【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 海系



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/15(日) 18:58:45.63 ID:JsKRSIim0

東北沿岸だが某神社に赤い蝋燭を立てると海が荒れる



15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/15(日) 19:03:11.55 ID:ZacFZ5Ah0

>>11
おっ、おもしろそう
何か言い伝えとか謂われがあったりする?



38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/15(日) 19:55:36.10 ID:JsKRSIim0

昔海沿いにある社のふもとで蝋燭を売って暮らしを立てていた年寄り夫婦がいた。

参拝客はそこでろうそくを買い、社に供えていったという。ある晩、爺さんが海岸を歩いていると赤ん坊をみつけた。

この赤ん坊には普通の人間とは違い足がなく、代わりに魚のひれがついており、どうやら人魚の子であるらしかった。

しかし、子供のいない夫婦はその赤ん坊を海神からの授かりものだとして、大事に育てることにした。

やがて人魚の赤ん坊はすくすくと育ち美しい娘になり、夫婦の仕事を手伝って蝋燭に絵を描くようになった。

その絵が非常に見事なことと、娘の美しさが評判になりろうそくは飛ぶように売れた。

やがて社には国中から参拝者が集まるようになり、さびれた漁村は大いに活気づいたそうだ。

あるとき噂を聞きつけた香具師が江戸からやって来た。その香具師は一目で娘の正体を見破り、娘を売らないかと夫婦に持ちかけた。



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/15(日) 19:56:06.75 ID:JsKRSIim0

続き

始めはかたくなに拒んだ夫婦であったが、人魚は不吉なものだという香具師の言葉と、なによりすさまじい大金に目がくらみ娘を売ることを承諾してしまう。

この話を聞いた娘は、どうか自分を売らないでくれと泣いて頼んだが、金に目のくらんだ夫婦は聞く耳を持たず娘を香具師に引き渡した。


それでも娘は連れて行かれる寸前までろうそくに絵を描き続け、残されたろうそくの中に一本だけ真っ赤に塗られただけのものが混じっていたそうだ。

おそらく最後まで絵を描き続けた娘が最後の一本に残った絵具を塗りつけたのだろう。

それを見て、娘が急に不憫になった夫婦は、その蝋燭を社に供えて娘を供養することにした。

するとその晩、海が荒れて多くの船が海に沈んだ。乗っていた人間は誰一人助からなかったそうだ。

沈んだ船の中には娘を乗せた香具師の船も混ざっていたという。

その後、あたりは急速にさびれ、社の存在も忘れ去られてしまったが、

今でも赤いろうそくを備えると海が荒れるため漁師の間では禁忌となっているらしい。



42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/15(日) 20:02:18.65 ID:ZacFZ5Ah0

>>39
うおおおおおおおおおおなんだっけこれえええ
こるに似た話めっちゃ聞いた(読んだ?)ことあるけど思い出せねえええぇ
とにかく貴重な話まじありがとう!







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153:本当にあった怖い名無し 2019/09/03(火)01:59:55.76ID:9K9YzEdg0
ガンで亡くなった親父に聞いた話。
ふとコンビニでおにぎり見かけたら思い出したんで書いてみる。

親父の親父はマグロ漁をやってて、一本釣りを生業としてた。
一本釣り漁師は組合に何人も居るんだがジイちゃんの腕前としては中ほど。
気弱だった事もあってパッとしない男で通っていたそうだ。

今でこそ絶滅を危惧されてるが当時は月に数本も釣り上げて帰る事が出来た。
小降りで値がつかなければ自分達で食う。生活に困ると言うことはなかった。

それでも仕事柄、天候が荒れれば稼ぎがなくなる。
嵐が過ぎればシケが続き、また大雨が来る。いざ海に出てみればボウズが続いた。
間の悪い事に大きな地震に見舞われたばかりの港町は復興に町人の貯蓄を費していた。
ジイちゃんは圧しに弱くすっかり搾られスッカラかんだ。
そんな時にそんな連中は海に出るしかない。

その日は波が穏やかで、
ジイちゃんは夜通し船で船を漕ぎながらイカを釣って帰った。
いつもならマグロの餌になる奴だが、大物に賭けるより家族に飯として食わそうと思った。
この時期、そんくらい困窮していた。

ジイちゃんの子、俺の親父である幼子は、イカが嫌いなので文句を言うと拳骨を貰った。
ジイちゃんは気こそ弱いが内弁慶だった。



155:本当にあった怖い名無し 2019/09/03(火)02:22:05.69ID:9K9YzEdg0>>190
以前の地震で船が流れた者も多く食料は全体で分けあっていた。
釣果のあがらぬ日が続くと喧騒が響くようになる。
当時は国からの援助など期待できる程のものじゃなかった。

町の中央の小高い丘に神社があり、津波の被害を免れていた。
ここで集会が開かれて海の神様に供え物を捧げる旨が決まった。
港町に海神信仰は付き物だそうで、この町の神体は蛇だった。

蛇は肉を好み、いつも若い乙女が選ばれた。
流石に時代錯誤だと言うことで差し出す者が出なかったが
「私でよければ」
とまだ若いバアちゃんが名乗り出た。

バアちゃんはジイちゃんに輪をかけて気弱だったそうだが妙に頑固な一面があったそうだ。
本当は気弱なんかじゃなく優しかったのかもしれない。
幼い親父の思い出は、拳骨で傷む頭を撫でてもらったものらしい。

ジイちゃんは珍しく大声をあげて抵抗し、いつもなら目を伏せて逆らわない年長の漁師に殴りかかった程だそうだ。



158:本当にあった怖い名無し 2019/09/03(火)03:08:06.71ID:9K9YzEdg0>>159>>172
誰もが何かにすがりたい心持ちだったようで一同はジイちゃんを説き伏せた。
説き伏せた、と聞いているが縄で縛って柱にでもくくったんじゃないか。
親父は訳もわからず悲しいばかりで何も出来なかったと言っていた。

貢ぎ物がどのような形で差し出されるものかは流石に聞けなかったし、親父は知りもしようとしなかったのではないか。

バアちゃんが居なくなって数日は家に食べ物が届けられたそうだ。
心ばかりと言ったところか。数日経って親父は夢を見た。


夢の中で目を覚ますと暗くて冷たい空間に親父は居た。
少し離れて大きな人影が佇んでいた。
輪郭が淡く宇宙船のように光っていた。怖いとは思わなかった。

「このような物を貰っても困る。不憫でならない。勝手に捕る分には構わないが、母の身の落ちた海の物は進んでお前にやりたくない。」
野の物を根差せ、と言う言葉に力強いものを感じたそうだ。

ジイちゃんはすっかりおかしくなって、気に病んだ町人は新しく配当された国からの援助金を出しあって、遠くの親戚に押し付けてしまった。

親戚のうちは農家で米を作っている。今の俺の実家になる。
親父が生きていた頃、都会に憧れた俺がその旨を伝えた際にお前は農家を継ぐんだと強く叱られた。
その理由をたずねた時に聞いた話。

結局半ば、絶縁に近い形で飛び出して来たが早くに母親を亡くした俺に握ってくれた親父の歪なおにぎりの美味さは忘れた事がなかった。
ちなみに俺が魚介全般、アレルギー持ちなこと、腑に落ちた気がした話しも添えとく。

終わり。



159:本当にあった怖い名無し 2019/09/03(火)04:47:26.10ID:hB0qCRWY0
>>158

魚介アレルギーは蛇神の祟りとかいうよりもジイさんの祟りっぽくて草



169:本当にあった怖い名無し 2019/09/03(火)19:25:07.28ID:vryYcNsn0
海神さまへの生贄wで思い出したが静岡の某海沿い観光地のお祭り
漁師の祭りで神輿の担ぎ手がみんな法被じゃなくて刺青柄の肉襦袢みたいなの着てて面白かったな
漁師さんは死体になっても見分けつくようにみんな刺青入れてたっていうからその名残だったんだろう

神輿の形もちょっと変わっててでっかい黒塗りの長櫃みたいなやつに蓋がついてて上から綱でぐるぐる巻いてあるの
その上に波模様の装飾の屋根が乗ってるんで要は屋根付き箱

道場で酒飲みながら聞いた話だとその祭りはもっと昔は神輿の練り歩きは神職と担ぎ手以外見ちゃいけなかったって話だった

まぁ多分ギリギリまでえびすさまの祭りだったんじゃ無いかなって思う
人間入れたらちょうどいい大きさだったからなあの神輿



170:本当にあった怖い名無し 2019/09/03(火)19:41:19.17ID:vryYcNsn0
えびすさまについては昔地元で釣りしてる時に世間話したじいちゃんの話が印象深い
そのじいちゃん昔舟で海から川上がって荷物運ぶ仕事してたらしいけど

ある朝出発してすぐに川の入り口に浮き沈みしてるえびすさんと遭遇したんだと
行きだったもんで荷物一杯積んでるから拾えないんで申し訳ないなぁと思いつつも
「荷物降ろしたら迎えにくるんでそこで待っとけ」
って声だけかけて通り過ぎたんだって

それから荷物降ろしてからになった舟で引き返して来たらそこに変わらずえびすさんが浮いてる
やれやれ石か何かに引っかかってくれたかと思って引き上げたけどそのえびすさん、どこにも引っかかって無かったんだってさ
川の入り口は入り込む水とでてく水が入り乱れるから普通はすぐ沈んじまうのに待っとけって言ったからちゃんと待ってたんだなぁってしみじみ語ってた

あとえびすさんの穴という穴がエビカニ入っててエビカニは食うもんじゃねーなぁって余計なことまで話してった




172:本当にあった怖い名無し 2019/09/04(水)00:30:23.68ID:QTQeOGgk0
>>158
文章がひどくて意味がわからなかった



174:本当にあった怖い名無し 2019/09/04(水)02:00:51.18ID:6duz6WcZ0
>>169>>170
諸星大二郎の漫画みたいなシチュエーションで興奮した



186:本当にあった怖い名無し 2019/09/04(水) 14:39:18.15ID:8pYjCBxB0
>>169
えびすさまって土左衛門の別名なのか知らんかった



190:本当にあった怖い名無し 2019/09/04(水) 18:42:13.03ID:jSMZ9woE0
>>186
沖言葉使う漁師さんは海から漂着するもの全般をえびすって呼んでるが特にくじらとイルカと水死体をそう呼ぶことが多いらしい
海から来たものは神の国の気に触れてるからそれを祀ると神様のパワーが借りられるって事で水死体祀る事もあったぽい
明治の時にそういった土俗的風習は禁止されてったけどね





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506: _:2006/03/24(金) 08:28:30 ID:1/jMsILj0
70年代後半、湘南のサーファーの間で、
「日本海側でサーファーが突然消える」
という噂が立った。噂じゃなかったんだが。



509: 本当にあった怖い名無し:2006/03/24(金) 13:49:14 ID:IulFUZFj0
>>506
北が拉致を認めてからよくそんな話を聞くけど、ホントにそういう噂が流れてたの?

拉致発覚後に生まれた「実は××海岸では、前からそういう噂は流れていた」という噂=都市伝説じゃないかって、ちょっと勘繰ってみたりして・・・・



511: 本当にあった怖い名無し:2006/03/25(土) 00:43:01 ID:tcV32Cpv0
20年前には既に日本海側での拉致事件は常識だったよ。
「みんな知ってるけど報道規制」って感じだったよ。



512: 本当にあった怖い名無し:2006/03/25(土) 00:50:43 ID:Vr2tgp+gO
おれ新潟だけど「一人で海に行くな」とは言われた記憶がある。
友達も「一人で海岸線あるくな」と言われてたらしい



516: 本当にあった怖い名無し:2006/03/25(土) 01:46:59 ID:iN1uF/bD0
>506・>511・>>512
噂ってどんな感じで語られていましたか?
友達のじいちゃんが夜釣りしてたらヤバいところを見てしまった、みたいな具体的な話が広まってたの?
それとも「一人で海に行くな」みたいな漠然とした言い伝えで広まってたの?



524: 511:2006/03/25(土) 11:35:08 ID:tcV32Cpv0
>>516
例えば

「朝鮮行ってみたいな」
「新潟の浜歩いてればタダで連れてってくれるよ」
「げらげら」
って感じ
目新しい話でもなく誰でも知ってる話だった。

先代の金日成が総書記だか国家主席だかの時代だけど、近いのに内情が全然見えてこない国で、今じゃ飢饉で木の皮まで剥いで食べてるって話まで入って来るけど当時は情報がない分、今以上に不気味な存在だったから拉致ってのは妙に説得力があった。
しかもたまに流れて来る映像はいつも、張り付いた笑顔の子供達の踊りや、マスゲーム。
余計怖いっつーの




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163 :猫虫 ◆5G/PPtnDVU @\(^o^)/:2015/08/30(日) 00:40:36.06 ID:slHZZ5U50.net

俺のじいちゃんは漁師だった。
10歳の時から船に乗り、家族の反対を押し切って80歳まで現役を続けた生粋の海の男だ。
これはそんなじいちゃんから聞いた話だ。

 

163 :猫虫 ◆5G/PPtnDVU @\(^o^)/:2015/08/30(日) 00:40:36.06 ID:slHZZ5U50.net

夜に沖へ船を出していると、奇妙な事象に出くわすのはそう珍しくもない事なのだそうだ。
霊と思しきものや人魂のようなものばかりではなく、もっと謎めいたものも多く見たという。
それらは恐らく神や妖怪に分類されるものと思われるが、そういったものについてじいちゃんは多くを語らなかった。
一度その理由を尋ねたら、「人が触れちゃなんねぇ領域ってもんがあるんだ」と言っていた。
ちなみに、じいちゃん基準で人が触れてもいい領域の端っこにあたるのが幽霊だったらしく、
海で見た霊のことはたまに話してくれた。

 

じいちゃん曰く、霊というものは光を求めるものなのだそうだ。
霊といえば夜に出るという概念があるから闇の方が好きそうに思えるが、
霊にとって光は生者の世界の象徴であり、そちらに戻りたいという思いが彼らを光に惹き付けるのだろう。
特に、海で死んだ者は真っ暗な海に取り残されている事がつらくて仕方ない。
そんなわけで、じいちゃんのイカ釣り漁船にはそういった霊が時折寄ってきたらしい。
いつの間にか甲板に乗ってきていたり、引き揚げてくれとばかりに海の中から手を伸ばしてくる者もあったそうだ。
といっても、じいちゃんはそこまで霊感が強い訳ではない。
顔かたちまではっきり見えるようなことはほとんどなく、霊の声も聞こえないから話もできない。
半端に相手をすると厄介な事になるので、基本的にじいちゃんは霊に対して無関心を貫いていた。
海中から助けを求める霊は気の毒だが無視し、船に乗ってきた霊にも気付かないふりをした。
そうする事がお互いのためなのだそうだ。



164 :猫虫 ◆5G/PPtnDVU @\(^o^)/:2015/08/30(日) 00:43:42.82 ID:slHZZ5U50.net

ある時、じいちゃんの仲間が海で事故に遭った。
同じ船に乗っていた者がすぐに引き揚げて病院へ運んだのだが、残念ながら助からなかった。
頼れる兄貴分だったその漁師の死を悼み、多くの仲間達が彼の葬儀に集まった。
悲しみを抱えながらも、漁師達は翌朝からまた海へと出ていった。

 

葬儀から半年ほど経った頃。
沖に停めた船の中でじいちゃんがあぐらをかいて作業をしていると、突然猛烈な眠気が訪れた。
寝ちゃいかんと思いながらも、瞼が重くて仕方ない。
必死で睡魔と戦っていると、背後に誰かが立っている気配がした。
眠くて振り返れないじいちゃんの頭の上から、「テツ」とじいちゃんのあだ名を呼ぶ聞き覚えのある声が降ってきた。
「テツ、悪いがちょっと陸まで乗っけてくれな。俺、足がなくて戻れんから」
夢うつつのじいちゃんは、声の主である漁師が亡くなった事を忘れていた。
「ああ、兄貴か…どうした?」
じいちゃんの問いに背後の人物は答えず、「悪いな、頼むよ」と返した。
「ああ、分かった…」と呟いた時、じいちゃんは唐突に覚醒した。
辺りを見回すが、気配はすっかり掻き消えている。
それでもじいちゃんは兄貴の霊がこの船に乗っていると確信し、同じ船に乗っている仲間達に今見た夢を話した。
その場所が偶然にも兄貴の落ちた海域だった事もあり、仲間達はじいちゃんの話に納得すると、
すぐに漁を打ち切って港へと戻ったのだそうだ。
じいちゃんが『無関心』の鉄則を破ったのは、それが最初で最後だった。

 

じいちゃんによれば、人は命を落とした場所に魂まで落っことしてきてしまう事があるらしい。
そうなると、体は埋葬されても魂はそこから帰れず、誰かに連れ帰ってもらう必要があるのだろう。
「幽霊に足がないってのは上手いこと言ったもんだな。足(交通手段)がなきゃ、生きてるもんでも遠くからは帰れんもんなぁ。
タクシーやらバスやらに出る幽霊ってのも案外そんな理由なのかもしれんね。
俺の船は幽霊のタクシー代わりだったわけだ」
そう言って笑った後、じいちゃんは海の方を向いて深いため息をついた。

「死ぬ瞬間まで俺は海の上にいたい」と言って、なかなか漁師をやめずに家族を困らせたじいちゃんは、
海に魂を落っことした彼らの事を少し羨んでいるようにも見えた。





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229 :本当にあった怖い名無し:04/09/02 15:57 ID:bSRwxkvE
私は23歳で、海女(海女歴2年)をしています。
泳ぐのが好き、結構儲かる、という理由でこの仕事をしてますが、不思議な体験をした事があります。

海女になりたての頃、付いてた人に「絶対行ってはいけない」と言われてる場所がありました。
その場所は離れ小島のような所で、岸から距離にして300m位だと思います。
他の海女も絶対そこの小島には行きません。
私は勝手な思い込みで、
そこの小島に行く途中で結構潮の流れの速い所があり、海女って結構年寄りが多いので、
危ないから行ってはいけない、と言う事だと思ってました。

仕事は潮の満ち引きにもよりますが、ほとんど午前中で終わります。
しかしこの日は、体調もよくまだまだ潜れそうだったので、午後も1人で潜ってました。
そして波も穏やかだった為、ふとあの小島にいってみようかなーと思いました。

潮が速いと思い込んでいたのですが、そんな事もなく、あっさりその小島に到着しました。
「な~んだ楽勝じゃん」などと独り言をいいながら潜ってみると、
普段人が来ない為か、もう大きなアワビ、サザエがゴロゴロしてます。
アワビなんて30センチ位、サザエもほとんど20センチ。もう夢のような光景です。

「なに~ここ宝島じゃん」などと思いながら取りまくっていると、
小島の海底のほうに、ぐるりと綱が巻いてありました。
ちょっと気味が悪くなり小島に上がると、小島の側面には数体のお地蔵様が彫ってありました。
何~ここ、なんかヤバイ所~?なんて思ってると、声がしました。
「・・・・・ちゃ・」
えっ?何っ?ちゃって・・・
その声はだんだんハッキリと聞こえて来ました。
「お・・ぇちゃん」
「おねぇちゃん」
後ろを見ると、10歳位の男の子が立たっています。
(えっ何処から来たのと思いつつ、かなりビビッた顔してたと思います)
しかし何かが変だ・・・話しかけようにも怖くて声が出ませんし、
海に囲まれた小島なのに洋服着てるし、しかも濡れてないし・・・


230 :本当にあった怖い名無し:04/09/02 15:59 ID:bSRwxkvE
ヤバイと思った時、男の子は言いました。
「おねぇちゃん何処から来たの?」
私は怖くて叫びたいんだけど、声が出ないで口をパクパクするだけ・・・
男の子はどんどん話を進めます。
「僕さぁーお家帰りたいんだけど、
 どう帰ればいいか分かんないし、足も痛いし、頭も痛い、お腹もすいたし喉も渇いたし・・・
 助けてよおねぇちゃん」
いままで普通の姿だった男の子が、しゃべった内容に変化していきます。
足が痛いと言うと足が血まみれに・・・
頭が痛いと言うと顔が血まみれに・・・
お腹がすいたと言うとガリガリに痩せて・・・
喉が渇いたと言うと老人のように変化しました・・・

・・・ヤバイ絶対ヤバイ神様ーナンマイダーなどと唱えると、ブチッと音がして自由になりました。
転げるように海に入ると、普段とは違いどんどんどんどん海底に沈んで行きます。
と言うより、引き込まれる感じです。何よこれーっ。
海って言うのは、黙ってても浮くんですよ、普段は。実際、浮くよりは潜る方が大変なのに・・・

結局、海底まで引き込まれました。
すると、そこには小さな洞穴みたいなものがあり、そこに水中眼鏡をした骨の遺体がありました。
恐らくさっき見た少年だなと、直感で分かりました。
そして少し悲しい気持ちになったとたん、ふぅーと吸い込まれる力が弱まり、浮き始めました。

水面まで出ると冷静さを取り戻し、岸まで泳いで帰りました。

岸に着いてからは、あの小島で採ったアワビとサザエを買い取り業者に置いて、
すぐ警察に遺体を発見した事を届け出ました。

そしてまた業者に戻ると人が集まってきて、「凄いね~今日は大漁じゃん」などともてはやされました。
そして受け取った金額は、自分でもビックリするほどの額でした。
なんか嬉しいやら悲しいやら、複雑な気持ちで帰路につくきました。


231 :本当にあった怖い名無し:04/09/02 15:59 ID:bSRwxkvE
そしてその夜、『あの小島に行ってはいけないよ』と教えてくれたおばさんが来ました。
あがってもらいお茶を出すと、おばさんはこう言いました。
「あんた、あの小島にいったんだって。まったく、あんなに行っちゃいけないって言ったのに、
 まぁ無事に帰ってきたからいいけどさ・・・
 ところで、遺体を発見したのは聞いたけど、他に何か見なかったかい?」

私は経験した事を全て話しました。
すると、「やっぱりかい・・・」と言いました。
そして、おばさんが話してくれた話はこうです。

終戦後のある夏、男の子3人が海水浴をしていました。
波が高かったせいか男の子達は流されて、あの小島に辿り着いたのです。
しかし、波が高いせいで、なかなか救助の船を出せません。
そして、小島を飲み込む程の波が来て、男の子3人はまた海に・・・
それを見かねた1人の漁師が船を出しました。
漁師は男の子を1人助け2人助け、3人目を助けようとした時、船が小島に激突して沈没。
男の子3人と漁師は次の日、遺体で発見されたそうです。
海底に巻いてある綱と小島の側面のお地蔵様は、その時のものらしいです。
そしておばさんも昔、その小島の上で遊んでる男の子を見たことがあるそうです。

次の日、警察は捜索したけども、遺体は発見できなかったそうです。

その年のお盆の波の静かな日。
少し怖かったけど、おばさんと2人で船を出し、その小島に線香とお供え物をあげに行きました。
帰りの船でふと、「ありがとう。おねぇちゃん」と言う声が聞こえたような気がしました。


232 :本当にあった怖い名無し:04/09/02 17:14 ID:iQlfz8il
ブラボー パチパチパチパチ

けど
>男の子3人と漁師は次の日、遺体で発見されたそうです。
水中眼鏡かけた遺骨はあるはずがない つーか遺骨ってのが変

>お腹がすいたと言うとガリガリに痩せて
飢えて死んでないので変

船出せないほど波が高い日に海水浴するってのは変
徐霊しさえすれば大金ゲット出来るのに放置されてたのは変


239 :本当にあった怖い名無し:04/09/03 14:59 ID:pRey69pV
229の海女ですけど、
あんまり文章書いた事ないんで、おかしい所あったかもしれないですけど、読んでくれた人ありがとうです~

>>232
そうですね~遺骨って変かも・・・ただの骨で良かったのかな~?
でも、確かに海底の小島の穴にいたんですよ~プールで使う水中眼鏡して・・・

お腹がすいて・・・
確かに飢えて亡くなった訳じゃないんですけど、
こうなんて言うか、だんだん腐敗していくみたいな~溶けていくみたいな~

波の高い日に海水浴・・・
これは今でも小学生とか中学生、結構波の高い日泳いで遊んでるんですよ~
波高くて、私でも怖くて海入らない日でも遊んでたりします。
私も見かければ、「危ないよ~」とか言うんですけど、
「うるせーよ」とか言われちゃったりします。・゚・(ノД`)・゚・。
供養はしてるみたいですけど、除霊はしたのかしないのかイマイチ分かんないです。




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