【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 霊能力




180 :可愛い奥様:2011/10/23(日) 00:37:48.69 ID:l/TTa4LtO

私を助けてくれたおばあちゃんが教えてくれた、おばあちゃんのお兄様にあたる方(既に他界)の話。

 

おばあちゃんは7人きょうだいの5番目。なぜか第1、3、5、7番目が見える子だった模様。
中でも3番目のお兄様がずば抜けていて、両親は反対したが世の中のお役に立ちたいと若くして警官になった。
いわゆるノンキャリアで町のおまわりさん。
しかし持ち前の勘で、窃盗や空き巣の犯人を指名手配したすぐくらいに捕まえて来ちゃう。

 

 

181 :可愛い奥様:2011/10/23(日) 00:57:08.67 ID:l/TTa4LtO

数年後、検挙率がずば抜けていたお兄様は、腕を買われて異例の刑事になった。
刑事課では先輩から妬みで、事件の情報をもらえないなどいじめや嫌がらせを受けたけど、
いじめた奴に、
「私のような身分の者につまらんことをするなら、
 母君が亡くなる前に仕切りに気にしとった、家宝の掛軸の修理でもしたらどないです?
 何日も前から母君がうるさくてかなわん」
と言ったら先輩は恐れをなして、それからお兄様をちゃんと扱うようになった。

 

逮捕は毎回無駄なく鮮やかで、お兄様は退職まで署内で15回表彰を受けて、千里眼と呼ばれた。

 

 

183 :可愛い奥様:2011/10/23(日) 01:21:06.00 ID:l/TTa4LtO

子供の連れ去り事件があった時、なぜかいつもみたいに犯人の姿や逃走経路が見えない。
子供に情がうつりすぎたせいで見えなくなっていたようで、
この時「子供の命がかかっとるのに何じゃ!ワシの力はこんなもんかアホらし情けないわ」と泣いて悔しがっていたら、
耳元で「たわけが!お前の力で今があると申すか」と叱られて、
声の主はわかんないけど、無意識にお兄様は土下座していた。

 

子供は無事保護されたけど、それからは勘だけに頼らず、組織的に捜査する事に重点をおくようになったそう。

 

 

184 :可愛い奥様:2011/10/23(日) 01:39:50.52 ID:l/TTa4LtO

しかし、次から次へと起こる事件で、誘拐や神隠し事件ははどうしても犯人や被害者の姿が見えない事の方が大半で、
後で亡くなって発見された子が、『飴玉ほしい』とか『おかあちゃんおかあちゃん』と、
お兄様のそばで泣く姿を見たときに、
自分の無力に耐えられず、上官が数年無理に引き止めたけれど結局退職した。

 

この話を聞いてから、
テレビや雑誌にでてる霊能者とか占い師はほとんど、霊能ごっこ遊びの範疇で騒いでる人達だと思っている。






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32 :本当にあった怖い名無し:2013/10/03(木) 22:44:49.80 ID:ANzrGXfU0

長くなる妙な話。

 

出勤中に上から鳥が降ってきた。
結構な大きさで茶色の色合いから多分鳶かと思うが、それが目の前に落ちてきた。
ゴスッ、と音が響いた時はびびったが、その後それの対処に困った。
結局、そのままガードレールの外の草村にのけた。

 

 

32 :本当にあった怖い名無し:2013/10/03(木) 22:44:49.80 ID:ANzrGXfU0

出勤して仕事も一段落したいつも通りの昼休み。
ふと、その事を話してみた。
「やっぱりあれは丁度寿命だったんですかね?」
年配者の多い職場の中で、比較的若く自分も兄のように慕っている先輩は、
「そうだとしても不吉じゃねぇか?」とちゃかし、そのまま盛り上がった。
暫くして、この職場でもっとも若い後輩が通りかかった。
この後輩は色んな意味で一目置かれているので、先輩方も皆声をかけた。
もう既に昼は食べたので腹ごなしに仕事の見直しに向かっていたそうだ。
それを多少強引に阻止して強制的に話に参加させたのは、
その場にいた全員が『色んな意味』で一目置かれる後輩の言葉を聞いてみたかったからかもしれない。

 

 

33 :本当にあった怖い名無し:2013/10/03(木) 22:45:59.37 ID:ANzrGXfU0

「な?ちょっとすげぇだろう?」
そう言って、また先ほどのように盛り上がろうとしたとき、
「嗚呼!だからですか!」
後輩が声を上げた。
その場によく響く大きな声で少し興奮したかのように上げられたそれに、一斉に後輩を見る。
後輩は嬉しそうな表情で、手の甲にいつの間にか這っていた百足を撫でていた。
それなりの大きさの百足を手に這わせ撫でている姿もある意味恐ろしいが、
元から虫と話せるらしいと噂がある後輩なので違和感はなかった。
けれども後輩は納得したように何度もうなずいて、こちらを手で示す。
「先輩の鞄に軟膏があるでしょう?そこに何でいるのかなー?って思ってたんですよ。
 成る程!それならそこにいても不思議じゃないですね」
とっさに後輩の言う鞄、もといウェストポーチを開いた。
怪我をしたならオ□ナインという家族だったので、 中に確かに軟膏は入れている。
円陣を組んだように座っていた自分たちの目の前に、小さいオ□ナインの容器を掌の上にのせ出した。
どういう意味なのか理解できなかったからか、なかなか開こうとはしなかった。
しびれを切らしたのか後輩が掌の上で容器の蓋を開いた。
その中には、灰色の粒があった。
綺麗な川にあるような小石にも似たそれは、よく見ると小さな黒い毛のような物が蠢いていた。
「…ダニ?」
誰が言ったのか分からなかったが、それは確かにダニだった。

 

 

34 :本当にあった怖い名無し:2013/10/03(木) 22:47:02.89 ID:ANzrGXfU0

よく犬についているのをみるような、そんなダニ。
「貰いますね~」
それをひょいと掴むと手のひらに転がす。
後輩は特に何を気にした様子もなく、手のひらの上でコロコロと転がるダニを見ている。
「おなかいっぱいのようですから動けないんのですね~」
そんな事を言う後輩の手のひらに百足が移動する。
そして、後輩と同じく何の疑問もなく丸く膨らんだダニを、飲み込んだ…のだろうか?そう見えた。
「まあ、なっちゃったみたいなんで貰っちゃいました」
そう言って後輩は頭を下げた。
「食べ癖は、ない方がいいですけど仕方ないですよね。もうなっていましたし」
自己完結したようなそれに答えられなかった。
後輩はそのまま仕事の見直しに向かっていった。

 

正直、頭が追いついてない。
何故百足にダニを与えたのか。
何が何になったというのか。
何故軟膏を持っていてそこにダニが居ることが分かったのか。
何よりも、
新調したてのきちんと閉めていたウェストポーチの、蓋のきちんと閉まった軟膏の容器の中に、ダニが入っていたのか。
疑問は尽きないが、漠然と百足よりも後輩よりも、そのダニが自分は恐ろしかった。

 

 

246 :本当にあった怖い名無し:2013/11/12(火) 05:55:53.72 ID:at9Pxopn0

>>34
鳶が死んでダニになったのか
なぜオロナインの蓋のなかに入ってたのかが謎だな
オロナインは出勤からその後輩に会うまで開けたんだろうか?
なったってのは
ダニというより霊的な存在になったって感じか
その百足は飼ってるのか?
不思議すぎる話だ

 

蟲師ってやつなのかな

 

 

266 :本当にあった怖い名無し:2013/11/13(水) 11:20:14.18 ID:7OUp74n70

虫と話せるらしい後輩の話を書いたものですが、
最近、百足について聞いてみたところ、
「ナンパしました!」と何とも要領を得ない返答をいただきました。
稀に別の百足を連れてるようですが、自分達には解ることもなく。
基本的にその「ナンパした」百足を連れているようです。
一体普段は何処にいるのかと聞いても、こちらは笑うだけで。
相変わらず、よくわからない。







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魂は宇宙人
419 :本当にあった怖い名無し :2006/06/05(月) 01:56:42 ID:qjwf1GIo0

昔おれが小学生4年くらいの頃の不思議な記憶です。
夏休みに家族4人(父,母,おれ,妹)で富士山近く?のサファリパークみたいなとこに遊びにいきました。
(場所はハッキリと覚えてません) 

サファリパークの自然公園みたいな所で遊んでいた時に、(何故かおれひとり) 
公園から少しはなれた所である女の人に声をかけられました。
 
こんな感じで会話したと記憶してます。 
女の人『わたしを覚えてますか?』 
おれ『わかんない….』(でもおぼえてないけど知ってる。デジャブみたいな感覚) 

女の人『あなたのほんとうの母親です。」 
おれはまだ幼い事もあり何がおこってるのか理解がまったくできなかった。 

女の人『あなたは本来の地球人ではありません。ある経験を積むために 
あなたは地球を選んでやってきました。あなたが大人になった頃、驚くべき経験を 
することになりますが何がおこってもまったく怖がる事はありません。 
私達はいつでもあなたのことを見守っています。また未来にあなたを迎えにきます。 
それまで今の家族を大事にして下さい。』 
(ほんとはもっと長かったけどこんな感じだったと思います。)
 
おれは会話をしてるときにこの本当の母親を完全に思い出した。 
その女の人は話すだけ話したら空に消えてった。 
おれは泣きながら『母さんいかないでぇ」ってさけんでた。 
消える最後まで女の人は笑顔でずっとおれを見守ってた。

おれは幼いながらもショッキングな出来事でしばらく放心状態だった。 
しばらくして今の両親がおれを探してたようで怒られた。 

それでもおれは本当の母親がおれの元からいなくなりワンワン泣いてた。 
親に話したけどまったく相手にしてくれなかった。(当たり前か) 

その直後くらいから不思議な能力が芽生えた。 
妹の考えている事が黙っていても完全にわかる能力と 
自然(特に植物)の気持ちが聞こえる能力です。
 
ただいつでもわかるわけではなく時々しかわかりませんが 
その時になると自分にはわかるのです。(うまく説明できませんが…) 
妹にはかなり気持ち悪がられました。 

あっあと友達の自転車のチェーン鍵の4桁の暗証番号を一発で当てたこともあったなぁ 
まあそんな能力もおれが高校くらいになるとなくなってしまいましたが… 

学生時代はよくみんなに『おまえは地球人らしくない。もしかして宇宙人じゃねえの?』 
とか言われてましたが、もしかしてもしかすると肉体は地球人だけど魂は宇宙人なのかなぁ 
とたまにあの記憶を思い出すと考えてしまいます。 




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533 :本当にあった怖い名無し:2008/11/28(金) 21:38:19 ID:C5R+NTfx0
昔、夫婦が経営する飲食店でバイトをしていました。
ある時、カウンターに座っていたお客の女性に呼ばれました。
セリフの言い回しはその通りではないですが、内容はほぼ覚えています。
「うちの旦那の話を聞いてほしい、自ら呼ぶのは珍しいからよっぽどの事。変に思うかもしれないけど聞いて」
女性は綺麗な40代ぐらい、男性は品がいい50代ぐらい。話し方は穏やかでした。

話の内容はこうでした。
まず信じてもらう為なのか、その時の自分の身辺の事をこまごまと言い当てました。


534 :本当にあった怖い名無し:2008/11/28(金) 21:39:05 ID:C5R+NTfx0
その後、
「近々恋人とN市に行く事になる。絶対行ってはいけない。まぁ行く途中に軽い事故に遭い、行く気も失せるだろう。本当ならこれから色んな災難が起こる。それを少しでも阻止したい。

この千円札を持っていてほしい。使うと今の生活を支えているもの、生活の場をまず失う。その後さらにひどい状況になる。状況が改善するには年単位かかる。

○歳になったら旅をしている占い師に会う機会がある。会って話を聞くこと。
ある事とそれが起きる年齢、妹の事を言われるが、その年齢の時には妹と近いところで生活している。
それまでは、まさかこの土地で近くに妹と住むわけがない、と思っている。
占い師のいうある事なんて起きない。

難しいが、母親に会う必要性が出てくる。頑張りなさい」


535 :本当にあった怖い名無し:2008/11/28(金) 21:40:11 ID:C5R+NTfx0
細かいとこは長くなるので省きました。
怖い話や不思議な話大好きなので興味深かったが、
言い当てた事は、すごい小さな田舎の街だったので、なんか見たり聞いたりしたのだろうと思った。

千円札もらう時、「私は予言ができるわけじゃない、分かっている事実を言っている」と何度も言っていたのが、なんか痛い人なのかな、という印象だった。
話を聞いていた経営者の奥さんも、その夫婦が帰った後、
「気にしない方がいいよ。あの人、この店がオープンした時も、
『この店は奥さんが外国人と逃げた事が原因でなくなる』なんて失礼な事言いに来た。
「変な人だから気にしない事」と言っていた。

が、数日後。おじさんが言っていた事は本当になった。
まずN市に行く途中事故に逢った。
当時10代だった事もあり、深く考えず千円札でお弁当を買ってから、
本当に生活の場を失い、本当に大変な目に遭った。

数年後、当時のバイト先が気になり、マスターのお店を訪ねると、
奥さんがフィリピン人の男性と逃げてお店はなくなっていた。

占い師にも会った。
妹と近所に住んでいる。まさかと思ってたのに。

母親も探している。
もう一度あのおじさんに逢いたいです。


536 :本当にあった怖い名無し:2008/11/28(金) 22:02:23 ID:FAs5DlZq0
>>533
ふえー。何で1,000円札なんだろうか。
その男性は何のお仕事をしている方なんですか?


537 :本当にあった怖い名無し:2008/11/28(金) 22:03:26 ID:8eGp2R3Z0
>>534-535
ありがとう。
興味深い内容だった。俺もそんな人に逢ってみたい。


539 :本当にあった怖い名無し:2008/11/28(金) 22:11:58 ID:C5R+NTfx0
533です。

>>536
なんで千円札なんだと自分も思いました。
偽札配ってる人?とか。

マスターはやくざのお偉いさんだと言ってましたが、
かなり品が良くて、そこはとてもなまりがきつい土地なのに、標準語だったのも印象的でした。

>>537
次その人と会うことが出来たら絶対連絡先聞きます。

ありがとうございました。





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294 :可愛い奥様:2007/09/14(金) 00:42:59 ID:ouUHS5Lk0
私の祖父の経験談だけど、
子供の頃(戦時中)に何かの催しで地域の人たちが一堂に集まって、御馳走を食べたそうだ。
まだ田舎だった事もあって、町中ほど食糧事情が悪くなかったとはいっても、
やはり戦時中なので御馳走なんて滅多に食べられない。
子供心にも食べたくて仕方なかったのに、食べようと箸で摘んで目の前に持ってくると、
決まってその食べ物に無数の虫の様な、訳のわからない小さな黒い物が蠢いて見えて、怖くて食べられない。
元に戻すとその黒い物も消えて見えなくなる。
これらを繰り返してどうしても一口も食べられないのに、周りの大人も子供も平気で食べていて、
「虫が見えるから食べたくない」と言っても、誰もそんなモノは見えずに信じてもらえなかったとか。

で、後日そのあたりで伝染病が流行して、
その時の御馳走も病原菌に侵されていたらしく、かなりの数が感染して亡くなったが、
祖父だけは難を逃れる事ができた。

という話をして貰った事があるけど、現実には病原菌なんて人間の視力では見えるはずないし、
そういうのが第6感というのかな?

心霊とは関係ないけど、私も実は他の人が病気になる少し前に、本人よりも早く気がついてしまうよ。
人の体調が悪くなるのが現れる前に、
必ずその人から、何とも言えない魚の腐ったような生臭い臭いにおいを感じてしまう。
それって普通に他の人も感じているのかと、かなり大きくなるまで思っていたけど、
どうやら私だけのようだと気がついてビックリしたよ。
下手に言うと嫌がられるので、人からこの臭いを感じても黙っているけど、
子供の体調管理には重宝する(発熱などの前日くらいから判る)能力だわw





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