【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 憑依



906 名前:903 投稿日:03/10/15 23:58
十年以上前の話なんだけど、
そのころはバブルの絶頂期で俺は神戸のとあるカラオケパブで働いてた。

で、そのころ同棲してた彼女の話なんだけど、
彼女も俺と同じ水商売だったんだけど、
ま、時間のすれ違いや、
女関係の事とかで喧嘩もよくしたけどそれなりに楽しく暮らしてた。

付き合いだしてひと月位経ったある日、
俺が家に帰るといつもは先に寝てるはずの彼女が泣いてる。

俺が「どうした?」って聞いても何も言わないでただ泣いてるだけ。

俺も疲れてたし、その日はそのまま寝たんだけど、次の日も家に帰ると泣いてる。

でも問い詰めても何も言わない。

そんな事が何日か続いて俺もいい加減頭にきて殴り倒す勢いで問い詰めると、
彼女がようやく喋りだした。

「ひろしが死んだ・・・」って。

「ひろし」ってのは彼女の元彼で俺と付き合う為に別れたので名前だけは知っていた。

俺が「どうして?」って聞くと、ひろしは彼女に未練があったらしく、
まだ彼女にしつこく電話していたらしい。

彼女も最初は俺に怒られるからと断っていたが、
そのうち俺との喧嘩の事なんかを相談していたらしい。

で、ひろしが「そんなに辛い思いするなら俺が今から迎えに行ってやる!」って言って、

その途中でバイクで事故って、死んでしまったと。

つづく


908 名前:903 投稿日:03/10/16 00:01
それから何日かは彼女も泣いていたけど、そのうちだんだんと元の生活に戻りつつあった。

でも、ひと月程経ったある日、それは突然起こった。

夜一緒のベットで寝てると、夜中に突然彼女が凄い勢いで飛び起きた。

俺もびっくりして飛び起きて、彼女に「どうした?」って聞いても、
何も言わず虚ろな目をしたまま。

寝ぼけてるのか?と思ってもどうも様子がおかしい。

そんな事が何日か続いたある夜、俺がしつこく「どうした?大丈夫か?」と問いかけると、
彼女が虚ろな目をしたまま「ヒヒヒッ」って笑った。

でもその声はどう考えても彼女の声じゃなかった。

男のような低いくぐもった声だった。

俺はそのとき思った。

「これは、彼女じゃないと!」そのとき俺の頭にうかんだのは、「ひろし」だった。

俺が恐る恐る「ひろしか?」って聞くと彼女は俺を見てニヤッと無気味な笑顔を見せるだけ。

俺がしつこく「お前ひろしやろ?」って聞くと彼女は、
男の声で「そうや」って言ってまたニヤリと笑った。

でもそのとき確かに俺は怖かったけれど、彼女を何とかしないとと思い意外な程、冷静だった。

それからひろしは、ほとんど毎日やって来るようになった。

つづく


913 名前:903 投稿日:03/10/16 00:12
それから俺は「ひろし」と少しずつ会話するようになっていった。

虚ろな目をしたまま何も話さない日もあったけど、
俺がしつこく話しかけるとなんらかの反応はあった。

話す声は相変わらず男の声だった。

間違えた。スマソ。

ある夜俺が、彼女(ひろし)に「お前何がしたいんや?」
って聞いたら彼女(ひろし)は話し出した。

「俺はこいつのことが好きやから、一緒に連れて行こうって思ってんねん。
 だからお前は邪魔すんな!」

俺はヤバイって思って、必死で彼女(ひろし)を説得しようとした。

それでもひろしは、あの手この手で彼女を連れて逝こうとした。

ある日俺が仕事から帰ると彼女が台所のテーブルで無心で何かボリボリ食べていた。

何を食べてるのか?と思って見てみると、それは彼女が医者から貰ってた睡眠薬だったり、
また別の日仕事から帰ってくるとベランダの手すりの上に立っていたりと。

でもなぜかいつもギリギリのところで俺が助けてた。
(あとから神社の神主さんに聞いたら、それは俺の守護霊がとてつもなく強力だったらしい)

だから今度はひろしは邪魔な俺を殺そうとしてきた。

さっきまで普通に喋ってた彼女がふらっとトイレにでも行ったのかと思えば、
突然包丁持って襲ってきたり。

その時できた傷が
(刺し傷なので病院に行けずに、ほったらかしにしてた)が
 だんだん人の目みたいになってきたり)

色んな事がありました。あまりに多すぎて省略しますが。

そしてある夜俺はひろしに、どうすれば諦めてくれるのか必死に聞いてみた。


931 名前:903 投稿日:03/10/16 00:57
お客さん帰ったんで続き書きますね。

ひろしとの会話の中で俺は、色んな事を聞いてみた。

「お前は何処にいるんや」とか。

ひろしは「空と地上の間の真っ暗で何も無い所に居る」って言ってた。

あと「悪いけどタバコくれるか?」って言って手馴れた手つきでたばこを吸ったり。

(ちなみに彼女はタバコを吸わなかった。
 後から彼女に聞くと、タバコの吸い方とか仕草もひろしと全く同じだったそうです。
 しかもその当時俺は、ショートホープ吸っていたので、
 いつも正気に戻ると凄くあたまがクラクラしたそうです。)

そんな事が3ヶ月程続いたある日突然ひろしが
「俺もそろそろ諦めて行くわ」って言いました。

「そのかわりお願いがあるねん。
 俺が彼女と一緒に買ったソファーあれ捨ててくれへんか?」って。

俺は「わかったからちゃんと捨てるから、お前もちゃんと成仏してくれ」って言った。

そのころには、怖いというよりも少し友達みたいな感覚だった。

相変わらず俺や彼女を殺そうとしてはいたけど。

で、俺は次の日彼女と神戸港にソファーを捨てに行った。

それでひろしも成仏したのか、その日から出てくることもなくなった。

俺も彼女もだいぶ、まいっていたけどまた徐々に元の生活に戻っていった。

でも、本当は終わりじゃなかった。

翌年にひろしは戻ってきた。その一年は更に凄い一年だったけどね。

中途半端で終わってたので今日はここまで書いときます。

続きはまた明日にでも書きますね。

仕事しながらと、思い出しながらなので駄文でスマソ。


31 名前:903 投稿日:03/10/16 15:43
それから、半年程経った翌年の春にひろしは突然戻ってきた。

そのころ俺と彼女はつまらないことで、ほとんど毎日大喧嘩していた。

付き合いだした頃には、まだそれなりに優しいとこもあった彼女だけど
その頃の彼女は、喧嘩するとすぐ包丁持ち出したり、

「あんた殺してあたしも死んだる!」

みたいな感じで、凄く気性が荒くなっていた。

ま、俺にも悪いところは沢山あったんだけど。

それでもおれは彼女の事が好きだったんで
(本当は、新しい家探したりするのが面倒だったってのもあるけど)

仲良くしようと思って彼女の4月の誕生日に指輪買ってたりした。

そんな誕生日の前の夜にそれは始まった。

夜俺がふと、目覚めると隣で彼女が上半身起こした状態でぶつぶつ何か喋ってる。

「どうした?」って聞いても、虚ろな目でぶつぶつ喋ってる。

俺が声を荒げて「おいっ!どうした?」って聞くと彼女は
「ヒヒヒッ」って無気味に笑った。

その声は、まぎれも無くひろしの声だった。

俺が「ひろしか?」って聞くと彼女はまた「ヒヒッ」って無気味に笑った。

「お前ひろしやろ?」って俺が聞くと、

彼女は「そうや」って男の声でニヤリと笑った。

「お前、成仏したんちゃうんか?何で帰って来てんねん?」

って俺が聞くとひろしは

「明日こいつの誕生日やろ、だから会いに来たんや。それに俺やっぱりこいつの事
 諦められへんから連れて逝くわ。」って。

そしてまた悪夢の様な日々が始まった。前にも増して強烈に。


32 名前:903 投稿日:03/10/16 15:44
それからの彼女は、大分やばかった。

風呂場で泣きながら手首切ってたり、
飯なんかは、ほとんど口にしないようになっていた。

ある夜俺が苦しくて目覚めると凄い形相で(でも泣きながら)
俺の首を絞めてきたり。

俺も精神的に相当参ってきてたんで、
彼女の母親に事のいきさつを話した。

それまでもわりと、
俺たちの事を気に懸けてくれた彼女の母親は親身に相談に乗ってくれた。

そして「一度神社にお払いに行きなさい」
って言って近所の割と有名な大きめの神社を勧めてくれた。

そして日曜日に3人でタクシーに乗り神社に行く事になった。

その日は朝から彼女は、「しんどいから行きたくない。」とか、
トイレにこもって出てこなかったりした。

それでも無理やりトイレをこじ開けて何とか服を着させて強引にタクシーに乗せた。

タクシーの中でも彼女はガタガタ震えたり、「帰りたい!」って大声で喚いてたりした。

タクシーの運ちゃんも、その異様な光景にかなりびびってる感じだった。

そして神社の前でタクシーから降りて中に入ろうとすると、
彼女は一歩も動かなくなった。

俺と彼女の母親とで両手を引いても凄い力でビクともしなかった。

俺が彼女を無理やり抱きかかえて連れて行こうとすると、彼女は野太い男の声で

「離せっ!触んなっ!離せーっ!」って叫んで凄い暴れ方をした。

顔もこの世の者とは思えないぐらい凄い形相だった。

その日は日曜日だった事もあり、
かなり沢山の人が周りに居たが俺はなりふり構わず彼女を抱きかかえ神社の中に入っていった。

彼女はしばらく暴れて俺を殴ったり引っ掻いたりしてたけど、
境内に近づくにつれ段々ぐったりしていった


33 名前:903 投稿日:03/10/16 15:45
その時一つ不思議な事があったんだけど、俺が彼女を抱えて神社に入って行くとき、
俺の耳に凄い音量でお経(祈祷?)みたいのが聞こえ出した。

それとともに彼女も段々大人しくなっていった。

神社の本堂に上がり中に居た神主さんは、
俺が抱えている彼女を見るなり全てを察したように

「大変だったでしょう。」と優しく微笑んでくれた。

そして俺は座布団の上に彼女を寝かせ、今までの事のいきさつや、
さっき聞こえたお経の事を神主さんに話した。

すると神主さんは

「それは、あなたの守護霊が凄く強力な力であなたを守っているからですよ。」

と言ってくれた。

それから「普通の方ならとっくに二人とも取り殺されてますよ。」とも言った。

そしてすぐに彼女への祈祷が始まった。

祈祷の最中も彼女はぐったりしたままで、暴れたり叫んだりすることもなかった。

それでも顔つきは穏やかで、何だかすやすや寝ているみたいだった。

一時間ぐらいに亘り祈祷は続いた。

祈祷が終わると神主さんは、俺と彼女の母親を別の部屋に連れて行き、二人に話し出した。

彼女に憑いてるひろしは、相当に念が深く今日、明日には 良くならない事や、
ひろしが現れなくなった後も喧嘩が絶えなかったのも全てひろしが原因だった事など。

そして神主さんは、こう言った。

「あなた達は一緒に居ないほうがいい。
 そうしないと、いずれはあなたもやられてしまいますよ。」って。

でも俺は彼女の母親の手前「それはできません!」って言いました。

でも彼女の母親は優しくそれでもキッパリと俺にいいました。

「あんたたちしばらく離れて暮らしなさい。○○はあたしがちゃんとするから。」って。

俺は正直そのとき少しほっとしたのを覚えてる。

そしてその日は彼女は母親の元に帰り、
俺は友達に頼んでその日のうちに荷物をまとめて彼女のマンションを後にしました。


34 名前:903 投稿日:03/10/16 15:46
それから何ヶ月かは、俺の勤め先に彼女から一日に何十回も電話があったり、
店の前で待ち伏せされたりしました。

彼女の母親にも何度か相談したりしてたけど彼女の母親が言うには、
その頃の彼女は半分ノイローゼみたいな状態だったそうです。

そのうち電話も無くなり、俺も店を変わったので、
その後彼女がどうなったのかは解からないけど、
人づてに聞いたところによると何処かの病院に入院したそうです。

あれから十年以上が経ち、今となっては何処でどうしてるかは全くわかりませんが、
後にも先にもあんな体験は無いだろうと思います。






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286 名前:280  ~序章~ 投稿日:2001/08/08(水) 13:08
この話の本編を公開する前にお話しなければならない事が御座います。
と言いますのも、この話、過去に二度しか語ったことが無いのです。
その理由はつまりこうです。

一度目に話したのは高校の修学旅行の時でした。
私の話を聞くためにクラスの全員が一部屋に集まっていました。
もちろん他のクラスの人間はその事を知るよしもありません。
1F南棟横一列の五部屋が私のクラスに与えられた部屋割りでした。
その五部屋の丁度真ん中の部屋で怪談を語る会が催されたのです。

私は自らの体験談を一話一話語っていきました。
皆、一様に息を押し殺し私の話に耳を傾けています。
そして話が、今回紹介するこの『怨霊憑依』になりました。
この話は私の体験談の中でも屈指の恐ろしい体験で、
少しばかり躊躇いは感じたのですがノリにまかせて話してしまったのです。


287 名前:280  ~序章~ 投稿日:2001/08/08(水) 13:09
『キャーーーー!!!』
話し始めて三分もしないうちに一人の女の子が絶叫しました。
皆、背後からナイフでも突き付けられたかのような顔でその子の方を向いています。
彼女は左手を口にあてがい、右手をまっすぐ伸ばし、何かを指差していました。
その指の先に我々が見たものは・・・・・。
窓の向こうにホテルの裏山があり、その中腹ほどの場所に墓石郡が見えたのです。
しかし彼女が指差していたのはそんなものではなかった。
墓石に隠れるように子供が顔を半分だけ出して笑っているではありませんか!
そして一瞬で姿を完全に隠してしまったのです。
時刻は午後九時。
とてもそんな時間に子供が遊んでいたとは考えにくい・・・・・。
かといって霊とは思いたくない。
そう思っていた事でしょう。


288 名前:280  ~序章~ 投稿日:2001/08/08(水) 13:09
一時、混乱しましたが「あれは現実の子供である」という結論により
無理やりその場をおさめました。
帰りたいと言い出す女の子もいましたが、
帰ってしまうと部屋に小人数で居なければならない事になるので
耳を塞ぎながらその場を遣り過ごそうとしていました。
そして話の続きを語る事となったのです。
話を再開した直後。
私の背後の壁を『ドンドンドンドン!!!!!』と強打する音が鳴り響きました。
もう部屋中パニックです。
泣き叫ぶ女の子達を制し、
私を含む有志数名で音がした隣の部屋へと向かう事になりました。
みな戸締りをしてきたはずです。
案の定、その部屋の錠はロックされており、
その部屋の生徒がカギで扉を開けました。
重くのしかかるドンヨリとした空気。
真っ暗の部屋の中でTVだけがついています。
しかしながら映っているのは「砂画面」。
いわゆる飛ばすはずのチャンネルがついているのです。
無音で。
部屋に足を踏み入れた瞬間。
私の目に飛び込んできたものは・・・・・。
部屋の壁一面の『顔』。
そのあまりの形相の為、男女の判別すらできません。
その場に居合わせた数名も口を開けたまま声も出ない驚き様でした。
私はTVを消し、電気をつけました。
すると壁に浮かんだ顔もパッと消えたのです。


289 名前:280  ~序章~ 投稿日:2001/08/08(水) 13:09
この一件は校内でもかなりの噂となり、今でも修学旅行の際には、
その事を知る引率の教師が語り草にしているそうです。

冒頭で私はお話しなければならないと申し上げましたね。
そう。
この話を聞いた人間は霊を見てしまうのです・・・・・。
だから今まで二度しか話した事が無かったのです。
二度のうちのもう一つの話は(終章)として御紹介いたします。

おわかりですね。
本編を見た方にどんな危害が及ぶかもわからないという事です。
第十話より始まる『怨霊憑依(本編)』。
読む、読まないは御客様にお任せします・・・・・。
もしもなんらかの霊障害を受けた場合。
館主に御相談下さいませ。


290 名前:280  ~第一章~ 投稿日:2001/08/08(水) 13:10
前項でもお話した通り、この話は大変危険です。
充分な心の準備をしてから御読み下さいます様、御願い致します。

高校一年の冬の事です。
その日の朝はこころなし体調が優れず、鬱とした気分でした。
いつもの様に日課の雨戸開けをし、朝食をとり、学校へと向かう準備。
しかし何かおかしい・・・・・。
背後に視線を感じるのです。
何度も振り向きましたが、そこに人の気配は無く、
いつもと同じ我が家の日常が存在するだけでした。


291 名前:280  ~第一章~ 投稿日:2001/08/08(水) 13:11
不安な気持のまま、自転車に乗り、私は家を出ました。
私の家から出て最初の通りに差し掛かったところで、
遠くから腰の曲がった老婆が歩いてくるのが見えました。
しかし、歩いていると言うにはあまりに不自然な動きである事に気付いたのです。
足を動かしておらず、わずかながら体が宙に浮いているような感じでした。
起き抜けから不気味な感覚にとらわれていた私は、
恐る恐るその老婆の方向へと自転車をこぎました。
近付くにつれ、老婆が発する禍禍しい霊気に体中が蝕まれるような感覚を覚えました。
明らかに霊体である事を認識した私は、自転車をこぐのをやめ、
老婆に向かい合うような形となりました。
その距離およそ10m。
鼠色の乱れた髪の毛に隠れて見えなかった顔がゆっくりとこちらを向きました。
顔を見た瞬間の感覚はいまだに思い出すだけで背筋に緊張が走ります。
浅黒い肌。
痩せこけた頬に、落ちそうなくらいに張り出した瞳。
口を真一文字につぐみ、私を睨みつけてきます。
その瞳には凄まじい怒気を感じました。
私は老婆の眼光に体がすくみ動けなくなっていたのです。
それまでにも私は相当な数の霊体験をしており、
霊をあまり『怖い』と感じなくなっていたのですが、
その時ばかりは自分の霊能体質を呪いました。
悲哀、怒り、憎しみ。
そんなものが入り混じった老婆の霊気。
それまでの私が体験した事のない、凄まじい怨霊です。
老婆に動きが見えました。
両腕を前に伸ばし、首を締めるような格好をしています。
「危険だ。」
そう思った時は遅かったのです。
真っ直ぐに私目掛けて老婆が向かってきます。
その速さたるや、成年男子が猛スピードで走るくらいの勢いで、
私はかわす事もできずに棒立ちでした。
そして私の体を老婆が通り抜けて行ったのです。
しばらくは息もできず、その場に立ちすくんでいましたが、
恐る恐る後ろを振り返ると、そこにはもう誰もいませんでした。

その日、一日。
私はとても嫌な気持で過ごしたのは言うまでもありません。
しかしそんな現象はあくまで前触れに過ぎなかったのです・・・・・。


292 名前:280  ~第二章~ 投稿日:2001/08/08(水) 13:11
老婆を目撃した日から一週間が過ぎました。
この一週間というもの、ろくに食事も喉を通らず、
気分の優れない毎日を送っていました。

学校では学期末試験が始まっており、
私も柄にも無く試験勉強をしなければならなかった為、
両親が寝静まった頃を見計らい、応接間にやってきました。
一応、何故わざわざ応接間で勉強しなければならないのかを御説明致します。
元来、勉強嫌いの私は机に向かう事が大嫌いで、
自室の勉強机にはコンポを乗せていた為、そこでは勉強が出来ない状態だったのです。

深夜一時頃。
静寂に満ちた部屋にこんな音が聞こえてきたのです。
『ピチャ・・・ピチャ・・・ピチャ・・・』
それは雨漏りの様な水滴の音でした。
音の方向は応接間の隣に位置するトイレからです。
管が破れて水漏れでもしているのだろうか?
軽い気持でトイレに向かい扉を開くとそこには・・・・・。


293 名前:280  ~第二章~ 投稿日:2001/08/08(水) 13:11
私の眼前に薄汚い布キレ。
見上げるとあの老婆の顔が!!
天井から吊るさがった老婆は白目を剥き、口からはどす黒い血を流していました。
音は老婆の口から垂れた血の音だったのです。
私は絶叫しました。
腰が抜けたのでしょう。
その場にヘナヘナと座り込んでしまいました。

二階からは私の声に驚いた両親がおりてきました。
私は這いずりながら両親の元へ。
「どうしたんだ?」
父親の声に私は返事が出来ず振り返りトイレを指差しました。
しかしそこには既に老婆の姿は無く、トイレの扉だけが開いた状態。
私は必死に両親に説明しましたが「寝不足で夢でも見たんだろう。」と、
軽くあしらわれてしまいました。
応接間に戻り、とりあえず机に向かいました。
しかしどうにも落ち着きません。
そしてこの後、はかどる事の無い勉強をしていた私に第二の恐怖が襲いかかります。


294 名前:280  ~第二章~ 投稿日:2001/08/08(水) 13:12
私は背後に人の気配を感じました。
しかし先程の事もあるので後ろを向く気にはなりませんでした。
その時です。
私の首筋に冷たい感触が・・・・・。
前にあった戸棚のガラスにうつっているのは、私の首を締めている手。
そう。
私の背後にはまたもやあの老婆がいたのです。
老婆の手を引き剥がそうとしましたが、凄まじい力でまったくはなれません。
私は目を閉じ、無宗教くせに神頼みです。
御経を唱えました。
『南妙法蓮華経南妙法蓮華経南妙法蓮華経・・・・・・・』
すると老婆の力は緩み、かわりに私の耳元でこう囁きました。
『熱い・・・熱くてかなわん。なんとかせんか!誰の謀(はかりごと)じゃ!
許しはしまいぞ!井上の末代まで祟ってやるからそう覚悟せよ!』
二度ほど同じ言葉を繰り返し、フッと老婆の気配は消えました。

そんな状況で勉強など手につくはずもなく、私は眠る事にしました。
眠りながら考える。
「私はおかしくなってしまったんだろうか?」
真剣に悩みました。
気が狂っているのかもしれないと・・・・・。
そして老婆の言葉。
どんな意味が込められているのでしょう。

老婆の霊に悩まされる日々はまだ続いたのでした・・・・・。


295 名前:280  ~第三章~ 投稿日:2001/08/08(水) 13:12
私のノイローゼ気味の日々は続いていました。
以前にも増して、誰かに見られている感覚が強くなってきたのです。
一日一回は老婆が私の耳元で言ったあの言葉が聞こえてくる始末。
そしてついに老婆の姿が常に見えてしまう。
そんな状況まで追い込まれていったのでした。

食事もろくに喉を通らず、眠れない生活。
私は次第にやつれていき、
あの老婆の様に頬が痩せこけたみすぼらしい顔になってしまいました。

見かねた両親が私にこう言いました。
「最近のおまえはおかしい。でも我が子を精神病などと思いたくはない。
 おまえが言う事を信じているわけではないが、
 一度、霊媒師にみてもらったほうが良いと思う。」
そして私は母の弟の紹介で霊媒師の元へ行く事となったのです。


296 名前:280  ~第三章~ 投稿日:2001/08/08(水) 13:13
紹介してくれた叔父の車で霊媒師のもとへ向かいました。
着いた先はなんの変哲もない住宅街。
そしてただの一軒家でした。
出迎えた女性に案内され、家の中へ。
一室に通され、その場に座っていた女性こそ、誰あろう霊媒師の方だったのです。
年の頃は70代前半といったところでしょうか。
ふくよかな顔が優しい印象を覚えさせる老女でした。
「こちらにおかけなさい。」
そう言うと彼女は私を自分の前に座らせました。
彼女は私の手を握り、こう言いました。
「あなたが来たのはすぐにわかりましたよ。
 あなたはすごい霊能力を持っていらっしゃる。でもね。
 あなたは霊媒師になりたいわけじゃないんだものねぇ?
 だったら必要ないのにねぇ。可哀想にねぇ。」
矢継ぎ早に話していく老女。
そしておもむろにこう言ったのです。
「あなたには今、非常に厄介な霊が憑依している。気味の悪いお婆さんだねぇ。」
驚いた。
ただただ驚いた。
私はここに来てからまだ何も言ってないのです。
しかし老女の言っている事は寸分の狂いなく当たっているのです。
「あんたなんでこんな悪さをするのさ。この子に何の関係があるんだい?」
優しい口調で話していますが、私に話しているのではなさそうです。
私は黙って老女の言葉に耳を傾けました。
「そうかいそうかい。それは大変だったねぇ。
 だけどこの子には関係ないだろ。早いとこ成仏しなさい。」
そう言った後、老女は私の肩に両の手を置き、
なにやらお経のようなものを唱え始めました。
何度も何度も私の肩を強く叩き、老女は拝み続けます。


297 名前:280  ~第三章~ 投稿日:2001/08/08(水) 13:13
一時間ほど彼女と霊の攻防があったのでしょう。
深く溜息をついた老女はにっこり笑って私にこう言いました。
「もう大丈夫だよ。あなたに憑いてた霊はいなくなったからね。」
彼女にそう言われるまでもなく私の体がそれを理解していました。
憑き物が落ちるとはまさにこの事。
体が軽く感じ、食欲までもが出てきたのです。
老女はこう続けました。
「あなたについていた霊は40年以上前にあなたの家の周りに住んでいた地主さんだよ。
 あなたの家の周りは昔、一つの土地で、彼女はそこの女地主。
 ある時、資産目当てで彼女は親族に殺される羽目になったんだ。
 死因は焼死さ。彼女の自宅に火をつけたんだろうねぇ。彼女は相当怒っていたよ。
 『井上だけは許せない』と言っていたねぇ。井上ってのは親族の方のようだね。」
言葉が出なかった。
唖然とした。
私は老女に聞きました。
「なぜ僕に憑依したのでしょうか?」と。
彼女の答えは単純明快でした。
「それはあなたが霊に優しい人だからさ。
 霊ってのは霊媒師のように霊の気持がわかる人間に憑こうとするのさ。
 だから何の関係もないあなたに憑依して、
 恨みを晴らそうとしてたんじゃないのかねぇ。」

その後、老女に霊の祓い方を教わり、私は帰路につきました。


298 名前:280  ~第三章~ 投稿日:2001/08/08(水) 13:13
次の日、私は母と近所の事について町内を聞いて回りました。
そこで驚くべき事実に直面したのです。
そう。
老女の言葉には寸分の間違いもなかったのです。
私の住んでいる場所は元々は一つの土地で、そこの所有者は『井上』姓。
それ以前の所有者の事まではわかりませんでしたが、
『井上』が謀略により老女から土地を奪ったのでしょう。

それ以来、老婆の怨霊は私の前に姿を見せません。
が、(序章)にてお話した通り。
見てしまうんですよ。
この話しを聞いた人が・・・・・。
霊媒師の方が最後に言った言葉を付け加えておきます。
「成仏させる事はできなかった。」と。


299 名前:280  ~終章~ 投稿日:2001/08/08(水) 13:14
序章でも老婆の霊の話を聞いた人達が霊を見てしまったエピソードをお話しました。
この(終章)もその事件から一年以上たった後に起こったエピソードです。

老婆の霊から開放されて随分と月日も経ちまして、私も高校三年になっておりました。
老婆の霊の事などすっかり忘れきっていたのです。
しかし老婆はまだ成仏していなかったのです。
事の発端はこうです。

私は友人と他愛も無い長電話をしておりました。
時刻は正確には記憶しておりませんが、九時過ぎ頃だったと思います。
友人の口からこんな質問がされました。
「噂で聞いたんだけど、修学旅行の時すごかったらしいね。
 俺にもその話聞かせてよ。」
そう。彼は三年になってからの友人で例の話は噂づたいでしか知らなかったのです。
久しぶりに思い出した老婆の顔に薄ら寒いものを感じましたが、
時間というのは恐ろしいものです。
私にその話をさせる余裕を与えてしまったのです。


300 名前:280  ~終章~ 投稿日:2001/08/08(水) 13:14
し始める私。
息を呑む友人。
話し始めて一分もしないうちに・・・・・。
「おい!ちょっといいか?」
友人が私の話を止めました。
「どうした?」
いやな予感を感じつつも私は彼に問いました。
「いや、気のせいかなぁ・・・・・。」
「だからどうしたんだよ!」
私は語気を荒げて問いました。
「うん・・・・・。なんかおまえの声の後ろに変な音が被るんだよ。
 TVかなんかつけてるか?」
私はTVなどつけてはいない。
「なんか変な・・・・・。」
そこまで言うと、彼は電話を切ってしまったのです。
どうしたと言うのでしょう。
私は再度、彼に電話をかけました。
『ガチャ』
「おい!どうしたんだよ!?」
私の問いかけに返事がありません。


301 名前:280  ~終章~ 投稿日:2001/08/08(水) 13:15
「おい!冗談はよせよ!」
電話の向こうから微かな呻き声のようなものが聞こえてきました。
『ウウウゥゥゥゥ・・・・・。』
私はわけがわからず問い掛けるばかりでした。
「おい!おい!しっかりしろよ!」
「・・・・・・ん・・・・ゴメンゴメン・・・・なんか眩暈がして・・・・・。」
友人の声だった。
彼曰く、突然眩暈がして倒れこんでいたのだそうです。
私は病院に行く事をすすめましたが「大袈裟な」と、取り合ってもくれません。
そして彼は話の続きをしてくれと持ちかけてきたのです。
私は断ったのですが、どうしてもと頼み込む友人に根負けして続きを話し始めました。
数秒後・・・・・。
彼はまたしても私の話を中断しました。
また聞こえてきたと言うのです。
先ほどの音が。
「あれ?なんかおかしいぞ。おまえ誰と話してるんだ?」
妙な事を言う。
「何言ってんだよ!おまえと話してるに決まってるじゃねぇか?」
「いや、俺とおまえの他に話し声が聞こえるんだよ。」
「どんな?」
「なんかお婆さんの声みたいな・・・・・。」
総毛立ちました。
私は彼に電話を切る事をすすめ、受話器を置きました。


302 名前:280  ~終章~ 投稿日:2001/08/08(水) 13:15
次の日、学校に行くと彼は欠席。
心配になった私は彼の自宅を尋ねました。
彼の母親に案内され彼の部屋へ。
彼はベッドに横になりうなされていました。
彼の母親曰く、昨日の夜から突然発熱して寝こんだままだと言うのです。
彼は私が来てる事もわからないようでした。
うわ言で『熱い・・・・・熱い・・・・・。』と繰り返すばかり。

私は以前、霊媒師の元で学んだ霊媒を試みることにしました。
酒と塩を用意し、彼の前で祈祷しました。
彼の体を叩き、彼の体から憑き物を出そうと必死でした。
数十分後。
彼の手がすさまじい力で私の腕を鷲掴みにしました。
そしてカッと目を見開きこう言ったのです・・・・・。
『無駄だよ・・・・・。井上が滅びるのをこの目で見るまではな!』
そう言って彼は再びベッドに倒れこんだのでした。
意識の戻った彼には寝込んでいた時の記憶はありませんでした。

いつまで私を苦しめるのでしょう・・・・・。
それ以来、老婆の霊は現れていませんが、
いつ何時再び私の前に姿を現すのではと、気が気ではありません。

そう。
恐れているのは、この話の全容を知ってしまった貴方の身の上です。
(序章)でも書き添えておきましたが再度繰り返します。
なにかあったら館主まで御連絡下さい。
可能な限りお力になる所存です。




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1:名無しヒーリング:2017/10/01(日)20:42:38.18ID:WNBDUpk4.net
霊に憑依されやすい体質の人のための対象法などの情報交換スレです



2:名無しヒーリング:2017/10/01(日)20:47:45.17ID:WNBDUpk4.net
部屋を整理整頓して空気を換気して綺麗にする
部屋に日の光を入れる
粗塩の入った風呂に入る
面白い映画や番組を見て「笑う」などしてポジティブエネルギーを活性化する
粗塩を小袋に入れて持ち歩く
自然の豊かなで清らかな場所に行く
好きな神社など清らかなエネルギーの場所に行く
自分にとって心地良いことや好きな事をする

上記の事などは憑依体質の人には効果があるそうです。



3:名無しヒーリング:2017/10/02(月)19:33:32.10ID:YwiEPQvw.net
銀の指輪(ステンレスの安物に注意)
体に触れてないと無意味
粗塩(シャンプーとして使う)
酒塩風呂は配管が錆びる可能性あり
水晶(模造品に注意)
人工水晶でもいい
丸鏡(神社の手水で洗う)
反射面を外側に



6:名無しヒーリング:2017/10/03(火)19:56:40.50ID:JsYrRynv.net
>>3
ありがとうございます
銀の指輪は初めて聞きました
参考にします



4:名無しヒーリング:2017/10/02(月)22:09:24.67ID:YwiEPQvw.net
浄霊出来るまで修行したけど意味あったのかな
除霊はまだできません
霊は普通に倒しても死んでますからしばらくたつと復活します
それをとどめを刺して消滅させることが出来ないと同じことになります
つまりまた復活してから報復なりしてくるわけで
浄霊は霊以外にも効きます
生き物にもききつまり生きてる人間にも効果があります
心身とも浄化されるのである程度心も気も体も健全になります
(万病や障害に効果はありません)
(自分は遠隔出来ません霊能者でもない)



5:名無しヒーリング:2017/10/02(月)22:13:23.09ID:YwiEPQvw.net
普通に殴って倒すぐらいなら出来ますが
止めさすのは出来ないのです
追い払うのが限界です
倒すぐらいでは除霊とはいえません



7:名無しヒーリング:2017/10/03(火)21:30:30.87ID:PxpFbzce.net
水晶のブレスレットがお勧めらしいです
注意しないと駄目なのは結晶でなくただのガラス玉に注意してください
人工水晶でもいいのですが人造水晶はただのガラスです
出来れば定期的に浄化してください



9:名無しヒーリング:2017/10/04(水)02:21:48.14ID:Z6XDs5Ey.net
>>7
ありがとうございます



8:名無しヒーリング:2017/10/04(水)01:17:53.63ID:8JwA9E9I.net
対象者じゃなくて質問で悪いんだけど、憑依されるとどういう感じになるの?



10:名無しヒーリング:2017/10/04(水)02:23:46.72ID:Z6XDs5Ey.net
>>8
自分が以前考えてた事と真逆の考えになったり、無性にイライラします

上記の事を霊能者の人に相談して霊視してもらったら霊による憑依だと言われました



11:名無しヒーリング:2017/10/04(水)19:50:20.36ID:kpjCXgNf.net
神社でお祓いされる場合

大きな神社で受けてください
小さい神社では神様が不在の場合があります

費用は一人1~2万円ぐらいです
厄払いの場合です

心霊スポット等には行かないでください
祓ってもらえなくなるそうです



12:名無しヒーリング:2017/10/06(金)03:29:58.76ID:xEca8kjs.net
霊能者に相談しにいかないでください
無料ならともかく実際は99%偽物です
現実は99%詐欺師なのです
大切な財産を失うだけなのでやめてください



13:名無しヒーリング:2017/10/08(日)20:57:03.49ID:G7CC8n/C.net
>>12
ではどうしたら良いですか?



16:名無しヒーリング:2017/10/09(月)09:39:30.61ID:4B903s4r.net
>>13
精神的なものであるなら精神科にいく

憑依されたならば酒塩風呂か
熟睡したあと昆布茶を一杯飲む
厄払いでもいいです

普段は>>3にしたがって予防する
厄払いで浄化されるのもいいはず

心霊スポットには絶対いかない
普段から先祖や仏様や神様の世話をちゃんとする

あんまり考えつきません・・・すみません



17:名無しヒーリング:2017/10/09(月)11:27:13.35ID:yWlElA8O.net
電気のブレーカーを切る(自分の部屋だけ)



18:名無しヒーリング:2017/10/09(月)11:42:21.20ID:4B903s4r.net
1%の本物ならいいのですが
本物かどうか見分けるには自分自身も本物の霊能者でないと見分けつかないと思います
素人では無理だと



19:名無しヒーリング:2017/10/09(月)11:52:48.21ID:4B903s4r.net
呪詛に対する対処法はわかりません
結界も簡単な方法があればいいのですが
浄霊もしてもらった方がいいです
(物理にも有効)
でも一般の人相手に浄化してくれる組織ないですね



20:名無しヒーリング:2017/10/10(火)14:58:36.86ID:greGBbiZ.net
一般人に手立てがないのならスレ終了だあね



21:名無しヒーリング:2017/10/10(火)15:05:55.26ID:GI808Lla.net
>>20
何かいい案ください



22:名無しヒーリング:2017/10/13(金)16:11:41.54ID:GuRdkDmj.net
大きな寺で祈祷してもらうのは?厄除けでいけるかわからないけど

できるだけ毎日心穏やかに過ごすように心がけていたら
変なときはだんだん憑依されてるな、と自分で気付けるようになってきた
弱いものなら、気づくだけで出ていくときもあるし

イライラとかストレスをできるだけためないこと
隙をみせると入ってくるような気がする



23:名無しヒーリング:2017/10/29(日)10:16:29.99ID:QsIX/YEF.net
>>22
内観視ってやつだね。
気づくだけでも効果あるけど、自分なりの正論で憑依環境に対してイメージで因縁つけて追い払うのも効果あるよ。周りに憑依されている人が多い場合ね。



24:名無しヒーリング:2017/12/08(金)14:55:14.27ID:WdNhkfVC.net
いつもの自分と違うカンジのネガティブに襲われたら、
自分の自我をできるだけ深いところに潜らせて行き、
深い自我で、ネガな感情を分析し説教すると解消が早い気がする。
それ以外にも深いところに自我を持っていくのはいろいろ役に立つ気がする。



28:名無しヒーリング:2018/02/12(月)13:24:47.70ID:OwQ5xeKD.net
私、憑依されてるのかな?
人混みに入るとイライラと不安が特にひどい。
なんでこんなにイライラしてるのか分からない、疲れます。

喜怒哀楽の起伏はどれも激しくて思考はどちかというとネガティヴです。
泣いてる人を見るだけで自分も涙が出る。
怒って罵声をあげてる人がいるとこちらも頭が熱くなります。
普通のことにも思えますが、他人の感情にとても敏感で人と会うのが非常に疲れます。



29:名無しヒーリング:2018/02/12(月)16:06:00.58ID:DDc5tYmO.net
>>28
エンパス、エンパシー、共感、共感力 で検索



31:名無しヒーリング:2018/02/14(水)05:09:27.96ID:DfEBVGNN.net
>>29
ありがとうございます。

かなり当てはまっててビックリしましたおそらくその体質かと思います。

あと昔、霊感の強い知人に憑きやすいと言われたのが気になってて。
私みたいなタイプは心の在りかたでかなり左右されるのかもしれません。

ここしばらく、自分は人を憎悪し、将来の夢がありながらも気力を失い堕落生活をしてます。このままじゃいけないと思いながらも抜け出せなくて。

こういった自分でいると余計憑依されやすいですよね?というかすでに自分が地縛霊のような気がしてます。
人を憎むのはとてもエネルギーを使うせいか毎日そのことでいっぱい。
寝ても冷めてもそれだけに生きてるような感じで少し自殺願望まででて来ました。すでに取り憑かれてるかもしれません



32:名無しヒーリング:2018/02/14(水)07:15:16.29ID:6yTmSAk2.net
タバコ吸ってる?



33:名無しヒーリング:2018/02/14(水)12:38:49.11ID:DfEBVGNN.net
タバコは吸いません。

この生活をしてるうちに食欲だけは何故かあり、満腹にもかかわらず無心に何か口にしてます。体重は不思議と増えません。
元来、綺麗好きで毎日の掃除は欠かさなかったのですが、それもやる気がせず必要最低限のことしかしてません。
ランニングも趣味でしたがそれも気力が湧かずで、一人暮らしのアパート。
仕事も辞めてます。

友人は訳あって自分から疎遠にしました。いつも私と仲良くなる友人はどうも深入りされてしまい、よく依存されます。みんなそうでした。
それに疲れ悩まされ、仲良くしたいのですが拒否反応して具合が悪くなるんです。どうして程よく付き合えないのか。

身内、両親もおらず最近はまともに人と話さえしてません。
ただ、ただ独り毎日毎日憎んだ相手をひとときも忘れらなく、寝ても覚めてもアイツが不幸に落ちてしまえばと願う自分、こんな自分が嫌でたまらないという自分がいて葛藤してます。
こんな生活を1ヶ月ほどしてるから頭も正常ではないのかもしれません。
もう自分が悪霊みたいなものですね…



34:29:2018/02/14(水)13:03:20.87ID:asLhdN5v.net
>>31
他者と自分の境界線をしっかりさせると良さそう
人混みでイライラ、泣いてる人を見て泣く、激おこの人を見て頭が熱くなる
これらは全部、「自分の感情や気分が原因」と言うよりは、他人を見たり感じたりして、相手と同調し、それらを自分の身体で再現しているみたい

それが嫌なら、まず、慣れるまでは、絶えず自分の思考と考えていることを客観的に把握する
今まで穏やかな気分だったのに、急に違う感情、気分、思考になったら、その原因が自分の中にあるのか、それとも外にあるのか確認する

その気分、感情が嫌いで、なおかつ原因が自分の中に無いなら、自分が好きな感情になる。
好きなことを考えて、好きな気分になるように、思考や感情を変える。洋服を着替えるように。
自分の気持ちや感情をコントロールするには、まずそれらを観察する必要があります。

人は大抵誰でも、他人と共感し、他人の考えや感情にある程度同調して生きています。
感情移入や共感は誰でも出来て、それがあるから映画や小説、ドラマ、お笑い番組等を楽しめます。
他者と自分の境界線があいまいだったり、他人の感情に流されがちだと、文字通り自分自身を見失い、自分が生きたい人生を生きられなくなってしまう可能性があります

人が生き霊死霊に憑依される理由は個人差がありますが、憑依されていても自覚が無い人もいれば、影響を強く受けて自分の感情を見失ったり、体調不良になる人もいます。


自分が好きなものを必要なだけ食べて、自分の意思で、自分の身体を使って、思い通りに生きている人は、他人の霊に憑依されても、さほど影響を受けないかもしれません。
(もちろん非常に元気はつらつとしていても憑依される人もいますが、それはまた別の話)

たとえ誰かに
「憑依されがちなタイプですね」
と言われて、実際その通りだったとしても、
「また誰かに憑依されるかも」
と怯えながら暮らす必要は無いです
家に誰か知らない人が押し入ってきたら、何とかして出て行ってもらおうとするのと同じで、気分が悪くなったら、原因を突き止めて、気分が良くなるように改善しましょう。

霊的なものが原因なら、見えなくても玄関や窓を開けて「出ていけ」と言えば出ていくかもしれません。
あなたの身体は、あなたが自分の人生、思考、感情を楽しむために使って下さい。

長々と失礼しました。何かしら参考になると幸いです。ありがとうございました。



35:名無しヒーリング:2018/02/14(水)14:05:56.38ID:DDe8kuIq.net
>>33
怒りの気持ちとかを紙に書きまくったら多少スッキリすると思うよ。
外に出さずに抱え込んでるとどんどん蓄積されていっちゃう。
あとは無理矢理にでも楽しい動画とか癒されるものを見て気分を変える。



36:名無しヒーリング:2018/02/18(日)12:45:38.89ID:zgsPaOcU.net
>>34
>>35
優しいね、
ありがとうございます
だいぶ落ち着いて来ました。

>>34
非常にわかりやすく頭に入って来ました。私のこういう性格?性質といいますかそれを細かく理解してもらえた上でのアドバイスだなとビックリしてます。
自分を分かってもらえてるようでなんだか救われますね…。
なかなかリアルでこういう話は出来ないし、人には理解されない話なので。〔他者から気分屋の思い込みと妄想だと言われる〕自分の頭がおかしいのかと苦しんだ時期もありました。
確かに影響されやすい自分が悪い、弱いということは確かにあるんですけどね。

生霊といえば最近、
憎き相手のTwitterで毎日、嫌な夢を見るというつぶやきをしててもしかしたら私が飛ばしてしまったのか偶然の可能性もありますけどね。
良くないことだと頭で分かってても怨みはなかなか消せません、
私も人としての器や人格がなってないと同時にふと気付かされる場面があり自己嫌悪もあるのですが…

特に人柄の良い人や明るく優しい人、損得のない人
人間が出来てる人と接したときはなんだかこちらまで、曇りのない気持ちになれますね。逆にネガティヴ思考で
〔私も根っこは暗いですが〕
愚痴ばかり言う人、なにかと人のせいにばかりして不平不満が多い人などと一緒にいるとこちらまでイライラしてしまい疲れる。

付き合う人次第でかなり影響があるので
私自身も向上して行けるように…
ちょっと頑張ろうと思います。
助言をいただき、ありがとうございます。



54:名無しヒーリング:2019/07/29(月)11:06:18.77ID:DeuHq42N.net
すみません、初カキコです

家族で写真を撮ったところ自分の頰に女性らしきモノが写ってて霊視をしてもらったら憑依されていると言われました

どうしたらよろしいでしょうか?

ご教示頂けると幸いです



55:名無しヒーリング:2019/08/25(日)22:51:33.13ID:sg83/grt.net
54さん多分波長が合ってるんだと思います。
あまり強いものではないようなので、下記のことをしてみてください。

・朝起きたらカーテンを開けて陽の光を浴びる
・仏壇とお墓をかなり丁寧に掃除する
・よく寝てたくさん食べる
・できれば運動する
・ネガティブ思考になってると気がついたら上を向いて目を閉じ、深呼吸する
・ただ「生きていること」自体に感謝をするなど

最後のものは特にお墓掃除などでご先祖さまとの繋がりを意識することで「生きる」ということがどういうことなのかを認識できるようになります。
お仏壇で生きていることに感謝をして温かい気持ちになれたなら、これから上手くいく証拠です。
皆さんにも同じことが言えますが、自らの波長を高めてさえしてしまえば、憑かれることはあれど、思考まで憑依されることはなくなります。

一緒に頑張りましょう!





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1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 21:30:35.306 ID:hqhCppzl0
何年か前に俺が体験した怖かった出来事について語ってく。

俺は霊感ゼロだし幽霊とかも信じてなかったけど、この一件で信じるようになった。

ありえんような話だから、まあ創作だと思って気軽に見て行ってくれ。

            
2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 21:30:50.311 ID:faOMNuAXa
怖すぎ

3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 21:32:06.773 ID:2zDltX8+d
怖くて見れない

4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 21:32:17.742 ID:13nV+Dr/0
漏らした

5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 21:33:05.044 ID:hqhCppzl0
お前らって奴は・・・

7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 21:33:54.489 ID:hqhCppzl0
もう流れ無視して語ってくぞ!

13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 21:38:39.732 ID:hqhCppzl0
注意事項な
・見たら呪われる系の話じゃないんでご安心を
・内容的に人によっては反日、在日だと誤解される内容があるかもだけど俺は純粋な日本人
・書き溜めてないからゆっくりです

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 21:39:19.403 ID:fvHpUX4J0
かまわん続けろ

16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 21:43:16.987 ID:hqhCppzl0
とりあえず当事者のスペックな

俺 田舎の高校二年生
  霊感ゼロ
  身長低いフツメン
  趣味はゲーム
  
兄 大学2年生
  本人曰く若干霊感あり(よく金縛りに合うらしい)
  身長低いフツメン
  趣味はPCいじり

母 専業主婦
  霊感ゼロ
  しっかりしている

父 公務員
  霊感ゼロだが、本人曰く若いころは霊感あったらしい
  結構抜けているところがある

近所のおじいさん 詳しくは後程

それじゃ語ってくわ

20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 21:46:10.121 ID:2BxS+Lqgp
波打ち際で倒れてる人影を見たけど怖いからシカトした

21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 21:46:46.185 ID:hqhCppzl0
事の発端はさっき紹介した近所のおじいさんが亡くなったところから始まる。

その近所のおじいさんってのは家の近所に住んでいた普通のおじいさん。そのまんまだな。

人当たりがすごく良くて、俺たち兄弟がガキの頃はよく一緒に遊んでくれていた。

たまに家に上げてもらってスイカとかごちそうになってた。

近所との付き合いも広い人で、うちはもちろんのこと、他の近所の人たちとも仲が良かった。

ただ身寄りがなく、俺が高校に入学するころには体調を崩してあまり外には出てこなくなっていた。

そのころはヘルパーのおばさんがおじいさんの家をよく出入りしているのを見かけた。

23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 21:52:09.861 ID:oCt991nY0
続きはよ

25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 21:52:13.294 ID:hqhCppzl0
続きな

そんなある休日のことだったんだが、そのヘルパーさんがうちに訪ねてきた。

何だろうと思うと、おじいさんが亡くなったから葬式に参加してほしいとの知らせだった。

死因はよく覚えてないんだけど、なんかの病気だったと思う。

ヘルパーさんの話だと、おじいさんは亡くなる前に遺書をしっかり書いていたそうで、
死んだ後の遺産のことや、家屋の処理についてヘルパーさんに頼んでいたとのことだった。

その遺書の中に、家の家具や食器などは近所のほしい人にあげてもいいと書いていたそうで、
欲しいものがあれば家屋を解体する前に持っていってくれとのことだった。

26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 21:56:59.054 ID:hqhCppzl0
うちの両親は別に行かなくてもいいと言っていたので、俺と兄で家を見に行くことになった。

俺はおじいさんとの思い出の品でもあればいいなと思っていたが、兄は売れそうなものを見つけて
お金にしようとしていたらしい。

実際におじいさんの家に行ってみると先客が結構いて、めぼしいものはほとんど残ってなかった。

俺は庭に置いてあったおじいさんが大切に育てたであろう盆栽を1つ頂いて帰ったんだが、兄はもう少し探索してから帰ると言っていた。

27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:00:38.778 ID:hqhCppzl0
俺が家に帰って盆栽の管理方法について調べていると兄が意気揚々と帰ってきた。
なんでもおじいさんの家で面白いものを見つけたと言っていた。

兄は布に包んだ棒状の物を俺に渡してきた。

布を取ってみると中にはなんと立派な刀が入っていた。


かっこええ!と思うと同時に、これ銃刀法違反とかで違法なんじゃね?と心配になった思い出。

鞘から刀を抜いてみると刀身は結構さびてて、銀色の部分のほうが少なかったと思う。

兄「めっちゃカッコいいだろ?オークションで高く売れそうじゃん?」

俺「売れるかもしれないけど、法律上いろいろまずいんじゃない?」

兄「すぐ売れば大丈夫でしょ!」

うろ覚えだけどこんな感じの会話をしたと思う。

この日の夜からうちで不可解な現象が起きるようになる。

28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:01:42.464 ID:Uzn/gkcnM
ほー続けたまえ

29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:02:37.193 ID:hqhCppzl0
その日の夜のことだった。

家族みんなで晩飯を食べていると誰もいないはずの玄関のライトがぱっとついた。

家の玄関のライトはセンサー式で人が通ったりしたら明かりが点くんだが、家族は全員居間にいるから玄関に誰もいないのは明確だった。

その時は家族みんなで「不思議だねえ」「虫にでも反応したんだろ」みたいな話をしたと思う。

そのあとは普通にテレビ見て、風呂に入って寝た。

30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:03:38.308 ID:oCt991nY0
ふむふむ

31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:05:38.265 ID:rAcMrp2c0
保守

32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:07:37.839 ID:hqhCppzl0
俺はその日寝てから人生の中で1番最悪な夢を見た。今でもはっきり思い出せるくらい。


俺は知らない部屋の中でぶっ倒れてた。

脇腹が痛くて痛くて動くことができなかった。頑張って脇腹を見てみると服が血で真っ赤になってた。

頭の上のほうから謎の言語で叫んでいる声が聞こえたんだが、知らない言語なのに「たすけて!」
「いやだ!」と言っているのが分かった。

声のする方を見ると、俺の妹が軍人らしき人たちに暴行されていた。ちなみに現実の俺に妹なんていない。でもそこにいるのは間違いなく俺の妹だった。もう訳わからんな。

妹は俺に必死に助けを求めて抵抗していたが、軍人数名に押さえつけられ、殴られ、本当に無力な抵抗だったと思う。

34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:11:35.102 ID:oCt991nY0
見てるよ~

35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:12:08.552 ID:hqhCppzl0
俺はもうね、マジで怒りに震えてた。その軍人どもが憎くて憎くて仕方なかった。

さっきまで幸せな家庭だったのに、こんなの酷すぎるって。

たとえこの命が尽きても、絶対にこいつらをぶっころす。

まだ年端もいかない妹をこんな目に合わせている奴らを許しはしない。

俺はもう怒りと憎しみだけで立ち上がってた。

脇腹は死ぬほど痛かったけど、口の中は血だらけで声も出なかったけど、そんなことはどうでもよかった。

37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:15:42.401 ID:hqhCppzl0
そうして妹に群がる軍人どもに飛びかかろうとしたとき、背中に激痛が走ってまた倒れた。

もう訳が分からなかったがとにかく憎かった。

背中の方からははっきりと日本語で
「下衆ながらあっぱれなものだな。誇って氏ぬがいい。」と聞こえた。

でもその時の俺にはこれがなんて言っているのか分からなかった。

視界が暗くなっていく中、ただただ憎くて憎くて悔しくて情けなくて。


俺は汗だくで飛び起きた。

もう訳が分からな過ぎて、憎い感情も収まってなくて、今のが夢だと気付くのに3分くらいかかった。

38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:21:15.244 ID:Uzn/gkcnM
ふむふむ

39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:22:29.151 ID:hqhCppzl0
高校生のくせに怖くなってしまった俺は一人で暗い部屋にいることができずに、とりあえずお茶でも飲もうと思って居間に行った。

居間に行くと深夜にもかかわらず母親が起きていた。母親はなぜか洗面器にゲロ吐いてた。

俺「どうしたん?体調でも悪い?」

母「いやね、そういうわけじゃないけど嫌な夢を見てね・・・」ゲロゲロ

話しながらゲロを吐き続ける母親。なぜか俺ももらいゲロをしてしまった。

俺は床にしてしまったゲロを処理しながら俺も嫌な夢を見たことを話した。

お互い見た夢の内容が内容だっただけに詳しい内容までは話さなかった。

41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:27:05.882 ID:hqhCppzl0
母親に後日聞いた話だと、夢の中では母親は妊婦で、何かから逃げるように川の中を歩いていたらしい。

ようやく岸にたどり着いて、助かったと思った途端に何者かに刀でざっくりと切られたそうだ。

その後その何者かは母親の腹を裂いて赤子を取り出し、母親の前で斬殺したとのことだ。

その赤子ってのが結構大きかったみたいで産声をあげていて、その産声が頭から離れないって言った。


まあ、この母親の話は全部事が終わってから聞いた話で、このときは嫌な夢とだけ言ってたと思う。

そんなこんなでゲロの処理が終わるころ、兄の部屋から奇声が聞こえてきた。

何事かと思って兄の部屋に直行したら、そこにはとんでもない光景が広がっていた。

42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:31:46.342 ID:iFCHb8TOa
おもすろい

43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:33:10.896 ID:hqhCppzl0
兄の部屋を見ると、全裸で鬼気迫る表情の兄が奇声を発しながら自分のケツをパシパシ叩いてた。

俺はこれはヤバいと思って全力で兄を押さえつけた。

兄は思いのほか全然抵抗とかしないであっさりと取り押さえられた。

俺は兄が何かに取り憑かれたか、気が狂ってしまったのかと思っていたんだが、信じられないことに兄は正気だった。

何でも兄も怖い夢を見たらしく、全裸でケツを叩いていたのは除霊のおまじないだと言っていた。

後で調べて分かったんだけど「ビックリするほどユートピア」っていう割と有名なおまじないだった。

こんな話だけどギャグとかじゃなくてマジな話だからな

びっくりするほどユートピア!

「びっくりするほどユートピア!」 とは、気分がふさぎ込んでいる時、落ち込んでいる時に、自分のお尻を両手でバンバン叩きながら白目をむき、ベッドを昇降しながら大声で唱えると気分が晴れやかになり、部屋にたまっている女の悪霊も退散して幸せになれるという、ありがたいおまじない (と、その一連のやり方) のことです。
http://www.paradisearmy.com/doujin/pasok_3bikkuri_utopia.htm

46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:35:27.472 ID:oCt991nY0
Σ(゚Д゚;マジデ!?

47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:36:36.765 ID:Uzn/gkcnM
ユートピア懐かしいわwww


48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:39:41.106 ID:hqhCppzl0
次の日、兄と昨日見た夢の内容について語った。

兄は何でも処刑される夢を見たとか。
処刑された理由は「目つきが鋭いから」

むちゃくちゃ訳わからんけど兄は夢の中で目つきが鋭いゆえに処刑されたらしい。

お互いの夢を語っていくうちに共通点がいくつかあった。

お互いに殺される夢であること。
夢の中で自分たちの言語が未知の言語であること。
死ぬ直前に日本語を聞いているが、夢の中では日本語を理解できていないこと。

こういった共通点が見つかった。

49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:43:17.457 ID:xP3utHMN0
続きはよ

51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:47:20.218 ID:hqhCppzl0
兄はこれは心霊的なものじゃないかって言ってた。

俺は幽霊とか信じてなかったけど、実際怖かったしそーゆーのもあり得るんじゃないかって思い始めてた。

ではこのような怪奇現状?が起きている原因と言えば思い当たる節は1つしかない。

おじいさんの家から持ってきた刀だ。

あの刀絶対呪われてんだろって結論が出た。

54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:53:22.524 ID:hqhCppzl0
問題は刀をどうするか。

俺はおじいさんの家に返して来ればいいと思ったんだけど、兄はどうしても売りたいと言っていて、その日のうちにオークションに出すことになった。

でも刀は落札されることなくまた夜を迎えた。

この日は玄関のセンサーが大暴れだった。

昨日は1回だったのが今日は数分おきにライトが光る光る。

父親以外はもうガクブルでした。

父親はセンサーがぶっ壊れたんだなって言ってライトの電源を落としてた。

そのあとは家じゅうラップ音がバッシバシ。

兄は刀を家に置いたまま友達の家に泊まりに行った。まじ兄ふぁっく。

55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:55:29.973 ID:Uzn/gkcnM
ほほう

57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:57:11.933 ID:FyiGTtRg0
兄おもしれぇw

56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:56:45.297 ID:xP3utHMN0
そういえば登録書がないと模造刀でもないかぎりオークションだせなくね?

58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 23:00:58.953 ID:hqhCppzl0
>>56
なんかそれっぽいのはあったよ。
ただ後で調べたら警察に持っていくのが正解だった。

59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 23:01:35.284 ID:hqhCppzl0
その日も仕方なしに寝ることになって絶対寝れないわって思ったけど普通に寝てしまった。

そして案の定また最悪な夢を見てしまう。

今度の夢は前回の夢とはまた違った夢だった。

61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 23:07:06.096 ID:hqhCppzl0
俺は河川敷にいて、手と足を手錠みたいなので固定されて正座してた。

それでなぜか体はビショビショ。

水ではなく、灯油?みたいなのでビチョビチョ。

で、俺の周りにも同じように手錠されてビチョビチョの人が何人かいた。

それで数人の軍人らしき人たちに銃を向けられた状態で無言でみんなで正座してた。

これはもう火を点けられる以外の選択肢はない状況だろうと思った。

だったらせめて軍人を一人でも道ずれにしてやろうと考えていた。

65: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 23:12:39.443 ID:hqhCppzl0
そのうち案の定、数名の軍人が火のついた松明みたいなのを持ってきて俺達のほうに投げてきた。

もちろん俺たちは大炎上した。

最初はヒリヒリするだけで割と大丈夫だったんだけど、すぐに全身が痛くて死にそうになった。

やるなら今だと思って近くにいた軍人に向かってジャンプ。

でも、足にも手錠されてるから当然上手く移動できずに転倒。

それでも一矢報いようともがいてみるも、もう痛すぎて一矢報いろうって考えを忘れた。

痛すぎてのたうち回っているうちに段々目が見えなくなってきた。

眼球っていうか、顔の内側が焼けてるような感じがして死ぬかと思った。

もう死ぬ思いで薄れていく視界の中で軍人っぽいシルエットに向かって全力で転がった。

もう少しで届くかもしれないと思ったときに、何か冷たいものが俺の胸を貫いていた。

ああ、ここまでかって思ったところで目が覚めた。

66: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 23:13:01.604 ID:xP3utHMN0
じらしやがって続きまだか

68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 23:18:15.712 ID:hqhCppzl0
もう夢だってすぐに分かったんだけど全身ヒリヒリするし、胸の所が冷たい感覚も残ってて気分は最悪だった。

また居間に行ってみたら母親も起きてて録画したドラマを見てた。

母親はそもそも寝る気がなく、オールするつもりだった。


母「また怖い夢見たんでしょ?」

俺「うん」

母「兄はそれが嫌で逃げ出したのかもね」

俺「それ以外ありえないでしょ」

この日は母親とドラマを見て夜を明かしました。

70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 23:19:13.342 ID:8cEgynMyp
父親つええな

71: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 23:19:57.989 ID:oCt991nY0
今のところ夢の話だな

72: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 23:20:24.992 ID:fR+NNTrUr
ネタバレ:黒幕は親父

74: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 23:22:24.530 ID:fvHpUX4J0
>>72
ワロタw大どんでん返しだなw



75: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 23:22:31.451 ID:hqhCppzl0
ドラマを見ながら俺はいろいろと考えた。

俺達の見た夢は、おそらく日本軍に殺された、それもあの刀で殺されたどっかの国の人たちの怨念が
俺達に死んだときの夢を見せてるんじゃないかって。

そう考えれば辻褄が合うような気がしてた。


ではなぜそんな刀がおじいさんの家にあったのか。

おじいさんは怖い夢を毎晩見ていたのか?

そんな疑問が出てきた。

次の日はおじいさんの葬式だったので、俺はそこでヘルパーさんに話を聞きてみようと思った。

77: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 23:27:17.707 ID:hqhCppzl0
今日は眠くなったからここまでにするわ

明日また続き書いてく。

78: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 23:27:55.861 ID:xP3utHMN0
ここまで来てそれはないだろ

79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 23:28:00.198 ID:h+6qTgf4x
気になるんだが

81: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 23:28:23.328 ID:Lfju9TWH0
ふざけんな!こっちは待っとるんだ!!

84: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 23:29:07.386 ID:FyiGTtRg0
おいおいこっちは遅刻覚悟してんだよ!

85: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 23:29:21.580 ID:h+6qTgf4x
早くしてズボン下ろしたままだと風邪ひいちゃう!

1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 20:49:58.096 ID:NSGtSELC0
昨日立てたスレが格納庫行きになったんでその続き


これまでのあらすじ

近所のおじいさんが亡くなり、その遺物を持って行っていいと言われる。

兄が遺物の中から謎の刀を持ってくる。それ以来父親以外の家族がその刀で殺される夢を見るようになった。

おじいさんの葬式で刀の正体についておじいさんの元ヘルパーさんに訪ねてみようと考えた。

葬式当日←今

5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 20:52:09.722 ID:t8JR1j3c0
乙!
前スレ途中で寝ちゃったから今夜は起きてるよー

6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 20:53:28.253 ID:NSGtSELC0
そして葬式当日。

おじいさんの葬式に行く前に俺は父親に変な夢を見てないか聞いてみた。

父「夢?ああ、そういえば二日連続で似たような夢を見たな。」

俺「どんな夢?」

父「知らない国でな、立派な刀を持ってな、悪いやつらをズバッと切ってく夢だよ。
  妙にリアルな夢でな、夢の中では父さんはヒーローなんだよ。」

俺「マジか」

信じられないことに父親は斬る側の視点から夢を見ているようだった。

変な話だけど俺は父親に対して物凄い殺意を感じたよ。

夢の中では俺は斬られる側の視点にいるわけだからね。

と言うことはだよ、この刀には切られた人の怨念だけじゃなくて斬った人の魂も籠ってるの?
ってことになってしまう。

まあヘルパーさんに聞いてみれば分かるかって思って、このときは考えるのをやめた。

8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 20:57:13.324 ID:t8JR1j3c0
見てるよ~

9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 20:59:55.547 ID:NSGtSELC0
そして始まったおじいさんの葬式。

参列者は少なくて半分くらいは近所の人たちだったと思う。

ちなみに兄は来なかった。マジふぁっく。

葬式は何事もなく淡々と行われた。

葬式が終わってすぐにヘルパーさんを捕まえて刀について聞いてみたが、
ヘルパーさんはなんと刀の存在自体知らなかった。

マジかよって思ってたら近くで話を聞いていた知らないおじさんに
「そういうのは神社さもっていげ」って言われた。

俺はおじいさんに言われたとおりに神社に持っていくことにした。

一旦家に戻ってから刀を持って、俺は自転車で近所の神社へ向かった。

オークションの出品を取り下げようと思ったけどパスワードが分からずログインできなかったので
そのままオークションは放置した。

11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 21:08:37.812 ID:NSGtSELC0
兄はまだ帰ってこない。


近所の神社に行くと30歳くらいの神主さんが快く迎えてくれた。

事情を話している間は神主さんはうんうんと話を聞いてくれた。

神主「これはもしかしたらそういう曰くつきの刀かもしれないけどさ、そのおじいさんの家から勝手に持ってきちゃったんだよね?
それならここじゃなくて、まずはケーサツに届け出を出したらいいんじゃないかな。」

俺「なるほど。」



神主様のありがたいお言葉をいただいた俺は警察に連絡をした。


ケーサツ「あー今日はもう担当の窓口終わってるので明日また連絡もらえますか?」

俺「はい。」

こうして俺はもう一日この刀と夜を明かすことになった。

俺は苦肉の策で刀を家の小屋に置いた。

同じ敷地でも建物が違えばひょっとすると・・・って思って。

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 21:17:17.947 ID:NSGtSELC0
昨日オールしただけあって俺と母親はめちゃくちゃ眠かった。

小屋に置いておけば大丈夫だろっていう思考停止作戦で俺たちは寝ることにした。


ちなみに寝る前に兄から電話があった。

兄「刀どうなった?」

俺「明日警察に持っていくことになった。」

兄「ふーん。それじゃ俺はもう一晩友達んちに泊まってくわ!」ブチッ


まじ兄ふぁっく。

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 21:25:33.830 ID:NSGtSELC0
俺はこの日は悪夢を見ることはなかった。

正確に言えば悪夢を見る前に母親にたたき起こされた。

突然起こされて何事かと思ったら居間の方から変な声が聞こえてくる。

「私の刀はどこだ!?」と。

母「ヤバいよ!ヤバいよ!父がおかしくなっちゃったよ!」

俺「うん?」

母「突然起きてきたと思ったら、刀はどこだーって言って暴れてんの!ヤバいよ!」

完全にパニックの母親に寝ぼけ頭の俺。

状況はさっぱり分からなかった。

とりあえず居間に行ってみるとめちゃくちゃに荒らされててビックリしたよ。

それで息の荒い父親に「俺の刀をどこにやった?」って胸倉を掴まれた。

俺はもうビビりまくりで「そ、外の小屋に置いてあります!」って。

父親は俺を突き飛ばすとズカズカと玄関から出て行った。

母親が慌てて玄関のカギを閉めてた。

18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 21:27:09.195 ID:t8JR1j3c0
おやおや…

19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 21:35:33.858 ID:NSGtSELC0
俺は訳が分からないってのもあったけど、胸倉を掴まれて突き飛ばされたことに非常に腹が立った。

母親が「どうしよう、通報した方がいいのかな!?」とか言ってたけどどうでもよくなってしまった。

外からは暗い中小屋を物色する音が聞こえる。

そもそもおかしな話なんだよな、誰も被害を受けてない父親には刀のことなんて何も話してない。

父親は刀の存在自体知らないはずなのに、俺の刀とか言っちゃってるし。

ここまで考えてやっと父親がなんかに取り憑かれてるんじゃないかって発想に思い当たった。

20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 21:37:54.611 ID:vF1z+1Aad
そんなのブン殴っちゃえばいいんだよ

21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 21:38:39.716 ID:NSGtSELC0
では父親がどうやったら正気に戻るか。

除霊の方法なんて俺は兄のやっていたビックリするほどユートピアしか知らないし、
やってみようって気はビックリするほどなかった。

外では刀を見つけたであろう父が「あけろ!」と暴言を吐きながらドアをガンガン叩いてた。

悩んだ挙句、俺は物理的に父親を気絶させることにした。

冷静な判断ができれば通報するなりしたと思うんだけど、このときは非常に腹が立っていて父親をぶん殴ってやりたかった。

俺は松島へ旅行に行ったときに買った木刀を装備して勢いよく玄関のドアを開けた。

22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 21:43:43.403 ID:NSGtSELC0
ドアを開けると、勢いよく開いたドアにぶつかった父親が尻餅をついていた。

父親は手にしっかりと刀を持っていた。鞘から抜いた状態で。

錆びているとはいえマジもんの刀。突然怖くなってしまい「うひっ!」とか変な声が出た。

父「何をするか!!」

俺「ひいい!!」

父親は刀を振り上げて思いっきり切りかかってきた。死ぬかと思った。

俺は目をつぶってビビりながら木刀で必死のガード。

ゴキッって変な音がした。

恐る恐る目を開けると刀が見事にポッキリ折れていた。

23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 21:50:15.532 ID:NSGtSELC0
俺は刀で切られそうになったっていう恐怖のあまりその場でゲロをした。

父親はポカーンとしてた。

「俺は?へ?夢?」みたいな感じで父親も寝ぼけたようにパニック状態になっていた。

母親が出てきて俺達を落ち着かせてくれた。

父親はなんだか寝ぼけたようにフラフラと布団に戻っていった。一応正気ではあったようだった。

俺は恐怖のあまり寝ることをあきらめた。

母親も結局寝なかった。

24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 21:52:46.896 ID:NSGtSELC0
俺は次の日朝一番で警察に連絡をした。

刀を見つけた経緯を話すと、とりあえず鑑定をするから日程が決まるまで持っていてくれって言われた。

冗談じゃない。もうこの刀と夜を共にしたくなさ過ぎて電話しながら号泣。

俺「この刀マジ呪われてんですよぉ・・・」

みたいな感じで。

今思うと恥ずかしすぎる。警察の人もドン引きだったんじゃないかな。

話していくうちに、とりあえず事情を詳しく聞きたいということだったので俺は刀を持って警察署へ行くことになった。

25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 21:53:54.604 ID:t8JR1j3c0
見てるよ~

26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 21:55:16.042 ID:mcx+f+m00
木になります

27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 22:02:55.554 ID:NSGtSELC0
警察署に行くとすぐに担当の人が来て話を聞いてくれた。

折れているのを見ると、「これはもう処分だろうなあ」って言ってました。

急を要する用がない場合は処分の手続きが済むまで家で預かってもらわなければならないとも言われた。

マジで本当にそれだけは勘弁してほしかったので、泣く泣くこれまでの経緯を説明。

悪夢の内容から父親の変貌まで。

警察の人は「それが本当なら殺人未遂だなぁ(笑)」みたいな反応。

子供だからって全然取り合ってくれなかった。

早く預かれるように善処してくれること、急を要する理由としては前例がないことから上の人に聞いてみること

この二つを約束して結局は刀を持ち帰ることになってしまった。

28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 22:10:11.611 ID:t8JR1j3c0
銃刀法違反にならないのか?

30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 22:12:55.440 ID:NSGtSELC0
>>28
善意をもって警察に届け出たものとして違反にはならないーみたいなことを言われたと思います。

31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 22:13:54.508 ID:t8JR1j3c0
>>30
そうなんだー

29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 22:11:17.587 ID:NSGtSELC0
俺は絶望のうちに家に帰った。

家に帰ってからは刀を置いて図書館に行った。

勉強をする為でなく、本を読むためでもない。寝るためだ。

机に突っ伏しての昼寝だったけど、何時間も熟睡することができた。

夕方になるころに図書館の人に起こされた。ついでにここは寝るところじゃないって怒られた。


ケータイを見ていると謎の不在着信が入っていた。

恐る恐る折り返してみると警察だった。

33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 22:25:52.546 ID:NSGtSELC0
警察「俺君のケータイで間違いありませんか?警察の物ですが」

俺「はい」

警察「先ほどの刀の件ですが、こちらですぐに預かることになりましたが問題ありませんか?」

俺「え!?は、はい」

警察「では今から回収に伺いますので家で待っていてください。」

俺「へ!?は、はい」

こんな感じの会話をした。

あまりの対応の早さに正直驚いてた。

34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 22:31:27.525 ID:NSGtSELC0
慌てて家に帰ると家の前にパトカーがすでに止まっていた。

いつの間にか帰ってきていた兄が玄関でオロオロしてた。

ついでに言うと数名の野次馬もいて気分はあまりよろしくなかった。

警察「俺さんで間違いありませんね?」

俺「はい」

警察「この刀はこちらですぐにでも処分させていただきますが構いませんね?」

俺「は、はい」

警察「では処分が済みましたらまた連絡しますね。」

物凄い手短に話をして警察は刀を持ってとっとと帰って行った。

あまりの対応の早さに唖然とするばかりだった。

35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 22:35:17.445 ID:NSGtSELC0
そのあと兄にこれまでの経緯を説明。

話している途中でイライラしてきたので兄の顔面にストレートを入れる。

そこから兄弟初の取っ組み合いのけんかになった。

兄が思い出したようにオークションを見ると結局落札されていなかった。

開始価格から結構な高値だったのが原因だと思う。

36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 22:36:07.021 ID:t8JR1j3c0
兄貴何もしてねーよなwww

38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 22:39:05.653 ID:NSGtSELC0
>>36
刀を持ってきた張本人+刀が回収されるまで友達の家に逃げてた

40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 22:45:20.496 ID:NSGtSELC0
その日の夜、家族が集まってから家族会議をした。

これまでの経緯を整理した。

みんなの見た夢の発表が主な感じだった。

父親は暴れた件について父親は
なんとなく覚えているけど、刀が折れるまで夢を見ているような感じだったそうだ。

そんな話をしている中



玄関のライトが付いた。

もちろん玄関には誰もいない。

41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 22:46:11.412 ID:t8JR1j3c0
うおー

42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 22:50:02.905 ID:8BzgZeEGr
昨日から楽しみに見てるぞ

43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 22:56:58.052 ID:NSGtSELC0
もう家族全員ガクブル。

刀はもうないのになぜ?

思い当たる節はあった。だって玄関で呪いの刀折っちゃったじゃん。

俺の考えでは刀に籠っていた怨念とかが折った拍子に刀から解放されちゃったんだと思った。

父親が塩持ってこいって言って、家族全員で家じゅうに塩をばらまいた。食塩だけどね。



そこからはうちは幽霊屋敷と化した。

ラップ音が鳴りやむことなく、鏡には変な影が映りこみ、誰もいないのに足音がしたり

焦げ臭いにおいがしたり、カーテンが揺れたり、兄がユートピアしたり・・・

44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 22:59:07.951 ID:QAX1Hpsq0
>>43
兄がユートピアkwsk

47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 23:06:01.988 ID:NSGtSELC0
>>44
兄が入浴中に風呂のドアのすりガラスの向こう側に人影を発見。

大声を出して助けを求めるも誰にも声は届かなかったらしい。

意を決して扉を開けるが、案の定誰もいない。

その場で全力でユートピア。

ユートピアの奇声は家じゅうに響き渡ってた。

48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 23:07:59.755 ID:t8JR1j3c0
>>47
相変わらずユートピアwww

45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 23:01:58.373 ID:52fzEwszK
悪化しとるやんw

46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 23:02:03.344 ID:NSGtSELC0
怪奇現象らしい怪奇現象はほぼ網羅してたと思う。

俺達はたまらず家を飛び出した。

その日は車で15分くらいのビジネスホテルに泊まった。

ホテルでは何事もなく朝を迎えることができたんだけど、
車に戻ると車の窓の内側に赤い手形がついてた。

赤い手形とかテンプレすぎるでしょwwとか兄と話してたけど、内心死ぬほど怖かった。

49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 23:13:14.511 ID:P8IO9lvda
ふぇぇ…

50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 23:13:48.369 ID:NSGtSELC0
ホテルを出た俺たちはすぐさま近所の神社へ直行した。

朝早い時間だったのにもかかわらず、神主さんが快く迎えてくれた。

事情を話すと

神主「いやー、そこまでいくと私の手に負えるかどうか・・・・」

俺「お願いです!助けてください!」

母「思い出の詰まった家なんです!」

父「まだローンが半分も残ってるんです!」

神主「とりあえず車の手形を見に行きましょうか」

俺達は駐車場に止めてある車へ向かった。

52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 23:21:50.630 ID:NSGtSELC0
車が見えた時点で神主が立ち止まった。

神主「いや、すごく嫌な感じがしますね。
一旦戻って応援を呼びましょう。」

俺達は神社に引き返してお茶とおかしを頂いた。

その間神主はあちこちに電話をしていた。

すると続々と他の神社の神主らしき人たちがやってきた。

中には「あの車は何だ!」と怒鳴りながら入ってくる人もいた。

総勢9名の神主とそのお手伝いの人たち。

中々の壮観だった。

53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 23:23:09.990 ID:t8JR1j3c0
ほほう

54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 23:30:38.280 ID:NSGtSELC0
その中の一人が俺と父親に悪いものが憑いてしまっていると言ってきた。

そりゃあんだけいろいろ起きていれば憑いていないほうがおかしい。

俺と父親は本堂?に通されて神主二人掛でお祓いを受けた。

20分くらい何事もなく過ぎたけど、心なしか気分が晴れた気はした。


俺たち二人がお祓いを受けている間に車のお祓いも他の神主たちの手によって行われていた。

神主3人が木の棒に紙が付いたやつとか、葉っぱとかを一生懸命振っていた。

こちらも20分くらいで終わったが終わるころには神主たちはめっちゃ息切れして疲れてた。

55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 23:37:01.221 ID:NSGtSELC0
車のお祓いが終わった時点で一旦作戦会議が行われた。

まず俺には中年男の霊が、父親にはおじいさんの霊がついていたらしい。

いずれも外国人だろうとのことだった。

車には2人の子供の霊がいたらしい。こっちは日本人だそうだ。

なんで日本人が?って思ったけど、強い霊が集まっていると他の関係ない霊も惹かれてしまうとかなんとか。

そしてこの後にはいよいよ家に向かうことになった。

56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 23:40:30.417 ID:t8JR1j3c0
いよいよか

57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 23:46:10.234 ID:NSGtSELC0
家に着くと神主の一人が吐いた。

他の神主も気分が悪そうだった。

神主A「これは想像以上ですね。これをほおっておくわけには行きませんが・・・」

神主B「いったん戻ってしっかりと準備をしてからまた後日出直しましょう。」

神主C「ご家族の皆さんもそれで構いませんか?」

父親「わかりました。」

家の状態は想像以上に悪いらしく、明日また出直すことになった。

ちなみに次の日は学校の予定だったが、父親に休んでいいと言われた。

俺達は除霊済みの車でまたビジネスホテルに泊まった。

58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 23:52:31.962 ID:WTEdFl1q0
神主ってみんな霊感があるんですか

61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 23:53:51.093 ID:NIkL/UQa0
>>58
ある人もいるし、無い人もおるだろ
ある人は、そういう繋がりがあるんだろ
坊さんは、そういう繋がりが多いのは知ってるけど

62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 23:55:01.947 ID:NSGtSELC0
>>58
俺と父親に霊が憑いてるって言い当てたのは一人だけですし、みんなってわけじゃないんだと思います。

60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 23:53:32.619 ID:NSGtSELC0
次の日の朝、いよいよ家の除霊がはじまった。

家の周りを白い紙で囲って、即席の神棚みたいなのを玄関の前に用意して、
それはもう大きな儀式だった。

車の除霊の時に使った木の棒や葉っぱを神主さんたちが必死に振り回す。

家の外壁のあちらこちらにお札をペタペタと張っていく。


ここでいったん休憩を挟む。

何でもこれでやっと準備ができたとのことだった。

67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/21(水) 23:59:26.399 ID:t8JR1j3c0
とりあえず最後までよろぴく

73: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/22(木) 00:08:37.693 ID:3XX8Ad7o0
その後神主が二人家の中に入っていった。

中で何をしてたのかは分からないけど1時間くらいして出てきた。

説明だと無事済んだとのことだった。

後は家の中のお札さえはがさなければ大丈夫と。

ちなみに経費はもちろん高くつき、父親は頭を抱えてた。


俺達は神主たちに散々お礼をして家に入った。

家の中では基本的に一部屋に1枚、廊下とかトイレには数枚って感じでお札が貼ってあった。

結局あの刀が何だったのか、おじいさんがなんで持っていたのか、謎は残るばかりだった。


後でその話をしたときに兄が

「もし本当に外国人を大量に斬った刀だったとしたらさ、DNAとか出ちゃうと
 外交的にもいろいろまずいんじゃね?
 そう考えると警察の素早い対応にも頷けるよな」

って言ってて怖くなった。

74: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/22(木) 00:11:40.388 ID:3XX8Ad7o0
その後定期的に神主さんがお札を張り替えに来るけど、目立った怪奇現象は無くなりました。


なんだか微妙なオチだけどこれでおしまいです。

76: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/22(木) 00:13:01.801 ID:W4R3uh93a
じいさんが張本人かな

77: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/22(木) 00:13:33.522 ID:dhl8pYun0
じいさん無双だったのか

80: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/22(木) 04:33:03.929 ID:3tVU326l0
乙!
最後まで読めてよかった!





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937 :本当にあった怖い名無し:2021/09/12(日) 22:47:42.20 ID:xK1t+pL00.net
初めて投稿します。少し長くて読みづらかったら申し訳ありませんが、ご容赦ください。実話です。

先月から家族(仮にA太とします)にコロナ陽性が出てしまい、9月頭から入院となりました。
これは入院する日、日付変わる少し前の夜のこと。
コロナは38℃以上の高熱が下がることなく続きます。A太は連日の高熱と息苦しさで弱っていました。
この日まですぐには病院へ行かない理由は、彼自身もいつか熱が下がることを信じたのと、
最近の病院の病床数が足りない等のニュースもあったため、不安から逆に救急車を呼べず自宅で療養するしかないと二人とも考えていたからです。
A太は生まれつき身体が弱く自律神経も機能しないのか、汗もかけずになかなか熱が下がらず体力も衰え、熱や痛み、息苦しさに悩まされていました。
「大丈夫?氷枕に氷足してくるね」
「ああ、お願い…」
「困ったね、熱が下がらないね」
「身体が熱いよ」
声は弱くはありましたが会話は続いていました。
「解熱剤効かないね…どうしよう…A太…」
「A太?」
「………」
辛さのせいか、段々と口数は減るもののそれまではちゃんと返事をしていたA太でしたが、突然何も言わずゆっくり目を閉じてしまいました。
「………」
「A太?大丈夫?」
「辛いの?どうしたの?」
いくら話しかけても無言でした。


940 :本当にあった怖い名無し:2021/09/12(日) 22:56:20.06 ID:xK1t+pL00.net
「……は、……こ…すか…?」
「ここは……どこですか?」
ゆっくり目を開けたA太はおかしなことを呟きました。
「ここは…天国なの…か?」
「私は…誰で…すか?どう…して、ここに…」
「いるの…ですか?」
最初はゆっくりと、そして段々と困惑したような話し方になり、口調も全く普段のA太とは異なっていました。
家族の私に対して「~ですか?」なんて絶対に言いません。
「私は何で…ここにいる…のですか?」
「私は誰…ですか?わからない…」
「私は…苦し…くて…、…私は…死んだ、のに…」
「死んだら…ここ?に…来るのですか?どこ、ですか?ここは…どうして……なんだ?なんだ?なんだここは…!」
横にいた私に気が付くと、今度は私に向かって話しかけてきました。
「貴方は…誰ですか?」
「天使ですか?」
天使と言われて一瞬だけ思わず呆気にとられましたが、すぐに異常な事態だということを理解し、
言葉からすると私達の家は死後の世界で、自分が死んで天国にでも来たのかと混乱しているようでした。
私は彼に恐る恐る尋ねてみました。
「貴方こそ誰ですか?!」
ゆっくりではありますが少し興奮したようにA太は返事をしました。
「私は家族です。この…身体の持ち主の…家族です」
「貴方は誰ですか?この身体から…出てって下さい」
私はそれだけしか言えず、会話するのが怖くて様子を見ていました。


941 :本当にあった怖い名無し:2021/09/12(日) 23:03:33.52 ID:xK1t+pL00.net
A太の身体は他人の死んだ魂に入られた!!
どうしよう!
十数年ぶりかの恐怖でした。実は過去にもA太には経験がありました。
死者は魂と言う身体のない存在になります。
そして身体は例えるなら器であり、持ち主の魂が抜けてしまうと空になった器、
すなわち持ち主の身体には死者の魂が他人の生きてる身体を使って、何とかもう一度生きたいと願う魂や、悪事を働こうとする(復讐による殺人など)魂が入り込んでしまうのです。
時には身体を使いしゃべり、勝手に行動をすることも。
抜けるのは誰でもそうなるわけではないみたいですが、A太のように元々、身体が弱い者は魂が弱く普通の人より抜けやすく、
前述のような死者の魂に入られやすいらしいのです。
「何で…ここにいるんですか、……私…は、死んだのに…い、生きてる!生きてるのか?…なんだ?身体が熱…い、頭が…痛い…」
A太の中の別の魂は、自分が呼吸ができることや痛みを感じているのが不思議なようでした。
「返して下さい!」
状況を理解した私は、知らない口調で話す知らない人になってしまった彼に何度か言いました。

「…………」

しばらくして彼はゆっくりと目を閉じて、突然ピタリと静かになりました。
「A太?A太?」
私は名前を呼び身体を揺すりました。
「……戻ったよ」
息を大きく吸って彼がゆっくりと口を開きました。
身体も少し動かして息を吹き返したようになったA太を見て、本来の彼が戻って来たのを確信しました。
「良かった!知らない人がね、入ってたよ!それで…」
私はさっきの出来事を教えようと思い、話をしようとしましたが、突然小さな唸り声と共にA太が涙を流しながらこう答えました。
「…か、可哀想に…!さっきのなんか覚えてる。死んだ人…」
「70代位の…おじいさんで…多分コロナで…苦しんで、苦しんで…」
「自宅で一人で…亡くなった人だ…」
A太によると、私達が住む同じ市内のどこかで、数日前に亡くなったばかりの高齢男性だそうです。
私が入られていた時の会話で理解していたのは、彼が苦しんで死んだこと、
何故自分が見知らぬ家にいるのか、見知らぬ人が目の前にいるのか、
死んだはずの自分が何故生きてるか(A太の身体なので)、という恐怖で混乱していたということでした。


942 :本当にあった怖い名無し:2021/09/12(日) 23:04:06.33 ID:xK1t+pL00.net
そして元のA太に戻ってくれて安心したと同時に、
もしかしたら同じ市内だった見知らぬ人の死をA太を通じて体験してしまった、なんとも言えない悲しみと恐怖が私を包みました。
コロナで亡くなった後、魂だけの存在となった彼は市内のどこかを何日も静かにさ迷い、
偶然、本当にたまたま偶然に弱っていたA太と魂が入れ替わってしまったという深夜の出来事。

気づけば、日付も変わっていました。
A太はその後すぐに体調が悪化し、呼吸も苦しくなってしまったので、先ほどの彼のことを思うと私は迷うことなく救急車を呼びました。
幸いにもかかりつけの病院で、病床が一つ空きがあり(それでも問い合わせで空きを探すため、30分以上自宅前に停まったまま救急車の中で待機しましたが)そしてようやく入院となったのです。
A太の中にいた、コロナで苦しみながら亡くなった彼の言葉を忘れることが出来ません。
彼の苦しさ、悲しみ。
そして家族が他人に乗っ取られた瞬間の恐怖。

A太もまだ体調回復の兆しは見えません。元気で退院する事を祈るばかりです。
未だにあの夜を思うと複雑な心境ですが、これが私にとっては洒落にならない恐怖の体験だったのでした。

これで終わりです。読んで頂いてありがとうございました。






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