【閲覧注意】怪談の森【怖い話まとめ】

当サイト「怪談の森」は古今東西の怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 心霊系




667 :霊能犬ゴロ - 遠吠え:2012/04/26(木) 18:15:16.68
 
Hダムに霊能犬ゴロと微霊能者の友人とでバス釣りに行ったときのこと。
有料スロープからボート降ろしていざ出発というときに、どういうわけかゴロがボートに乗りたがらない。
 
また心霊絡み?それもゴロが怖じ気づくほどの相手?  
 
微霊能者の友人に 「なんか見えてる?」 と聞くも、
「いや、なんにも」 との返事。
てことは心霊絡みではなくリアルな危険か?またクマでも近くにいるのでは・・と思い周囲を見渡すも特に異常は見当たらない。


667 :霊能犬ゴロ - 遠吠え:2012/04/26(木) 18:15:16.68

犬にしか聞こえない超音波とか流れてるんかなぁ?と思いつつゴロを無理やり乗船させて出発。
 
いつになく落ち着きが無いゴロ、何かを訴えるような眼差しを俺に向ける。
その日は朝から大爆釣でウハウハ状態。しかし10時を回ったあたりからパタリと何も釣れなくなった。
地合が過ぎたかと思っていたら唐突にゴロが「アオ~ン!」ボート上で遠吠えを始めた。
 
今まで何度もボートに乗せたけど遠吠えするのは初めてだ。




667 :霊能犬ゴロ - 遠吠え:2012/04/26(木) 18:15:16.68
 
もう一度微霊能者の友人に周囲に何か見えてないかと聞くも
「いーや、なんにも異常がないよ」 との返事。

「ほんとか?なんにもないか?なんか変な感じとかもない?」
「全く無いよ、しいて言えば気配が全く無いことがおかしい。ちょっと静かすぎる。」
「なんだそりゃ?」
原因はその後すぐわかった、地震だ。
 
強い揺れがわりと長い時間(と言っても10秒もない)続いた。
船上の地震って妙な感じだ、怖いとかそういうのは全くなかったけど。
後から調べたところ震度4の地震だった。
 
結局それだけの話だけど、ゴロは緊急地震速報の機能があることがわかった。
あの「アオ~ン!」の遠吠えは
「緊急地震速報です。強い揺れに御注意下さい。」
と俺らに注意していたのかもしれない。





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660 :霊能犬ゴロ:2012/04/20(金) 00:34:39.14
 
さて俺には自称霊能者の友人もいる。
こいつは本当に迷惑なやつで例えば高校の時に修学旅行で宿泊先のホテル抜け出して浜辺に遊びに行った時、
「うわああああああ、悪霊がいっぱいいるぅ!やめろ、こっちくるなぁぁあああ!」
と、突然大声で叫んだ。
周囲はけっこう人がいて、何事かと視線が集まる。
気の短いクラスメートたちが
「この野郎、何が悪霊じゃい、楽しい気分に水をさしやがって!」
激怒して自称霊能者の友人をフルボッコにした。
困ったことにホテルに戻ってからも
「さっきの悪霊が付いてきてるぞ!おまえに憑いてる!ぎゃあああ!」
と調子はかわらずでまたフルボッコにされる始末。
結局最後は
「見えないやつはいいよな、おまえらには俺の苦悩は永遠にわからん!」
と捨てゼリフを吐く自称霊能者の友人だった。
こんな調子がずっと続いて今にいたる。


660 :霊能犬ゴロ:2012/04/20(金) 00:34:39.14

ところで俺はバス釣りに行く時は必ずゴロを連れていく。
ボートにゴロを乗せて深山のダムで釣りをする、これがなんだか自分的にはかっこいいような気がする。
しかしそこは霊能犬だけあって俺には見えない何かに向かって吼えることがシバシバある。
それが絶好のポイントだったりすると迷惑なことこのうえない。
ある時、吼えまくるゴロを無視してワンドの奥までボートを進めた時のこと。
かつてない程激高するゴロ。
それでも無視したら
ガサゴソ・・
水際の草が揺れてノソっと出てきたのは・・クマ!しかも子連れ!
子連れのクマが危険なことは俺でも知ってる。
慌ててボートを反転して離脱!
数日後、この地区でクマによる被害がニュースで流れた。
ゴロはリアルな危険も事前に察知してくれるので、あまり無視はできない。




661 :霊能犬ゴロ:2012/04/20(金) 00:36:08.60
 
そこへ自称霊能者の友人である。
これはヤツがバス釣りを始めた頃の話。
当時自称霊能者の友人はボートを持ってるバス釣り仲間の間を渡りながら釣りをしていた。
が、そこはそれ自称霊能者なので釣りをしてると必ず
「おまえの目の前に落ち武者の霊がいるぞ!ぎゃああああああ!!!」
と相も変わらずのようで当然皆から敬遠されていった。
そしてとうとう俺のところに自称霊能者の友人が回ってきた。
今までは「犬を一緒に連れてくから無理」と断っていたがついに知り合い全員に無視されるようになり頼れるのが俺だけになってしまったわけだ。
霊能犬ゴロと自称霊能者の友人の素敵なコラボ、どんだけボート上が煩くなるんだよ・・・考えただけでうんざりする。
忘年某月某日、午前3時頃にゴロと自称霊能者の友人乗せ車を出した。
やっぱりというかなんというか自称霊能者の友人は
「い、今、電柱のカゲに女がいたぞ!」「なんだかイヤな予感がする、この道は通らない方がいい」「ひぃ!今の見たか!?そっか見えないか、いいな見えないやつは」
ずっとこんな調子の道中だが、どうやら事故らずに目的地のダムについた。
ジョンボートを車から降ろしエレキ・船外機を取付け午前4時40分ころ出航。
友人が早速
「ぎゃああああああああああああ!!!!」
とやってるが無視。
幸いなことに俺らがこのダム一番乗りだったようで周囲の視線を集めるようなことはなかった。
それでも付近に民家でもあれば通報されていたかもしれない。
それからしばらくして今度はゴロが立木に向かって吼え始めた。
煩いので立木をスルーしようとすると
「おい、あの立木まわりは攻めないのか?」
と自称霊能者の友人。
「ああ、ゴロが煩いからな」
そう言ってからハタと気がついた。
ゴロには見えているものが自称霊能者の友人には見えていない?
そういえば今まで自称霊能者の友人が指摘したものについてゴロが反応したことは一度もなかった。
てことは・・・
やっぱりこいつは無霊能力者だったか。今までの騒ぎは全部嘘だったんだな。まあそんなこったろうと思ったけど。
溜息をつくも心優しい俺はそれを指摘せず知らないふりをしてやった。


662 :霊能犬ゴロ:2012/04/20(金) 00:37:09.72
 
ところがだ、もう少し先に進んだところで
「おい、この先に行くのは止めとけ」
今までにない真顔で自称霊能者の友人が言う。
また始まったとウンザリする俺。
「この先が一番のポイントなんだけどな、そういうのちょっと自重してくれよ」
そう言って無視して進むと今度はゴロが
ガルルルルルゥ・・・
進行方向に向かって唸りだした。
「・・・・・・・」
自称霊能者の友人は一点を凝視して固まってる。
また見えてるフリか? いや、それにしてはゴロのこの反応は・・・
というか、俺自身もなんか不安な気持ちになってるのはなんでだ。
「きたっ!ひぃ!」
自称霊能者の友人の悲鳴、と同時に
ガゥ!
今までに無いようなドスの効いた声でゴロが吼えた!
それで全てが終った。
吼えたあとゴロは一点を見ていたが、すぐ座り込んで後ろ足で頭を掻いた。


663 :霊能犬ゴロ:2012/04/20(金) 00:38:28.49
 
「この犬すごいな」
「なにがだ?」
「こいつが吼えた瞬間悪霊が消滅したぞ」
俺はゴロが他の犬に比べて霊能力が強いっぽい霊能犬であることを説明した上で聞いた。
「おまえ、見えてるフリしてただけじゃなかったの?本当に見える人なの?実際のとこどうなんよ?誰にもバラさないから言ってみ?」
結局自称霊能者の友人がこれまで散々言ってきたことのほとんどは虚言(本人は何かいる雰囲気は感じているいるとか)で実際には何も見えていないことがほとんどらしい。
ただ時としてとてつもない何かと遭遇したときはよく見えるのだとか。
全てのモノを見ることはできないが、常人も不安を感じるほどのとてつもない相手なら見えるらしい。
ようするにこいつは霊能力者には違いないが最低ランクの微霊能力者なのだ。
その中途半端な能力が災いして、子供の頃、たまたま見えた幽霊だか妖怪を大騒ぎしたところ一躍クラスの人気者となり以後虚言癖になったようだ。
「なあ、俺の前では見えたふりするのはやめてくれよな。けっこう迷惑だから。」
「すまん、今後はハッキリ見えた時だけにするよ。それより俺が本当に見えるってことを理解してくれただけでも嬉しいよ。」
「で、さっきのやつはどんな姿してたんだ?」
「黒煙みたいな長いやつだったよ、大きさは変幻自在な感じ。」
「本当に悪霊?」
「実際はわからないな、悪霊なのか妖怪なのか、それとも人間が発見してない未知の領域の生物なのか」
この手のものは霊の類いと決めつけ気味だが、なるほど、未知のUMAって可能性もあるんだな。
「あ、でも犬に吼えられたくらいで消滅するんだから案外大したことないんじゃね?」
「さあ?でも常人のおまえを不安にさせるほどの相手が大したことないとも思えないけどな」


それからは自称霊能者の友人はムヤミに叫ぶことは無くなった。
俺とゴロと自称霊能者の友人はこの日以降も一緒に釣りに行っていろんなモノと遭遇していくことになる。
ただ残念なことに遭遇はしても俺自身は全く見えないのだが。






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658 :霊能犬ゴロ:2012/04/20(金) 00:32:40.83
 
これはうちの飼犬とハタメイワクな友人の話。

うちは柴犬(♂)を飼っている。
今年で10歳になるのでけっこうな老犬だ。
名前はゴロ。
今どきこんな昭和的な名前を付けるのもどうかと思うが、
我が家では犬の名前は『チビ』『ゴロ』『ジロ』のどれかに決めてるらしい。
理由を親に聞いてみると、
「この名前を付けると、我が家ではどういうわけか長生きしてくれるから」
とのことで、まあ縁起担ぎみたいなもんだろう。


658 :霊能犬ゴロ:2012/04/20(金) 00:32:40.83

ところで犬というのは面白いもので、
時々何もない空間に向かって吼えたり、そうかと思えば突然尻尾を巻いて逃げたりする。
うちのゴロはどうも他の犬に比べそういう不思議行動が多いようだ。
犬は嗅覚と聴覚が発達しているので、人間には感知できない臭いや音に反応しているだけだと言う人も多いが、
うちのゴロはどうもそれだけではないらしい。
ゴロは風下の何もない空間に向かって吼えることも多々ある。




659 :霊能犬ゴロ:2012/04/20(金) 00:33:31.20
 
ゴロがまだ小さい頃の話、公園を散歩しているといつものようにゴロが空中に向かって吼えた。
「ほぉ、それが見えるか」
突然言葉をかけられ声の方向を見るとオッサンがいた。
「何が見えるんですか?」
そう聞くとオッサンは、
「なんだかよくわからないものが見えるよ」
そう答えた。
「幽霊とかですか?」
「さあ、なんだろうね。ワシには見えてるというだけで、その正体まではわからんよ」
「どんな形ですか?」
「なんかモコモコして雲みたいなやつだよ」
なんか胡散臭いオッサンだな・・
そう思ってたら、オッサン俺の心を読んだのか、
「犬連れて向うの桜の方にいってみな」
「行くとどうなるんですか?」
「さあ?吼えるか逃げるか尻尾ふるか、どうなるかはわからんw」

なんなんだと、まだ空中に向かって吼えているゴロを引きずって桜を目指す。
が、途中からゴロが自ら走って桜に向かった。
しかし途中でピタリと止まり全力で桜に向かって吼えた。
俺はなおも桜に近づこうとゴロをひっぱると、
キャイン!
ゴロは情けない声で鳴いて、その場から逃げようとした。

俺はまたオッサンのところに戻って聞いてみた。
「いったい何が見えてるんですか?」
「動物ぽい何かだな。でもよくわからん。
 クッキリと見えるわけじゃないんだし、見えても正体わからんだろうな。
 ワシはオカルトの専門家じゃなく、ただ見えるだけだから」
そう言ってオッサンは去っていった。
このことがあって、ゴロには常人には見えない何かを見る能力がある霊能犬であることを確認できたわけだ。





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526 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/14(水) 03:18:56.33 ID:5RrhFiMr0.net
 
今さっきあった話。

某動画サイトで面白い生放送やってたので見てたんだ。
で、かなり見てる人数は少なかったんだけどコメントで盛り上がり、数人とTwitterID交換。
そこから一番話のノリの合ってた人とDM使ってSkypeID交換、通話へと流れた。


526 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/14(水) 03:18:56.33 ID:5RrhFiMr0.net

俺も相手も男だったし、全然緊張とかもなく好きな放送とかの話で盛り上がってたんだけど、
突然「○○は変わらないなーw」と言われた。○○は本名ではなくあだ名。
しかも本名をもじったあだ名ではなく、中学時代の一部の人しか知らないあだ名だった。
特に深い意味のあるあだ名でもないから、アカウントでも使ってないし呟いた事もない。
「久し振りで楽しかったよ!」と言われ、脳みそフル回転して思い当たる奴を考えた。
が、男でこのあだ名を知ってるのは本当に数人しかいない。
その中でも話のノリが合ってたのは高校で事故にあった△△しかいないと思い、
思い切って「△△・・?」と聞くと、「ははは!たまには家に来いよな!」と言って通話が切れた。


527 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/14(水) 03:19:27.67 ID:5RrhFiMr0.net
 
Skypeやった事ある人なら分かると思うけど、通話が終わると相手のアカウントのページに通話時間が表示されるんだ。
なのに、通話が切れた瞬間にホーム画面に飛ばされた。
弟とか他の家族なのかチャットで聞こうと思い、相手のページを探すが見付からず。
通話の前に少しチャットしてたのにその記録も消えてる。
アカウントブロックすれば相手からのチャット拒否出来るけど、その場合はアカウント名の表示消せないんだ。
俺が操作しないと俺側で名前が消えるのはありえない。

怖いというより、あそこで俺が名前を聞かなければもう少し話せたのかなと今切ない。




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869 :本当にあった怖い名無し:2008/02/19(火) 20:39:28 ID:DEqRaFYu0
「今の生活が嫌なんだろ?」
声が聞こえてふと目を覚ますと、僕の目の前には、昨日の真っ裸の女が立っていました。
僕は飛び起きました。(金縛りにはなってなかった)
「だ・・・だれだ?!オマエは!」 
「嫌なんだろ?嫌いなんだろ?」 
「く・・・くるな!喋るな!!」 
僕は女から距離を取ろうとすると、兵士のことを思い出して振り向くと、案の定兵士はいました。 
「オマエもだ。だれなんだよ。でてけよ」
「・・・」
兵士は何も言わずに、女の方を向いている。相変わらず顔は見えない。 
「なんなんだよ!何か喋れよ!!!」
「・・・」
僕は兵士は何も行動しないのを見ると、とりあえず害はないだろうと思って、女だけを相手にすることにした。
「オマエ・・・生きてるのか?」 
「嫌なんだろ?」 
「答えろよ!!!」 
僕が叫ぶと、女は姿を消した。 
辺りを見回しても、兵士しか部屋にはいない。 
消えたかと思い、少し安心して床にへたれ込みました。
「あと一日だあああああああああ!!あと一日でオマエも楽にいいいいいい!!!」 
突如、床から絞り込むような奇声が聞こえて、床の畳を見つめると女がいた。 
畳と女が同化した。説明がしづらい感じだった。


870 :本当にあった怖い名無し:2008/02/19(火) 20:40:28 ID:DEqRaFYu0
「かあさああああああああああああああん!!!!って、また夢か・・・」 
僕はまた畳の上で起きたが、昨日とは位置がずれていた。 
「部屋の出口に近くなってる・・・」
まるで何かが、僕を部屋の外に持っていこうとしているみたいだった。 

精神的に疲れて外に出ると、母さん、父さん、おじいさんが、
昨日今日と叫びながら起きているのを心配している様子だったけど、僕は軽く受け流した。 

学校では、女が言っていた言葉が頭に響いて、おかしくなってしまいそうだった。 
『嫌なんだろ?』
確かにこの状況は嫌だ。
それに、もう少しで修学旅行がある。孤独な修学旅行なんて絶対嫌だ!! 
その時、隣の席の女子が話しかけてきた。 
「○○(苗字)君・・・ちょっといいかな?」 
「ん?ああ」
神妙な面持ちだった。 
「○○君さぁ、正直言って悪いけど、友達いないよね?」 
「うん、いないよ」
「あのさ、○○君の後ろにさあ・・・変なこと言ってもいいかな?」 
「え?何か見えるの?」
「昨日部活やってるときに、○○君が帰ってくるのを見かけたんだけど・・・
 ○○君に引きづられるように・・・その・・」 
「・・・気にせず続けてよ」 
「裸の女の人が、○○君に引きづられていたんだ・・・」 
「・・・ありがとう」
「ごめんね・・・変だよね」 
僕は軽く気にしないように言って、放課後すぐに学校を飛び出して蔵に入った。 


871 :本当にあった怖い名無し:2008/02/19(火) 20:52:56 ID:DEqRaFYu0
僕は、あの地下に絶対何かあると踏んでいた。 
あのひんやりとした感じに何かあると・・・。

懐中電灯を使って地下にある箱を見つけると、迷いもせずに箱を開けた。 
ここで僕は、中に骨か何かが入っていて、それを見つけてもらえてあの女は成仏する、と考えていた。 
僕は細長い箱を開ける。 
中からは、黒い束袋が出てきた。持ってみるとかなり重量がある。 
「何が入っているんだろう・・・」 
僕は袋から、細長い物を取り出した。 
「え・・・?日本刀?」 
その袋の中には、黒い鞘に収められた日本刀が2本入ってた。 
「すげー!かっけー!!!って、こんなことしてる場合じゃない!」 
とりあえず僕は日本刀を置いといて、箱を隅まで調べた。 

そこで何か紙きれを見つけた。
かなり古いらしく、所どころ変色している。 
漢字ばかりで読めなかったが、一部だけ読み取ることが出来た。 

戦死 ○○勘助

「○○ってウチの・・・!」 
僕は何がなんだか分からなくなって、混乱していました。 
「そうか・・!この刀で女を殺せば終わるんだな!!」 
今思うと、正気ではありませんでした。 


873 :本当にあった怖い名無し:2008/02/19(火) 21:01:18 ID:DEqRaFYu0
殺してやる・・・殺してやる・・・
その時頭の中は、それだけだったと思います。 
刀を抜いてやると、ポタッと何かが刀から落ちた。 
「え?何だ?」と僕は刀を見ると・・・刃が血まみれでした。 
妙な事に、血は刃から出ているように、ポタポタとずっとたれ続けています。 
僕は何故かその時焦りもせずに、持っているハンカチで血をぬぐいました。 
この時、僕はあの女への怒りと恐怖からか、そんなことは恐怖にも思いませんでした。 
大小二つの刀から血が出ていたので、二つとも拭って袋に入れ、自室に持ち帰って、
布団のそばに置いて寝ました。
あの女、殺してやる。絶対に殺す。


875 :本当にあった怖い名無し:2008/02/19(火) 21:09:04 ID:DEqRaFYu0
「今日で最後」
僕は女の声で目を覚ました。 
殺してやる!!!!!!ってあれ?口が動かない・・・!
こんな時に限って金縛りでした。
僕は必死に腕を動かそうとしましたが、無駄でした。 
「今日で最後だあああああああああああ!」 
女は目を血ばらせながら、俺の足を手で持とうとします。 
誰かああああああああ助けてええええええええええ!
僕は心の中で助けを呼ぼうとしましたが、女は手で僕の足をつかみました。 
しかし突如女は手を引っ込めて、うなり声をあげながら叫びました。 
「きさまあああああああああああなにをしたあああああああああああ!!」 
え?なんだ!!
女は俺にではなく、俺の左にいた兵士にむかって叫びました。 
その直後、シュッ!という音とともに、女は叫び声を上げながら消えました。 


879 :本当にあった怖い名無し:2008/02/19(火) 21:21:10 ID:DEqRaFYu0
僕は目を覚ましました。
清々しい朝でしたが、ふと部屋におじいさんがいるのに気づきました。 
「蔵を出入りしていると思ったら・・・その刀を・・・」 
僕は、あっやばいと感じましたが、この状況で言い訳何て出来るわけが無いと、
素直に今までのことを白状しました。 
するとおじいさんは、刀を持って黙って出て行きました。
後で母さんが言うには、部屋で一人で泣いていたらしい。 

そんなこんなで、僕は晴れ晴れとした気持ちで学校へ行くことができ、
授業中にギャグを言えるほどクラスに馴染むことができた。 

そんなこんなで、東京への修学旅行。 
僕は班ごとの分散行動で、靖国神社へ行きたいと言いました。 
あることを確認したかったから・・・。 
他のみんなは渋りました。せっかくの東京で、そんな神社なんかに行きたい中学生はそうそういないでしょう。
僕は「戦闘機とか鉄砲とかあるから・・・」っと、みんなを説得して行くことができました。 
そこで、戦死した人たちの遺影が飾ってある場所へ行き、○○勘助を探しました。 
名前と飾られている場所を調べるファイルで調べて、期待と不安の入り混じった微妙な気持ちで見に行った。

その時、僕は声も出ずに、少しの間そこに呆然としていた。 
名札には『海軍少尉 ○○勘助』と書いてある。 
遺影に写っていたのは・・・軍服を着た僕でした。 


885 :本当にあった怖い名無し:2008/02/19(火) 21:39:31 ID:DEqRaFYu0
後日談

帰ってきた後、僕はおじいさんを問い詰めました。 

おじいさんから聞いた話。
・○○勘助とは、おじいさんの弟で、大日本帝国海軍(?)の少尉だった。 
・サイパンで護衛艦に乗っていたが、アメリカ軍の攻撃を受け、奮戦虚しく撃沈。 
・勘助さんは脱出したそうだが、部下を多く死なせた責任を取る為に切腹。自害した。
そして二階級特進する筈が、混乱で上手く伝わらなかったので、少尉のままらしい。 
・おじいさんは、跡取りであるのと、税金を多く払っていたので、徴兵はされなかったらしい。
勘助さんは職業軍人でした。
・勘助さんが自害した時おじいさんは、
勘助さんが持っていた刀(介錯と切腹に使われたらしい)を本国で受け取ったが、
血が拭い取れず、勘助さんの呪いと恐れて地下に封印した。 
・おじいさんが驚いたのは、若いときの勘助さんにあまりにも僕が似ていたかららしい。 

↓からは僕の解釈。
・女は、僕の『引っ越したくない』という負のオーラ的な物が呼んだ霊? 
・隣の女子が言っていた『女を引きずっている』っていうのは、
昼間、意識があるときに、僕をどこかに引っ張ろうとして頑張っている女の霊が、
逆に僕の力に負けて引きづられていた?
・夜は僕の力が弱まるから霊がすき放題できるけど、
すぐに僕を外に引っ張れなかったのは、勘助さんが僕を守っていた? 
・日本刀の血を僕が拭えたのは、僕が勘助さんに似ていて、勘助さんの無念を拭い取れることができたから?(なぜ似ていたら拭えるのかは不明)
・最後に女を切って除霊したのは勘助さん?霊同士で争った? 
・今も勘助さんは、僕の守護霊として存在している?日本刀に魂が宿った? 
後者だったら、その日本刀はいわゆる妖刀というものになって、霊を切り殺すことができるのだろうか? 
もしそうだとしたら、これなんてアニメ? 

現在状況
・日本刀はおじいさんが保管している。 
・家は外観だけ残して、中の部屋は畳ではなくフローリングとか洋風に・・・。(ちょっと残念)
・それ以来僕の前に、女も勘助さんらしき兵士も現れない。

 


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