【閲覧注意】怪談の森【怖い話まとめ】

当サイト「怪談の森」は古今東西の怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 海外系



468 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/06(土) 23:39:02.00 ID:76SsDnMt0.net
前に、用があるのでどうしても行かないといけなくて韓国行ったんだが、
その時に霊感0のオレでもとても気味悪い所があって、
気になってたぶんこのスレでweb上にあるその場所の写真を貼って見てもらった。

そしたら画像を見るだけでもダメダメな場所ですって注意されました。
あんときはごめんなさい(´・ω・`)




469 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/06(土) 23:55:05.44 ID:f9tLB3TeO.net
墓石を塀とかに使ってた場所かな。
0感だから見てもあまりよくわからなかったけど、見るの良くないとレスついてて凹んだ
思い出しちゃったじゃないか(´・ω・`)


470 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/07(日) 00:03:58.18 ID:EtyYvm+x0.net
ああそういえば、そういう写真あったね
どこで見たかは忘れたけど
しかし、自称霊感持ちで韓国大好きという人もいるし、実際のところどうなんだろう?


473 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/07(日) 00:19:40.78 ID:PbS09Pxk0.net
あの墓石のは酷かった。
開く前から頭痛がして警告アラームが頭の中に鳴り響いたもの
あれ、絶対に墓石以外にも何かやらかしていたのが写っていたんだよ


476 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/07(日) 11:36:41.86 ID:n0BltNIrO.net
0感でわからないと聞いてみたくなるよね。私も霊感ないからわからない。ドンマイ。


472 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/07(日) 00:10:51.68 ID:mNEPHZMg0.net
うちの貼ったのはそれじゃなくて、大きな墳丘が連なってる画像でした。
とはいえごめんなさいです(´・ω・`)


478 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/07(日) 12:40:31.32 ID:HGe6BQCI0.net
それ古墳公園みたいなやつ?
前ここでもネットの写真貼られて評判悪かった


479 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/07(日) 16:57:37.10 ID:mNEPHZMg0.net
それです(´・ω・`)
現地はもう何か空間が歪んでるような感じのするいやな気分がする場所でした。


480 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/07(日) 17:31:47.77 ID:F9/NYmDp0.net
写真はたしかになんか感じ悪かったけど現地でもそうなのか
昔の古墳なのにどんだけ長い間念?が残ってるんだか…


477 : 本当にあった怖い名無し:2014/12/07(日) 11:42:54.21 ID:n0BltNIrO.net
ああ、でも日本の神様でも、静かにしとかないといけないのに、
こういうとこに張り付けて騒いだらいけないなって思う場所があることはあった。




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149 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/03/19 16:20
俺が小4の時(現在高一)、香港に住んでて、香港日本人学校っていう小学校に通っていました。
そして、そこのイベントでポーランコックっていうホテルに一泊二日で泊まることになりました。
そのホテルは敷地内にバスケコート・テニスコート・サイクリングロード、アーチェリー場、
はたまたカヌーが出来る川が流れてたりなど、遊ぶにはうってつけの場所でした。
ガキだった俺らは一日中好きな所に行って、部屋に戻る時間ギリギリまで遊んでいました。


151 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/03/19 16:37
そんで、俺が川で遊んでてビショ濡れになった運動靴をかえようと部屋に戻った時、ドアの向こうから楽器の音が聞こえました。
「・・・なんだ?」とドアを開くと、部屋には7人くらいの紫の服を着た少女達が吹奏楽器を演奏していました。
しかも、俺らの使っていたベットや椅子に座って。
こいつらもかなり奇妙でしたがさらにおかしいのは、友人(丸山という子です)が普通にその部屋で本を読んでいることなのです。
「おい!丸山!!何だよこいつら!!」
そう聞いても丸山は本から視線を外さず、何も言いませんでした。
仕方なく俺は、もういいからさっさと靴を変えようと思い、バックを突っ込んでいる棚に向かいました。
そして、その際に女の内の1人に明らかに聞こえるように舌打ちすると、「さっさと帰れよ」と言いました。
そして靴を変え、顔をあげると、楽器の少女たちは消えていました。
俺はそれも気にせず、さっさと部屋を出て川で遊ぶ友人の元へ向かいました。


152 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/03/19 16:46
ここでおかしな事が。
何故俺はこの時、少女達が消えたのに疑問を持たなかったのか?
それは自分でも分かりません。
何故か、その時には既にそいつらの事が頭からほとんど消えていたのです。まるで元々いなかったかのように。
当たり前のように思えていて、疑問も恐怖も湧きませんでした。

そして、午後五時になって(日本だと時差で6時)終了時間になり、再び部屋に戻って汚れた服を着替えていた時、
今度は同じ部屋の井上って奴がいきなり「うわ!!」と叫び、天井を指さしているのです。
見ると、そこには天窓がありました。
「どうしたんだよ?イノ?」
「そこで今、女が覗いてたんだよーー!!」
「何馬鹿な事言ってんだよ。何もいないじゃん」
「今、いたんだって!!」
どうやら井上はマジで見たらしいです。


153 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/03/19 17:09
ここで数時間前、この部屋で変な少女達を見ていた俺は、そのことを思い出し言おうとしましたが、
何故かその記憶はまた一瞬で消えていってしまいました。
この話は結局井上の見間違いという事になり、俺らは夕食の会場へ向かいました。

そして、その席でそこの職員さんたちが、先生の通訳を通じて怪談を始めました。
どうやらここは奇妙な現象の耐えない場所のようです。
夜中にコートに出されていたバスケボールが子供の声と一緒に跳ねたり、
繋いでおいたカヌーの位置がずれていたりなどはザラで、
最後に話してくれた封印された棟の話では、
(事実、俺らの泊まっている棟から少し離れた場所に入り口が鎖で縛られた棟がありました)
数年前、深夜まで作業していたその職員さんがようやく作業を終え、
遠くにあった職員の棟に戻るのも面倒だったので、ちょうど近くにあったその棟で寝ることにしたそうです。
「もう疲れたからシャワーは朝でいいか」
そう思いベッドに入ろうとしたら、天井からバンバン!という音が。
天井を見ると、井上が見た状態と同じく天窓に全身水びだしの女がいたそうです。
「うわあああ!」
職員さんが慌ててドアに飛びつくと、ノブが鍵も無いのに回らなかったそうです。
パニックになった職員さんはそのノブを床に置いてあったベッドの支柱で叩き壊すと、ドアを押し開けたそうです。
ドアが開くとそこにはあの天窓にいた女が・・・。


154 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/03/19 17:14
そこで職員さんは気絶。
朝、目覚めるとその部屋にはお札がベタベタ貼られており、神棚までつくられ、線香もたいてあったそうです。
入った時にはそんなものには気づかなかった。職員さんは苦笑しながら話してくれました。

その夕食の後に肝試しが行われたので、肝試しを盛り上げるための余興とも取れるのですが、
事実、うちの部屋のメンバーが天窓の女は見ているし、その時は忘れていましたが楽器を吹く7人の女も俺は見ています。

どうやらこのポーランコックという所はまだまだ色んな幽霊がいるみたいです。
っていうか香港は幽霊が多すぎる。俺の家にもいたし・・・。
とにかく、話は終わりです。駄文を長々とスミマセンでした。
一応言うと嘘は一切無いです。

楽器の少女達といい、その時は何とも思わなかったのに、今思い出すとかなり怖い体験談でした。





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406 :406-1:2012/01/14(土) 00:04:38.65 ID:taTlh1/W0
私はインドネシアとのハーフなんだけど、インドネシア人の母親に聞いた全然怖くない変な話。

昔は魔法(超能力?母親はエネルジーがどうのと言ってた。とりあえず魔法としとておく)を使える人がたくさんいて、
私の曽祖父にあたる人が、強い魔法使いみたいな人(?w)だったらしい。
たとえば、曽祖父が頭の中で他の誰かに『踊れ』と命じれば身体が勝手に踊る、みたいな感じ。
でもそういう魔法を使えるようになるのは、偉大な分別のある、できた人間に限る。
少なくとも曽祖父は、悪用したりとかはしない人だったらしい。


407 :406-1:2012/01/14(土) 00:05:48.38 ID:taTlh1/W0
そんで、当然曽祖父の事をねたむ悪い魔法使いもいて、曽祖父をやっつけようとするらしい。
でも曽祖父はなにやらレベルの高い魔法使いで、そっとやちょっとの魔法は効かなかった。
そしたら、私の曾祖母にあたる人にその魔法が当たったという。
たぶんこんな感じ。
          

説明失敗自分乙orz


408 :406-3:2012/01/14(土) 00:07:21.85 ID:taTlh1/W0
あーなんか絵変なことになったwがんばったんだけどなー

まあそんな感じで悪い魔法を喰らった曾祖母は、失明したらしい。
でも曽祖父がそれを治す(解く?)魔法をかけた。
そしたら、曾祖母の両目から大量のガラスの破片が出てきて、曾祖母は光を取り戻したとさ。




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162 :N.W ◆0r0atwEaSo :2007/02/18(日) 05:12:25 ID:WYjKbv100
その年の暮れ───
主任と俺は、国土の大半を数千メーター級の山々に囲まれた所へ出張していた。      

正月だけは何とか日本で迎えたくて、必死で仕事をこなし、三が日だけは日本に戻ったが、4日には再びその国に戻る事になっていた。
しかし、俺達が搭乗した飛行機は、途中で不調になって緊急着陸し、数時間後にやって来た代替機は、目的の空港まで後1時間余りの所で、現地の気象条件の悪化の為、最寄の空港へ降りる事になった。

参った…が、こんな事はたまにある。
時間が早ければ車でもチャーターするが、既にもう真夜中近い。焦った所で意味はない。
明日、飛行機が飛ばないなら、別の方法を考えればいい。
とりあえず、ホテルに予約を入れ、俺達は空港の外に出た。
商売熱心なタクシーが「乗らないか?」と誘ってくるが、ホテルは目と鼻の先、断って歩き始める。

十字路で、小さな荷車を引きながら、ゆっくり歩いてくる老人に出会った。
痩せて、骨格がすっかり顕わになった、小さな身体。顔には、幾筋もの深い皺。年齢は
80歳にも90歳にも見える。身なりは、そんなに貧しそうではない。
彼は、俺達に気付くとゆっくり合掌し、歯の無い口で何事かをモゴモゴ呟きながら、おずおずと掌を蓮華の形に開いた。
物乞いだった。
彼の面には、心ならずも他人に恵みを請わねばならない、やりきれない悲しみと、消えてしまいたいような恥ずかしさが現われていた。

ふだん、主任も俺も(自分は物を貰って当然!)と言う態度の物乞いには何も与えない。
だが、この時、俺達は自分のポケットを急いで探っていた。
まだ両替していないから、ほんの小銭しか持っていない。それでも、二人分合わせれば、この国なら2日は食べられる程度のお金と、機内で貰った飴が数個あった。
老人の掌にそれらを乗せると、彼は押し戴くようにして受取り、大切そうに荷車の中へ仕舞い込む。

主任が急に、自分の鞄の中から、ビニール袋に包まれた小さな物を取り出し、彼にそっと差し出した。
穂の付いたまま、丸く束ねられた稲藁。それを飾る松葉、笹、センリョウ、紅白の椿と獅子頭。事務所に飾るつもりで買って来た“正月飾り”だった。
受け取って、一瞬戸惑ったような表情を見せた老人の手を、次の瞬間、主任がしっかりと自分の手で包み込んだ。
途端に、彼の両眼から大粒の涙がポロポロこぼれ始める。

泣きながら何度も何度も礼を言い、また、荷車を引きながら、ゆっくりゆっくりその場から去って行く老人を、主任はなんとも言えない顔で見送っていた。
「…勝手にやったりしてすまん。でも、あの爺さん…」主任は言いかけて少し言葉を切り、
「もしかしたら、自分の親と同じような齢なんだと思ったら、何だか……」
環境が厳しいこの国では、人々の平均寿命は約60歳。
言いようの無い思いにとらわれながら、主任と俺は再びホテル目指して歩き出した。

ふっつりと風が止んだ。
だが、周囲の山々からだろうか、木枯らしとも虎落笛とも聞こえる音が、高く低く、遥か遠くから聞こえてくる。
ホテルに着くと、俺達の姿を認めてドアを開けてくれたボーイが、急に驚いたような顔になり、「早く中へ!急いで!!」と叫んだ。
訳がわからないが、とにかく俺達は慌てて中へ入った。。
すると、彼は素早くドアの錠を下ろし、フロントへ駆けよって、地元の言葉で何か言った。

フロントの男が大急ぎでこちらへ駆け寄り、妙に緊張した面持ちで尋ねて来る。
「大丈夫ですか?気分はわるくないですか?平気ですか?」
別に大丈夫だと、俺達がそれぞれ答えると、彼は安心したように溜息を吐いた。
「ああ、それは良かったです…」
ボーイもほっとしたように頷いている。

「何なんですか、一体?どうしたって言うんです?」と、主任が尋ねた。
「いえ」フロントが眉間に皺を寄せた「良くないモノが叫んでいたようなので…」
「良くないモノって、何ですか?悪魔とか鬼とか、そう言う類?」
主任が“鬼”と言う言葉を口にした瞬間、彼らは飛び上がりそうになった。
「叱っ!!滅多な事を口にしないで下さい!!」

彼らの説明によれば、良くないモノと言うのは、死んでしまったのに、まだ魂が身体の中に半分残っていて、半分の魂だけが野山を彷徨うばかりの、哀れな霊魂の事だと言う。
それは、時折、死んでも死に切れない自分を嘆き悲しみ、狂ったように泣き叫ぶ。
その叫びを生きた人間が聞くと、とても気が滅入り、間もなく自殺してしまう。
俺達が聞いた、あの物寂しげな不思議な音が、その“鬼叫”らしい。
「よかったです、無事にここへ辿り着けて」彼らは本気でそう思っているようだった。

翌日、飛行機は無事に飛び、事務所へ舞い戻った俺達を、スタッフと仕事が待っていた。
───そして1月15日。
日本では小正月と言われるこの日、主任と俺を訪ね、一人の青年が事務所へやって来た。
その人物に心当たりは全く無かったが、この辺では、誰かの紹介で見知らぬ人が訪ねて来ると言うのはよくある。

それは育ちの良さそうな青年だった。彼は突然の来訪を詫びた後で、俺達に尋ねた。
「もう10日余り前の事ですが、お二人は、どこかで、老人にお金と飴と飾り物をやった覚えはありませんか?」
主任と俺は顔を見合わせた。たぶん、あの時の事に違いない。
「ありますよ。でも、どうして、あなたがそんな事を知っているのですか?」と、主任が答えると、彼はやにわに椅子から降り、物凄い勢いで床へ額付いた。

「えっ、ちょっと……?!」
驚く俺達に、彼はそのままの姿勢で、更に驚くべき事を告げた。
「ありがとうございました。あなた方のお陰で、父は成仏する事が出来ました!」
「はぁ?」
全く意味不明である。
とにかく、彼を再び椅子に座らせ、事情を聞く事にした。

「父は、とても吝嗇な人間でした」ゆっくりと彼が話し始める。「我が家は決して貧乏ではなかったのですが、父は、家族に一切の贅沢を許しませんでした。それどころか、お寺に寄付をする事も、お坊様にお布施をする事も、神様や仏様にお供えをする事すら許さなかったのです」
それは、神仏への信仰厚いこの国では、とても考えられないような事だった。

「そんな父が、去年の暮れに息を引き取りました。でも、1週間を越えても魂が移ったしるしがありません。4・5日なら世間でもよくありますが…生前の行ないが悪かったので、仕方ないと言えば仕方ない事でした」そう言って、彼は悲しそうな顔をした。
こちらでは、呼吸が止まっても、魂がその人の身体から抜け出したしるしが無ければ、葬式は出来ない。

「お坊様にも来て頂きましたが、このような場合は初めてだとおっしゃって、困っておいででした。家族も、親類も、皆それで大変悩んでいたのですが、今月の5日の朝、急にしるしが現われていて、ようやく葬式を出す事が出来たのです」
彼の目にほんの少し、涙が滲んだ。

「式の後で父の遺品を整理していると、愛用の荷車の中から、少しのお金と飴と、何か見た事もない飾り物が出て来ました。それで、我々家族にも合点がいったのです。良くないモノになって彷徨っていた父に、誰方かがお供えをして下さったのだと」
彼は言葉を切り、俺達に向かって両手を合わせ、瞑目する。
そして、彼はその飾り物が異国の物だったので、まずエアポートホテルを訪ねて行き、そこで“鬼叫”の話と俺達の事を聞き、やがてここまで辿り着いたと言う訳だった。

目的を果たした青年は、晴れ晴れとして帰って行く。
その後姿を見送りながら、主任が俺に言った。
「…あの時の爺さんの表情と、あの涙の訳が、少しわかったような気がするよ…」
「そうですね…」
物はあくまで物でしかない。だが、そこに気持ちが加わった時、物は単なる物ではなく、気持ちを伝える器になる。
一滴の水がやがて大河になるように、一片の温もりが誰かを救う事も有るのだと知った




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242 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/03/31(火) 18:56:54 ID:YlLkh0xa0
知り合いの話。

彼はかつて漢方薬の買い付けの為、中国の奥地に入り込んでいたことがあるという。
その時に何度か不思議なことを見聞きしたらしい。

「山奥の農村部には、陰婚って呼ばれる古い風習が今でも残っているんです。
 独り身の男性が亡くなった時に、やはり独り身の女性の死体を一緒に添い遂げさせて埋葬するんだとか。
 埋める前には陰婚式というちゃんとした式も挙げるといいます。
 地方の山奥では、今でも普通に行われているんだそうですよ。
 私がいた山村では冥婚って言われてましたが、まあやってる事は一緒です。
 で、滞在中に変な話を耳にしまして」

「ある村で、独身の一人息子が死にかけていたらしいんです。
 それで不憫に思った親御さんが、早々と陰婚用の死体を買ったというんです。
 ええ、ちゃんとそれ用の手配師がいるみたいで。
 ただ値段は張るようですね。骸一体が農民の年収にも匹敵するのだとか」

声を潜めてこう続ける。
「・・・ここだけの話、これが今あの地方で、社会問題になっているみたいで。
 幾ら人が多いといっても、毎回毎回そう都合良く若い女性の死体なんて、
 まず手に入らない訳ですよ、当たり前の話ですが。
 だから、死体を売買する目的で殺される女性があるのだとか。
 障害者とか無戸籍の女性が狙われるとか、そんな噂も聞きました。
 まあこの時の死体は、そういった不法事例ではなかったようですが」


243 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/03/31(火) 18:57:44 ID:YlLkh0xa0
「ところがこの息子さん、危篤状態から奇跡的に回復しましてね。
 自力では歩けなかったみたいですけど、小康状態にまでなったんです。
 それで親御さんは、不要になった死体を転売する計画を立てたそうで」

「その話がまとまった次の日、息子さんが床から姿を消したんですよ。
 保管していた死体も失くなっている。
 村中総出で探したところ、墓地の外れに掘り返された跡が見つかった。
 掘り返してみると、行方不明の息子と死体が仲良く並んで埋まっていたそうで。
 最も息子さんの顔は、醜く歪んでいたという話ですが。
 色男だったから死んだ女性に一目惚れされたんだろうって、皆が言ってました」

牡丹灯籠みたいですね。
そう私が感想を述べると、彼は「そうですね」と苦笑した。



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