【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 憑依




454 :本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 10:04:31 ID:gbAxpVMx0
私の父親の話です。
稚拙な文面お許しを。霊的な話かもだけど俺は信じたくない。
とにかく俺が生まれる前から霊媒体質?な父親は色々あったそうです。
自分の記憶の中で一番トラウマなのが「憑依される人の顔は別人になる」って事でした。
親戚の家から夜に帰りの車で、親父がいきなり何もない所で急ブレーキ、俺は「は?」
となった。しかしそこからおかしくなった。運転中なのに親父は「あぁぁあぁぁあ」って震えだすし、
お袋は取り乱しながらも、「まだ治ってなかったの!?」だのなんだの言って親父を叩きだす。
俺は軽くパニック(中学生だったから運転も変われないし)ノロノロ運転でなんとか家に到着。
まあそっからがトラウマ。親父は「大丈夫だ、こいつはたいした事無い」との事。
俺は親父が霊感強いの知ってたけど信じていなかったもんで、精神病かよ、こいつって思った。
フラフラのまま居間に座り込み、ずっと苦しそうに目をつぶってた親父。
(その時正常を保つ為に変な行為してた)母親はわざとなのかでかい声で
「暴れたら●●(俺の名前)がもう大きいんだし無駄よ」みたいな事を言っていた。
正直力には自身あったがそんなん無理だぜこんな状況じゃと思った。
3m位離れて俺は監視していて(怖いから離れた)親父に近寄って上から見下ろす感じで
見つめた。その時だった、苦しそうに目を閉じていたのに、いきなり俺を上目使いで見つめて
「ニタァ」って笑った。書いてる今でも鳥肌モノの顔。なんて言うか、
別人の顔。同じ人間でこんな顔できるんかいって感じ。
それでまた目閉じて苦しそうな親父の顔。「あまり近く来ないほうがいいぞ」と
苦笑いで言ってきた。


455 :454続き:2010/09/28(火) 10:05:14 ID:gbAxpVMx0
その日はなんとか追い払った?らしく(よくわからん)次の日だるそうに仕事行ってた。
その日に滅多にかけてこない旧友から夜電話きたらしく、「久々に○○(忘れた)状態までいっちまったよ」
とか言ってたが意味不明。俺は一体なんだったのか直接親父に聞いたけど、「お前はまだ子供だし知識もない、
だから俺が話しをしたとしても理解ができない、でかくなったら話してやる」の一点張り。
それから数ヵ月後、家の近場で女性が殺されてしばらくホテルで放置されていた事件(TVでもやってた)
の数日前から「学校の校庭に毎日白い女性がいるなーなんでかな」と言ってた。
事件がTVで放送されて、やっぱりそうかとか言い出すし。気持ち悪いよマジで。
色々あるけどそんなもんかなぁ。人間って霊に憑依されると絶対に勝てないと言っていたが
本当なのかな。ここ見てると勝ってる人もいるようなw
親父はいつ俺にすべてを話してくれるんだろう、怖くて俺からは話してくれとは言えないけど。




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30 :トウモロコシ 1/4:2005/07/19(火) 08:32:53 ID:9ogbgzgl0

トウモロコシが食卓に上る季節になると、我が家では必ず語られる話。
今では70歳近い母親が、小4のときに体験した話だ。

 

ひとりっ子の母は当時、母の祖母と両親と一緒に田舎で暮らしていた。
そこは小さな村落で、近隣どうしは家庭の内情などにもよく通じていた。
母の両親は村に珍しく共働きで、GHQの通訳と教師をしていた。
母の祖母は80歳を超える年齢ながら畑を作り、家の留守をみていた。
お隣さんは裕福な農家で、子供が何人もいた。
その中に、生まれつき脚の悪い男性がいた。
脚のせいで農作業ができないといえ、思考はむしろ明晰で、
親兄弟に気兼ねしながら、人目を忍んで離れで暮らす姿を、母の家族は隣家としてよく知っていた。

 

 

31 :トウモロコシ 2/4:2005/07/19(火) 08:33:40 ID:9ogbgzgl0

その彼が、いい青年になった年頃に、鉄道自殺した。
家業の役に立てず、養われる他ない身の上を悲観したのだろう。
噂に聞けば、彼はずっと家族から邪険な扱いを受けていたらしい。
母の家族にも心当たりがあった。
彼が昼時、不出来な野菜を持って、かまどを借りに来ることがあった。
(つまり、自分の昼ごはんの材料を持ってきて、調理していくのだ)
母の家としても、「ろくに食べさせてもらっていないのでは」と心配し、
快くかまどを貸して、うちの野菜をふるまうこともあったようだ。

 

事件の日は、小さな村落で起きた一大事に、みんな大騒ぎだった。
現場の対応、通夜や葬式の段取り…。大人たちは総出で事にあたった。
母の両親もそれぞれ勤めから戻り、村の手伝いへと取って返した。
凄惨な現場には誰も身元確認に行けず、母の父親が名乗り出た。
母の母親は夕食が遅くなるからと、トウモロコシを茹でて置いていった。
小学生の母は祖母とふたり、午後から夕食時を過ぎるまで留守番をした。

 

 

32 :トウモロコシ 3/4:2005/07/19(火) 08:34:13 ID:9ogbgzgl0

その間に不思議なことが起こった。祖母のようすがおかしいのだ。
祖母が大皿に山と盛られたトウモロコシを、むさぼるように食べる。
おいしい、おいしいと、結局ひとりでほとんど平らげてしまった。
ふだん祖母はトウモロコシを食べるとき、歯が悪いからと、一粒ずつつまんで食べていた。
それもせいぜい年寄りの食べる量だ。
また、周囲を珍しそうに見渡し、孫である母に素っ頓狂なことを尋ねる。
祖母自身が選り分け、印をしておいた種ナス(次の年に使う種)を、
「これは何か。どうして印をしてあるのか」などと何度も尋ねる。
ふだんのしっかり者の祖母からは、ほど遠い。
母は子供心にも何かおかしいと感じ、気味が悪くなって祖母に訴えるのだが、
当人はきょとんとして、まるで要領を得ない。

 

 

33 :トウモロコシ 4/4:2005/07/19(火) 08:36:11 ID:9ogbgzgl0

帰ってきた父親に事情を話すと、父親はすぐ何かを察した。
そして、自分の母親である祖母を一喝。
「ばあさん!変なものに取り憑かれよっては、いかんよ!!」

 

しばらくして祖母はわれに返ったが、トウモロコシのことや、
孫(母)に質問を繰り返したことなどは覚えていなかった。
また、後でわかったことだが、祖母はいつも首から下げていたお守りを、
偶然この日は忘れて、身につけていなかった。

 

祖母はその後も長生きして、92歳で大往生した。
母の祖母の異変が、隣家の彼の死と関係があるかどうかはわからない。
「せめて最期に、腹いっぱい食べたかったのかもしれないね」と、うちの家族では言い合っている。





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432 :本当にあった怖い名無し:2011/08/17(水) 15:18:48.16 ID:aVwQB30wO

8年くらい前の話。
連れと心霊スポットに行った時の話。

 

432 :本当にあった怖い名無し:2011/08/17(水) 15:18:48.16 ID:aVwQB30wO

心霊スポットでは何もなく、その時撮った写真も何も写ってなかった。
ただ、心霊スポット行った次の日から、俺だけがおかしくなったんだ。
とにかく、感情がコントロール出来ない。
ものすごく激しく怒りがわいてきて、壊したり傷つけたくて仕方ない。
と思ったら、今度はどうしようもないくらい悲しくなって、理由もないのに泣いて泣いて仕方ない。
しばらく泣いたらまた怒りが出てきて、刃物とかドライバーとかで自分を刺したくて仕方ない。

 

 

432 :本当にあった怖い名無し:2011/08/17(水) 15:18:48.16 ID:aVwQB30wO

そんな状態が3日くらい続いて、
「こんなに感情をコントロール出来ない自分は生きてちゃいけない。死ななきゃ」って考えるようになった。

 

そんな中、兄貴と世間話してた時、今の自分の状況を話したんだ。
そしたら兄貴が「これはお前には無理」って、俺の頭を軽く撫でた。
そしたら急に楽になったんだ。
さっきまでの感情の起伏も全くなし。
で、代わりに兄貴がトイレにダッシュして、吐く、泣く、吐く、の繰り返し。

 

 

432 :本当にあった怖い名無し:2011/08/17(水) 15:18:48.16 ID:aVwQB30wO

しばらくして兄貴が戻ってきて、教えてくれた。
「もの凄い怒ってる人と、もの凄い泣いてる人がいてる」と。
どうやら、怒ってる人と泣いてる人で意見が合わず、言い争ってるのに巻き込まれてたらしい。
で、兄貴は「そんなのどっちでもかまわない」と思ってたら、落ち着いてきたらしい。

 

それからしばらくは二人とも兄貴についてたらしいが、
「どっちでもかまん」て放置してたら、いつの間にかいなくなったらしい。

 

俺が唯一体験した怖い話だ。
ただ、一番怖かったのは、二人も押し付けられた兄貴だったと思う。





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460 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/12/17 20:32
今日の『答えてちょーだい!』はまさに、引っ越した先での恐怖体験だったね。


464 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/12/18 12:15
どんな話だったの?


465 :1/4:02/12/19 01:10
17日の『答えてちょーだい!』

購入した一戸建住宅に越してきた一家(父、母、娘美香さんと夫、美香さんの弟)。
越した矢先、弟(社会人・独身)がバイク事故に遭い、3ヶ月の重傷。
傷が癒えるも弟は引きこもるようになり、退職。
その後再就職するも長続きせず、家族が問いつめると、
「着物着たおばさんが家から出るなと言う、就職先にも付いてきて家に帰れと言う。だから家から出られない。
 これ以上話すと一人になったときにこらしめを受ける」
と言うばかり。
また自分ひとりの部屋の中で誰かと会話するなどの奇行も現れ始める。

そこに住んでいるうちに家族仲が険悪になり、美香さんも夫に首を絞められるなど生死に関わる事態に。
たまりかねた美香さん夫婦は現在実家を出ているが、実家を心配して今回依頼をした。


466 :2/4:02/12/19 01:13
霊能者の江原氏が現地に赴く。
その家は小高い丘の中腹に建つが、その丘は古くは古墳であり、また武士の霊が20体ほども見えると江原氏は言う。
近所の人からその霊視を裏付ける証言があった。
丘の近辺では土器のかけらが見つかることがあり、
時代が下ると落ち武者が住み着いて、土地一帯は落人の里であったというものだ。
さらに江原氏は、美香さんの家の窓から外を覗く、子供と中年女性の姿を確認。
そしていよいよ家の中へ。

まず弟氏に接触をこころみるが、彼は激しく拒否。自室に閉じこもってしまう。
江原氏は写真を使っての霊視。さきほど窓辺にいた中年女性の霊が、弟の言う『おばさん』であるらしい。
また家の中には無数の霊体がいると言う江原氏。
一家に土地の由来を話し、
「本来この家は人が住めない家だが、現実問題として引っ越せとは言えないから、できるだけやってみる」との言葉。
しかし江原氏はさらに衝撃的な事実を一家に……!


467 :3/4:02/12/19 01:14
「実は弟さんよりも、お父さんお母さん美香さん、あなたたち三人のほうが憑依が重いんです」
「えっ、私!?」
自分は普通だと思っていたのに、と驚く美香さん。
江原氏によれば三人のほうが同化してしまった状態であり、憑依されたことにも気付かないでいるのだという。
江原氏は二階の一室へ美香さんを連れて行く。そこは美香さんが居心地悪いと感じる部屋だった。
それもそのはず真上は三階の弟の部屋、
中年女性の霊は、姉弟の部屋を天井をつきぬけて行ったり来たりしているという。
だが、なぜ江原氏は美香さんを連れてきたのか?
「それは女性が、美香さんに憑依しているからです」
江原氏が美香さんの手を取り、じっと向かい合うと、美香さんは突然おびえて泣き崩れてしまった。
暴れ、抵抗する女性の霊を叱り、美香さんを励ます江原氏。しばらくののち女性の霊は離れた。
しかし江原氏は別室へ進んでいく。和室の押入で子供の霊がひざを抱えているというのだ。


468 :4/4:02/12/19 01:15
まるで誰かを負ぶるような格好で押入から離れる江原氏。背に乗っているのはその子供か。
それは中年女性の子供であるという。
女性の霊は一旦、美香さんから離れたもののまだこの家におり、この子と一緒に成仏
させねばならないのである。

江原氏はふたたび美香さんに憑依した女性の霊に語りかける。
母子はもうずっと昔にこの土地で殺されてしまったこと、子供とともにあの世へいくようにと。
だが、自分の死を認めない女性は、他人の体に入っていることを信じない。
江原氏が突きつける鏡を見た女性は、
「こんな顔私じゃない!私はもっとかわいい!」と失礼な絶叫…。
憑依された美香さんは「さよちゃん」とヒステリックに叫ぶ。
江原氏は美香さんの子供の名を呼んで励まし、両親に美香さんの手を握らせて、霊と闘う。
やがて霊は美香さんの体を離れていった。

江原氏は家に霊たちが入ってこないよう結界をほどこし、今回の仕事を終えたのだった。







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62名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・03/12/24 17:01
「幽霊よりも生きてる人間の方が怖い」と言う奴もいるが、それは違うな。

幽霊は理不尽な事で精神的に追い詰める上に訳の解らない力も使う。

そこへいくと人間のなんと脆弱な事か。

さて、俺も少し前にあった怪異について話しておこう。

五月頃に修学旅行で青森・秋田・岩手に行った。

当然、女子も男子も超うざい位に張り切っていた。

電車を途中で乗り換える時、
女子の最後尾でノロノロと歩いてる奴らが立ち止まった。

先生が「どうしたんだ!速く来い!」と言いながらその女供の所へ走って行ったんだな。

そしたらいきなり女子の「あっちの人が見える」という噂の子が
「先生!止まって!」と金切り声を上げた。尚も先生は女子の所へ走り続ける。

なので、仕方なく俺と友人が先生の後に付いていった。

立ち止まってる女子の所へ行ったら、
三人の女子の一人がなんか胸抑えてうずくまってるように見えた。

他の二人が心配そうに見てる中で、先生がそのうずくまってる女子に話しかけていた。

すると、件の女子がいきなり

「若造が!私に何をする気だ!」

と別人のような声で怒鳴った。その後俺をなんと線路に突き落としやがった。

その時、俺は「ああ、俺死ぬんだな・・・」とか思いながら落ちていた。

まるで一瞬が永遠のようにも感じた。

んで、女子の方に偶然目が向いて、俺は恐ろしいものを見た。

まるで、黒い球体が円錐を出して、女子に突きたてているような。

そこまで理解して、俺は背中から線路に落ちて気を失った。

その後、運良く電車は来なくて、先生達に助けられたらしい。

ちなみに女子は、その後俺が証言した事によりそのまま恐山直行だった。

ネタではない。未だに思い出すと身震いが起こる。読みづらくても許してくれ。




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