【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 石じじい



246 :本当にあった怖い名無し:2020/02/08(土) 12:37:54 ID:PUCEirr90.net
石じじいの話です。
朝鮮にいた時の話ということです。

朝鮮では、生まれた子供の性別を『符号』であらわすのだそうです。
そして、玄関の上に縄を張って、男子ならば唐辛子と炭を挟んでおく。女子であれば松の枝と墨を挟む。

第一回の誕生日に親戚たちが集まって、子供の将来を祝福して、筆、墨、餅、弓、糸、千字文、金銭などを贈ります。
それらを大きなお盆にのせて、子供の前に供えます。
その子供には新調した服を着せて、前途を占うのです。
子供が最初に筆か墨をとると名筆家となる。
千字文をとると学者に、弓をとると軍人に、糸をとると長生きし、米か金銭をとると富貴になる。

あるところでその儀式をしたところ、その子はくるっと振り返って、そこに置いてあった刃物をとろうとしたそうです。
それは子供が選ぶ対象ではなかったのですが。
あぶないので、父親が慌ててその刃物を取り上げましたが、その子は火がついたように泣き叫びました。
その子は普通に育ちましたが、長じて愛国の志強くなり、ある日、逐電したそうです。






243 :本当にあった怖い名無し:2020/02/07(金) 20:26:03.75 ID:RXDtBtZn0.net
石じじいの話です。

場違いのものの存在は恐怖をもたらします。
深夜に刃物を持って歩く老女、深夜に遊ぶ子供や白いワンピースの若い女性w、山中の立派な屋敷など。
そのような話を書き込んだことがあったと思います。
じじい曰く「夜は、おなごに会うのがいちばん怖いわい。昼間はええけどな」

じじいが山を歩いていると、小さな祠の前に土下座して突っ伏している男性がいたそうです。
その男性は、額を祠の前の石にすりつけるようにして微動だにしません。
この人は死んでいるのでは?と思って近づきながら声をかけましたが、まったく反応がない。
注意深く近づいて様子を見ても、まったく動かない。
その人の脇にしゃがみ込んで、顔をのぞきながら話しかけました。体調が悪くて動けないのかもしれないと思ったからです。
しかし、その男性はまったく動かず、ただ消え入るような声で「このままにしておいてください」
じじいには、その男性の口元がわずかに微笑んでいるように見えたそうです。
じじいはそのままにして、そこを離れました。

「なんかの修行やったんかのう?あがいなふうなもんは見たことも聞いたこともなかったがのう」






246 :本当にあった怖い名無し:2020/02/08(土) 12:37:54 ID:PUCEirr90.net
石じじいの話です。
朝鮮にいた時の話ということです。

朝鮮では、生まれた子供の性別を『符号』であらわすのだそうです。
そして、玄関の上に縄を張って、男子ならば唐辛子と炭を挟んでおく。女子であれば松の枝と墨を挟む。

第一回の誕生日に親戚たちが集まって、子供の将来を祝福して、筆、墨、餅、弓、糸、千字文、金銭などを贈ります。
それらを大きなお盆にのせて、子供の前に供えます。
その子供には新調した服を着せて、前途を占うのです。
子供が最初に筆か墨をとると名筆家となる。
千字文をとると学者に、弓をとると軍人に、糸をとると長生きし、米か金銭をとると富貴になる。

あるところでその儀式をしたところ、その子はくるっと振り返って、そこに置いてあった刃物をとろうとしたそうです。
それは子供が選ぶ対象ではなかったのですが。
あぶないので、父親が慌ててその刃物を取り上げましたが、その子は火がついたように泣き叫びました。
その子は普通に育ちましたが、長じて愛国の志強くなり、ある日、逐電したそうです。






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710 :本当にあった怖い名無し:2019/06/04(火) 14:14:10.66 ID:l06d/AwL0.net
石じじいの話です。

これは、じじいが石探しに九州に行った時の話のようです。
じじいがある寺を訪れた際、そこの住職が話してくれたそうです。。
その僧侶が托鉢修行をしていた頃、ある村を訪れました。
そこでは、ある家の女性のみが施しをしてくれたそうです。
次の訪れた時も、その女性だけが施しをしてくれました。
その次も。その次も。
お布施をくれる。
その女性だけがくれる。
もちろん、僧侶は毎年そこを訪れる、というわけではありませんでした。
その村を訪れたある日、女性の家の近くで野良仕事をしていた男性が、その僧侶に声をかけてきました。
「お坊さまは、どうして、この空き家の前に立たれるのか?ここは誰も住んどらんが」
僧侶はすこし驚いて、「この家の女性がありがたいことに、長い間、毎回施しをしてくれるのだ」と説明しました。
「この家の女の人は、もう10年以上も前に死んでしまっているんだが」と野良仕事の男性。
僧侶は当惑しました。
その表情を見て、その男性は合点がいったような顔をして、彼に以下のような話をしました。
- 最初、この村にあなたが来た時に、私たちは施しをしなかった。
- しかし、この家の女性だけが施しをした。
- その時、我々村人は、彼女に「施しを与えると癖になって頻繁に来るようになるぞ!」と。
- その後、あなたが何度か来たので、「それ、見たことか!こじきが来るようになってしまったぞ!」と。
- それに対して女性は答えたそうです。
- 「いや、あのお坊さんは、お金が欲しくてやってくるのではない、来なければならないと思って来るのだ」と。
僧侶は恥じたそうです。
そして感謝し、修行に励みました。
「今、わたしは、僧侶としてりっぱなものになったかどうか・・・」
と、僧侶はじじいに語ったそうです。







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61 :本当にあった怖い名無し:2018/09/19(水) 19:29:24.21 ID:SK5YB4GZ0.net
石じじいの話です。

満州国への旅行の話をしてくれたときのメモがあるので
そこから解読したものを。

(1)
モンゴル人の視力はとても良いとか。
「ほら、向こうから誰々が馬に乗ってやってくる」
とモンゴル人指差すのでその方向を見てみると、じじいには何も見えない。
それから数十分して馬に乗ったモンゴル人が現れたそうです。
視力5.0ちゅうやつですかいのう。

(2)
モンゴル人が言うには
「首の無い(頭の無い)遊牧民」に真っ昼間に出会うことがあるそうです。
また「頭の無い馬にのった頭のある遊牧民」
「頭の無い馬に乗った頭の無い遊牧民」に出会ってしまうこともあるそうです。
いずれも無視してかかわらないようにすると向こうから去っていくとか。

『首切れ馬みたいなもんよのう。』
今回調べてみたらばけ物としての「頭のない馬」は日本にもあるようです。
「首切れ馬」とか。

また「首なし騎士」についてのフォークロアは欧米にもあって
「スリーピー・ホロウ」などは有名ですね。
もうすぐハロウィンです。

(3)
「いつまでたっても近づいてこない灯り」が、夜出現することがあるそうです。
夜の草原に小さな明かりが遠くに見えていて
それがゆらゆらと揺れてだんだん明るくなってくる。
旅人がカンテラを下げてやってくるのだなと思って待っていると
いつまでたってもその明かりが近づかない。
でも明かりは見えていて動いている、と。

(4)
何度も出会うラクダの群れというのもいたとか。
馬に乗って旅をしているとラクダの群れに出会う。
そのうちの一頭のラクダにはコブの間に乗れるように鞍がおいてあるが人はない。
不思議なことよと思って通り過ぎると
あとでまた同じようなラクダの群れに会う。
よく見ると同じ鞍ののったラクダがいる。それに何度も行き会うのだと。

そういうときには、ラマ教のお経を唱えて行くと会うことはなくなるそうです。
これは欧米や日本にある都市伝説に似ていますね。




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