【閲覧注意】怪談の森【怖い話まとめ】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 人形系



354 :名無しの心子知らず:2009/09/04(金) 14:59:49ID:qIpZX3ZA
オカルトちっくな話が混じります。
人により心底寒くなるので嫌いな人はスルーしてください。
更に未解決。

我が家には、祖母の嫁入り道具だったものすごく美人な市松人形がありました。
祖母の高祖母(没落貧乏公家の姫さん)が死んだ姉の形見としてこしらえ、嫁入り先に持参。
以来、母→娘、もしくは姑→嫁・祖母→孫娘といった具合に、同姓の女伝いに受け継いでいるものです。
ものすごくきれいな黒髪なのですが、それはものっそ人毛です…
初代の持ち主の姉の遺髪が原材料なんだそうで。

祖母はこの人形を大層可愛がり、妹分扱いで大事に大事にしてました。
孫の晴れ着と同じ振袖をわざわざ作ってやったり、ボケが入る前から話しかけたりと、半分人間扱い。
ばあちゃん子だった私は、祖母の真似をして人形を生きていない友達扱いしてました。
このおかげで人形に気に入られ、祖母の死後親戚一同に押し付けられました。

この人形、ものすごく怖いんです。


363 :354:2009/09/04(金) 15:07:30ID:qIpZX3ZA
この人形、何も知らなければ骨董品の値打ものに見えるらしく、回覧板を持ってきた近所のSさんに盗まれました。
数日前、実家から送られてきた地元産の梨をおすそ分けしますね、と台所に引っ込んだ1~2分程度の時間で。
丁度、人形の顔の塗り(ちゃんとなんというのかは分かりません。顔の化粧を重ね塗りすること)をするのに、
人形師さんに預けてて、それが宅配で戻ってきていたんです。
玄関の下駄箱の上の棚に仮置きして、ガラスケースを磨いてから戻そうと思ってたんです。
目のつく場所にあったし、無防備でもあったわけで。
犯人丸わかりなのに、どうしてあんな馬鹿なことをしでかしたのか、本当に謎です。

どうやって取り戻そうかな、と考えていたその日の夕方。(盗まれて二時間も経ってない)
Sさんは自宅から30mと離れていない路上で軽トラにはねられ、漫画のようにスッ飛び田んぼに落ちました。
高さ2m以上、飛距離7、8mはあったかと思います。
二階のベランダから見てしまいました。


372 :354:2009/09/04(金) 15:15:47ID:qIpZX3ZA
別の人が119通報して、Sさんは運ばれて行きました。
骨盤がえらい割れ方をしているそうです。
下手すると歩けないようになるかもしれないとか。
他にも、エンジンを切ったばかりの自家用車がいきなり後進。
自宅の外壁に被害を与えたりとか。(人的被害はなし)

多分、あの人形が攫われて怒っているのだと思います。
まじもんであの人形は魂が入っているんです。
本気で髪伸びます。一晩で23cm伸びたことがあります。昔計ったことがあります。
勝手に屋内で移動とかもやります。日当たりが良すぎると、勝手に涼しいところに動いたりとか。
身内の中の話でも、勝手に持ち出して売り飛ばそうとした馬鹿が同じように事故に遭ったりとか。
過去、20数回盗まれたり盗まれそうになったりしても、そのたびにちゃんと巡り巡って帰宅してきたりと、
本当に怖い人形なんです。
このままあの人形をSさん宅に置いておくと、Sさん一家にまだまだ災難が降りかかると思うんです。
(過去の例からいくと、徐々に被害が大きくなり、5回目辺りで飛躍的に悪化するはず)

そればかりか、『なんで迎えに来ないの』とばかりに、私の方にも微妙な不幸が降りかかるんです。
バカバカしいけれど、小指を壁にぶつけたりとか、箸の先っぽだけ折れたりとか、
一緒に焼いたのは焼けているのに、私の魚だけ生通り越して身が血抜きしてないみたいな状態だとか。
どうやって迎えに行けばいいのでしょう…肝心の犯人は病院なんですよ。


380 :名無しの心子知らず:2009/09/04(金) 15:22:31ID:4554+ydy
その人形の写真はないの?それを持ってK察に行ってSさんちに一緒に行ってもらうとか?
しかし軽トラの運転手気の毒だ。


379 :名無しの心子知らず:2009/09/04(金) 15:22:23ID:srDRaWZK
コワイは怖いけど、>>354に対するお人形様の理不尽なツンデレ具合に微妙に和む・・・


381 :名無しの心子知らず:2009/09/04(金) 15:25:37ID:XlVx7Ky3
>>372あなたのは、不幸じゃなくて、人形からのSOSなんじゃないの?
泥ママ宅の前で『帰っておいで』って心の中で呼び掛けたら、帰宅するかもよ?


387 :名無しの心子知らず:2009/09/04(金) 15:31:27ID:welN7lCL
軽トラの運転手、一生台無しだな。もちろん家族も。
もしも泥が半身不随になったら、一生保障しなきゃならないし、子供がいたらその人生までが悲惨。
人形のタタリがもしも本当にあるのなら、
なんでそんな人目を引く人形を、玄関なんて防犯上尤もマズイ場所に置きっぱにしたの?


391 :354:2009/09/04(金) 15:36:00ID:qIpZX3ZA
>ツンデレ
…?
大学に入って、バイトだ資格試験の勉強だって、一年半以上帰省しなかったら、
成人式で帰った際、人形のガラスケース(木製の台に被せる形をしてて、ロック固定されている)を、
頭の上から落とされて、全身ガラスの破片まみれになりましたよ?全然デレがないよ?
怪我はなかったけれど、あれは茫然としたっけ…

>警察
それしかないですかねえ。
鑑定書とかはちっともないというか、
人形と一緒に、人形師さんが書いてくれた状態と修理した部分の詳細などと、
修理前後の写真とか持ってかれたので、立証がアレです。
祖母が生前人形と映った写真があるので、それ持って交番行ってきます。
オカルト云々は信じてもらえる話じゃないので省略して。
事故にあったばかりの被害者を盗人呼ばわりするので、非常に外聞が気になりますが。

>軽トラの運転手
エンジンはかかったままだったそうですが、人は載っていなかったそうです。
別の近所の人が教えてくれました。(この方はすごいスピーカータイプ)
傾斜のない道路でどうして動いたのかって、ものすごい興奮してました。
根回し兼ねて、人形のことを相談するふりして話してみました。派手に言いふらされそうです。


691 :354:2009/09/05(土) 14:59:50 ID:Q3aZxxsi
取り急ぎ簡潔に報告します。
警察と病院に二日連続行って非常に疲れたので、箇条書きで失礼します。

1、人形は、昨日の内にSさんの旦那さんから返していただきました。
非常に丁寧な謝罪もあり、
万が一破損がないよう確認のため、修理をお願いしていた人形師さんにもう一度見てもらうために送料を負担。
問題があった場合の修理費用は、全額持ってくださるそうです。
取り敢えず送料として、現ナマ五万円を預かりました。

2、Sさんの怪我は、骨盤ではなく片足の大腿骨の単純骨折で、
繋いで普通に治ってしまえば障害などは残らないらしい、とのこと。まだ40代で若いし。

3、我が家よりも被害の大きなお宅があり、そちらは今回の件に巻き込まれて我慢限度を突破。
正式に被害届を出し(今までも相談実績があるらしい)訴えるそうです。

4、軽トラの持ち主は多分、無罪になるんじゃないかということらしいです。

Sさん宅の玄関先で足を捻り、足首が今も痛いです…これも微妙な不幸なんだろうか…
最終的な決着がついたら、その後かオカ板のチラ裏(あるんだろうか?)にでもひっそりと投下します。
以上です。




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621 :彼の地:02/04/02 09:13
リア厨の頃、姫路のとある廃屋に肝試ししようって、友達2人と忍び込んだことがある。
この2人とつるんでいると、なぜか不思議な体験をすることが多かったんだが…。

その廃屋はまさに洋館という感じで、広い玄関ホールは薄暗く、埃が積もっていた。
俺らは、そんなもんあるわけないのに「食い物探そうぜ」と、台所に向かった。

台所に着いて棚やなんかを探したけれど、もちろん食い物なんか何も無く。
「やっぱ何もねぇなー」とか言いながら、最後にでかい冷蔵庫を開けた。
そしたら、そこには目がパッチリした金色の髪の人形。古びたフランス人形がちょこんと座っていた。
俺らはメチャクチャビビって、
「うわ、悪趣味な悪戯すんなよ!」とか、「誰かがこれ仕掛けてったんじゃねぇの」とか、
「なんで冷蔵庫にフランス人形なんだよ!」とか、口々に叫んだ。
でも俺らだけが脅かされるのもムカつくんで、
次誰か来たときのためにと思って、フランス人形をそのままにして、冷蔵庫の扉を閉じておいた。

次に俺らは、暖炉のある広い部屋に忍び込んだ。
扉の真正面の壁にデカイ暖炉がすえつけてあって、机とソファーもそのままに残っている。
何か面白いもんねぇかなと思って暖炉の中を覗き込むと、暖炉の床に何か不気味な燃えかすが残っていた。
頭の無い、人の形をしたもの。
服は燃え焦げているけど、それがフランス人形だったんだろうってことはわかる。
それを見た時は、さすがに3人ともぞっとして、「おい、もう帰ろうぜ!」ってことになった。
クルッとドアの方を振り向いた瞬間、全身が総毛立った。
開け放してあったはずのドアがなぜか半分閉じていて、
ドアのちょうど目線の高さの位置に、焼け焦げたフランス人形の頭が釘で止めてあるのが見えたからだ。
部屋に入ってきたときには、確かにそんなものは無かったはずだった。
その時、冷蔵庫に入れっぱなしのフランス人形が気になった。
なんとなく燃やされたフランス人形を見てかわいそうな気がしたので、
三人で話し合って「あのフランス人形、冷蔵庫から出しといてやろう」ってことになった。

台所に戻って冷蔵庫を開けると、そこにいたはずのフランス人形はなくなっていた。
さっき冷蔵庫を閉めたのも、二度目に冷蔵庫を開けたのも俺自身だった。

その後は、3人で一言も発さずに脱兎の如く廃屋から脱出し、
廃屋が見えなくなって、ようやく息ができるようになった。




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143 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/08/03(木) 00:08:14 ID:C5KNLqsy0

流れ豚切りで投下してみる。
火に油を注がなけりゃいいけど・・・
実話というか、母から聞いた話。肉親の話だから嘘じゃないとは思う。
母の昔の記憶だから、多少あいまいなとこはあるかもしれないけど。

母がまだ子供の頃なんだけど、遊んで家に帰ってきたら、居間の雰囲気がいつもと違う。
そんときは家に誰もいなくて、母一人。で、何が違うのかよくよく考えたら、飾って
あった人形の位置が変わってたんだと。
普段はサイドボード?(食器棚みたいなやつ)の中に入れて飾ってるはずが、何故か
床にうつぶせの状態で落ちてたらしい。
母の母(俺のばあちゃんな)は几帳面な人だったから、人形を放り出してどっか出かける
なんてあり得ない、母はそう考えて最初は泥棒が入ったんじゃないかと疑ったんだそうだ。
だけど、部屋の中の他のものは全く動かした形跡もないし、何か気持ち悪いなと思いながら
母は元の場所に人形を戻しておいた。そうしてるうちにばあちゃんが家に帰ってきたんで
母が聞いたらしい。「人形床に落ちてたけど、動かした?」みたいな感じで。
そしたらばあちゃんは血相変えて「本当か!?」と慌て出したらしい。
慌て方が尋常じゃないんで、母も怖くなってばあちゃんに何が起きてどうなったのか聞いた
らしいんだが、教えられないの一点張り。とりあえず母の父(俺のじいちゃんだ)が
仕事から帰るのを待ってたんだと。

144 名前: 143 2006/08/03(木) 00:09:19 ID:C5KNLqsy0

じいちゃんが仕事から帰ってきて、ばあちゃんが早速そのことを報告すると、じいちゃんが
いきなりばあちゃんを張り倒して「だから捨てろと言ったんだ!」ともうブチ切れ。
その日のうちに、車で1時間以上かかる距離の寺まで行く、といってじじばばは出て行ったんだと。
母は一人残されて心細く思いながらも寝たんだそうだ。そしたら夢の中にその人形が出てきて
居間の中を飛び回ってる夢を見たらしい。普段見慣れてる人形の姿じゃなく、もっと人間ぽい
質感になってたと母は言ってたが昔の話だし、夢の中のことだから俺にはわからん。
朝になって母が起きてくると、じじばばが疲れきった顔して朝飯食ってた。昨日はいったい何が
あってどうしたんだ、と母が聞いても「あなたは心配しなくても大丈夫」と取り合ってくれな
かったそうで、母はもやもやしながら学校へ行った。
で、学校から帰ってくると、ばあちゃんがその人形を丁寧に拭いている。特に足の裏を念入りに
拭いていて、何をしてるのか聞いてみたがばあちゃんは教えてくれない。
ちらっと見えた人形の足の裏は、泥がついたみたいに真っ黒くなってて、ばあちゃんがそれを
拭いてるように見えたらしく、さすがに母も気持ち悪くなりばあちゃんを問い詰めた。

145 名前: 143 2006/08/03(木) 00:10:04 ID:C5KNLqsy0

で、ばあちゃんが白状した内容が
・人形は昔からばあちゃんが大事にしていた(ばあちゃんが子供の頃から)
・大事にしすぎて、じいちゃんと結婚するときも捨てるに捨てられず持ってきた
・以前も人形の位置が変わったり汚れたりしたことがあり、寺に相談に行った
・寺の住職の話によると、ばあちゃんが人形を大事にするあまり、人形自体に念のような
ものが移り、霊的なものも入り込む受け皿になった、との事
・そのときは住職にお経を唱えてもらって、静まった。住職からは、「このまま家に置いておくと
また良くないものが入るから、寺に預けたほうがいい」と言われたが大事なものなので断った
・昨日もその寺に人形を持って向かったはずが、寺に着いてみると人形がどこにも見当たらず
仕方なく帰ってきたら、玄関先に人形が落ちていて足の裏が真っ黒だった。
・箱に入れて持っていったので、出るときに玄関先に落とすということはありえない。

その話をしてる間中、ばあちゃんは人形の足の裏を拭き続けていて、母は子供心にばあちゃんが
よっぽどその人形を大事にしてるんだな、ってことと、その人形にはまだ何かの霊がとりついて
いるんだ、ってことを思って、どうしようどうしようと考えてたらしい。

146 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/08/03(木) 00:10:52 ID:w72PQDMi0

>>140
村名は覚えてないの?ググったら何かヒントが出てくるかもしれんよ。
もしかしたらやヴぁい事件かもしれんじゃないか

147 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/08/03(木) 00:11:21 ID:hzF+6gty0

>>130
その殺伐とした雰囲気がいいんじゃね?

148 名前: 143 2006/08/03(木) 00:12:07 ID:C5KNLqsy0

じいちゃんが仕事から帰ってきて、母はじいちゃんに相談した。じいちゃんも前回人形がおかしく
なったときにひどい目にあったらしく(詳しくは教えてくれなかったそうだが)、今回はどうしても
人形を処分したかったらしい。で、ばあちゃんに言うと渋られるだろうから、ってことで、ばあちゃん
が寝てからコッソリ人形を寺に持っていくことにした。母も人形に対する怖さが先に立ってしまって
それに賛成したらしい。
で、その夜、じいちゃんは人形を持って出かけて、そのまま帰ってこなかったらしい。
人形はというと、次の日の朝、玄関先に落ちているのをばあちゃんが発見した。ばあちゃんはそれっきり
人形を誰にも見せなくなったらしい。
ばあちゃんはそれ以来、どこかおかしくなってしまったみたいで(じいちゃんがいなくなったのもあった
みたいだが)、結局母は叔父の家で暮らすことが多くなったんだと。
そんな暮らしをしてる間に母も大きくなって結婚して、俺が生まれるちょっと前にばあちゃんは病気で
入院した。母がばあちゃんの部屋を整理していると、押入れから箱に大事に入れられたあの人形が出てきた
らしい。それを見て母は愕然としたそうだ。
人形の顔一面に、何かを浴びたような黒いシミがあり、人形の至るところにお札が貼ってあったり経文が
書かれていたりのそれはすごい状態だったらしい。
母は慌てて寺に行き、住職(その頃は前の住職も亡くなってて、次の代だったらしい)に家まで来てもらい
お経をあげてから寺に引き取ってもらったんだと。で、お経をあげ終わって母がありがとうございます、って
言って住職をさて送ろうか、ってときに病院から連絡が入って「ばあちゃんが大変だ」と。

149 名前: 143 2006/08/03(木) 00:14:17 ID:C5KNLqsy0

母が急いで病院にかけつけるとばあちゃんはもう虫の息だったらしく、しばらくしてそのまま亡くなったそうだ。
ばあちゃんのお骨は、母の希望で、寺でしっかり祓ってもらったあとの人形と一緒に埋められたらしい。

人形とばあちゃんの因果関係とかじいちゃんが結局どうなったのかとかはわからんのだが、ついさっき母に
聞いた話だ。母の解釈は、じいちゃんは寺に人形を預けにいく途中に「何か」あって、たぶんもう生きてない
だろう(当時捜索願も出したが、胡散臭い目撃情報しかなかったらしい)、人形についてたシミは、
返り血じゃないか、ばあちゃんはそれを理解しておかしくなったんじゃないか、ってとこで落ち着いてた。
じいちゃんもばあちゃんも「病気で死んだ」としか聞かされてなかったからショックだ・・・
しかも俺、来週ばあちゃんの墓参り行くんだよ・・・




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428 :本当にあった怖い名無し:2013/04/23(火) 01:39:01.91 ID:sXBldoZl0

自分が小学生のとき体験した話です。

 

小学校の裏に小さな山があって、そこには地元では有名な神社があり、
学校の帰りにいつも友達とかくれんぼなどをして遊んた。

 

 

428 :本当にあった怖い名無し:2013/04/23(火) 01:39:01.91 ID:sXBldoZl0

日が暮れてかくれんぼも終わり、友達と集まっていると、
ふと神社のお賽銭の箱の隣あたりに、古い女の子の和人形が置いてあることに気づいた。

 

今考えたら供養か、何か意味のある人形だと思う。
友達と「こえーなぁ~」とか言いあっていたのだが、
俺が友達に勇気を見せてやろうと、その人形に石を投げたのだが、
なんと一球目が見事命中。

 

こともあろうか、人形の顔面のど真ん中に当たり、
カパッと人形の顔面が外れ、人形の中にスポッと入ってしまった。
人形は顔面が真っ黒(穴が開いてるため)になり、尋常ではない雰囲気になってしまったので
友達とみんなで「うわーーーっ!!」って叫びながら逃げ帰った。

 

 

429 :本当にあった怖い名無し:2013/04/23(火) 01:39:32.48 ID:sXBldoZl0

家に帰ると、子供だからということもあり、すっかり忘れてテレビを見て、夕飯を食べた。
そのときにはすっかり、あの人形の事は忘れてしまっていた。

 

夜も遅くなり、さて寝ようと布団に入った。
俺の家は母子家庭だったため、母親と二人で隣同士で寝ていた。

 

どれくらい過ぎたかわからないが、夜中に小さな小さな声で目が覚めた。
「ねぇ・・ ねぇ・・ ねぇ・・」と、隣の母親の声がする。

 

母親は向こう側を向いて寝ているのだが、なにか俺に声をかけているのかと思い、
「なに?」と言っても、
「ねぇ・・ ねぇ・・ ねぇ・・」と、こっちを向かずに向こう側を向いている。

 

 

430 :本当にあった怖い名無し:2013/04/23(火) 01:40:07.80 ID:sXBldoZl0

小さな声でささやくので、怖くなって、
(怖いからシーンとしてるのを紛らわす為)「なに!お母さん!」と言って肩を叩いた。

 

母親が「ん・・・」と、うなされるように、くるっとこっちを向くように寝返りをうった。
あれ、寝てたんだ。今の声は寝言なのかな。

 

と思った瞬間、
ガンッ!!!と、なにかぶつかるようなものすごい音が母親の顔から聞こえ、
ガコッ!と、母親の顔が髪の毛とか輪郭はそのままで、まるで昼間の人形のように顔の部分だけ丸くへっこみ、
母親の顔が奥に落ちた。

 

 

431 :本当にあった怖い名無し:2013/04/23(火) 01:41:02.99 ID:sXBldoZl0

母親の顔に穴が開き、その穴から「これどうするの」という声がした。
「うああぁぁぁぁあっ!!!」と、その瞬間、何も考えることなく気を失った。

 

朝になると、普通にいつもの朝になっており、母親も起きて朝ごはんを作っていた。

 

あれは夢だったのか、現実なのかわかりませんが、人形が怒って出てきたのかなと思ってます。
人生で一回だけ自分が体験した怖い話でした。

 



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703 :本当にあった怖い名無し:2007/04/06(金) 00:00:12 ID:HTE9QAHIO
私の実家に、着物の袖が少し焦げ右の髪が少し短い、一体の日本人形があった。
桐塑で出来た顔には、ちゃんとガラスの目がはめ込まれていて、
その上に丁寧に胡粉の塗られた、唇のぽってりとした、たいへん愛らしい顔の人形だった。
牡丹の花柄をあしらった黒い着物がよく似合っていて、帯にも本物の金糸が入っていた。
しかし何より変わっているのは、その人形、膝と大腿部が曲がるように出来ていて、正座をさせることができる。
これが三つ折れ人形というもので、今でもなかなか珍しく、また高価な人形だった。

704 :本当にあった怖い名無し:2007/04/06(金) 00:02:50 ID:HTE9QAHIO
いつの頃からあったのか、母の実家に祖母が嫁いだ時にはすでにあったという。
母の実家は江戸の頃から続く大きな薬種問屋を営んでいて、一時はたいそうなものだったらしい。
なにしろ遊ぶ玩具がないから、金の鈴を手鞠代わりにして遊んだと云われていたぐらいだから、
おそらく、そんな背景のなかで家に来たのかもしれない。
もちろん、母の時代にはすっかり零落してしまっていたが。

705 :本当にあった怖い名無し:2007/04/06(金) 00:05:31 ID:uPnuLTciO
ともかくも、母はその人形をとても大切にしていたそうである。
また毎年桃の節句には、雛人形と一緒に、雛壇の端にその人形は飾られた。
けれどもその年は、時節柄、また母が不在だったこともあり、家ではいつもの雛壇を飾ろうとは思わなかったそうだ。

たしかにそうだが、女にとっては大事な節句。
祖母は母が帰ってきたら寂しがるだろうと思い、
簡単ではあるが、雛人形一式の入った長い箱に赤い毛氈を敷き、内裏雛の男雛と女雛だけを飾り、
その端にあの人形を座らせる事にしたそうである。
ちょうど近所の娘さんが遊びに来ていた。当時16、7歳だったのではないだろうか。
深川小町と噂される程の、たいへん綺麗な人だったそうである。
その人と二人で、つつましい雛壇を飾ったそうである。

706 :本当にあった怖い名無し:2007/04/06(金) 00:08:01 ID:uPnuLTciO
ところが、いざあの人形を飾る段になって、うまく座らない。
胴体にも厚く胡粉が塗られてあってバランスは良く、普段はすぐに座るはずが、その時はコロリと倒れてしまった。
ふたたび試みても同じであった。

数度繰り返して、見かねた祖母が「代わろうか」と言おうとした時に、漸く座った。
やれやれと思って、雪洞に灯りをつけた時、またひとりでにコロリと倒れ畳に落ちた。
その拍子に雪洞も人形の上に倒れて、着物の袖と髪を少し焦がしてしまったそうだ。
髪の毛が焦げるイヤな臭いが辺りに立ち込めたというから、おそらく頭髪も人毛だったのだろう。
娘さん、たいへん恐縮して帰っていったそうである。

そのあと祖母が再び座らせると、一度でぴたりと座った。
そして人形は、主人の帰るまで黙って座って待っていた。

707 :本当にあった怖い名無し:2007/04/06(金) 00:10:27 ID:uPnuLTciO
そして、昭和20年3月10日がきた。
運の悪い事に、母はそれまで静岡の方に学童疎開をしていたが、
当時六年生であり、卒業進学の為に、その一部の生徒は数日前から東京に戻ってきていた。

その日、日付が9日から10日に変わって間もなく、空襲警報が鳴らされた。
母とまだ乳飲み子だった弟を背負った祖母は(その頃祖父はすでに他界していた)、手荷物だけを持ち、
かねてから決められていた近くの防空壕に、急いで飛び込んだそうである。
街中の防空壕であるから、斜面に穴を穿つものではなく、
竪穴式の、なかを四畳程に掘り広げ木材等で補強しただけの、はなはだ頼りないものであったらしいが、
この場合は、ないよりははるかにましである。
入り口には、木枠にトタンが張り付けられた蓋がついていた。
そこに班の者が膝を寄せ合って、爆撃機の去るのを待つのである。

708 :本当にあった怖い名無し:2007/04/06(金) 00:15:27 ID:uPnuLTciO
班長が中にいる者の点呼をとる。
ところが、例の娘さんの一家だけがまだ来ていなかったそうである。
入り口に一番近い場所に座っていた母は、蓋をそっと細く開けて外を覗いてみた。
向こうから娘さんが、その後ろからその母親が、こちらに向かって走ってくるのが見えたそうだ。
ハヤクハヤク
母は小さく叫んだそうだ。

あと数メートルという所で、彼女のすぐ後ろに焼夷弾が落ちた。
後ろを走っていた母親には直撃、即死だったろう。
そして娘の方は。

709 :本当にあった怖い名無し:2007/04/06(金) 00:17:39 ID:uPnuLTciO
実際、そんな時の悲鳴というのは物凄いものだそうだ。
叫びというよりは咆哮、聞きようによっては、それこそ警報のサイレンにも聞こえる。
そして、人間は青い炎を噴き上げながら燃える、ということも知ったそうだ。
焼夷弾の硫黄の臭いと、髪の毛を焼く臭いが鼻を突く。
彼女はしばらくの間、立ちながら焼かれていたそうだが、
やがて彼女の悲鳴は次第に細く高くなり、ついに崩れ折れ、それでもまだ青い炎を上げていたそうだ。
その間、母は瞬きすることも出来ず見ていたらしい。
地獄の炎。そんな言葉が頭に浮かぶ。

深川への爆撃は20分程も続いたらしいが、おそろしく長い時間に感じられたそうである。
しかも、爆撃機はまだ上空を通過しており、今度は浅草の方の空が真っ赤である。
辺りは火の海で、このまま壕にいたら蒸し焼きになってしまう。
母達は壕を出て、火の来ない所に移動する事にした。
去り際に、あの娘の遺体を振り返った。
あのきれいな人が、丸坊主の殆ど炭のようになっていたそうである。
なぜか赤子のように手足を屈め、なんだか正座しながら拳闘でもしているような形で死んでいたそうである。

710 :本当にあった怖い名無し:2007/04/06(金) 00:20:15 ID:uPnuLTciO
母が家に戻ったのは、もう夜が明けてからだった。
周りにはまだ火を噴いている所もあり、母達は、家はもうとっくに焼けて無くなったものと思っていた。
けれどそうではなかった。
家は屋根を少し焦がしただけでそこにあった。辺りの多くの家はまだ燻っているのに。
玄関に男が一人座っていた。祖母の兄、私にとっては大叔父にあたる人だった。
その人は深川が爆撃を受けた事を知ると、妹の身を案じ、品川から深川まで飛んできてくれたのだ。
そしてあの火の中を、ありったけの水をかき集めて、降り注ぐ火の粉を夜通し払ってくれていた。
実際エラい人でした。私もあの人の前では、生涯膝を崩すことはできなかった。
そして焼け残った家の中で、あの人形はちゃんと座っていたそうだ。

それ以来、人形は座ることはなかった。
人形ケースの中で背中を棒で支えられ、もう何十年も立っている。

ミツオレニンギョウ ムスメカエシテ アルジヲタスケタルカ




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