紙人形を作ったんだ。
で、胴体にヤンキー先輩の名前書いて、目玉あたりを何度も何度も針で刺したの。
そしたらその先輩、次の週に眼帯してきてさ。
まぁ大したことはなかったらしくてすぐ外れたみたいだったけどすっごく怖くて、
しばらく自分のした事に落ち込んだ。
ただそれ以降そのヤンキー先輩は絡んでは来なくなった。

呪っても後味悪いだけだってことがよくわかった。
でも大嫌いな奴は今でもいるから、そんな時は塩まじないで気分転換。
で、終わったらなるべく嫌いなやつのことは考えない。
呪うほど執着するより無関心を心掛けていると、嫌いな相手は勝手に自滅してる率が高いような気がする。
まぁ、塩まじないも塩呪い、って書くけどね。




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260 :本当にあった怖い名無し:2010/11/28(日) 10:10:41 ID:MYh63clq0
ただの実話。 

数年前、実の祖母が亡くなった。母方の祖母。 
祖母はド田舎の家に一人で暮らしていて、
そこへ定期的に様子を見に行ってた親戚が、死んでいるのを発見したらしい。 

身内で遺品を整理してたら、日記らしきものが出てきた。
亡くなるひと月前くらいまで、ほぼ毎日付けてたみたい。 
最近の日付のところには、『あの女に殺される、○○子に殺される』って何度も書いてあった。 
『○○子が夢に出てくる』とも。下手だけど、小さい女の子のイラストも描いてあった。 
○○子って、私の名前なんだよね。 

私は小さい頃から祖母に嫌われていた。
住んでるところも遠いし、長期休暇に訪ねるくらいだったんだけどね。 
最初は、容姿について乏すくらい。(私と父は、ちょっと田舎では目立つ)
でも、段々と嫌がらせされるようになった。 
親戚みんな集まった宴会で裸にされたり、町長だか何だかのおっさんと売春させられそうになったり。 
極めつけは、祖母の住んでた例の家の一室に、頭の足りない人が隔離されてて、
そこに意図的に閉じ込められたこと。 
その人はなんら無害な人だったけど、
祖母が陰で「犯されればよかった」という類のこと言ってるのを聞いた。 

だから私もこの祖母は心底嫌いだったし、思い出すにつけ死んでしまえと思っていた。 
だからその日記見て、「ああ、呪いってあるんだな」って思った。
日記は普通の本の中に紛れさせて持って帰って、ゴミに出した。 
見つけたのが自分で、ほんとによかったと思う。 

なんで今更こんな話を投下したかというと、先日私の叔母が若くして亡くなったから。 
私は、性格も外見もあのババアにそっくりな母もその姉妹も大嫌い。 
だから、馬鹿ばかしいけど、ひょっとしたら自分のせいかもって思いがありまして。
もしもそうだったら、次は母かもなって。 

長々とすいませんでした。 
まあそれよりも今は、例のド田舎の家がまた曰くつきで、
壊すのに一悶着あるんだろうなってことが気がかりです。あーあ。







734 :1:2010/09/20(月) 00:10:31 ID:byZRUXV30
杉さんという、もう亡くなった保険会社の人の話なんだが。 
自分、杉さんと呪いを掛け合ってしまい、自分だけが生き残ったんだ。 
自分→保険会社のバイト(最低賃金で正社員総合職以上のノルマの地方在住の田舎もん)。
杉さん→田舎の営業所の所長。

自分は実は保険会社でノルマ達成できず、毎日杉さんに殴られたり蹴られてた。 
この保険会社は有名なあの会社です。不払いトップのあの会社ね。
杉さん「てめえ、よくも代車出しやがったな!」
自分「は?特約は支払わなきゃならんでしょ」
その日も杉さんに殴られた。
俺頭もよくねえし障害者だから、健常者の杉さんが殴ればすぐ口から血吐いて倒れる。 
内臓にパンチくらったら、ウンコは白や緑、水になる。 

火災部の課長「杉さんが君の事で変なこと言ってた」 
自分「は?俺車両事故ちゃんとやってますよ」
お局「あんた、杉さんに呪われたよ」
杉さんは、不幸を他人に移すことができると言われてるほど、強運の持ち主だそうな。 
杉さんがでっかい声で「消えちまえ○○」と叫ぶと、相手は交通事故死か突然死か発狂しかしないと言う。
自分「俺はそんなの信じません。戻ります」

俺は今まで就労先からこんなに殴られたことはないし、とうとう口から出血が止まらなくなった。 
会社を休まなかった理由は、杉さんが「てめえみたいなカタワは休みやがったら首」と、連日脅してたからだ。
俺は金曜晩に、入院先もある懇意の先生に輸血してもらった。
(俺は生まれつき血が止まりにくい。日によっては垂れ流し)
月曜、先生と泣く病院の人に謝って会社に行った。 

もう我慢の限界だった。杉さんが消えろ。俺じゃなくて杉さんが。
そう毎日思い、俺はおかしくなった。 
トイレでも夢でも、俺は生生しいくらい杉さんと殺しあう映像を見続けた。
最初は杉さんに殺されてたんだが、『ゾンビに食われろ』とある夢で思ったら杉さんに勝てた。 


737 :2:2010/09/20(月) 00:30:18 ID:2NF9hMzL0
杉さんは、車ではねようと夢で頑張ってた。
俺は、杉さんの車にバイオハザードのゾンビ何百が襲い掛かれと想像した。 

現実でも俺はおかしくなって、わら人形を焼いたりしてた。 
俺は血を吐きながら「消えろ消えろ消えろ」と、部屋の中で水便をもらしながら深夜呪い続けた。
そのうち俺の血でわら人形は染まって、(俺の血は固まらないからゲル状)
それでも許せなくて、床に何度もたたきつけた。 

俺は杉さんを呪うたんびに出血が激しくなっていった。 
ストレスだろうな。ステロイド、先生に多めに出してもらうか。気楽に考えてた。 

珍しく俺は、日曜いい夢を見た。子供の姿で川で遊んでいた。 
起きたら昼だった。杉さんがいるんだ。部屋に。 
「おまえさあ、ステロイド消してやるよ。それなきゃ死ぬんだろ。何で俺気がつかなかったんだろ」
杉さんはいつの間にか消えていた。


738 :3:2010/09/20(月) 00:32:00 ID:2NF9hMzL0
次の日会社に行ったら、杉さんは心筋梗塞で亡くなったと聞いた。 
俺は勝った。杉さんに。
ただ、俺はなぜかその日以降、人に言われなければステロイドを飲むことを忘れてしまった。 
時々、2週間飲んでないとかあった。
俺は会社にいられないほど弱ってしまった。血が止まらない。 

そして、俺は意識を失い、気がついたら大学病院で脾臓を取る話を医師としてた。 
この辺の時間の移動はまったくわからない。 
会社を退職した日からなぜか3か月経ってた。 
その間俺は一体どうしてたのだろう?医者に聞いてみた。 
「君、いい加減にしろ!真冬雪の中道路に飛び出したり、飛び降りしただろ!」 
俺は精神科医にも回された。
「眠りたくない」と叫んだら、ドラミカムで寝ようと優しく促された。 
「どうしてステ忘れちゃうの?飲みたくないの!」と、研修医に叫ばれたりもした。 
俺はもうその時点で、自分の名前や住所がわからくなっていたし、
「なぜステロイドを飲むのか」と医者に聞くほど異常になってた。 

そのうち研修医や看護師も、医局長に証言するようになった。 
「○君(俺)本当にわからないんです」「何言ってもわからないみたいです」 

俺は毎回泣き叫ぶ母親に自分を説明されて、現状を知ったりしてた。 
やがて、外科で脾臓を取る日が来て、そして俺は病院をすぐ退院した。 
脾臓を取ったお陰か、俺の数値は健常者になってた。 
俺は脚がカタワのはずなのに、なぜか退院後それを忘れて歩いてた。 
時々記憶が戻り、杉さんとの日々が俺を苦しませた。 


740 :4:2010/09/20(月) 00:45:04 ID:8lVWXRWg0
俺はステを飲んでないまま数ヶ月経った。 
今では病院に行くことさえ忘れてしまった。 

脚はまるで健常者だし、何だか俺はこの不可解な事件がどうでもよくなってしまった。 
時々記憶が戻るけど、杉さんのことは極力思い出さないようにしてる。 
杉さんのイメージが湧いたら、すぐ楽しいことを考えて、杉さんが頭の中から消えますようにと祈った。 

そんで今は、障害者手帳も特定疾患も良くなったのでいりませんということになっている。 
時々部屋で出血する夢を見るんだけど、杉さんを殺したのは自分だとたまに自覚する。 

あんま恐くなくてすまん。
この話を姉に話したら、ぼそっと、
「呪い云々より杉さんのほうが恐いよ。お姉ちゃんも何度死ねと呪ったことか」
そう言われた。 
血を介した異常な呪いが効いたのかなあとふと思うよ。 
この事件で、人を呪ったり呪われたりは恐いことだとわかったから、あんまり人に強い感情を持てなくなった。
でも、杉さんのような異常な人はもう会ってません。 
自分も異常者だと思うけど、本当に杉さんは恐かったわ。 

以上。まとまりなくてごめん。 


742 :5:2010/09/20(月) 00:55:44 ID:8lVWXRWg0
この件で恐かったのは以下。 
・立派な大企業でも殴る蹴る、血が吐いても止めない上司がいる。
・カタワとはっきり言って何十発も殴られた。吐血して床に転がっても便が漏れても止めない。
・杉さん自身が異常ですごい恐かった。周囲は見て見ぬふり。 
・人を呪うと公言する異常者がいて、やりかえす自分の異常性。
・何か記憶が飛んでしまっていること。
・忘れてしまったりすることが入院中多かったこと。
・健康だった杉さんが突然死んだこと。
・血が止まらなくても俺自身、田舎に職がないのでこの会社にしがみつこうとした異常性。

ステロイドは、今現在の医師(親に連れてかれるところ)からもういらないと言われ飲んでません。 
脚は何で歩けるのかわかりません…お医者さんに聞きましたがわかりませんでした。 
保険会社のCMなんか見ると、身体が震えますが元気に生きてます。
実話です。








901 :本当にあった怖い名無し:2006/07/24(月) 21:48:03 ID:HMCs+2+w0
普通に怖いと思ったが、知人に話したら「それはちょっとひどいな……」と言われた話。

俺の友達が結婚する前、付き合ってまだ間もない頃に突然彼女から、
「うちの親戚って、なんかね、祟りか何かあるみたいなんだけど、そういうの気にしないなら結婚して欲しいんだけど」
と言われて、気にしない友達は結婚したわけ。
ところが二年後に嫁の従妹が亡くなって、その一月後に嫁の叔母さんが亡くなって、
その数週間後に従弟がが亡くなって、そのすぐ後に伯父さんが亡くなったので、
香典貧乏というか、出費がかさんだせいもあって、友達は嫁に冗談で、「祟りって凄いな」と言ったそうな。
ところがその数日後にまた従姉が亡くなって、
数えたら、最初に亡くなった時から三年以内に13人の親類が亡くなっていて、死因は全員交通事故死。

それで、流石の親友も偶然にしては多いなと思った時、
嫁から「別れたいなら、別れていいよ」と言われたけれど、
「子供が二人いたし、そんなつもりは毛頭ないと断った」と言っていた。
しかしその数日後に嫁が交通事故に遭って、幸い命に別状はなかったみたいだが、
嫁の頼みで離婚して、それでも今もまだ一緒に住んでるみたい。

実感が湧かないから、俺は友達に「そりゃ大変だな」としか言えなかったが、
その時親友が言った、「大変だけど、偶然偶然!」という言葉が忘れられない。




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261 :可愛い奥様:2012/02/29(水) 09:56:34.18 ID:92v4ly/nO
うちのおかんは最低最悪な人で、 
うちのおかんを恨む人は数知れず(子供心に、いろんな人から悪意を向けられているなあと感じていた)。
極めつけは、おかんの知人(パート仲間)が、旅行に行くのに服がないから貸してと言われ、貸したおかんの服を来て自殺。 
自殺の大元の理由は別だが、
遺書に『どうせなら一番嫌いな人の服を来て嫌がらせをしてやる』みたいな事が書いてあったらしく、
そんな嫌がらせをされるおかんは、自分が思っている以上に最悪なんだと思った。 
貸した服だって、シミついてほころんで、そういうのをわざと貸したのに、
遺族に弁償代を求め、そのうえ亡くなった人の形見分け?とかで、金目のものをなかば強引にせしめていたのも知っている。
その後、離婚して母が出ていったが、数年後不慮の事故死。 
その時着ていた服は、自殺したパート仲間の形見分けで奪ってきた服。 
「こんないい服もらってきた」と浮かれてはしゃいでいたから忘れない。 
死んでも呪ってくれてありがとうと感謝したい。





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