【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: いい話



135 :義兄の話~1/4:2006/05/11(木) 23:12:15 ID:NXBfz4Ni0
この前のG.W.に、姉のダンナ(42歳)がこんな話をしてくれました。

おれ、高校入って、山岳部に入ったのね。
入部してすぐ、張り切って高い登山靴を買ったんだよ、セミオーダーのちゃんとした奴。
たしか、5万ぐらい出したんじゃなかったっけな。もう二十五年も昔の話。
だがオレの思惑とはかけ離れて、顧問がけっこう厳しく、毎日々々筋トレやらされるし、
上下関係が異常に厳しい、封建的な「運動部」だったのに嫌気がさし、夏休み前に退部。面目無い。
そのときはもう二度と山登りなんてしないと思ったし、
まあ、小金持のおぼっちゃまだったしなw、良く言えば物惜しみしないたちだったので、
新品同様の靴は同級生の、おとなしい真面目な奴に進呈することにした。
幸いサイズはぴったりだった。そいつは凄く喜んでくれて、一生忘れないと言った。
奴は恐縮して、高価なものなので貰うんじゃなく借りるって形にしたいって言ってた気もする。
その辺はよく憶えていない。
ただ、おれ自身が、
「おれにとってはもう必要の無い靴だからさ。おまえが履いてくれれば靴も喜ぶよ」
なんて言ったことは良く憶えてる。自分に酔ってたんだなw


136 :義兄の話~2/4:2006/05/11(木) 23:13:41 ID:NXBfz4Ni0
彼はその後大学に進学してからも、就職してからもずっと山を続けていた。
律儀な奴で毎年年賀状をくれて、今夏は穂高に行った、この冬は北岳に…とマメに知らせてくれたが、
いつ頃からか、それがこなくなった。
こっちは返事も出しゃしないし、おれも結婚して転居したし、さして気にも留めなかった。
だが、やがて人づてに、彼が死んだと聞いた。癌だったそうだ。38歳の時。
深い付き合いは無かったし、いわば要らない靴を引き取ってもらった事がある、程度の仲だったしな。
若いのに癌なんて気の毒だな、程度の感慨しか浮かばなかった。
賀状が来なくなってたのも、実は亡くなったって話を聞いて初めて気がついた位だし。
で、彼の事はそれきり忘れてた。


137 :義兄の話~3/4:2006/05/11(木) 23:15:13 ID:NXBfz4Ni0
ところが去年の暮れ、物置を建て替えるからと言われてさ。
めんどくさいけど実家の荷物の整理をしに帰った。
そしたら、あるんだよ。例の登山靴が。
もう、履き込まれて黒光りしてるのが、おれんちの物置の棚に。
ぎょっとして、慌てておふくろに訊いたら、
「ああ、それ。幽霊みたいにやつれたひとが返しに来たよ。ずっと借りててすみませんて」
って言うんだよ。おれはマジでゾッとした。
「…それ、いつの話?」「えーっと。たしか去年かなぁ」
バカヤロォ、それじゃあ本物の幽霊じゃねえか!って大騒ぎになった。
いや、たぶん、おふくろの勘違いで、
亡くなる前にわざわざ来てくれたんだろうけどね。


138 :義兄の話~4/4:2006/05/11(木) 23:16:25 ID:NXBfz4Ni0
実はホントに、亡くなってから返しに来てくれたのかも知れない。
それは判らないよ。だって今となっては確かめようがないからね…。
でも、生身だろうが幽霊だろうが、どのみちクソ真面目っていうか、トンチンカンな奴だよな。
あんな使い込んだ登山靴、今更返されてもどうすりゃいいんじゃ!って感じだよw
でも、奴は奴で、ずっと「借りている」つもりで恩義を感じて、気にしてたんだろうね。
思うんだが、そんな律儀でクソ真面目な奴には、今の世間ってのはちょっと辛いんじゃないかな。
おれみたいに、適当にチャランポランじゃないと世の中上手く渉っていけないよなw
ある意味、早く神様に召されて幸せだったかも知れない…。まあ、勝手な言い草だよな。
え?その靴?あるよ、まだ実家に。おまえ山歩きするんだったら、やるよ。使えよ。
…ははは、うそうそ。お寺に納めて、供養してもらった。
またあの世で奴が履いてるだろ。



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250 :本当にあった怖い名無し:2012/12/11(火) 01:19:52.53 ID:kN+tvXbg0
 
スラダン全盛な消防の頃、早朝一番乗りで体育館でシュート練習してたら、
いつも体育館のステージの袖に、見知らぬハゲのおっさんがいることに気付いた。
近眼でよく見えないし、先生だろと思って気にしてなかった。

それから暫くたったある日、体育館の靴箱のところで眩暈がして座ってたら、おっさんが目の前にいた。
俺パニック。おっさんはハゲじゃなかったし、先生でもなかった。むしろヤバい人だと思った。
暴れん坊将軍を貧相にしたような、着物でチョンマゲのおっさんがそこにいた。
おっさんの言葉は聞き取れなかったけど、『朝からがんばってるなー感心感心』みたいな感じがしたから、
俺はとりあえずニコニコしてこくこく頷いていたが、内心『こんなところに上様がいるはずがない、であえであえー』と思ってた。
おっさんはこの上なく面白そうに笑って一瞬で消えた。

後日談もあるけど自分でも出来すぎだろwと思うのでここでやめておく。


260 :本当にあった怖い名無し:2012/12/11(火) 23:13:31.32 ID:itKNF3C6O
 
>>250
>内心『こんなところに上様がいるはずがない、であえであえー』と思ってた。

ワロタw文才あるな、言葉選びのセンスが凄くいいじゃまいか
是非、後日談もお願いします




271 :250:2012/12/12(水) 23:21:52.94 ID:K9PTF2+l0
 
笑ってくれてありがとw
でも、当時はまじでパニックでそう思ってたんだw
希望してくれてる人がいたから後日談を。

俺はその日、いろんな友達に「体育館にチョンマゲのおっさんが出る!」っていう話をした。
みんな「見たことねえぞ」とか「なにそれ!」とか言って、昼休みくらいにはかなり話題になってた。
ちなみに自分の通ってた小学校は創立100年越えで、
戦時中には避難所とか死体安置所とかにもなってて、怖い話とか不思議な話は腐るほどあった学校だった。

で、先生も噂話を聞いたらしく、午後の授業で学校の歴史について調べることになった。
(通ってた小学校はゆとり実施前の試験校みたいな扱いで、授業内容とかかなりユルかった)
すると、おっさんに出会った体育館は、元々すぐ南にある某天満宮の敷地だったことが判明。
天満宮=菅原道真だし、菅原道真がうちの県に赴任してた記録もあったので、
あのおっさんは菅原道真だったんじゃないか説が浮上した。


272 :250:2012/12/12(水) 23:22:48.82 ID:K9PTF2+l0
 
しかしクラスで一番かしこいAさんが、「菅原道真の時代にチョンマゲあったんすか?」と。
チョンマゲといえば江戸時代ということで、江戸時代の記録を調べると、
うちの藩の初代藩主がその天満宮がいたくお気に入りで、
自ら社殿や社地を広げたりと、藩学の拠り所として何かと世話していたようだ。
それで藩主の肖像を探して見てみると・・・あのおっさんに激似。
「これや!これおっさんやで!!!」
藩主は時代を超えて後進の育成っぷりを気にかけていたらしい。
ちなみに、藩主は徳川家康の孫で弟は黄門様。上様もあながち間違いじゃなかった、ということで。

こんな感じで一大歴史スペクタクルを味わった消防時代の思い出。



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76 :本当にあった怖い名無し:2014/03/06(木) 16:50:10.75 ID:CEx7l+g40
塾講師M先生から聞いた話。

M先生が中学生の時、猫が毎日のように轢かれていた。
それを見た校長先生が、
思いつきで猫の遺体の回収・埋葬のボランティアを決意。
その場にいたM少年、
他数名の生徒にも手伝うよう要請(巻き添え)。
毎朝遺体を袋に入れて回収して、校長先生に渡していたそうな。

そして一応、校長先生に塩降られてからそのまま授業へ。
(M先生は「今思うと毎日全身塩だらけで授業受けてたwwwww」と草生やしてた)


77 :本当にあった怖い名無し:2014/03/06(木) 16:55:52.27 ID:CEx7l+g40
ある日、手間取って遅刻寸前になり、
校長先生から「もういいからクラスに行きなさい」と塩撒きなしで出席。

その晩の事、M少年が寝ていると金縛りにあい、どこからともなく猫の鳴き声が聞こえてきた。
そして足元から大量の猫が体の上をダッシュ。
あーこれまで回収してきた猫たちか。
お礼でも言いに来たのかな。

と思うも、「みゃああああああああああああああ」という鳴き声とともに
顔まで遠慮なく踏まれていったそうな。
羨ましい
(顔を手でムニムニしながら「こんな感じだったよ」と言ってた)


78 :本当にあった怖い名無し:2014/03/06(木) 16:58:02.53 ID:CEx7l+g40
翌日からはそのボランティアもなくなったそうです。
話してもらったのが10年近く前だからあやふや。



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12 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/08/20(木) 23:53:12.99 ID:EcKJL+n30.net
自分が一番不思議だなって思う体験したのは、12の時の祖父の葬式の後。
火葬とか一通りおわって、親族だけで夕飯食うかって話になったんだ。
よく覚えてないんだけど、とりあえず広い座敷で刺身とか出るところだった。
それでよく人から変に思われるんだけど、自分酸っぱい物が大好きなんだ。
だから刺身をお酢で食べたくなって、隣にいた祖母に頼んだんだ。


15 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/08/20(木) 23:56:23.50 ID:EcKJL+n30.net
すると前の人に「あなたも酸っぱいもの好きなの?」って聞かれた。
その声は正面から聞こえてて、見ると女の人が座ってた。
自分は当時おばさんって思ったけど、知ってる伯母さん達よりは若い気がした。
それで自分は普通に「はい、お酢とか原液で飲めちゃいます」って返した。


16 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/08/20(木) 23:59:30.67 ID:EcKJL+n30.net
そうしたらその女の人が、「あら、あの人に似たのかもしれないわね」って言った。
自分は「あの人って誰ですか?」って聞いたんだ。
そうしたらその人は、「あなたのお祖父さんのお祖父さんのそのまたお祖父さん」って答えた。
この時点でその女の人が言ってることは変だと思う、けど自分はその時は全然そう思わなくって、
「そうなんですか!その人のこともっと教えてください」って言って色々しゃべってた。

20 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/08/21(金) 00:02:42.55 ID:/Mm36tVR0.net
で、その夕食はお開きになって、
自分はその女の人に「また会ったら、そのお祖父さんの事もっと教えてください」って言って別れた。

で、祖父の三回忌、三回忌っていっても確かすぐ1年後だが2年後だかにあった。
そのときに自分は、絶対あの女の人が来るもっと色々話すんだって思ってた。
で、親父に「あのおばさん来るかな?」って話をしたんだ。


24 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/08/21(金) 00:07:29.09 ID:/Mm36tVR0.net
親父は「おばさんって誰だよ」って聞いてきた。
自分は「ほら、自分の前に座ってた、ばあちゃんと一緒で着物着てた女の人だよ」。
その場だと着物はその女の人と祖母しか着ていなかったから、すぐわかるだろって思ってた。
そしたら親父は「はぁ?なに言ってんだ。着物着てたのはお袋だけだったぞ。あとお前の前空席だっただろ?」って言われた。
自分は「そんなはずない。酸っぱいもの好きな爺ちゃんの爺ちゃんのそのまた爺ちゃんがいたって言ってた」って言ったら、
親父は「お前それおかしいだろ。そんなに昔なら誰も生きちゃいねぇしわかんねぇよ」。
よくよく考えたらそりゃあそうなんだよね。でも自分は「えっ」って思ってた。


26 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/08/21(金) 00:12:28.48 ID:/Mm36tVR0.net
三回忌にきていた親族にその女の人のこと聞きまくってたんだけど、
結局その女の人も来なかったし、皆知らないといっていた。
でも自分は今でも思うんだ。自分がおかしいことに気づいたから、その女の人が来なくなったって。
で、自分が今もオカルト追い求めてる理由が、
その人と約束した「また会ったらその爺ちゃんのいろんなこと教えてください」ってこと。
自分は今でもその人にいろんな話を聞きたいんだよね。
あと自分はたまに霊的なものをみる?けど、
その女の人と同じで最初はどんなに変でも気づかないし、生きてる人だと思って接してる。
別れてふとした時、なんであの人あんなとこいたんだって気づくことが多い。

 




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189 :本当にあった怖い名無し:2009/11/16(月) 16:40:39 ID:V5gViB5UO
父親が幼い頃に体験した不思議な出来事です。

私の父親はアメリカ人です。
父親は成人してから日本に移住しました。小さい頃から憧れていた国が日本だったそうです。

そんな父(当時9歳)のためか、家族で日本へ海外旅行となりました。
父はとっても張り切り、ガイドブックを読み耽り、ワクワクしながら日本に到着。
日光や鬼怒川、新宿や浅草など、関東を巡ったそうです。
日本=忍者や侍だった父親は、忍者や侍がいないことにショックで、
わざわざアメリカから持ってきた宝物のオモチャの刀を、道端のごみ箱に捨てたらしいです。
しかし、捨てた直後から激しい後悔にかられ、観光から帰ってきた旅館で夜中に泣いていたそうです。


191 :本当にあった怖い名無し:2009/11/16(月) 17:05:31 ID:V5gViB5UO
皆が寝静まり静まりかえった部屋に、いつの間にか侍が立っていました。
オーマイガー状態の父親に侍はゆっくり近付いてきて、そーっと捨てた刀を渡してきました。
父は侍に「サンキューベリーマッチ」と言い、英語で興奮気味に話しかけました。
しかし侍はニコッとしただけで黙っています。
次の瞬間、スウーッと侍は消えました。
父は何故か、このことは絶対内緒にしなきゃ!と思い、皆には黙っていました。

それから一週間、観光中に何度も侍は突然現れました。
父以外には見えていないらしく、侍は父を見て優しく微笑んでいました。
道に迷ったりしたときは、右手をかざしてくれて、その方向へ進むと目的地に着いたそうです。
父はコミュニケーションをとれない侍へ、自分と侍の手を繋いだ絵をかきました。


192 :本当にあった怖い名無し:2009/11/16(月) 17:41:59 ID:V5gViB5UO
アメリカに帰国する前日、侍は夜中に突然現れました。
父は下手くそな日本語で、「いっしょ、シカゴ、いこう」と言いました。
侍は悲しそうな顔で首を振りました。
父は英語で「PLEASE!PLEASE!」と言いながら、激しく泣いてしまいました。
侍は静かに涙を流し、色とりどりの小さな星が入った小びんを手渡しました。
父も侍に絵をプレゼントしました。
父は侍に「ぜったい、また会えるよね」と聞きました。
侍は淋しそうにニッコリして、スウーッと消えていきました。

帰国し、それから二度と侍に会う事はありませんでした。
しばらく経って、大人になった父は確信したそうです。
あのとき侍がくれたコンペイトウは、二度と会えない自分を思ってプレゼントしてくれたものなんだと。
日本を好きになってくれて本当にありがとう。
これからずっと一人ぼっちにさせてしまってゴメンね…という意味だったんだと。

 




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