【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 心霊系



921: 本当にあった怖い名無し 2007/11/06(火) 21:44:55 ID:NDO2U3/80
どこに投下しようか迷ったけど、実話?だと思うのでここに書かせてもらう

ひと月くらい前、俺が夜勤の仕事をしてたときの事。

二人一組で仕事するんだが、その時の相棒は入って研修を終えたばかりの新人。
俺はそいつとは就任の時に顔合わせて挨拶した程度。愛想がいい訳でもなく、特
に個人的な付き合いがある訳じゃなかった。


で、たまたまその日そいつと組むことになったんだが、当然話題なんかない。
まあ俺も沈黙が苦手とかじゃなかったので特に話もせず待機してた。
そしたらそいつがおもむろに「〇〇さん、あんた弟いるよね?」って聞いてきた
んだ。しかもタメ口。
こいつにプライベートな話なんてしたことないし、話すつもりもなかったから、
急にそんな事言われて「は?」ってなった。ま会社の誰かが話したかもしれんけ
ど。
なんだコイツと思いながら様子を窺ってると、「離れて住んでるんだよな?」と
言った。
確かに俺は実家を出て、会社の近くで一人暮しをしている。その方が不規則なシ
フトの仕事には便利だからだ。
「だからなんだよ」と俺が警戒しつつ答えると、そいつは唐突に「あんたの弟、
今なんか怖い目にあってるみたいだぜ」と言い出した。
俺が更に不信感丸出しでそいつを見ていると、ふんと鼻先で笑いながら「嘘だと
思うなら電話でもしてみたら?」と言った。
日付も変わったあたりなので、寝てるだろう弟を起こすにもしのびない。まだ学
生だし、翌日は学校もあるし。
そう逡巡していると、そいつは飄々とした顔で「ま、信じないならそれでもいい
けど、今頃弟泣いてんだろうな」と言った。
その態度にむかっときた俺は、弟に電話をかけてみることにした。
何コールかして出なかったら寝てることにして切るつもりだった。


922: 本当にあった怖い名無し 2007/11/06(火) 21:46:20 ID:NDO2U3/80
続き。長くなってしまった


なんだか釈然としないまま弟の携帯にかけると、驚いたことに何回もコールしな
いうちに弟が出た。
「あ、兄貴?!どうしよう、家の外になんかいるんだよっ足音聞こえないのにな
んかいるんだすげーこええよどうしよう兄貴親父もいないし俺一人でどうしよう
っ」
なんだかこっちがびっくりするくらい動揺してる。とりあえず落ち着くように言
い、何があったのか聞くことにした。横目で相棒をみると小馬鹿にしたような顔
で俺を見てる。なんだか気味が悪かった。

弟の話を聞くと、変な電話がかかってきたと思ったらいきなりチャイムを鳴らさ
れた。見に行っても誰もいないのに、家の周囲を誰かが窺ってる気配がする、犬
みたいな息遣いが聞こえるとのこと。
怖くて仕方なくなってきたところで俺からの電話がかかってきたそうだ。

俄かには信じられない話だが、隣に座ってる男の意味ありげな言葉と、現実に弟
が怖がってる様子からして何かが起こっているのは確かなようだった。
しかし俺は仕事中だし、親父は出張で県外に出ている。すぐ助けに行くわけには
いかなかった。
どうしようと思いながら一生懸命弟をなだめていると、横からひょいと携帯を取
り上げられた。
何しやがんだ!と隣を見ると、そいつはまた飄々と話し出した。
「あ、俺君の兄貴の同僚。外になんかいるんでしょ?とりあえず家の中にいれば
安全だから。夜が明けるまで我慢しててよ。…大丈夫だって。布団被って寝ちま
えばすぐ朝だよ」
このあまりの口調の軽さに、思わず携帯を取り返そうと手を伸ばしたが、一足先
に切られてしまった。取り上げて慌ててリダイアルしようとすると、「さ、仕事
仕事」と車を下りてさっさと行ってしまった。


923: 本当にあった怖い名無し 2007/11/06(火) 21:47:46 ID:NDO2U3/80
続き

いらいらと不安と焦りとで、やっと仕事から解放されると、俺は着替えもそこそ
こに実家に向かった。実家へは車で40分くらいのところにある。もう夜は白々
と明け始めていた。とそこへ奴までついてきた。
むっとして何でお前が来るんだよと言うと、弟のピンチ教えてやったの俺じゃん
、とニヤニヤ人の悪い笑みを浮かべていた。
本心ではすげー嫌だったけど、確かにこいつのお陰で弟の異常を知ることが出来
たのは間違いない。
勝手に助手席に乗り込んだ奴を無視して、俺は車を出した。

俺の実家は古い平屋で、ガキの頃から住んでいる。親父の趣味で庭はこざっぱり
整えられている。
玄関周りに異常はない。俺は中に入ると弟の部屋へ向かった。弟は部屋で布団に
潜ったまま、俺の顔を見るなりすごい勢いで泣き出した。普段は生意気で気が強
い弟が、まるで小さい子供みたいに俺に縋って泣き出したんだ。それほど怖い思
いをしたってことだ。何があったのか聞こうにも泣きじゃくって止まらない。
俺はどうしていいかわからなくて、ただ呆然と弟の背中をなでるしかなかった。



924: 本当にあった怖い名無し 2007/11/06(火) 21:49:28 ID:NDO2U3/80
続き

するといつの間にか奴が部屋に入って来ていて、面白そうに俺達を見下ろしてい
た。俺はその態度にムカついた。一体なんなんなんだと、お前が何かしたんじゃ
ないかと怒鳴り付けた。奴はまた小馬鹿にするように笑って、そんな訳無いじゃ
んと言った。
「しっかりした家でよかったな。じゃなきゃ今頃大変なことになってたかもな」
俺は意味がわからず、たぶん相当嫌な顔をしてたと思う。奴は苦笑いをして弟を
覗き込んだ。
「で?どうやって連れて来ちゃったわけ?」
弟はもうだいぶ落ち着いたみたいだったが、その質問の意味がわからないみたい
で怪訝な顔をしていた。しばらくして怒りが甦ってきたみたいで、「知らねーよ
、連れてくるってなんだよ、お前誰だよ」と毒づいた。その辺でやっといつもの
弟に戻ったので、俺は何があったのかを尋ねた。だが弟にも何が起こっていたの
かよく判っていないみたいで、電話で聞いたのとあまり変わらない答えしか得ら
れなかった。


925: 本当にあった怖い名無し 2007/11/06(火) 21:50:06 ID:NDO2U3/80
続き

曰く、夜携帯が何度も鳴って、取ろうとするたびに切れる、しかも非通知で。イ
ライラしてるうちにたまたま繋がって、変な女の声がして、その後チャイムが鳴
ったらしい。見に行ったが誰もおらず、気味が悪くなって布団に入ったら窓の外
に何かの気配がし始めたらしい。
俺の家の周りは防犯用に、砂利が敷いてある。誰かがいたならその音がするはず
なのに、何の音もなくただ気配だけがしてて、そのうち犬みたいなハッハッと息
の音がし始めて、パニックになり始めた頃俺からの電話があったらしい。
そこで、電話を代わった奴がそいつだと気付いたらしく、また怒り出した。
「大丈夫とか言って全然大丈夫なんかじゃなかったよ!窓とかコンコン叩くしい
つまでたってもいなくなんねーし!なんなんだよあれ!」
奴はまくし立てる弟をまあまあと制し、しれっとした顔をして
「窓開けなくてよかったな。開けてたらお前、今頃ただじゃ済まなかったかもし
れないぜ?それに朝になったらいなくなったろ?」
そう言われて弟は言葉に詰まったようだった。恐怖が甦ったのか、俺のシャツを
強く掴んでいる。そんな弟を見て、奴はどっかり腰を下ろした。
「一応家の周り見てみたんだけど、確かに何かいたね。さっき言ってた犬と、女
。あ、今はいないぜ?諦めて帰ったみたいだ。お前、最近犬とか見なかった?」
見なかったかと言われても、近所には犬を飼ってる家なんてたくさんある。おの
ずと見る機会はある。弟もそう言ったが、そこでふと思い出したらしく、ぼそっ
と「学校の帰りに犬の死体を見た」と言った。

926: 本当にあった怖い名無し 2007/11/06(火) 21:50:37 ID:NDO2U3/80
続き


この辺は割と田舎で、山の近くではよく動物を見かける。最近では野良犬も増え
ていて、たまに車に撥ねられた死体を見かけることがあった。
だがそれもまれとは言えよくある事だった。その時も、弟は「嫌なもん見ちゃっ
たな」くらいの気持ちだったらしい。
「その犬ってさ、黒くてでっかくなかった?」
奴が言うと、弟は恐る恐るうなづいた。
「でさ、そこって前に人死んでねぇ?女。」
それには俺がうなづいた。確かに弟の通学路では何年か前に交通事故があった。
改めて弟にその犬の死体のあった場所を聞くと、まさに同じ場所だった。
俺は気味が悪くなり、奴を見ると、奴はそれそれ、と言って弟を指差した。
「それ、連れて来ちゃったんだよ」
俺と弟は沈黙してしまった。理解の範疇を越えた奴の話について行きかねたんだ
。大体そこを通り掛かっただけで、なんで連れてくるとかいう話になるんだ。俺
はオカ板住人だけど、俺自身はまったくの零感なので怖面白いというか、話半分
で見ていた。そんなのネットの中だけの話で、まさか自分の周りでそんな事が起
きるなんて考えもしなかった。勿論弟だって零感だ。家族にも親戚にもいない。
その沈黙を破ったのは弟だった。
「何でついてくるのさ、俺まったく関係ないじゃん!」
「何か波長が合っちゃったんじゃね?」
「波長って…」
「たまにいるんだよね~、そうやって連れて来ちゃう奴って」

927: 本当にあった怖い名無し 2007/11/06(火) 21:51:17 ID:NDO2U3/80
続き


俺はなんだか奴が薄気味悪くなってきた。態度のデカさもそうだけど、この状況
と、こいつの口調の軽さとのギャップが気持ち悪かった。
「ま、でも家の作りもしっかりしてるし、方角も悪くないし、しばらくしたら諦
めていなくなると思うよ。中に入れない限りな」
そう言うと奴はやれやれといった感じで立ち上がると「じゃ俺帰るわ。〇〇さん
送ってってよ」と部屋を出て行った。
時計を見るともう8時を過ぎていた。俺は今日はもう学校行きたくないと言う弟
に無理矢理支度させ、車に押し込んだ。助手席にはちゃっかり奴が乗り込んでい
る。
件の道は避け、始業にやや遅れて学校に送り届けた後、奴の足が置いてある職場
まで送って行った。奴は降り様に、
「〇〇さん明日のシフト代わってあげるよ。弟についててやれば?」
と言った。いい奴なんだか嫌な奴なんだかわからない。すまん、と礼を言うと、
人の悪い笑みを浮かべて「今度酒奢ってくださいよ、〇〇先・輩」と言い残し、
自分の車に乗り込むとさっさと行ってしまった。

とりあえず俺はまた実家に戻り、弟からの連絡があるまで爆睡し、迎えに行きが
てら花と線香を買い、帰りにその犬の死体があったという場所で(死体はもう無
かった)二人で両手を合わせて帰ってきた。
その晩は二人して仏壇のある部屋で寝て、次の日も学校まで送り、出張から帰っ
てきた親父に、事の顛末を簡単に説明してバトンタッチしてアパートに帰った。

その後は特に何もない。事務所で奴と顔を合わせた時に、いつ飲みに行くかを聞
かれただけだった。

936: 本当にあった怖い名無し 2007/11/07(水) 02:59:43 ID:S2WRlHQAO
>>921
おもしろかった!
後輩の態度がムカつくけどその人には興味がわくわ~。
窓閉めて寝よ~っと。


928: 本当にあった怖い名無し 2007/11/06(火) 21:52:27 ID:NDO2U3/80
終わり

すげー長文申し訳ない。初めてのオカルト体験だったので投下してみた。
しかもあんまり怖くないな。

933: 本当にあった怖い名無し 2007/11/06(火) 23:17:19 ID:BbURHohr0
>>928
いや~すごくよみごたえありました
すごい体験ですね
同僚の方が強い霊感あるみたいですね

また不思議な体験ありましたらよろしく

929: 本当にあった怖い名無し 2007/11/06(火) 21:58:25 ID:++RpmTAq0
いや、面白かった。リアルだったし。
乙。

930: 本当にあった怖い名無し 2007/11/06(火) 22:02:44 ID:NDO2U3/80
>>929
お、ありがとう。
ヤツには散々酒奢らされた。もしかしてただのタカリなんじゃと
思わずにはいられない今日この頃だorz

931: 本当にあった怖い名無し 2007/11/06(火) 22:56:03 ID:7J99g11y0
>>930
なかなか面白かったよ。事実は小説よりなんとやらてか。






オカルトランキング




1: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 15:37:24.33 ID:4mGBtkjw0
俺ん家に怪奇現象?みたいなん起きたったwwwwww




3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 15:37:51.63 ID:0qVBMUvdO
社長とナニしたんだか…

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 15:38:34.89 ID:lCpTlMvA0
はやく

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 15:39:05.03 ID:v/tKXgCV0
きこうか

11: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 15:41:51.52 ID:4mGBtkjw0
先々月、9月くらいの話。
俺はいつも通り仕事を終え、家に帰った。
玄関に入った時に異変に気づいた。

俺「(あれ?…電気つけたまま家出たっけ…)」

玄関から続く廊下、その先のリビングから電気の明かりが漏れている。
当時付き合っていた彼女ともまだ同棲はしていなかった。
あまり気にすることもなく、廊下をすすみ、リビングの戸を開ける。

フッ…

同時に消える電気。
俺「(うわ…怖え~www)」



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 15:42:51.60 ID:nTAw1gg9i
>>11
社長が電気消したんだろjk


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 15:49:38.86 ID:gyYmOkyui
ちょっとwktk

14: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 15:46:28.62 ID:4mGBtkjw0
スイッチに手を伸ばし、明かりをつける。

パチっ

普通についた。
俺「(な、なんだぁ…よかった…)」
とりあえず大丈夫‼‼と自分に言い聞かせ、スーツを寝室(和室)のクローゼットへとかけに行く。
寝室とリビングは隣あっていて、すりガラスの引き戸で仕切られている。
引き戸を開け、寝室が視界に入った時、また異変に気づく。

俺「(あれ…なんでテレビついてんだ?…)」
足が止まり、テレビを見つめる事数秒…
プチっ…

テレビが消えた。



17: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 15:49:42.73 ID:4mGBtkjw0
俺「(え…えぇ~…)」

寝室の明かりをつけ、なるべく考えないようにして、スーツをかける。

テレビをつけ、コンポで音楽を流し、なるべく音をだした。
俺「(こ、これでなんとか大丈夫だな…)」

夜ご飯を作り、風呂に湯をはる。

その後は何事もなく、一日を終えた。


19: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 15:55:49.99 ID:4mGBtkjw0
次の日。朝。

社長「ざいまーす!」
俺「おはようございます。ちょっと聞いて下さいよ~」

俺は社長に昨晩の事を話した。

社長「それは、あれや、ポルスターガイストや‼‼」
俺「ポルターガイストですね。」
社長「そう!それ‼まあ、お前ん家の地域は昔は首塚だったらしいからなwww」
俺「マジすか⁉…」

首塚とは、その昔斬首形になった首などを晒したり、保管してあった場所だ。

社長「あの辺は昔から結構そういう類の話あるしなぁ」
俺「え~‼もっと早く言って下さいよ」
社長「いや、お前見えるらしいし大丈夫かなあと思って」
俺「いやいや!見えたら尚更ダメでしょ‼え⁉」
社長「ご、ごめんって‼まあ、共存、目指せ共存だよ‼‼な‼www」
俺「(くっそぉ…人ごとだと思って…)」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 15:56:49.28 ID:gyYmOkyui
社長さん、相変わらずだな

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 15:59:57.83 ID:IFRUJJJiO
もしかして……社長のイニシャル、Tっていわないか?

25: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 16:05:50.99 ID:4mGBtkjw0
>>22
nonono

24: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 16:05:27.59 ID:4mGBtkjw0
確かに子供の時から変なものが見えたりはしていた。
しらない爺さんが部屋の中ウロウロしたり、能面みたいな顔がドアの隙間でふらふらしたり、赤ちゃんの泣き声がスピーカーから流れてきたり…
ただ、今の家ではなにもなかったから、安心しきっていた。油断大敵とはこの事か。

俺「まあ、なにもしてこなそうだったんで、大丈夫だとは思うんすけど」
社長「だろ?仲良くなっちゃえ」

ほんとに能天気だ、この人は。

夜7時。仕事を終え、家に帰る。
駐車場に車を止め、部屋までの階段をあがる。
昨日の事を思いだし、玄関を開けるのを躊躇する。
俺「(まあでも開けないと仕方ない…よし)」
決心し、玄関を思い切りあける。

俺「…………」

家の中は朝出た時と、何も変わりなかった。

27: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 16:11:22.88 ID:4mGBtkjw0
俺「(ふ、ふぅ…よかった…)」
靴を脱ぎ、リビングに入り、電気をつける。
食べかけの食パン、オレンジジュースが少し残ったコップ、ひかれたままのイス。
朝と何も変わっていない。
よかった。昨日のあれは、電気の接触不良が立て続けに起こったミラクルなんだ。
逆にすごい体験じゃないかwww
などと安心したのも束の間。

プンっ…ザーーーーー

すりガラス越しに寝室のテレビがついたのに気づいた。
俺「(あ、あーあ…)」
俺はあえて、声を出す事にした。
俺「お、おいー‼‼接触不良て‼‼」
自分でもそのツッコミの意味はわからなかった。

28: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 16:15:20.25 ID:4mGBtkjw0
寝室の引き戸を開け、なおも声を出す。
俺「砂嵐‼‼おい‼この地デジの時代に‼やれるのか‼おい‼‼」
猪木なら、なんとかなると思った。
テレビをリモコンで消し、またつける。画面の中では芸人が忙しそうに動きまわっていた。
俺「(ま、まぁ大丈夫だろ…)」

スーツをかける。
夕飯を作り、風呂に湯をはる。
いつもの一連の作業だ。
ここまでは。

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 16:18:46.95 ID:gyYmOkyui
気になるー

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 16:19:14.90 ID:1tpku0wg0
なんて生活感溢れる幽霊さんなんだろうか

34: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 16:20:56.82 ID:4mGBtkjw0
~♪
風呂に湯がたまったよの音楽がなる。
俺「(風呂入るか…)」

幸いうちの風呂は浴室に鏡がない。不便と言えば不便だが、まあ慣れたものだ。
衣服を脱ぎ、洗濯機のフタをあける。

ゾワっ………

そのまま、勢いよくフタを閉めた。
洗濯機の中に人の頭部が見えた。一瞬だが。確かに頭部だ。
俺「(…………怖っ‼)」

恐る恐る、洗濯機を再度あける。
中は空だった。

風呂に入り、その日はそれ以降なにもなかった。

俺「明日仕事行けば次の日休みだし、明日は頑張るか‼」

俺は眠りについた。

40: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 16:32:51.37 ID:4mGBtkjw0
翌朝。

社長「ざいまー…うわっ‼幽霊や‼www」
俺「おはようございます。いや、マジですよあれ。昨日もでました。」
社長「まじ?www」

俺は昨晩の事も社長に話した。

社長「見間違いだろー?wwwほんとだったら怖すぎだもん、それ」
俺「いや!だから怖かったんですってば‼」
社長「あーわかったわかった、はいはい。じゃあさ、今日お前ん家行かせろよ。俺にも見せろ、同居人を‼www」
俺「えー…幽霊云々のまえに明日休みなのに社長がうちに来るのが嫌ですわwww」
社長「やかまし‼もう絶対行く!仕事終わったらとりあえず俺を迎えにこいよ‼」
俺「もう。はーい。」

夜7時。仕事を終え、社長宅へお迎えにいく。

42: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 16:43:37.23 ID:4mGBtkjw0
ピンポーン

インターホン「あ、あれ…誰もいないのに…」
俺「いやいやいますいます‼早くして下さいよ」
インターホン「あ、幽霊かと思った、まあ待ってろwww」

5分後

社長「お待たせお待たせ」
俺「え、それ私服すか?www」
社長「おう!かっけーだろ?」
俺「いや、ダサいです。中学生みたいです」
社長「え、まじ?着替えてこy…」
俺「あーかっこいい!かっこいいなあ‼」
社長「だろー?さ、行くぞ」

あやうくもう5分待たされるところだった。車にのりこみ、ご飯を食べに向かう。

44: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 16:47:28.42 ID:4mGBtkjw0
定食屋。

社長「で、今日は出そうか?」
俺「いや、知りませんよ!出そうとか出なさそうとか!便秘じゃないんすから」
社長「え、便秘?」
俺「あーはいはい。わかりません。幽霊出るかどうかとかわかりません」
社長「なんだよー。ニセ霊感め」
俺「いや、俺そもそも霊感あるとかわかりませんし。昔から見えるのも幽霊側?からアプローチかけてくる時だけですもん」
社長「ふーん。」

とりあえず夜ご飯を食べ終え、TSUTAYAへ向かった。

48: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 16:51:55.79 ID:4mGBtkjw0
TSUTAYA

社長「お前ん家、なんかゲームあったっけ?」
俺「いや、最近なんにもしてないんでPS2しかないです。ほかのは実家ですし。」
社長「え、3ないの⁉まじ⁉買おうぜ」
俺「え?そんな金ないっすよ」
社長「はぁ?あんなに給料あげてるのに…あー、じゃあさ。賭けよう。」
俺「賭け?」
社長「うん。今はとりあえず俺が金だしてPS3買うわ。んで、鉄拳買おう。で、鉄拳で負けたほうが金出そう。」
俺「いいですよ」

鉄拳は得意だ。

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 16:52:52.39 ID:37xV0UtZ0
鉄拳とな

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 16:55:50.59 ID:UXx/4a+L0
社長若いな

53: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 16:57:01.15 ID:4mGBtkjw0
>>50
社長は36歳だよ。

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 16:58:57.28 ID:UXx/4a+L0
>>53
本当に若いのな

52: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 16:56:32.31 ID:4mGBtkjw0
社長「あ、知らねえぞ。俺鉄拳めっちゃ強いぞ?www」
俺「えー‼卑怯やぁ…(俺の方が強い、絶対)」
社長「よし、まあいいや。決まりな」

俺達は、PS3と鉄拳を買って、俺ん家へ向かった。

俺ん家
駐車場に車を止める。いつも1人で帰るのと違い、社長のおかげか今日は余裕がある。

俺「あー、怖いなぁ」
社長「馬鹿野郎。その気持ちがヤツらをつけあがらせるんだよ。」
俺「は、はぁ…」
社長「もっとこう、逆に脅かす勢いでいろよ。ほら‼行くぞ‼」

車を降りた。

57: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 17:02:05.95 ID:4mGBtkjw0
一段一段階段をあがる。
車のなかで抱いた余裕は、一段ごとに消えていった。
俺「しゃ、社長開けて下さいよ」
社長「いや、お前ん家だろ?お前が開けなきゃ意味がないんだよ」
俺「もー。」
鍵を差し込み、回す。
カ…チャン…

ドアノブを握り、生唾を飲む。呼吸を整え、ドアをいっきに開ける。

俺「おりy…う、うわぁっ‼‼」
ドアを思い切り閉めた。

社長「なんだよ⁉なんだ?どうした⁉」
俺「いや、やばい、やばいすよ、やばい」
俺は出川哲郎みたいになっていた。

俺「いや、開けた瞬間見えたんすよ」
社長「な、なにが?」
俺「足です。」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 17:03:24.59 ID:bEKET4Ls0
追いついた
社長がもう少し年いってたら可愛かったのになwww

61: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 17:08:05.58 ID:4mGBtkjw0
社長「え、俺の?」
俺「いや、社長の足とかどうでもいいです」
社長「いやどうでもよくはn…」
俺「足がこっち向かって歩いて来てたんです。太ももあたりから下が」
社長「え…おおお、女だった?男だった?」
俺「いや、だから太ももあたりから下なんで大事なとこはないですよ」
社長「(´Д` )」
俺「いや、そんな顔されても‼もう社長から入って下さい」
社長「いいよ。」
俺「え?」

ガチャガチャ
社長はなんの躊躇もなくドアノブを握り、ドアを開けた。

俺「‼…」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 17:12:14.35 ID:vB+MQusH0
ふ・・・ふぇ~
怖いよぉ~

65: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 17:14:28.45 ID:4mGBtkjw0
廊下はいつもと変わらずだった。
足もなけりゃなにもない。
社長「ほら。大丈夫なんだって。今俺、幽霊とかよりPS3したくてたまんないもん」

どかどかどか…

ぐいぐい家に入る社長。
俺「ちょ、なんなんだほんとに」

俺も慌てて続く。
社長は早くもリビングの明かりをつけ、PS3を開封していた。
社長「うわ、意外に重いな。ゲームのくせに。」

そのままPS3を抱え、寝室に入り、テレビに接続している。

社長「ほら、やるぞ。」
俺「あ、はい。」

拍子抜けだ。もっとこう、なんか起こるかと思ったが、いつも通りだ。いや、むしろいつもより空気が明るい。
俺「(すごいな、この人のオーラは…)」


80: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 17:51:24.14 ID:4mGBtkjw0
俺と社長はとりあえず鉄拳を始めた。
俺「うわ、すごいキレイすね。」
社長「やべぇだろ?PS2とかもうワープロみてぇなもんだ」

俺はスティーブを選び、社長は平八だった。

レディ、ファイ‼

……
ko‼‼


社長はクソ弱かったwww
社長「おい。聞いてねえぞ。お前めちゃくちゃ強いじゃねえか」
俺「いや、社長が弱すぎです。」
社長「んだよ~。まああと3回やって、勝ちが多いほうがPS3GETな」
俺「あ、はい。」

10分後。

俺はPS3をGETした。

83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 17:57:09.62 ID:blEl/7KP0
社長wwwwww

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 17:57:39.67 ID:T3ToN3100
うらやま

85: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 17:57:50.93 ID:4mGBtkjw0
俺「やった。PS3だwww」
社長「くそ~‼‼んだよ~‼もう俺1人プレイで鍛えるから‼」

社長は1人プレイを始めた。
俺は風呂に入ることにした。

俺「じゃ、俺風呂入りますから。何か飲みたくなったら適当に冷蔵庫漁って下さい」
社長「おりゃ、うりゃ」

聞いちゃいない。
俺は風呂に入った。

20分後。

風呂から上がり、服を着て、冷蔵庫に向かう。相変わらず社長は鉄拳をやっている。

冷蔵庫を開け、オレンジジュースを飲む。

社長「こら‼触るな‼クソ野郎‼‼」
俺「(かなり熱狂してるな…)」
社長「コルァ‼‼今平八倒してんだよー‼‼」
俺「(ん?)」

寝室へと向かった。

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 17:58:40.92 ID:KdcdSwjv0
一体何が…

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 17:59:30.06 ID:zx91JreGO
きゃあああああああ

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 18:00:15.33 ID:+F9lguAj0
(´・ω・`)・ω・`) キャー
/  つ⊂  \

91: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 18:01:37.55 ID:ItsgNfep0
俺「まだやってんすか?」
社長「いや、邪魔すんだよ。俺が平八倒してんのに。」
俺「へ?」
社長「いや、だからぁ、変なやつが邪魔すんだよ」
俺「変なやつ?」
社長「そう!窓から誰か覗いてるなあと思ったら入ってきやがった。」
俺「ま、またまたぁ~…マジすか?」
社長「マジだよ。ま、俺鉄拳やるから。」
俺「いやいやいや!」
社長「おりゃ、うりゃ」

ジ…ジジジ…

電気系統が不規則に点滅しだした。

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 18:03:51.65 ID:8ti9bDJ+0
>>91
社長おおおおおおおお

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 18:06:27.39 ID:aFXkP6RiO
>>91 社長可愛いな
こんな社長居たら頑張って働くのにwww

97: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 18:05:51.25 ID:ItsgNfep0
テレビ、蛍光灯、照明に至るまで、全部が点滅している。

社長「あ!この野郎テレビ見にくいじゃねえかよ‼」
俺「ほ、ほらぁ~‼変に煽るからぁ‼‼」

社長はそれでも鉄拳を続けている。

俺「(ど、どうすんだよ…)」

ko‼
社長はまた負けた。

社長「……こら」
俺「え?」

ジジジ、ジジジ…
点滅する電気機器。

社長「ええ加減にせぇよコルァーー‼‼‼‼」

102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 18:08:01.40 ID:8ti9bDJ+0
>>97
社長はKOされました

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 18:05:58.28 ID:T3ToN3100
社長SUGEEEE

103: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 18:10:50.48 ID:ItsgNfep0
ブンっ‼
社長はコントローラーを思い切り投げた。

俺「あ!コントローラー‼」

ピタ…

社長が怒鳴ると同時に電気機器は正常に戻り、テレビには鉄拳が映っていた。

社長「わかったらええんじゃ。」
俺「…………」
社長「ほら、対戦やるぞ。ただし…さっきまでの俺と思うなよ‼www」
俺「いや、それよりさっきまでn…」
社長「気ーにするな‼そうやって気にするからやつらはつけあがっていろいろしてくるだろ?」
俺「は、はぁ」
社長「ほら!対戦するぞ!」

俺はコントローラーを手にとった。

レディ、ファイ‼‼

ko‼‼

社長はさっきより弱かった。

106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 18:15:24.20 ID:MxWODiO00
社長可愛い

107: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 18:18:07.49 ID:ItsgNfep0
社長「くそ‼なんでだよ‼」

その日社長は夜中の3時までウチで鉄拳をやり、帰った。

その日からいまだにその家にすんでいるが、あれ以降目立った現象は起きなくなった。
そして、もう一つ。会社には、テレビとPS3が設置された。その日の売り上げノルマを達成すれば会社でPS3をしていいという事だ。
会社には、
レディ、ファイ‼ko‼‼が鳴り響いている。

今回の話はあまり長くなかったですが、こんな感じでした。
ご清読、ありがとうございました。
社長の破天荒さには、信じがたいものがありますが、信じるか信じないかは、
あなた次第m9(´Д` )

質問等あればどうぞ。

111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 18:20:37.96 ID:lWGIWZQv0
>>107
引っ越したいとか思う?

114: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 18:21:22.29 ID:ItsgNfep0
>>111
いや、それが意外に落ち着く家なんだな、これが

109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 18:19:06.97 ID:jZOszASO0
社長の一喝でか

113: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 18:20:58.76 ID:ItsgNfep0
>>109
なのかなぁwww

118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 18:28:02.21 ID:pEhr6jw80
そんだけ給料もらえる仕事ってなに?

120: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 18:30:06.72 ID:ItsgNfep0
>>118
営業マンです。

115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/22(火) 18:21:51.55 ID:jZOszASO0
>>113
お前は撃退してねーじゃんww
社長の撃退だな

117: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/11/22(火) 18:25:33.59 ID:ItsgNfep0
>>115
社長様様だよ。





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1 :名無しさん:2014/04/05(土)06:03:00 ID:1wuqJ5Xgk
小さい頃に凄い霊体験してるwwwwwwww


2:名無しさん:2014/04/05(土)06:05:40 ID:1wuqJ5Xgk
私が生まれる前に住んでた家での話らしいんだけど
この家が凄い幽霊屋敷だったらしいwwwwwwwww


3:名無しさん:2014/04/05(土)06:48:19 ID:ORIhvoH2t ×
続けたまえ


5:名無しさん:2014/04/05(土)08:34:42 ID:LH7K8xt3K
じゃあ書いてく
これは兄ちゃんの話なんだけど
兄ちゃんと姉ちゃん二段ベッドで寝てて兄ちゃんが上の段なのね

ある日の真夜中兄ちゃんは喉が乾いて目が覚めたらしい
それでふと窓の方が気になって向いてみたら無数の生首が窓の外を通り過ぎてたらしい
ビビった兄ちゃんすぐに母さんを呼びに行ったんだけど
部屋に帰ってきた時には何もなかったらしい
兄ちゃんは
「母さんは夢でも見たんでしょって言ってるけど確かに俺は見たっ!!」って今でも言ってる


6:名無しさん:2014/04/05(土)08:45:05 ID:LH7K8xt3K
次は姉ちゃんの話
これは姉ちゃん5歳位の時の話らしいんだけど姉ちゃんはその日一人で留守番してたんだって
それでお風呂場の方にふと気配を感じたから行ってみたらしい

そしたらなんと着物を着た人型の狐が居たらしい
姉ちゃんがぽかーんと見てると狐が気づいたらしくてちょいちょいと手招きされたらしい
不思議と姉ちゃんもその狐の方へ寄ろうとした時に
丁度母さん達が帰ってきたんだって
姉ちゃんは母さん達を連れて風呂場に行ったんだけどその時にはもうなにも居なかったらしい


7:名無しさん:2014/04/05(土)08:48:51 ID:LH7K8xt3K
ちょっと出掛けてくる


8:名無しさん:2014/04/05(土)09:35:37 ID:x4ek5ItRd  
それやばいよついてっちゃ駄目だよ


12:名無しさん:2014/04/05(土)12:27:49 ID:uECiurzH9
ただいまー帰ってきたよ
今から続き書くね


13:名無しさん:2014/04/05(土)12:39:48 ID:uECiurzH9
これはまたまた姉ちゃんの話
狐さんを見て数日後また姉ちゃんは一人で留守番していた。

それで暇になった姉ちゃんは家を探検する事にしたらしい
(この幽霊屋敷はかなり広かったらしい)
で、姉ちゃんは一階は探検したし二階も探検しよう!!と思って
階段を上がろうとしたら階段の所に今度は狸が居た。

これ又前回と同じ着物を着た人型狸
しかも普通は逃げるだろうに姉ちゃんはなんと近づいて捕まったらしい
俵担ぎにされてどこかに浚われようとした時に又タイミング良く母さん達が帰ってきた。
母さん達が帰ってきたら
狸は舌打ちして姉ちゃんを置いて帰ってったんだ。
それ以来姉ちゃんは迂闊に変な物に近づかなくなったよ。


14:名無しさん:2014/04/05(土)12:46:14 ID:uECiurzH9
母さんは買い物中に胸騒ぎがしたから予定より早く帰ってきたらしい。
早く帰ってこなかったら姉ちゃんはどうなってたんだろうか?


15:名無しさん:2014/04/05(土)12:58:54 ID:Uh1BXJYAk
みてるよー
そのままだったら多分連れてかれてた


16:名無しさん:2014/04/05(土)13:13:00 ID:uECiurzH9
これが最後の話
兄ちゃんと姉ちゃんが2人で留守番してる時に起きた出来事

その時は2人でゲームしてたらしいんだけど
ドアの方で足音がしたから母さんが帰ってきた!!
って思って2人で歩いてったら足音は階段を上がって二階に行ったんだって
その時に兄ちゃんが2人揃って飛び出してビックリさせよう!!
って言って姉ちゃんもそれに賛成して2人でそーと階段を上がった。

二階には空き部屋があって足音はその部屋に入っていった。
そして姉ちゃん達は空き部屋のドアをいきよいよく開けたんだけど中には誰もいない。

あれ?おかしいねーと2人で話してたら
玄関のドアが開く音がして母さんがただいまーと言っている
確かに母さんは上に居た筈なのに

「大人になって考えると明らかに可笑しい話なんだけどね。
だってドアが開く音してなかったし」と姉ちゃんは言っている


18:名無しさん:2014/04/05(土)13:41:01 ID:ddsdQ9AJC
とりあえず、母ちゃんぱねぇな
母ちゃんいれば化け物もよってこないわけだw


19:名無しさん:2014/04/05(土)13:57:21 ID:zGY7Uf3ZS
その家凄い行きたいな
幽霊だけじゃなくて妖怪もいるのか?


21:名無しさん:2014/04/05(土)14:58:01 ID:qvpNvKmZv
>>18
母さん本当凄い
前に守護霊見えるって人に見てもらったら凄い人が憑いてるねって言われたよ
>>19
妖怪はいない
まあ近所にカッパがでるはきわ


22:名無しさん:2014/04/05(土)18:15:08 ID:AwRHtdBRi
カッパw凄いなw
狸に担がれて姉ちゃん連れて行かれそうになったって話やけど
その狸とか幽霊より妖怪って感じじゃね?


23:名無しさん:2014/04/05(土)19:50:16 ID:wDjIoaJkw
面白い&怖い。
これがもしかして神かくしの手口というヤツか。
だからあまり怖がらない子供ほど連れていかれるのかな。
で、神様たちは人間の子供を連れて行って、何に使うんだろう?
神道系なら血なまぐさいことはしないと思うんだが…
おキツネ様の部下か地上でうろうろしたい時に体を借りるとか?


24:名無しさん:2014/04/05(土)20:16:45 ID:NVh1VLuST ×
もっけ


27:名無しさん:2014/07/27(日)06:36:25 ID:zu2UNS0qO
このキツネと狸は神様じゃなくて、
いじめっ子に憑依して他の子供を虐めたり、神様に化けて人間おちょくったりする化け物系。
我は何神様であるとかいうのは全部偽物で、この手のもの。
神様本人が名前をつげる事はないし、姿を見せない。
この家凄い物いたんだね。
メッタに見れない。






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1 :霊感ナシ男:2015/03/28(土) 00:35:35.10 ID:s92VmCov0.net
最近、はじめて幽霊的なものをみたかもしれない


2 :霊感ナシ男:2015/03/28(土) 00:37:16.35 ID:s92VmCov0.net
幽霊って服装とかどんな感じだ?


6 :本当にあった怖い名無し:2015/03/28(土) 05:56:16.25 ID:XuL5wOOn0.net
とかってなんだよ


8 :霊感ナシ男:2015/03/28(土) 12:48:15.63 ID:s92VmCov0.net
最近、皆に見えないけど俺にだけ見える子供がいたんだけど
服装がどこにでもいる感じの服装なんだよ


9 :霊感ナシ男:2015/03/28(土) 12:49:26.79 ID:s92VmCov0.net
幽霊ってそんなもんなのかなと思ったんで


14 :本当にあった怖い名無し:2015/03/28(土) 23:08:38.29 ID:Sk4yopFI0.net
ガキはもう寝ろよ


15 :本当にあった怖い名無し:2015/03/28(土) 23:23:37.05 ID:1dtqJnii0.net
だから幽霊見たけど、よくある白装束じゃなくて
そこら辺の普通の人と同じような格好だったから他の幽霊見える人に確認してんだろ
幽霊って白装束とかじゃないの?って
文盲かよ


16 :霊感ナシ男:2015/03/28(土) 23:25:53.64 ID:s92VmCov0.net[
そのとおり。説明ありがとう




17 :本当にあった怖い名無し:2015/03/28(土) 23:28:22.79 ID:L00voCUU0.net
服装に関しては俺が見たことがあるのでエエなら普通の一般人の格好。
むしろ白装束なんて見たことない


18 :霊感ナシ男:2015/03/28(土) 23:33:19.82 ID:s92VmCov0.net
ですよね。
普通のちっちゃい子供が木の下で泣いてたんだが、俺以外誰にも見えなかった。


20 :霊感ナシ男:2015/03/28(土) 23:34:45.91 ID:s92VmCov0.net
そんなん初めてで、目線外してもう一回みたら消えてた。


21 :本当にあった怖い名無し:2015/03/28(土) 23:40:03.39 ID:L00voCUU0.net
それ以降なんもなければおけ。
気にしないきにしなーい


23 :本当にあった怖い名無し:2015/03/28(土) 23:53:14.22 ID:L00voCUU0.net
まぁ相手が子供っちゅーんがちーと気になるっちゃー気になるが…


25 :本当にあった怖い名無し:2015/03/29(日) 18:54:56.30 ID:puMrgkqH0.net
幽霊はちゃんと個体別の服装だと思うよ
元になってるのは死んだ人間ってのが前提だからね  


26 :霊感ナシ男:2015/03/29(日) 21:12:59.19 ID:6+8x2q7a0.net
そうなんだ。
俺いつも見えないのに見えたんだけど、なぜだろう?


27 :本当にあった怖い名無し:2015/03/29(日) 21:17:16.41 ID:puMrgkqH0.net
体調とかじゃない?
あと昔から謂れがある場所とかは
結構本当に呪いじみた何かがあるから馬鹿にはできないぞ


30 :本当にあった怖い名無し:2015/03/31(火) 13:05:35.18 ID:4fiax3mq0.net
自分も気配だけ感じるだけだったけど、ごくまれに見える様になったな。
隣で仕事していた人が見える人で影響を受けたっぽい。

その人曰く、自分は無意識に幽霊に道を譲ったり
ぶつからない様に避けたりしているらしい。w

どうやら体は幽霊の存在を認識しているが
自我には伝えたり教えたりしていないみたいで
たまに消し忘れた幽霊を見ているらしい。

幽霊の服装は、よく判らないか普通の服だな。
背広姿はあるけど白いワンピースとか白い着物はまだ見たことがない。


32 :本当にあった怖い名無し:2015/04/01(水) 01:22:31.01 ID:TtaIcS2TO.net
普段着だったり、制服だったり‥多分亡くなる直前の服装


33 :霊感ナシ男:2015/04/01(水) 02:20:44.62 ID:SWSNfVx50.net
そうかじゃああの時見た子供はこの世のものじゃなかったのかな


34 :本当にあった怖い名無し:2015/04/01(水) 02:36:03.96 ID:IME2gdqk0.net
そういうのが見えたこと無い俺としては白い肌とか着物ってのは
恐怖心から靄のようなものが人や何かに見えたんじゃないかと思うんだよ
だから仮に幽霊がいたとしたら普段着で良いんじゃないかね

だって自分が死んで幽霊になったとしても
「あー、俺死んじゃったから白い服着なきゃ」とは思わないだろ


35 :霊感ナシ男:2015/04/01(水) 03:03:44.16 ID:SWSNfVx50.net
それもそうなんだが、あまりに普通の服装だったもんで幽霊っぽくないなと思ったんで
あ、俺>>1な


36 :本当にあった怖い名無し:2015/04/01(水) 09:39:33.58 ID:39wHNtWA0.net
普段着ってのももちろん多いんだけど
亡くなったあと白装束着させられるからそれで動き回ってるのがたまにいるね


37 :30:2015/04/01(水) 13:45:54.86 ID:jakIazQR0.net
昨日の話しの続きで職場の事務所には時々幽霊がうろついているらしい。
稀に社内外の人に目撃される位だが見える人の話では毎日の様に見るとか。
その幽霊は会社の制服を着ているらしいのだが
上司によると3年前に制服が変更されていてその後は社員で亡くなった人はいないらしい。

結論として、幽霊は着たい物が着れるんじゃないかな。
社畜の幽霊であっても一人だけ旧タイプの制服なのは悲しいだろうし。


38 :本当にあった怖い名無し:2015/04/01(水) 22:41:23.34 ID:IME2gdqk0.net
社畜幽霊なんか良いな
夏にはまわり見て”あ、今日衣替えだったか”とかでいそいそと着替えるんだろうか
>>36
見えてる人なのかな?
白装束の人の顔色とかまで解るものなの?
白装束着せられてる=死んでるってなんとなく解ると思うんだけど
どんな気分で居るんだろうか
俺だったら自分が死んでるって解ったらそのまま昇天しちゃいそうだけど


39 :霊感ナシ男:2015/04/01(水) 22:52:14.89 ID:SWSNfVx50.net
>>37
おもしろいなそれw
いいね、そんな幽霊なんかほのぼのするわ。


40 :本当にあった怖い名無し:2015/04/02(木) 15:48:11.87 ID:U+JhoNTb0.net
白装束を着てたのは顔色はなく白骨化した頭蓋骨に
湿ったカツラみたくベトベトしていそうな長い髪が背中まで無造作に垂れ下がっていました。
はだけた胸元も、前に突きだしている両腕も、音もなく歩く爪先も骨。
身長は150センチぐらい。
近所に住むおじさんの後ろを追うようにいつも歩いていました。


41 :本当にあった怖い名無し:2015/04/02(木) 21:08:01.52 ID:s4zzniFq0.net
ふむふむ、するとその霊は自分が死んで白骨になるまで見届けていたってことなのかな…
もしくは死んだことに気付いたときに幽霊なら白骨で白装束と考え
自分の姿を変異させたか

興味深いな
俺も幽霊になれたら超絶美少女に変異しよう


42 :37:2015/04/02(木) 21:21:27.16 ID:KUZOXUUQ0.net
幽霊が衣替えしているかどうかは聞きそびれた。w
その後、その幽霊を至近距離で見ているんだが
自分には輪郭と中がテレビのチャンネル間のノイズの様な砂嵐状態にしか見えず
着ている物まで判らなかった。

その職場とはそれから縁が切れてしまったので
今どうなっているかは不明ですが、いろんな意味でネタの多い職場でした。


43 :本当にあった怖い名無し:2015/04/02(木) 22:18:48.62 ID:s4zzniFq0.net
超絶美少女幽霊になったら健全な少年の前に現れてしこっても良いのよ?とか言おう
うむ、楽しそうだ

とか考えてたんだけどよくよく考えたら幽霊って意識はっきりしてるもんなのかね?
怪談はまぁ怪談だから別として良く聞く幽霊の話だと
ただ立ってるとか座ってるとか徘徊してるとかで
明確な目標持って動いてるのあまり無いような…

>>42
あれ?
顔が砂嵐ってどこかで聞いたことあるな
帰り道に顔が砂嵐の女性と毎日すれ違うとか何とかそんな話だった気がするが
見え方にも色々あるんだねぇ


44 :霊感ナシ男:2015/04/03(金) 01:38:51.44 ID:x59n37bk0.net
>>43
その発想はなかったwww
俺はこれから女性の幽霊みたら本当に女か確認するとしようw


46 :42:2015/04/04(土) 00:33:37.22 ID:OMFCAdhi0.net
そこで自分が見て体験した話は少ないけど
見える人の話で本社の社長室の社長の椅子の後ろに
よく創業者と思わしき老人の霊が立っているのが見えるとか。

話が変わるけど正月に田舎に帰ったら、妖怪ブームのせいか
近所の神社に夜中塾帰りの中学生が肝試しに来ていたみたいだった。
神社に妖怪はいないのにねぇ。
墓地にはそれなりに変なのがいるみたいだけど…。


47 :霊感ナシ男:2015/04/13(月) 02:49:03.50 ID:vHanRjUo0.net
神社の鳥居の辺には、悪い物が夕方になったら集まる
(それ以上は入れない)って地元近畿では良く聞くよ
だから参拝は午前中にしなさい、って

>>40
そんなのリアルで見て卒倒しない人は尊敬するわ


160 :本当にあった怖い名無し:2015/07/16(木) 19:35:09.03 ID:TR0ajlcx0.net
今まで何回か見たけど白装束着てた人はいないな
白い着物着てた女の人はいたけど多分昔の人だと思ったし大抵は普通に服着てるよ


209 :本当にあった怖い名無し:2015/10/16(金) 12:03:43.78 ID:UTtL3mnF0.net
今まで見たのは
テレビとか映画みたいに血だらけとか腕が無いとかそんなのは一切なかった
服装も普通。
着物着てるおばあさんとかもいたけど
一番印象的だったのは真っ赤なスーツというかバブル時代の姿の女性でした




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25 :ムシマル:2006/04/12(水) 23:01:25 ID:Yj591hIHO

突然だが、私は太っているためか、イビキがかなりうるさいらしい。

 

先日、伊豆の温泉へ社員旅行にいったのだが、
私が夜中にふと目を覚ますと、ホテルの部屋の中には誰もいなかった。
どうやら同部屋の軟弱な後輩達は、私のイビキに耐えかねて、他の同僚の部屋に避難したようだ。
まぁいいわ。さて、小便でもするかね~と、トイレに向かうが部屋の電気が灯かない!
(後で気付いたが、部屋のキーを挿してないと電源が入らないタイプの部屋で、
 後輩がそのキーを持っていってしまっていた)
ちょっと怖いので、ドアを開けたまま、暗やみのトイレで座って小便をする事にした、いい年の私。

 

 

25 :ムシマル:2006/04/12(水) 23:01:25 ID:Yj591hIHO

・・・しばらくすると部屋の方から、
「ヒタヒタ・・ヒタヒタ・・」と、部屋のなかを裸足で歩き回る音が!
なるほど。私は後輩がイビキの仕返しに、私を驚かせてやろうとドッキリを仕掛けてきやがったな!と考えた。
さすが我が後輩達よ。
だがね!俺はもっとズルイし賢いんだ。返り討ちにしてくれよう。

 

一人でニヤニヤしながら、そ~っと音を立てないように、部屋のドアから廊下へ脱出。

 

 

27 :ムシマル:2006/04/12(水) 23:06:34 ID:Yj591hIHO

私達が泊まっている部屋は、一階の角部屋。非常口から外に出れば、簡単に部屋の外に廻りこめた。
私は後輩達に気付かれないように、窓の方に近付き、そっと部屋を覗きこんだ。
真っ暗な部屋の中、立っている人影が確認できた。

 

私は深呼吸をしてから、思いっきり窓をガタガタさせて叫んだ!
「ゴルァ!!」
すると私に気付いた人影が、物凄い勢いでこちらに、スーッと平行移動で近づいてきた!
あれ・・ビビってない?・・・つーか後輩じゃない!?
「うわぁ!?」
・・・見ると、おぼんを手にした和服姿の女中さん?下を向いたままこちらに突っ込んでくる!
ヤバい!人間じゃない。
私は驚き、裸足のまま猛ダッシュで逃げた!
走りながら振り返ると、女がおぼんをカタカタ震わせながら追い掛けてくる!!

 

もう後は無我夢中で逃げて、他の同僚を叩き起こして部屋に入れてもらった。
しばらくドアの前を、カタカタ音が行ったり来たりするのが聞こえたが、やがて静かになった。

 

翌朝。部屋からいなくなった後輩にこの話をした所、こう答えた。
「イビキは関係ない。先輩の寝ている顔をずっと覗き込んでる女がいた。
 だから怖くなって逃げた」と。




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