【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 先祖系




177 本当にあった怖い名無し 2022/03/15(火) 22:45:16.74ID:3tehDXaa0
話は自分が中学生時代に遡る。

自分は中学2年までは成績優秀、背筋ピンとして手を挙げるタイプのガリ勉だった。
ところが中2の春休み、仲良くしていた友達が悪(酒やタバコや髪の毛を染めるくらい)を覚え、自分も真似をするようになった。

親は泣いて、学校からも「推薦に出す予定だったのに勿体ない。」と言われたが、自分はその友達との遊びが楽しくて仕方なかった。
日に日に悪事はエスカレートしていき、万引きをするようになった。(今ではとても反省している。)
捕まらないのをいいことに、万引きを繰り返していたころ、自分の身におかしな出来事が毎日のように起きた。

それは、金縛りだ。
ただ、普通の金縛りではなく、自分の先祖が殺しにくるという金縛りだ。
初めての金縛りは今でも覚えてる。

タバコを覚え、自分の部屋で初めて喫煙をした時だ。
リビングの隣りの自室でタバコを吸った為、リビングにいた祖母が「タバコを吸っているんか?!ダメやぞ!」と怒鳴ってきた。

自分は、「吸ってねぇよ!うるせぇ!」と反抗し、そのままふて寝した。
すると、眠りについてまだ早い頃、
ザッ…ザッ…と引きずるような足音が自室のドアから聞こえ、やがてガラガラっとドアを開ける音が聞こえた。(築100年?近い古い屋敷の為、自室は引き戸だった。)

その時点で体はもう金縛りで動かなくて、耳もキーンとなっていて、初めての体験で何かもわからなくて目をギンギンに開いてドアのほうを見てた。
すると、すんごいありがちで申し訳ないんだけど、黒髪で腰くらいまで長いロングヘアの、白い服の女が入ってきた。(ちなみに貞子でお馴染みのリングが世に出たのは、それから2年後くらいだったと思う。)

心霊番組とか苦手だった自分は、うわぁ!と声を出そうにも、声も出なく、ただただ凝視するだけ。
するとその女は段々と近づいてきて、自分の上にまたがった。
そして、自分の首を絞め始めた。
これが夢でもなく、本当に苦しかった。
顔は詳しくは見れなかったけど、あの恐ろしい目つきは忘れない。口元も、少したらこ気味で特徴的だった。

その出来事はすぐ一つ上の姉(超真面目。ちびまる子のお姉ちゃんみたい)に話すも信じてもらえず、鼻で笑われた。

それから毎日のようにそいつは現れた。
時には、頭を鷲掴みにされてベッドの柵に何度も打ちつかれた。
勿論両親もにも話し、毎晩金縛りが酷いと訴えた。
けど、特に大ごとにはされなく、話を流されることが多かった。

本当にほぼ毎日金縛りにあい、寝るのが怖くなっていたころ、なんとなく久しぶりに入った、家の1番奥の部屋で衝撃な事実を知った。
その部屋は10畳くらいで、広めの納戸もあり、お雛様や兜を飾る部屋で、壁の上の方には先祖代々の白黒の写真が飾られていた。

その十数枚飾られた先祖の写真の中に、いつも金縛りで現れる女がいた。
写真では髪を結っていたが、目と口元が絶対にあの女だった。
そこで自分は全てを悟った。

こんな立派な先祖がいる家で、非行をしているのは自分だけ。先祖が怒っているのだと。
でも悪い遊びからはなかなか抜け出せず、相変わらずの非行を繰り返していた。

ある時、二階の自分達だけのリビングのソファで姉と談話していたところ、うとうとしてしまったのだが、途端に金縛りにあった。
また例の先祖の女が馬乗りになり、首を絞めてきた。
苦しくて唸りつつ、なんとか金縛りを自力でといた。(この頃には、自分で金縛りをとくことが割と出来るようになっていた。)
そして近くにいた姉に、「ねぇっ!今!私金縛りにあってたのわかった?!女、みた?!」と聞いた。

すると姉は、いつものcoolな様子で「はぁ?…ふーん。」と言っただけだった。
金縛りは、あっている本人にしかわからないんだなと思った。
そうして自分の非行はしばらく続き、金縛りにもあい続けた。やがて普通に進学し、普通に就職して、段々と金縛りにもあわなくなった。
金縛りにあっても、あの女も出てこなくなった。気配はするけど、怖くて目を開けられなかっただけということもある。


時は流れて現在。
結婚して子供をもうけた。
子供は数年前から絶賛思春期真っ最中。まるで自分の10代を見ているよう。(いや、それほど酷くない。)
この間、子供が危険なことをやらかしたので、厳しく叱った。
しかし子供は反抗して、言い訳と口答えばかり。
自分は、子供に対してかなり酷いことを言ってしまった。言ったことを後悔するくらいのこと。
その夜、久々に金縛りになった。

久しぶりの金縛りに、懐かしいなこの動けない感じ、と思っていると、瞼の向こう側に気配を感じた。
うっすら目を開けてみると、何十年前のあの先祖の女がそこにいた。(泣)
長い髪も白い服もそのまんまで、怖くて思わず震えた。その女はゆっくり近づいてきて、『う、お、うわぁお…』と意味わからない言葉を発した。

すごい叫び声をあげながら起きた。(と思う。)
そこで、自分の子孫にあたる子供に酷いことを言った自分に、怒っていたのだと悟った。
先祖のあの女はまだ、自分。見ているのかとちょっと怖かった。
だが、自分が間違った道にいかないように、いつも荒手で見守っているのだとも思える。
ただの実体験な上にこれといったオチもなく、すみません。
以上です。自分にとっては、継続型の洒落怖です。
掲示板に書き込んだのは10年ぶりくらいなので、なにかおかしなところがあったらすみません。








950 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/04/11(土) 13:51:54.48 ID:WGO5P5iC0.net
看護婦のおかんの話を。

夜勤の時、同僚がめっちゃ慌てて、大変やから来て!!と。
何事かと思い付いていくと、2階の病室のおばあさんが外に倒れている。
看護婦の目を掻い潜ってヨタヨタ歩きのばあさんが一人で階段降りれるわけもなく、間違いなく飛び降り。
終わった・・・と思い駆け寄ると、意識もあり、かすり傷一つない。
話を聞くと、じいさんが来た。山の中を一緒に散歩した。ここから先はお前は来るなと言われ、押されて転んだとのこと。
そして、 じいさんに線香あげなあかん。線香あげなあかんと繰り返す。
怪我はないものの事故なので家族に連絡し、説明すると、怪我してないんやったら明後日くらいに行きますと。
同僚と、じいさんがお迎えにきたんやろか?なんて話してたら、
別の同僚が、あそこのじいさんならピンピンしてんで。ついこの前も家族と一緒にお見舞い来てたわと。
なんじゃそりゃと、婆ちゃん何言よん?じいさんは元気にしてるやろ?と諭すも、仏壇にじいさんに線香をと話にならない。

その後、病院にきた息子夫婦に謝罪と、状況を説明。
実はこんなことを仰ってて・・・と伝えると、驚くと同時に泣きながら、実はばあちゃんが転落した日にじいさんが急逝したと。
ばあちゃんを退院させるのは無理と思い通夜、葬式は済ませたと。
ばあちゃんは家族の顔を見るなり、じいさんはどうした?線香あげなあかんわ!!と凄い勢いで詰め寄る。
こりゃ隠しきれんと思った家族が事実を伝えると、
最後に会いに来てくれたんやなぁ。ありがとうありがとう。と泣いた。
始めの頃はじいさんがばあちゃんの世話してたくらいだったのに、じいさんが先に逝くとはと家族も驚いたが、優しいじいさんやったから、ばあちゃんと順番変わってあげたんかなぁと話してたそう。








854 :本当にあった怖い名無し:2014/04/08(火) 15:54:42.79 ID:AgRAQD8pO.net
数年前、お盆に帰省した時に、弟に車を運転してもらい買い物に行った。
帰りにSC(※ショッピングセンター)前の屋台のアイスを買って車で食べようとしたら、
ついていたはずのアイスのスプーンがなくて、落としたかな?と下を見ている間に、アイスは半分なくなっていた。
隣の弟に「何で食べるし」と怒ったが、「いや食ってねえし」と言われた。
あれ?と思ったら、
「ひゃっこーいあまーい♪」と女の子の声がした。
幼稚園位の女の子でうれしそうな声…。


855 :本当にあった怖い名無し:2014/04/08(火) 15:59:47.72 ID:AgRAQD8pO.net
弟にも声が聞こえたらしい。
無言のまま自宅に帰り、ガクガクしながら祖母に報告した。
しかし祖母は「ご先祖さんじゃ」と言うだけ。
霊がアイスを食うものか!!と弟が言ったが、
私が仏間の襖を開けると、仏間の真ん中にアイスについていた木のスプーンがぽっつり落ちていた。

まさか霊に私のパンプキンジェラートを食べられるとは思わなかった。








657 :本当にあった怖い名無し:2008/06/04(水) 05:32:10 ID:oUqHkP/R0

夢と迷ったけど、現実混じってるんでこっちで。


657 :本当にあった怖い名無し:2008/06/04(水) 05:32:10 ID:oUqHkP/R0

半年前に誕生日迎えたんだけど、その夜に不思議な夢を見た。
昔のおじいちゃんちで正座してて、辺り見渡してたら、ふとおばあちゃんが入ってきた。
おばあちゃん、四歳の時に死んでるんだよ。
その家ももうとっくにないし、夢だってわかってたんだけど、
夢でも嬉しくて、うわーおばーちゃーんって抱きつこうとしたの。
そしたらおばあちゃん、「メッ」って怖い顔して正面に座った。
そして、「あんた、まだ結婚せんと?」って聞いてきた。
仕方がないので、「しようにも相手おらへんし」と答えたら、
ふーっとため息ついて、おばあちゃん消えた。
で、目が覚めた。



657 :本当にあった怖い名無し:2008/06/04(水) 05:32:10 ID:oUqHkP/R0

そしてその直後、彼氏ができた。七年ぶりくらいにw
何が驚いたって、彼氏が家に来た時に、
ピアノの上のおばあちゃんの写真見て、めちゃくちゃ驚いた顔してたの。
どうしたんって聞いたら、夢の中に出てきたって。
「うちに縁のない孫がいるからもらってくれ」って言われたらしいww
ただ単におばあちゃんが心配性だったのか、それとも、心配するくらい私に縁がなかったのかはわからないけど、
とりあえずすごいスピードで、彼と今月結婚する。
プロポーズは「おばあちゃんにもお願いされたから」
嬉しいんだけど、なんか複雑な気分だったw






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537 :本当にあった怖い名無し:2009/01/09(金) 19:18:55 ID:SsEwi4Tj0
流れを読まずに投下させてもらいます。

うちはとある武家の末裔で、俺は家長の流れ。
しばらく前、仕事関係で知り合った歴史マニアの方と、たまたまそういう話をする機会があった。
後日その人は、古い城内地図というものの写しをくれた。
たしかに城の中に、俺のご先祖様の家があった。
だいたい250年前くらいのものだった。
性格がいい加減なもんで、最初は自分のところしか見ていなかった。
興味もあまりなかったもので、「へぇ~」とだけ。

あとから両隣の屋敷を見てみたら、どっちも、俺の古くからの親友と同じ名字だった。偶然。
親友のうち1人にその話をしたところ、
「うちも武家だよ。詳しいこと聞いてないけど」と。
そいつ、ちょっと引っかかるモノがあったらしく、実家に行っていろいろ調べてきてくれた。
すると、そいつのご先祖様がまさにお隣さん。
なんだか二人で鳥肌が立ってしまい、「まさかあいつも」と。
それで久々に3人で会って、飲みがてら話をしたところ、
「ん?うちも武家だよ。城の中に家あったんだってば!だからそこ、俺の何代か前で間違いないよきっと」
まさに今、並んで座っている状態が、250年前の家の並び。

いちおう後日、確認してもらった。
やはり間違いではなく、3人ともその城内地図の家の名前の末裔だった。
気づくまで、知り合ってから25年かかったけど。


538 :本当にあった怖い名無し:2009/01/09(金) 19:29:10 ID:YRWlTF+RO
>>537
すごい話ですね。
その2人の親友の方とは、どういうきっかけで友達になったのですか?
自宅はやはり近所だったのでしょうか?


539 :本当にあった怖い名無し:2009/01/09(金) 19:41:22 ID:SsEwi4Tj0
>>538
3人とも同じ幼稚園でした。住まいはけっこう遠いけどなぜか。
途中、親の転勤とかでバラバラだった時期ももちろんありますが、
3人ということもあってか、連絡は途絶えず。
社会人になってから住まいが近くなったことが理由で、よく3人で飲みに行くようになりました。
親の代は特に仲良しということもなく、顔見知り程度です。
まあ地方の話なので、「狭いからなぁ」という考えもできますけど、
さすがにそのときはブルっと来ました。


542 :本当にあった怖い名無し:2009/01/09(金) 19:51:41 ID:YRWlTF+RO
>>539
数百年後の子孫たちが、親友となって仲良くしていることを、
御先祖さま方が喜んでおられるかもしれませんねぇ。


543 :本当にあった怖い名無し:2009/01/09(金) 19:58:26 ID:SsEwi4Tj0
>>542
そうかもしれませんね。
実際、それが判明したときには、
「これはご先祖が、おまえら血を意識しろって言ってるんだよ」
みたいな話をしました。
それから3人とも、少し家を大事にする気持ちが芽生えました。

いろいろ調べたところ、3人とも二番手の家臣団末裔でした。
バカ殿で言うところの、ダチョウ倶楽部みたいなもんかと。





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