【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 海外系





879: 本当にあった怖い名無し:2011/07/14(木) 10:05:54.68 ID:ue1MwwLtO
ネパールの山奥で生まれ育った母の話
母が子供のころ、友達と、母が飼ってた犬のポピー
(ハスキー犬を真っ黒にした狼みたいな)と一緒に家畜のヤギの食事スポットに向かった。
その途中、母は何も無いところで躓いたそう。

ヤギが草を食べている間、子供達とポピーは果物を食べたり川で泳いだり遊んでた。
しかし次第に母の顔色が悪くなって行き、息も荒くなり倒れこんでしまう。
ポピーの背中に母を乗せ、ヤギ含めみんなで村へとんで帰った。

村に帰る頃にはすごい熱で、母は村の医者だった
曾祖父(母のじいちゃん)が薬草で調合した解熱剤を飲んだ。
けど一向によくならない。

その夜、頭痛で眠れない母の枕元に最近亡くなった近所のおばさんが座って、
母の顔を覗きこみ「なんで蹴ったんだ。蹴ったのになんで謝らないんだ。」と責めたてる。
心当たりはなかったけど母はひたすら謝った。

母の謝る声を聞いて、曾祖父が起きてくると枕元のおばさんは消えていて、
緊張がとけてホッとした母は泣きじゃくりながら曾祖父に今あったことを話した。曾祖父は
「落ちついて。怖かったね。じいちゃんがいるからもう大丈夫」
「本当に心当たりは無いのかな?よく思いだしてごらん?」
と尋ね、母は今日何かに躓いたことを思い出し、それを話した。

「そうか。じゃあ今からじいちゃんと謝りに行こう。きっと許してくれるよ。〇〇はいい子だからね。」
と言って母をおんぶして、夜は森にトラが出るからポピーを連れて、母が躓いた場所まで行き、
お供えものをして2人+1匹で謝った。 すると家に着く頃にはおかんの熱もすっかり下がっていた。
次の日、念のため村でもう一度おばさんの供養をした。

しかしこれがきっかけで母には霊感がついていい思いも怖い思いもしたらしい。
この話を聞いたときは信じてなかったけど、
母絡みで私もちょっと怖い経験をしてから信じるようになったw

880: 本当にあった怖い名無し:2011/07/14(木) 11:38:17.54 ID:26gb1T+00
>>879
スガオくん思い出した




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290 :1:2010/01/30(土) 10:45:21 ID:F1pkt0W50
我が家には訳あって母の親友母子が一緒に住んでた。
子の名前をAとするが、Aと俺は本当の兄弟以上に仲が良い。
一緒にいると何かと頼もしいんで、先日二人で某国を旅してきたんだが、
その国の寂れた観光地で妙なバスに乗ってしまったんだな。

その国ではバスは必ず遅れて来るものだが、それは定刻通りに来た。
それだけでも十分変なのに、中の様子はそれ以上におかしかった。
バスのいたるところに季節外れのサンザシの花が飾られており、
それより気になったのが、乗客達の不自然な態度だった。
一方には酷く暗い顔をした人々がいて、俯いて身動き一つしない。
もう一方には、明るい顔の非常に騒がしい人々。
ヨコハマタイヤみたいな気味の悪い笑顔を浮かべており、歌ったり喋ったり踊ったりと、やたら陽気に騒いでいた。
楽しそうに見えなくもないが、どこか排他的な雰囲気を纏う人達で、声をかけようなんて気には全くならなかった。
暗い人達は、彼らにちょっかい出されても身じろぎせず俯いていたが、
教会の前を通過する時だけ弾かれた様に身を起し、一斉に十字を切ってた。

妙な雰囲気の中、しばらくは我慢して大人しく乗っていたものの、
段々気味悪くなってきて、俺は予定外の所で降車ブザーを押してしまった。
だが、運転手に「まだだ!」と一喝されて、停留所を通過されてしまい、
英語わからん俺の代わりにAが抗議してくれたが、取り合ってくれないようだった。
Aが怒鳴ってても他の乗客の様子は全く変わらなくて、俺はただ不気味に明るい人たちの顔を見るのが怖くて縮まってた。


291 :2:2010/01/30(土) 10:46:47 ID:F1pkt0W50
で、しばらく口論が続き、イラついたAがふいに煙草に火をつけたんだ。
普段吸うところ見たことないのに、珍しいなと思っていたら、
それまで俺達のことなんて無視してた明るい人たち全員が、突然ヨコハマタイヤ顔をこっちに向けた。
そして同時に表情を一変させ、真っ赤になって怒り出し、
英語じゃない聞いたことのない言語で喚きながら、俺達に詰め寄って来た。

んで、俺とAは車外に引きずり出され、まさかのフルボッコw
かなりの距離を走って逃げたのに、奴らは群がるように追いかけてきた。
無我夢中で走り続け、Aに腕引っ張られてトゲトゲした生垣乗り越えると、ようやくあきらめたようで、
ゾロゾロとバスの方に戻って行った。
俺には何が起こったのか、本気で訳分からなかった。

その後立ち寄った教会で、神父さんにそれまでのこと話したら、(怪しい目で見られはしたが)
こんなこと教えてくれた。
「そいつらはこの世のものではなく、明るい顔をしたのはきっと悪いスピリット。
 暗い顔をしていたのは、運悪く奴らに捕われた人間の魂で、
 死ぬこともできぬまま、イエスに救いを求め続けているのだろう」


292 :3で終わり:2010/01/30(土) 10:47:30 ID:F1pkt0W50
その辺りでは、「定刻の針の上に訪れる者は禍を連れてくる」という言い伝えがあった。
ほんの数十年前までは、俺達と似た体験をしたなんて話も多かったそうで、
帰ってこられた人もいるし、定刻のバスに乗ったまま行方不明の人もいるんだとか。
助かるのは普通敬虔なキリスト教徒だけだから、俺達が助かったのは実に運が良かったと言われた。

なんでも、大抵のスピリットは火を嫌うから、煙草を吸う人間を自分達の乗り物に乗せておきたくなかった。
また、ハリエニシダ(俺達が乗り越えた生垣のトゲトゲ)は、昔から魔除けになるといわれているから、
生垣を乗り越えてきたのもよかったのかもしれない、と。

なんで非喫煙家のくせに煙草吸おうとしたのか、また、無茶して生垣乗り越えたりしたのかAに聞いたが、
「すごい偶然でしたね(`・ω・´)ノノノシ!」ということらしい。

ちなみに、タコ殴りにされたというのに、俺達二人とも引っ掻き傷や小さな痣位しかなく、
生垣を超えた際の傷のほうが酷かった。
どう説明すればいいか見当もつかず、結局警察にも届けてないし、生垣の修復はもちろんやらされたし。
そして俺が持っていたバッグには、子供よりも小さい足跡がたくさん付いていて、怖いから即効捨てて買い替えたし(´;ω;`)


299 :本当にあった怖い名無し:2010/01/30(土) 15:50:28 ID:lKRkZzuH0
なんで非喫煙者が煙草を持ってたの?


301 :290-293:2010/01/30(土) 18:15:16 ID:F1pkt0W50
>>299
俺への質問でいいのかな?
本人は前に飯食いに入ったパブで、地元の爺さんにもらったって言ってる。


331 :本当にあった怖い名無し:2010/02/02(火) 22:29:30 ID:jWrPqQfB0
こんにちは。>>290に同行していた者です。
書き込みは初めてなので、失礼があったらお許しください。

290が書き込んだ体験は確かに恐ろしかったのですが、
私としては、バスに乗り込んだ時の290の様子のほうが不気味で気にかかり、どこかで吐き出したい気分でして・・・

そもそも例のバスは、私たちが待つ停留所に向かって走ってくる時、すでにおかしかったんです。
“ヨコハマタイヤ顔”をした連中が皆窓から身を乗り出して、
私たちを品定めするように指さしながら大騒ぎしていたんですから。
はじめはジャンキーの集団でも乗っているのかと思い、危険だからこのバスは見送ろうと何度も頼みましたが、
290は全く聞こえない様子で、私を無視して一人でどんどん乗り込み、
その挙句、我に返ったように突然脅え出しまして。

後々話を聞いた神父に言わせると、“スピリットたちの住む世界”に近い人間、
例えば病人、老人、子供、妊娠した女などは、奴らに目をつけられやすいらしく、
290が今後大病でも患うのではないかと、気が気ではありません。


369 :本当にあった怖い名無し:2010/02/05(金) 17:05:52 ID:xbSjMuig0
>>290 
えっと、呪いの土人人形に祟られた人?
それだったら>>331さんは、当時6歳にして嫌がる神主さんを説き伏せて呪い返しをさせた人?
その時は半分しか返せなかったから、最近また呪いが再発してゴタゴタしたけど上手く解決して、
Aさんは霊能力者から能力はないのに何で次々と先手を打てるんだ、と不思議がられたのが印象に残っている


370 :本当にあった怖い名無し:2010/02/05(金) 17:24:48 ID:xbSjMuig0
気になって探してみた
この人?
『迫りくるモノ』


371 :290:2010/02/05(金) 21:00:12 ID:MMdZhoS40
>>370
びびった、覚えてる人いると思わなかった。
確かに以前それを書いたのは自分です。
今読んでみると、自分の脅え具合と支離滅裂な文章がすごく恥ずかしいwwwww

でも>>331については俺の同行者かどうかわからないっす。
2chとかあんまりやるタイプじゃないと思うんだけどなぁ。


414 :本当にあった怖い名無し:2010/02/09(火) 21:28:54 ID:RUTqix9b0
>>331
同行者に聞いたぞ。2chに書き込みなんかしないって言ってた。
あんた誰だよwwww

・・・てかやめてよ、俺的にほんのりじゃすまないじゃん(`;ω;´)モワッ




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912 名前:あるHPよりコピペ2 投稿日:03/08/10 20:20
台湾人Fとは、彼が日本語勉強で日本滞在中に友達になりました。

アメリカで教育を受け、父親は台湾の銀行の重鎮、
お姉さんは結婚してカリフォルニア在住、当時は台湾に戻っていたお兄さんは
ハーバードビジネススクールの講師という、超エリート集団なおうちの人でした。

彼自身、大学卒業後は台湾に戻り、自分で出版版権のエージェントの
会社をおこし、日本のアニメやマンガの版権を扱う仕事をしていました。

仕事の関係上、年に数回日本に来日していた彼とはそのときどきに会い、
日本のアニメ・マンガの情報を流しつつ、いろんな話をよくしていました。

彼は日本語、私は英語と、お互いの語学の勉強向上もあって、
私たちはけっこう仲良しでした。

ある時、その日本出張に、日本のコロコロコミックの版権を持つ
出版社の社長と編集といっしょに、自分のガールフレンドを連れてきました。

つきあっている人がいるが、諸事情で一族全部からつきあいを
反対されていると話にでていた彼女、細くて小さくて、俗に言う

「守ってあげたい系」の女性でしたが、感じも悪くなく、ごくごく普通の人でした。

ひとつ、幼い頃にポリオ(小児麻痺)にかかったため、
片足が不自由で、妊娠は無理だと医者から言われているということを除けば、
外国人の私には、なぜ結婚を反対されているのかわかりません。

その時の彼女は、彼が最初に勤務した出版社に勤務していて、
その時の来日も仕事がらみでした。

重い口調で結婚を反対されていることを話す彼の様子に、
なんでそこまで暗くなるのかよくわからないけど、
大変なのねーということだけの理解で私は終っていました。


913 名前:あるHPよりコピペ3 投稿日:03/08/10 20:22
その年の12月。

台湾に遊びに来いという彼からの再三の誘いに応じ、
私は友達と三人で台北に旅行に行きました。

基本的にひとりでも海外大丈夫な私なのですが、
行く前から彼が異様に盛り上がり、
私たちの日程をきれいに決めてしまい、私たちがやりたいこと、
行きたいところを網羅したスケジュールをファックスしてきていたり。

じゃあおまかせしましょうと、私と友人二人、MとYは何も考えずに台北いりしました。

ホテルで待っていてくれたFは、
早速私たちを地元で有名な北京ダックの店に連れていってくれました。

そこで、Fの恋人の彼女が待っていました。

私たちは楽しくおしゃべりしながら、夕食を終え、
次の日からのスケジュールを打ち合わせしました。

それから。

彼の家族、友人関係が同行しないときは、必ず彼女が同行しました。


915 名前:あるHPよりコピペ4 投稿日:03/08/10 20:25
よく時間あるよなぁと思った友達がFにそれを問うと、
彼女はすでに仕事をやめ自宅におり、生活の面倒はすべて彼がみているとのこと。

しかし、相変わらず彼の両親や知己はそのつきあいを反対しているとのことでした。

なぜそこまで執拗に反対されるのかということを別の友人が訪ねると、
「彼女は客家だし、ガイショウの人(ネイティブな台湾人ではない、
中国本土からきた一族)だから」という理由が返ってきました。

それで、彼の一族やら友達までがそこまで騒ぐもんかねーと私たちは思いましたが、
まぁ、個人のプライバシーにかかわる話ですし、
文化や習慣の違う国のこと。わからないこともあるでしょうと、それで納得しました。

二日目の夜、私たちは彼のおにいさんとその恋人をまじえて、
おしゃれな台湾料理の店で大盛り上がりしました。

お兄さんの恋人のエミリーが、私の耳元で

「Fの恋人に会った?」と聞くので、

「彼がいる時はほとんど彼女もいるよ」と答えると、

エミリーは一瞬驚いた顔をして、

「彼らがつきあいを反対されてる話、知ってる?」

と私にたずねました。

知ってるけどどうしてだかは知らないと答えた私に、
エミリーは「彼女の一族に問題があるのよ」とだけつぶやきました。

その後、お茶しに行こうと通りを歩いていると、
突然Fが顔色を変えて駆け出しました。

通りの向こうから、彼女が歩いてきていました。

待ち合わせしていたの?と聞いた私に、Fは「偶然」と答えましたが、
私はエミリーの顔色が変わり、にぎやかだった彼のお兄さんが
口をつぐんでしまったことを、私と友人ふたりは不思議に思いました。

当然のように私たちにジョインしたFの恋人は、今日は何していたの?

と屈託なく私たちに話かけます。

場は、妙にシラケていました。


925 名前:あるHPよりコピペ4 投稿日:03/08/10 20:47
ていうか今更この話長いことに気づいた。

・・・叩かないでね。

長いから中略。

最初好意的であったFの恋人は作者に対して敵対心を
ちらちらほのめかしてきて、F自身もなんだか、最初と比べて
雰囲気がすっかり変わってしまったと作者も思い始める。

で、なんやかんやあって帰国。

そっからはじめます。

最後まで彼女の毒気にあてられながらも、無事帰国した私たちは、

「ま、恋人の女友達にちょっと嫉妬はいっちゃったってことで」と、

自分たちで勝手にケリつけて、
楽しかったことだけおぼえているような状態になった、年明けの2月。

ある時から私、身体が重くてかったるくて、
朝、起き上がることができないと いう日々が続きました。

これが本当にどうにもこうにも具合悪い。

あまりにだらだらとそれが続くので、精密検査に行きましたが、異常なし。

おかしいなぁ、なんなんだろうと思って少しして、Yから電話がはいりました。


926 名前:あるHPよりコピペ5 投稿日:03/08/10 20:48
「泉ちゃん、Fの恋人からもらったカード、どうした?」

そお、私たちは旅行二日目に、彼女からパウチッコした観音様のような
感じの女性の絵をそれぞれ、もらっていたのでした。

仏教の勉強をしていて、そこで買ったのよと、
イタリアンレストランで彼女から笑顔で渡されたそのカード。

実は私、家族がそういう宗教関係のものを人からもらうのを
ひじょうにいやがり、年明け早々川崎大師の護摩焚きに際に、
他の札といっしょに火にいれてしまっていたのでした。

どうにもこうにもそれを言いにくくて、もがもがしていたら。

「まだ持っているんだったら、すぐ近くのお寺か神社にもっていって、
 処分してもらって!」とY。

何をそこまで言い出すの?と聞く私にYが話したこと。

私の背筋が凍りました。


928 名前:あるHPよりコピペ6 投稿日:03/08/10 20:51
年明けから、いきなり不正出血が始まったY。

医者にいったが原因不明、それでも止まらず、
ひどい貧血状態になってしまいました。

自分も刃物関係を扱う仕事のY、普段から鬼門に
お清めのお塩を欠かしたことがありませんでした。

そうだ、Fの恋人からもらったお札が確か神様系だったなぁと思い出し、
何気なくお清めのお塩のそばにその札を置いて寝ました。


929 名前:あるHPよりコピペ7 投稿日:03/08/10 20:52
朝起きて、玄関に新聞をとりにいったYは、蒼白になりました。

札の横で、清めの塩がきれいに溶けていたのです。

真冬の2月に。

恐ろしくなったYは、友達に同行してもらって、
その塩をつくっているお寺にいき、住職にその札を見せました。

住職がその札を持ったその瞬間。

「う!!」

と声をあげた住職の鼻から、たらたらと血が流れてきました。

Yはその瞬間、貧血で失神しそうになったそうです。

「その札そのものには、悪いものはないんですって。
 まぁ、ああいう神聖なものをパウチするってのは常識的にだめだけど。
 で、この札は人からもらったものですね?って聞かれて、
 札をくれた人がすさまじい強烈なネガティブなものを持ってるって言うのよ、
 その住職さん。本人の意志云々じゃなくて、
 彼女が持つ何かがすごい悪いって。
 他にもらった人がいますねって聞かれて、
 すぐにお寺か神社でお清めしてもらって処分するようにしないと、
 とんでもないことになるって言われたの!!
 泉ちゃん、いい?その住職、お祓いもできる人なのに、自分では処分できないから、
 上のお寺に持っていくって言ったのよ」

私は正直に、すでに自分がもらったものは、大師様で処分したと伝えました。

残るはM。

そういうのをさっぱり信じないMは、案の定手帳にいれて持って歩いていました。

私とYの話に、「わかったー」と明るく答えた彼女。

これで一応終わりと、私たち誰もが思っていました。


930 名前:あるHPよりコピペ8 投稿日:03/08/10 20:55
6月。

Mのお母様が、突然入院しました。

良性の脳腫瘍といわれ、すぐさま手術。

無事終って医師からOKが出たその直後、またしても腫瘍が見つかり、また手術。

7月、看病に疲れた彼女のお父さんが、突然ガン末期告知。

その話を聞いた私、

「M、もしかしてあのカード、まだ持ってるんじゃないでしょうね?」

「・・・持ってる。手帳にいれてままになってる・・・」。

そう答えたM、神社やお寺に行く時間がないというので、
事情を書いた手紙にお金をつけて、もっていくだけもっていけと私とYで言い、
Mはすぐさまそのとおりにしました。

一ヵ月後、開腹検査をした彼女のお父さんの胃は、
ガンがあった形跡だけがケロイド状に残っているだけで、ガンは発見されず、
あとかたもなく消えました。


931 名前:あるHPよりコピペ9 投稿日:03/08/10 21:01
その年の夏、Fと彼女は結婚しました。

私のところにも招待状が来ましたが、
私は彼らとのつきあいを完全に絶ちました。

そして半年後。

Yが台湾に遊びに行き、Fの両親の家に招かれたそう。

笑顔で迎えてくれたFのお母様から、Fと彼女の結婚について、
結局最後には自分も折れたが、父親だけは頑として反対していたこと、
それでも結婚式をするとなったその一月前、
突然父親が心臓発作をおこし亡くなったことを聞いたそうです。


932 名前:あるHPよりコピペ10 投稿日:03/08/10 21:01
その後。

みんなが口をつぐんだ彼女の存在。

それはいったいなんだったんだろうと思っていた私に、
ある人が話してくれたこと。

「中国には蟲毒と呼ばれる一族がいて、
 蟲や動物を使ってまじないや呪いをほどこす人たちが実際いる。
 たぶんその彼女は、その一族なんじゃないかな。
 実際高い能力を持つのは女性に多く、その人たちは蟲や動物を使わなくても、
 その思念だけで呪いをかけたりすることができるって話も聞くよ。
 話を聞いていると、その相手の男性、まさに魅入られたって感じするしね。
 関わりをすべて絶ったのは、正解だったと思うよ。
 まさに命に関わることになってたと思う。
 でも、たぶん彼の一族は、彼女のそういうのに取り込まれていくだろうなぁ。
 お兄さんとか、無事だといいね。
 子供できないって言ってたみたいだけど、蟲を使うその種の人は、
 一子だけもうけてその力を伝えるって話もあるから、
 たぶん子供生まれるよ。その一子ってのは、女だろうね。
 蟲つかいは、基本的に女性の一族だから」

それから二年後。

仕事関係で本当に偶然話す機会のあったFから聞いた言葉。

「泉、僕、父親になったんだ。そうなんだ、
 彼女子供ができない体だって言ってたけど、
 赤ん坊が生まれたんだよ。僕、父親になったんだ。娘ができたんだよ」

おわり。長文すまにゅよ。すまにゅよ。


940 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/08/10 21:26
蟲毒怖い・・・。

蟲毒とは..........

○作り方○

ムカデ、蜘蛛、サソリ、蝦蟇、ヤモリなどの小動物を、
1つの甕にいれる。数は多ければ多いほどよい。

密封させ放置すると、それぞれが共食いを始める。

最後に生き残った1匹が、蟲毒となる。

○性質○

家に富みを運んでくれる。

定期的に生け贄をささげないと、かわりに食われる。

剣や火では殺せない。

遠くに捨てても戻ってくる。

捨てるには、蟲毒がくれただけの財と同じ価値の財と共に、捨てなければならない。

○使い方○

性質を利用して、呪うべき相手のところへ、
少しの金品と共に蟲毒を送りつける。

そうすると蟲毒は相手のものとなり、養えぬままに、食われてしまう。

また、蟲毒を食べることにより、蟲毒のパワーを手に入れることができる。
(甕の中のヒエラルキーの頂点にたつことになるため)






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702:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:12:21.67 ID: ID:BHYDyu8G0
寝ようと思って酒飲んだけど、寝付けないんでちょっくら書いておくわ

12月の半ば頃、某国から戻ってきた知り合いが土産くれたんだけど、
それがヤバい系のものだった
仕事で知り合った現地人から貰ったらしいが、多分処分に困って押し付けられたっぽい
それが回りまわって俺のところにきてから、マンション5階ベランダなしの窓に
人影が一晩中うつってたり、仕事から帰ったら玄関に泥だらけのはだしの足跡が
ついてたり、なんてことが続いたわけだ
でも仕事忙しかったし、めんどくせえwwとか思って放置してたらえらいことになった


703:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:16:16.65 ID: ID:BHYDyu8G0
年末には弟が泊まりに来たんだが、二人して酒飲んで酔っ払ったにもかかわらず、
一晩中何かが耳元で囁いたりして、全然眠れないこともあった
ちなみにこの時俺も弟も大絶賛金縛り中、声を出すこともできなかった
朝になってからマジギレした弟に「兄貴人が寝るの邪魔してんじゃねえよ!」
って怒鳴られて、弟にも声が聞こえてたことが判明した




704:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:20:24.45 ID: ID:BHYDyu8G0
しょうがないので弟に怪しい土産の話をして、一週間ほどずっと
こういう状態だ、と説明した
弟からは「兄貴昔っからこういうのに対して鈍感すぎ!」と怒られた
んで弟が「今日本にいるかどうかわかんねーけど」とかぶつぶつ言いながら、
どこかに連絡をとった
俺はその間、日本酒買いに行かされた




705:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:27:54.64 ID: ID:BHYDyu8G0
弟が連絡してから二日くらいして、弟の知り合いがうちに来た
知り合いってのは前にここで書いたことあるので覚えてる人がいるかもしらんが、
コトリバコの偽物を始末したハーフ男だ
弟から連絡うけてやってきたハーフ男からは
「あんたほんとにトラブルホイホイですね!」って言われた




706:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:32:43.98 ID: ID:BHYDyu8G0
んで俺ら兄弟はその怪しい土産とともに、ハーフ男の父方の祖父が持ってる家のひとつに
連れていかれた
ハーフ男の父親の家は神社なんだけど、このクソ忙しい時に迷惑かけられない
だから自分がどうにかする、ただし自分は神主としてきちんと修行積んだわけではないので
何があっても文句言うなと脅された




707:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:37:10.65 ID: ID:BHYDyu8G0
不思議なことにハーフ男に連れてこられた家に来てからは、耳元で囁く声も
せず、俺も弟もぐっすり眠れてた
ただし「この部屋で寝泊まりしてくれ」と言われた部屋から出ることはできず、
基本トイレと風呂だけ行き来できる、という状態が三日ほど続いていた
んで12月31日の真夜中…3時過ぎたあたりか、寝てた俺と弟はハーフ男に叩き起こされた
「今から山登りしてもらいますんで」って言われて、わけがわからなかった




708:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:41:39.68 ID: ID:BHYDyu8G0
山登りといっても本格的なものじゃなく、俺ら兄弟が泊まってる家の裏手にある
山に登れ、という簡単なものだった
そんなに高い山じゃなく、多分200~300メートルもない感じ
ただし山に登ってる間は一度も振り返るな、朝日が昇るまでに頂上につけ、
あと東のほうに向かって息を吐くな、声も出すなと言われた
俺と弟はとりあえずあったかい格好で外に出て、山道に足を踏み入れた




713:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:49:36.19 ID: ID:BHYDyu8G0
>>709 支援ありがたい

やばかったのは、途中で弟が一回転んだ時だった
「うぐっと」と悲鳴を呑み込む気配がして、俺はもうちょっとで振り返りそうになった
でも弟はすぐに立ちあがって、転ぶ前よりも早いペースで登り始めて、今度は
俺が置いていかれそうになった
弟が起き上った時「ビリビリッ」と大きく布が裂けるような音がして、それも
正直怖かった
頂上にはなんとかついたものの、頂上にたどりつくまでの体感時間は
ものすごく長く感じた




710:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:46:09.84 ID: ID:BHYDyu8G0
登ってみてわかったが、夜の山ってのは正直おっかない
しかも懐中電灯持ってるとはいえ、真っ暗だから方角わからんし、
ひたすらまっすぐ上をめざすしかない
時々立ち止まって、方位磁石で方角だけ確認しながら登るんだけど、
途中から明らかに何かが俺らの後をついてきてるのに気がついた
横目で弟がほぼ同じペースでついてきてるのだけ確認して、背後には
意識を向けないようにするしかできなかった




711:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:46:35.37 ID: ID:t7ksvFHA0
ハーフの除霊くんのは覚えてるけど
こんなに読みにくい書き方するやつだっけか




712:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:48:11.69 ID: ID:MpxkXPJl0
つかムダな描写もっと省いてよ




715:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 10:15:35.43 ID: ID:JWCtBE6u0
すまん確かにだらだら書きすぎたな、ID変わったけど702です
さくっといくわ

結局なんとか頂上で御来光を拝んで下山した
下山中は何もなかったが、弟も俺も一言もしゃべらず
ただ弟が着てたダウンジャケットの背中はありえない感じでびりびりに裂けていた
怪しい土産はハーフ男が預かり、俺ら兄弟はさらに三日ほど泊まらされた
今朝自宅に戻ってきたところ、つかれた年越しだったわ




716:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 10:22:01.03 ID: ID:JWCtBE6u0
ちなみに怪しい土産というのは一見したところ民芸品、
でも実は現地の呪術師が使ってたものらしい
ハーフ男が一定期間預かり、自分の傍に置くことによって
処分できるくらいに「薄まる」そうだ
俺にはそういう物を引き寄せてしまう縁があるらしいので、なるべくこういう
ものは受け取るなといわれた




719:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 12:23:24.37 ID: ID:8AcJ2xYl0
>>716
面白いね
ちなみにどこの国のどんな土産かは書けない?大きいもの?




721:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 12:34:18.25 ID: ID:JWCtBE6u0
>>719
国はわからんが、裸の男の像みたいなものだった。黒っぽい木彫りの像。
ただし頭の上部が皿になってて、蓋がついている。
白目の部分は貝殻か何かで螺鈿みたいになってた。
俺が貰った時は、皿部分には何も入ってなかった。
像の見た目からして、東南アジアかアフリカか、そんな雰囲気。
高さは60センチくらいあったと思う




722:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 13:40:18.66 ID: ID:79ZPhVEmi
某国から帰ってきた知り合いの土産って最初に書いてるのに、どの国か分からんのはなぜだ




723:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 13:55:25.71 ID: ID:rce4fMlR0
>>722
明らかに某国の文化とは違う意匠の人形だったからじゃないの
例えば、
行き先→中華な国
みやげ→アフリカっぽいどこか
とかだったら、少なくとも某国原産の物じゃないことは判る




727:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 17:16:13.11 ID: ID:79ZPhVEmi
>>723
呪術の事は詳しく知らんけど、現地の呪術師が使ってたとも書いてるし土着の人形じゃないの?




728:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 22:05:25.45 ID: ID:nJsfPOoD0
ハーフ男って偽コトリバコをファミレスでどうのこうの、って人だよな


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421 呪われた潜水艦 sage New! 2013/01/03(木) 23:14:58.04 ID:WYP0FlEK0
かつて、怨霊がとりついているとしか思えないような潜水艦がドイツ軍に存在していた。
本来であれば敵艦を沈めるための軍事潜水艦であるはずが、なぜか味方の方に次々と不幸をもたらす。
初めのうちは偶然に事故が続いただけだと思われていたが、そうではない出来事もやがて起こり始める。
1916年、第一次世界大戦の真っただ中のこの年、ベルギーのブルージュの造船所は、24隻の新型の潜水艦を作っていた。
この中に、後に「呪われた潜水艦」と異名をとる「U65」号がいた。
U65は建設段階の時から不慮の事故を巻き起こしていく。
ある日、造船所の中で、U65に取りつけるための大きな鉄骨をクレーンで動かしていたところ、突然チェーンから鉄骨がはずれて下に落下した。
ちょうど下には2人の作業員が雑談をしており、鉄骨は2人を直撃した。
1人は即死、もう1人は両脚が下敷きになり、両脚をつぶされた。
彼の脚から鉄骨を取り除こうにも滑車の装置が壊れており、救出するまでに1時間かかった。
その後すぐに病院に運びこまれたが結局助からなかった。そして半月後、U65は完成した。

ある日、進水式を間近に控え、3人の作業員がディーゼルの再点検のために機関室に入っていった。
だがしばらくして、機関室の中から彼らの助けを呼ぶ声が聞こえてきた。隔壁の扉が動かなくなって閉じ込められてしまったのだ。
周りにいた作業員たちが駆けつけ、扉を必死になってこじ開ける。その間にも中から助けを呼ぶ声はどんどんと小さくなっていった。
やっと扉が開いた時、閉じ込められていた3人は有毒ガスで死亡していた。
だいたい扉が動かなくなった原因も不明だったが、どこから有毒ガスが漏れたのかも不明だった。
丹念に整備点検が行われ、ドックからも「完全に大丈夫」という保証つきで、U65は再び出航した。
初の任務は決められたコースをまわるパトロールである。
しかし初の任務はうまくいった。コースをまわり、U65は無事ブルージュの港へと帰ってきた。
ここで食料と弾薬、魚雷を積み込み、再び出航する。
だが、まさに出航しようとしていたその矢先、今度は積み込んでいた魚雷が突然爆発した。艦内と甲板で5人の死者が出る事故だった。
「積んでいた魚雷が爆発するなんて、この艦は絶対呪われている。」乗組員たちは口々に噂しあった。

この事故の犠牲者の1人に二等航海士で「シュワルツ」という男がいた。
シュワルツを含む5人の葬儀が行なわれ、U65はまたもや修理のためにドックへと入った。
次の出航の日も決まり、その数日前、乗組員たちは修理の完了したU65に改めて全員集合させられた。これより点呼を行う。
前回の事故で死亡した5人に代わって、新たに5人のメンバーが加わった。総数はこれまで通り31人となる。
全員が次々とタラップを昇っていく姿を指揮官が横で見ながら数を確認する。
「29、30、31、・・・・32?」
1人多い。最後に昇っていったその男は指揮官にも見覚えがある男だった。
あれはまぎれもなく先日の魚雷事故の時に死んだはずのシュワルツだった。
「そんなバカな!」指揮官は目を疑った。
「いや、そんなことがあるはずがない。見間違い、数え間違いだ。」そう思うことで指揮官は自分の心を納得させた。
艦長と新任の乗組員たちが士官室にいた時、士官室のドアが突然開けられて、1人の二等航海士が飛び込んで来た。
「か、艦長!」ノックもせずにドアを開けたことにムッときた艦長は
「上官への礼儀はどうした!」と怒鳴り返した。
「す、すいません!今、たった今ですが、この間の事故で死んだシュワルツを見ました。彼がこの艦に乗り込んでいました!」
「そんなバカなことがあるはずがない。誰かをシュワルツと見間違えただけじゃないのか!」
「いや、確かにシュワルツでした。水夫のペーターゼンも見ています。間違いありません!」
「ではペーターゼンにも話を聞こう。彼にここに来るように言ってくれ。」
「それがペーターゼンはショックのあまり、甲板で腰を抜かして震えておりまして・・。」
艦長が甲板に昇って震えているペーターゼンに話を聞くと、
「あのシュワルツが確かに甲板を歩いて、へさきの方まで行ってそこでじっと海を見つめていました。間違いなくシュワルツです。
でも瞬(まばた)きした瞬間に消えていたのです。」とパニック状態になっている。
誰かのイタズラではないかと艦長は全員に問い正したが、誰もそんなことをする理由はない。
元々事故続きの呪われた艦として恐怖心を抱いていたペーターゼンは、このシュワルツを見たことが決定的となり、
「呪われた船に乗るくらいなら逃げる。」と言い残して行方をくらませてしまった

U65は1917年の末までに敵艦を何隻も沈め、イギリス海峡のパトロールの任務もきちんと果たしていた。

しかし乗組員たちの恐怖心は一向に収まることはない。
ある航海士が、またもや甲板を歩いてへさきまで行き、そこで消えてしまった人を見た。

仲間に話すとそれは絶対シュワルツだと言われた。
艦長にも報告したが、「錯覚だ。何かの見間違いだ。怖いと思っているからそんなものが見えるのだ。この小心者が!」
と逆に怒られた。

しかしある日、艦内の航海士が、甲板の上で座り込んで怯えきっている艦長の姿を目撃した。
艦長もシュワルツを見たようだ。

「俺の船は絶対悪霊にとりつかれている・・。」

だが艦長はシュワルツの噂のことを知っていても、それを自分が見ても、絶対認めようとはしなかった。
逆に怯えている人間を「腰抜け」「小心者」と怒り飛ばしていた。立場上、そうせざるを得なかったのだ。
しかしU65が物資の運搬や船内の整備に港へ寄った際、敵軍機の奇襲で艦長は即死してしまった。

1815年5月、U65はイギリス海峡からビスケー湾に向かって出航した。新メンバーによる初の出航である。
しかし不慮の事故は相変わらず続いた。出航して二日目に魚雷砲手がいきなり気が狂って暴れ始めた。
仲間が取り押さえて沈静剤を打ち、いったんはおとなしくなったものの、艦が浮上している時にその魚雷砲手を気分転換にと仲間が甲板へ連れていったところ、
魚雷砲手は突然甲板を走り出し、そのまま海へと飛び込んだ。
海がシケて艦が大揺れしている時に機関主任がころんで脚を骨折したり、浮上してイギリスの商船を甲板砲で攻撃している最中には、
砲撃手が高波にさらわれて行方不明となったこともあった。
また、敵機と遭遇して、逃げきったと思って浮上したとたん爆撃を浴びせられるというミスもあった。
新艦長もこの艦が呪われた船だということは十分聞いていた。艦内でも不慮の事故が多いのに、この上で敵と戦闘にでもなったら
今度こそは全員が死ぬのではないか。

艦長にも乗組員にも不吉な予感が走る。U65はなるべく敵とは会わないように会わないように心掛けながら慎重に帰途についた。

ようやくゼーブルージュの基地に帰りつき、全員がほっとした。
今回の任務はこれで終了し、乗組員のうちでリューマチを患っていた男が艦を降り、入院することになった。

数日後には再びU65は新しい航海へと出ることになる。
そして次の出発を明日に控えたある日、
リューマチで入院している仲間を見舞いにU65の乗組員の1人が病院を訪れた。

「明日、またU65で出発する。俺に万が一のことがあったら、これを妻に渡してくれ。」
そう言って入院している仲間に何かの包みを手渡した。
「・・分かった。」
あの艦に乗る以上、いつ死んでもおかしくない。そのことはお互いに十分分かっていた。

そして二ヶ月後の1918年7月31日、ドイツ海軍本部はU65が消息を絶ったと発表した。
入院していた仲間も、病院でこのニュースを聞いた。予感はしていたが、ついにそれが現実のものとなってしまった。

U65に関しては最初は何の手がかりもなかったが、
後日、敵国であるアメリカの潜水艦の艦長が海上で爆発するU65を目撃したという報告が入った。
その時、アメリカ潜水艦 L2号はアイルランド西岸をパトロール中に
偶然海上に浮かぶドイツ軍の潜水艦を発見したという。

潜望鏡で覗いて見てみると、U65という番号が確認出来た。当時アメリカとドイツは敵国同士である。
すぐに攻撃体制に入った。後は艦長の魚雷発射の命令を待つだけ、という状態になった瞬間、
海上のU65は突然大爆発を起こしてしまった。
攻撃前に標的が自然爆発を起こし、アメリカ側の艦長も訳が分からなかったという。

入院中の仲間もニュースや報告を聞いていたが、その中に一つ、非常に気になる部分があった。
アメリカ側の艦長が最初に潜望鏡でU65を観察した時、甲板に1人の男が立っているのが見えたと言っている。
その立っていた男とはシュワルツではなかったのか。ついに全員を潜水艦ごと道づれにしたのではないのか。
入院中の仲間はそう考えざるを得なかった。



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