【閲覧注意】怪談の森【怖い話まとめ】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 人形系



615: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/10/16 17:16
割り込んでいい?

自分自身の体験なんだけど・・・。
私の家にはおばあちゃんが子供の頃からある1メートルくらいの大きさの日本人形があります。
ガラスのケースに入ってるんだけど、着物は古ぼけて色あせてるし、髪の毛もぼさぼさ。
小さい頃は両親と私たち兄弟の寝ている部屋においてあったので、幼心にちょっと怖い感じがしていました。

ある夜、茶の間でテレビを見ていると、人形のある部屋で寝ている弟が泣き出しました。
そばに行ってちょっとあやしてあげればすぐ泣き止むだろうというので、私が弟のところへいくことに。

弟の布団は、人形の置いてある板の間の前に敷いてあり、
泣いている弟をあやそうと、私は人形に背を向けて弟の布団の横に座りました。
当時弟は1歳前後だったと思います。
おなかのあたりを優しくゆっくりトン、トン、と叩いてあげると安心して寝るだろうと思い、
私は弟のおなかに手を当てました。

すると、背後から子守唄が聞こえてきたんです。
「人形が歌ってるんだ。」
そう思ったら、怖くて後ろを振り向けませんでした。
子守唄の後、もう1曲、当時妹がでたらめに歌っていた盆踊りの曲も聞こえてきました。

茶の間に戻り、両親にその話をすると、
「お前には七五三で着物を買ってあげたけど、あの人形はずっとぼろぼろの着物を着てる。
羨ましがっているといけないので、何か買ってあげよう。」ということになり、
後日、子供用の草履と巾着袋を買い、ガラスケースの中に入れてあげました。

その後は何もありませんが、今も、その人形は実家に置かれています。


618: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/10/16 17:42
(゚д゚*)えぇお話や・・・>>615

617: 青田 ◆t291XhvMgA 02/10/16 17:39


>615

うわあ・・・。確かに怖いようですが、「子守り唄」ってのが
妙に優しいですね。615さんがあやすのを手伝ってくれたんでしょうか。
あと

>当時妹がでたらめに歌っていた盆踊りの曲も聞こえてきました。

これを人形さんがやってくれてたんだとしたら、怖いどころか
「可愛い」とすら感じてしまうかも。でも実際は怖かったんですよねえ。






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221 :名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/20(金) 16:18:06 ID:KXG1JRVP0
義母がすごく怖い顔の人形を持っていた。
人形自体は西洋風の普通の人形なんだけど、顔が怖いと言うか、なんか凄みがあるというか・・
とにかく同じ部屋にいるのが怖い感じ。

義母の引き取り同居に向け荷物整理をしにいった時、この人形はどうしたのかと聞くと、
遠縁の女性が子供の頃から持っていたが、結婚するときにその女性の実家に置いて行ったとの事。


その人形が寂しいと泣く・・そう聞かされた義母が人形を可愛そうに思って引き取ったと聞いて皆唖然・・。
人形が怖いと口に出したのはその日が初めてだったが、
夫も居合わせたコトメも、前々から私と同じ事を感じていたそう。

義母を説得して人形をお炊き上げに出すことにした。
車に一晩置いておいて、次の日電話帳でお炊き上げ業者を調べ、
近くまで行ってから詳しい場所を聞こうと電話するが、 ずっと話中で繋がらない。
仕方が無いので一旦家に帰って別の業者を探すことにしたが、
二つ目の業者に持っていく途中、車で事故を起こしそうになった。
実は一件目の業者に向かう途中も、
いつも車のライトオートに設定していたのに、知らない間にオート解除になっていて、
トンネルで点燈していないのに気がつきあわててライトを点けたり、ちょっと怖い思いをしてる。

ちなみに母は鳴き声を聞いていないそうです。
遠縁の女性は結婚、出産後、メンタル系を患い今も通院しています。



222 :名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/20(金) 16:57:07 ID:xhF9YiB5O
>>221乙!久々に怖い話キタ!
無事に炊きあげられたのかな?



226 :221:2009/02/20(金) 17:56:20 ID:h05VHEZv0
>>222
故人の遺品整理をしてくれるお炊き上げ業者(葬儀屋さん)からお寺に持っていってもらい、
魂抜きのお経を上げてもらい、先日無事にお炊き上げが済みました。

ゴミ袋に一杯でも一個でも同じ料金なのですが、うちは人形一個のみの持ち込みなので、
業者も気味が悪かったでしょうね。



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61 :名無しの権兵衛さん:2010/05/17(月) 15:50:50 ID:qapZa6Zv.net

こりゃめという人形?の話を聞いた。
肌身離さずもっていると災害を身代わりに受けてくれる。

 


61 :名無しの権兵衛さん:2010/05/17(月) 15:50:50 ID:qapZa6Zv.net

で、だんだん大きくなる。大きくなるといずれ分裂するらしい。
分裂した小さな固まりは呪いに使えるそうだ。
でもそこまで大きくするのはかなり時間がかかるので、曰く有りの場所に埋めると促進される。
自殺の名所とか、人がよく死ぬ場所とか。
俺に教えてくれた人は、トンネルの隙間に埋めていた。発破師がいっぱい死んだところ。

 

61 :名無しの権兵衛さん:2010/05/17(月) 15:50:50 ID:qapZa6Zv.net

見たけど、白くてぶよぶよしてて、ふやかした湿布みたいなやつだった。
教えてくれた人の故郷の呪いらしい。関西っぽいなまりがあった。
見た途端吐き気がするほど気持ち悪かった。なんだろ。

 



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261 :本当にあった怖い名無し:2007/02/04(日) 12:08:59 ID:x6gK1L0r0

俺んちは田舎で、子供の頃から絶対入るなと言われていた部屋があった。
入るなと言われれば入りたくなるのが人情ってもんで、俺は中学生の頃こっそり入ってみた。
何て事は無い、普通の部屋だった。
変な雰囲気もないし、窓からはさんさんと日光も入ってきて、何も怖くない。
なんだ、ただ単に部屋を散らかされるのが嫌であんな事言ってたのか、と思い拍子抜け。
退屈ということもあって、その場で眠ってしまった。
それでも金縛りにも全然あわないし、数時間昼寝して起きた。
寝てるときも起きてるときも怪奇現象一切無し。やっぱり全然怖くない。
入るなと言われてた部屋だから、怖いのを期待してたのに・・・

 

部屋を出るときに、何気なく部屋にあったタンスの引き出しを開けたら、
和風の人形(雛人形を小さくしたような感じ)が一体だけ入ってた。
人形が入っている引き出しはそれだけで、他の引き出しには普通に着物とかが入ってた。
こえぇええと思った。

 

 

263 :本当にあった怖い名無し:2007/02/04(日) 16:15:23 ID:jm8a30g90

後になって(人形の話とかはせずに)ばあちゃんに聞いてみたら、
なんでもあの部屋は親父の妹さん、つまり俺から見ると叔母さんに当たる人の部屋だったらしい。
タンスの中の物も全て叔母さんの物。
といっても、もう当時からも30何年も前の話。
家を今の状態に建て替えたのは、両親が結婚してすぐのことで、
将来子供が(まあ俺のことなんだが)出来たときのために、二世帯住宅化したわけだ。
で、その時に、少し庭を潰して増築したのがまずかったらしい。
その増築したところに建っているのが『入ってはいけない部屋』。
つまり叔母さんの部屋だったんだが、どうも家を新しくしてから叔母さんの様子がおかしくなった。
まず最初は、部屋で寝たくないと言うようになったらしい。
叔母さんの話によると、新しい部屋で寝るようになってから、
どんなに熟睡していても、夜中の3時になると決まって目が覚めるようになったらしい。
そして、目を開けると消したはずの電気が点いてて、枕元におかっぱの女の子が座って居るんだって。
そして、不思議なことに、煌々と点いた灯りの下で、女の子の顔だけが真っ黒になっていて見えない。
でも、何故か叔母さんには解ったらしい。笑ってるって。

 

そんなことが1週間くらい続いた。
叔母さんは頭の良いしっかりした人で、最初はみんなに気味の悪い思いをさせたくない、と黙っていたんだけど、
もう限界と、じいちゃんに言ったらしいんだ。
だけどじいちゃんは、
「嫁にも行かんで家に住まわせて貰っているくせに、この大事な時期(親父とお袋のこと)にふざけたこと言うな。
 出て行きたいなら出て行け」
と突っぱねた。

 

 

264 :本当にあった怖い名無し:2007/02/04(日) 16:16:18 ID:jm8a30g90

それから半月くらい経って、ばあちゃんふと叔母さんの話を思い出した。
近頃は叔母さん何も言わなくなったし、一日中妙に優しい顔でにこにこしていたから、
もう新しい家にも慣れて変な夢も見なくなったんだろう、くらいに考えて、叔母さんに聞いてみたんだ。
そしたら叔母さん、にこにこしたまま、
「ううん。でももう慣れたよ。
 最初は一人だったんだけどね、どんどん増えていってる。
 みんなでずっとあたしのこと見下ろしてるんだ」
そう言って「あはははは」と、
普段は物静かな人だったという叔母さんには、とうてい似つかわしくない笑い声を上げたらしい。
たぶん、叔母さんのその話が本当だったにせよ、夢や幻覚のたぐいだったにせよ、
この頃にはもう手遅れだったんだろう。

 

叔母さんの部屋の隣は、じいちゃんとばあちゃんの部屋だったんだが、
その日ばあちゃん、真夜中に隣から「ざっ、ざっ、ざっ、ざっ」って、穴を掘るみたいな音がして起こされた。
叔母さんの部屋に行ってみると、部屋の畳が引っぺがえされてる。
そして、むき出しになった床下で叔母さんがうずくまって、素手で一心不乱に穴を掘ってるんだよ。
「何やってるの!?」
ばあちゃん、さすがに娘が尋常じゃないことを察して怒鳴った。
でも、叔母さんはやめない。口許には笑みさえ浮かんでいたという。

 

しばらくして「あった……」と言って、床下からはい出してきた叔母さんの手に握られていたのは、
土の中に埋まっていたとは思えないほど綺麗な『小さな日本人形』だった。
叔母さんはばあちゃんに人形を渡すと、そのまま笑顔で壁際まで歩いていき、
ごんっ、ごんっ、ごんっ、
何度も何度も自分の頭を壁にぶつけだした。
ごんっ、ごんっ、ごんっ、
「何やってるの××(叔母さんの名前)!」
ばあちゃんは慌てて止めようとしたけど、叔母さんはすごい力で払いのける。
「何やってるんだろう?本当だ。あたし、なんでこんなことやってるんだろう。
 解らないわからないわからない……」
叔母さんの言葉はやがて、意味のない笑い声の混ざった奇声に変わっていった。
そして、ばあちゃんは聞いてしまったという。
叔母さんの笑い声に混じって、確かに子供の、しかも何人もの重なった笑い声を。

 

 

265 :本当にあった怖い名無し:2007/02/04(日) 16:17:06 ID:jm8a30g90

叔母さんはそのまま10分以上頭を壁にぶつけ続け、最期は突然直立し、そのまま後ろ向きに倒れ込んだ。
「おもちゃみたいだった」ってばあちゃんは言ってた。
起きてきたじいちゃんが救急車を呼んだが、駄目だったらしい。
延髄だの脳幹だの頭蓋骨だのが、ぐっだぐだだったとか。
話を聞いたお医者さんは信じられない様子だった。
「自分一人でここまでするのは不可能」とまで言われたらしい。
殺人の疑いまで持たれたとのこと。

 

さすがにここまでになったらじいちゃんも無視できず、娘をみすみす死なせてしまった後悔もあって、
お寺さんに来て貰ったらしい。
住職さん、部屋に入った瞬間吐いたらしい。
何でも昔ここに、水子とか幼くして疫病で死んだ子供をまつるほこらがあって、
その上にこの部屋を作ってしまったから、ものすごい数の子供が溜まっているらしい。
「絶対この部屋を使っては駄目だ」と、住職さんにすごい剣幕で念を押された。
ばあちゃんが供養をお願いした例の人形は、
「持って帰りたくない。そんな物に中途半端なお祓いはかえって逆効果だ。
 棄てるなり焼くなりしてしまいなさい」
と拒否られたらしい。

 

で、そこからは怪談の定石。
ゴミに出したはずの人形が、いつの間にか部屋のタンスに戻ってたり、
燃やそうとしても全く火が点かず、飛んだ火の粉で親父が火傷したりと、
もう尋常じゃないことになって、
困りあぐねて最後は、とりあえず元の場所に埋め戻して、部屋は丸ごと使用禁止にしたって訳。

 

悲惨な話だから、経緯は俺に言わないでおいてくれたらしい。
「とりあえず、元の場所に戻したのが良かったのか、人形はそれっきり。また出てこないと良いけどねえ」
うん。ちゃんと出てきてたよ、おばあちゃん。





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 244 本当にあった怖い名無し 2006/01/24(火) 22:20:02 ID:xubYHEObO

中学二年の秋口、俺は勉強や部活そっちのけでオカルトにはまっていた。
そのきっかけになったのが、近所に住んでいた従姉妹で、この人と一緒にいたせいで何度かおかしな体験をした。
これはその中のひとつ。

 

夏休みも終わり、ひと月が経とうとしている頃だった。
俺は従姉妹に誘われ、家から一時間ほどの場所にあるケヤキの森に来ていた。
美人だが無口でオカルト好きな従姉妹は取っつきにくく、正直二人でいるのは苦手だったが、
従姉妹が買ったバイクに乗せて貰えるので誘いにのった。

 

 

244 本当にあった怖い名無し 2006/01/24(火) 22:20:02 ID:xubYHEObO

ケヤキの森は周辺では有名な心霊スポットで、
曰わく、今は使われていない製材所で夜毎手首を探す男が出る。
曰わく、森の中ほどに位置する沼には死体が幾つも沈んでいる。
といった調子で、怪談にはことかかなかった。
そうでなくても木々が鬱蒼と茂り、昼でも薄暗い様子は、一人きりで放り出されたような不気味なものがあった。

 

従姉妹が俺を誘ったのも、オカルト要素たっぷりのスポットを探検したいがためだった。
森の内部に踏み入るにつれ道は狭く細くなり、やがて獣道同然の心許ないものになった。
俺は既に腰が引けていたのだが、従姉妹が躊躇いなく進んでいくので、仕方なく付いていった。

 

 

245 本当にあった怖い名無し 2006/01/24(火) 22:21:56 ID:xubYHEObO

やや大きめの木の下にさしかかったとき、従姉妹が嬉しそうに何かを指差した。
見上げると、その木に板が打ち付けてあった。いや、ただの板ではない。太い釘が大量に刺さっている。
近づいてよく見ると、板に細い木材を組み合わせた、ノッポな人形のようなものが付けられており、
そこに五寸釘が大量に打ち込まれていた。

 

俺は人形を見上げながら、どこかしら奇妙な違和感を覚えていた。
藁人形ではなく木の人形、身を捩るような造形のそれは、
全体は稚拙ながら関節まで再現され、それ故に禍禍しさを感じさせた。
俺は従姉妹に引き上げようと告げ、元来た道を戻り始めた。
従姉妹は意外にも素直についてきたが、恐ろしいことを口にした。
「夜に来てみない?丑の刻参りが見られるかも。釘、まだ新品だったし」
俺は強く反対したのだが従姉妹に押し切られ、結局その夜、家人が寝静まった夜半過ぎに家を抜け出した。

 

従姉妹と待ち合わせケヤキの森につく頃には、一時を回っていた。
入り口にバイクを隠し、懐中電灯の明かりを頼りに森の中へと足を進めた。
夜の森は静まり返り、昼間とは全く違う顔を見せていた。
鈴虫やコオロギの声、俺や従姉妹が下生えを踏みしめる音。有機的な匂い。
時おりがさっと何かが立てる音がして、俺をびくつかせた。
だが従姉妹は意に介する様子無く歩き、俺は呆れると同時に心強く思った。

 

 

246 本当にあった怖い名無し 2006/01/24(火) 22:24:34 ID:xubYHEObO

昼間人形を見つけた木までたどり着き、離れた茂みに身を潜めることにした。
従姉妹が時計を確認し、懐中電灯を消す。
「もう少しで二時。楽しみだね」
従姉妹が囁いた。
俺は内心『楽しみじゃねえよ』と毒づきつつも頷いた。確かに高揚するものはあった。
動くものが無くなった森の静寂は、耳を刺すようだった。
ここに着くまでに多少汗をかいたのだが、それも今は引きやや肌寒いくらいだった。

 

時間は歩みを止めたかのように速度を落とした。先ほどの高揚はやがて緊張に姿を変えた。
俺は暗闇の中に打ち付けられている人形を思い浮かべ、昼間の違和感は何だったのかと考えていた。
木……人形……幹。
「あっ」
俺は思わず声を上げた。従姉妹が振り返る気配。「しっ」と小さな声が聞こえた。
俺は違和感の正体に気づいた。何で思い当たらなかったんだろう。
あの人形を俺と従姉妹は見上げていた。勿論従姉妹は女、俺はまだ中学生だ。
だがあれは、二メートルよりかなり高い場所に打ち付けられていた。
大人でも、五寸釘を打ち込むのには、適切な高さがあるはずだ。自分の目の高さか、もう少し上くらい。
だがあれは、二メートル五十はあった。一体どんなやつなら、あんな場所にある人形に釘を打てるんだ。

 

 

247 本当にあった怖い名無し 2006/01/24(火) 22:27:02 ID:xubYHEObO

俺が恐慌をきたし始めたとき、遠くから下生えを踏む音が聞こえてきた。虫の声が止んだ。
微かな音を立て、ゆっくりとこちらに近づいてくる。
従姉妹が隣で息を飲んだ。俺は自分の手足が冷たくなるような感覚に襲われた。
足音が近づく。引きずるような乾いた擦過音が混じる。
もう目前から聞こえてくる。いくら夜の森でも、ぼんやりとくらいは見えるはずだ。
しかし、目の前には何も見えない。

 

ただ足音だけが通過した。そして、立ち止まった。
木の下に着いたのだろうか。あたりは再び静まった。もう足音は聞こえない。
「あ、ヤバい」
従姉妹が小さく呻いた。
「逃げるよ」
そう言って俺の腕を掴み走り出す。
それで一気にパニックが襲った。必死に走った。よく転ばなかったものだと思う。
とにかく、何かが、得体の知れない何かが追ってくるのを想像して全力で駆けた。

 

バイクの隠し場所にたどり着くと、従姉妹を急かしてバイクの後ろに飛び乗った。
その間、片時も背後の森から目を離さなかった。
エンジンがかかり、走り出すと安堵感が全身を包んだ。
最後に振り返ったとき、森の入り口に、何か白いものが見えたような気がしたが、よく分からなかった。

 

 

248 本当にあった怖い名無し 2006/01/24(火) 22:29:18 ID:xubYHEObO

後日、従姉妹にあの夜見たものを聞いてみた。
俺はかなり後を引きずっていたのだが、従姉妹は全く堪えていないようだった。
「あれはね、生きてるものではないね。肉体が活動しているかって意味で言えばってことよ」
「何であんな高い場所に打ちつけてあったんだよ」
「ああいうのは、感情の強さによって形を変えるの」
「死んでからもあそこに通ってたってこと?」
「通ってたってより、あの人形そのものになっていたんじゃないかなあ。あの人形、やたらノッポだったでしょ」
そして従姉妹は、にやりと笑ってつけたした。
つまり、あの人形をあんたの家に置いておけば、毎晩あれがくるんだよ。

 

しばらくの間、俺はそれまでとはうって変わって、家中を掃除するようになった。





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