【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 動物系




498 :本当にあった怖い名無し:2014/12/11(木) 20:42:33.32 ID:gyVkikl0H
 
昔飼っていた猫にまつわる不思議な体験を投下する。


498 :本当にあった怖い名無し:2014/12/11(木) 20:42:33.32 ID:gyVkikl0H

猫が自宅の固定電話の上に乗って、四本足で電話のボタンをポチポチ押してた。
しかも猫が押した番号が誰かの家に繋がっちゃって、謝ろうとしたら聞き覚えのある声がした。
うちの従姉でした。
再ダイヤルではなかったし、すごい偶然にびっくりした。




498 :本当にあった怖い名無し:2014/12/11(木) 20:42:33.32 ID:gyVkikl0H

あと猫が行方不明になってたことが一度あったんだけど、
心配しながらウトウトして寝ようとしたら、痩せこけたうちの猫が雑木林で泣いているビジョンが一瞬みえた。
数日後、叔父から電話があって、
『おまえの家の飛鳥(うちの猫)にそっくりな猫が、うちの犬と一緒に餌を食っている』と連絡を受けた。
叔父の家に行って周辺を探していると、近くの雑木林にうちの猫がいるのを発見。
あのビジョンとまさに同じ光景だった。

あと面白いのは、猫が洋式便所でうんこしてたくらいかな。





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8 :長いです…:2011/06/19(日) 10:18:53.62 ID:fKHhFkFtO

もう十数年前の話。

 

私が生まれる前に、野良→家猫になった黒猫(♀)がいました。
私が生まれた時点で、推定年齢20歳の魔女猫でした。
黒猫(クロ)は幼稚園児になった私の留守番相手で、
両親も「ちょっと出掛けてくるから、この子の面倒見ていてね」と、猫に話し掛けていました。

 

 

8 :長いです…:2011/06/19(日) 10:18:53.62 ID:fKHhFkFtO

両親は私に「時間になったら、クロに餌をあげてね」と言っていたので、私は時間通り餌をあげました。
すると、クロは私の方を見て鳴きます。
まるで『お先に食べなさいよ』と言っているようでした。
私が「いらないよ、大丈夫だよ」と言うと、餌を食べ始めました。
でも、半分も食べない内にまた私を見て鳴きます。
「大丈夫だよ、私はいらないよ」と再度言うと、また食べ始める…その繰り返しでしたが、
暫くして漸く完食しました。
両親相手だと、食事に集中して鳴くこともしなかった猫だけに、凄く驚きました。

 

 

12 :本当にあった怖い名無し:2011/06/19(日) 10:49:35.27 ID:fKHhFkFtO

また、年長者だからか、近所の猫達が代わる代わる転出入(?)の挨拶に来てました。
子猫が産まれれば母猫&子猫が庭に姿を見せ、新参者が来れば紹介者を伴って庭に姿を見せ…
たまに庭で会議(?)の様なこともしてました。
子猫達に爪の研ぎ方なんかも教えていましたね。

 

 

13 :本当にあった怖い名無し:2011/06/19(日) 11:04:57.82 ID:fKHhFkFtO

そんなクロも、年子の妹が幼稚園を卒園したのを見計らったように亡くなりました。
老衰でしたが、近所の人たちは「あの猫も漸く…」と話していたほど長く生きたようでした。

 

亡くなって暫く経った夜、夢を見ました。
近所に墓地があって、私は専らそこを散歩道としていましたが、
墓地内を見知らぬお婆さんと会話しながら歩いているというものです。
「小学校は楽しい?」「お友達は沢山出来た?」
…等々、たわいもない会話をしてました。

 

間もなく墓地も抜ける…というところでお婆さんは、
「私は別のところに行くから、家まで気を付けて帰りなさいね。
 あなたと沢山話せて嬉しかったわ。長い間、本当にありがとね。本当に、本当に…ありがとう」
と言って、もと来た道を戻って行きました。

 

ハッとして目が覚めると目元が濡れていて、
きっとあのお婆さんは黒猫のクロだったんだなぁと、何故かそう思いました。
20歳を越えた今でも、そのお婆さんの言葉が忘れられません。

 



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604 :本当にあった怖い名無し:2011/05/09(月) 16:37:37.45 ID:2pVpgqf2O

若い頃、登山が好きだった父の話。
怖くはないのだが、記憶に残っているので書いてみる。

どこの山だったかは忘れてしまったが(本人に聞けば覚えている筈)、単独で登山中、崖から滑り落ちた。
あ、こりゃアカンな、と思ったらしいから、それなりの崖だろう。
しばし気絶していたようだが、幸いにして致命的な怪我はなかった。

604 :本当にあった怖い名無し:2011/05/09(月) 16:37:37.45 ID:2pVpgqf2O

元の場所に戻るルートを探してさまよっていると、一部が白骨化したカモシカの死体を見つけた。
死体の腹部には木が刺さっており、父はそれを哀れに思った。
抜いてやろうとしたが、なかなか抜けない。
よく見ると、カモシカは立木に突き刺さっていた。
ほっとけばいいのに、父は意地になり、カモシカを抱え上げようとした。
もちろん、一部が白骨化しているのだから、腐乱もしている。
気持ちの悪い感触と匂いに、無理に持ち上げてしまえば死体がぐちゃぐちゃになると諦めた。

野生の動物なのだから、墓を作って弔うのもはばかられ、
かと言って、放って置くのも忍びないと思うと涙が出たそうだ。(父いわく、山は人を感傷的にするものらしい)
やがて父は、カモシカの角を布に包み、持ち帰ることにした。
なんで持ち帰ることにしたかは、聞いていないから知らん。
良いように考えれば弔いだろうし、ただの物珍しさからかも知れん。



606 :本当にあった怖い名無し:2011/05/09(月) 16:46:28.31 ID:2pVpgqf2O

で、再び帰る道を探していると、二頭のカモシカが現れた。
またカモシカか、ここらはカモシカの住処なんだなーとか考えながらじっとしていると、
カモシカもじっとしている。
一歩踏み出すと、一歩進む。
ひょっとしてひょっとするか?とついて行く父。(いわく、山は人を敬虔にすry)
背中や肩を強打したせいで、ゆっくりとしか歩けない父を、
二頭のカモシカは、時折振り返りながら先導してくれた。

やがて父はひらけた場所にたどり着き、無事に下山することが出来た。
二頭のカモシカは父が登山道に出るまで、つかず離れず側にいたそうだ。
父いわく、二頭のカモシカは大きいカモシカと小さいカモシカで、
これは親子(夫婦だったかも)なのだと力説していた。
つまり、死んでいたカモシカの両親か親子だと言いたいのだろう。

カモシカが先導した話は父の作り話かもしれないが、
父が単独登山で、割と大怪我をして戻って来たのは事実であり、
今もカモシカの角は実家に飾られている。





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677 :本当にあった怖い名無し:2006/12/14(木) 13:18:00 ID:J5SBgyey0

「この犬は普通の犬じゃありません。それでもいいんですか?」
それが私が後に八房と名づける犬を引き取ると口にしたときの、団体の担当者の言葉だった。
詳しく話をきいてみるとこういうことらしい。
八房は一度ある非営利の動物愛護団体に引き取られたあと、足をへし折られた。
それが偶然であったか故意であったかはさておき、
病院にもつれていかれずに、曲がってくっつくまで放置されたのは間違いないという。
動物愛護団体が引き取った筈の犬がなぜそんなことに、と問うと、
担当者は泣きそうな顔をして、
「好きだからやってる所ばかりじゃないんですよね」と、前置きをして教えてくれた。

それまでも話にはきいていたが、
大衆の同情をひきそうな動物ばかりを引き取って、寄付金を狙う団体も少なくなく、
彼を引き取った団体も、実態はそういうものだったらしい。
だが八房はその目的、集金のためには不適格だったらしく、的確にするためにそんな目に合わされた。
いつもは我々に抗議をしにくる立場の団体の人が、萎縮した姿だったのはこれがはじめてだ。
(ちなみに、このときの私の職は保健所の職員である)

どれだけそれが重大な事と相手が痛感していることか理解して、私は追求したりせず話を先に進めた。
どうしてその団体の人が来ないのか、何故別の団体がもってきたのか、と聞くと、
該当の団体が既に解散していると教えられた。
団体はなくなっても人は残るだろう?とまで問う気はおこらなかった。

「近くの施設で処分していただこうとしていたのですが、この犬ここに来たがってまして」
どういう事かと問うと、
抗議用のリストのたばねたファイルをひらいていると、きまってそのリストを凝視したのだという。
施設につれていくことが決定した時も、ここ以外のところに連絡をとろうとすると盛んに吠え立てたという。
静かにしているときは、きまってやけに電話の音が遠いとか、ノイズがやたらとするのだそうだ。
「多分あなたが目的だったんですね」

678 :本当にあった怖い名無し:2006/12/14(木) 13:18:31 ID:J5SBgyey0

気遣わしげにこちらをうかがう担当者の前で、私は重苦しくうなりながら鼻から息を抜いた。
その時あらためて八房の顔をみると、あることにきづいた。
私は引き取られていく前八房の世話係だった。なつかれていたし、憎からずおもっていた。
しかし上司から、「一匹引き取れば次から次。それで生活が崩壊したものも沢山いる」と教えられていた為、
自分で引き取ることはなかった。
結果、酷い場所に引き取られ苦しんだ八房は、私の行為を裏切りと考えるようになったのだろう。
彼女につれてこられて以降、まったく私からそらされない視線には、憎悪が宿っているように感じられた。

「どちらにしても、とてもではないけれどうちでは他の引き取り先もみつけられないんです。
 かわいそうだけど処分するしかありません。
 だから引き取っていただけるなら、こんなに嬉しいことはないんですけど」
そんなことを言う担当者に私は、彼女の抱く懸念ではなく、何故引き取り先もみつけられないのか問うた。
彼女はおずおずと封筒を差出し目をそらす。私は中身を見て言葉を失った。
カメラが向けられることをいやがっているから、その顔は威嚇と怒りにゆがんでいたが、
そんなものはかわいらしい。
どうみても犬やら猫やら動物の顔としか思えない模様めいたものが、いくつも浮かんでいたのである。
「カメラをいやがるだけだったらいいんですけど。
 撮る度こんなでは、とても支援者のかたにはみせれないんです」
そういわれているあいだ中、私は八房をながめた。相変わらず八房は私をにらみつけている。
ケージの中から向けられる射抜くような視線、ケージからだされたら首にでもくいつかれそうだった。

しばらく無言でいたことを、担当者は引き取る気が失せたとおもったのか、
封筒にいれられた金を出し、「供養は手厚くお願いしいます」と声をひそめた。



679 :本当にあった怖い名無し:2006/12/14(木) 13:19:13 ID:J5SBgyey0

「餌代としてもらっておきますよ。これから物入りになりそうなので。そういうことならいいでしょう?」
そういって私がふところにそれをしまうと、彼女は驚いて顔をあげた。
にらみあいのあいだに、私は彼の名前をすでに用意していた。
「よくも悪くも、こんなに霊験あらたかな犬なんてほかにいないでしょ?な、八房」
考えた名を呼んでみると、はじめて音で意図を示された。ぐるるという唸り声。
返事をするということは、気に入らなかったわけじゃなかろうと。
「でも…危ないですよ。解散した団体にも不可解なことがいくつも」
心変わりをうながそうとする担当者を手で制し、
「これが一番なんです、私にとっては」
そういいながら、どうやって示したものか考え、
思いつきでジャーキーを取りだし、試しにケージについた穴に近づけた。
指にかみつかんばかり(というか最初からそのつもりだろう)に勢いよくだが食らいついてはくれた。
「ね?普通の犬じゃこうはいかない。警戒して食わないところです。私ならうまくやってけます」
すでに八房との生活のプランは頭の中にあった。
自信をもっていうと、担当者は八房と私をみくらべたあと、しばし話をしてから去っていった。
こうして私は八房の犬となった。


681 :本当にあった怖い名無し:2006/12/14(木) 13:21:33 ID:J5SBgyey0

彼は生きている間に、数々の不幸を私にもってきてくれた。
保健所の中にやってくる犬達の中で、情を通わせた犬がいると感づいて吠え立てる。引き取れと命じるのだ。
基本的に私は八房の命令に忠実だった。
だが、家計のためにとやむなく見捨てた時は、医者にも原因不明だという高熱に一週間もやられたものだ。
人間が動物に都合をおしつける世の中で、八房だけが動物の都合を人間におしつけられる立場だった。
とはいえ、それではこっち餓死するし、そうなると犬達の面倒は到底できない。
さしもの八房も人間の言語まではわからず、ディスカッションは混迷を極めたが、
辛うじて私の生存ラインの出費の範囲内で、納得してもらえるようになった。

だが、そんな幸せな生活も長くは続かなかった。
彼はたかだか三年私のもとで生きて、亡くなってしまった。

八房の魂がまだ肉の内にとらわれている内に、なんとか八房との関係修繕をしたかった。
今私は、自宅に飼っている犬を人質として、辛うじて八房の祟りを免れているに過ぎない。
八房のためにたてた供養塔を撮影して、それは確信に変わった。
引き取る前にみせられたものより、格段に犬の顔は増えている。







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767:754-763の書き直し 1/2:2007/05/16(水)21:44:45ID:oIHBXyJ40
これは、職場の古株から聞いた話で、30年前にある農村で起きた実話です。

当時Aさんは二十歳。丁度五月の気候のいい季節で、家族や親戚で田植えに精をだしていました。
土手で一服して昼食を食べた後、Aさんは程よい疲労感に包まれ、心地いい風が吹く中で、いつのまにか熟睡していたそうです。
…彼女に迫っているものの気配に気付かないほどにぐっすりと。

小一時間ほど眠った後、Aさんは、再び作業に取り掛かりました。
そして、そのまま数時間が経ち、気付くと空は夕焼けになっていました。
今日はここまでにするかと、父親の言葉で解散となり、皆それぞれの家に帰って行きました。

それから数日後、Aさんは下腹部に妙な違和感を覚えだしました。

しばらくの間ずっと下腹部の違和感が続いたため、不安になったAさんはその症状を両親に訴え、町の病院まで行きました。



768:754-763の書き直し 2/2:2007/05/16(水)21:45:39ID:oIHBXyJ40
医者は、念のためにと撮ったレントゲン写真を見て、怪訝な顔をしました。
下腹部に、明らかに人間のものとは違う、なにかの骨が写っているのです。

早急に詳しい検査をしたところ、彼女の膣内に小さな蛇が発見されました。
蛇はすでに死んでいましたが、これには病院内も大騒動に。
もちろんAさんも大変ショックを受けました。

「なぜ蛇があんなところに!?」
考えている内に、Aさんはあることを思い出しました。

そうです。あの時、土手で熟睡している間に、Aさんの中に蛇が侵入していたのです。
緊急手術で蛇を取り出したそうですが、彼女にとっては死ぬほど洒落にならないくらい恐かったそうです。

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携帯からでも、推敲&改行くらいしろと言いたい。



771:本当にあった怖い名無し:2007/05/16(水)21:54:15ID:DY/2xbLj0
多分、ノーパンで屋外で寝るのイクナイって言いたいんじゃない?



808:本当にあった怖い名無し:2007/05/18(金)03:20:52ID:ZCguM9360
>>763
その話、有名だね。
オレの聞いた話とはちょっと違う
土手で小便をしていた女の膣内に蛇が侵入。
恥ずかしくて言えなかったら、下腹部が痛くなり病院へ
膣内から蛇が出てきたという。
ロマンなくて申し訳ないが、それ、都市伝説でしょ。






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