【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 海外



350 :さっき読んで不思議だったので転載1/4[sage] :2009/05/26(火) 16:55:31 ID:OxcpQY7N0
178 :84 ◆Kj3wnOXXfw :2009/05/26(火) 16:38:07 ID:lC3URjdn
1/2
【キモ面との出会い】
初めての就職先の最初の夏休み明け、インドネシアだかバリだかに旅行した上司からお土産として貰う。
他の人には、片手に乗る小さな可愛い木彫りの動物で、私には何故か上下40cm位ある木彫りのお面。

耳の辺りに木で出来たビーズ(?)の飾り付き、頭には変な羽飾り、鼻の下にはトウモロコシのヒゲみたいな髭付き。
「気持ち悪いのでいらない」とも言えず持ち帰るのも嫌だし、ロッカーも無いのでそのままデスクに飾る。
その日の内に、別の階の人にも『気持ち悪いお面』として噂になりわざわざ見に来る人多数。
・それから数年後、念願の海外勤務が決まりデスク周りの整理。
お面は新聞でグルグルに包み、更に袋に入れ持ち帰る。電車をおりる時忘れた振りして網棚に放置。
ホームにおりた途端「これ忘れ物だよ」と同じ会社の人に渡される。その人の家は全く反対方向なのだが、
その日たまたまこっち方面に用事があり、忘れ物をする私に気付き下車駅ではないのに下りてくれた。
諦めて家へお持ち帰り。



351 :さっき読んで不思議だったので転載2/4[sage] :2009/05/26(火) 16:57:53 ID:OxcpQY7N0
・海外へ赴任。日本から送った荷物を同僚でもあるルームメイト(日本人)と荷解き。
そこに何故か実家に置いてきたはずのお面が・・・。
・数日後、アパートのゴミ捨て場に捨てようとすると、普段居ない管理人に「分別しないなら捨てちゃダメ」と
かなり怒られる。原因は、木のビーズ等を繋いでいる針金等の金属類。
簡単に外せずまた道具も無い為、キモお面を再度現地の新聞でグルグルに梱包し、更にスッポリ入る服屋の紙袋に入れて部屋の中の玄関脇に放置。

・ある日、仲良くなった現地スタッフの同僚数名を部屋へ呼んで飲み会。
皆が帰った後にふと見るとお面入り紙袋が無い。
「やったー!!」とルームメイトと大喜びし祝杯。当然警察には届けない。
しかし翌日職場に警察より連絡。どうやらキモお面盗った人が、昨日帰る途中で何だかやらかして捕まり、
持っていたキモお面の事も白状した模様。でも証拠品として捜査?裁判?だかが終わるまで返却不可と言われる。
(この時対応してくたのが今の旦那)
返却される頃には帰国してるし「何年でもどうぞ~」と気持ちよく返事。キモお面を外国に置いて帰国。



352 :さっき読んで不思議だったので転載3/4[sage] :2009/05/26(火) 16:59:28 ID:OxcpQY7N0
2/2
・数年後主人が転職し仕事の関係で来日。
「サプライズプレゼントだよ♪」と言って面渡される。
本当に心の底から驚きだっ!!!
なんでも「私ちゃんのお面を何としても渡さなきゃ!!」と変な事を思い出してしまい、ありとあらゆるコネを使い、当時証拠品として不要になっていたキモお面ゲットしたらしい。
・ゴミの日に出そうとしたら「大きすぎてダメ」と返される。

・当時一人暮らししていて、実家にお面持っていこうと紙袋に入れて向かう途中、その紙袋をひったくられる。
被害届出さず。しかし数日後警察から連絡が来る。
どうやら警官がひったくり現場を見ていて、追いかけて捕まえてくれてた。紙袋には、会員になっているお店のレシートが入っていた為そこから辿って私に連絡が・・・。

・この間に色々あり、キモお面の廃棄は諦める。



354 :さっき読んで不思議だったので転載4/4[sage] :2009/05/26(火) 17:00:52 ID:OxcpQY7N0
・結婚しマンションへ引越し。
 
新居で荷解きしていたら、私の手で確実に実家の押入れに放り込んできたキモお面が出てくる。
もう諦めてリビングの棚、一番下に袋に入れて放置。
この後Cに盗まれそうになる。
以上です。
変なテンションのままでまとめました。

C実家との話し合いは、先ほど完全示談で決着がついたとの連絡が親戚よりあり、これ以上長引かないそうです。
今週末にはC実家へ請求で、玄関扉や一部破損したクローゼット扉の交換もするの終了です。
色々なアドバイスをいただけて本当に助かりました。
最後になりますが、本当にどうもありがとうございました。




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311:本当にあった怖い名無し:2013/01/25(金) 06:58:15.09 ID:4Hf0Iatx0
大学の夏休みに短期ボランティアで東南アジアに行った時の話です

俺たちのグループはベトナム、カンボジアときて最後にインドネシアへ向かった。
滞在は2週間ほどで、最初は市街地で活動していたんだが、
ラスト5日ほどは地方で学校の手伝いをすることになった。

そこはジャングルの中の凸凹道を車で3時間以上走ったところにある集落で、
人口は1000人ほど。でも学校は思ったより立派だった。
近隣の集落からも子供たちが通ってくるかららしい。

学校に隣接している宿舎が俺たちの寝床で、
そこには欧米のボランティア団体も滞在していた。
部屋割は2人1部屋になるんだが、折角だからと言うので
欧米人たちとペアを組もうということになった。
俺と相部屋になったのはジョージというオランダ人だった。

背が高くがっしりとした体格で顔つきも何か
ゴツゴツして怖そうでとっつきにくいかなと思ったけど、
話してみたらフレンドリーだったので一安心した。
AKB話で盛り上がったw ちなみに部屋はベッドが2つ並んでいるだけの殺風景なシロモノ。
そして怪異はその夜から始まった。

313:本当にあった怖い名無し:2013/01/25(金) 07:23:25.38 ID:4Hf0Iatx0
初日から力仕事の連続で俺はへとへとになってベッドに倒れ込んだ。
寝る前の日課だとか言って腕立て伏せしてるジョージと言葉を交わしてるうちに
眠り込んだようだった。確か9時頃だったと思う。
ところが、急に目が覚めた。周りは真っ暗。
枕元の腕時計を見ようと首を動かそうとして同時に2つのことに気付いた。

まず首が動かない。というか身体が全く動かない。金縛り状態。
そしてベッドの脇に誰かいる。立って俺を見下ろしている。
暗くてよく判らないが半裸で布のようなものを腰に纏っていた。
胸が平らなので男だと思った。顔は暗くて見えない。
と、その男がぐぐぐっと姿勢を前に倒してきた。俺の顔を覗き込もうとしているらしい。

それと共に暗かった顔の輪郭が徐々に見え始める。俺は必死に目を逸らした。
しかし首が動かないので視界の左側にしっかり男が入り込んでいる。顔を見てしまう。紫がかって生気のない表情。目鼻立ちは現地人ぽくくっきりとしている。
見たくないのに眼球が吸い寄せられるようにピントを合わせる。目と目が合った。
そのまま微動だにしない。男の顔が少しずつ大きくなっていくように感じる。
ヤバい。このままじゃ殺される。心に突き刺さるような恐怖を感じた。
俺はそのまま気を失ったようだった。

315:本当にあった怖い名無し:2013/01/25(金) 07:41:40.37 ID:4Hf0Iatx0
翌朝、目が覚めてすぐ部屋の中を見渡したが変わったことは何もない。
ジョージも気持ちよさそうに寝てる。
俺はジョージを起こして昨晩何か起こらなかったかと聞いたが何もなかったとの返事。昨日あったことを話すと夢でも見たんだろと笑われた。
朝飯の時に他のメンバーの前でも話したんだが、そこでの反応も似たり寄ったりで、
何だか些細なことで騒いでるみたいで恥ずかしくなった。

その日も初日に輪をかけたような重労働で俺はすぐ寝入った。
急に目が覚めた。暗い。時計を見ようとして首が動かない。
そして男が……両側にいる。左側に半裸の男。そして右側には小柄な人影が見えた。
右側はすぐ壁のはずなのに、確かにそこに佇んでいるのだ。
もやがかかっているようだがどうも老人のようだ。と、老人が屈み込んできた。

それに合わせたように眼球が動く。嫌だ。見たくない。見たくないのに。
赤黒く皺だらけの顔に目、鼻、口。ポツンポツンと穴が開いている。
口と思しき部分が何やら蠢いていた。俺を見ながら何か言っているのか。
頬にひんやりとした冷気が当たった。顔の周りだけ温度が違う。
左側の男もいつ間にか前屈みになっている。老人の顔が更に近付いてきて……。
気がついたら朝だった。

317:本当にあった怖い名無し:2013/01/25(金) 08:13:35.65 ID:4Hf0Iatx0
その朝もジョージに確かめたがやはり何もなかったとのこと。
朝飯の時に今度は2人になったと言ってみたが、またも失笑を買うだけだった。
一緒に食事していた現地のスタッフは心配そうに気遣ってくれたが、
彼女も何も解らないようだった。その時ジョージが笑いながらこんなことを言った。

「お前日本人だから恨まれてるんだよ、昔日本軍がインドネシアで
どんな酷いことをしたか知らない訳じゃないだろ?」
それを聞いて俺は笑えなかった。そうかも知れないとの思いが頭を掠めた。
ふとインドネシア人の子を見ると眉を顰めて俺とジョージを見比べていた。

その日は今までと比べて肉体労働は少なく、ジョージと夜中まで喋った。
ジョージたちの団体は明日引き上げることになっており、
彼はやっと文明社会へ帰れると喜んでいた。
俺も寝るのが億劫だったこともありその夜は1時過ぎくらいまで起きていた。
やはり目が覚めた。直後に恐怖が襲ってくる。ベッドの周りを黒い人影に囲まれていた。

大きさはまちまちで半裸の人がちらほら見えた。子供もいた。
俺が目を覚ますのを待っていたかのように一斉に屈み込んできた。
視界に覆い被さってくる顔、顔、顔。青黒い顔、紫の顔、白い顔、しかし無表情なのは同じだ。

睨んでいるというのではないが、とても正視できない。もうダメだと思った。
見えるのは顔だけ。怖気が身体中を駆け巡ってもうどうにもならなかった。
しかも前二晩と違って一向に気が遠くならない。今夜が最期なんだと悟った。
もう行くところまで行ってしまうんだと。

俺は口の中で謝罪の言葉を繰り返した。
戦争の時ごめんなさい日本軍がごめんなさい。迫る顔は止まらない。
そして顔がぬちゃあっとした感触に包まれた。
その時、何故か口が開いて息がはああっと漏れた。
そのまま息が吸えなくなってやっと意識を失えた。

318:本当にあった怖い名無し:2013/01/25(金) 08:34:40.22 ID:4Hf0Iatx0
その日の朝は恐怖が生々しく残っていてひどく気分が悪かった。
ジョージに顔色が真っ白だと言われた。
俺の様子を見て他のメンバーも流石に心配になったらしく、
今日は休んだ方がいいと口々に言ってくれた。

しかし部屋にいるよりも働いていた方が気が紛れるからと断わり、
その日はインドネシア人の女の子たちと一緒に食事係をすることになった。
ジョージたちは昼過ぎに出発したが去り際俺に向かって
「お前のじいさんかひいじいさんがこの村の人たちを虐殺したんじゃないか?
日本は過去の過ちに真摯に向き合わないといけない」
なんてことを大真面目な顔で言った。

後から思い出すと酷い暴言なのだが、その時はそれも有り得るかもと思っていた。
でないと他の日本人に何も起きていないことの説明がつかないじゃないかと。
俺の側にいてジョージの言葉を聞いたインドネシアの子は
何とも複雑そうな表情を浮かべていた。
俺は申し訳ない気持ちになってしまってどうにも居心地が悪かった。
そして4日目の夜、インドネシアで過ごす最後の夜だ。明日になれば日本へ帰れる。
しかし、今夜はあの部屋に1人で眠らなければならない。

320:本当にあった怖い名無し:2013/01/25(金) 09:08:24.95 ID:4Hf0Iatx0
誰かに一緒に寝て貰おうかとも思ったが、
女の子じゃあるまいしプライドが邪魔して言い出せなかった。
いっそ徹夜しようとも思った。帰りの車内や飛行機で寝ればいいからと。
しかし1時半頃になると疲労感がどっと襲ってきて強烈な睡魔に襲われ、
ダメだと思いながら眠りに落ちていった。

目を覚ましたら朝だった。何も起きなかった。夢も見なかった。
俺はベッドに上半身を起こしたまましばらくぼんやりとしていた。
特に気分が悪い訳でもなく、久しぶりに気持ちの良い朝だった。
朝飯の後現地のスタッフとお別れセレモニーがあったのだが、
その時前日一緒に作業した女の子が昨夜のことを尋ねてきたから
何も無かったと告げると妙に納得したように頷いた。

俺が何か心当たりがあるのかと訊くと、女の子は声を顰めて
「貴方は許されたんだと思う」と言った。どういうことかと尚も訳を訊くと
「貴方は恨まれていたんじゃなくて、改められていた」
「改められた?」
「そう。貴方も含めるべきか否か」
「含めるって??」
「日本軍はインドネシアで酷いことをしたとあの人は言ったけど、オランダはもっと酷いことをした」
「あ……え?まさか」
「あの人は決まっていた。改めるまでもなかった」
今更のように背筋を悪寒が這い上がっていった。
最後の夜何も無かった理由が解った気がした。行ったのだ、尾いて。

322:本当にあった怖い名無し:2013/01/25(金) 10:44:56.45 ID:rhUPBiaL0
怖かった




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777 :本当にあった怖い名無し:2021/09/04(土) 00:29:24.91 ID:zE+nEMKK0.net
これは自分の知人で、輸入雑貨の卸をしているSさんから聞いた話で、ほぼ実話というか、聞いたとおりの内容です。

触れないほうがいいかとも思ったんですが、Sさんのひととなりを説明すると、
若いころは、あるところの正式な組員になってまして、懲役、刑務所暮らしも経験しています。
今はカタギなんですけど、日本ではカラシ色のスーツに雪駄、金縁眼鏡で、金のブレスをつけてます。
ところが仕事で東南アジアに行ったときには、地味な、どっから見ても現地の貧乏人という格好で、
髪も脂ぎった黒に染めなおして、すっかりまぎれ込んでしまってるんです。
学歴とかはわかりませんが、東南アジアの現地語を数か国語、日常会話程度できます。
自分とはインドネシアで知り合ったんです。

某国でのことです。
午後からSさんは屋台に出かけ、イスでココナッツミルクをアルコールで割ったものを飲んでいると、
通りでドガーンという音がして、ふり向いて見ると、通行人が宙に舞っていました。
せまい通りを無茶なスピードで飛ばしてきた車に轢かれたんですね。
その人は布のアーケドの上で一回バウンドし、さらに地面に落ちて激しく転がり、やっと回転が止まってうつ伏せのままになりました。
血は流れていなかったんですが、ピクリとも動きません。30代くらいの男でした。
轢き逃げではなく、車は停まって(トヨタだったそうです)小金持ちそうなやつが降りてきましたが、
被害者を介抱するなどのそぶりはまったく見せず、壁にもたれて携帯で話し始めました。
で、動き出したのは屋台村のSさんのそばで飲んでいたやつらです。


778 :本当にあった怖い名無し:2021/09/04(土) 00:30:26.34 ID:zE+nEMKK0.net
倒れている人のところに数人が駆け寄ると、うつぶせのものを仰向けにし、なおかつ一人が上半身を抱き起こし、揺さぶり始めました。
Sさんは、「あちゃー、あんだけ頭打ってるのに動かすなよ」と思いましたが、
そういうときはかかわらないことが最善の選択なので、だまって見ていました。
そしたら、白目を剥いている被害者に平手打ちをするわ、無理やり口をこじ開けて水か酒!を飲ませようとするわで、
「こりゃ、黙ってれば助かるかもしれないものを、こいつらが殺してるよな」と思ったそうです。
ま、現地人は善意でやってたんでしょうけども。

そのうちに派手なマークの入った救急車が来ました。
が、救急隊員が降りてくる前に加害者の男が駆け寄って、運転席に向かって何やら言い、救急車は引き返しちゃったんです。
これは、その救急車はおそらく目撃してた通行人が呼んだもので、私設のというか、大病院に付属してて、契約者しか助けにこないやつ。
つまり有料だし、車体に入ったマークの高級病院に搬送されることになります。
加害者の男はそれを嫌って返したんでしょう。
それから10分ほど見ていても、警察も公営の救急車も到着せず、
その間、被害者はまったく動かず、加害者は見下ろしながら煙草を吸い出しました。
「これはアカンだろうな」さすがに胸が悪くなってきて、Sさんはそこの屋台を離れて、もう一つ奥の通りに入って飲み直しました。

10時頃まで飲んで、そのとき根城にしてたビジネスホテルに戻りました。
安ホテルですが、これは有名な大ホテルであっても、従業員が悪いやつと結託している場合もあるので、危険の度合いはそう変わりません。


779 :本当にあった怖い名無し:2021/09/04(土) 00:31:27.36 ID:zE+nEMKK0.net
Sさんは貧乏旅行者を装って、あらゆることを値切ったりして、悪いやつにマークされないようにしてたんです。
それと、2日か3日かでホテルも変えていました。
さらにベッドの下には知人宅に預けてあった、その国では非常に珍しい(野球をやる人は超希少)ケース入りの金属バットを転がしておきまして。
何かあったらそれでぶん殴ろうというわけです。

鍵をかけた上に、ドアの前に旅行バックを置いて、12時過ぎに寝たんですが、
夜中に目が覚めて、そしたら体が動かなかったそうです。
最初に考えたのは、縛りあげられたとか、クスリを飲まされたってことですが、そのわりには体は痛くない。
薄目が開いて、電気はつけっぱなしにしてたので自分の体が見えましたが、おかしな様子はない。
それで、「これは金縛りというやつか?」と初めて考えがいきました。
それまで経験したことはなかったそうです。
とにかく指先に少しずつ力を入れて、なんとか脱出しようとしていると、足元のほうのクローゼットの中がカタカタいい始めました。
それでも、「幽霊だったら怖くはない。何にもできねえからな」と言ってました。
むしろ、隣の部屋とかから穴を開けて侵入されることを怖れてたそうです。
ま、そのくらいでないと東南アジアを渡り歩くのはできませんが。

やがて、両開きのクローゼットがバーンと開いて、中にはSさんの上着しかかかっていないのが見えました。
扉はバタンバタン、バタンバタン、何度も何度も強く開閉して、Sさんのほうに風が漂ってきたそうです。
生臭い血のニオイがしました。


780 :本当にあった怖い名無し:2021/09/04(土) 00:33:04.00 ID:zE+nEMKK0.net
「あ、もしかしてさっきの事故のやつか。血は出てなかったけどな」と思いましたが、
Sさんには恨まれる心あたりはまったくなかったので、心の中で、
「俺は何の関係もねえだろ、車のやつと介抱した野次馬を恨めよ。俺、関係ナシ」こう何度も唱えました。

体はやっと指が動き始め、右手の肘も曲げることができたそうです。
Sさんは「これはもしや、昔の組時代の俺を恨んでるやつかもしれない」
そうも考えたので「ありゃしかたねえことだった。お互い様で恨むのは筋違い」
そのうち、体が動く感じがしたので、「俺を舐めるな、クソ野郎!!」と絶叫してベッドの上に跳ね起きました。
そのとたん、クローゼットの扉がバターンと閉まりました。
Sさんはベッドの下から金属バットを引っ張りだすと、持ったままクローゼットを開けて中を確かめ、
そのときは何もおかしな物は見つからなかったので、
クローゼットの前で、「舐めるんじゃねえ、コノヤロウ!」と叫びながら、何度も何度もバットを振り回したそうです。
そのうちに他の部屋から苦情がいったのか従業員が来まして、
Sさんは着替えてホテルのロビーに行き、そこで朝まで過ごしたということでした。

で、8時ころにチェックアウトしたんですが、そのときクローゼットをしっかり調べると、
一番下の引き出しに、ホコリにくるまった小さな頭蓋骨、たぶんネズミの仔のものがあったそうです。
結局、クローゼットが夜中に開閉した原因はわからずじまいでした。

こういう話を聞かされまして、Sさんは、
「ずっとヤバイ橋を渡って、海外も何度も行って、不可思議なことはこれだけ。
 やっぱホテルの客か従業員が、何かたくらんでた可能性が一番高いよな」
と言ってました。




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878: 地球空洞説1 2009/06/11(木) 01:04:30.24 ID:fMaiu3BW0
1829年4月、スウェーデンで漁師をしているヤンセン親子は、いつもの漁船に乗ってノルウェー沿岸を北上していた。
だが、北極圏に入ると、それまでは穏やかな海だったものが、途端に荒れはじめ、暴風雨になってしまった。

すさまじい暴風雨は何日間も続き、船は押し流され、全く生きた心地がしない。
数日後やっとおさまったと思ってホッとしたが、どうも周りの風景が奇妙である。


船の前と後ろには空が広がっているものの、上空にも海があるのだ。
いや、上空だけではない。右にも左にも、海の壁のようなものがある。
まるで水の中のトンネルを航行しているかのようだ。

この奇妙な風景は数日間続いた。
そしてやっといつもの風景・・つまりちゃんと水平線だけが見える普段の海にもどった。
いや、でもやっぱり何か違う。
上に見える太陽が妙に赤いし、海自体も何か変だ。
今まで航行してきた海とは明らかに異質のものを感じる。

違和感を感じながらも船を操縦していると、やがて目の前に巨大な船が現れた。
ヤンセン親子は助けを求めようと近づいて行ったのだが、その船の乗組員たちを見てびっくりした。



879: 地球空洞説2 2009/06/11(木) 01:07:32.00 ID:fMaiu3BW0
彼らは全員身長が4メートル以上もあるのだ。
親子はとっさに身構えて戦闘に備えたが、意外にも巨人たちは親切であった。

巨人たちは極めて友好的に接してきて、これから我々の国に案内しようという。
巨人たちの言葉は聞きなれないものであったが、サンスクリット語に似た言葉で、かすかに理解は出来た。
この後、ヤンセン親子が連れていかれたのはイェフという町だった。

巨人たちは高度な文明を持ち、見たことのないような機械が数多く存在していた。
建物は黄金で色どられ、何もかもが巨大だった。農作物も豊富で、リンゴは人間の頭ほどの大きさがあった。

巨人たちはみんな陽気で優しく、平均寿命は800歳前後だという。
ヤンセン親子はこの国の王から滞在の許可をもらい、この後2年ほどこの国で過ごすことになる。

そして2年後、ついにヤンセン親子は元の世界に戻る決心をする。
旅立ちに際して巨人たちは金塊と、この地底世界の詳細な地図を土産に持たせてくれた。
ヤンセン親子は乗ってきた漁船に乗り込み、地底世界の海を出発した。

再び水のトンネルを抜けてようやく元の世界へ帰ってくることが出来た。
だが、帰ってきたと思ったら、そこは最初に迷い込んだ北極の海ではなく、反対側の南極の海だった。



880: 地球空洞説3 2009/06/11(木) 01:10:32.09 ID:fMaiu3BW0
北極から入って南極に抜けてしまったのだ。
親子は途方にくれたが、スウェーデンに帰るには、膨大な旅になるが、このまま航海していくしかない。
しばらく航海していたのだが、更なる不運が親子を襲った。嵐に巻き込まれてしまったのだ。

この嵐でヤンセン親子の船は破壊され、沈没してしまった。
それと同時に巨人たちが持たせてくれたお土産も海中深く沈んでしまった。
息子のオラフ・ヤンセンは、氷山に乗って漂流しているところを、たまたま通りかかった捕鯨船に救助された。

ヤンセン親子の体験したこの事件は、誰も信じず、結局狂人の妄想だということで片付けられた。
だがヤンセン親子に限らず、北極海では同様の体験をした船乗りが何人もいるという。

ヤンセン親子が、この体験をしたのとほとんど同時期に、他にも3件ほど、極めてよく似た事件が発生している。
また、南極海においても同様の事件が起こっている。
1947年、アメリカ空軍のバード少将が北極上空を飛行中に、見知らぬ世界へ迷い込んだとの報告もある。

ノルウェーの漁村などではこういった体験談などが昔から伝えられ、また船乗り自身の手記としても残されているという。



883: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/11(木) 01:20:17.80 ID:KVvEgUOZO
>>878-880超ワクワクした!!!



885: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/11(木) 01:21:37.19 ID:YlQ+U0Hf0
>>883
一説にこれは地球の内側だとかうんたら





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986:本当にあった怖い名無し:2014/02/21(金) 22:19:19.27 ID:vK991Tec0
15年くらい前に爺ちゃんから聞いた話(うろ覚え)

爺ちゃんは日中戦争でシナに配属されてたんだけど、太平洋戦争が始まって南方に派遣されたらしい。
その時の南方の島(オセアニア周辺か?)での話。
爺ちゃん達の支隊が島を調査していると、現地民の集落を発見。
おそるおそるピジン・イングリッシュで話しかけてみると、通じたので一安心。


現地民は好意的で、お祭りを開いて歓迎をしてくれると言う。
日本軍は南方では漁を教えたり、畑を作ったりしていたので、原住民から歓待を受けることは結構あったらしい。
(なんか来訪神信仰とかもあって、あちこちで歓迎を受けてたそうだ)
だから爺ちゃん達も警戒を解いて、歓迎に応じた。

集落の中で宴会が始まると、魚やら果物やらが次々と運ばれてくる。
(余談だけど、バナナの葉で包んだ魚の蒸し焼きが死ぬほど美味かったそうだ)
ところが、その中に奇妙な肉が混じっている。
バナナの葉で包んだ肉の蒸し焼きなんだけど、明らかに髪の毛のようなものが生えている。

村人に何の肉だと聞くと「長い豚の肉だ」という返事が返ってくる。
もともと、南方の島には食人の風習が残っているという噂があったため、爺ちゃんたちはすぐに察して帰ろうとする。
軍の任務に戻るとか、適当な理由を付けて別れを告げると、村人たちは名残惜しそうに果物をお土産として持たせてくれたそうだ。



987:本当にあった怖い名無し:2014/02/21(金) 22:19:56.04 ID:vK991Tec0
ただ、何を思ったのか爺ちゃん達は「長い豚の肉」の正体を確かめたくなった。
帰ったふりをして近くに潜んで、集落を監視。
村人が集落から出ていくのを見て、「肉を取りに行くんだな」と思い尾行したそうだ。
すると辿りついた先は森の中の洞穴。村人がそこからバナナの葉に包んだ肉を持って出ていくのを見てから、中に忍び込んでみた。
洞窟は結構広くて、奥の方から物音がするので探索してみた所、人間牧場があったらしい。

広いスペースの中に四つん這いになった人間が二十人くらい居て、真っ白でブヨブヨした人型の化け物が棒でそれを叩いていたそうだ。
その光景を見た瞬間、爺ちゃんは驚きすぎて呆然としてしまった。
人型の白い化け物も爺ちゃん達に気付いて、目が合うんだけど、向こうも「え?」みたいな顔をして驚いていた。

白目とか瞳孔とか無い、真っ赤なギョロギョロした目が洞窟の中で光ってたそうだ。爺ちゃん曰く「あれは絶対人間じゃねえ」とのこと。
最初はお互いに唖然としてたんだけど、次第に化け物の目玉が吊り上ってくから、爺ちゃんも「あ、これは怒ってるんだな」と我に返って、その場から半狂乱で逃げ出したらしい。
ほうほうの体で大隊の本部に戻って、将校に事と次第を報告したんだけど信じて貰えなかったそうだ。

ヒロポンでもやってたのかと笑われて、爺ちゃんも仲間たちもムッとしたらしくて、次の日に集落と洞窟を探したんだけど二度と見つからなかった、とのこと。
今でもあの集落と洞窟の光景がなんだったのかわからない、って言ってた。終わり。



989:本当にあった怖い名無し:2014/02/21(金) 22:41:03.98 ID:QHXjTzdrO
>>987
怖くは無いが凄く面白かった!
俺的には今年初の良作、名作だぜ
じいちゃんがお元気ならまた何か不思議な話が無いか聞いてみてくれよ
いい話をありがとう





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