【閲覧注意】怪談の森【怖い話まとめ】

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203 :本当にあった怖い名無し:2011/11/18(金) 02:41:21.47 ID:B4plYNceO

厄落とし 

神社でお札を貰うだけでなく、特に田舎だとそれぞれの地域に伝わっているやり方があるだろうけど、
同じような風習があり、私と似たような体験をした人が居るかもしれないので書き込んでみます。 

地元(といっても同じ村でもやり方が違うところがあるから一部の地区内)では、
厄年(数え年で本厄)の人は節分の日の夕方、家を出て一番最初の四つ辻にお餅を置いて、
振り返らずに家まで戻ってくる。
という風習がある。守らなくてはいけないきまりがいくつかあった。 
・途中、三叉路等の分かれ道がある場合は、なるべく家から一本道になるような道を進む。 
・振り返ると厄がついてくるから、お餅を置いた後は絶対に後ろを見てはいけない。
・お餅は誰か(別の家の人)に拾って貰わなければ厄は払えない。 

現代では確実に拾って貰えるように、厄落としをする人(の家)は、
あらかじめ落とす場所の近くに住む人に、拾うのをお願いすることになっているみたい。 

前置きが長くなったけど、私は女なので数えで19,18歳で、高校生のときに厄落としをやった。 
うちは地区内でもかなり奥まった山際に家があって、最初の四つ辻まで徒歩8~10分くらいかかる。 
しかも、神社やお寺を通り越して、更に坂を下った先。
その四つ辻までの道のりは勿論一車線の田舎道。
神社やお寺があって民家もない寂しいとこだけど、舗装はされてるし通学路として小学生のときから毎日通ってる道。
帰りがもっと遅くなることもあったから、夕方に行くくらい別に怖くはなかった。

親に言われるままの厄落としだし、面倒だなって思った。 
確かその年の節分は日曜で、厄落としもあるし予定を入れずに家にいて、
母に「暗くなる前に行ってきなさい」とせっつかれて家を出た。 


204 :本当にあった怖い名無し:2011/11/18(金) 02:49:08.17 ID:B4plYNceO
2月だし、日の入り早いから時間的に夕方でも薄闇くらいになりかけてた。 
行きは普通で、何考えてたとかは覚えてない。 
でも、四つ辻に着いてお餅を置いて、背を向けた瞬間から後ろで太鼓の音がし出した。 
でんでんでんでんでん……って、結構速いペースで一定に、連続して叩いてるような音。
あと、雷?のような、ごろごろいう音も一緒に聞こえた。 
文字にするとただそれだけなんだけど、それらは今までに聞いたことがないくらいに不気味で怖い音だった。 
確実に何かが後ろから来ている、そう気配で感じた。
誰かが後ろを歩いてるとかそういう感覚じゃなく、圧迫感みたいなもの。 
鳥肌がたって、怖くて怖くて、それでもなぜか『走っちゃいけない』気がして、涙目で歩いた。
母親からきつく「後ろを見ちゃダメ」と言われてたから、必死で前だけを見た。 
その音を聞いていたのは、後から思えばたったの数分だったけど、家までの距離がもの凄く長く感じた。 

坂を上りかけたくらいのとき後ろから車が来て、私を通り越して止まった。父親の車だった。 
後から聞いたら、父は単に仕事(自営なんで日曜もある)を終え買い物をして帰ってきたところで、
私を見つけたから止まっただけだそうだ。 
母にまかせっきりで私の厄落としのことは忘れていたらしい… 
でもそのとき、私は父が心配して迎えに来てくれたんだと思って、安心して一気に涙が出た。 
慌てて後部座席に乗ってから、車のバックミラーもダメなんじゃ!?と気づいて慌てて目を瞑った。
父は何か話しかけてきたけど、覚えてないしよく聞こえなかった気がする。 
そのときも音がまだ聞こえていたので、私はずっと黙ったままでいた。
車で走っているのに、歩いていたときと同じように、後ろから音が追いかけてくるような感じだった。 
結局、音は家に着いて玄関をくぐるまでずっと聞こえてた。 


205 :本当にあった怖い名無し:2011/11/18(金) 02:59:55.82 ID:B4plYNceO
家で待っていた母親は、親の前で泣いたりしない私が声もなく涙を流しているのを見てびっくりしていた。 
変な太鼓の音が聞こえたこと、凄く怖かったことを伝えた。 
嘘だと笑われるかと思ったけど、私がマジ泣きしていたこともあって母は信じてくれた。 
でも、母や私の6歳上の姉(当時もう家を出てた)も同じ厄落としをしたが、
太鼓の音なんて聞こえず普通に終わったらしい。 
母が信じてくれたのは嬉しかったけど、「地獄の音が聞こえちゃったのかもね」とか言うから、
その日の夜は怖くて仕方がなかった。 
でも、本厄であるその年は何も起こらなかったし、結局あの音が何だったのかはわからない。
ちゃんと厄落とししたから大丈夫だったのかもしれないけど。 

私は今27歳で実家を出て一人暮らしだけど、
32歳の次の厄年まで結婚せず本籍が実家のままだと、また同じあの厄落としをしなければならない。 
結婚して籍を移せば、相手側の土地の厄落としができるんです。 
当時は32にもなれば結婚してるだろうし大丈夫、と思ってたけど…もう27、焦ってきた。 
また同じ音がするかはわからないけど、本当に怖くて二度と聞きたくない音なんです。ただの太鼓の音なのに。
体の内側から恐怖がわき出るほど不気味な音なんです。 
本当にあれは何だったのかわからない。
私は厄落としに関して七五三みたいなただの儀式って意識だったから、思い込みで幻聴が聞こえたとも考えにくいし。
自分では今までで一番不思議で怖い体験だった。 


208 :本当にあった怖い名無し:2011/11/18(金) 08:19:20.60 ID:pfj0QPLv0
>>203 
面白い話だったね(失礼)何県ですか?男も厄年は同じことするのかな。 
あ、それと男親ってそんなもんだよw


223 :本当にあった怖い名無し:2011/11/18(金) 13:49:34.08 ID:B4plYNceO
>>208 
静岡県の山奥、今は合併して市になっちゃった村。 
男も同じ厄落としをするらしい。 

自分がやるまで厄年のことなんて知らなかったから、 
前記の厄落としの詳しいやり方は後で全部母に聞いたことだけど。 
まあまだ十代で多感な時期だったから妙な感じがしただけで、三十路すぎてたら大丈夫だとは思う。 
でも同じ方法はやりたくないから、30までに結婚するのが今の目標。


232 :本当にあった怖い名無し:2011/11/18(金) 19:31:30.50 ID:3sEdkfqc0
>>223 
龍山村?


235 :本当にあった怖い名無し:2011/11/18(金) 20:13:27.10 ID:B4plYNceO
龍山村じゃないけど、近い。 

でもやっぱり、似たようなやり方のとこあるんだ。 
太鼓の音を聞いたって人は居ないのかな。


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439 :怖い:2008/02/27(水) 19:33:27 ID:xM8QgZLu0

昔のジャンル仲間のひとりが、疫病神が守護霊なんじゃないのかと思うくらい付き合う相手をことごとく不幸にしてたな。 
彼女と会った後にはほぼ確実にケガをする・病にかかる・トラブルに巻き込まれる。 
あの頃はオフが主流、というかオン同人なんてない時代で、イベント後に打ち上げで飲み会という流れがデフォだった。 
不幸に遭いたくはないが、小さなジャンルだったし、彼女一人をハブにするのも悪いと思って、 
当時彼女と付き合いのある人は(自分も含めて)、常に厄除けとかのお守りを持ってたよ。 

しかし、私らはケガや病気をしても数日~数ヶ月程度で済んだけど、もっと大変だったのは彼女の彼氏たち。 
私が彼女と付き合いがあったのは4年くらいだったけど、その間だけで5人中4人が亡くなった。 
死んでない一人は、ある日いきなり失踪してそれきりらしい。 

いったい彼女はどんな業を背負っていたのだろう…。


441 :コワッ:2008/02/27(水) 19:44:53 ID:ck9YYAqT0
4年で5人という事は、彼氏が死んでも死んでも隙間無く次々と男と付き合ったワケか……。 
そのタフさが恐い……。


442 :こわっ:2008/02/27(水) 21:23:47 ID:TDNX69id0
4人目や5人目はつき合うの怖くなかったんかねえ?


444 :恐:2008/02/27(水) 21:35:55 ID:boNQOCmQ0
>>442 
むしろ、「俺がそのジンクスを破ってやる」的な男だったとか


445 :恐い:2008/02/27(水) 21:37:25 ID:y3yd3COk0
>442 
流石につき合い初めやつき合う前に、 
「私とつき合うと死にます。死ななくても不幸になります」と自己紹介してからつき合う人はいないと思うよ。 
特に、>439みたいなジンクス持ち本人としては、
「こんなジンクスはうそ。今度こそ大丈夫」と思ってつきあいたいところだと思うし。


447 :439:2008/02/27(水) 22:40:02 ID:xM8QgZLu0
彼女はいわゆる元ヤンのオタで、交友範囲が広かったのもあってか、男が常に切れてなかったと記憶してる。 
で、走り屋とか血の気の多いタイプが多かったようで、3人は事故死。
1人は喧嘩だかなんだかで頭打って、後日それが原因で亡くなったそう。 

本人は>>445のように「自分にそんなジンクスなんてない、あれは偶然」と思っていたようで、 
自分から絶対にそんなことは言わなかったけど、
それでも不安には思っていたようで、「お払いに行った」と言ってたこともあった。 
その後にも周囲の不幸は続いてから、あまり効果はなかったみたいだけど…。
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