【閲覧注意】怪談の森【怖い話まとめ】

当サイト「怪談の森」は古今東西の怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 観覧注意






※呪い系の観覧注意ですので自己責任でお読みください


1:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)22:59:16.187ID:XZ+VU8no0.net
日記見ながら細かく書いたからどうしても長くなってしまうが、書き溜めてあるから進行は早く進められると思う。

少しだけフェイクは入れる。



2:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:00:20.313ID:XZ+VU8no0.net
誰も見ていなくてもどんどん書いていく。

俺は当時、個人経営の飯屋の従業員として働いていた。
ある日店の場所が変わることになり、これを転機に俺は新しい店舗の近くに引っ越すことにした。
俺が選んだ新しい物件は、特に安いわけでもなく、ありふれた1DKのアパートだった。

部屋数が2部屋しかなく、独立洗面台や、広めの風呂や脱衣所がある割と新しめのアパート。
このアパートに住み始めて1か月くらいのころ、おかしな異変が起き始める。



3:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:01:16.526ID:XZ+VU8no0.net
異変を感じるのは風呂場。
俺がシャワーを浴びていると耳元で何かつぶやくような声が聞こえる。
始めはシャワーの音がうまい具合にそう聞こえてるんだと思った。

しかしある日、一瞬だが見えてしまったんだ。
顔を洗い終わって顔をあげた瞬間に、鏡越しに確かに俺の真横にたたずむ人影を。
ビビりまくった俺はすかさず自分の隣に誰もいないことを確認したが、もちろん誰もいない。

鏡をもう一度見てもそんな人影は写っていない。
俺はどちらかと言われれば幽霊の類は信じてはいるが、霊感なんてものは全くない。
しかし俺はこの風呂場に「何か」あると思わずにはいられなかった。



5:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:01:41.015ID:XZ+VU8no0.net
慌てて風呂を上がった俺は大島てるを使って物件を調べてみたが事故情報は乗っていない。
俺はとりあえず気休め程度とはわかっていたが、風呂場に塩をまいて寝た。
次の日はたまたま店が定休日だったため、俺は不動産会社に行って過去にこの部屋で何かなかったのか尋ねた。

不動産屋は普段であれば原則答えることはできないが、この物件に関してはそのようなことはなかったため、事故物件ではないと断言できると言われた。
きっと気のせいだったのだろうと自分をなだめて、その日もビクビクしながらも風呂に入った。
髪を洗う時、顔を洗う時、俺は目を瞑るのだが、この日は注意して目を極力開けているようにした。

そして髪を洗っているとき、また耳元でささやくような声が聞こえた。
すかさず鏡をみると、はっきりと見えてしまった。
顔面蒼白の、少しやつれた男が俺の真横でブツブツと口を動かす姿を。

俺は風呂場を飛び出した。



6:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:01:58.735ID:XZ+VU8no0.net
まだ時間が早かったこともあり、俺は不動産屋に連絡。即刻解約を申し出た。
朝に不動産屋を訪問していたこともあり、解約はすんなり通った。
そのまま新しい物件も都合してくれるというから大助かりである。

費用はかなり掛かったが、二日後には引っ越しができることになった。
引っ越しが済むまでは無理を言って店を休んで、引っ越しに専念することにした。
次の日、引っ越しの準備をして汗をかいたが、風呂に入ることはしなかった。
そして引っ越し当日、引っ越しは滞りなく進み、無事終了した。



8:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:02:32.035ID:XZ+VU8no0.net
引っ越しが完了したその日、安心して風呂に入ったが、髪を洗っている際またも耳元でささやく声が聞こえた。
男の姿は確認しなかったが、またしても慌てて風呂を出る。
ここで物件ではなく、俺自身が憑かれていたことに気付いた。
もしくは連れてきてしまったことに。
しかしこれ以上店を休むわけにもいかなく、すっかり夜になっていたが近場の神社に駆け込んだ。

本堂?には誰もいなかったがすぐ隣に神主さんの家があり、話を聞いてもらうことができた。
神主さんの話では
「憑りつかれているような感じはないけど、何か違和感はある」
とのこと。

その後すぐに本堂で厄除け?のようなことをしてもらった。
ちなみに男の正体や出てきた理由については不明だった。
家に帰ったのはもう深夜だったが、俺はちゃんと風呂に入ってから寝ることにした。
しかし、また男は出現した。

鏡越しに目線がしっかりと合った。
男はなかなか消えなかったが、もう体も心も疲弊していたので気にしないことにして全身を洗った。



9:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:02:55.056ID:XZ+VU8no0.net
次の日、久しぶりに出勤すると店のみんなにビックリされた。
自分では気づかなかったが、俺はかなりやつれていたらしい。
店長には帰ってもいいと言われたが、体調面の不調は感じなかったため仕事を行った。
しかし仕事中はありえないほどにミスが続き、昼には無理やり帰された。

家に帰ってからはイライラが収まらなかった。
風呂場にいって思いつく限りの汚い言葉を吐いて鏡をたたき割った。
割った鏡を見て、俺は何をやっているのかと惨めな気持ちになりながらガラス片を片付けた。

日記を見返してこそ分かるが、風呂場の男は俺の生気的なものを吸っていたのかもしれない。



10:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:03:16.052ID:XZ+VU8no0.net
その日は少し遠出して温泉に行った。
温泉では男は出ず、久しぶりにゆっくりと湯につかることができた。
温泉の帰り道で店長から電話があり、この一件が落ち着くまで休んでいろとのことだった。

自分では体調の不調は感じていなかった分、とても悔しく、風呂場の男が憎かった。



12:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:03:45.955ID:XZ+VU8no0.net
次の日、俺は不動産屋に行った。
前回あの部屋に住んでいた住民を知りたかったためだ。

しかし不動産屋では個人情報のため教えることはできないと言われた。
次に戸籍情報をもとに調べたが全く成果は出ずに空振りに終わった。
最後に前回住んでいたアパートの住民に聞いてみることにした。
俺の住んでいた部屋の隣に住んでいるOLに話をきくことができ、そこで初めて成果が出た。

前回その部屋に住んでいたのは近場の大学の男子学生だった。
さっそくその大学に行って彼を探した。
3日かけて聞き込みをしていくうちにその学生は中退していてもう大学にはいないことが判明した。
ちなみにその3日間は家の風呂を利用したが、ささやき声は毎日聞こえていた。

鏡がない分姿を見ることはなかったが。
聞き込み4日目には彼の友人とコンタクトをとることができて、彼の連絡先を教えてもらった。



13:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:04:16.129ID:XZ+VU8no0.net
彼は車で2時間くらいのところに住んでおり、その日の夜には会うことができた。
彼の実家近くのファミレスで待ち合わせをして彼の話を聞くことができた。
彼は小太りの青年で現在はニート。あまり人と話すのは得意そうではなかった。

ここでは本名ではないが、シンヤと呼ぶことにする
シンヤの話を聞くと彼もまたあの部屋で心霊現象にあい、実家に帰ったのだという。



14:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:04:58.116ID:XZ+VU8no0.net
しかし、シンヤの話を聞いていくうちに俺との違いを発見した。
俺は風呂場で男に遭遇していたが、シンヤは脱衣所で女に遭遇したという。
シンヤが脱衣所で髪を乾かしていると鏡越しに、後ろでなにか動いているのが見えたそうだ。
それはよく見ようとすると消えてしまうそうだが、ある日見てみると、首をロープで吊られた女がゆらゆらと揺れているのがハッキリ見えたそうだ。

しばらくは見て見ぬふりをしてきたが、だんだんと精神を病んでいき実家に帰ったとのことだ。
そして、実家に帰ってからもその女は実家の脱衣所に出るという。
そしてシンヤは俺よりも多くの真実を知っていた。

シンヤは自分の体験を友人に話し、友人をアパートへ招いたことがあったそうだ。
その友人をここではナオキと呼ぶ。
アパートへナオキを招いた際には何も起きなかったそうだ。
しかしナオキが自宅へと帰り、寝付こうとすると突然耳元で爆発音が聞こえたそうだ。
ナオキが飛び起きると焦げ臭い臭いがし、目の前には首だけの老人が浮かんでいたとのことだった。



15:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:05:29.723ID:XZ+VU8no0.net
ナオキは今どうしているのか聞いてみたところ、つい先月自殺したとのことだった。
爆発音からの首だけ老人が続き、ろくに睡眠もとれずに明らかに疲弊して行ってからの自殺だったらしい。
なんでも橋から飛び降りて死んでしまったとか。
シンヤはナオキの死がかなり堪えたようで、今も精神病院に通っていると言っていた。

つまるところ、シンヤは
「部屋に訪れるだけで何かが憑いてしまう」
「起こる心霊現象はなぜか人によって違う」
この2点を知っていたのだ。

シンヤとの話で新しく分かったことはあったが、結局のところ解決策が見つかったわけではない。
また、シンヤは何度もお祓いを試みたが、ことごとくうまくいっていないとのことだった。
事故物件じゃないのになぜ?なんで違う現象がおこるのか?疑問は増えるばかりだった。



16:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:05:56.892ID:XZ+VU8no0.net
根拠はないが、この現象の原因を見つけることで状況が変わるのではないかと考えた。
どうせお祓いをしても変わらないのであれば、このくらいしか糸口も思いつかなかった。
そして俺は、もしかしたら部屋ではなく、土地になにかあるのではないかと考えた。
もともと墓地だったとか、殺人があったとか。

次の日俺はアパートの周りの住民に聞き込みをすることにした。
アパートが立つ前、ここには何があったのか知りたかった。なんとなくそこに原因がある気がしていた。
聞き込みの中で2つの手がかりが見つかった。



17:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:06:30.392ID:XZ+VU8no0.net
1つ目はアパートが立つ前の話。
この土地には一軒家が二軒立っていたらしい。

1軒は三人家族の家。
もう一軒は古めかしい老人の住んでいた小さい家。

どちらの家にも逸話があったらしい。
まずは3人家族の家。

父、母、娘の3人家族で子供ができたのを転機に家を建てたらしい。
始めこそは近所づきあいもよく、幸せそうな一家だったが時々父親の怒鳴り声や、物を壊す音が聞こえていたという。
段々家族は不仲になっていき、ついには父が娘を連れて家を出て行ったとか。
その後、人の住んでいる気配が無くなり、近所の人が様子を見に行ったところ脱衣所で無くなっている母親を発見。

死因は首つり自殺。
その後その家は取り壊された。
この話は第一発見者の人に直接聞いた。
「脱衣所で首つり」という点からこいつがシンヤに憑いているのではないかと思った。



18:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:07:03.458ID:XZ+VU8no0.net
次に老人の家。

この老人が変わった人物で、夜になると夜が明けるまで深夜徘徊を毎日していたらしい。
聞き込みの中で、なぜ深夜徘徊をしているのか当時尋ねたという人がいた。
老人は
「夜に寝ようとするとヤジマさんが来る。寝なければヤジマさんはこないから散歩して時間をつぶしている。」
と言っていたらしい。

「ヤジマさん」とは何者なのかまでは分からなかったが、重要なキーワードだろう。

老人はその後施設に入り、病死したそうだ。
ちなみにその施設はもうないらしい。
「寝ようとすると来る」
という点がナオキの話と合致する。

ということはナオキの元に出ていた首だけの老人がヤジマさんなのかもしれない。



19:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:08:19.525ID:XZ+VU8no0.net
二つ目は、数か月前にも俺と同じように聞き込みをしていた女性がいたということだ。
この女性は20代前半くらいの人というだけで、正体は分からなかったが、おそらくは隣の部屋に住んでいたOLだろう。
彼女もまた心霊現象に遭遇していたのであれば、また話を聞きに行かなければならない。

おれはこの聞き込みの結果をシンヤに報告した。
シンヤはその家族の母親が眠っているところに行って、もう成仏するように頼んでみたいといった。
その母親の名前、(ここではサエと呼ぶ)の名前は分かっていたので明日、近場のお寺をシンヤと協力して片っ端から探すことにした。



20:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:10:02.741ID:XZ+VU8no0.net
その日の夜、シャワーを浴びていると例のごとく耳元で囁く声が聞こえた。
何を言っているのかは分からない。
ふと横を見てみると男が目の前にいた。
囁きには慣れてきていたが、鏡越しでもなく直で見るとさすがに恐怖した。

前回同様、顔面蒼白に酷くやつれた顔。
左手の手首がザックリ切られており、血がだらだらと垂れていた。
そして右手には血の付いたナイフを握っていた。
俺は男を押しのけて風呂場から脱出した。
髪を乾かすのも忘れてまた神社に走った。
その日はお祓いはしなかったが、神主さんのご厚意で家に泊めてくれた。



21:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:11:47.484ID:XZ+VU8no0.net
風呂場、ナイフ、手首が切れている。
この手がかりから、あの男は風呂場で手首を切って自殺した何者かなんだろう。

もしかしたら3人家族の父親が人知れずどこかで自殺していたのかもしれない。
それかそれより以前、3人家族と老人が住み着くより前に、あの土地でなにかあったのかもしれない。
とにかく明日サエの墓を見つけることでまた何か進展があるかもしれない。

そして次の日、サエの墓はすんなり見つかった。
それも驚くことにサエの夫も同じ墓にはいっていた。
シンヤは墓の前に座り込み、涙ながら
「助けてほしい、もう出ないでほしい」
と懇願していた。



22:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:14:28.750ID:XZ+VU8no0.net
その寺では変わった和尚さん?がいた。
何でも俺たちの話は一切聞かないが、サエの話はしてやってもいいと言う。
和尚さんの話は近所の人から聞いた話とは違った。


まずサエとその夫はずっと愛し合っていた。
しかし、夫は新しく建てた、自分たちでデザインすらした家が気に入らず、常に帰りたくないと言っていたらしい。
夫は何度もこの寺に相談に来ていたという。
「家の風呂場がどうもおかしい」
と。

しかしサエはそんなことはないと言う。
サエはおそらく、夫が自分のことが嫌になり、その言い訳として家に難癖をつけていると思ったのだろう。
夫が説得しても聞く耳を持たず、夫は限界を感じてついに家から逃げ出した。
もちろんサエも連れて行こうとしたがうまくいかず。

サエは夫が出て行ったショックからなのかは不明だが、その後自殺。
葬儀では夫が後悔で壊れてしまっていたらしい。
夫の方はその後すぐ事故死。
子供がどうなったかはわからないとのこと。



24:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:40:50.560ID:j+yt1gRod.net
>>1だが続投しすぎたせいかパソコン規制されてしまった。

スマホで続けるから色々遅くなる。



25:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:43:29.848ID:j+yt1gRod.net
和尚さんは一方的に話すと、
「あなたたちを助けることはできない」
と言っていた。俺達もあまり迷惑はかけられないと思い、早々に退散した。



26:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:44:48.613ID:j+yt1gRod.net
サエの夫の言う「風呂場がおかしい」という点から俺はやっと風呂場の男にたどり着けそうだと思った。
きっとサエの夫も俺と同じような体験をしたのだろう。

シンヤはかなりスッキリしたらしく、
「もう大丈夫な気がします!」
と言って帰っていった。
この日、隣に住んでいたOLに会いに行ったが、留守のため会うことはできなかった。



27:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:47:18.787ID:j+yt1gRod.net
その日もまた風呂場で男は現れた。
俺は
「お前の正体に必ずたどり着いてやる!」
と男に向かって宣言した。

その瞬間、貧血のように視界がだんだんと真っ暗になり俺はバランスを崩してぶっ倒れた。
意識はあったが、視界が暗かった。
深呼吸すると段々と視界も戻ってきた。起き上がると男はもういない。

風呂を出て脱衣所の鏡を見ると、俺の顔は今のも死んでしまいそうなほどにやつれていた。
食事も睡眠もしっかりととっていたが、これはヤバいと思った。

早々に休もうと布団に入ると、シンヤから連絡があった。サエが脱衣所にでなかった、と。
これで一つの希望が見えた。俺も風呂場の男にたどり着ければ解放されるかもしれない



28:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:49:30.000ID:j+yt1gRod.net
次の日、俺は古地図を調べることにした。
意外にも結果はすぐに出た。
あのアパートのあった土地は、三人家族と老人が住み着く前は空き地になっていた。

しかし、さらに遡って調べることでたどり着いた。
地図には「ヤジマトシヒコ」の文字が入っていた。
念のためにと更に遡るとそこには「ヤジマキヨタダ」の文字が入っていた。
昔の地図がどこまで正確なのかはわからないが、「ヤジマキヨタダ」と「ヤジマトシヒコ」の間で家屋の形が明らかに変わっていた。



29:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:53:02.348ID:j+yt1gRod.net
なぜ家屋の形が変わっているのか、家屋の形が変わっている時期を見ればその理由は容易に想像できた。
この土地に、この町に住んでいる人であれば間違いなく知っているこの町の歴史。その時期は、終戦直前にこの町が大規模空襲を受けた時期だった。
この一件の根がまさかここまで深いとは正直恐ろしかった。



30:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:55:05.310ID:j+yt1gRod.net
もしこの「ヤジマキヨタダ」が空襲によって死亡したとすれば、ナオキの所に現れた首だけ老人はおそらくこの「ヤジマキヨタダ」だろう。
死因が爆死であれば、ナオキが聞いたという爆発音の辻褄が合うというもの。
ではその後に新しく家屋を建てたであろう「ヤジマトシヒコ」。

おそらくではあるが、空襲で生き残ったヤジマキヨタダと血縁関係のある人物だと思われる。
「ヤジマトシヒコ」の記録が乗っている地図は1949年の物。
今から約70年前だとするとヤジマトシヒコが生きている可能性は絶望的であるが、当時の様子を知っている人物であればこの土地の近所をもう一度くまなく探せばいるかもしれない。
俺はこの日のうちに再び聞き込みを行った。



31:以下、VIPがお送りします:2017/02/17(金)23:57:52.179ID:j+yt1gRod.net
前回の聞き込みで回った家を中心に
「70年前のこの土地のことを知っている人はいないか」
と聞いて回った。

聞き込みを始めて数時間、俺は当時の様子を知っているというおばあさんにたどり着いた。
年齢はなんと90歳。
一人では歩くこともままならないという方だった。
このおばあさんは「ヤジマトシヒコ」を知っていた。
このおばあさんはヤジマトシヒコとの交流はなかったが、彼は近所では有名だったからよく知っていると言っていた。

おばあさんの話では、ヤジマトシヒコは空襲によってたった一人の家族である父親と住んでいた家を失った。
しかもその空襲が終わって次の日には日本が降伏したというもんだから
「もう1日早く降伏していればなにも失わなかった」
と言って回っていたらしい。

終戦直後ということもあり、その発言は非難されヤジマトシヒコは孤立していったという。
おばあさん曰く、そのような発言をして孤立する人は他にもたくさんいたとか。
その後ヤジマトシヒコは家の焼け跡に新しく家を建ててひっそりと暮らしていたという。



32:以下、VIPがお送りします:2017/02/18(土)00:01:13.152ID:LzDCseGhd.net
しかしある時からヤジマトシヒコの奇行がはじまった。
夜になると必ずと言っていいほど大声で泣きながら、夜道を練り歩いていたと。
周りの人は
「家族も近所からの信頼も失って、おかしくなってしまったのだろう」
と冷たい目線でヤジマトシヒコの奇行を見ていたらしい。

そして泣いているときは決まって
「死んだ父親に対して謝っていた」
と。
ある日ふと、その奇行がぱったりと止み、近所の住民が様子を見に行ったところ、ヤジマトシヒコは風呂場で自らの手首を切って死んでいた。
おばあさんが実際に見たわけではないと言うが、ヤジマトシヒコの家では

「父親に向けた大量の謝罪の文書」

「国に対する恨み辛みが書かれた大量の文書」
が出てきたという。

こうして俺は風呂場の男の正体にとうとうたどり着いた。
男の名は「ヤジマトシヒコ」。
戦火によって大切なものを奪われた悲しい人物だった。



33:以下、VIPがお送りします:2017/02/18(土)00:03:50.811ID:LzDCseGhd.net
そしておばあさんの話の中で気になったのはヤジマトシヒコの奇行。
夜になると練り歩くと言うのは、次にこの土地に住み着いた老人と一緒だ。
そして老人の
「ヤジマさんがくる」
という言葉。

この老人は「ヤジマキヨタダ」を知っていたのではないかと思う。
おそらく夜になると「ヤジマキヨタダ」は老人の下にも、トシヒコの下にも、そしてシンヤの下にも等しく現れている。
つまりこの一件の原点は「ヤジマキヨタダ」の「ヤジマトシヒコ」に対する何らかの感情だと思われる。
徘徊する際にヤジマトシヒコが謝罪の言葉を叫んでいたのであれば、なにか後ろめたいことがあったのだろう。

しかしここで疑問が生まれてきた。
なぜキヨタダは、トシヒコの死後も現れているのか。
トシヒコが死んだ時点でキヨタダの目的は満たされたのでは?

そしてさらに言うと
「その後に死んだ人物も巻き込んで一つの呪いのようになっているのはなぜ?」
ということだ。

ここで俺は恐ろしいことに気が付いてしまった。
いや、薄々感づいてはいたが目を背けてきていた。

俺もまた、この呪いの一部になってしまうのではないか?と。
この呪いは死者を呪いの一部として巻き込みながら肥大化している。
この呪いに関わって死んだ者はこの呪いの一部となって顕現している。
つまり、
「俺も死んだら呪いの一部となって誰かの前に現れる」
その可能性の高さを危惧した。



34:以下、VIPがお送りします:2017/02/18(土)00:06:20.617ID:LzDCseGhd.net
そんな中で俺の危惧を確信に変えてしまうことがあった。
おばあさんの家からの帰り道、シンヤからの電話があった。
「たすけてくれ、ナオキがきた」
と。

サエの墓の前でシンヤがお願いした時点で、サエは脱衣所には出なくなったという。
しかし今日、2階の窓から見てしまったのだという。
窓の目の前を真っ逆さまに落ちていくナオキの姿を。
その後、何かが水に落ちるような音がし、慌てて外を確認するも何も落ちてなどはいない。
そもそもシンヤの実家は2階建てでそれ以上上はないし、落下地点に水なんかもない。
シンヤはそういったことが今日だけで何度も続き、あからさまに体調も乱れているとのことだった。

つい先月自殺したばかりのナオキが既に呪いの一部となって現れている。
俺にナオキを助けるすべはなく、ただただ恐怖が膨らむばかりだった。



35:以下、VIPがお送りします:2017/02/18(土)00:08:18.155ID:LzDCseGhd.net
俺はもう日が暮れていることも気にせず、俺はサエの墓がある寺に行った。
そこの和尚さんは今回の件について何か知っているはずだ。
もう相手の迷惑なんて考えている余裕もなく寺に併設している和尚の住居を訪ねた。
結果は門前払い。

俺の顔を見た時点で
「帰ってくれ!そしてもう二度と来るな!」
と怒鳴られた。
俺も必死に縋り付いたが最後には
「警察を呼ぶ」
とまで言われて泣く泣く退散した。

死にたくない一心で今度はいつもの神社へと向かった。



36:以下、VIPがお送りします:2017/02/18(土)00:10:02.117ID:LzDCseGhd.net
神主さんを訪ねると、非常に体調の悪そうな神主さんが出てきた。
体調が悪そうだが、こちらもいつ死ぬか分からないような状態。
俺は必死に頼み込んで話を聞いてもらおうとした。

心優しい神主さんはすんなりと俺を受け入れてくれた。
夜中にも関わらず、俺はこと詳しく神主さんにこれまでの経緯を説明した。
説明が終わるころには外は少し明るくすらなっていた。
神主さんはうんうんと頷きながら話を聞いてくれた。
そして神主さんと俺は、ある結論にたどり着いた。

結論とは言っても、ほぼ確実にこれだろう。
というだけで予測に過ぎないことは許してほしい。



37:以下、VIPがお送りします:2017/02/18(土)00:12:49.809ID:LzDCseGhd.net
まずはヤジマキヨタダの死について。

戦火であろうと何であっても、炎によって人が死んでしまった地には呪いが残ることがあるという。
その呪いの顕現として現れたヤジマキヨタダはヤジマトシヒコに恨みをもって苦しめた。
そしてその穢れた地で、強い恨みの感情を持ったヤジマトシヒコが自害することによって、ヤジマトシヒコに向けられた呪いの性質が変化。

キヨタダは恨みをトシヒコのみに向けられていたが、トシヒコの恨みはこの国、国民に向けられている。
そこで呪いがトシヒコのみから、国民全員に向けられた呪いとなった。
つまり、
「この地に触れた国民を取り込みながら肥大化していく呪い」
となってしまったのだ。

最初に神主さんが言った
「憑りつかれているような感じはないけど、何か違和感はある」
という言葉。
そう、俺は最初から憑りつかれてもいなければ呪われてもいなかった。

俺自身が呪いの一部だったんだ。
俺はもう呪いであり、現象の一つとなってしまっていた。
ただの現象が人間として活動しているのもおかしな話である。
そりゃ生気もなくなる。

呪われた人ならまだしも、呪い自身にお祓いが効かないのも納得である。
俺が祓われてしまうんだから。
神主さんが止めてくれなければ、この場で死んでいたくらいだ。



38:以下、VIPがお送りします:2017/02/18(土)00:14:48.177ID:LzDCseGhd.net
俺は絶望し、死の運命を受け入れた。
見方によってはもうとっくに死んでいるかもしれないが。

家に帰ると俺は風呂場に行った。
風呂場ではトシヒコがブツブツと言っている。
俺はもうこいつの一部であり、こいつも俺の一部だと思うと恐怖はほとんど感じなかった。
トシヒコの言葉をよくよく聞いてみると
「苦しめ。そして死ね。」
と言っていることが判明した。

なんとも呪いらしい言葉になんとなく納得すらした。
俺はすぐにシンヤにこの結論を報告。
それから一週間もしないうちにシンヤは死んでしまった。
実家のトイレで首筋を切ったらしい。

その後隣に住んでいたOLが失踪していたことも判明した。
おそらく生きてはいないだろう。
彼女もまた呪いの一部なのだから。



39:以下、VIPがお送りします:2017/02/18(土)00:17:00.283ID:LzDCseGhd.net
俺も近く、この命を捨てることとなるだろう。
死に場所、死に方はよく考えなくてはならない。

始めに
「少しだけフェイクはいれる」
と言ったが、そのフェイクの部分ってのが、

【シンヤは自分の体験を友人に話し、友人をアパートへ招いたことがあったそうだ。その友人をここではナオキと呼ぶ。アパートへナオキを招いた際には何も起きなかったそうだ。】
ってところだ。

どうフェイクかっていうと、シンヤはナオキをアパートに呼んではいない。

「ナオキにはラインで怪奇現象について伝えただけ」
だ。

つまり少なくとも
「当事者から話を聞くだけで呪いの一部となる」
ってことだ。

和尚さんが一切話を聞こうとしなかったのは、おそらくこれを知っていたから。
神主さんの体調が優れないのは神主さんの下にサエが現れていたから。
話には出していなかったが、店の店長の所にも事故で死んだ3人家族の父親とおぼしき人物が出ているようだ。

当事者の俺からここまで詳しく話を聞いたんだ。
この話をここまで読んだひとは、もうとっくに呪いの一部になってるはずだ。



40:以下、VIPがお送りします:2017/02/18(土)00:18:36.869ID:LzDCseGhd.net
ヤジマキヨタダか、ヤジマトシヒコか、三人家族のうちの誰かか、施設で息絶えた老人か。

もしくはOLか、シンヤか、ナオキか。

これから死にゆく俺か、この話を読んだ誰かか。

呪いの一部となったお前たちの下に近々誰かが必ず迎えに行くはずだ。

眠ろうとするとき気を付けろ。キヨタダがくるかもしれない。

風呂に入るとき気を付けろ。シャワーの音に交じってトシヒコの声がするかもしれない。

脱衣所に行くとき気を付けろ。鏡にサエが映るかもしれない。

車に乗るとき気を付けろ。三人家族の父親も乗っているかもしれない。

ベッドを見るとき気を付けろ。老人が眠っているかもしれない。

窓を見るとき気を付けろ。ナオキが落ちてくるかもしれない。

トイレに行くとき気を付けろ。シンヤがいるかもしれない。

全ての行動に気を付けろ。どこにOLが、俺が、これから死ぬ誰かがいるかわからない。



41:以下、VIPがお送りします:2017/02/18(土)00:19:56.542ID:LzDCseGhd.net
俺の話、長かっただろうけど、なかなか怖かったんじゃないかな。

なんでこの話をしたかっていうと、みんな一緒なら怖くない心理からだ。

呪いの一部としてこれを読んだ人たちに会うのを楽しみにしているよ



43:以下、VIPがお送りします:2017/02/18(土)01:01:58.079ID:tntfx4KL0.net
楽しみにしてるまで読んだ




オカルトランキング




757 : ◆jRr8h5HXvQ :03/02/24 01:10
テンジンキの話
そもそも天神逆霊橋っていうのは神奈川の話ではない。
詳しい地名は失念してしまったが、東北の方のある村の話だった。
その村では悪さをする子どもに「天神様の橋を渡らせるよ」と言って嗜めるのだ。
天神様の橋というのは、その村からそう遠く離れていない山中にある吊り橋で、
その橋を渡ることは禁忌とされていた。
ただ、一年に一回だけその橋を渡る日があった。「逆霊祭り」の日である。
逆霊祭りとは、我々が良く知るお盆の様なもので、
死者の霊が帰ってくる日を祝うといった趣旨のものである。
そして、逆霊祭りには死者の霊を労うという名目で、「イケニエ」の儀式も行われていたのだ。
8~12歳位の子どもがイケニエとして選ばれる。
選ばれた子どもは、村の年長者に連れられ、橋を渡っていく。
そして、神社に置いていかれるのだ。
翌日には棺桶のようなものに入れられた「イケニエ」が村に連れられて帰ってくる。
「イケニエ」は村に帰ってくると、棺を開けられることもなく、そのまま埋められる。

759 : ◆jRr8h5HXvQ :03/02/24 01:11
ある年の祭りの夜、一人の男が天神橋を密かに渡った。
男はその前の年の祭りで自分の息子を亡くしているのだ。
もちろん、彼の息子は「イケニエ」に選ばれたのである。
男は自分の息子に何があったのか知りたかった。
だから、村では禁忌とされている橋を渡ったのだ。

橋をわたりきり、獣道のような、道なき道を小一時間ほど進んでいくと、伝えられているとおり、神社があった。
境内には灯篭があり、それには火が灯っていた。
そのため、薄暗いが、境内の様子は見る事ができた。
境内には誰もいなかった。男は社のほうに向かおうとした。
「イケニエ」はそこにいると思ったのだ。

しかし、聞こえてきた足音に、男は近くの木の陰に身を隠さずを得なかった。
足音は社の裏手から聞こえてきた。社の裏は深い森である。
村の者はもちろん、この社の向こうには誰も住んでいるはずがない。
しかし、足音の主は姿を現した。

社の裏から正面に回ってきたのは、ボロボロの服を着た、数名の人間だった。
10人はいただろうか。
男もいれば、女もいる。若者も、年寄りもいる。ただ、子どもの姿はなかった。
彼らは社の前で一度集まった。全員いるか確認しているようだった。
やがて、一列になって彼らは社の中に入っていった。
ほどなく、子どもの泣き叫ぶ声、争う物音、そして、聞いたこともないような声・・・。

男は社に向かい、中を覗いた。
中では「イケニエ」少年を先ほどの連中のうちの数人がが取り押さえ、
他の連中が少年の上に馬乗りになって何かをしている様子が見て取れた。
先ほどまで泣き叫んでいた少年は、すでに声も出さず、抵抗もしなくなっていた。
遠くで村からの祭囃子が聞こえた。それ以外は実に静かなものだった。
社の中からは「ガブリ」「クチュクチュ」というような音だけが響いていた。
男は何が行われているのか、理解した。この連中は少年を生きたまま喰っているのだ。

762 : ◆jRr8h5HXvQ :03/02/24 01:11
なぜ、この村で、この連中に少年を「イケニエ」として差し出していたのか、それは男には分からない。
彼らはこの山に住む民なのだろうか。それとも人の姿をした魔性のものなのか。
その晩、男は震えながら木の影にいた。
明け方、彼らが帰っていくのを見届け、充分に時間がたってから、男は社へ向かった。
中には変わり果て、ほとんど骨だけになった少年の姿と、大量の血痕だけが残されていた。

この話は、俺の親父が会社の同僚から聞いた話だ。その同僚というのがこの話の主人公。
男はその後、この村を離れ、神奈川に移り住んだのだ。

764 : ◆jRr8h5HXvQ :03/02/24 01:12
そして、この話の後日談(?)も存在する。
男が神奈川に来たのは30年くらい前のことだった。
そして、その年、神奈川県で子どもの行方不明が頻繁にあったという。
これは当時の新聞などでも分かるが、事実である。
児童失踪事件の多くは迷宮入りした。
実は中には死体で見つかったものもあったそうだが、
その死体の惨たらしさから、報道はされなかった。
見つかった死体は「イケニエ」同様、生きているまま喰われたようだったのだ。
歯形が体中についていたという。
警察は親父の同僚にも話を聞きに来たらしい。
彼は「俺はやつらに見つかったんだ。やつらは俺を追って神奈川まで来たんだ」
そう語ったと言っていた。

これが俺の知っているテンジンの話。

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267 :本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 16:34:26.77 ID:x2i1j9+90
その後、B君は帰ってこなかった。 
親にこの事を話すと、今日あったことは絶対に誰にもいうなときつく言われたそうだ。
村をあげて捜索したがB君は見つからなかった。 

そして、じいちゃんはそのバケモノの正体について、曾祖父から伝え聞いた。 
名前は言ってはいけない。口にするだけで引き寄せてしまう。
だから、わしらは「御業 (ゴギョウ)様」と言っておる。
ゴギョウ様はこの辺りでは、仏様と同じ扱いを受けており、豊作の吉凶は全てゴギョウ様次第だったんじゃ。

ここからのじっちゃんの話は長かった。なので、要約して話す。


277 :本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 17:36:18.76 ID:uIPx/CvN0
その昔、ここには城があった。今じゃ跡すらないが。
その城は一風変わった作りになっており、ウグイス張りのような感じで、廊下を歩くと鈴がなる。
そのことから、鈴城と呼ばれていた。
そこの当主は耳が大きく、おちょぼ口の男だった。 
その男がもっとも嫌ったのは、競り(争い)だった。
当時、農民は土地の領有権?か何かで争っていたようで、それに怒った当主は土地を平等に振り分けた。
さらにそこの当主は、もとは唐の生まれだったようで、周辺に住む一部の農民たちは忌み嫌っていたそうだ。
ある日、一部の農民が反乱を起こし、
鈴城を焼き払い、当主の一族を皆殺しにし、当主を縦掘りの洞窟に閉じ込めてしまった。


278 :本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 17:38:44.22 ID:apONl1Z10
それからというもの、その地方には天災が続き、農民は飢え苦しみ、祟りだと言って騒ぎ始めたのである。 

お察しのかたも多いと思うが、彼らはその怨念に、生け贄を捧げるようになった。 
町(当時は村)の赤子から平等に生け贄を選出するため、
赤子を対面させて、泣いた方を戦わせ、最後に残った泣き虫を生け贄に捧げた。 
これが、泣き相撲の始まりである。 

唐の人は口が小さく、赤子をそのまま生け贄にすると大き過ぎるため、
その唐の人が好きだったお粥に赤子を切り刻んで混ぜたものを、洞窟に流していたようである。 
その腐敗したものが洞窟の一方に溜まり始め、徐々に底が斜めになっていったと言われている。 
そして、皆はその怨念を忌むべき対象として○○○○○○○と名付けた。


279 :本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 17:40:56.28 ID:apONl1Z10
しかし○○○○○○○は、その名前を良しとしなかったようだ。 
その後、数年の大飢饉と多数の死者はすべて○○○○○○○の仕業であると人は考えた。 
そして人々は、○○○○○○○のことを「ゴギョウ様」と呼び、この地域の神様として奉った。 
洞窟は岩によって封印され、それから生け贄の慣習はオモテジョウ無くなった。 
じっちゃんは、
「ゴギョウ様はまだ生け贄を欲しておる。ワシの友人のB、実は元々そうなる運命だったんじゃ。 
 山沿いの家があるじゃろ?いまはアパートになっているが、そこの住人は県外の者を敢えて斡旋しておる。
 そこの者はゴギョウ様について知らない。 
 だからすぐに泣きおる。Bもそこの住人だった。 
 泣いたら連れていかれるとも知らずにな。
 去年もあそこの坊主が行方不明になりおった」


282 :本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 17:44:21.69 ID:apONl1Z10
あれから数十年、未だに同じ時期に子供が行方不明になっている。
毎年ではないが、俺が知ってるだけでも6人だ。 
そのたびに子供を捜索するが、絶対に見つからない。なぜなら皆あのナナゾコに落ちているからだ。 
知っている人は誰もそこを探そうとはしない。 
自分が喰われるのは嫌だから。
だからだれかが犠牲になることは仕方ない、むしろ有り難いと思っている。俺もそう思う。 
Aが行方不明になったのは可哀想だ。しかし、だからといって代わりに俺があの岩ノ下に?そういうことだ。

○○○○○○○は何かはわからない。知りたくもない。知ったところで、もう関わりたくはない。 
日本にはまだ、そういう場所がある。 

セリ、ナズナ、 
ゴギョウ、ハコベラ、 
ホトケノザ、 
スズナ、スズシロ 
これぞ七草


290 :本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 19:23:58.04 ID:7CVRzeyYO
最後いきなり七草が意味わからん


655 :本当にあった怖い名無し:2013/10/19(土) 17:19:47.56 ID:KR80LT3q0
>>290 
当主は7文字の名前で、七草の中に1つゴギョウがある。 
という事は他の七草の名前の中にその名前か…ゾワッ 
鈴城がヒントになってるな


675 :本当にあった怖い名無し:2013/10/19(土) 21:13:48.93 ID:LGpCBRxx0
>>655 
その話に関しては、意味がわかると怖い話スレの住人が解析してる。 

403 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/10/10(木) 01:26:34.36
御業 (ゴギョウ)様か
○○○○○○○ってのは278-279に出てくるんだな 
246から続いてるってことか 
長い話だな 
東北で泣き相撲といえば青森の浪岡八幡宮か岩手の花巻「毘沙門まつり」だが 
○○○○○○○なんだろうね? 
びしゃもんてん・・・ちがうか 

420 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/10/10(木) 09:30:27.48
>>416 
競り 泣くな 
御業様はこの辺り 
岩ノ下 
鈴鳴る 鈴城 
是ぞ七草 
という御業様に気をつけろという警句になっている 
仏の座は神道の磐座と結びつけているっぽい 
と考えるとこれぞと言っている「春の七草」が答えかと思うけど 
最後の句を逆から読むと「サクナナゾコ」 
豊"作"を占うナナゾコのバケモノのことだろう 
というのが自分の考察 非常に良く出来ていた面白い話だと思う 

文字数は最初に御をつけるだの最後に様をつけるだのでいくらでも調節できるから 
目安にはなってもぴったりあわせることは実質不可能 
それっぽい7文字の言葉をあげて自己満足するのがいいとこ

425 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/10/10(木) 14:59:28.11
なるほど、 
ゴギョウは五行に読み替えて 
5-7-5-7-7の短歌だから 
1行=セリナズナ 
2行=ゴギョウハコベラ 
3行=ホトケノザ 
4行=スズナスズシロ 
5行=これぞ七草→サクナナゾコ 
みたいな感じですかね? 

>420見てて、今気づいたんだが、アナグラムで置き換えると 

(これぞ七草) 
これぞななくさ 
 
なくこなぞされ 
(泣く子なぞ去れ) 

つまり泣く子は死ねって文になるんだが…











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246 :本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 14:58:08.97 ID:uV3ZJDfa0
俺がまだ消防だったころ、母方のじっちゃんの田舎で体験した洒落にならん話。 
口止めされていたけど、もう爺ちゃんが他界して十年くらいになるから話す。
関わりたくない人は、読まない方がいい。 

話していたら大体バレちゃうから伏せても仕方がないんだけど、じっちゃんは東北地方の、ある町の生まれだ。 
このじっちゃんは変わった人で、じっちゃんの癖に好き嫌いが激しい。
特に驚いたのは、ご飯が好きなのにお粥は大嫌いだ。
宗教も大嫌い。
父が新興宗教にハマっていたこともあって宗教嫌いになっていた俺は、
身勝手に振る舞うじっちゃんをすごくリスペクトしていた。 
そんなじっちゃんは、宗教的な祭事ももちろん嫌いで、特に地元のあるお祭りには家族ですら参加をさせなかった。
そのお祭りは『泣き相撲』というやつだ。皆も一度は目にしたことがあるんじゃなかろうか。 
赤ちゃんを土俵に立たせて、先に泣いた方が負けというやつだ。


247 :本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 15:00:19.42 ID:uV3ZJDfa0
泣いた方が勝ちっていう所もあるみたいだけど、うちの地方では泣いた方が負け。しかもそれを町対抗でやる。
豊作の吉凶を占うためのイベントらしいが、
じっちゃんは赤ちゃんだった俺を絶対に相撲に出さないと言って聞かなかった。 
そんなことは物心つく前の話だったので、俺は知らなかったが、うちの両親がよく語り草にしていたのは覚えている。
なんでもすごい剣幕で怒鳴り散らしたとか。 

そんなじっちゃんだが、俺には相当優しかった。
ほんと目に入れても痛くないと思っていたんじゃないかな。なんせ一人娘の一人息子ですから。
しかし、じっちゃんが絶対に許さないことがひとつだけあった。 
それは『泣く』ことだった。
土手で転んで膝を擦りむいたとき、大声で泣いたら、
あやされるどころか「泣くな!!!泣くなーーー!!!!」と怒鳴られ、拳骨を喰らった。 
俺はあまり泣かない子に育った。


248 :本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 15:04:16.75 ID:x2i1j9+90
ある正月休みにじっちゃんの家に里帰りした時のこと。
その時は父親の仕事の関係上、ちょっと遅めの正月になった。田舎に着いたのは1月の6日だ。 
翌日、こべら(方言で、ここら辺)の友達の家に遊びにいこうと思っていた。
正月に帰ると、その友達のところに遊びにいくのが俺の中の通例行事みたいなものだった。この友達をA君とする。 
A君の家は、我が実家から山沿いに歩いて2、3km程のアパートに住んでいた。 
10年ほど前にA君の一家が他県から引っ越してきて以来、家族ぐるみの付き合いをしていた。
A君は俺が買って貰えないようなゲームを大量に持っていて、A君の家で遊ぶのはかなり貴重な時間であった。


250 :本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 15:08:02.35 ID:x2i1j9+90
翌朝、待ちきれず早々に起きた俺は、寝ているじっちゃんと両親を横目にそそくさと家を出た。 
まだ薄暗い時間帯であったが、両脇に積まれた雪が道案内の代わりとなり、まっすぐ友人の家を目指していた。
はずだった。
暫く歩くと、途中から突然砂利道に変わった。
はてこの道は舗装されていなかったっけ?などと考えつつも、
いつも通りの一本道なので、なんの躊躇もなく進んで行く。 
しかし、徐々に傾斜の大きい坂道になってくる。 
周囲には木々が生い茂っており、景色にも全く覚えがない。
山道に入ってしまったのか、やっぱり違うかも、でも一本道だしな、と自問自答しつつ、
もう少し行って無かったら引き返そう、と何度も思っている間にかなりの距離を歩いてしまった。


252 :本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 15:12:15.42 ID:x2i1j9+90
とうとう道を間違えたことを確信したのは、岩がでーーんと鎮座し、道を塞いでいるのを見たときだった。 
直径約4、5m程はありそうだ。
しめ縄のようなものが縛り付けられており、なんていうんだろう、すごい宗教的なヒラヒラの紙がぶら下がっていた。
こういうのに疎くてすまん、表現できない。 
それを見たとき、子供ながらに少し違和感を感じた。
その岩の周りの空気が少し歪んで見えるような、
密度の濃い砂糖水を撹拌したときのようなモヤモヤが漂っている気がした。 
それを見たときにはもう友達の家に行くとか、遊ぶとか、そういうことをすべて忘れていた。
なにかに操られているというか、惹き入れられるというか、そんな感じで、岩に手をつき、岩をなぞり始めた。


253 :本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 15:15:18.97 ID:x2i1j9+90
岩の回りを何周かしてから、この濃密度のモヤモヤが岩からではなく、岩の下から溢れてきているような気がして、
ゆっくりを岩をなぞりながらしゃがむと、何を思ったか自分でもわからないが、素手で土を堀り始めていた。
なにか大切なものが埋まっているような、そんな気がして、掘る手が早くなる。 

リン、、、リン 
いつのまにか、辺りで鈴の音が鳴っていた。


255 :本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 15:17:23.76 ID:x2i1j9+90
リン、リン、リン、リン 
鈴の音がだんだんと近くなってくる。 
鈴の音にあわせて、なにか歌のような声も聞こえる。
あんまりよく聞き取れないが、女の人のような声で、
「×○▽?…アターヌサキー、ワーセテ、バタクサ、バタクサ」 
みたいな感じだった。 
それを聞いたとき、俺は背筋が凍るのと、悲しい気持ちになるのと、
よくわからない感情が芽生えて無性に泣きたくなったのを覚えている。 

手のひらが埋まるぐらいまで掘ったところで、はっと我に帰った。 
「バカもんがーーーー!!!」という怒鳴り声。
振り返るとすごい剣幕でじっちゃんが走ってきた。
いつも杖をついているじっちゃんがこんなに早く走れるのかという驚きと、鬼のような剣幕に圧倒されていた俺だが、
その時、土に埋もれている手が、何か冷たい手のようなものに捕まれた感触がした。


256 :本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 15:19:32.98 ID:x2i1j9+90
驚いて手元をみると、両腕の間に、人の顔ぐらいある赤黒い耳が地面に張り付いていた。 
なぜそれを耳と思ったかわからない。
こぶし大の真っ黒な穴、その周りに不均等に広がる赤黒いヒダヒダが、
俺の一挙手一投足を聴いているような気がしたからだと思う。 
「ナケ、ナケ、、ナケ、ナケ」 
地中から裏声のような、妙に甲高い声が聞こえた。 
ここからの記憶がない。 

目を覚ますと、木目の天井があった。
その視界に、じっちゃんと両親が入ってきた。
両親は安堵の表情で、「よかった、よかった」と呟いている。 
一方、じっちゃんは鬼の剣幕のままだった。
じっちゃんは両親に席をはずすよう言い、渋々両親は部屋から出ていった。


257 :本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 15:21:39.57 ID:x2i1j9+90
俺は正座させられ、じっちゃんと向かい合う形になった。 
どうやら説教の時間だ。と思っていたら、じっちゃんは唐突に話し始めた。 
「わしがお前さんぐらいの時にも、一度同じ経験をしたことがある」
ここからはじっちゃんの経験談を語る。


263 :本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 16:11:39.79 ID:kQWRGBdh0
じいちゃんが子供の頃、ちょうど正月のこの時期に、友人と山に遊びにいって岩を見つけた。この友人をB君とする。
じいちゃんとB君は岩の下に何かあると思い、俺と同じように掘り始めた。 
辺りに響く鈴の音、そして手まり歌のような声。 
「アターヌサキー、ワーセテ、バタクサ、バタクサ」
今でも忘れられない、女の人の声。
そして、岩ノ下は、空洞だった。洞窟だった。 
洞窟は真っ暗のはずが、何かの明かりに照らされてほんのり薄暗い様子だった。
立ちこめる異臭。動物が腐ったような。
二人は吐き気を催しながらも、掘った穴から顔を覗かせた。


264 :本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 16:15:13.66 ID:kQWRGBdh0
2、3メートル先に底が見えた。 
底は斜面になっていて、手前から奥に向かうにつれて深くなっている。 
じぃちゃん「くっさいなー」 
B君「斜底(ななぞこ)になっとるな」 
B君がそう言った時だった。 
「ナケ、ナケ、ナケ、ナケ、ナケ、ナケ、ナケ、ナケ、ナケ、ナケ、ナケ、ナケ、ナケ、ナケ、ナケ、ナケ、ナケ、ナケ」

甲高い声と共に、何かが斜めの底を這い上がってくるのがわかった。 
堪えきれず、B君が泣き出した。 
「バタクサ、バタクサ、バタクサ、バタクサ」 
じいちゃんは外から女の人の声がすると思って顔をあげると、
黒い割烹着を着た人の形のなにかが、二人の周囲を取り囲んでいた。 
顔は、黒クレヨンの落書きみたいにグシャグシャと塗りつぶされていて見えなかった。


266 :本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 16:32:17.02 ID:x2i1j9+90
「バタクサ、バタクサ、バタクサ、バタクサ、バタクサ、バタクサ」 
相変わらずB君は泣いている。
じっちゃんは恐怖で全く身動きがとれなかったという。 
「ナイタ、ナイタ、ナイタ、ナイタ」 
穴の中からはバケモノの甲高い声が近づいてくる。 
黒い割烹着のヒトガタは、サワサワとB君をさわり始めた。 
「バタクサ、バタクサ、バタクサ、バタクサ、バタクサ、バタクサ、バタクサ、バタクサ、バタクサ」 
「ウァアアアアアア!!!!!!!!!!!!!」 
じいちゃんは叫んだ。
フッと体の力が抜け、動けるようになっていた。 
じいちゃんは、B君を置いて一目散に逃げ帰った。





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※この怖い話は読むと呪われると言われているお話です
怖い人は読まないように!!


665 :本当にあった怖い名無し:2009/01/16(金) 11:27:43 ID:yfM2PHSW0

一週間ほど前になるが、庭先で猿を見つけた。
でも本物の猿じゃなくて、猿と人間の中間くらいの生き物か。
早朝だったので、最初は夢かと思ったんだが、軽く顔洗って見直してもやっぱりいた。

あまりの衝撃に腰が抜けそうになった時、猿と目が合ってしまった。
猿は少し笑って、俺の近くに何か置きながら喋った。
ガラス越しの上、猿の口はモゴモゴしてるだけだったんだが、
テレパシーっぽい感覚で、何を喋っているのかは理解出来た。
『サンヌキカノ(?)というのが来るから、来たらこれを見せろ。
 自分で取ったと言えば向こうもくれるから、後は庭に埋めてしまえ』
すると猿は、そのまま素早く庭の塀を越えて行った。

外へ出て確認すると、猿が何か置いた場所に歯が落ちていた。
人間の歯だと思う(多分奥歯)。

一応、今も保管してるが・・・・・・何が来るか恐ろしくて眠れん。


728 :本当にあった怖い名無し:2009/01/18(日) 22:45:29 ID:Pq+fbwIq0
またもらった。 
埋めた。 


730 :本当にあった怖い名無し:2009/01/18(日) 23:00:17 ID:0V33WiS80
>>728 
サンヌキカノってどんなんだったの? 


731 :本当にあった怖い名無し:2009/01/18(日) 23:10:43 ID:Pq+fbwIq0
>>730 
人だった、多分。 
窓越しに話しただけだが、まだ怖い。 
サンヌキが苗字で、カノが名前じゃないかな。 
普通の婆さんだったよ。


732 :本当にあった怖い名無し:2009/01/18(日) 23:30:17 ID:3toxufUg0
>>731 
会った状況を詳しく 


736 :本当にあった怖い名無し:2009/01/18(日) 23:54:30 ID:Pq+fbwIq0
>>732 
昼寝してたら、婆さんが外に立ってた。猿の時と同じ庭先。
周りが田舎だから、近所同士だと庭の方から来る事もあったんだが、
その人は明らかに知らない人で、格好も上品な着物だった。
寝起きでボンヤリしてたら、婆さんがガラスをコンコン叩いた。
開けてくれみたいな感じだったんだが、そこで俺も目が覚めた。
「誰ですか?」って聞いたら、「サンヌキカノと申します」だと。
婆さんはニコニコ笑ってたが、それが逆に怖かった。
でも、引き出しに入れといた歯を出して見せると、空気が変わった。 
「どうしたんですか?」
「取って来たんです」
「本当に?」
「はい」

それから少し無言だったが、婆さんの顔から笑顔が消えた。
そして、袖の中から何か出して足元に置いた。
置く時に中腰くらいに屈んだんだが、そのままの姿勢で、俺の目の前から猛スピードで立ち去って行った。
外に誰もいなかったので、多分目撃者とかはいないと思う。
庭に出ると、やっぱり歯が一本あったので、洗ってから撮影した。
暗くなると怖いので、夕方前には庭の空いた所に二本とも埋めた。


741 :本当にあった怖い名無し:2009/01/19(月) 01:38:37 ID:6YfyAzv50
>>736 
人じゃねえwwww
しかし気になる話だな~ 
よければ地方だけでも教えてほしい。 


749 :本当にあった怖い名無し:2009/01/19(月) 12:35:48 ID:ICQzyguK0
>>736 
謎だらけで、どう理解したらいいのか困るねw 
たしかにサンヌキ→佐貫でも読めるのかな?猿と婆さんの正体なんだろうね。 
誰か詳しい人いないかな。 
中腰のまま高速移動は、予想のはるか上を行っていて吹いたw


751 :本当にあった怖い名無し:2009/01/19(月) 13:28:13 ID:kHTBXE/M0
サンヌキ、じゃなくサンノキなことはない? 
母方の田舎で子供が駄々こねると、
年よりが「サンヌキが来るよ、連れていくよ」と脅してたの思い出したんで。 


753 :本当にあった怖い名無し:2009/01/19(月) 14:42:31 ID:+TFf8NzV0
>>741>>749>>751 
地元は東北。 
もう全部終わったと思うけど、気にならないと言えば嘘になる。
地元の資料館みたいな所があればいいんだが、どうもなさそうだ。
聞き込みとかして、変なタブーだったりしても嫌だし・・・・・
あまり詮索せず、何もない事を祈りたい。

でも今朝早く、親が歯を埋めた辺りに雀の死骸を見つけたらしい。
もう捨てたみたいだから、撮影出来なかったが。
まぁ撮ろうとしたら、確実に止められるだろうけど。


766 :本当にあった怖い名無し:2009/01/19(月) 22:27:58 ID:kHTBXE/M0
>751を書いたものだけど。
子供の時に年寄りから聞いた話しだから、うろ覚えなんだけど、 
サンノキって妖怪?鬼みたいなのがいて、大声で泣いてる子がいると声を頼りにやってくる。 
やって来る前に泣きやめばよし、泣きやまないと印を付けられる。 
印をたどって夜にサンノキが家に来て、子供を攫おうとする。
戸締まりがしっかりしていればいいけど、窓や戸が開いてると攫われるから注意、だったと。 
攫われなくても、印がついたら病気になるとか、そんなのも言われた気がするな。


788 :本当にあった怖い名無し:2009/01/20(火) 14:17:43 ID:i6ujkohN0
町内会の掃除があったので、歯の事を聞いてみた。
婆さんの名前は、忌み名らしい。
だから、「人に話したりすると不幸が広がるので話すな」と言われた。
猿や婆さんが何者なのかは、詳しく分からなかった。

でも、昔は死人の歯を一本抜いて、お守りにする習慣があったらしい。
どこでもそうだった訳じゃないし、今はもう続いていないが。
多分、猿は御先祖様か何かの使いで、婆さんから守ってくれたのかと。

「もう名前を広めた」と言ったら、
「護符をやるから、名前を逆に唱えて祈れば厄も落ちる」と教えてもらった。

 
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