【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 心霊系




本当にあった怖い名無し 2006/07/03(月) 13:00:32 ID:nzLij7lu0

幽霊を一度でも見てしまったら、生きていられない。
そんなものがほんとうにいると分かってしまったら、もうトイレの扉は開けられないし、風呂場で頭を洗うのもできないだろう。
普通に生活なんかできない。確実に発狂する。
そう思っていた。

アパートの退去期限が迫っていたので、俺は夜中まで作業をしていた。
電気はもう止めていたので、部屋のなかは真っ暗だった。
あと残っている家具はベッドとテレビと絨毯、カーテンのみになった。掃除はまだだが、なんとか作業完了の目処は立った。
今度住む所は近場だったので、荷物はすべて手で運んだ。
何十往復したか分からない。
時計を見ると午前3時。朝から20時間、休みなしだったので腰が痛い。脹脛は震える有様。
さすがに限界で、俺はベッドに腰掛け、煙草に火を点けた。3本立て続けに吸って、しばらくぼうっとしていた。

そのとき、庭のほうで足音がした。
ザクッ、ザクッ、ザクッ、と割と早足。
庭を夜に歩く一階の住人なんかいない。
また、外部の人間が裏手の庭に入るには、柵を乗り越えてこない限り、不可能だった。
一瞬、思い浮かんだのが、包丁を持った泥棒の姿。
違うとしても、まともな人間ではない。
足音が俺の部屋の前まで来たけど、カーテンが引いてあるので見えない。
(鍵、かけてたっけ…)
ちょっと焦ってドアに手をやったとき。

ドンドンドンドンドンドン!ドンドンドンドンドンドンドンドン!

夜中にも拘らず、物凄い勢いでドアを叩かれた。そして、
「※※※あけてくださーい。※※※あけてくださーい」
という声。
幼い、といってもいいくらいの女の子の声。

※※※――ガラス?ハヤク? 声は大きかったんだけど、よく聞き取れなかった。

ちょっとこれやばい!
頬から、首筋、全身へと鳥肌が広がった。
霊だとしたら、入れちゃいけないんだっけ?
慌ててカーテン越しにドアを押さえようとしたとき、15センチほど開いてしまっているのに気づいた。(カーテンは5センチくらい寸足らずだから、下の方がちょっと見える)

(でていけ!でていけ!でていけ!)
そう念じて両手でドアを閉め、カーテンの上から押さえつけた。

「でていけ!」って声に出して叫ばなかったのは、近所迷惑だと思ってたから。
パニクってるようでも、意外と人間って冷静な部分残ってるもんだね。

それからあと2回、ドアを開けられた。
凄い力。どう考えても幼女の腕力じゃない。
こっちは勢いをつけないと閉められなかった。
しかもドアはずっと叩かれっぱなし。
つまり、向こうは片手なのに?ここでわずかに頭の片隅にあった、「生きてる幼女説」
が、完全に消えた。

ドンドンドンドンドンドン!ドンドンドンドンドンドンドンドン!
「※※※あけてくださーい。※※※あけてくださーい」
(でていけ!でていけ!でていけ!)

5分くらいドアを挟んで攻防が続いた。
ずーっと鳥肌消えないまんまなのが怖かった。
カーテンには、まえに飼ってた猫が引き裂いた部分があって、そこから少しだけ相手が見えた。
髪の位置からすると、身長は1メートルあるかないか。
淡い暖色系の上着。暗かったから自信ないけど、そう見えた。

その姿が消え、ドアにかかる力がなくなってからも、俺は全力で押さえ続けた。
去っていく足音が聞こえなかったから。
午前3時40分。俺の部屋の斜め上に住んでる人が、トイレに起きたらしい。
他に起きてる人が近くにいる!
その考えで呪縛が解けて、俺はダッシュで部屋を出た。
もう手は震えてるし、膝は発砲スチロールになったみたいにふわふわ、ごわごわだった。
その日は引越し先の部屋で、電気を点けたままで寝た。

んで、今の感想はというと、凄いことがあったなあ、くらいのもの。
風呂にもトイレにも入れるし、普通に生活できている。










244: 本当にあった怖い名無し:2011/09/09(金) 23:38:39.14 ID:sZ8C2PnC0

初めて書き込むので文章とかおかしかったらすみません。
少し長くなるかもです! 変な話なんですが、あたし的にマジで洒落にならなかった話。

あたしが一人暮らししてるアパートのお隣さんが 結構前にお亡くなりになったんですが、その方は部屋で首つってたらしいです
少し変わってるって有名な方で、なんか、オタクで普通の人より少し性欲が盛んな方でしたw

同じアパートに住む女性は年齢や容姿に関係なく声をかけられていたみたいで
「部屋で一緒にのみませんか?」などはまあいいんですが、
「似合う服があるんだけど、俺の部屋で着てみてくれない?」 などはさすがに困っていました。

その方がお亡くなりになられてから、遺書?というか死ぬ前にいろいろと思ってた事を書いてたらしく、自分は一生童貞、とか所詮3次元が、とか 最後には俺は2次元にいくんだ!と
いうような内容だったらしいです。

亡くなられて同じアパートの女性たちは化けてでたら、なんてやはり不安な気持ちもあったので、管理人さんに頼んでその方の部屋と全女性の部屋を霊媒師みたいな方に清めて(?)もらいました
(オカルトに詳しくないので曖昧ですみません)

なにもなく1、2週間ほど経ってからのことです。
夕方の6時くらいに急に自分の部屋の外から泣き声がしたので出てみたら、2部屋隣の小学2年生の女の子が大泣きしていて、「どうしたん?」って聞いてみたら

「お兄ちゃんが裸になれって言ってくる」
「一緒に遊ぼうって手をひっぱる」っていうんです。

変質者でもでたのかな?と思って管理人さんに報告して通報しようと
「どんな人やったん?」と風貌を聞くと先日亡くなったお隣さんの事を言うんですよ。


管理人さんに報告すると、一応様子見みたいな感じになって、みんなを怖がらせないために女の子とあたしに誰にも言わないようにということでその場は終わりました。

そこから2、3日してから50になる老婦人から、
裸の彼がエレベーターで荒い息遣いをしながら真後ろにいたとの情報が。
これじゃその辺の不審者よりもたちが悪いと、すぐにお祓いの依頼。

急を要するんです!と無理を言って、明日には来てもらうから、と管理人さんに言われてその日は1日中引きこもりましたw

そして、その情報を聞いた夜中のことです。
寝れないのでずっとPCをいじってたんですが、夜中にドアをノックする音。
こわいので最初はシカトしてたんですが、何回かノックされ
気になってドアの前まで行くと、ハアハアとドア越しに息遣いが聞こえて、

あまりにも生々しいので幽霊じゃないかも?とか思って
ドアの穴(あれってなんていうの?w)からのぞいたらなにもいませんでした。
でも息遣いは聞こえるんです。

パニクって電話でおにい(兄は昔からそういうのが見えるらしい)に急いで今から来て!あたしもうこわくてあかん!と言って来てもらうようにいいました。

おにいの一人暮らししてるとこが近いのですぐに来たんですが
バタバタとおにいが部屋の前まで来た寸前「なんしとんねん!この短小包茎の変態が!」
と急にキレはじめ、ドアを開けるに開けられず立ち尽くしてました。

しばらくしておにいが「もう平気やから開けてー」って言うんで開けたらなにもいないし、息遣いももうなかったです。。

おにいに説明したら、部屋清めても通路とかにはなんもしてへんからな、とか祓ったわけやないんやろな、など言ってました。
次の日アパート全体になんかいろいろしてたみたいで、それ以来なにもないですが

短小包茎はかわいそうだなあ、とこわかったけどなんか微妙な心境になりましたw
でもほんとこわかったです!

長文しつれいしました! あーやっと吐き出せてスッキリw










 109 :本当にあった怖い名無し:2010/06/18(金) 15:10:30 ID:9ARy2ePg0

文章だとあんまり怖くないかもしれないけど、その時はゾッとした話。

学生時代バイト不定期にしかしてなくてさ、毎日金無かった。
でも友達と飲むのは好きで、金無い同士で集まって、
学校近くのコンビニで買ってきた安酒を、これまた近くの公園で飲んでたんだ。

109 :本当にあった怖い名無し:2010/06/18(金) 15:10:30 ID:9ARy2ePg0

その日はたまたま皆用事があって誰も捕まらなかったんだけど、
無性に飲みたくて、一人でいつもの公園行ったんだよ。
飲んでるうちに友達が後から来て合流したりする事もあるから、
その日も誰か来ないかなーって、缶ビール飲みながら考えてた。
秋口で気温も丁度良くて、一人で飲んでても気分はよかったんだけどさ、
結局その日は、携帯弄りながら2時間くらいそこに居たけど、誰も来なかったんだ。
丁度いいカンジの風が時たま吹いてて、あまりの気持ち良さに寝ちゃいそうになったから、その日は家帰った。



109 :本当にあった怖い名無し:2010/06/18(金) 15:10:30 ID:9ARy2ePg0

それで次の日、それを友達に話したんだ。昨日誰も来なかったなーって。
そうしたらその友達がさ、
「俺行ったよ。だけどお前、女と飲んでたから顔出さなかった。あれ彼女?」って言うわけよ。
んで、俺はずっと一人だったし、友達が何言ってるのかわかんなかったから、「はぁ?w」ってカンジで、
よくよく話しを聞いて見たら、俺の隣で青いキャミソールに白いパンツ姿のショートカットの女が、
空を見上げながらずっとクルクル回ってたって言う。
もちろん俺にはそんな女見えなかったけど、
時たま吹いてた風はその女が回ってたからかなって思った瞬間、おしっこチビりそうになった。









 112: ピーコ 03/02/18 22:36
以前に霊感の有る友人から
私の住んでいた実家に100年も前から
住み続けている女郎の霊が居ると言われました。
私の実家は、昔女郎達が毎日宴会をしていた場所で
井戸(買い取った方の家に有った事が判明)も有り、
2つの家を改築して1つの家のしていた事があります。
とても、不思議な家だった覚えがあります。
井戸を塞ぐのは、忌み嫌う事なので大工さんと相談の上
井戸の空気口は私の部屋の方に有ります。
何故か、解りませんが直線距離にして50m井戸と離れているのに・・・
その事を調査する事になって、肝試し気分で調査をしていたら
先日、うちの旦那が突然倒れて左顎の下を4針以上縫う怪我と
前歯を幽霊に折られました。旦那は霊感が強くこの日以来
生半可な気持ちで、霊に関わる事を辞めました。
よく、実家の階段で女性の幽霊が目撃されています。
家族で見たものも居て、話を聞くと姿形が同じだったので
余計に怖くなりました。
私の実家の家業は呉服関係でもあります。
何か、繋がりが有るのではないかと思っています。

こんな経験をした事がある方、何か情報をお願い致します。


116: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/02/18 22:51
>>112
前歯を折る霊って・・・
どうやったんすか?

120: ピーコ 03/02/18 23:27
>>116さん
>>117さんへ
「TATARI」って映画見た事があります?
前歯を折ったのは、実家の私の部屋に居られなくなり
近くの喫茶店に避難したときの事ですが、そこで主人がバタンッ!て
椅子から倒れたんです私も気が動転して「大丈夫!!」って叫んだら
「大丈夫じゃないよっ!」って周りのお客さんも心配して、店主が救急車を
呼ぶ矢先に、夫が、むくって立ち上がり「出るぞ・・・」
周りも唖然として、私が会計をして店主(おばちゃん)が何があったの?
って小声で言われて、「勘が強いだけですから、ごめんね。」
って話してる瞬間に隣のOL(ッぽい女の子)のテーブルの方から
ドンッ!と、いう音と「きゃー!」
振り向いたら、テーブルの上の物が落ちたらしく、「私じゃないよ」
って、聞こえて。
表にでて、夫に聞いたら・・・・・

122: ピーコ 03/02/18 23:40
『髪の長い女が、お前の後ろに居たんだよ!』って言われて。
左顎の下が切れていると事を知った後、前歯も折れていた事に
気が付きました。
旦那は、「病院に行った方が良いかな?」と聞いてきたのですが
一旦実家に戻って旦那の手を握って、居間で呆然としていました。
私、霊感無いんですけど女の顔が沢山見えました。
その日は、左顎の下を縫合してもらって
次の日に歯医者に行ったら「どうやったら、こういう折れ方をするのか」と
言われました。折れ方が不自然で歯の裏側がスッポリ無くなって折れて
前歯1本だけ斜めにスパッと下半分が無くなってしまったんです。
そして、不思議な事に前日、縫合してもらった病院の外科に
行くと、カルテに前日に縫合した記録が残っていなくて
外科の先生も不思議がっていました。








15 :名無しさん:2008/05/09(金) 16:30:01 ID:ScktvckM0
小学校の時。
とある野外学習センターでの話。

野外学習ってのはみんなも経験あると思うんだけど、自然いっぱいの山の中で飯盒で米を炊いて、カレーを作って食べたり、オリエンテーションという名の山歩きをさせられたり

大人数で入る風呂なんかは騒がしくも新鮮で、夜も更けてくると学級ごとの大部屋で盛り上がっちゃったりするんだよね
だけど、やっぱ小学生なんてまだまだガキんちょで、夕方遊びまくったり知らない環境で過ごしたもんだから早々と寝始めちゃってた。
「寝てる間にムカデとか蜘蛛が出るぞ」
なんて脅し文句をセンターのおっちゃんが言ってた気もしたんだけど
自分も10時半頃にはもう意識が飛んでた。


で、大体3時頃だったかな
トイレに行きたくなって目が覚めたんだよ。
部屋から抜き足差し足で廊下に出ると、緑色の非常灯(?)が灯っていて、なんとも言えない色合いの通路が不気味な雰囲気をかもしてた。
見回りの先生たちも3時までは流石に出ばってなくて、無茶苦茶シンとして人気が全然なかった
自分は怖がりな方なんで今思えば友達を無理矢理にでも起こしてから行けばよかったんだけど。

当時の判断がいまだに不思議でならない
あ、説明しとくと長い廊下の床は木造で歩くとキィキィ音がしてた
自分は当時ポッチャリしてて多少大きな音がするのは、まぁ仕方ないかと割り切ってた。

トイレの近くまで床をキィキィいわせながら歩いてきた所で、
(あれ?廊下こんなに長かったっけ?)
と、ふいに気がついて
途中からキィキィ言う音が自分の足の分以上に鳴っていることにも気づいた。
内心すんげぇびびりながら何とか振り返ってみたんだけど誰もいない。

でも今にも漏れそうだったんで、早く済ませようと気のせいにしてトイレを急いだんだよ。


※トイレの見取り図(うろ覚え)
/=壁、
@=小便器
□=個室
|=鏡
明=電気スイッチ
入=入り口

////////////
/ @ @ @    |
/          |
□       /  |
□       /  |
□       / 明/
/////////入//

トイレの入り口に扉は無くって、入ってすぐの壁に電気のスイッチがあった
電気をつけても薄暗いし、デカイ蛾とか得体の知れない虫がいっぱいいて気味が悪かった
そんで一番右で用を足したんだけど、すぐ横にはボロっちぃ鏡があった。
怖いなぁ…なんて思ってなるべく見ないよーにしてた。
そろそろ出し終わるであろう時、何を思ったか、小便器の中を見ると黒くて長い髪の毛?がうじゃうじゃ大量に入ってた。
うえっ気持ちわりぃって思うしかなかった
もう怖さで頭がいっぱいで足早にトイレから部屋まで逃げ帰った

この部屋までダッシュする前のちょっとした間が一番ヤバかった


あのボロっちぃ汚い鏡に、青白くて、頭髪の無いマネキンみたいな女が映ってた
びちゃびちゃに濡れた髪の毛を便器からすくって、生気の無い死人の目でじっと見てきたんだわ


気がついたらちゃんと部屋で朝を迎えてたけど、
友達に「夜中トイレいくなら声かけてよ」って言われたからトイレにいったことは確かなんだよ


何だったんだろ





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