【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 住職系



395:童心 ◆cu.FqnHyD6 : 2011/11/05(土) 18:26:29.53 ID: ID:vIZTKHLc0

遅くなりました。場所や個人の特定を避けるためにボヤかして書きます。

本当はソロのつもりだったけど一応何かあったときの為に家族と知人に教えたんだ。
そしたら知人が一緒に行く!って聞かなくなったので同伴プレイになりました。

中伊豆の国道から数キロほど林道を走って某所到着。俺は雰囲気悪くないし、なんもないな。とか思ってたんだけど、
知り合い(以下S)は写真撮りまくってた。俺は物理的に危険な箇所がないかライト係。

S「なんか腰痛くなってきたwwwちょっとなんか憑いてない?www」
俺「ねーよwそれよか蚊が多いなあ。あちこち痒いわ」
なんてやり取りしてて、Sの腰のあたり見たらあら不思議。
空中から二の腕の途中くらいからの手が生えてて、sのベルトにぶら下がってる。
俺「あ・・・」
S「なに、なに?」
別に悪い気配もなかったから、下手に教えて騒がれるよりスルーしたほうがいいな。
そう思って黙ってた。

396:童心 ◆cu.FqnHyD6 : 2011/11/05(土) 18:27:44.69 ID: ID:vIZTKHLc0

大きな廃墟とかではなく、地味な集落の奥地なんで大して見まわる場所もなく全域を回り終える。
序盤に見えたSの腰にぶら下がった腕は消えているし気配もない。

S「なんもなかったなーwww腹減ったwww」
俺「なんもないほうがいいだろ。ところでさっきさ・・・」

車に戻りながら話をしていて、車が視界に入った時気がついたんだ。
(やっちゃったかな・・・)

S「なんだよwww脅かすなよwww言えよwww」
俺「あー、さっき腰痛いつったときにさ、ぶら下がってたよ」

えっえっえぇつ!?と自分の腰を見たり撫でたりするS。
俺「いや、もう居ないしアレなんでもないから気にするな」
S「そうか?ほんとか?大丈夫だよな?」

問題ないよ、と答えつつ車に乗ろうとするSを腕をかざして止める。
S「なんだよ。なんかいんの???」
俺「乗っちゃってる。歩いて帰ろう。車は昼間取りにこよう」

運転席にフワーンとした白と灰色の混じったようなモノが乗ってた。ぶっちゃけコレだけなら俺が運転したら問題ないレベルだけど、
Sは普段バカなのに小心者だから、間違って見えちゃったらパニック起こして事故誘発しかねない。
で、街まで約15kmほど歩くことになった。まぁ夏だし二人共体力はあるから問題ない距離。




397:童心 ◆cu.FqnHyD6 : 2011/11/05(土) 19:08:14.93 ID: ID:vIZTKHLc0

三時間ほどかけて国道に出てタクシーを拾って駅まで行って、始発までコンビニで酒買って時間つぶし。
その後帰宅して寝てたらSから電話がかかってきた。
S「なんかさー、マジ腰いてぇwwww憑いてないよな??」
俺「ねーって。そろそろ車取り行くカー」
S「いや、もう取ってきたわwww」
どうやら車が気になって、一眠りしてすぐに取りに戻ったらしい。
これだけなら問題なく終わってたはずなんだけど・・・
俺「なんだよ、言えば付き合ったのに。で、なんもなかった?」
S「だから腰いてぇんだってばさ。あイテテテ・・・わりぃ迎えに来てくれよ」
いきなり通話が切れる。かけ直そうとして履歴見たら、無い。
背筋がゾワついた。
(まさか・・)
慌てて着替えて現場へ急行。国道から脇道へ入って現場への道中。
(腰いてぇ・・・これはやっちゃったかな・・・)
近づくにつれてどんどん腰の痛みが増してきた。俺はもともと腰痛持ちだけど、それと違う痛み。
(そういえば、慌てて出てきたけどさっきの電話夢オチで、Sはまだ寝てるとかないよな・・・)
と、ふっと考えたらカーブが迫ってきた。ハンドル切るのも辛いくらい腰が傷んだけど、交通量0だからゆっくり曲った。
カーブの先にSの車があった。
運転席側からガードレールに突っ込んでる。車自体はパッと見大きな損傷はない。




398:童心 ◆cu.FqnHyD6 : 2011/11/05(土) 19:08:56.97 ID: ID:vIZTKHLc0

慌てて車を停めて、駆け寄るとSは居なかった。いや、車の中には居なかった。
俺「おいおい・・・あの野郎どこいった・・・」
辺りを見回してもSの姿はない。Sの車の突っ込んだ先は崖。まさか落ちた?
覗き込もうとしたら「ぉーぃ…コッチ……腰イテェwwww」
なんで笑ってんだよ!と心の中で突っ込みつつ声の聞こえたほう、車と反対側の斜面(こっちは山)
の上に寝転んでるSを発見。とりあえず安心しつつ駆け寄って、起こして座らせようとしたけど
S「腰痛くて起きれない…」
俺「なんで行く時か、事故ったときに電話しないんだよ!」
生きていて意識もあるのを確認して安堵しつつ、自分の車までどうにか引きずって乗せた。
Sを見つけたあたりで自分の痛みは引いてた。




399:童心 ◆cu.FqnHyD6 : 2011/11/05(土) 19:09:45.20 ID: ID:vIZTKHLc0

とりあえず病院へ行って診察。結果『どこも悪くない』とのこと。
Sの家まで肩を貸しつつ連れて行って事情を聞いた。
S「なんかさあ、お前どっかいっちゃうからさー。仕方なく帰ろうとしたらいきなりブレーキ効かなくなっちゃてさ」
俺「あ?一緒に戻ってきただろ。歩いて」
S「はぁ?歩いてねーよwww」
俺「・・・どっから俺いなくなってた?」
S「俺がこれ拾ったあたりかなー」
ポケットから妙な石を取り出すS 石は米粒を5cmほどに大きくしたような感じ。
よく見ると、仏像wwwww
俺「おまっ!これ、どこで拾った!」
S「あそこ入る少し前だな。イテテ・・・そういやこれ拾ってから腰痛かった気がするな」
(これのせいか?)
俺「俺はずっと一緒に居たつもりだったんだけどな。あ、そういえば電話かけてきたよな?」
S「ん?かけようとしたけど圏外だったわ。凍死はないけど餓死だなwwwwとか覚悟して蚊にくわれてた。ほんとに憑いてない?俺悪いことしてないよな?なっ?」

俺「まぁ生きてて良かったわ。」

相変わらず悪霊とかみたいなの特有のゾワゾワした気配はない。でも、なにかしらの霊障は受けてるっぽい。

俺「ちょっと○○さんとこ行くか。ああ、お前動けないしな。呼んでくる」




400:童心 ◆cu.FqnHyD6 : 2011/11/05(土) 19:10:44.58 ID: ID:vIZTKHLc0

○○さんってのは知り合いの住職。色々とお世話になってる。
仏像をSから取り上げて○○さんの家に向かう。道中どんどん腰痛が増してくる。
20分ほどで到着すると玄関口に〇〇さんが立ってる。
車を降りて腰痛のせいで、ぐぬぐぬ言いながら〇〇さんの元へ向かう。
○○さん「やっぱり来たかー。何やったの~?マズイとこ行ってきたな?」
さすが本職、ばれてーら。いや、そのほうが話が早いしありがたいし、そのつもりで来たんだけど。
俺「実は、、、」
と某所へ行ったこと、Sが知らないうちに仏像を拾っていたこと。俺視点とS視点で記憶が食い違っていること。
腰が痛いこと、Sが事故ったこと。
それらを説明すると〇〇さんは「まずいよコレ。しっかりやらないとダメ。Sさん連れてこれる?あ、これは預かるね。」
そう言って、仏像を和紙で包んで懐にしまう。和紙にはなにか文字が書いてあったけど経文かな。

Sを連れに行った往復では腰痛はほとんど収まってた。(やっぱ仏像のせいかな・・・訓練してなきゃ、霊感だけじゃわからんな)
Sも自力で歩ける(といってもカクカクしながらだったけど)ようになってた。


一時間ほど経って、今度は二人で〇〇さんの元へ到着。
開口一番〇〇さんは「ほんとまずいよ。俺君は本堂で待っていて。S君はこっちへ」


402:童心 ◆cu.FqnHyD6 : 2011/11/06(日) 18:42:25.29 ID: ID:ymAAETP20

続き。
本堂でお手伝いさんに出してもらった麦茶を飲みながらお香の匂いに浸りつつ一時間ほど経過。
別棟(っていうのかな。お坊さんたちがお勤めをするところ)から〇〇さんとお弟子さん二人が戻ってきた。
〇〇さん「S君ね、いま眠ってるけど。あれ、どこから持ってきたの? 本来の場所に戻せばいいはずなんだけど、すぐ戻しに行ける?」
なるほど、Sはあの場所で仏像を拾った(正確には祀ってあったのを取った)のか。
〇〇さんが言うには、仏像を動かしたせいで霊障として腰が痛くなった、と。腰にぶら下がってた腕はSの守護霊らしい。
なるほど納得いく。でもおかしい部分もある。
Sと俺は一緒に歩いて帰り、俺が一眠りしているあいだにSは単独で車を取りに行ってしまい、履歴も残さず電話をかけてきた。
なのに、Sは帰っていなくて一人車を運転して事故を起こして転がってた。(転がってたのは腰痛のせいだけども。
しかもS曰く、俺と離れたのはあの場所に立ち入る少し前・・・
そこらの不思議な現象を〇〇さんに訪ねてみた。
少し考えて説明してくれたけど、要約すると

・Sが祀ってあるということに気が付かず、仏像を珍しい石だな、程度の考えで持ち去った。
・その時点でこちら側との接点が曖昧になり俺視点とS視点で食い違いが発生した。
・しかし現実世界はバランスを取るために無理やりに近い方法で因果をくっつける(架空の電話や、俺視点ではSが一緒に行動してたのがそう)

それで、Sが受けた霊障を祓うには兎にも角にも仏像を元の場所に戻すのが先決。




403:童心 ◆cu.FqnHyD6 : 2011/11/06(日) 18:43:27.30 ID: ID:ymAAETP20

Sは別棟のほうでお経と護摩焚き(だと思う)をされて眠りこけていて、俺が戻しに行くことになった。
〇〇さんか、せめてお弟子さんの同行をと頼んだけれど「さすがにリスクがあるからタダじゃできない」ということを遠まわしに言われた。

仕方なく俺ひとりお札で巻かれた仏像を戻しに行くことになった。
ちなみに俺一人でも問題ないから、ってワケではなく(霊障事態は受けにくい)こういうのは当事者のみで行うほうが効率もよいのだとか。
タダ仕事云々ってだけではないことを〇〇さんたちの名誉のために書いておきます。

この辺かなぁ、という辺りまでついたときにはすでに夕方も過ぎて夜が来そうな時間だった。
祀ってあったとはいっても、Sがそれに気づかず持ち去ってきたくらいだからぱっと見じゃわからんだろうなぁ。。
そう思っていたら、Sと来た時に車を停めた場所にありました。
ほんとうに小さい祠。リカちゃんハウスくらい。
ぐっしゃり潰れてました。タイヤの跡もありました・・・・それを見て納得しました。

とりあえず汚れを払って、なんとか雨がしのげる程度に応急措置(大工なので自家用車にも道具は常備)
簡素すぎる応急措置を施した祠に仏像を収め、線香を炊いて謝罪をしつつ手を合わせ、〇〇さんの寺へ戻りました。




404:童心 ◆cu.FqnHyD6 : 2011/11/06(日) 18:45:07.45 ID: ID:ymAAETP20

なんか無駄に長くなりそうなので、この先はささっと書きます。
その後Sと俺は材料費を出しあって、〇〇さんや知り合いの宮大工さんたちも手伝ってもらい、新しい社を造りました(これに一ヶ月近くかかりました)
手伝ってもらったといっても、造作の形式とかを教えてもらっただけで、実作業はSと俺の二人でしたので時間がかかったのです。
その後〇〇さんを通じて某神社でお清めをしてもらい、現地へ赴き仏像を収めました(そのときは宮司さんを同行)

この時点でSの腰痛はすっかり良くなっていて、仏像の怒りも収まったようです。Sは今日も元気です。
俺のほうはというと、少し霊験的な修行をしてます。いまも毎日ではないけど寺社通いが続いています。
と、このへんでレポを終わりたいと思います。稚拙な文章で申し訳なかったです。

当分凸予定はありませんが、普段からドライブすることが趣味のひとつでもあるので、
このスレ近辺で変わった出来事があれば報告します。
スレ違いなレポになったかもしれません。改めてお詫びすると共にしばらく身を潜めます




406:本当にあった怖い名無し : 2011/11/07(月) 15:54:04.48 ID: ID:MEuGkqER0

>>404
興味深く読ませていただきました。
でもあまり無茶はされませんよう、気をつけてください。




408:本当にあった怖い名無し : 2011/11/12(土) 20:13:08.24 ID: ID:BqSa/mdjO

>>404
お疲れ様でした。
読ませていただきました。本当に不思議な出来事でしたね…
とにかくご無事で何よりです…


405:本当にあった怖い名無し : 2011/11/06(日) 19:30:03.62 ID: ID:X2C1CjWJO

童心さん、ご苦労様さまです。
貴重な体験をしましたね。
これは童心さんが大工だと分かっていた仏の御霊が招き入れた必然的な出来事だったのでは?と思ってしまいます。






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384:本当にあった怖い名無し:2012/06/01(金)08:38:23.45ID:dMfrMz5/0
十年くらい前埼玉で病院の改築したときの話

解体工事中にまだ事務所を構えてなかったから解体予定の診察室Aに仮に事務所を構えて仕事をしていた
家が遠かったし若かったから帰るのもめんどくさくてしょっちゅうその街で呑んで事務所で寝ていた
ある夜いつものように呑んで事務所に戻ったものの眠気が来ず図面チェックしてたら
「ペチペチペチ」
って拍手みたいな音が聞こえてきた

現場に浮浪者侵入とかあったもんで音のする方に確認しに行った
場所は1フロア上の診察室Bからのようだった
その時は心霊現象とかそういうのは頭の片隅にもなくて泥棒だったらひっぱたいちゃるとバール片手に部屋に入った

するとさっきまでしてた音がピタリと止まった、見回しても異常はなし
ところが部屋を出てしばらくするとまた聞こえる...
入るとやはり誰もいない、出るとまた音がする

俺は次にそーっと部屋に入った、すると音はしてる、でも誰もいない...
これはきっと屋鳴り(材質の伸縮で音が出る)だと思い部屋を出ると微かに笑い声がした気がした、それで流石に怖くなってダッシュで現場を出て駅前のビジホに泊まった
後日談に続くわ



385:本当にあった怖い名無し:2012/06/01(金)08:50:50.65ID:dMfrMz5/0
続きね

で、情けないけど怖かったもんで本気で事務所を探して現場から歩いて3分くらいのマンションの一室を借りて事務所にした
一週間くらいだったかな?なにもなくやはり飲み歩いて新しい事務所に泊まっていた

そしてその日も呑んで帰ると
「カチャカチャ」
って小さい音がする
まああんまし気にせずにいたんだ、でトイレに大をしに行った

洋式便所に腰かけて用を足してると、目の前の壁から
「ペチペチ」
って例の音がしてきた、え?マジかよ?とビビってまた駅前のビジホに逃げた

翌朝事務所に戻ってトイレに行ってみると昨日音がしてた壁の腰かけた目の高さくらいのところに小さい手形がうっすらついてた
血とかそう言うのじゃないんだけど、赤錆びのような泥のようなうっすらとした小さい手形、流石にこれは普通じゃねえよ!と近所の寺を探して住職さんに話して部屋に来てもらった

すると住職さんがボソッといった
「小さい子だからね、迷子でついてきちゃったんだね、帰らせてあげないと」
で、お経をあげてくれた
「他の人もいるかもねえ」


そのあと現場の病院にも来てくれてお経をあげてくれた
それ以来そう言うことはぱったりなくなり無事に工事は完了した
で、これも不思議なもんなんだけど坊さんに来てもらった後日
気付くとトイレの手形は掃除もしてないのに消えていた

あと蛇足だけど、坊さんへのお布施は現場経費として認めてもらえず懐の痛さにも泣いたよw

現場やってると色々あるんだよね...



386:本当にあった怖い名無し:2012/06/01(金)09:28:15.23ID:9NDmQjEd0
面白かったわ!!余計な脚色がなく事実だけを淡々と投下してくれた分、怖さも伝わったよ。
まだ他にもネタを持ってそうだね。もし有ったらまた投下してちょ。



388:本当にあった怖い名無し:2012/06/01(金)10:18:20.70ID:dMfrMz5/0
>>386
はは、ありがとう。心霊現象か分からんけど事実経験したことだわ
見るってのは深酒や眠い時しか無いから自分でも信用度ゼロだけどチョイ不思議な事や音とかはシラフでもよくあった
俺的にゃ霊能力とかないと思うけど、ダチのねえちゃんには
「アンタ霊能力ないけど好かれるね、力あれば気が狂うかもってくらい」
とか言われてた

またどれか書くよ、今異動の時期でヒマだしw
あと関係ないけど数年前にオフクロ死んでからこういう経験なくなった

前述のねえちゃん曰く
「おかあさんが余計なことから守ってくれてんのよ」
って言われる、たまには墓参り行かなきゃなあって思うよ
仕事にかまけて全然行ってないけどw

オフクロ死んだときも病気で最後の数週間は意識も無くてちゃんと看取れて良かったんだけど、その時に心電図がフラットになって
医者に
「お亡くなりになりました」
って言われた直後に
握ってた手がキュッとなって
「ありがとうねぇ」
ってオフクロに言われたよ
気のせいなんだろうけどねw
悲しかったけど嬉しかったよ、覚悟は出来てたしさ



389:本当にあった怖い名無し:2012/06/01(金)12:33:55.13ID:azxM+Woh0
>>388
 ( ;∀;)<イイハナシダナー





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348: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/09 17:47
んだば心機一転。んっとね、オラん実家ね、お寺なのね、当代で20代目。

んでソコには伝説があってね、敷地内に雷が落ちたら、その時の住職は数年で
死ぬって伝説。

15代と17代がそれぞれ雷が落ちた翌年に死んでるって言われてね。
んまぁ~そうはいっても、100年以上前の人じゃから、所詮伝説って思っちょ
ったんね。

そしたら雷落ちてね。どっかーん!って。
そりゃもぉ~びっくらたまげたデカイ音。

ほいで不思議が一個あって、伝説で残ってる雷跡も、その時に落ちたのも
そうなんじゃけど、周囲にはドデカイご神木っつうか木がありよるんよ。
んでもソレは無傷なのね。

今までご神木に落ちたことないの。
んでもっと小さい木に落ちるのね。

ほいでまぁ雷落ちたねぇって話しになってね。
んでも単なる伝説じゃのぉ~ちゅってたらさ、その1ヶ月後にじいちゃんが
ガンっての判ってね。ガ~ン。
んで2年ともたずに死んじゃった。

19代目住職なんだけどね、じいちゃん。

怖いっちゅうか、なんか不思議な話し。


349: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/09 18:35
不思議な話だね~。偶然なのか、必然なのか…。>>348

青田さんや菊ちゃんたちは元気ですか?

350: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/09 18:44
あ、ついでに。

15-17-19でしょ、雷で死んでるの

んで今20代で、次ぎが21・・・

((((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル

だからオラはお寺継がないだす

351: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/09 21:03
>>348
寺でもご神木って言うのか?

352: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/09 21:09
>>351
348もわからんから「ご神木っつうか木がありよるんよ」と書いたのではないか?

363: 348 03/03/10 17:19
>>351さん>>352さん
んとね、名称は判らないだども、お寺でもご神木に相当するモンがあるだすよ

ってかね、オラんとこのお寺ってチョット変で、住居部分には神棚もあるのね
あと田舎だから、近所で神主さんがおらんくなっちまった神社も一緒に
管理してあげたりね。お祭りん時なんか、住職なのに神主みたいなのも
しちょるんよね。変でしょ?
じぃちゃんなんか、クリスマスん時に「めりぃーくるしみますぅ」って言いながら
クラッカー鳴らしてたし・・・

これだけじゃスレ違いになっちゃうから、もう一個不思議な話し

オラはお寺とは別んとこに住んでただども、物心ついてからお寺に泊まった時に、
夜中に本堂にあった位牌が倒れちょったんよ
他んのは全然ピクリとも動いちょらんで、位牌だけが5個くらい棚から倒れて
落ちちょったんね

じぃちゃん!大変だ!って報告しにいったら、「まぁ良くある事じゃけぇ気にすんな」
って言われた

んでやっぱす檀家さんが数日後に亡くなっただす。





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714: 本当にあった怖い名無し 2020/11/06(金) 17:23:06.08 ID:oNZAgxrw0
私は、九州在住の某宗派の現役の僧侶です。
毎日のお勤めと、例えば、
「報恩講」などの法要など様々な法要も行います。
その日時・内容をお知らせさせて頂く為、
不定期ながら、お知らせみたいな書面を作ります。

そのお知らせに、私特有のマークというか印を入れることが
門徒の皆さんとの会議で決まり、
そのデザイン等を決めなくては、ならなくなりました。


需要があれば書こうかとも思ってますが・・・

715: 本当にあった怖い名無し 2020/11/06(金) 20:00:05.84 ID:J4jQGqFC0
>>714
需要あるぞ
最近ここ人が少ないみたいだから気にしないでどんどん書いてよ

718: 本当にあった怖い名無し 2020/11/06(金) 21:05:06.72 ID:oNZAgxrw0
>>715
ありがとうございます。
では、続きを

流石に、企画書などは書けても、
デザインは、やったことがないので、
その道のプロの方に、お願いすることになりました。
それが、Hさんです。

私が僧侶の世界に入る前の仕事で、名前は聞いたことがあり、
作品も拝見したことはあったのですが、面識はありませんでした。
こちらの門徒さんに、Hさんが開いている絵画教室へ通っている方がいらっしゃり、
その方の口添えもあってのことでした。

ご紹介を頂き、顔合わせをし、世間話をしていく内に、
Hさんのご自宅兼お仕事場に、お邪魔することになりました。

719: 本当にあった怖い名無し 2020/11/06(金) 21:36:40.04 ID:oNZAgxrw0
住宅街の一歩入った高台に、ご自宅兼お仕事場はありました。
お仕事場でお打ち合わせをさせてもらってる時、
少し気になるというか、興味を惹く絵画があり、
壁になんとなく飾ってありました。

木枠のフレームに額装してあり、
グレーの背景をバックに
座った姿勢で、上を向く不思議な動物?生き物。
高貴な雰囲気が、絵から伝わって来る、
天を向くその表情は、優しさに溢れている、
座っている姿勢ながら、尻尾なのか毛なのか
猛々しい今にも動き出しそうに溢れている。

Hさんのオリジナルの絵なのか、
どなたか別の人が描いたものなのか、
その絵画が妙に気になって来て、
印の打ち合わせの途中ながら、質問してしまいました。

721: 本当にあった怖い名無し 2020/11/06(金) 22:11:44.70 ID:oNZAgxrw0
「あの、あの絵、不思議な感じがする絵ですね。
 何とも言われない、迫る魅力というか、包み込む優しさと言うか」

「え?」

私が感想を言い切ってしまう前に、
Hさんが喰い気味に、まるで感想を遮る様に、言いました。

「ご住職、はじめてです。これに感想言ってくれた人は」

何だか、Hさんのツボに入ることを言ってしまったと思ったのと同時に
また、この手の話に触れてしまったか・・・と思ったりしました。

722: 本当にあった怖い名無し 2020/11/06(金) 22:48:13.85 ID:oNZAgxrw0
Hさんは、続けます。

「今更ながら、これ、ご住職には、何に見えます?」

「何って空想の生き物、に見えますけど・・・違いますか、」

「なるほど・・・空想の生き物ねえ・・・」

「あ、あと、聖獣の様にも思えます、今ならUMAというか、
 あの、坊主のクセになんだと思われると、思いますが、
 私は個人的に、UFO、もUMAも信じているところがありまして、
 何となく優しく包んでくれて、それが、こう、迫ってくるというか」

「成る程、聖獣ねえ・・・そうなのかも知れません」
「この手の不思議な生き物描いてても、表現が違って来るのですか、
 何というか、その時の気持ちとか・・・」
「その時の気持ちというか、実物を思い出すんですよ」

「・・・ええ?」

「あれ、ご住職、UMA信じてるんですよね?」

「ええ、はい」

「これ、想像図じゃなくて、僕が見たままです」

ええええええええええええええええええええ?
この生き物を、実物を見た・・・
でた、やっぱり、また、この手の話だと思いました。

728: 本当にあった怖い名無し 2020/11/07(土) 06:39:57.56 ID:NyC++c0i0
>>722
これで終わり?

729: 本当にあった怖い名無し 2020/11/07(土) 07:42:22.72 ID:HMOsVMa20
すいません。夜と朝のお勤めで、時間が空きました。
つづけます。

「最初は、僕が小さい頃、小学校1年くらいかな、妹が3歳とか、
 あっ妹がいるんです。2つ年下なんですが・・・」

「はい・・・」

「その頃に、見たんです。ご住職、良いですかこの話して、」

「ええ、はい、」

「僕は、K県の田舎の町出身で、山じゃなくて海がすぐ近くにあって、
 N県なんかは、海渡った方が近いんです。で、」

「はい」

私は、Hさんの説明で、何となく場所を想像しました。

「ある夏、妹を連れて海に行ったんです。
 連れて行ったというか、家からすぐの海に出た、という感じですが、
 昼過ぎ位かな・・・ちょうど、誰もいなくて僕達二人きりだったんです。
 それで、まあ、遊んでたんです。
 で、気がつくと、妹がいない。
 焦りましたよ、独りぼっちで海辺にいるんですから、
 家に勝手に帰ったんじゃないかとか、
 そうは、思わなかったですね、
 どうしようか、と動けないでいると、
 海の、視野に入っている海と浜の端が曲がってというか、
 割れて、そいつが現れたんです。

730: 本当にあった怖い名無し 2020/11/07(土) 07:58:05.66 ID:HMOsVMa20
まっ昼間ですよ、驚きましたね、驚いたまま動けないでいると、
僕に近づいて来た、そして完全に僕の前に来た。
いや、大きかったですね、多分、大人の身長くらいに感じてました。
そして、尻尾から、妹が出てきた。
驚いているのに、いなくなった妹が出てきて、
ますます訳が、分からなくなっていると、
そいつが、何となく
安心しろ、大丈夫
って言ってる気がして、あわてて妹の手を引いたんです。
そしたら、空を見上げた風になって、
そのまま、ゆっくり、消えて行ったんです。」

私は、最早、一方的に聞いていました。

「それから、妹を連れてダッシュで家に戻って
 母親に妹を預けて、忘れないように絵に描いたんです。」

「それが、この絵ですか・・・」

「いえ、この絵は、次に、今の所、最後に会った時のものです。」

「ええ?」


何で何回も会えるの?

731: 本当にあった怖い名無し 2020/11/07(土) 08:12:28.23 ID:HMOsVMa20
本当の体験談は、普通に聞いてられないなあ、
思ってもない方向で、進んで行っちゃうよ・・・
と思っていると、

「ええって、思いますよね、
 また会えるなんて
 僕も思ってなかったですから・・・。
 でも、折りにつけ描いてました。
 この出来事を、夢とか、あったよなってことには
 したくなかったんです。
 だから、忘れないように描いてました。
 そのせいで、小学校、中学校くらいは、
 詳しくもないのに、怪獣博士って言われたり、
 そうそう、次に会ったのは、
 だいぶ大きくなってからなんです。
 聞いて下さいね」

「はい」

732: 本当にあった怖い名無し 2020/11/07(土) 08:28:02.89 ID:HMOsVMa20
「僕が、もうこの仕事を初めてて、
 何か、不安のカタマリと言うか、漠然とした不安というか、
 そういうのに、滅茶苦茶、圧されて、
 今思えば、精神的にもだいぶん、まいっちゃてる時だったんです。
 仕事が、怖くなってて、
 デザインするもの、描いたりするものが、
 全部間違ってる様な、そういう時期だったんです。

 で、ある日、仕事の資料で「ウルトラQ」って
 子供向けドラマの、ある話を観たんです。
 それは、モノクロで昔の漁港が映っていて、
 実家の風景に観えたんです。
 どういう感情か、涙が出て、自分で抑えられなくて、
 漁港を走る子供が、自分の様な気がして、
 何か分からないけど、じっとしてられなくなって、
 時間は夜でしたし、自動車持ってないし、バイクで実家に向かいました。

735: 本当にあった怖い名無し 2020/11/07(土) 08:41:36.18 ID:HMOsVMa20
夜の高速道路って初めてで、対向車の風圧とか受けながら、
自動車のタイヤの跡って、自動車じゃ気が付かないですけど、
バイクだとモロで、うっかりすると、弾かれそうになるんですね、

でも、とにかく、実家の風景を見たい、
実家の風景に自分を当てはめたい、
そう思って、バイクで向かいました。
そんな感じで、着いたのは、
まだ夜は完全に明けてなくて、
少し、周りの風景が見える様な時間でした。

そのまま実家に近付くと、バイクの音で近所も含めて
起こしちゃうかもと思って、海沿いを少し走ろうと思いました。
その途中、懐かしい風景が見えて、
その中を走る自分が、優しい空気に包まれている様な感じになりました

737: 本当にあった怖い名無し 2020/11/07(土) 08:53:35.03 ID:HMOsVMa20
さっきまで、高速を走っていた時とは、違う、
こう、優しい・・・何か例え辛いですけど、
僕を包み込んでくれる、様な感じとでもいうか、
さっきまでの感覚が、小さく思える様な、
そんな感覚になって、海沿いを走ったんです。

で、急に喉が渇いたんで、自販機に向かいました。
コンビニなんて、近くになくて・・・。
で、自販機にバイクを止めると、前に広がる、
もう見えている海に向かって歩き出しました。
誰も周りにいない、この時は僕の為にある時間だと思えたら、また、涙が出ました。
そしたら、視界の端っこが割れて
これが、出て来たんです」

739: 本当にあった怖い名無し 2020/11/07(土) 08:59:46.77 ID:HMOsVMa20
Hさんは、ちょっと休憩と言って、私にお茶を勧めました。
こんな話は、普通聞いたら信じる人は少ないだろうな、
でも、何で初対面に近い、私に話すんだろう?
そう思っていると

「じゃ、続きです、ラストです」

とHさんが、話を再開されました。

740: 本当にあった怖い名無し 2020/11/07(土) 09:09:18.96 ID:HMOsVMa20
「あのお、視界の端っこが割れたという表現が当てはまっているのか、
分かりませんが、そういう感じなんです。
で、現れたんです。
まだ明けきっていない薄暗い、K県の浜に、それが現れた、
びっくりです、びっくりなんですが、
僕はどこか、これに会えるのも、期待というか分かってた気がしました。

まあ、兎に角、これが現れてくれた。
僕は、すぐ声を掛けました。

「久しぶり、俺のこと、覚えてる?」

こいつは、犬みたいな動作、伏せをしました。
こういう風に、頭を下げて、
僕は物凄く嬉しくなって、抱きついたんです。
そこから、急に記憶が飛ぶんです。

743: 本当にあった怖い名無し 2020/11/07(土) 09:20:07.61 ID:HMOsVMa20
けど、真っ暗な中で、声がしたような覚えがあるんです。

心配いらない
でも
辛いことが迫ってる
でも
あなたは大丈夫

その声というか、メッセージが残っていて、
はっと、して目が覚める、というか気が付くと、
あいつは、このポーズをして、
明けかけの朝の海に、消えて行ったんです。
こう、段々薄くなるというか・・・
それだけです。
何なのか、正体とかなんかも分かりません。

744: 本当にあった怖い名無し 2020/11/07(土) 09:29:05.58 ID:HMOsVMa20
それから、今まで図鑑とかネットで調べても同じ様な、聖獣いないし。
でも、あの温かさというか、温もりが僕には残ってる
だから、独立もしたし、結婚もした。
子供も出来た、教室も開いた。
なんか、自分がやってる事は、間違いじゃない、安心していいんだ、みたいな。」

Hさんが、話をする為に、前のめりになっていた姿勢に気づいて戻しながら、

「こういう話なんです、オチも教訓じみたところも、ありません。
 長々とすいませんね」

と言いながら、

「けど、不思議です、こんな話を、一気にご住職にするとは・・・
充分、ヤベエ奴ですよね、すいません。
でも、初めてなんです、こいつの絵に質問して下さる方は・・・」

746: 本当にあった怖い名無し 2020/11/07(土) 09:41:07.99 ID:HMOsVMa20
その後、
Hさんの話が、私の想像を超えていたので、主要なところを再度お聞きし、
許可を得て、その「聖獣」の絵の写真を撮らせて頂きました。
そして、自分の体験を体験談として話すということの大切さを、
分からされた、気がしました。

これがきっかけで、Hさんとは、よく話をする仲になりました。
2018年の暮夏のことでした。
今回のこの行為も許可を頂きました。
2020年の今年になって、あの妖怪の話にも似てると思いました。
まだまだ、コロナ禍は治まりませんし、
冬場の過ごし方も去年とは違うと思いますが、皆様お気を付け下さい。

合掌

752: 本当にあった怖い名無し 2020/11/07(土) 14:53:18.09 ID:iG7W4HIe0
>>746
死ぬほど怖くないけど、怖イイ話だったね^_^
今年の妖怪ってなぬ?

753: 本当にあった怖い名無し 2020/11/07(土) 15:34:45.94 ID:BCprYZHH0
アマビエじゃないの


749: 本当にあった怖い名無し 2020/11/07(土) 11:37:02.34 ID:zzrvePuP0
面白かった!この続きはどうなるんだろう。あの言い回しとかきっとあの僧侶さんなんじゃなかろうか…って思ったのだけど。

738: 本当にあった怖い名無し 2020/11/07(土) 08:56:28.28 ID:22LiJTXM0
もしかして、お墓のようなもの、のお坊さん??


742: 本当にあった怖い名無し 2020/11/07(土) 09:18:03.30 ID:HMOsVMa20
>>738
そうです。
不思議ネットさんでまとめて貰った時そんなタイトルでしたね。



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594:名無しのオカルト 2009/10/11(日) 12:08:25 ID: ID:Kz0ezKmDO

ずっと気になってた事があるから書いてみます。
私が7歳の頃、難病になり県内で有名なお寺の住職に祈祷と家や私の事を視て貰いました。
住職はよく当たると評判でしたが、初対面の私の顔を見るなり、あなたの家には良い仏様が二人いるから大丈夫!って言われました。
お仏壇にいらっしゃるよと住職は言ってましたが、両親も私も心当たりがなく意味が解りませんでした。
帰宅して急いで仏壇を確認しました。
すると仏壇には小さな木彫りの古い仏像がひっそりと二体置かれていました。
私も両親もその時まで仏像の事は知りませんでした。
祖父母もどうしてうちにその仏像があるのか知らないけれど、大切な物だと言っています。
ちょっと古いし、荒削りな仏像なので私は少し怖いです。一体何の仏像なんでしょう。

うちは田舎だからか、他にも変なまじないとかあります…。

595:名無しのオカルト 2009/10/11(日) 13:00:15 ID: ID:c0Z40opN0

>>594
今は元気になったのですか?




596:名無しのオカルト 2009/10/11(日) 14:39:52 ID: ID:Kz0ezKmDO

>>595
はい。紫斑病でしたが今は元気です!




597:名無しのオカルト 2009/10/11(日) 20:00:52 ID: ID:IVub3BDO0

>>594
今後ももっともっとお仏壇大切に大事にしてね。






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