【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 葬式



621 :本当にあった怖い名無し:2019/11/26(火) 22:32:29.21 ID:swkaPlEC0.net
私には兄と妹がいるのですが、兄は40近く、妹は30超えています。普段兄弟で集まった時にオカルトな話とか一切しません。兄は真面目で寡黙、妹もふざけたりするタイプではありません。

そんな二人なのに、数年前に近い親族のお葬式で会った時変な事言うんです。私は久しぶりに地元に帰り、受付なんかを手伝ってました。自分の子供を抱っこしながら妹が変な事を言い出します。

妹「あ」
私「なに?」
妹「あそこに小さな子供がおる」
兄「あー、来とるねー」
私「は?どこ?」
妹「今、棺ば覗きよらす(棺を覗いていらっしゃる)」
兄「この間の○さん(親戚の人)の葬式の時もおった子やな」
私「え?何?どんな人?」
兄「おかっぱで」
妹「着物きとる5歳くらいの女の子」
兄「うん」
妹「○家の葬式ん時に見るけん、多分ご先祖様やろね?」
兄「あーね(そうだろうねー)」
私「・・・」

私だけ今も県外にいるので年に一回会うかどうかですが、普段真面目な兄と妹がこの時ばかりは異質に見えて怖かったです。もちろん実話です。




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475 :本当にあった怖い名無し:2007/06/03(日) 14:07:13 ID:QDv1vBqb0
友達のお父さんは、心臓発作で亡くなりました。
今まで病気らしい病気をしたことが無かったので、友達やその親族には本当に予期せぬ死でした。
「本当にポックリ逝っちゃったんだよね」と、友達も信じられない様子でした。

お父さんの葬儀も終え 49日法要の前日に、友達は夢を見たそうです。
夢の中に、いつも通りのひょうきんなお父さんが出てきて…
父「おい、○○(友達)。この間みんな集まっていたけど 何かあったのか?」
友達「何言ってんの!お父さんの(涙)、お父さんのお葬式だったんじゃない!(涙)」
父「でぇぇぇ?!オレの葬式かよぉ。まいったなぁ~…いやぁ~まいった。
 もうちょっと葬式段取りとか、お母さんに言っとけばよかったなぁ~
 マイッタなぁ~…もう一回やるなんて…」
友達「出来ないよ!」
父「そうだよなぁ…いやぁ~…まっ・しょうが無いっか」

どうやら仕切り屋のお父さんは、自分の葬式について色々構想があったようでした。


476 :本当にあった怖い名無し:2007/06/03(日) 14:20:23 ID:QDv1vBqb0
>>475には、もうひとつお話がありまして・・・

友達がお父さんの夢を見たその晩に 友達の妹もお父さんの夢を見たそうです。

夢の中で友達のお父さんは、ハゲ頭をつるつる撫で回しながら、
父「いやぁ~参ったよ。いやぁ~…」
妹「お父さん!」
父「いやぁ~…おっ?!」
妹「?」
父「毛が…生えるわけねぇっかw」
そう言って二人でゲラゲラ笑ったそうです。

「そういえば生きている時も、妹とは漫才のようなやり取りをしていたんだよね」と、友達も話していました




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807 :1/2:2011/08/18(木) 08:58:06.05 ID:7JPmgjPC0
少なくとも35年以上は昔の話。
当時、私の伯母の目に農薬がかかり、一時失明して実家に里帰りしていたそうだ。
また見えるようになるかどうかはわからないと医者に言われていて、みんなしょぼんとしていたらしい。
私の母は、病気見舞いに数日帰郷し、母の祖母、私からだと曾祖母に小遣いなど渡し、
仕事もあるので東京に帰ってきた。

数日後、ひいばあちゃんが夢に出てきて、お坊さんが座るような豪華な紫色の座布団に座って、
「○子、早く帰ってこぉ、早く帰ってこぉ」と、母に呼びかける。
「でも、ばあちゃん、今夜中だから帰れないよー」
などとやり取りしてる間に目が覚め、気になって実家に電話すると、曾祖母が亡くなったという。
なんと曾祖母は、同じく伯母の病気見舞いに帰っていた、母のほかの兄弟姉妹たちと、
一緒にアイスクリンを食べてるときに、ぽとっとそれを取り落とし、そのまま意識不明に陥り、
夜の間に亡くなったらしい。
祖母や伯母伯父たちは、母に連絡しようと思ったそうだが、夜が明けてからにしようと思っていたそうだ。
母は、同じく上京していた伯父とともに、すぐに実家に帰った。

葬式のとき、祖母は曾祖母に、
「かあちゃん、お願いだ。△子の悪い目を持ってってくれ。新しい目をやってくれ」と、お願いした。
するとなんと!伯母がいきなり視力を取り戻したという。
「棺おけに入ってるばあちゃんの顔がきれーに見えてなぁ」と伯母自身も語っていたので、本当の話だ。
△子伯母も祖母も母も、曾祖母が悪い目を一緒に持っていってくれたので治ったのだと信じている。


808 :2/2:2011/08/18(木) 08:58:31.95 ID:7JPmgjPC0
そして時が流れ、10年ちょっと前に祖母が亡くなった。
私と母はたまたま見舞いに行っていたので、死に目に会えたわけだが。
そのとき、母は泣きながら祖母にお願いしたらしい。
「かあちゃん、お願い。みんなの悪いところ、みんな持ってって。お願い」
すると、当時4~5歳だった△子伯母の初孫が、喘息やアレルギーなどで結構ひ弱かったのだが、
葬式以来、すっかり喘息が治ってしまった。

なんか伯母伯父が多くてごめん。
母、7人兄弟だからさ~。

こういうことがあったせいで母は、
「私が死ぬときは、皆の悪いところは全部持ってくからね。必ず見守る。
 お金がどうしても足りないときは、宝くじ当ててあげるからね!」
と、張り切っている。
宝くじは正直ちょっと楽しみだが、とにかくまだまだ生きていて欲しい。


809 :本当にあった怖い名無し:2011/08/18(木) 09:16:17.30 ID:zNxFlXNg0
>>807
そういうことってあるんだなってあらためて思った
こういうのは絆の強さと関係するのかもね


811 :807:2011/08/18(木) 10:24:07.45 ID:7JPmgjPC0
>>809
一時失明した伯母は、戦争中に生まれた7人兄弟の一番上の長女だから、
曾祖母にとっても祖母にとっても、思い入れは強かったかも。

ちなみに母は末っ子で、上の伯母とは一回り以上も違うせいか、
一番やんちゃで人の言うことを聞かず、いきなり単身東京に飛び出したりして、
曾祖母が生きている間は、ずっと心配させ続けていたようです。
幼稚園にも断固として行かないような子供だったそうで、
曾祖母に幼少期育ててもらった、筋金入りのばあちゃん子だったらしい。







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515: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/07/23(月) 00:24
ちょっと前の話なんですが
祖母の葬式に出たとき
遺影がずっっっとまばたきしていました。
でも誰も気付かない。ありがちな話ですが
恐いというより不思議だった。
祖父のときはもっと恐い目にあったので
もうしばらくは葬式に出たくない。

あと今だに、昔飼ってた犬の夢見ます。
いつも泥だらけ。
墓の中から来るのかなあ…あまり上手に世話できなくて
ごめんよ…

いやもう、ぜんぜん恐くなくてごめんなさい。
これから風呂入ってシャンプーせねば。でも恐いよう。





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295 名前:本当にあった怖い名無し Mail:sage 投稿日:2019/06/18(火) 05:03:01.79 ID:RFqDxh890
昔、爺さんの通夜で起こった不可解な出来事のお話。
うちの地方の風習なのかも知らんけど、お通夜の夜の線香の番ってのがあるんだよね。
通夜の日の夜通し、線香の火を絶やさないように寝ずの番をするっていう決まりなんだけど。
もう随分と前、うちの爺さんが大往生で亡くなって、で当時大学生だった俺と、
爺さんの末っ子だった叔父さんとの2人でその線香の番をすることになった。

田舎のこじんまりした斎場で、爺さんの納まった棺を上座において、花をちょこちょこっと飾っててね。
通夜自体は夜8時前には終わったんだけどその後もお客さんが三々五々にやってきて挨拶に来たんだよね。
それも夜10時過ぎには人気もなくなった。
でその後、俺と叔父さんと親父で爺さんの思い出話をしながら酒飲んでた。
真夜中過ぎに親父が帰って、1時を回った頃叔父さんが交代で寝ようと言って控室に行った。
「3時半ころ戻る」とか言って。

俺は薄暗い斎場の祭壇の前で、そのまま一人酒を飲みながら線香の番をしてたんだよね。
線香が短くなると新しい線香に火をつけるといった具合に。
事が事なので漫画持ち込んで読む訳もいかず、今みたいにスマホがある訳でなく、ただ一人ぼんやりと酒飲みながら時間が経つのを待ってた。
ぼんやり灯る蛍光灯の下に死んだ爺さんと2人きりで。

暫くして2時を回った頃、しとしとと雨の音が聞こえてきた。
薄暗い照明の下で一人叔父さんとの交代の時間を待ってると、入り口の方から誰かがひょこひょことやってくる。
こんな時間にお客かと思いながら見ると、古ぼけた和装の喪服を着た坊主頭の見知らぬおっさんだった。
いがぐり頭でエラがはってぎょろっとした目の。

慌てて立ち上がって礼をするとおっさんも礼を返し、棺に歩み寄ると爺さんの死に顔を見つめ出す。
俺も起立して手を前に組みその様子を見やる。
ふと線香を見ると大分短くなっている。いかんいかんと俺は新しい線香を取り出し火をつけようとしたんよ。
するとそのおにぎりみたいなおっさんが炉の中のちびた線香にふーふーっと息を吹きかけて早く燃えつきさそうとしてる。

何だこれ俺怒られてんのか?と思いながら慌てて手に取った線香にチャッカマンで火をつけた。
するとおっさんがこっちに駆け寄ってきて
新しく着けた線香の火をふーふーと消そうとすんだ。満面の笑みで。
線香の火を絶やすと故人が成仏出来ないとか何とか聞いてた俺は慌てて何するんですか、ちょっと冗談はやめて下さいと体をよじった。
新しい線香を炉の灰に刺すと今度はそっちにふーふーと息を吹きかけ早く燃そうとする。
子供っぽいおっさんやな、もしかして痛い人なのかな?と思いながらもそれでもかなりの目上の人やし無理やり静止することも出来ず、
しょうがないから秘密兵器の燃えつきるのに10時間かかるとか言う渦巻き型の超長い線香を取り出した。

そんでチャッカマンに火を点けその渦巻き線香に点火しようとするとおっさんがやってきてチャッカマンを吹き消す。
酒も入って寝不足でいい加減切れ気味になってきた俺は、ちょっとマジ何なんすか止めて下さいよと手でおっさんを掃いだした。
そしておっさんが右に回ると体を左によじってチャッカマン着火、
おっさんが今度は左に回って火を吹き消すと言ったコントのようなやり取りが暫く続いた。
ちょっとやめて、おっさんを追い払うように手をぶんぶんと振り回す。
負けじと満面の笑みを顔に張り付けてふーっふーっと大きな息を吹きかけてくるおっさん。
暫くそんな騒ぎを繰り返してると後ろから誰かが俺の肩を叩いた。

「何やってんだ?蚊か?」叔父さんが戻ってきた。いやこの人が……って前を見ると誰も居ない。
あれ?逃げた?っとなって、でも俺もはっきり我にかえれず、いや何も……と誤魔化した。
「何だ?酔っぱらってんのか?線香の火は大丈夫か?」
さっき炉に刺さした線香はまだ2-3割ほど残ってる。良かった、渦巻きに火をつけながら
「うん、大丈夫。線香の火は絶やしてないよ。だって爺ちゃん成仏出来なくなるんでしょ?」と言うと
「お前、そうじゃないよ。線香の火を絶やすと故人が誰かをお供に連れて行くんだよ」
とぼそり……。

葬式の後、爺さんの形見分けじゃないが爺さんちでみんなで集まって精進落とししながら酒飲んでた。
で父ちゃんが爺ちゃんの古いアルバム引っ張り出してきて皆で見だした。
その中に爺さんが太平洋戦争で中国本土に従事してる時の写真が数枚あって、爺さんの所属した分隊らしい写真があったんだよ。

若い姿の爺さんと仲間らしい兵士6-7名が並んで。
わー若いな~爺さん親父そっくりなんて見てると、その中にあのおっさんを見つけた。
険しい顔で腕を組み、軍帽を目深にかぶっていたけど、えらの張った輪郭とぎょろ目は明らかにあのおっさんだった。
下に故・〇〇兵長とあった。
びっくりして手が震えた。
騒動の一部始終を言うかと思ったが俺も大分酒が入ってたし叔父さんもそんな人見てない、
またおっさんの謎の行動は爺さんとの確執を感じさせて結局言い出すことは出来なかった。

と言う出来事なんだけど、今でもあれは夢だったのか、現実だったのか、
もし現実なら兵長さんは何で線香の火を絶やしたかったのか、と考える時がある。




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