【閲覧注意】怪談の森【怖い話まとめ】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 家系





643 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/03(木) 23:32:04.62 ID:cVMtD7Dh0.net
鬼1
長いが吐き出したいので書く。
俺が小学6年の頃、両親が離婚した。
そこから高校生までは親父と祖父母、そして親父が再婚した義母と暮らしていて15歳下の異母兄妹が出来た。
高2の時、大嫌いだった親父の元を離れて母親に引き取られた。
親父が居ない時、たまに祖父母に顔見せに行っていて18歳下の異母兄弟が出来たのを知った。
そのうち祖父が認知症になって亡くなり、間も無く祖母も認知症になってしまった。
それから十年近く親父に会うこともなかった。
そして数年前、俺が一人暮らしをしているアパートに突然義母が訪ねてきた。
正直驚いた。
同じ市内に住んでいるのだから居場所なんか調べればすぐわかると思うが、今更俺に何の用があるのか。
玄関先で何かと尋ねると義母は助けて欲しいと言う。
金かと思ったが親父は会社の社長だ。
俺なんかより金に困る事など無いはずだ。
仕方ないと思いながら部屋にあげ話を聞くと俺に申し訳ないだの親父の代わりに謝りたいだの言い出した。


644 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/03(木) 23:33:25.75 ID:cVMtD7Dh0.net
鬼2
両親の離婚の原因は親父の浮気で相手は再婚した義母だった。
しかし俺は義母を恨んでも無いしどうでも良かった。
むしろ古傷に触られる様でイライラした。
「それだけなら帰ってもらえますか?」
もう聞きたくなかった俺は義母にそう言った。
すると義母は泣きそうな顔で妹と弟を助けて欲しいと言う。
意味が分からない。
臓器提供か何かかと聞いたが違った。
義母から聞いた話を纏めると祖母が亡くなってから家に祖父母の霊が出るようになった。
最初は月に一度あるか無いか程度で恐ろしかったが、何かしてくる訳でもなく放置していた。
しかし、月日が経つごとに現れる頻度が多くなり祖父母の形相も変わって来た。
無表情だった顔は般若の様に歪み、普通だった服もいつの間にか死装束になった。
お寺に供養をお願いしたが全く効果が無かった。
そして数ヶ月前、寝ている弟が泣き出したので様子を見に行くと、今度は妹の部屋から苦しそうに呻く声が聞こえた。
慌てて部屋に入るともう人か獣か分からないまでに変貌したそれが妹の首を絞めていたそうだ。
義母が必死に引き剥がそうとすると消えた。
親父にも話したが視えない親父に馬鹿な事をと一蹴された。


645 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/03(木) 23:34:43.24 ID:cVMtD7Dh0.net
鬼3
それ以降、霊は妹と弟が寝ている時に近くに出るようになってしまった。
そしてもうひとつ、弟の落書き帳を何気無く見ていた義母はあるページに俺の名前が書いてあるのを見つけた。
弟は俺のことを知らない。
まあまあ珍しい名前なので偶然書いたとは考えにくいし、弟が赤ん坊の時に新築の家を建て引っ越したので俺の名前が書いてある物も家に無い。
弟に聞くと夜中に誰かがこの名前を呟くらしい。
「おまえは◯◯(俺の名前)じゃない。◯◯はどこだ。」と。
このままでは子供が殺されると思った義母は俺の住所を調べて来たのだった。
一度、家に来てくれと泣きつく義母の頼みを俺はは断った。
それは親父に会いたくないから。
すぐ殴る傲慢で嫌味な、しかし外面だけは良い親父は成人するまでいつか殺してやろうと思う程嫌いだったからだ。
しかし、妹や弟に罪はない。
「墓参りには行きますよ。」
そういってお墓の場所と連絡先を聞いて義母に帰って貰った。

次の休みに祖父母の墓にお参りに行った。
俺の母親とは折り合いが悪く、親父とも仲が悪かった祖父母だったが初孫の俺は可愛がってくれた優しいじいちゃんとばあちゃんだった。
線香をあげ手を併せると涙が出た。
帰ろうと水を汲んだ桶や柄杓を片付けていると、目の前で線香がボキッと折れた。
風のせいと思ったが嫌な感じがして、俺の顔は青ざめていたのかも知れない。


646 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/03(木) 23:36:29.36 ID:cVMtD7Dh0.net
鬼 終
お寺に借りた桶を返しに行くとお寺のお坊さんがどこのお参りですか?と声を掛けてきた。
◯◯の墓ですと言うとちょっと上がってお茶でも飲んで行きなさいと言われ、さっきの線香の事もあったので素直に頂く事にした。
お茶を飲みながら色々聞かれた。
義母が何度か供養を頼んだので、お坊さんも気にかけていたらしい。
俺は義母に聞いた事をそのまま話した。
お坊さんは否定も肯定もせず、そうでしたかと言って帰りにお守りをひとつくれた。
義母に電話して墓参りに行ったとだけ伝えた。

その夜、夢に祖父母が出てきた。
襤褸の白い着物を着て乱れた白髪、目は爛々とし口は大きく裂けるその姿はまるで鬼だった。
俺は子供で何処かに隠れていて、祖父母は俺を探している様だった。
そのうち、どこからか「見つけた…」
「違う…」
「死ね…死ね…」
と言う低い声と子供の泣き声が聞こえて来て目が覚めた。
汗で体が冷え震えが止まらなかった。

翌日、仕事を休み坊さんになった同級生に連絡して会うと全部話した。
そいつは霊感持ちで高野山からスカウトされて坊さんになったという奴だった。
彼は黙って聞いて、話が終わるとぽつりぽつりと言った。
祖父母は俺の事が可愛くて仕方が無く、もう会えないのが心残りのまま亡くなったんだろう。
それは霊になった後も続いてだんだん心残りが怨みに変わり狂っていったのかも。
異母姉弟が死ねば、跡取りの俺が帰ってくると思ってるのかも知れないが、もうまともな理屈も思考も出来ないからただ祟るだけの鬼になったんだと思うと。
俺はどうしたらいいんだ?と聞くと
「おまえは大丈夫。血は繋がってるが母親の家系に入った時から母方の先祖に守られてるから。でも妹と弟は知らん。」
それは…と言うと彼はちょっと黙ってこう言った。
「なぁ…触らぬ神に祟りなしって言うだろ?」
俺が黙ると彼は気休めかも知れないが経を上げておくと言ってくれた。

その後、仕事の都合で引っ越した俺に変わった事は無く義母と連絡も取っていない。





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601: 掟(1):2009/08/15(土) 22:42:16 ID:a8gEKrqT0
よくある話ではあるけれど、私が知る一族の実話。
とても長い話になります。


瀬戸内海に面するあるところで、その地域ではやや名の知れた商家があった。
だが、なぜかそこは男の跡継ぎに恵まれなく、もし男が生まれても早死にし、
他の家から男の養子などもらって血を引き継ごうとするも短命で、
ついに最後の跡取りも死に血が絶えた。

一族はそこへ何の脈絡も無い血筋の、竹細工職人の少年を養子へ迎え、
新たに家を建て直そうとした。
養子の少年は、勤勉で懸命に商売にいそしみ、店は繁盛する。
少年は青年になり妻を娶るが、子に恵まれずに妻は早死にする。
再び妻を迎えるが、謎の変死。やはり子は生まれず。

そして、三番目の妻を迎えた。
その妻は、実家から持参した仏具を祭り信心する
仏教の信仰が篤く美しい女だったが、かなり気の強い面もあった。
養子の男は、気は強いが美しい妻に惚れていたので、好きなようにさせた。
三番目の妻は早死にすることもなく次々と六人の子を授かり、
そのうち二人が男で養子の男は跡取りが出来たことを喜んだ。
しかし、幸せはいつまでも続かなかった。

養子の男は、子供達が幼いうちに病死した。
主を失った店の使用人達は、ここぞとばかり金品を持ち出して逃げ、
豪商の面影は無くなり一族は落ちぶれた。

残された妻は信心深いこともあり、次々と悪いことが起きるのは何か良くない因縁などが
あるのではないかと思い、本土を離れたある地に神通力の強い僧がいる噂を
聞きつけて家へ招き、一人の壮年の僧が、一族の家へ来た。

僧がお経を唱え終わると、妻に言う。
「落ち武者の霊がいる。源平合戦の時代の落ち武者のようだ。
ここは昔、戦の跡地ではないのか」
それを聞いた妻は、青ざめた。

ここ区域一帯は、古代の源平合戦の時、瀕死の落ち武者達が陸に上がり、
多くがそこで命絶えた場所であったからだ。
「多分、この土地で死んだと思われる落ち武者だろう。供養を受けたくて、この家に訴え
ている」
妻は早く祓ってほしいと言うが、僧は了承せず。

「祓うというのは、この幽霊を傷つけるということだ。
私は数多くの成仏できない霊を見てきたが、
祓われた霊達はそれは多くの傷を魂に刻み込んでいる。
救われたいのに酷いことだ。あなたは仏教を信仰している。
どうだろう、供養してみてはどうか。善業を積むと思って。私もできるだけ助勢しよう」

もともと信心深かったところのある妻は理解し、
家の庭には落ち武者を供養する供養塔が建てられた。
妻はお経をあげて落ち武者の霊を供養し続け、
それ以来その一族にはさして悪いことは起こらなくなった。


三番目の信心深い妻は、昔に老衰で亡くなったが、
彼女は生前、何度も繰り返して子供達に言い聞かせた。

「よく聞きな。家を建てかえたりしても、必ず供養塔は移し変えて供養を続けるんだよ。
幸せに平穏に暮らしたいのなら、そうしなさい。
世の中には、人間の頭の中で考えること以外の不可思議なことがあるんだ。
自分達の常識が、全てのことに通用するとは考えないほうがよい」

やがて瀬戸内海付近へ住む落ち武者の霊を供養する一族の家は新築されたが、
亡き三番目の妻の言いつけどうり、屋上へ供養塔を建てている。
一族が途絶えず栄えているのは、亡き三番目の妻のおかげであると誰もが認識し、
言いつけを守っている。一族は安穏に暮らしている。
だが、なぜか生まれる子供は、男より女が圧倒的に多い傾向がある。

同区域一帯は、商家の一族以外でも様々な悪いことが後を絶たず、
その家々ではやはり供養塔などを建て、子孫が供養を続けている。
迷信だと切り捨て、先代の言いつけを守らずに供養しない家は、
不思議と商売が傾き破産したり、病気や早死にするなど、次々と悪いことが起きている。
落ち武者の霊を供養することが、安泰の方法。
それが、瀬戸内海の穏やかな海が見える地域での、災いを避けるための掟。

この掟が維持できないときは、再び辺りは惨劇が訪れるだろうとされている。
だが人は安泰な日々が続くとそれが日常だと錯覚するふしがあり、
この掟がいつまで維持されるかは分からない。
でもその災いの元凶は、人自身が作ってしまった悪業。
これが私が知る一族の話。

この一族は、父の実家である本家の話です。
三番目の妻とは、父の母で私の祖母になります。
長い話のお付き合い、ありがとうございました。

追伸

実は母の先祖は、落ち武者だったりします。
戦に負けて山中に逃げ込んだので、母の実家は山奥にあります。
刀もまだ残っていたりする。

母の家系も男性の早死にが多く、跡取りが出来にくいという家系です。
奇妙にも似通った因縁家の血と血が混じり合い、一つに固く結びつく。
私は、これがただの偶然には思えません……。





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691 :本当にあった怖い名無し:2007/06/21(木) 17:27:18 ID:cvbGUZkA0
田舎から上京した友人の話です。

その友人の地元は、海沿いのさびれた漁師町で、
そこに昔から伝わっていて、今では口語で歌われている歌があった。

鰯が獲れたら秋刀魚が獲れる
秋刀魚が獲れたら鰤が獲れる
鰤が獲れたら鰹が獲れる
鰹が獲れたら人魚が獲れる
人魚が獲れたら子供が獲れる
子供が獲れたら肉になり
肉になったら鰯が獲れる

という、なんだか不思議な歌だった。
友人から聞いたときに気になったのは、やはり魚からいきなり人魚や子供に飛躍する点。
だが、友人もよく分からないというので、「今度帰省したら祖母に聞いてみる」と言っていた。

692 :691続き:2007/06/21(木) 17:28:49 ID:cvbGUZkA0
その夏のある晩、帰省していた友人から電話があった。
聞いてみると、実は歌には、今の子供には伝わっていない2番が。

鰯が獲れぬし秋刀魚も獲れぬ
鰤も獲れぬし鰹も獲れぬ
人魚も獲れぬし子も獲れぬ
こぞ(去年)に獲れたは人魚の子
稚児がその子を食らぶれば
稚児は見事な餌になりて
鰯は町に戻り来る

私は「人魚ってなんだ」と聞いたところ、
それは女ばかり生まれる特別な家系のことで、大漁の年に子供が生まれるのだそうだ。
そして、純潔守られた子供は、不漁の年に町の少年と性交する。
少年は交わった時点で、人でもない物として海に捧げられるのだそうだ。

友人の祖母が子供の頃には、すでにそんな風習もなく、人魚の家系がどこにあるか分からなくなっていた。
ただ、友人の家系は女ばかりで、入り婿が家を継ぐそうだが。




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639 :本当にあった怖い名無し:2014/05/01(木) 12:19:57.39 ID:xevmYO4jZ

暇なので実家のこと書いてみる。

十年ほど前、私が高校生のとき。
家の庭にある小屋の壁沿いに、冬に備えて薪を投げて積み上げていたところ、
突然、家から祖母がやってきて、こう怒鳴った。
「そこに死体が埋まっている。夢に白い蛇が出てきてそう言った。だから、薪を投げるな!」

このときは、祖母がボケたんだと思っていた。

その1,2年後、私が大学に入るとき。
どこからか有名な占い師の話を聞きつけた母が、その占い師のもとに相談しに行く。
娘(私)が玉の輿に乗るにはどうしたらよいか?と。
その時、占い師に、玉の輿()に乗るための方法と共に、我が家のことを言われたらしい。
占い師いわく、我が家の本家筋に当たる人が恨みを持って死んでいる。
おそらく、病気で倒れているのを誰も面倒をみずに放置して死なせたのでは。
本家は絶え、あなたの家はお金で苦しむだろうと。

母は、母方の祖父母にこっそりと我が家のことを聞きに言った。
母方の実家は、今は落ちぶれているが元はこの辺一体の地主でいろいろ詳しい。
そこでわかったことは、
・我が家がある場所は、もとは個人所有ではなく地域共通の場。
・戦時中とかは、そこに長い小屋を立てて、病気の人を隔離していた。
・私から見て父方の曾祖父が、本家から分家として出ているが、
 曾祖父の兄弟?の一人が、その小屋にいて亡くなっている。

確かに、本家はいろいろあり、跡取りがいないため今の代の人で終わりだ。
我が家は、親戚兄弟の借金の肩代わりで、常にお金に苦労している。

今、道路拡張工事で我が家も立ち退きのはなしが出てるんだけど、
工事中、祖母が言ったとおり遺体が出てくるんじゃないかと思っている。




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893 :本当にあった怖い名無し:2012/09/11(火) 13:08:53.22 ID:Gfwr3ood0

この夏初めて教えてもらった、実家(超田舎)のほんのり怖い話。
文章を書くのがヘッタクソなので簡素に・・・
実家の跡継ぎ長男は名前の名づけに変な決まりがあった、らしい。
名前に漢数字が入っていて、それを一代ごとになぜか減らしている。
一応仮名で説明すると、
ひいひいじいちゃん「喜八」
ひいじいちゃん「七平」
じいちゃん「半六」
お父さん「大伍」 ・・・といった感じで、私の代は「四」のはずだったんだけど
息子じゃなくて娘だったから、もう名づけにしばりはいらなくなったそうです。
今年の夏の規制中に墓参りしたりして、そういえばじいちゃんたちは名前に数入ってるねーという話題になり
初めて「意図的に数字を減らして入れなきゃいけなかった」と聞きました。
ただいつの代から、最初の数はなんだったのか?などはもうぜんぜんわからないそうで、
でも守らないと子供が死ぬって話だけ伝わってるんだってさ。
話を聞いたとき、ご先祖の誰かが恨まれて「●代目まで祟ってやる!」みたいなのがあったのかなぁと想像するしかないんだけど、
檀家になってる寺も代替わりしたり天災で色々なくなったりで、なんともわからないそう。
ちなみに私たち子供は三姉妹なんだけど、全員お母さんが四柱推命の占い師さんに相談にのってもらいつつ命名した。
(お母さんも名前のしばりの件は、私と一緒にこの夏初めて聞かされてた)
私の名前には、数字や数字っぽい字(吾、参、奈々とか)はまったく入っていないんだけど、
妹2人の名前に「千」「万」が入ってるんだよね・・・
知らなかったはずなのに数字が入ってるから、なんかゾッとしてしまった。
ただ「千」「万」って千客万来みたいな、なんかお目出度い漢字だから
逆に良かったんじゃないかーとかって話した。
なんだかよくわからない話なのでほんのりってことでサーセン。




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