【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 人形系



588 :本当にあった怖い名無し:2013/10/22(火) 16:51:16.42 ID:S7OxEaIF0
風習というより古典芸能界の習慣だろうけど、人形浄瑠璃ってあるでしょ。
あの出し物に源平合戦があるんだけど、源氏と平家の人形は絶対同じ箱にしまわないんだってね。
同じ箱に入れるとケンカして人形が傷むからだって。

以前、見習いが源平を見分け違えて一部を同じ箱に入れてしまい、
その箱のほぼすべての人形の首が落ちたと関係者から聞いたことがある。
単に移動中の事故だったのかもしれないけど…


589 :本当にあった怖い名無し:2013/10/22(火) 19:49:47.54 ID:kX/yM6yv0
辻村ジュサブローだったかなあ?
昔、有名な人形師が「人形は完成時に魂抜きしないと世に出せない」というような事をインタビューでしゃべってたよ。
オマエは人間じゃない、勘違いするなというようなことを言い聞かせるとか何とか。





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702: もしもし、わたし名無しよ 2021/07/17(土) 18:21:15.85 ID:/c4x57SL
一応人形の話しなのでここでいいかな
エケコ人形っていうボリビアの神様みたいな人形を買ってみたんだけど到着してから十万円単位でお金が増えていく
商売も少しだけ上向きになってきたし本当に神様が宿ってるとしか思えない
ただそんなに強い神様だと丁寧に扱わないと危ないのではないかと不安に
日本で言う神降ろし?みたいなものとしたら一歩間違うと悲惨な事になるよね
嬉しい反面怖さもあってどうしたものかと思ってる


703: もしもし、わたし名無しよ 2021/07/17(土) 22:25:41.22 ID:v2lsLWwh
エケコは反動も強いと聞くよ
ただ商売ごとには本当に向いてる子なので怖がらなくていい
可愛がってあげて
現地ではタバコとかお供えしてたような記憶

704: もしもし、わたし名無しよ 2021/07/18(日) 00:16:17.42 ID:wWDvwVY9
約束しちゃダメだって見た事あるな
毎週決まった曜日にタバコを吸わせるのでほにゃららしてくださいとかそういう願い方すると破った時の反動が来るとか
都市伝説ぽくて面白い
おじさん可愛いけどね

705: もしもし、わたし名無しよ 2021/07/18(日) 06:00:14.49 ID:JNlSZH1o
>>703
商売ごとに向いてるのは助かる
このご時世ちょっとキツかった

>>704
願い方に気を付ければ良いのか
やっぱどんな姿をしていても神様なんだな

706: もしもし、わたし名無しよ 2021/07/18(日) 13:42:02.99 ID:2qZJP/ll
エケコ人形について初めて知ったけど、愛嬌のある顔の人形だね




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921 :長いです:2005/07/18(月) 17:19:49 ID:iTJ0Xpun0
小学生のときの話です。文章へたくそですが…

私は他人の怪談話は大好きなんですが、とても怖がりでもあります。
例えば、夜1人でいる時は、部屋の鏡やテレビ画面なんかを直視することができません。
だからさっさと電気を消して、布団に潜ってしまうのです。

私の部屋には、フランス人形を安っぽくしたような人形が置いてありました。
幼い頃は平気だったこの人形にも、恐怖を感じるようになり、
正面を向いていたのを横にし、こちらに視線を向けられないようにしたのです。


その夜、体が動かなくなりました。呼吸も途切れ途切れで苦しかったです。
すると右耳に、何か流れ込んできました。野太い男の声で、呪文のような…
半ばパニックになり、声を上げようとしました。
しかし、声を出そうとすればするほど、呼吸が止まってしまうのです。
目をぎょろぎょろさせても、開いてるんだか開いてないんだか、真っ暗で何も見えません。
途端、パキィン!と鋭い音がしました。割られた!と思いました。



922 :長いです:2005/07/18(月) 17:20:26 ID:iTJ0Xpun0
すると、部屋全体が明るくなったのです。電気つけっぱなしでした。
夢だと納得し、ほっとしました。
安心感から部屋中を見渡し、再び眠ろうとすると、あることに気がついたのです。
右のタンスに置いた人形が、正面(つまり私のほう)を向いていました。
再びパニックになった私は、両親の部屋に飛び込み、その晩はそこで寝ました。

翌日、学校で隣の家の幼馴染に、「昨日、怖い夢見てさー」と話をしました。
幼馴染は話半分に、「へー」とだけ言いました。

その日、幼馴染を家に招きました。
幼馴染にその人形を見せると、「スゴイ!大きい人形」と嬉しそうです。
「いいなぁ。夢の人形ってこれでしょ?カワイイじゃん、嫌なら頂戴よ」
幼馴染は、その人形を持っていきたい様子。
今までさんざんリカちゃん貰ってきたし…
そうして、人形は彼女の家に貰われていきました。



923 :長いです:2005/07/18(月) 17:20:53 ID:iTJ0Xpun0
翌日の朝、鏡を見て仰天しました。
顔の右半分を、ニキビのようなものが覆っていました。
「イヤー、気持ち悪い!」
見られたくないなぁとは思いましたが、しょうがない。普通に登校しました。
学校で幼馴染が私の顔を見るなり、「わっ何それ!」と絶叫。
やっぱり目立つか…と思い、「なんだろうねーニキビ?」と答えました。
すると彼女は、「鏡…保健室!!」と、私に小さい棒鏡を持たせました。
顔のニキビは、真っ赤な引っかき傷に姿を変えていました。
「うわっ掻いた覚えないのに!!」

急いで保健室へ行き、洗ってもらいました。
先生が言うには、吹き出物が炎症を起こしたものらしいです。触ってないのに…。
人形を話題にしたんですが、何事もなく飾られているらしいです。



924 :長いです:2005/07/18(月) 17:22:48 ID:iTJ0Xpun0
その日の夜、ベッドに寝転んでいたのですが、顔の右半分がやけに熱いです。
首筋に汗でまとわりついた髪の毛が、チリチリするような感じ。
幼馴染の家から怒鳴り声がします。
夫婦喧嘩か親子喧嘩かわかりませんが、珍しいことではありません。しょっちゅう喧嘩する家です。

「火ぁ事だー!!」
ベッドから飛び起きました。また部屋の電気つけっぱなし。
私は直感でうちだと思いました。きっと隣の兄の部屋。
兄の部屋はゴミ溜めの巣で、押入れの中で寝ており、煙草を吸うからです。
さっき顔が熱かったのも、もしやそれ…?
予想は大きく裏切られました。
真っ赤に染まっていたのは、幼馴染の家だったのです。



925 :長いです:2005/07/18(月) 17:23:24 ID:iTJ0Xpun0
私は飛び出していく両親に、部屋にいるよう言われ、震えながら眠りました。

翌日、幼馴染の家は半分以上焼け落ちていました。
学校に行くと、早速火事のことが伝えられ、明日からカンパを募るのでよろしくと連絡されました。
幼馴染は普通に登校していましたが、やはりみんな遠慮気味でした。
「火事の原因はなんだったんだろう?」
さすがに聞けませんでした。
しかし、幼馴染は自分から事情を話し出したのです。



926 :長いです:2005/07/18(月) 17:23:53 ID:iTJ0Xpun0
「人形が親父に見つかっちゃった。『どこから持ってきた!!』と、すごい剣幕で怒鳴ったの。
 私は貰ってきたと言ったのに、親父はいきなりキレだして、火をつけて床にぶん投げた」
『人形』の単語に、私は背筋に冷たいものを感じました。
「えっ!?じゃあ、それが原因!?」
「まさか。すぐに火は消えたけど、顔が丸焼けたのでそのまま捨てちゃった。…ゴメンね」
私は無言で首をぶんぶん振りました。
彼女のお父さんはすぐカッとなる人らしく、今までも物に当たったり、火をつけたりすることがあったそうです。
今回の火事も、火の不始末が原因。



927 :終わりです:2005/07/18(月) 17:27:10 ID:iTJ0Xpun0
私の部屋に置いてあった人形。
右から聞こえてきた呪文、右側の顔の炎症、顔が熱い、焼かれた人形の顔。
なにかが繋がってるようで怖かったです。

ちなみに彼女はそこを引越し、今は普通の高校に通っているそうで、とても元気です。
私はその一件以来、さらに怖がりになりました。
が、彼女はいまだに、趣味のシルバニアを集めているようです。





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613 :もしもし、わたし名無しよ:2007/08/09(木) 16:31:09

私が厨房だった頃。

 

年末に、粗大ゴミ置き場に大きなポーズ人形が捨ててあった。
綺麗な水色のドレスで、一目で気に入った私はお持ち帰り。
母に見せたけど、母も「お人形は捨てるもんじゃないしね」とあっさり承認。
私は掃除したての室内に飾って浮かれていた。

 

 

613 :もしもし、わたし名無しよ:2007/08/09(木) 16:31:09

その日の夜。
冬休みの宿題で机に向かっていると、ポーズ人形の方から物音がする。
ゴミ捨て場にあったから、まさかG?とおそるおそるふり返ると、人形の裾が動いている。
そして、何か見える。
よくよく目を凝らすと、人の手が…指の先が、スカートの中から見え隠れしている。
「え」
思わず呟くと、指先は一瞬動きを止め、スカートの中に引っ込んだ。
人形ひっくり返して中を確認するのがセオリーだけど、自分にはそんな勇気がなかった。
ビクビクしながら人形を掴んで、ベランダに放逐した。

 

翌日、母には虫干しと偽って人形はベランダに出しっぱなし。そのまま、年明けまで放置していた。

 

 

613 :もしもし、わたし名無しよ:2007/08/09(木) 16:31:09

で、元旦。
行く年来る年も見た、じゃあ明けましておめでとう&おやすみ…と部屋に引上げた時の事。

 

窓ガラスがペタペタ言っている。
ベランダに出した人形を思い出して血の気が引いたね、この瞬間。
ものすごい勇気を振り絞って、カーテンをほんの数cm開けてみた。
そこには予想通りの人形。スカートの裾がほんの少し上がっている。
ただ、人形を見下ろす状態なので、裾の下は良く見えない。そして、見たくも無い。
そのままカーテンを閉めると、布団を引被って強制睡眠。
覚えている限り、ずっとペタペタという音はしていた。

 

翌朝ベランダを確認すると、ポーズ人形のスカートがワイヤーごとまくれ上がっていた。
そのまま、適当な空き箱に包むと初詣に直行。神社の『お焚き上げぬいぐるみ』箱に入れてきました…

 

って、季節感無視で投下。もう十数年前の話でした。




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655 :本当にあった怖い名無し:2005/12/08(木) 10:47:32 ID:oW9D/KNw0
これは俺と両親の体験談。
でも当時3歳だった俺は当然覚えてなくて、両親から聞いた。

俺の父は骨董商をやっている。
絵から古道具、茶道具、なんだかよくわからないガラクタ?みたいなものまで、
色んなものを取り扱ってるんだけども・・・


ある日、父は市(業者同士の販売会みたいなもの)で、ある人形に目を引かれた。
それは、陶器で出来た西洋人形だった。
相当古いものであるのは、ぱっと見でもわかったらしい。
全体的にくすんだ色になったそれを、なぜだか父は一目で気に入り、買い取ってしまった。
当人曰く、「売る気はなく、家に飾るつもりだった」と言う。

・・・しかし、それを家に持って帰って母と一緒に眺めたとき、父はそれを購入したことを後悔した。
見た目が余りに無残だったのだ。
肌の表面はひび割れ、髪は半ば抜け落ち、
ガラス製の目玉が一つ内部に落ち込み、カラカラと音を立てている・・・
「気味が悪い・・・」
母の一言が全てを表していた。
結局その人形は一度も我が家に飾られることはなく、
ベランダの物置棚の奥に、新聞紙にくるまれて放り込まれることになった。



661 :本当にあった怖い名無し:2005/12/08(木) 11:07:04 ID:oW9D/KNw0
その夜のこと。
母は俺(当時3歳)がうなされているのに気づいて目を覚ました。
幼時はわりと引きつけなどを起こしやすい質だったので、もしかして・・・と思ったらしい。
身を起こして息子の方へ近づこうとして、彼女は息子の様子が少しおかしいことに気がついた。
彼は、目を開けていた。
(うわごとじゃなかったの?)
しかし、息子は未だにぶつぶつと何かつぶやきつづけている。
「T(俺の名)くん、どうしたの?」
声をかけても反応しない。
ただ、ぶつぶつとつぶやきつづけるだけ。
「Tくん!Tくん!!しっかりしなさい!!」
怖くなった母は、息子の名を強く呼び体をゆすった。
そうして、ようやく彼は母の存在に気づいたようだった。
「どうしたの?何を言っていたの?」
まだすこし虚ろな表情の息子に、彼女は語りかけた。
息子はしばしの沈黙のあと、ベランダを指差しこう答えた。
「おめめがひとつの人形が来たの。あっちから」
彼女は、言葉を失った。
息子はあの人形のことは知らないはずだった。
嫌な汗が流れてくるのを感じながら、彼女は息子に尋ねた。
「お人形が来て、それでどうしたの?」
「あのね・・・」



664 :本当にあった怖い名無し:2005/12/08(木) 11:24:11 ID:oW9D/KNw0
要約すると、何やら色々と話をしたのだという。
が、その内容が3歳児の語ることなので全く要領を得ず、時間の経過もあって記憶が曖昧になっているそうだ。
だが最後に一つだけ、これだけはっきり覚えているものがる。
「だれにも話してはいけない話をした」
俺は、たしかにそう言ったらしい。
母がどれだけ聞いても、その内容だけは決して教えなかったそうだ。
「人に話してはいけない。話してはいけない。話したら・・・」
最後にそう言って、そのままこてんと眠ってしまった。
翌日、母はそのことを父に話したが、彼はなぜかそのことを知っていた。
俺がつぶやいていたことが、人形のことであるのに気づいて、布団の中で震えていたらしい・・・

結局、人形は捨てられることになった。
ビニール袋に入れ、父がゴミ捨て場に持って行こうとしたのだが、
急にずしりとした重量感を感じて、袋を落としてしまった。
人形はただ落ちただけで、なぜこれほど?と思うほどに粉々になってしまったらしい。
父曰く「物に惹かれるということは、たまに理屈ぬきでこういうことがあるもんだ」と。

・・・結局、俺が話した『人に話してはいけない話』はなんだったのだろうかと、今でも気になっている。





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