【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 精霊



916: 本当にあった怖い名無し :2010/03/23(火) 11:02:37 ID:vz8Yw0E50
あまり怖くないが不思議な話をひとつ。
30年くらい前、小学校に行くかいかないかの頃。

父の実家が鹿児島最南端の某島で、爺さんが死んだというので葬式に。
飛行機で沖縄経由で島に行き、父と激似の島民というか葬儀屋に案内され、はじめてその実家へ。
確か2月で、寒くは無いが、イメージしていた南国には遠く、曇りでどんよりしていた。
当時福岡に住んでいたので、親戚は会う人みな初対面で、ちょっと居場所が無かったのを覚えている。

そこの風習は土葬で、甕に入れるために爺さんが仰向けだが足をちょうど正座する状態でそのまま寝かされていた。 弔問客は皆、爺さんのひざに触る。
婆さんは、方言というか外国語というか、何を言っているか分からないが、
どうやら「ひざに触ると爺さんが喜ぶ」とのこと。
死体に直に触るのをはばかれてか、タオルがかけられている。
まあ、そんなこんなで酒盛りなども経て、こちらでいう通夜はお開きになった。

南方の島の家というと、風通しの問題なのか、ほぼ畳敷きの広場といった風情。
よく見るとふすまの敷居もあり、普段は部屋が区切られるようだが、
人が集まるということもあり、ふすまは全部取り払われ、長い縁側から大きな部屋に仕立てられていた。
そんな広間で、爺さん共々みんなで雑魚寝していた。
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917: 本当にあった怖い名無し :2010/03/23(火) 11:22:03 ID:vz8Yw0E50
縁側のほうは雨戸が閉められ、うっすらとした常夜灯だけの夜。
遠くから海の音が聞こえる。
20人ほどの親戚一同との雑魚寝で、なんとなく寝付けず、悶々としていた。

何時だったか分からないが、多くの人が寝静まったと思われる頃、
急に、雨戸、窓、玄関その他を誰かが、いや、大勢の人が叩き出したのだ。
ドンドンドンドン、ガシャガシャガシャガシャ
外から声は一切せず、ひたすら大勢の人が叩いている。
当然周りは何事かと起きだすのだが、ザワザワするだけで、騒ぐものもおらず、みな妙に冷静だった。

すると婆さんが一人でずかずかと雨戸に寄り、ガラリと開け放ち、
「hふrひえjsdんしうgf」と方言でわめき散らした。
何やら怒っているようだった。
すると音はピタリと止み、みな安心したようにすぐに寝入ってしまったのだ。

なんだか夢の続きのようで、思わず婆さんに何?と聞いてみた。
婆さんは方言で優しげに頭を撫でながら何か言ってたが、分からない。
そばにいた親戚の女の人が通訳してくれたのは、次のような内容だった。


918: 本当にあった怖い名無し :2010/03/23(火) 11:23:50 ID:vz8Yw0E50
「あれはキジムナーだ。
爺さんに会いに来たけど、もう夜遅いから明日にしてくれ、と婆さんが追い払った」
「キジムナーは特に何もしないから寝ていいよ」

水木の妖怪辞典で見知っていたキジムナーだ、とすぐに思い当たった。
それで安心して、そこからすぐに寝入ってしまった。

翌朝は葬式で、おそらく島中の人が来たと思われる人出。
神主が来て葬式が執り行われ、
長い行列の中腹に甕が担がれ、出て行ったのを見送った。
子供がそれについていけなかったのは、それも何かの風習だろう。

後で島を散歩すると、砂浜の脇の小高い丘に小さな神棚が転々と置いてある。
海からの風を避けるように、草むらの脇に無秩序に並んでいる。
どうやらその下に甕が埋まっているようだ。
数年後に掘り出して、のど仏だけを墓に納めるらしい。
それには父だけが参加した。

おわり

※キジムナー(キジムン)は、沖縄諸島周辺で伝承されてきた伝説上の生物、妖怪で、樹木(一般的にガジュマルの古木であることが多い)の精霊




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107 :夜姫 ◆SxIScPec9w:03/09/08 01:39

そういえば。
うち、小学校のとき宇宙人というか、精霊?をみてる。

 

107 :夜姫 ◆SxIScPec9w:03/09/08 01:39

それもなんかの撮影だったんだけど、子供の不思議な力を試すみたいな企画で、
うちを含めて10人くらいの子供達が、普通の民家の普通の部屋にいれられた。
撮影班によると、この民家には精霊がいるらしい。

 

 

107 :夜姫 ◆SxIScPec9w:03/09/08 01:39

一時間くらいその部屋においてけぼりにされたけど、
その間に、何度か10センチくらいの緑色の人?をみた。
そして、取材班に「何か見えた子は正直にいって隣の部屋に移って!」といわれた。
うちはそそくさと隣の部屋に行った。
すると、取材班の一人にクレヨンとスケブを渡された。
「今見たものを描いてね」
うちは幼いながら頑張って描いた。
うちの他にも移動してきた子はあと2人いた。
その子たちも黙々と絵を描いていた。
そして、イザ皆の絵を照らし合わせてみると、ヘタながらもまるっきり一緒の緑の人を描いていた。
取材班もビックリしていたけれど、一番ビックリしたのは子供達だ。
しかし、自分のほかにも見えてる子がいると思ったら怖くなくなった。

 

そんな昔の話。




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192 :名無しさん@おーぷん :20/08/27(木)17:31:06 ID:???
ポルターガイストでも食器とか散乱させるではなく
洗濯物取り込んで畳んでくれたり食器洗って片付けてくれるなら大歓迎のい


193 :名無しさん@おーぷん :20/08/27(木)17:32:58 ID:???
>>192
そういう妖精さんのお話がヨーロッパであったような、、、
イギリスだったっけ?


196 :名無しさん@おーぷん :20/08/27(木)17:35:35 ID:???
>>193
ブラウニーかな?イギリスとかアイルランドにいるやつ


207 :名無しさん@おーぷん :20/08/27(木)17:39:13 ID:???
>>196
真っ先にチョコレートケーキが出てきた


200 :名無しさん@おーぷん :20/08/27(木)17:37:41 ID:???
>>196
多分それだわ
初めて聞いた時、それって便利ね~~って思ったわ


206 :名無しさん@おーぷん :20/08/27(木)17:39:09 ID:???
時計から出て来る小人たちのこと?


204 :名無しさん@おーぷん :20/08/27(木)17:38:41 ID:???
靴屋の小人もそれかな


199 :名無しさん@おーぷん :20/08/27(木)17:36:56 ID:???
>>196
イギリスには何がいても不思議はないのい
それが河童でものい


202 :名無しさん@おーぷん :20/08/27(木)17:38:19 ID:???
>>199
アイルランドも混ぜてあげてのい
本当に虹がたくさんできるから、虹の根元に金貨が埋まってんじゃないかって
探しに行きたくなるのい


※ブラウニー
スコットランドや北部イングランドのフォークロアの、特に民間伝承に見られる、家の精霊の一種。ゴブリン(広義のゴブリン)の一種ともされる小妖精であり、しかし悪意がほとんど無く善意が目立つ家神(英語版) (household deity) の一種である。

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52: 名無しさん@おーぷん 2014/08/04(月)14:59:27 ID:???
数年運転していない私が、彼氏の車を少し乗らせてもらい練習させてくれることになった。
彼氏の車は10年くらいの10万キロ?くらいのという感じで、
室内温度とか時計とかの液晶?が映らないことが多かった。
調子がいいと時計がちゃんと読めるね、くらいの。

私は当時付き合って半年くらい。
車に愛称をつけて助手席に乗っていて、でも車の方は私が乗るとエアコンが効かなかったり、
もちろん液晶パネルも暗い。
まるで魂があるみたいだね、ヤキモチやかれてるね、と笑っていた。
いつも乗るときは、「おはよう、よろしくね」などつぶやいていた。

そんな車を運転させてもらえるので、キズとかつけないかドキドキしてたのだが、
とりあえず人が少ない道路広めの路地で手慣らし、
その後道路を走る。流れに乗るだけで精いっぱいだった。

なんとか練習を終え、帰り運転してくれている彼氏と話をしていると、彼いわく、
いつもはあんなに不機嫌なあっちゃん(彼氏の車。アテンザ。)が、
ガンガンエアコン効いて、液晶パネルも全部ついていたらしい。

ゴーストが宿っていると私は信じています。

53: 名無しさん@おーぷん 2014/08/06(水)09:34:38 ID:???
>>52の話をみて思い出した話。
私の父親が知り合いから中古のハイゼット(ダイハツ車)を貰って乗っていた。
走行距離がどれくらいだったかは覚えてないが、かなり走ってると言ってた。
父はそれを修理しながら大事に大事に乗っていた。
燃費もかなり悪かったらしいが「俺の相方だから」とニコニコしながら休みの日には洗車したりワックスかけて磨いたりしていた。
ある日の仕事帰り、ハイゼットとのお別れの時が来たそうだ。
調子が悪くなったので路肩に停車。その途端、動かなくなってしまった。
うんともすんとも言わなくなってどうしようかと回りを見渡したら、真横がダイハツのディーラーだったと言う。
父曰く「ハイゼットが死に場所をここと決めて“ここに置いて行って”と言ってるようだった」と。
ディーラーさんに声をかけ、中古のハイゼットを廃車してもらって、そこでハイゼットの新車を買い直した。
新しいハイゼットも、20数年と言う長い間愛用し、父が体調を崩して免許を返納するまで乗ってました。

例え機械と言え、大切に使っていると物には精霊のようなものが宿ると私も信じてます。




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883: 可愛い奥様 2020/09/30(水) 22:41:57.18 ID:gmw1IfW70
そういう木とか花とかの精霊みたいなの見たことある奥様いる?
実家の母がそういう気配みたいなの感じる人で、以来、
切ったりするのが気兼ねになってしまった…


887: 可愛い奥様 2020/10/01(木) 12:57:01.51 ID:WqwDv6NQ0
そういえば庭のデカい木を何本も伐ってた近所の家はお母さんが脳梗塞、息子がバイク事故起こしてた…

888: 可愛い奥様 2020/10/01(木) 13:08:45.41 ID:IjwBCUCN0
庭師さんに聞いたけど必ず線香あげてからかかるんだって
よくどうしても切れない木とかクレーンとか機材が動かなくなるとかあるんだってね

889: 可愛い奥様 2020/10/01(木) 13:42:05.96 ID:o0j+acaL0
その手の話で一番有名なのは東京競馬場にある大ケヤキ
レース中に視界が遮られる場所にあるのに祟りを恐れて伐採を断念したのよね
その大ケヤキの麓に井田是政という武将のお墓があって東京競馬場作る際に移転するって話も出たけど、井田家の子孫が激怒して大揉めしたという経緯もある
他に土地が無かったのかも知れないけどこんな曰く付きの場所に競馬場作らなくても良いのにと思ったわ

893: 可愛い奥様 2020/10/01(木) 16:24:39.29 ID:/F/Qtql90
府中の競馬場の曰くの木はケヤキではなくエノキだったっけ

小田原北条家が秀吉によって壊滅したときに
八王子城主の北条氏照の家臣の多くが武士から帰農したのね
多摩地区にはそういう「元・北条家の家臣だった庄屋や豪農」がけっこういる
(新選組の土方の家も、戦国時代は北条家家臣)
府中の辺りに土着したのが井田一族で、是政は武士として非業の横死とかではないし
墓や土地そのものが祟るとかないと思うわ

でもご子孫は先祖の新田開拓の跡地を残したかったのだろうし
府中の発展の近世歴史的な意味もあっての反対だったのかもしれないし
木は残ってよかったね

それまで立派に枝葉を延ばし大きな木陰を作ってた大樹が切られていくのって
切り株を見ても痛々しいもの

899: 可愛い奥様 2020/10/01(木) 22:15:53.81 ID:wIhtQ4nO0
>>898
木は障りやすいですよ
数年前家を建て替えた際は、家屋の解体祭をやり
庭の木には1本1本にお酒をかけた後樹木祭をやり、池を埋める時は龍神祭をやりました

木は切ってもいい日があるようで、うちは天赦日を狙ってその日にすべてやりましたよ

樹木の場合は「今まで楽しませてくれてありがとう 木の精霊さまどうぞ天にお帰りください」の気持ちが大事だそうです
数本切るくらいなら日を調べてお酒と線香を供えてから切ればいいそうですよ

922: 可愛い奥様 2020/10/04(日) 10:51:17.57 ID:ljFzBzh70
>>898です レス遅くなりましたが参考にさせてもらいます。
ありがとう。
やっぱり生きてるものへの感謝や慈しみの気持ちは大事ですね。

896: 可愛い奥様 2020/10/01(木) 20:20:07.90 ID:b7lXrvbq0
草むしりしてると自分がシシ神@もののけ姫になった気分が味わえて好き
禅宗のお坊さんも毎朝草むしりしてるよね
スピリチュアルなものとつながってる気がする
ある作家が書いてたけど霊性の高い人が草むしりすると本当に神様が通ったあとのような静けさを生むらしい

900: 可愛い奥様 2020/10/02(金) 12:37:49.30 ID:Nc7egIPK0
>>896
>禅宗のお坊さんも毎朝草むしりしてるよね
あれは日々の修行の一環の掃除というか作務だし

902: 可愛い奥様 2020/10/03(土) 10:44:08.63 ID:78lPcTPV0
田舎に住む知り合いから聞いたんですが、両親ともに亡くなって実家を継いでます 
ある時シルバーさんに庭を整えてもらったようなんですが、 大木の着る予定だったのにシルバーさんが
「この木を切ろうとしたら、お父さんが切らないでと言うから切れない」と言って切ってくれなかったそう
父親はもう亡くなってます
そんな事ってあるんでしょうか?

905: 可愛い奥様 2020/10/03(土) 13:38:09.28 ID:Utcr4uf40
そんなことがあるんですかってあったから書いたんでしょうに

903: 可愛い奥様 2020/10/03(土) 10:49:39.56 ID:78lPcTPV0
うちの両親共に亡くなっており、庭がジャングル化してるので
どデカくなり樹化した植物2種(スプレー菊、あじさい)
鳥が種を蒔いたのか?勝手に育って大木になったヤスデ
そして何よりもチャドクガにやられた椿
椿はもともと好きじゃなかったんです。家に2種類あります
それらを掘り出して処分してしまうつもりでいるのですが、何かしてからの方がいいのでしょうか?
本当はもっと早くやるはずだったのに利き肩腕をひどく痛めてリハビリしてるので出来ませんでした。これも何か祟りとかなんかあるのかしら? きっかけは家庭菜園です
この植物処分するつもりだと思いながら(兄弟と話しながら)庭を眺めているのも良くないでしょうか?

904: 可愛い奥様 2020/10/03(土) 13:17:33.74 ID:Bk7AbGa90
障りがある木って、樹齢何百年何十年の大木ってイメージがあったけど…

気になるなら神主さんにお祓いしてもらうとかは?

907: 可愛い奥様 2020/10/03(土) 14:51:56.99 ID:w2R5dwju0
神社のご神木に手をかけない方がいいってのは言うね
木が怒るとかなんとか

912: 可愛い奥様 2020/10/03(土) 21:11:58.36 ID:5tnzypQ50
同居している義父が庭木もだけど石好きで庭に苔むした大小の石というか岩がある
私は自分の祖父母や母から「石には念がこもるから海や川で拾ってきたら駄目だよ」と言われて育ったので石は嫌い
庭木もだけど石も処分に困る代物だよね
どうしたもんじゃろのう

936: 可愛い奥様 2020/10/05(月) 01:07:19.79 ID:6eq2xB1P0
「山川草木、神羅万象全てに霊性あり」という言葉が好きで
八百万の神々どころか神仏習合で色々なことに感謝して慎み暮らすという
日本の文化精神性の根底は好きだわ

でもなんでもかんでも「〇〇したから祟りでこうなったみたいよ」とか
要因を精査するとわかるような迷信を霊障のように言うのはちょっと浅いなぁと思う

938: 可愛い奥様 2020/10/05(月) 08:49:26.71 ID:4d1U+O+j0
木とか骸の話を「たたり」としか取れないならそれこそオカルト
当然受けられる庇護を受けられなくなるだけで、もともとあったものが露呈するだけ

否定するだけなら来なきゃいいのに





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