【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 霊媒師




ちょっと今から25年前の小学3年生だった頃の話を聞いてくれ
C村っていう所に住んでたんだけど、Tちゃんっていう同い年の女の子が引っ越してきたんだ。
凄く明るくて元気一杯な女の子だった
んで、このTちゃんは霊感が強いとかのレベルではないくらいに霊力とも言うべきものを持ってたんだ
正直、ここまで書いただけで近隣に住んでいた人なら「知ってる!」っていうくらい地元では有名な子だったよ
俺、同じクラスだったんだけど、小学3年生だとそんな話ウソって思うわけで俺ももちろん信じてなかった
で、Tちゃんが「じゃあみせてあげるよ」って事になって好奇心旺盛な男子がTちゃんの後をついて行った
その時俺は怖くて付いていけなかった
次の日、俺のクラスは大騒ぎ。
Tちゃんは一旦家に帰ってポラロイドカメラを持ってきて3枚の写真を撮ったそうだ
その全てに思いっきり鮮明に霊が写っていた
今でも鮮明に覚えている

一枚目:木の横でうなだれてる中年の男性
二枚目:顔がグニャグニャに見える甲冑姿の人
三枚目:叫んでいるような顔が画面一杯に写ってる奴

流石にこれを見せられては信じるしかない。
この一軒で男子からは大人気、女子からは怖がられる存在になってしまったんだ
もちろん男子の中にも怖がって近寄らない奴も相当数いたけどね・・・
でも、Tちゃんはそんなこと全く気にする様子もなく、本当に元気でよく笑う女の子だった
正直、俺もTちゃんの事が好きになっていた

このTちゃん、村はずれの一軒家に住んでたんだけど半径100mは一軒も家が建ってないような場所で
だいぶ打ち解けた男子が「何でこんな場所に家建てたの?」って聞いたのよ
Tちゃんは、「お母さんがここに住まないと悪いことが起こるから」と答えた
どうやらTちゃんのお母さんも凄い力ももっているようだった

164 本当にあった怖い名無し sage 2011/04/06(水) 12:37:44.60 ID:LgMPazjs0


その頃、おれんち借家だったんだけど家を建てる計画が出てて土地を探してたのよ
で、小学生の俺はTちゃん家の近くに住みたいとか思っちゃった訳で
村はずれに空き地あるよ!とか母に助言してTちゃん家の近くに家を建てさせようとしたんだ

それで母がその土地を調べてくれたんだけど
不思議な事にTちゃん家の周辺は全て県が保有する土地だったそうだ
んで、県に問い合わせてみたらあの土地を売る気は無いと断られたそうだ
県の保有する土地にTちゃん家のみ一軒
あの頃はダメなんだ位にしか思わなかったが、今考えるとおかしな話だ

この一軒を翌日Tちゃんに話したら
笑いながら「それはそうだろうね、ダメだよ!あそこに住もうとか考えたら」って言われた
正直、聞くまでも無く何かしらあるんだろうとは思っていたけど
こんな事になるとは夢にも思わなかった・・・・

Tちゃんの事が好きな男子が皆でTちゃん家に遊びに行きたいと申し出たのだ
Tちゃんは普段見せたことの無いような顔で「危ないから絶対ダメ!」と断った

しかし、どうしても行きたい男子(俺含む)は勝手にTちゃん家に隠れて行っちゃおうということになり
学校帰りに皆で向かったんだ
最初に驚いたのはTちゃん家を中心に大きくトゲトゲのついた金網がはりめぐされ、
Tちゃん家へ向かう道以外に進入経路が絶たれていたことだ。
Tちゃんに隠れて家に行くのが目的だった俺たちは、道以外の場所から入ろうと言う事になり
金網をよじ登ってTちゃん家の裏側に回りこむようにTちゃん家に向かった

175 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/04/06(水) 14:59:17.95 ID:LgMPazjs0


地面は土に小石が沢山混ざったような感じで草一本生えてなかったのが印象に残ってる
多分丁度金網とTちゃん家の真ん中位まで歩いた時
一緒に来た男子の一人が悲鳴を上げながら走り出した
それにつられる様に俺も含め全員その男子の後を追う
金網を傷だらけになりながら登って学校まで逃げた

最初に逃げ出した男子にどうしたのか聞くと
黒い霧みたいなものが俺たちを包み込もうとしてたらしい
結局その霧をみたのは一人だけだったが
その男子は俺たちの中では一番頭が良くウソを言うような奴じゃなかった
まぁ、それ以前にTちゃんに危ないと言われていたので疑う理由も無いわけだが・・・

次の日、学校でTちゃんに話そうとしたんだけど
俺らが話す前に凄い剣幕でTちゃんが怒り出した

「なにしてるのよ!!!」

初めて見るTちゃんの怒り顔だった
その後Tちゃんに言われるがまま授業を受けずTちゃん家方面に引っ張っていかれた
金網のより200m位手前で立ち止まり、ここで待つように言われる

1時間半位待ったと思う。
一人の女性が俺たちの前に来た。Tちゃんのお母さんだ
俺たちを見るなり「本当にごめんなさいね。大丈夫だからね。」と
正直凄く不安になるような事を言い出した。

そのままTちゃんのお母さんとTちゃん家へと向かう
家の壁にはお札みたいな楕円形の紙が沢山貼ってあった


176 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/04/06(水) 15:00:31.64 ID:LgMPazjs0

家に入ると白い衣装を着たTちゃんが正座していた
Tちゃんのお母さんは家に着くなりTちゃんに向かって
思いっきりビンタをして「あんた!何したかわかってるの?!」と怒声をあげた。
Tちゃんは鼻血を出しながらお母さんに「ゴメンナサイ。ゴメンナサイ」と
泣きながら謝っている。
「私じゃなくてこの子達に謝りなさい!」とTちゃんのお母さん(以下T母)が言って
俺たちに何度もTちゃんが「ごめんね。ごめんね。」と繰り返した

幼心ながら状況解らないし、悪いのは俺たちだし、大好きなTちゃんが鼻血を出しながら謝ってるのに
耐え切れず、皆大声を出して泣いてしまった

T母は何処かに電話を入れる
俺たちには聞こえない位置だったので何を話しているのかまでは解らない
その後、俺たち全員の家と学校へ電話を入れて、俺たち全員の母親と兄弟のいる人はその兄弟も呼ばれた

1時間位で全員が揃った。
どうやら県庁からも連絡が行った事を後から知る。

その後もう1時間位経った頃、Tちゃんと同じような服を来た20手前に見える女の人が到着する
その女の人が俺たちを見るなり「だいぶ持っていかれてますね・・・急ぎましょう」と言った
もう、何がなんだかわからず泣くしかなかった
俺の母親も泣いてるし怖くて仕方なかったのを覚えてる


177 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/04/06(水) 15:01:19.00 ID:LgMPazjs0


多分お払いだったんだと思うけど、TVで見るようなお払いとは全く違っていた
一言も喋らないし、正座したまま目を瞑って動かない
ただ、その間俺は意識が朦朧として耳の奥というか頭の中心からうなり声みたいな声が聞こえていた

やがて、そのうなり声がだんだんと大きくなっていき、最終的には聞こえなくなった
時間にして10分位だと思う

T母に「とりあえずこれで大丈夫ですが、お母さん達は残って下さい」と言われ
俺たちは午後からの授業を受けにTちゃんと学校へ戻った
先生には事情が伝わっていたらしく「大変だったな」と慰められたのを覚えてる

その次の日からTちゃんは人が変わってしまったかのように暗く無口になってしまった・・・
俺たちが話しかけても無視され、笑顔を見ることは一切なかった・・・
そして3ヵ月後、先生から転校した事を告げられる

俺たちは、自分がTちゃんをあんな風にしてしまったとずっと後悔の日々だった


小学校3年生編は以上です
実はこれを書いた理由は、昨日Tちゃんに25年ぶりに会いました
俺の母と元Tちゃん家に行ったんです
母の話だと2011年の4月~5月の間にもう一度集まるように言われていたそうです
そこで色々な謎が解けました。
文章打つの遅いので端折りますが、要望あるようなら夜にでも書いて見ます

所で楕円形のお札とか正座で尚且つ無言で行うお祓いについて知っているかたいませんかね?

218 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/04/06(水) 19:08:46.03 ID:LgMPazjs0
後日談と補足

去年の秋だったと思う。母から電話があり、4月4日実家に来いとの事
5日は会社休みをもらうように言われた
詳細は全く聞かされなかった。

4月4日
仕事終了後、2時間半かけて実家に帰宅
豪華な夕飯を出されたが何故帰って来いと言ったのかは教えてくれなかった

4月5日
朝4時半にたたき起こされる
出かけるから着替えろとの事
実は帰宅した際に駅で小学3年の時の友人と会っていたので何となく予想はしていたが確信に変わる

向かった先はやはりTちゃん家
しかし現地に到着してびっくりした
金網だった場所は高さ3M以上はあろうかというねずみ返しが付いた塀になっており
その上にはトゲトゲのついた鉄線が貼ってあった。
刑務所の壁にみたいな構造だ
嘘か本当か高電圧注意の看板まで付いてる
ちなみにあの事件以来、この場所に近づくことは禁止されていた
(禁止されてなくても近づかなかっただろうけど・・・)
道沿いに歩くと鉄で出来た門があり入り口にリクルートスーツの男性が立っていた
母が名前を名乗り、身分証明書を求められる。
本人確認が終わるとカギを開け「中にどうぞ」と案内された
俺の予想ではこの塀の真ん中にTちゃん家があるものだとばかり思っていたが
塀の中には全く何も無い。例の土に小石が混ざったような地面があるだけだった


219 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/04/06(水) 19:11:01.68 ID:LgMPazjs0


そこに3人の女性が記憶にある白い服着て立っていた
「○○君?」
俺の名前が呼ばれる。
一目見てわかった。Tちゃんだ
俺はどうしても謝りたくて真っ先にTちゃんに向かって
泣きながら土下座した

その後、10分もしないうちにあの時のメンバーが揃い
やはり皆考えることは同じようで真っ先に謝りに行っていた
土下座までしたのは俺だけだったけど・・・

なにより嬉しかったのはTちゃんが昔のように明るくいてくれた事だった

まず自己紹介がされた
3人の女性は、T母、Tちゃん、25年前にお払いをしてくれた女性の3人だった
3人とも世間で言う氏名ではなく何か凄い長い名前(戒名みたいな名前で自己紹介してました)

呼ばれた理由はこの土地の開放と俺たちの守護霊の供養

どういうことかというと、この塀で囲まれた場所には地厄(じんやく)と呼ばれる
土地に巣食う者がいました。
自縛霊の上位版とでもいいましょうか、その場所に足を踏み入れた者に不幸というか
ぶっちゃけ死んだり、神隠しにあったりさせる凶悪な奴らしいです

地厄を無に返すには半年近く地厄専門のお祓い師を置かなければいけないそうです
今回は県からの依頼でT母がその役に選ばれたみたいです
実際に地厄が無に帰るのは25年後。
その間にまた犠牲者が出ると、そこからまた25年後になるそうです


220 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/04/06(水) 19:12:41.55 ID:LgMPazjs0
 

本来であれば人間の六感で無意識に近づかないようにするそうなんですが
意識してそこに行こうとする気持ちが強い場合それを跳ね除けてしまうそうです

俺たちの場合は、多分全員Tちゃんの事が好きだっただろうから
それで押しのけてしまったんだと思う

ただ、黒い霧を見たというのは幻覚だったみたいです。
地厄は目を通して見ることが出来ないそうなので
六感か守護霊による警笛と恐怖心から来るものだそう。

事の発端はこの頃土地開発が進んでいて、その場所にも住宅街が出来る予定だった
最初は平らな土地では無く起伏の激しい森林だったそうだ
それを切り崩して土地をならして出来た場所だったんだけど
その作業中に行方不明者が二人出た
よく見ると古墳のような人工的な出っ張りがあったんだけど、それも一緒にならしてしまったみたいで
それを村の役人が聞いて地厄の可能性を示唆
県が買い取りを決めお払いを始めたそうです

これが驚いたのですが、俺たちの守護霊というべき者は俺たちの代わりに地厄に持っていかれたそうです
本来ならば俺たちが消されていた所を守護を変わりに捧げる形にしたのが
25年前のお祓いだったようです

221 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/04/06(水) 19:13:43.18 ID:LgMPazjs0
 

まず、土地の開放。
白衣装の3人が地面に座り足を広げ黙祷する
そうすると表現しづらいんだけど空気が変わると言うか地厄が消滅していくのが何となくわかる

次に守護の供養
これは前に見た正座で黙祷の状態
供養が終われば自然と新しい守護が生まれるそうです
(今まで守護霊無しでいたことが怖かったw)

これで全て終了ですが最後にちょっと小言を・・・・

Tちゃんの態度が変わったのは俺たちがTちゃんを好きでいたことがばれたからでした
同じ事が起きないように誰とも会話せず交流を絶ったそうです
正直、Tちゃんの事好きなのばれたのが一番きつかった。恥ずかしすぎるw







 921 :かとちゃん:02/01/27 03:34
TV製作で、『霊視能力を使って蒸発した父親を探せ』という番組をつくることになった。
ところが、有名霊能力者はお金が結構かかるので、その筋では有名なおばちゃんに依頼。
さっそくスタッフはマイクロバスで、長野の残された母親、息子、娘の自宅まで行き、
インタビューと残された服などから、霊視をしてもらうこととなった。

家族の悲しそうな顔、そして訴え、TV的にはいい絵が取れている。
プロデューサーは、いいぞいいぞ、次はおばちゃんの登場だ!


922 :かとちゃん:02/01/27 03:39
マイクロバスでは、よくしゃべるしゃべるふつーのおばちゃんだが、
なぜか残された服をみて、家族をじっとみても、
無言・・・
無言・・・・
無言・・・・・・
「ふぅー、疲れたロケバスに戻るか」
スタッフ一同「なんでーーーー」
プロデューサーが、
「何でこうなるんだ。予算をケチるじゃなくて、ちゃんとしたTVなれした霊能力者(ぎぼさん)にすればよかったー」
とぼやいていたところ、
そのおばちゃんがプロデューサーに一言。


924 :かとちゃん:02/01/27 03:46
「家族みんなに、殺されちゃったね」
スタッフ「?」
おばちゃん「わしゃ、殺人者の前では、こんなこと言えんよ。あの裏山で、土管に埋められておる」

どうも、家族全員で父親をめった刺しにしてるシーンが浮かんだそうです。

ちなみに、これは実話みたいなのです。
警察も蒸発ではなく、前々から家族を疑っており、
「このことは言わないように」ということで、OAされませんでした。
TVでこのような企画でやる場合、本物だったらお蔵入りすることがほとんどなので、
やらせ以外はまずOAされないようです。





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587 :本当にあった怖い名無し:2021/12/22(水) 21:05:38.17 ID:m1e8Mg1n0.net
今日は冬至。集落のお堂では降霊の儀式が行われています。
儀式は日没の酉の刻(17時)のお祈りから始まります。本格的に降霊が始まるのは亥の刻(21時)から。
昨年の冬至から今年の冬至までに集落で亡くなった人の霊を呼び出します。
目隠しをした3人が祭壇の前に並び、霊媒師が霊を下ろします。
実況します。


589 :本当にあった怖い名無し:2021/12/22(水) 21:37:40.54 ID:m1e8Mg1n0.net
儀式と準備と流れ

22日午前5時 卯の刻 朝
お堂に集落の人々が集まります。
生理中や妊娠中の女性はお堂に入れません。
集落の人々がお堂にある観音様に向かい、念彼観音力(ねんびかんのんりき)というお経を読みます。
読み終わると観音像を黒い布で覆います。

22日午前11時 午の刻 昼
お堂にある神棚の「天照皇大神宮」のお札を逆さまにします。
逆さまにしたお札の前に「幽冥大神」と書かれたお札を置きます。
神棚の注連縄を逆向きにします。

22日午後5時 酉の刻 夕
祭壇の前に、昨年の冬至から今年の冬至までに亡くなった人たちの、位牌や写真と生前着ていた服や愛用品が並びます。
太いロウソクに火が点ります。
香炉には線香ではなく、抹香が焚かれます。
祈祷師が来て、祭壇の前で「かくりよのおおかみ」「さきみたま」などのお祈りをします。
この後、午後11時まで降霊に入ります。

22日午後11時 子の刻 深夜
降りた霊をあの世に返す儀式が始まります。
参加者には魔除けの粗塩と小豆が配られます。
帰る時、お堂の方向には何があっても振り返ってはいけない、
次の日の夜明けまでお堂に行ってはならない、
家から一歩も出てはいけない、
窓や扉を開けてはならないとされています。


590 :本当にあった怖い名無し:2021/12/22(水) 22:00:42.74 ID:m1e8Mg1n0.net
今年は結婚をせずに亡くなった人がいないので省略されましたが、
いた場合は、過去に結婚をしないで亡くなった人との「祝言」(結婚式)が行われます。
結婚する二組については事前に誰になるかを集落の人々で決め、位牌同士を並べ、霊媒師が儀式を執り行います。
去年は昭和33年生まれ・令和2年10月死亡の男性と、明治39年生まれ・大正5年死亡の女性との結婚。
そして、その人との間に令和2年12月に子供ができて生まれたとして、3人分の供養が行われました。
重婚はできないので、未婚のままの死者を過去帳や古い戸籍から探し出し、昭和初期にとどまらず、明治や大正、天保の死者を結婚相手に利用します。
儀式をすると結婚したことになり、女性の死者は妊娠、出産したとみなされます。


591 :本当にあった怖い名無し:2021/12/22(水) 22:37:06.28 ID:m1e8Mg1n0.net
降霊の儀式
位牌が置かれた祭壇の前に、霊が降りる土台となる3人(白装束を着せている)に霊媒師が祈祷後、鉢巻きで目隠しをする。
3人は祭壇から霊媒師に誘導され、畳が裏返しになっている箇所(6畳分)に正座して座らされる。 霊媒師はそこに「結界」を張る。
「結界」の周囲を参加者が取り囲むように座り、霊媒師がお経か呪文のようなものを唱えながら回って歩く。
白装束の3人が急に横に倒れたり、絶叫したり、喚いたり、何かを言ったりするようになると、霊媒師は呪文をやめる。
誰の霊が降りたのか霊媒師が白装束の3人それぞれに尋ねて回る。特定できた場合、遺族と会話をさせる。
死者本人しか知らないことを質問させ、正確に答えられるかどうかを確かめるが、たいていは死者本人の口調やしぐさにまでなるらしい。
それが終わると、霊媒師が「霊を上げる」(あの世に戻す)呪文を唱え出す。
「霊を上げる」のに失敗し、そのまま精神に異常をきたした人が過去に何人か出ているらしいので慎重。
霊媒師は祭壇に置かれている水をバケツから柄杓に汲み、水を白装束の3人にかけて回る。
そして、参加者で「さきみたま」を唱え、祭壇ではなく神棚のあるほうに向かい、4回、柏手を打つ。
白装束の3人から目隠しが取られ、霊媒師により祭壇の前に誘導が行われる。


592 :本当にあった怖い名無し:2021/12/22(水) 23:04:50.79 ID:m1e8Mg1n0.net
降霊後の儀式
白装束の3人は普段着に着替え、他の出席者の中に入る。
霊媒師が神棚に置かれた「幽冥大神」のお札を下げ、逆さにしていた「天照皇大神宮」のお札を正しい位置に戻す。逆向きの注連縄も正方向に戻す。
祭壇に並べられた位牌や遺影は遺族に返される。
そして、祭壇に供えられた粗塩、小豆、日本酒、水が小分けにして出席者に配られる。
日本酒と水は飲用や「お清め」に。粗塩と小豆は「魔除け」に。それぞれ利用される。
その後、黒い布がかけられた観音像から布が取り払われる。

降霊後の注意
降霊をすると悪霊まで大量に呼び寄せ、朝になるまでお堂の外は悪霊だらけになっているらしい。
そのため、帰る時、お堂を一歩でも出た後はお堂のほうを振り返ったり、戻ったりしてはならないことになっている。
振り返ると悪霊にとりつかれると言われ、実際に過去に精神異常や自殺、急死があった。
振り返ってしまった場合は、塩や小豆をお堂の方向を目掛けて後ろ向きに投げつけるように霊媒師から指導をされる。
帰宅後は家の窓や戸、シャッターを閉め、大きな穴や通気孔も閉め、
夜が明けるまではいかなる理由があっても開けてはいけない、外出してはいけないとされる。
開けると外にいる悪霊に取りつかれたり、家の中に侵入され化け物屋敷となるらしい。


593 :本当にあった怖い名無し:2021/12/22(水) 23:25:23.51 ID:m1e8Mg1n0.net
降霊の儀式と歴史
歴史は意外と浅く、明治の頃から行われていたらしい。
郷土史に詳しい方によると藩政時代にその記録は見当たらず、明治の中頃から行われていたとの伝聞のみがあるそうな。
修験道、神道、冬至に纏わる民間信仰に加え、出雲大社の信仰が加わったのではないかと言われているが、詳細は不明。

降霊は死者本人とは限らない
今年の「降霊」は3人中1人だけの模様。昨年は2人、一昨年は1人、その前の平成30年は0人。
毎年違う人たちで口裏を合わせて演技しているとは思えないくらいの話の内容。
降ろす霊を間違えたのか、日本語をまったく話さない外国語を話す「外国人の霊」が降りてきたことも昔あったらしい。
しかし、こうやって観察していると気味が悪いものです。


634 :m1e8Mg1n0:2021/12/26(日) 13:38:17.07 ID:X0WRgkf30.net
冬至の夜、集落で亡くなった方々の霊(魂)を呼び、遺族や親族と話をさせる儀式があることについてこの前こちらに書きました。
まとまりましたので投稿します。

今年は3人に霊媒師が霊を降ろしましたが、降霊にかかる時間は2時間ぐらい。すぐにはあの世から降りてきませんでした。
今年の儀式で降りてきたのは3人のうち2人で、1人には降りてきませんでした。
霊のうち一人は春浅いまだ残雪の残る頃、防風林の松の木の下で首を吊って亡くなった80代のおじいさん、
もう一人は一昨年脳梗塞で倒れて病院に運ばれた後、寝たきり生活になって長いこと施設に入っていてこの秋に亡くなった70代のおばあさんでした。

80代のおじいさんの霊。
霊媒師が霊を降ろした60代の女性のほうに降りてきました。性別は関係ないのですね。
80代のおじいさんは女性の口を借り、声は違うとはいえ生前の話し方で遺族や出席者と話をしました。
話をまとめると、おじいさんの自殺の原因は病苦と貧困、世の中への諦め。
他人に迷惑をかけてまで生きたくはないと防風林に入って首を吊ったのだそうです。
死ぬ時は首を吊る一瞬だけ苦しく、その後、目の前が真っ暗になって楽になり、気がつくと暗いトンネルの中を出口に向かって這うように歩き、明かりの見える出口に向かって歩くと断崖絶壁になっていて誰もいない。
そこには橋も何もなく一帯を永遠にぐるぐると回っているという。
姿や形のない正体不明の存在から、あと6年はこの状態が続き、この世には戻れない、あの世にも行けない、その後、再びこの世に生まれ変わることになると宣告されたそうです。


635 :m1e8Mg1n0:2021/12/26(日) 13:42:21.89 ID:X0WRgkf30.net
70代のおばあさんの霊。
霊媒師が霊を降ろした60代男性のほうに降りてきました。
遺族によれば、まるっきり生前の母親と同じで本人にしか知らないことを話したそうです。
おばあさんの霊は、脳梗塞で倒れて意識不明になった瞬間に魂が身体から抜け出て日本や世界の色々なところを飛び回って生きている人にとり憑いたりしていたとのこと。
また、生きている人にとり憑くのは人や人のような霊だけで、動物には動物の霊だけが憑き、動物の霊は人にとり憑かないことがわかりだとも語っていました。
ただし、動物の霊が人に影響を与えることはあるようだと。
降りてきたおばあさんの霊は、病院で死亡する瞬間だけ自分が病室のベッドにいた記憶があり、讌下性肺炎を起こしていたこともわからないそうです。
死亡する瞬間、若い頃の母親と男だか女だかわからない綺麗な人が出てきて、そのまま病室の壁から青空の上に3人で瞬間移動し、以後、おばあさんは肉体を持たず、霊のまま快適な環境の中にいるようです。
降霊は「(あの世で)別世界の夢を見ている変な感覚」で、生前の記憶が瞬間的に鮮明に出るそう。普段この世の様子は全くわからないらしい。
この世の記憶はあの世では消えていて、この世で降霊をされると、あの世で詳細な記憶を伴う悪夢のように出てくるのでやめてほしいということでした。


636 :m1e8Mg1n0:2021/12/26(日) 13:45:21.87 ID:X0WRgkf30.net
霊媒師と記録係りの私、遺族に対し、70代のおばあさんの霊は降霊で重要なことを話しました。
それによると、仏壇や神棚、神社や寺、教会のようなところには悪い霊がたくさんいるという信じられない話です。
なぜ悪い霊がいるのか? それは、そこに人間や動物の像があるからで、悪い霊というのは像にとりつく性質があるからだそうです。
悪い霊は人や動物の形をしたものにだけとり憑く性質があるので、家の中にも置いたり、持ってはいけないと。蛇の像は特に良くないそうです。
おばあさんの霊はその話を神様から話を聞いたそうです。
そして、本当の神様はこの世になどいない、この世というのが地獄なんだと話します。
また、霊媒師が言う「守護霊」はすべてこれらの悪い霊であり、本当の守護霊は死んだ後、本人にしか見えませんよと。
それから「霊を降ろす」といってもこの世に本人の霊が降りたわけではなく、この世で迷っている霊がついた人を介してあの世から間接的に会話をしているだけだとも。
霊媒師はその話を聞いてばつの悪そうな表情をしながら驚いていました。私もびっくりしました。

そして、霊はあの世に帰っていきました。
出席者が全員で「さきみたま、くしみたま、まもりたまへ、さきはえたまへ」と印刷された文字を合掌し、神棚に向かって、手をゆっくり静かに4回柏手を打つように合掌し、儀式は終わりました。

私は去年も今年も霊媒師の助手、記録係(お筆先)を務めました。
引き続き、私が知りたいことなどを遺族の了解を得て「霊」に質問し、回答を得たいものです。どこまで本当の答えなのか知りませんが。
霊が降りて来なかった1人は精神的な不調が現在も続いています。
そういうリスクも降霊には含まれますので絶対に真似をしないで下さい。
長文、連続投稿、失礼いたしました。







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