【閲覧注意】怪談の森【怖い話まとめ】

当サイト「怪談の森」は古今東西の怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: お地蔵様系




405:名無しのオカルト 2009/04/23(木) 02:52:26 ID: ID:iFA0WfBT.net

私はその場に居なくて、聞いた話なんだけど
もうすぐ幼稚園になる息子がお母さんとお墓参りに行って
近くのお地蔵さんにも線香を焚こうって時に
突然泣き出したそうだ、

息子曰く、お地蔵さんの悪口を言ったら、7体くらいあったお地蔵さんが
一斉に怒って動きだしたらしい
まあ家族みんなはありえねぇだろって感じだったが、
それ以来、息子はやたらそこに行くのを嫌がってた。

お母さんは「罰が当たったんだろうから謝りに行くぞ」
って息子と2人でお地蔵さんの所に行った。
その間も息子は泣きながら抵抗していたが・・

息子はニコニコして帰ってきて
「お地蔵さんが笑って許してくれた」
らしいが・・・
なんなんだろうな・・?




406:名無しのオカルト 2009/04/24(金) 19:59:31 ID: ID:WhX7EQ0g.net
なんか鳥肌がたってきた






オカルトランキング



コオリノ@特選怖い話:2019/02/24 09:06 ID:ootLqqjU

 呪いってのは、俺が思っていた以上にそんな単純なものじゃなかった。これは、そんな話だ……。
まだ俺が大学一年生の頃、当時俺は大学のY先輩の家に入り浸っていた。

Y先輩の家には常に5人~8人ぐらいの人間が出入りしていて、皆何をしているかというと、朝から晩までとにかく麻雀。
寝ても覚めてもだ。誰かが寝たら手が空いてる奴と交代。そうやって一日中雀卓囲んでた。

そんなある日、
「なっ呪いの地蔵、見に行こうぜ?」

深夜1時、皆のテンションも深夜テンションに切り替わってきた頃に、Y先輩と良くつるんでいたH先輩が突如言い出した。
部屋にいた5人が一同はあ?って顔でH先輩の方を振り向く。

この人はたまに思いついた事をそのまま口に出す癖がある。その時もまあ、はいはいでたでたと思ってたんだけど、
「何それ?面白そうじゃん!」
と、Y先輩が超ノリ気で、その言葉に他のメンツも話しに乗っかりだしたんだ。

その後の行動はめっちゃ早かった。あれよあれよという間に皆車に乗り込んで目的地へと出発。
行く途中の車内で、俺はH先輩から件の呪いの地蔵の話を聞いた。
場所はK市にある○倉南区にある古い神社だ。
その神社にちょっとした桜並木の細道があって、墓石がいくつか立ち並ぶ場所があるんだが、その墓石に隠れるようにして小さな御堂があるらしい。
その御堂の中に呪われた地蔵があるとの事。

ありきたりな眉唾もんの話だが、見に行くなら今しかない。と思い、H先輩はあの場で皆を誘ったらしい。
「ここココ、あの馬鹿でかい木が目印なんだよ!」
運転していたH先輩はそう言って車を止めると、子供みたいにはしゃぎながら車から降りて神社の中へと入って行く。
皆その様子をやれやれといった感じで笑いながら、境内の闇の中に、吸い込まれるようにして進んで行くH先輩の跡を追った。

予め用意した懐中電灯を頼りに、暗闇の中を進んでいく。
時刻も深夜2時を回っているせいか、流石に境内には陰湿で不気味な雰囲気が漂っている。
間違っても一人では来たくない場所だ。

だが今は、若干騒がしくもあるが大人が5人もいる。まあ逆を言えば、大の大人が揃いもそろって何やってんだって話だが。
とりあえずそのおかげもあって不思議とそんなに怖いという印象はなかった。

「おーい、ここだここ!」
H先輩の声の方に明かりを向けると、無機質な平たい石の表面が明かりに照らされた。

「うわっ」
誰かが声を上げた。

照らされた無機質な石、それは目の前に立ち並ぶ無数の墓石だった。
その墓石の隙間から枝のように生えた人間の腕が、こちらに向かって手招きしていた。H先輩だ。

墓石を回り込むようにして裏手に回ると、H先輩のすぐ目の前に、小さな御堂があるのが見えた。
「この中に、地蔵が?」
言いながら、俺は明かりで確認してみた。思っていたよりもかなり小さな御堂だ。

「見てみろよこれ、ちょっと雰囲気出てね?」
H先輩はそう言いながら、持っていた懐中電灯で御堂の扉辺りを照らして見せた。

それを見たY先輩が、
「うわっ!け、けっこうまじっぽいな……」
と怪訝そうな顔で言った。

俺もその扉を見てY先輩と
同意見だった。

所々カビが生えボロボロになっていた御堂の扉は、中太のしめ縄が厳重に巻かれており、まるで封印を施しているように見えたからだ。

「この中に入ってんのかな?」
H先輩はそう言うと、さも当然のようにしめ縄をとり始めた。

「えっまじ……?」
呆気にとられる俺たちを他所に、H先輩はしめ縄を無造作に外すと、御堂の扉を開けた。

扉の中は小さく、H先輩の体が邪魔で中の様子が良く見えない。

「おっこれか?呪いの地蔵って……あっ!?」
H先輩の声に思わずその場にいた全員がびくりと体を震わせた。

「な、なんだよ急に声出して、やめろってそういうの」
Y先輩はそう言いながらH先輩の側に駆け寄った、その時だ、

「うわっ!H、お前それ何持ってんだ?」
Y先輩だ。突然H先輩に向かって喚く様に言うと、H先輩が手に持っていた物を強引に奪い取り、それを御堂の中に戻し、両手を合わせ合掌した。

いきなりの事で何がなんだか分からない、ただ、明かりを向けた一瞬、H先輩が手に持っていた物が、ほんの少しだけ見て取れた。
何か丸い球体だった。石でできた丸い球……そこまで思い返し俺はハッとした。

もしかして……地蔵の……頭?
その瞬間、辺りを急激な寒気が襲った。

「おい、何か寒くね?」
誰かが言った、俺だけじゃない。季節は夏。真夜中と言えど、この急激な冷え込みようは明らかに常軌を逸している。

Y先輩も何かを感じとったのか、その場に突っ立っていたH先輩の腕を掴み強引に歩かせた。
「帰るぞH!」
「えっ?何で?来たばっかじゃん!」
「馬鹿か!調子乗りすぎだお前」
Y先輩のこの慌て様、やはりだ。あの時H先輩が手に持っていたものは地蔵の……。

結局その後俺たちは、不満気なH先輩と、どこか神妙な顔をしたY先輩の運転する車に乗り込み、何事もなく帰路に着いた。

「悪い、何か今日はもう麻雀する気になんねえわ、ごめんな」
Y先輩はH先輩の行動に腹を立てたのか、その日は皆を帰らせた。

最後まで不満気なH先輩は、結局あの後一言も喋る事なく、Y先輩の家を後にした。
その日以来どうも気まずくなった俺は、Y先輩の家に立ち寄らなくなった。
そして留年してしまった事もあり、大学を辞め、田舎へと帰る事になった。

あの日から数年、地元で就職した俺は、結婚して子供もでき、世間一般的な幸せとやらに興じて日々を送っていた。
そんなある日、俺の元に一通の手紙が届いた。

大学時代Y先輩の家によく一緒にたむろしていた同級生の一人、Aからだった。
大学時代の仲間を集めて同窓会を開きたかったらしく、中退した俺にもわざわざ手紙を送ってくれたのだ。
何だか妙な懐かしさを感じた俺は、手紙に書いてあった連絡先に早速電話してみることにした。

「あっもしもし?俺だけど」
「おおっ久しぶりだな!声かわんねえなお前、すぐ分かったぞ」
「えっまじ?てか本当に久しぶりだな。H先輩とあの神社に行って以来だろ」
俺がそう言うと、なぜかAは押し黙ってしまった。

「おいA、どうした?何かあったのか?」
急いで聞き返すがAからの返事はない。

「A、なんだよ
、どうかしたのか?」

すると、電話口からAの弱々しい声が聞こえた。

「なあ、お前、呪いって……信じるか?」
「呪い?何言ってんだ急に。気は確か……」
そこまで言いかけて俺は口をつぐんだ。

一瞬、あの時、御堂の扉を開け、地蔵の頭をもぎ取ったH先輩の姿が、俺の頭の中を過ぎったからだ。
呪いの地蔵……。
「お前、あのあとすぐに大学辞めちまって知らないんだったな。死んだんだよ、あの後」
頭が真っ白になりそうだった。

呪い?地蔵の?そんな、そんなテンプレのような事が本当にあるのか?
テレビやネットの怪談話でよく目にするような、あんな話が……。

「呪いで死んだって言うのかよ……?そんなの偶然だろ!?
そりゃ確かにしめ縄ほどいたり地蔵の頭もぎ取ったりしたかもしんねえけど、
それでH先輩が死んだって?いやいやいや、ないってそんなの」

そんな興奮しながら話す俺に、Aは言った。
「H先輩?違うよ、死んだのは、Y先輩だ……」
「はあ?」
思考が一瞬停止した。

首を振って頭の中のモヤをかき消す。

「ふざけんな!なんでY先輩なんだよ?あの人は何もしてないだろ!?」
そう、あの時Y先輩は、H先輩の蛮行を逆に戒めたのだ。地蔵の頭を御堂の中に戻し、手まで合わせた。
もし本当に呪いがあるのなら、なぜそんなY先輩が呪いで死ぬ事になる?言っちゃ悪いが、もし呪いで死ぬのなら、それはH先輩の方だろう。

「俺な、H先輩から全部聞いたんだ。あの時起こった事」
「あの時の?」
Aの言葉に俺は聞き返した。すると、Aは重い口を開くようにぽつりぽつりと、H先輩から聞いたという話を、俺に聞かせてくれた。

Aの話によると、あの時、H先輩が御堂の中で見たものは、頭が逆を向いていた地蔵だったらしい。
正確に言うと、頭の取れた地蔵が、頭だけ後ろを向くようにして地蔵の体の上に置かれていたというのだ。

つまり、H先輩は地蔵の頭をもぎ取ったのではなく、
予めもぎ取られ、なぜか後ろを向くようにして置かれた地蔵の頭を、手に取っただけだったのだ。

そしてそれを見ていたY先輩が、地蔵の頭を元に戻し、手を合わせたというのだ。
そして、Y先輩はその二週間後、自宅のドアノブにタオルを引っ掛けそこで首を吊っていた。

第一発見者のアパートの管理人さんによると、首を吊っていた先輩の姿は、
なぜか手を合わせ合掌のポーズを取ったままの姿だったらしい。

なぜ、なぜY先輩だったのか?その疑問に、Aはこう答えた。

「H先輩、この前言ってたんだ。あの時、御堂にはしめ縄がされてた。
それって、誰にもあれを見せたくなかったからじゃないかって。
自分があの地蔵の頭を手に取った時も、Y先輩が地蔵の頭を御堂に戻した時も、H先輩、一度も地蔵の顔、見てないんだって。
あれ……本当は顔見て拝んじゃいけなかったんじゃないか?」

最後まで話してくれたAに俺はH先輩は今どうしているのかと尋ねた。

「H先輩、確かめて来るって言ってた。けど、その日以来H先輩と連絡が取れないんだ。
気になってあの地蔵の所にも行ってみたんだけど、御堂も、あの地蔵もどこにもなかった。」

これが、Aから聞いた、事の顛末の全てだ。

H先輩は一体どこに消えてしまったのか、あの地蔵は何だったのか、そしてこれが最も重要な事だ。

あの地蔵は今も、どこかで誰かが拝みに来るのを、待っているのだろうか……。




オカルトランキング



797 :本当にあった怖い名無し:2019/05/22(水) 21:34:59.90 ID:rxNwJ3yw0.net
かれこれ15年位前になるか、俺は靴屋の営業だった。
大手の安売り靴屋に押されに押されて、社長の号令一下はじまったのが同じく外国産の格安靴販売だったんだが、これが大いにコケた。
で、捨てることになった。

真夜中に不審なトラックがなんて田舎じゃすぐに駐在に伝わるもんで、飛び起きてきたんだろう制服ヨレヨレの警察官に事情を聞かれた。
横乗りしていた俺がドライバーの代わりに応対に出た。
当時の俺の心境は捨てるまで帰ってくるなって言葉にぼろぼろで、泣き言を随分言った。
そうしたらその駐在さんがどこかへ電話をはじめて、
「仏像へのお供えだったら目こぼししてやらなくもない、と町長が言っている」という奇妙な提案をしてきた。

渡された地図には、その時近くにあった町の周辺の山々の仏像の場所が記載されて、もう必死の思いで山に分け入っては供えた気がする。
何足かはいい靴がもったいなくて自分で履きつぶした。
三日位かかってようやく全部の仏像とその管理小屋に届けた。


798 :本当にあった怖い名無し:2019/05/22(水) 21:36:20.70 ID:rxNwJ3yw0.net
その帰りに事故にあいかけた。
飛び出してきた何かにぶつかりかけて踏んだ急ブレーキ。
俺の眼前には窓ガラスが迫った。
その時、足をおもいきり引っ張られた。
九死に一生を得た直後に見たら、無数の仏像が俺の足を掴んでいた。
頭パニック。
普通こういう状況ってほら、祟られてるとかそういうやつなのに、なんで助かってんの?
大体俺たちある意味、違法産廃投棄を会社に命じられてやってきた。
そんな会社にでもい続けなきゃいけない、どこいっても駄目なやつだぞと。
助けてもらう理由なんかない。
あんまり有難くって、目が覚めてその会社をやめた。

不思議な縁に誘われるようにその町で仕事を探したら、
はだし地蔵に靴をやった人だという噂が、すぐに俺の仕事を運んできた。
それは山と地蔵の管理人。

一生懸命半年ほど仕事をしていて、ある宴の席できいた。
あれは本当は地蔵じゃなくて、この山の周囲の蛇神様を鎮める人柱を鎮撫するものだと。
人柱にされた人達が町を祟っていたので建てられたもので、滅多な事で人に益することがないんだそうだ。
つまり俺は、かつての人柱たちへの人柱にされそうになっていたわけで、
その境遇に同情したかつての人柱達は、俺のことは気に入ったということだった。
明かされた瞬間に感じた悪寒は、駐在さんからのさも助けてあげますよという言葉の裏に潜んでいた悪意。
この町の人は昔から変わっていないんだなとも感じた。

そうして、心から像を大事にしたくなって仕事を何年も続けていくと不思議と運気が開けてきて、
都会からの出戻りのバツイチだけれども女房も出来、妙にマセたというか大人びた子供たちにも囲まれて今は幸せになっている。
うちの子達が人柱たちの生まれ変わりなんだろうなとなんとなく考えるようになったが、
俺の元で幸せになりたいと思ってくれたことに、何の怖さもなければむしろ感謝しかない。




オカルトランキング



766 十九地蔵 1/4 2009/08/20(木) 01:55:04 ID:pfI/pQWT0
俺の家は広島のど田舎なのだが、なぜか隣村と仲が悪い。俺の村をA村、隣村をB村とし
よう。不思議な事に、なぜ仲が悪いのかは不明なのだ。A村の住人に聞いても、B村の住人
に聞いても明確な理由は解らない。理由不明。しいて言えば、ご先祖様の代から、互いに
敵対していたと言う理由、つまり先祖の遺恨しかない。
A村、B村の人間は、結婚など御法度である。

そればかりではない俺のじいさんなどは、B村へは決して、いくなと言う。
別に、B村は部落民と言う訳では決してないし、A村も同様である。
俺「なんで行っちゃいけないの」
と子供の頃の俺が聞くと、
それは、B村の呪いで、災いを被るからだ等と言う。
曰く、
じいさん「A村、B村の境の道祖神を越えてA村の者がB村へ行くと、必ず禍を受ける。」
じいさん「例えば、B村○○の四つ角では事故を起こす者が多いが、決まってA村の者だ。」
じいさん「反対を押し切って結婚し、B村へ嫁いだ△△の娘が早死にした。」
じいさん「B村の□□川は流れが急で、深いから、5年か10年に一度事故が起こる。それ
が、不思議にA村の者ばかりだ。」
と言ったものだった。勿論、本当かどうかは知らない。

正直なところ、俺は祟りなぞ信じていない。じいさんに、B村へ行くと、何でA村の人に危害が出るのか聞いてみた。

じいさん「十九地蔵が呪うからだ。」
とじいさんは答えた。十九地蔵と言うのは、B村の××神社にある十九体の地蔵で、俺も見た事があるが、
歴史を感じさせる古さがあるものの、ごく普通の地蔵である。

俺「なんで、お地蔵様が人を呪うの?」
じいさん「それは知らん。」
等と適当な事を言う。

こう言う因習については、若い世代ほど気にしない。俺なども事実、B村の友達もでき、一緒に遊んだほどだ。
B村の友達に、B村ではA村に行くなとか、言われた事ある? と聞いてみたが、友達はそんなこと言われた事はないと答えた。

ますます俺はじいさんの古臭さを馬鹿にして、じいさんの言ってることは気にも留めなか
った。

ある日俺は、兄貴と、B村にある□□川へ泳ぎに行った。じいさんには禁止されていたが、
もちろん気にしない。
所が、泳いで10分もしない内に、兄貴が出るぞと言いだす。俺がまったく霊感が無いのと
対照的に、兄貴は子どもの頃から非常に霊感の強い男だった。

俺「なんで、いま泳ぎ始めたばっかだよ。」
兄貴「いいから、かえるぞ!!」
俺は兄貴の真剣な形相に驚き、着変えもせず、短パン姿のまま衣服を持って、走って帰る。
俺「なあ、なんで帰るん。」
兄貴「お前、見えなかったのか。」
俺「えっ、何が。」
兄貴「なんだが良く解らんが、黒い影の様なもんが20人近くいて、それが、俺らにも
のすごい敵意を向けてたぞ。」

俺は、20人近い影と言う事と、十九地蔵と言う事が頭の中でリンクして、とてつもない嫌
な予感を感じた。

なぜ、両村の仲が、理由もなく悪いのか、これに納得がいったのは、俺が大学院に進学し
た頃である。A村の神社より、ある文献が発見されたのだった。

それは、室町時代後期、A村とB村が××川の水利権を巡り、争いを起こし、A村がB村
との戦いに勝ったと言う内容である。
豊臣秀吉の刀狩りが示している様に、刀狩りされていない時代の農民は、決して後世のイ
メージ通りひ弱な存在ではなく、武装していたのである。兵農分離も進んでおらず、農民
と武士の境目は曖昧である。

だから戦に勝った記憶は大変名誉なこととして、誇らしげに記述されたものだった。
けれども、時代が下って、平和な江戸時代。この様な不穏な文献は、誇らしい記憶から忌
わしい記憶となった。よって、A村の神社へこっそりと隠されたのである。

この文献は中世史を語る上でも重要な文献らしく(つまり農民=弱者というマルクス主義史
観を覆すと言う意味でね)、地方紙ではニュースになったし、大学から学者がかなり来た。

その内容から一部要約して抜粋すると以下の通り。

「A村とB村が××川の水利権を巡り争った。A村が奇襲をかけることにより、戦に勝ち
権利を治めた。
A村の戦での被害は軽微であり、軽傷者5名。
B村の物を16名打倒した。また戦の巻き添えに女2名、子供1名が死んだ。
計19名の内には、B村庄屋であり××神社宮司を務める●●家当主、宗衛門義直を含む。」

十九地蔵が呪うと言うのは、じいさんの勘違いだった。十九地蔵はこの時の死者を弔うた
め、B村で建てられたものだった。
けれども、地蔵にさえ癒し得ない、抑えきれないほどの、深い深い、A村への恨みが、まだ
この地には残っていたのである。




オカルトランキング



202
戦前ある男が難病に罹り、大本の神職が祓いの儀を執り行った。
この男に憑いていたモノはかつて男が熱烈に信仰していた某稲荷の眷属であった。

眷属曰く「この男の命を取りに来た」。
仔細を尋ねるとこうだ。
男はかつて某稲荷の熱烈な信者であり、自宅に稲荷の社を建てるほどであった。
この眷属はそのとき選ばれて男についていったものである。
眷属は陰日向に男の家業を助け、近所が家事の時は、被害が及ばぬよう身を挺して働いたという。

ところが男は神そんな恩も感じず、あっさりと別の流行神の乗り換え、稲荷の社も破棄する暴挙にでた。
「このような理をわきまえぬ行いをしたことにより、男の命を奪いにきたのだ」
と眷属は悔しさを顕わにしたという。

男はその話を聞き、自分の不心得を心から詫びた。
その後大本の神職のとりなしもあり、男は一命を取り留めた。

何かお稲荷さんに同情してしまう話だね。

203
>>202
狐さんカワイソス…
なんとなく、この狐さんは雌だったような気がするなぁ


204
そうかな?
お稲荷さんに対して同情すると言うより、
「色々としてやった」
と云う稲荷眷属さんの自己満足心がナンとも可哀相で已まない。

そこまで言うので在るならば、その男の立場から言わせると、
社まで建てて奉ったのであって、中々どうして普通の平民では成せる事ではない。

乗り換えを裏切りと見て命まで獲りに来る様で有ったのなら、何故そこまで手助けをするのだ?
人間同士でもその様な事は多々あるが、一々相手をコロしはしない。
目先の利かなかった己を恥じ、ただ去るのみ。

逆に言わせると、100か0かの様な過激な素行なので乗り換えられたのでは無いだろうか?
神とは、チカラは有るが心は狭く荒んで居るのか?
それならば、元から人間に干渉したり関わるべきでは無いと思うがな。

例えば雷神、同じ落雷でも人に落ちれば確かに被害が出るが、
天候が荒れ始めた時、キチンと身を隠し、それが畑に落ちれば豊作となる。
絶えず同じ状況を、行い一つで良くも悪くも成るので有るならば祭り概もあるが、
奉ってくれるなら助けるが、奉らないのなら殺すとなると、
神とは一体何の為に存在するのだろう、甚だ疑問である。

ただ、その男はとっても糞である。
だから皆も最後はキチンとしようね。


205
どうかな?

眷属の立場からすれば、稲荷神から直々に選ばれた立場であり、眷属にはこの男
を保護する意外の選択肢はない。よって目先がきくとかきかないとかの話ではない。

この男の場合、ただ別の流行神に乗り換えるだけではなく、あろうことかその
世話役まで勤め、稲荷の社は元の某稲荷になんのことわりもなく一方的に破棄した。

その非礼と恩知らずぶりに眷属が激しく祟ったと考えるべき。
これは>>204が言ってる奉る奉らないの単純なゼロイチ話ではないね。

祟る力がないならご利益を与える力もないとは言えるけどね。
全般的に日本の神様は祟る時、命をとりにくるから怖いらしいよ。
だから日本では昔から祀り鎮める知恵というのがあったんだけどね。

>それならば、元から人間に干渉したり関わるべきでは無いと思うがな。
それは>>204の勝手な言い分。


206
ちなみにその流行神は眷属がつぶしたらしいよ。


209
>>205
その眷属は、何故派遣元の稲荷神に対して物言いをしないのだろう?
選択肢がないのなら、何故祟りコロせる弱い相手の人間を追い詰めるのでは無く
稲荷神ではないのか?
結局、只の弱い者虐めでは無いだろうか?

家業を助けたのであれば、其の分を無にするなり、
本来起きたであろう火事を起こすと云う事であれば解らなくも無い。
命を獲る行為まで行くのは、やり過ぎではないかな?
そこに疑問を持つ訳なんだがね。
これは確かにこれは私の言分なのだけど、疑問を持たずにはいられないな。

確かに日本の神の多くは荒神は多いと思う、ましてや古神道系の自然神などは特に、
その様な傾向に言い伝えられているものも多く聞く。


213
>>209
言って見れば、神様を人間のモノサシで測ることはできないってことなんじゃないだろうか。
古今東西人間は常にそんな不条理に直面してきた訳だし。

ちなみに一旦稲荷神から派遣された眷族達は自分の意思で帰ることは出来ないと聞く。


208
信仰神をブームで変えるって、ミーハーすぎるよね
私も勉強して解かったんだけど、神様は慈悲深く恩恵を与えまくるわけじゃなく、
感謝や信仰心と引き換えに、たまーに恩恵を与えて下さるんだよね

神によっては気性が直情的で、祟り神と紙一重なところもある
それは自然ととてもよく似ている

稲荷神というより眷属の狐さんは、情が深いけど嫉妬深い女性にちょっと似てる気がする



210
これは言い伝えを又聞きした話なのだが、未だに納得の行かない話を一つ。

私の氏神に合祀されている神様が今の場所にお移りされた理由は、
元の鎮座していた場所で氏子一同丁重に御祀りしていたのだが、
大きな山崩れを起こし二人の氏子を残し村全てが呑み込まれてしまったのだという。

後にその二人が現在の神社周辺に移り住み其処に鎮座していた神様へ合祀されたとの事。
其処こそが私の氏神なのだが、其の話を聞いた時にはとても理不尽極まりないと思ったのも事実。
1300年ほど前の話らしいが、当時の氏神と言ったらその村人の先祖神ではないだろうか?
子孫をほぼ皆ゴロしにしてしまう神とは一体何故なのだろうかと思う。

これはお稲荷さんとは違うのだが上記の話を聞いた瞬間に、つい思い出してしまったよ。
神とは一体、奉るとは一体なんだろう、とね。

まぁ、詰まらないつぶやきです、この信仰スレに水を差す様なので聞き流して下さい。



211
とか何とか言いながら、よく神社へ参拝する私がいる。

何故だろか?


212
男「うちで是非働いてください!」
お稲荷さん「いいよー」
男「寮も用意しました」
お稲荷さん「やったー!」

お稲荷さん「いつもありがとね。助けてあげたよ!」
男「ふぅ…危ないところだったぜ」
お稲荷さんoO(あれ?頑張ったのに…)

男「あー、君ここ出ていってくんない?明日から別の子来るから」
お稲荷さん「ひどい…絶対に許さない」

つまりこういうことか
そりゃ怒るわ



215
稲荷信仰って結局はマイナスにしかならないんじゃないの?

稲荷の立場で考えると、プラスマイナスゼロなら稲荷にメリットが無いからやらないでしょ。
あの手この手で人間の気分を良くして、欲深な人間から祀られることで力を増やす。
そうやって力を増やして、神格とやらが上がることが稲荷のメリットじゃないのかな。

そう考えると人間から稲荷へ与えるほうが多くないと成り立たない。



219
そういえば狐が祭神の神社ってあるの?


221
狐はあくまでも眷属であって主神の補佐役といった存在だよ。
諸外国は知らないけれど、少なくとも日本では神とはなっていない。


222
狐そのものがまつられてるとこもある。
殿様の飛脚だった狐をまつってるだとか、狐の巣穴を神聖視してまつってたりとか。
まつってるのが狐だからとの発想(狐=稲荷の連想)で便宜上○○稲荷って名前になってるけど、明らかに稲荷神じゃなく伝承の狐をまつってる。
地方だと、昔は稲荷の神じゃなく狐そのものを豊饒の獣とか祟る獣と考えてたりしてたパターンの狐祭祀もあったらしい。


224
妖狐伝説の源九郎稲荷とか。
伏見稲荷の「白狐社」も古い縁起とか見ると狐そのものを祭祀した社だったらしい。
こっちは稲荷神(主祭神として稲荷神ありき)の神使として祭祀されてた可能性もあるが。
あと、王子稲荷の狐穴みたいな、狐塚系。
狐を祭祀した塚だったのが、明治の廃仏毀釈とか淫祀邪教撲滅の流れで、狐だから稲荷神社、と形を変えて長らえたものもいっぱいあると思う。


225
奈良の源九郎稲荷か。
人形浄瑠璃の義経千本桜で、義経の忠臣佐藤忠信に化けて
静御前を守っていた狐だね。
類稀なる霊力で義経を守り、源九郎の名前を賜ったんだっけか。

確かに、今は稲荷神として宇賀御魂神さまや、豊受比賣さまを
祀っている神社も多いけど、かつては狐そのものを祀っていた
所も多いかも知れないな。

>>224色々ありがとう。参考になったよ。


229
>>225の話を読んで、なんか涙でた
霊力の高い狐がそのまま神様扱いでもおかしくないよね
だってここは八百萬の神々の国だもの
一般イメージもお稲荷=狐ってなってるし

この前ようやく夢の中に狐ちゃんが出てきたよ
普通の赤キツネだったけど、存分にもふらせてくれた。至福だった
ご利益これだけでいい






オカルトランキング

↑このページのトップヘ