【閲覧注意】怪談の森【怖い話まとめ】

当サイト「怪談の森」は古今東西の怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 因縁




190 :本当にあった怖い名無し :2010/01/23(土) 10:42:19 ID:Wdcjiy9E0
僕はオカルト的な事は、歳をとって最近めっきり信じなくなってきたんだけど、土地の話で思い出したので書いてみる。 
これは実際に有った事で、詳しい関係や情景を書いてしまうと、
間違って関係者が見るとバレそうなので(まあ多分こんな場所見ないと思うけどw)簡単に書く。 

兄弟で会社をやってる人がいた。
といっても実質会社の持ち主は兄貴で、弟はその会社の重役みたいなもの。
重役といっても、本当にただ使われてる人って感じだった。大人しい人だったね。 
で、その兄貴は弟に土地をやったんだ。そこに弟は家を立てた。
屋根なんか見ると、なんとなくお寺みたいな立派な家。 
そこで生活して、少ししてその人の娘さんの体調が悪くなった。
いきなり動けなくなる。医者に見せても原因不明。
動けるときは全く普通。
困ったその人は、うちの親の紹介で、芸能人なども見てる全く無名の、(www)
方位などを見てくれる先生(と呼ばれてるw)に相談した。 


191 :本当にあった怖い名無し :2010/01/23(土) 10:59:50 ID:Wdcjiy9E0
見てもらった結果、その土地はお寺があった場所、家が立ってる場所に、まさに本尊があった。
その影響が家の娘に出てる。かなり強い因縁だから、この家と土地を放棄しろ。と、そんな感じだった。 
弟さんが兄貴を問いただしてみると、確かにそこには寺があったかもって・・・
見ると確かに、周りに墓が多いんだよね^^;;; 
家を放棄しろって言われても、大金を投資してるし、できればここに居たい。
なんとかならんか?ってのが弟さんの希望。 
その先生は最初、因縁が強すぎるからおはらいはしたくない、
こういうケースではこっちが持ってかれる(つまり先生の命がもってかれる)って言ってたけど、
弟さんの強い要望で、先生の仲間数人でおはらいをする事になった。 

まず先生が、家の敷地の四隅にお札を埋めたんだっけな。
そしたら、娘さんの突然訪れる体調不調が無くなった。 
でもかなり強いお札らしく、野良猫はおろか、家の上を鳥も飛ばなくなったみたい。
なんか漫画かアニメみたいな話だよね。でも本当の話だよ。 

で、少し経ったある日。
そこの家のいつもとても大人しい犬が、いきなり鎖を引きちぎって、
なんと家の四隅に埋めたお札を掘り返して取って、どこかへ埋めたか隠してしまった。
そして、娘さんの体調不調はまた再発した。 


192 :本当にあった怖い名無し :2010/01/23(土) 11:09:23 ID:Wdcjiy9E0
先生は、やはりお札なんかじゃダメか、かなり強いお札だったんだけど、正式におはらいをするしかないですねって。
そして後日、仲間数人を呼びおはらいをした。 
結果成功。それ以来娘さんの体調不調は起らなくなり、家にも何も変化はない。 

先生の話だと、その家の作りもなんとなくお寺風なのは、
そこにある因縁が、そう作るように仕向けたのだろうって事だった。 

なんかオカルトな話だよね~w でも本当に起った話です。 

てか、書いた文見て思ったけど、これ関係者が見れば一発でバレそうだ^^;;;;; 
みんな関係者は年配なんで、2CHなんか見てないだろうけど、唯一心配なのはその娘さんとかかな・・・


☜1日1クリックの応援お願いします



900 :本当にあった怖い名無し:2008/02/06(水) 18:15:24 ID:qzRCx3sn0

ひとつ昔の話を書かせてもらいます。 
今から10年位前の話。

俺はその時26歳のサラリーマン。
その日、母から連絡があって、親父の調子が悪くて病院に入院したらしい。
お見舞いもかねて、久しぶりに実家に帰省する事にした。
家から実家までは、だいたい2~3時間で帰れる。
適当に2~3日分の着替えと荷物を持って車に乗った。 
家を出たのが、だいたい夜の12時ぐらいだったはず。

車を走らせて40分くらいたった時、俺は国道から道を抜けて田舎道を走っていた。
なんとなく、ぼーっと走っていると、途中で車が捨てられていた。
たぶん廃車だろう。塗装は剥げて、あちこち錆びだらけだった。 
何気なく見たら、中に男がいた。
「えっ?」と思って、道に車を停めて、道を歩いて戻って中を確かめたら、
確かに男がいたんだが、それは『男の人形』だった。

俺は少し落ち着いて、まじまじと男の人形を眺めていた。 
その人形は本当に良くできていて、
店頭に飾ったりしている、無機質な感じの人形じゃなくて、
いうなれば、とてもうまくて生々しい絵を人形にした。
見た時はそんな印象だった。 
それで、俺は芸術には興味ないんだが、その人形に惹かれてしまって、というか魅了されていた。 
世界中の美女よりこの人形が美しい。そんな風に思っていた。 
そして、気味の悪いことに、俺はそれを持ち帰ろうと思って、車に乗せて実家に帰った。 

実家も近くなって、そろそろ田舎道を抜けようとした時に、
「すいません、×××××・・・(よく聞き取れなかった)」という言葉が聞こえた。
「あ?え?」
おれは困惑して、周りを見たが誰もいなかった。 
弱々しい男の声だった。
空耳だろうと思い、気にもしないで家に帰った。 


901 :本当にあった怖い名無し:2008/02/06(水) 18:16:35 ID:qzRCx3sn0
家に帰ったら母は寝ていて、実家は静かだった。母には悪いが、家に入って起こした。 
母はとてもびっくりしていた。
「何もこんな夜中に帰ることは無いでしょ!」 
「ごめん、休みが少ししか取れなかったから、急いで準備してきた」
それで、俺は自分の部屋で寝る事にした。

朝、俺は母と一緒に病院に行った。 
親父は急に倒れたらしい。それで、特に異常は無いが、何故か体の調子が悪いらしい。
親父は元々ネガティブな考えの持ち主で、たぶん『病気は気から』という言葉があるように、
本人がまだ本調子じゃないと思い込んでいるんだろうって思った。 
適当に励ましの言葉をいってやって、実家に戻った。

家に戻ると、廃車で見つけた人形のことを思い出して、俺の部屋に運んで飾っていた。 
さすがに、裸のまんまの人形を置いていたらただ変態だから、俺の服を着せてやった。 
それから特にすることもなく、夕方ごろにもう一度病院にいった。 

病室で、母と親父が何か真面目に話をしていた。
俺が入ってくると、急に親父が「大事な話がある」と言ってきたので、
また何かネガティブな事考えてるのかな、と思いつつ話を聞くことにした。 

「俺は、昔たくさんの動物たちを殺してきた。たぶん100はやっている」 
「は?何いってんのいきなり?気が違ったのか親父?」
俺の言葉を流して親父は続けた。
「昔、俺は、動物とか弱いものを虐めるのが好きだった。
 猫・犬・鶏を色んな方法で殺した。(ここから殺し方が入ったのではぶきます)
 ・・・とにかく、俺は最低な奴だった」
そこで母が、 
「私は知っていたけど、その異常な行動以外は普通の人で・・・
 それに、怖くて横から口を出せなくて、止めてあげることが出来なかったの・・・」
「いつから、していたんだ?」 
「俺が子供のときから大学に上がるまでの間だ。
 その後は、やっと自分の行動に歯止めを掛けることができた。
 それからは、やっていない」 
「何でそんな事したんだよ?」
「・・・・・」(何度聞いてもだんまりだった) 
「でも、何で今更そんな事いうんだ?わけわからん・・・」 


902 :本当にあった怖い名無し:2008/02/06(水) 18:18:09 ID:qzRCx3sn0
「3年ぐらい前から、殺した動物達が『迎えに来る』と夢に出てきた。
 それで、頭痛で倒れた日の夢で、動物達に『今日連れて行く』と言われて頭を捕まれたとき、
 俺の親父、つまりお前のおじいちゃんが動物達をはらいのけ、必死で説得してくれた。
 『孫とこいつを、最後にお別れをさせてあげて欲しい』
 『いや、今連れて行く』
 『頼む。最後の一言を孫に言わしてやってくれ』
 『・・・もう一度来る。その時はきかない』
 それで目が覚めた。
 それから考えて、母さんにお前を呼ぶように頼んだ。お別れを言いたくてな」
「いや、3年の間そんな夢見ていたのなら、坊主にお払いでもしてもらえよ!」
「俺は、ただ自分のために動物を殺していったから、これはしかたがない。
 悪いのは俺だからな。地獄行きは確定だ。
 そんなので坊主に頼めるか?
 『昔殺した動物達に呪い殺されそうです。死にたくないので助けてください』
 それは、いかんだろ・・・」
「・・・今日は帰るから。ちょっと頭を整理したい・・・」
それで、俺は実家に帰っていった。 

部屋に篭って考えていた。
ふと、なんとなく部屋の人形を見ていたとき、気のせいかもしれないが、
人形が「そろそろですね」と言いながら微笑んだ。 
俺は完全に混乱して、頭がイっちゃったのかなと、そのまま眠った。 

夜中、目が覚めた。とても嫌な予感がした。虫の知らせとなのかな。
俺は病院にいった。親父の部屋にいったのだが、特に異常は無かった。 
まじでほっとした。涙がぼろぼろでた。本当に怖かった。 

落ち着いて、親父の部屋から出ようとしたとき、全身の毛が総立った。 
心臓の音もばくばくいっているのがわかる。
部屋の左を曲がった廊下の奥のほうから、何かがくるのがわかった。
霊感も無い俺だが、こいつはマジでやばいと直感で感じた。


903 :本当にあった怖い名無し:2008/02/06(水) 18:19:28 ID:qzRCx3sn0
人形だった・・・
俺は人形が歩いて来る中で冷静に考えていた。 
え?なんでこいつがいるんだ!?親父は動物に恨まれているんじゃないのか!?
こいつが親父に何かしようとしていることは、なんとなくわかったが、
でも、そんなこと考えているうちに、俺のそばまで人形が来ると、無表情な顔で、
「僕は『うじおや』なんです。だから『てんさつば』を与えにきました」 
(『うじおや』『てんさつば』たぶんそう言っていた。何の事かわからないです)
そいつは部屋に入って、動物の鳴き声みたいな声を上げていた。
俺は体をなんとか動かして部屋を見たら、人形はいなくて、親父は普通に寝ていた。
起こしたら、親父は「すまん、すまん、お前に本当にすまん・・・」。

次の日、親父は病院を散歩している時に、車に轢かれて死んだ。 
病院の散歩コースに車が突進して頭を潰した。車を運転していたのは母です。 
この後、母も1年後に親父を追って自殺するのですが、遺書に、
『私も××(親父の名前)に毒されていたのでしょうか、動物を殺したことがあります。 
 ×××(俺の名前)本当にごめんね、次は私の所にきました、こんな親を許してください。』

親父の葬式の日の夜、家のどこかであの人形を見た。微笑んでいました。 
10年経った今は、俺は何ともありませんが、実家は捨てました。 
俺には、もう血縁はいないはずです。知っていたのが、父方のおじいさんだけですので。
それに、この『恨み』が俺に来ないようにしたかったからです。
100もの動物達の恨みは、こんなもんじゃ治まらない気がしますので。
あの日以来、人形は見当たりません。どこかにいったんでしょう。

最後に、俺は動物に嫌われます。犬にも鳥にも猫にも、いつも威嚇されます。 
一度、猫に指先の肉を噛み千切られたことがありました。本当にさきっちょですが。
たまに、もう『恨み』は俺にも来ているんじゃないか、と不安になります。 


907 :本当にあった怖い名無し:2008/02/06(水) 21:44:33 ID:6k6cvdc80
>>903
うじおや=「氏親」かな?氏神様なのかな? 
てんさつば=天を向いて唾を吐く=自分の顔に帰ってくる=悪事は身に返る
ということなんでしょうねぇ。 

ご両親への恨みは、貴方が図らずも氏親である人形を身近に寄せたこと、
悲しい形でご両親との別れを迎えたことで、 
ある意味業を晴らしたことになるんじゃないか、と思えたり。 
怒りや恨みが収まらなかったら、もっと怖い思いをさせられたんじゃないかと。 

気になるなら、氏神様に御参りをしてみるのも良いかもしれないですね。 


912 :本当にあった怖い名無し:2008/02/07(木) 00:55:26 ID:JvBWMRcY0
>>907 
ありがとうございます。 
相談するのもいいですが、仕事が忙しくて中々どうですかね・・・。 
あと、此処に書いてなかったのですが、
俺も、動物が死ぬ映像を見ると、ほっとするのでしょうか、安心するときがあるんです。
実行はしたこと無いです。 
たぶん私自身、病んでるかもしれません。
でも、代々こんな一族なら、俺の代で子供を作らずに終えるつもりです。 

こんな気味の悪い書き込みすいませんでした。 
でも、誰にもいえなかったので、
『オカルト』という枠で、不特定多数の方が聞いてくださって、少し心が穏やかになりました。 
ではでは、長文失礼しました。
 
☜1日1クリックの応援お願いします




329 :KMT ◆nqnJikEPbM.8 :2012/08/19(日) 06:51:20.19 ID:jvZ3IDbu0

キツネ ◆8yYI5eodys 様 『稚児守り様』 

日本の『田舎』と呼ばれる場所には、様々な因習やら行事が今も残っていたりします。 
私の祖母の家もそんな田舎。
民家が20件そこらで商店すら無い、山に囲まれた集落にあります。 
その集落にある公民館の端には、山の神様を祀った御社と、その傍らに小さな祠がひっそりと佇んでいます。 
集落の人から『稚児守り様(ちごもぃさぁ)』と呼ばれる祠さんには小さな風車(かざぐるま)が供えられていて、
カタカタ……と音を立てながら回っている光景が印象的。 
このお話は、その小さな小さな祠さんに纏わるお話です。 

遡ること今から20年ほど前の事でしょうか。 
当時、小学校低学年だった私は祖母の家に呼ばれ、集落の行事に参加させられることになりました。 
その行事というのが、
『稚児守り様(ちごもぃさぁ)』にお供えしてある風車を、山の神様が住んでいるお山の祠に運ぶというもの。 
毎年、集落の各家が持ち回りで、家の長と子供が参加しなければいけないという風習でした。 
確か、『稚児守り様(ちごもぃさぁ)』を夏の間、山の神様にお預けするといった意味があったと記憶しています。 

その年はちょうど祖母の家が当番で、いとこが皆幼かったこともあって一番年上だった私が選ばれたという、
いやはや、なんともいい加減な理由で、離れた町に住んでいた私が行くハメになったそうです。


330 :KMT ◆nqnJikEPbM.8 :2012/08/19(日) 06:52:53.75 ID:jvZ3IDbu0
当日。初夏と言うには日差しが強く暑い日。 
私は祖母に言われた通りに長袖・長ズボン・帽子・軍手という、
雰囲気も……季節感すらガン無視の重装備で行事に臨みました。 
農業用の長靴に履き替える時に文句を言ってはみたのですが、
「山ん中はスズメバチやらヘビがおっかい、あぶねぇど」と言われる始末。 
オカルトとは別次元の怖さで震え上がったのを今でも覚えています。 

さて、『稚児守り様(ちごもぃさぁ)』にお参りし風車を預かった後、軽トラでお山の麓に行って、いよいよ入山。 
杉が幾重にも生い茂るお山には道は勿論、獣道すらありませんでした。 
祖母は軽トラの荷台から鉈を手にして、藪の草やら木の枝をバッサバッサと薙ぎ払いながら登って行きました。 
私も置いていかれないようにと必死に後に続いたのですが、流石は田舎の農業で鍛えたバイタリティ。 
時に這い蹲りながら斜面を登る私をよそに、ヒョイ、バッサ。ヒョイ、バッサと登っていく祖母の姿に、この日2度目の驚愕!

どれくらい登ったでしょうか。 
1時間、いえ、それ以上だったかもしれません。 
ふと、のどが渇いてリュックから水筒を出した時でした。 
カラカラカラ…… 
リュックに差しておいた風車が、山の斜面を転がっていきました。 
慌てて追いかけ下ること十数メートル。 
カラン、と風車が岩だらけの開けた場所で動きを止めました。 
ホッとして斜面を見上げますが、祖母の姿は見当たりません。 
急に不安に駆られた私は周囲を見渡しましたが、周りは岩場、そしてその周りには木、木、木。


331 :KMT ◆nqnJikEPbM.8 :2012/08/19(日) 06:53:42.99 ID:jvZ3IDbu0
ふと、その視界の端に、赤く揺れるものが映り込みました。 
視界を戻して見ると、そこには誰もいません。 
おかしいな、と思いながら風車を拾ったーーーその時でした。 
「・・・あそぼ・・・・・・」 
ビクッ!と振り返ると、私のすぐ傍に女の子が屈み込んでいました。 
年のころは私より少し小さいくらいで、妙にくすんだ赤い着物?浴衣?を着た女の子が、
こう、しゃがみ込んで私を見上げていたのです。 
内心1人じゃないことに安堵しながら「誰?集落の子?」と話しかけますが、女の子はニコニコ笑うだけ。 
迷子だと危ないな、と自分のことを棚上げして女の子の手を取りました。 
いえ、手を取ろうとしたのですが・・・・・・掴んだのは着物の袖。 
「お手てはねぇ・・・無いの・・・」 
え?と思う間もなく、 
「ねえ・・・遊んで・・・・・・遊ぼ・・・遊ぼ・・・ねえ、遊ぼうよ・・・
 遊ぼ、遊ぼ、遊ぼ、遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ遊ぼ!!!」 
・・・喜々とした、狂ったように眼を見開いた女の子の顔がぬぅっと私の目の前に迫ったところで、
記憶がプッツリと途切れました。 

これは後に祖母から聞いた話ですが・・・ 
祖母は私の叫び声で私の居場所を見つけ。 
その時の私は立ったまま呆然としていて、傍には誰もおらず。 
そして、私はぼーっとしながらも祖母の後に続き風車を山の祠に届け、
ぼーっとしたまま無事に祖母と山を降りたのだそうです。


332 :KMT ◆nqnJikEPbM.8 :2012/08/19(日) 06:56:43.77 ID:jvZ3IDbu0
そんなことがあって、十数年過ぎたお盆のこと。 
私は入院していた祖母の名代で、祖母の代わりに親戚、もとい集落の人たちの歓待をしていました。 
宴会の話題の内容は集落を出ていった人たちの話題から、今年の米の出来、それから戦時中の自慢話などなど、
取留めもないような話が延々と。 
その中で、今年の『稚児守り様(ちごもぃさぁ)』の当番の話へと話題が移っていきました。 
そう言えばと、近くで酒を飲んでいた近所の爺さまに、
「あの稚児もいさぁってどんな謂われがあるんですか?」と何気なく訊いてみました。 
「あ~、あん祠んこつね?こいは昔に爺さんから聞いたとやけど……」
と、爺さまはそのまたお爺さんから聞いた話を語って聞かせてくれました。 

ずっと昔、あの祠がある公民館の場所には一軒のお屋敷があったそうです。 
ある日、そのお屋敷が火事で焼失し、一家は皆亡くなったとか。 
それからしばらくして、集落の子供が1人、行方不明になりました。 
当時の集落の人が総出で山狩りまで行ったそうですが見つからない。 
そうした中、焼けたお屋敷の親族が焼け跡の片づけをしている時に、焼け跡にパックリと穴が開いているのを見つけました。
中はちょうど地下室のような空間で、真ん中を木の格子で区切られ、畳も敷かれたお座敷がきれいに残っていました。
その『格子の向こう』に行方不明になっていた子供と……痩せこけた女の子の亡骸があったのだそうです。


333 :KMT ◆nqnJikEPbM.8 :2012/08/19(日) 06:59:06.38 ID:jvZ3IDbu0
集落の人は誰一人としてその女の子のことを知らなかったため、
地下室は座敷牢(障害を持ったり気の触れた家人、隠し子などを恥として閉じ込めるための物)だったのだろう、
と考えたそうです。 

集落では女の子を手厚く供養したのですが、以来、夏になると子供が度々いなくなる。 
果てはお屋敷の跡に祠を建て、『地籠り様(ちごもぃさぁ)』として祀ったのですが、それでも収まらない。 
そこで、当時の集落の人々は子供を守るため、
夏の初めに『地籠り様』を山の神様の元で遊ばせて、夏の終わりに迎えに行くようになったのだとか。 
そうして、『地籠り様(ちごもぃさぁ)』はいつしかこの子供を守る風習そのものを指すようになり、
更には現地で同じ読みの『稚児守り様(ちごもぃさぁ)』の字を当てるようになったのだそうです。 

あの幼い日に見た女の子。 
着物を着た、手の無いあの子は誰だったのでしょうか? 
今となっては知る術もありませんが、
この話を聞いた時に妙な符合の多さに愕然としたのを、今でもはっきりと覚えています。


☜1日1クリックの応援お願いします




50 :可愛い奥様:2007/11/27(火) 15:03:23 ID:EuruP6QF0

私と旦那は、つきあい始めたその日に結婚を決めたスピード婚。 
なので、お互いの家のこともあまり知らなかったんだけれど、 
結婚して数年し、旦那の本家の墓参りに行って驚いた。 
なんと、うちの母方の祖先の寺とご近所。 
お互い東京出身で、墓は東北にあったからなおびっくり。 
「偶然ですね~」って話してたら住職さんが、
「○○さん(旦那方)のご先祖が戦に負けて追われて来たのを助けて、
 一族再興に貢献したのが××さん(私方)のご先祖なんですよ!」
って驚きながら話してくれて、寺に残っている記録を見せてくれた。 
そうしたら、
・旦那の先祖が追われてきた日=私の誕生日
・一族を再興させて城を開いた日=旦那の誕生日
なんていう共通点も見つかったりして、親戚一同ビックリしどおしだった。 

前世とか因縁とかあまり信じない方だったけれど、こういうことってあるんだな~と思った。


☜1日1クリックの応援お願いします




376 :メイベル :04/06/26 12:11 ID:gGVnwgZZ

私もほとほと間抜けだったな・・・と思う、今日この頃ですが。11年前の話。 

当時勤務した会社の先輩(女)で、何となく『そりが合わないな…』と感じる女性がいました。 
新人だった私には親切にして下さるんですが、どこか裏があるような印象で。 
そんな彼女が、私の叔母夫婦がアンティークショップを経営していると知るや、私に住所を聞き出し、 
「アンティーク、すっごく興味あるから今度行かせてね」と言いました。

そして数日後に、本当に先輩は叔母の家を訪ねたそうです。(叔母から電話があった)
その時、叔母はいい顔をしていませんでした。 
「あんたの先輩だけど。うーん…何なのあの人。
 いきなりお店に入って来て…それはまあお客さんだからイイんだけど、
 あんたの先輩だと名乗り、古い手裏剣を数枚置き去りにしてったのよ。 
 『主人(夫)が鑑定するんですが、今日は不在なのでお預かりに』と言っても、
 差し上げる差し上げるの一点張りなの」
で、どうしたのかと訊ねたら、結局店頭で押し問答も変なので受けとることにした、と叔母は言いました。 

翌朝出勤し、先輩にその旨を確認すると、いつも通り愛想の良い笑顔で「うん、上げるわ♪」と一言。
この時点でもいやーな予感はあったんですが、私はまたまた先輩の笑顔に騙され?そのままにしておきました。 

結果から言うと、その手裏剣は本物で値打ちもあったらしいのですが、鑑定書がコピーでした。 
コピーでは、現在は鑑定⇒売り買いができない仕組みになってるんです。(警察に叱られる)
先輩に「コピーでは叔母も売買できず困ってますから、鑑定書の原版をいただけますか」とせっついたのに、
「失くしちゃったのよね、実は♪ 
 あなたが問い合わせして再交付してもらって。上げちゃった以上、アレはもう私のものじゃないから」 
と、にべもない。 
ここだけの話、叔母が個人的にさらにそれを同業者のどなたかに譲渡すれば問題はないのですが、 
実は叔母と叔父の店は茶道具専門で、刀剣類に詳しい同業者がほとんどいなかったのです。


377 :メイベル :04/06/26 12:22 ID:gGVnwgZZ
そして結局、手裏剣は叔母家の倉庫に保管されたまま…。
当時、身内の介護で実家と往復生活をしていた叔母・叔父としても、再交付に行く時間もなかったんです。 

以来5年の間に、まず叔父が怪我をしました。
自転車に乗っていて横断歩道で人とぶつかったのに、
徒歩だったほうの人は無傷で、何故か叔父だけ数ヶ月松葉杖をつくほどの怪我を負いました。 
次が叔父の実父。脳梗塞で倒れました。
そして、叔母・叔父の子供が帯状疱疹で入院。 

どう説明すればいいのか…。
病気怪我なんて何時だれが襲われるかわからないよ、と言われればそれまでですが、
上記以外にも、まるでローテーションでも組んでいるかのように、 
叔父自身⇒叔父実父⇒甥っ子…の3人が、代わる代わる怪我・病気になったのです。 
私はピンと来ていませんでしたが、この後で叔父がついにガンになったとき、叔母が泣きながら言いました。 
「悪いけどさあ。あんたには悪いけど、あの先輩が手裏剣持って来てから、こういうことが続くようになったんだよね。
 私も長くこんな商売してるけど、こういうこと初めてで…結び付けて考えちゃいけないのかも知れないけど」 
こう言われたら、私もおだやかではありません。
何かやり切れなくて、叔母にはとにかく鑑定書再交付するか、
同業者でそういったわけありの品物を引きとれる人がいるか探して欲しいと頼み、
会社では先輩に対しちょっとムッとして、「あの手裏剣のことですが、何かいわれがありますか」と初めて質問しました。
すると…何でそういうことが平気で言えるかな、と思うようなことを先輩は言いました。 
「あ、あれかあ。実はねえ、あれ、私の主人が買ったんだけど、あれを持ってる頃、私、 
 急に息子と切ったはったの大喧嘩しちゃったり、刃物で怪我したり、主人が大病したり大変だったのよお。 
 あらっ、叔母さんのご家庭何かあったの?じゃあ手裏剣のせいかも知れないわよねえ」 
・・・もう絶句。こんなことを、(しかも)笑って説明できる・言い放てる彼女の神経を疑いました。 


378 :メイベル :04/06/26 12:30 ID:gGVnwgZZ
私は手続きに時間もお金もかかる鑑定書再発行を断念し、(叔母にそう告げた)
自分も手伝って、手裏剣をとにかく早く引きとってくれる同業者を探しました。 
…いるんですよ、こういうわけありの品でも全然平気だという方や、こういう品こそ手に入れたいという変わり者が。
やっとある男性にひきとって頂くことが決定し、品物を渡しました。 
…何と、それからピタリと叔母・叔父周辺の怪異が止まりました。 
叔父のガンですが、大手術の結果、「危機一髪だったね」とお医者様に言われる状況で何とか助かりました。 
転移はないし、現在も再発もなく元気に暮らしております。 
結局、甥っ子は怪我つづきでリストラ(つか自主退職?)になったりもしましたけど。 

TVなんかで『いわくつきの品』というのを見ることがありますが、(心霊番組などで)
「うちの身内でアンティークやってる人がいるけど、あんなの全然嘘話だよ、絶対ありっこないよ」
などと今まで笑ってた私。 
自ら体験することになろうとは思いませんでした。 
刀剣類全てがそうだとは思いませんが、皆さんもどうか気をつけて下さい。 
なお、私がオカルトに関心を持ったのはこの事件以後です。

ある霊能者さんに訊ねたところ、 
「男の人ばかりに被害が及んだのは、武将の霊(手裏剣にとりついていた?)からだと思う。 
 それと、あなた自身は気付いてないようだけど、あなたの家系は霊的に女性のほうが守護が協力なのよね。 
 だから、叔母さんも姪っ子さんたちも、そして手裏剣の窓口役になってしまったあなた自身も無傷だったのよ」 
と言われました。


379 :メイベル追加 :04/06/26 12:37 ID:gGVnwgZZ
↑上記の話の後日談。 
手裏剣引きとってくれた方は、ちゃんとご自身の時間とお金を使って鑑定書を再発行・再交付してくれました。 
我が家でお金は出すからと申し上げましたが、ホント変人…。
「こういう品物が欲しかったのだ」と、むしろ嬉々としていました。 
今も保管してると(飾って見てる?)思うけど、その方には異変はないそうです。

これも霊能者さんの話ですが、 
「もともとアンティークとかに興味深深の人って、自分と因縁の強い品物を引き寄せるんです。 
 悪い因縁でも、因縁ゆえに引き寄せざるを得ないという場合もあるようだし。
 その方は、手裏剣とはそう悪い因縁ではないか、あなたのように霊的守護が強くて無傷でいるんだと思う。 
 でも、やはり時期が来たら、そういう品物は他の人に売っておいたほうがいいのにね…」


 
☜1日1クリックの応援お願いします

↑このページのトップヘ