【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 悪魔





656:本当にあった怖い名無し:2013/04/13(土)12:50:20.54ID:ZxolftMx0
今年2013年1月の話

祖父が肺炎で入院してもう年が年なので最後かもしれないと思い、泊まり込みでお見舞いに行きました。
6人用の大部屋だったんですが同室していたのは30半ばの男(以下Aさん)だけでした。

他の患者さんはぞくぞくと退院なされたらしく、たまたま残ったのが祖父とAさんだけだったそうで快適そうでした。
初日の祖父は申し訳なさそうに終始うつむいていました。
夜が近くなり、やっとまともに口を利いたかと思えば
「今日は泊まる所はあるのか?」

「病院に宿泊するのはやめておけ」
と私を帰らせようとする素振を見せ始めました。

当然、ホテルなんて取っていませんし椅子を並べて寝ようと思っていたので病院に宿泊するという意志を伝えました。
しばらくしてバッグから財布を取り出し
「お金はやるからホテルで寝ろ」
と言って差し出してきたのですが
「気を使わなくていいから寝てて」
と言ってしまいました。
その日は特に何もありませんでした。

次の日の夜、また祖父に病院から追い出されそうになったが残ると言い張って残った。失敗だった。
就寝したのは午後10時を回ったあたりだったろうか。尿意をもよおして起きた。起きた時間はわからない。
起きようと思ったが体が動かない。人生で初めての金縛り?のようなものだった。

Aさんが一人で喋ってる声が聞こえた。
目だけは動く不思議な感じ。仰向けに寝たままAさんの方を見ようとするがカーテンがかかっている上に視角の端っこに月明かりでカーテンに照らされたAさんの影が映る程度にしか見えなくてあまりよく確認できなかった。
でも声は聞こえる。

「そんなもの食べれない くすぐったいからやめてって」
じゃれているようにも思えるような楽しげな声だったが影がもう一つカーテン越しに現れた。
Aさんのお腹あたりから出てきたような気がする。
そしてまたお腹のあたりに影が入ってく。
ずっと動けないまま3時間くらい経ったろうか。外が少しづつ明るくなりはじめた。
まだ薄暗かったけどカーテンの開いた窓から見える空が群青色とコバルトブルーの間くらいの明るさになった頃にAさんは話さなくなった。私の体も動くようになってAさんを見に行こうとした時、何かが私の手を掴んだ。

祖父だった。汗をびっしょりかいた顔でまるで
「行くな」
と暗示するような表情と首を横に振る仕草を私に向けてした。



657:本当にあった怖い名無し:2013/04/13(土)12:53:03.09ID:ZxolftMx0
その瞬間に我慢していた恐怖がどっと押し寄せて尿意もいつの間にかどこかへ飛んでいった。
睡眠用にと病院に貸し出してもらったマッサージチェアへ腰をかけ直すが今までの出来事を思い返すと眠れなかった。

祖父が退院してから聞いた話ですが、あの部屋には悪魔(西洋の者)が居たそうです。
それらしい物の一部始終を見ていた私ですがまだ信じれないです。

祖父の向かい側で寝ていた人がその悪魔に襲われている所を祖父が見たそうです。
祖父の話しによると夜中にふと目を覚ましたら向かいの人が胸をぱっくり2つに割られてその中の物を食べる、人のような形をした1mほどの小さい何かを見て目が合ったそうです。

顔に血などの痕はなく、本当に人のような顔をしていて目をあわせるとこちらへ寄ってきて目を閉じるとまた向かいの人の胸をぱっくりと割って何かを食べていたそうです。
向かいの人はその最中、楽しそうに話していたとか・・・
それから3日ほどして向かいの人が退院して1週間ほどで満室だった部屋が二人になったそうです。

Aさんは検査のために他の病院へ移されその後どうなったかはわかりません。
祖父は肺炎も無事に治り、お寺の住職へと復職しました。今も元気です。

お寺で起こる不思議な出来事を楽しそうに話す祖父の事を小さい頃は戯言くらいにしか思ってなかったですが今回の事があったので少し信じようと思いました。



658:本当にあった怖い名無し:2013/04/13(土)17:50:20.67ID:SuBbMnO6O
お化けなんてないさ
お化けなんて嘘さ

寝ぼけた人が

見間違えたのさ



660:本当にあった怖い名無し:2013/04/13(土)19:31:43.62ID:SBa434mEO
何か食われた後に死ぬんじゃなくて、無事退院するのか…不気味だけど無害なのかな



661:本当にあった怖い名無し:2013/04/15(月)13:13:29.24ID:GVSzC+iS0
>>660
実は悪いところを食ってくれていたりして。



662:本当にあった怖い名無し:2013/04/15(月)19:19:08.39ID:+a71IwB0O
バクみたいなものかな?



663:本当にあった怖い名無し:2013/04/16(火)01:14:10.01ID:yPCRB+4hO
マゴット治療か






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202 :怪誤植1 :2010/06/27(日) 16:56:39 ID:rA9HhC470
「すずめに餌あげちゃだめですよ」
そう年下の先輩に言われたのは、以前の職場で働き始めて2ヶ月経った頃でした。
当時デイケアで働き始めたばかりの私に、指導係として付けられたチカちゃん。
チカちゃんは年上の後輩と言う扱いにくいだろう私に、親切に仕事を教えてくれる優しい女の子でした。
彼女と私は動物好きと言う共通点から仲良くなり、傍から見てもいい関係を築けていたと思う。
いつもニコニコしている彼女が、厳しい顔で言ったのが冒頭の一言です。

今頃の時期になると、すずめが巣立ったばかりの子供を連れて、餌を探しているんです。
田んぼの真ん中にあるような田舎の職場なので、すずめの親子たちを頻繁に見かけました。
可愛いな~と、忙しい仕事の合間にちょっと外を覗いては、癒しを貰ってたんですw
チカちゃんも同じだった様で、「可愛いですよね~」と緩んだ笑顔で癒されてました。
「でもね、餌はあげちゃダメですよ?」
今まで笑ってたチカちゃんのいつにない真剣な表情に、ちょっとビックリした私。
でもすぐに、ああ、糞とかで汚されたりとかあったのかな?と思いました。
しかし、次の一言で思いっきり首を傾げてしまったんです。
チ「取られちゃうから」
え…?取られるって何?
私「…や、焼き鳥とか?」
チ「いやいやwそうじゃなくてw」
最初、餌あげたりしたら集まってきたすずめを、誰かが『焼き鳥』用に捕まえるかと思った私w
思いっきり笑われました。


203 :怪誤植1 :2010/06/27(日) 16:57:50 ID:rA9HhC470
その理由は、以前働いていたチカちゃんの先輩が切っ掛けだったそうです。
チカちゃんの先輩は、私やチカちゃん同様、かなりの動物好きだったらしいのです。
その先輩がダイエットをはじめ、少しお弁当のご飯を残し始めた。
勿体無いから、水で解してすずめに与え始めたのが切っ掛けだと言う。
最初は余り近寄ってこなかったすずめ達も、徐々に餌が置いてある状況に慣れてきたようで、
徐々に餌を求めてやってくるすずめも増えていったそうです。
だんだん利用者達もそのすずめが可愛くなってきたようで、時間があれば眺めるお年よりも。
責任者も、犬や猫とは違って特別手がかかる訳でもないので、咎める事はなかった。

だが、餌をやり始めて一年ほど経った頃、先輩はあるものを見つけた。
苑外行事で利用者や職員が出払った折、残った職員で普段手がまわらない場所を掃除する事になった。
先輩は施設の裏にある、一面砂利が敷いてある職員用の駐車場の清掃に。
砂利の間から伸びた草を抜き、捨てられた吸殻を見つけて、ブツブツ文句を言っていた時にそれを見つけた。
一見枯れ草のように見えたそれは、手に取ってみると、干からびた鳥の死骸だった。
それが、成鳥だったのか雛だったのかは分からない。
恐らくすずめの死骸だっただろうと思い、先輩は駐車場のすぐ横にある花壇の側に埋めてあげたそうです。

私「その辺の気持ち、凄い良くわかるーw」
チ「動物好きはそうしますよねw」
私「でも何で死んでたんだろうね?すずめが集まってるから猫が来たとか?」
チ「私達も最初はそう考えたんですよ。でもね、おかしいんですよ」

その清掃の数日後。今度は別職員がその死骸を見つけたと言う。
同じように干からびた状態で、二羽分の死骸を。

チ「それでね、よくよく考えたら二,三日前に掃除したばかりだから、
 猫に取られたとしても、死んでからそんなに経ってない訳じゃないですか?
 そんなに早く死骸って干からびないでしょ?」
私「そうだねー、しかも今と同じ梅雨時期だったんでしょ?」
チ「そうなんですよ!真夏ってんならまだ分かりますけどね、ジメジメした時期に…」


204 :怪誤植3 :2010/06/27(日) 16:59:10 ID:rA9HhC470
それでも一番可能性があるのは、別の動物から襲われた以外に考えられず、すずめへの餌やりは止める事になった。
すずめを罠にかけてたも同然だと、先輩は一時相当落ち込んだらしい。
(この辺も動物好きにはたまらなく分かる気持ちでした(;´∀`))
そんな理由があるなら仕方ないと思ったのですが、それだけではなかった。

すずめへの餌やりを止めてひと月が過ぎたぐらいから、先輩にはある不思議な現象が起こり始めた。
仕事をしている最中に、ふと視界の端に、何か黒いものが映ると言う現象が。
何かが過ぎったのか?とその黒い影を追ってみても何もない。
この時チカちゃんも、仕事中によく振り返ったり首を傾げたりしてる先輩を見ていたそうです。
でもそれ以外には特別何も起こっておらず、他の職員も利用者も施設自体にも何もなかった。
先輩も特には気にする事もなく、そのうち慣れてしまった様子だったとか。

職場では営業を終えた後、シャッターを閉めるんです。
先輩以外が初めて異常を感じたのは、このシャッターを閉めている時に起った。
ガラス窓には全てシャッターがついていて、数名でシャッターを下ろす作業をしていた時。
先輩がシャッターを下ろした途端…
バンバンバンバンバン!!
バンバンバンバンバン!!


205 :怪誤植4 :2010/06/27(日) 16:59:54 ID:rA9HhC470
明らかに人が外から叩いている音が、施設内に響いたそうです。
すぐにその場にいた男性職員が悪戯だと思い、窓から叩かれているシャッターをのぞき見た。
瞬間音が止み、窓から身を乗り出していた職員が目を見開いて中にいる全員を見た。
「誰もいない」
今の今まで音が鳴っていたシャッター。
誰かが悪戯していたのなら、逃げていく姿ぐらい見れるはず。
みんなその事を分かっていたし、ありえないと思っていたが、誰も言葉に出来なかった。
しんっと静まり返って、なんとも言えない空気が漂った。
この日休みだったチカちゃんは、翌日話を聞いて震え上がったそうです。

チ「凄い怖かったですよ!今まで普通に働いてた場所で、そんな異常なことが起こるなんて思わないじゃないですか」
そりゃそうだ、そして今、私がその気持ちですw
その日シャッター閉めるのが、めっちゃ怖かったの今でも覚えてますww


206 :怪誤植5 :2010/06/27(日) 17:00:23 ID:rA9HhC470
ウチのデイケアって、病院が運営してるんですよ。なので、デイ施設は病院の隣にあるんです。
まあそんな関係から、病院じゃ色々あるのは想像つくし、利用者の中で亡くなった方だっている訳で。
みんなビビリまくったけれど、取り立てて何かをする事もなかった様です。
その後も事務所にある神棚の榊が倒れてきたり、誰もいないデイルーム内で物音がしたり、
片付けてあったリハビリ用の道具が勝手に落ちたりと色々。
チカちゃんもその当時、ちょっとした体験をしてるそうです。

しかし自体が大きく急変したのは、やっぱりその先輩の前でした。
変な事が起こり始めて2ヶ月弱経っていたので、もう夏の暑さが酷くなっていた頃。
営業終了後、デイルーム内の清掃や翌日の準備をしていた職員達。
その間はやはり暑いので、全てを終えて帰る寸前までクーラーは入れていた。
なので全部の窓は閉められており、室内は過ごしやすい温度が保たれている。
そのはずなのに、何故か湿った空気を感じた先輩。
原因はなんなのか?どこか窓が開いてるのか?と粗方終えた清掃の手を止め、あたりを見回す。
また黒い影が視界を横切った。
ぱっと目をやった窓に、初めて黒い影を捉えることができた。
事務所側の窓、その先は、あのすずめの死骸を見つけた職員用の駐車場がある。
黒い影は、窓の下のほうから少しだけ見えていた。
目を凝らし、徐々に近づいた先輩はそれがなんであるかに気づいた。
それは、こちらを覗く人の顔だった。


207 :怪誤植6 :2010/06/27(日) 17:01:16 ID:rA9HhC470
鼻を窓枠に押し付けるようにして覗く顔は、目から上しか見えない。
雨も降っていない真夏日なのに、長い髪は濡れたように顔に張り付いている。
表情のない目は異様でおぞましく、先輩は全身が総毛立つと同時にある確信を持った。
あのすずめの死骸、きっとこいつが食ったんだ!
何故かその時、先輩はそう思ったそうです。
絶対にこいつだ、こいつがすずめを食っていたんだ!と。
その顔はぬるぬるとした肌で、緑がかった黄土色をしていた。
恐怖で大声を上げて泣き出した先輩に驚き、他の職員も慌てて駆けつけた。
その日は全員がパニック状態で、収拾が付かなかったそうです。
チカちゃんもその場にいたそうですが、顔なんて見てないなかった。

先輩はその後、今まで自分の身に起こっていた事を責任者に話した。
黙って聞いていた責任者には心当たりがあった様で、すぐどこかに電話を入れた。
ややあって、呼び出された数名が一室に籠もりなにやら相談していたそうですが、内容は今でも不明との事。
最終的に分かった事は、今デイが建っている場所は以前は民家で、その土地を購入しデイを建てたのだが、
その家には井戸があったそうなんです。
私自身この話を聞くまで知らなかったんですが、井戸を潰す時ってお払いとかお清めが必要らしいですね。


208 :怪誤植7 :2010/06/27(日) 17:03:35 ID:rA9HhC470
その神事をどうやらやらなかった様です。
デイ完成直後も実は色々あり、慌てて地元の神主に助けを求めた。
一応応急手当のような事はしてくれたらしく、その後きちんとお祀りしていたので何事もなかった。
ここからはその神主さんの見解ですが、
恐らくすずめをお供え物と勘違いしたあの顔が、
急にお供え物を止めてしまった先輩に、抗議しにきたんじゃないか?と。
しかも、先輩が見たその風貌からして、もうあれは水神や龍神ではなく、魔物となってしまったのだろう。
抑えることが出来ても、完全にその存在を消してしまう事は難しい。
上手く共存するしかないと、責任者に言われたそうです。

二年くらいで寿退社してしまったのですが、私は二年間何も経験しませんでした。
今は大人しくしているのだと思います。
あと、すずめの死骸があった場所が、井戸があった側だったようです。







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35:名無しのオカルト 2014/05/27(火)11:20:07 ID: ID:sNRTjotvc

悪魔って絶対頭いいよな

人の害悪にあるものは何故こうも魅力的なんだ


36:名無しのオカルト 2014/05/27(火)11:20:54 ID: ID:sNRTjotvc

あるものは→×
なるものは→○




37:名無しのオカルト 2014/05/27(火)11:22:31 ID: ID:mkekaSzvf

別に害悪にもならないけどな

キリスト教はなるといってるみたいだけど




38:名無しのオカルト 2014/05/27(火)13:34:43 ID: ID:xD1w5SPJZ

あー書き方悪かった>>35の一行目と三行目は関連付けてるわけじゃなく二つの事を言いたかった

【訂正】
悪魔って絶対頭いいよな
あと、人の害悪になるものは何故こうも魅力的なんだ




39:名無しのオカルト 2014/05/27(火)13:42:29 ID: ID:mkekaSzvf

害悪になるものは確かに魅力的ではあるw
それはそうだと思うなw




40:名無しのオカルト 2014/05/27(火)20:33:43 ID: ID:FtVxM62Cn

ここでニコ動の話になるから不快に思わせたらすまん

あれ「真夏の夜の淫夢」ってネタシリーズあるじゃん?発祥が2chかニコ動か知らないけど…
一般的に、気持ち悪いホ×ネタと意識しつつも何故こうも長く多くの人々を魅了して止まないのか?
少し調べたら何故こうも面白い偶然が重なってネタが尽きないほど発展しているのか不思議だ

久々ニコ動見て未だにこれだけ若者を魅了し続けているのを「悪魔的」だと感じた
まるで何かが取り憑いているよう




41:名無しのオカルト 2014/05/27(火)21:45:01 ID: ID:3QsqBLtJE

キリスト教は関係者に内容書き換えられてるし、仏教も当初はブッダの教えで悟りをひらけたらしいのに、中途から無理になってるのは、書き換えられてるか、抜き取られてるかしてるんかね?
イスラム教も信者連中が追加で断食しだしたみたいだし




42:名無しのオカルト 2014/05/27(火)21:57:14 ID: ID:mkekaSzvf

アッー!のシリーズだなw
俺も動画はあまり見ないのだが淫夢シリーズのwikiはつい長々と読み込んでしまった記憶があるw
嫌儲では常にスレ立ってるイメージw


で、キリスト教については多分そうだね
余計なものが追加されてる感じ
比較的マシなものはどちらかというと正教会系に残されてると思う
というか、古典典礼みたいなものは古臭いからと言って変更しちゃ駄目だよw
ああいうものはそういう面倒臭い部分とか含めて意味があるのに




43:名無しのオカルト 2014/05/27(火)22:01:40 ID: ID:FtVxM62Cn

淫夢は例えが悪かったか…
これ見てる人も日常いろんな場面で「害悪だけど魅力的なもの」はすぐ思い浮かぶと思うが
特に“性”絡みの話は感覚的にでも「悪魔的」だと感じる人は多いと思う
えげつないアダルトビデオでスカ×ロとか虫プレイとか、とにかく気持ち悪いものを好き好んでしてる人たちは
常軌を逸した何かに魅了されて“あちら側”に行ってしまった人なのだろう、と大体の人が感じると思うが
そういう人を「悪魔に魅入られた」と表現するとしっくりくる
厨二的な書き込みになるが神仏・悪魔を信じてなくても人智を超えた何か大きい力の存在を感じる事はあるだろ?

2chだってそうだ、ネットに入り浸ったり健康・精神的に悪影響と感じつつも昼夜逆転し真夜中の不思議な高揚感を味わうのも
オカ板で恐怖や非日常感を求めるのも、一般的に良くなさそうだけど魅力的≒悪魔的

なぜ害悪なものに尋常でない魅力があったりするのか?
昔の人がこれを「悪魔の仕業」と言っていたのも納得は出来る




44:名無しのオカルト 2014/05/27(火)22:53:15 ID: ID:mkekaSzvf

スカトロとか虫とかは駄目だなw
ああいうのは受け付けないわ~

で、良くないものって惰性でやれたりする事がおおいからじゃない?
後は感覚的で頭を使わなくていいとか
そういうものは確かになんて言うかある種の快楽がある
プラスにちっともならないけど




45:名無しのオカルト 2014/05/27(火)23:40:22 ID: ID:FtVxM62Cn

>>44
惰性、って上の例で言えば本能に身を任せるみたいな意味で?
普通は理性を働かせる所で性欲のままに何も考えずに快楽を貪るみたいな

AVの例で言えば常軌を逸した性癖を持ったような人たちは俺らより性の分野ではかなり経験値が上じゃん?
普通じゃ満足できないから中国の“ダルマ”だってそう、経験し尽くして最終的に行き着いた場所が「悪魔的」
自分の言葉で言う所、淫夢みたいな“手軽な”悪魔的、もあるけど…

つまり自分の言いたい事は経験して知れば知るほど魅力にハマり抜け出せなくなる魔の力
「知は魔に通ず」とはよく言ったもの、人間は本能的に少しでも賢くなって進化しようと学習するが
知識を付けすぎると心が荒む事もあるだろ?知らない方が人生ウマくやれた、と

知りすぎた先が“魔”なら悪魔は頭いいだろう、という意味で>>38の発言
いろいろ知って経験値を積んで行った先に悪魔がいるなら悪魔強すぎだろww

共感されるかなと思った事書いたつもりだけど長ぇし、厨二な書き込みで失礼




46:名無しのオカルト 2014/05/28(水)00:31:55 ID: ID:9qlMBXyp0

>>45
延々とRPGのレベルあげとか、うるさいんだけど妙に内部的には静かな感じでパチンコやってたりとか
ああいうものは惰性だね
あれらは本来特に何か賭博の要素が無くても普通はつい続けてやってしまったりすると思う
ソリティアやマインスイーパーを延々とやるとかそういうノリで
心や脳の機能の一部だけしか使わないってのは楽なんだよねw
性欲に限らず、というか、性については体力や精力も尽きるし、相手に対して思いやりとかあるとそんな延々とはやれない気がするw

極端な性的放縦は多分、そう言うものの混淆かな
パチンコ的惰性と思いやりの欠如とそういう性衝動の組み合わせというか
そういうものをやり続けると、多分夢うつつになっていき自分の中に虚が出来ると思う
しかも、理性が減退した状態で
そうなると変な事も起きるでしょうね、って思う
サバトとかはそういうのを利用して、つまり自分を強制的に入れ物にする
しかも快楽ってのが加わってるので心理的な障害を突破しやすい
だから、魔とかは入りやすい
デビルマンの序盤みたいだねw

でも、あまりやらん方がいいと思いますし、俺はやらないw





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796 :本当にあった怖い名無し:2017/12/15(金) 21:40:08.87 ID:3wyetZKL0.net[1/2]
長くて書き込めなかったので二つに分けます

小学校低学年の時によく遊んでくれてたじいちゃん(親戚とかじゃなくて近所の人)の家によく行ってたんだけど、ある日妖怪人間ベムの再放送見てた時に何故か天国と地獄の話になって、
じいちゃんがぽろっと
俺はどっちにも行けんだろうなって言い出して


昔芸術で躓いた時悪魔に魂売った、そいつに、成功させてやるが俺の命は今回まで、次の命はないぞと言われたみたいなこと言ってて、

俺は小学生の頃から中二病みたいな奴だったから悲しいとかより嬉しくて悪魔ってどんな奴とかどう呼び出すのかみたいな話聞いたけど教えてくれんかった

いやそこまで話したなら教えろと今なら思うわ
でもじいちゃんそっちのけで目輝かせたのは子供とはいえ申し訳ないことしたな

そのじいちゃん家は普通の和風の屋敷なんだけど中に賞状とか新聞の切り抜きとか勲章?みたいのが飾ってあってさ、今思うと確かにすごい人で、何らかの成功はしてたんだろうなって思う



797 :本当にあった怖い名無し:2017/12/15(金) 21:40:49.22 ID:3wyetZKL0.net[2/2]
んで、
俺は76になったその日に死ぬらしいけど、お前みたいにいい子と最後遊べてよかった、と。
俺はそれ聞いて流石に悲しくなってじいちゃん死んじゃいあんつって泣きついた記憶がある

そん時のじいちゃんがいくつだったか知らんがそこからしばらくして、大体2年ちょいくらいか?曖昧だけどじいちゃんは76の誕生日にポックリ亡くなった
そういう前触れもなくて、夜寝て朝見たら死んでたからまあまあ騒ぎになったみたい
死因は普通に心不全だか心筋梗塞だったので事件性はなし

火葬の時、俺も立ち会ったんだけどなぜか骨が出なくて、葬儀屋の人がめっちゃ慌てふためいて謝ってたからそれはオカルト的な話ではないんだろうけど

それで中学の時俺も悩み事があってじいちゃんの話思い出して何のためらいもなく個人でやってるオカルトサイトに載ってた悪魔召喚の方法をガラケーで調べてやってみたけど、特に何も起こらんかった

そんなことがあったおかげで学生時代はよく覚えてたんだけど、成人してからずっとなぜかこの話をすっかり忘れてて、最近また悩み事があってふと思い出したので吐き出すがてら書いてみた

このスレで合ってるかわからんし長ったらしい読みにくい文章だったらすまんな

じいちゃんはくだらん嘘をつくような人でもなかったと思うし、それでも嘘だとは思うけど言った通りの日付ぴったりに死ぬのってやっぱ不気味だよなあって不可解だったって話





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462 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/31(水) 21:03:00 ID:u8rcBOA6P
友人から聞いた友人の幼馴染の話。長文不可はスルー推奨
その幼馴染は敬虔なローマンカトリックの家庭に生まれたクォーターだった。
イタリア人である祖母の血を受け継いでおり、東洋人と西洋人の混血が良い方に作用した見本の
ように彼女もまた容姿に秀でたものを持っていた。
小学生までの彼女はその身に流れるイタリア人の血によるものか社交的で明るく友人も多かった。
しかし、不幸なことに私立ミッション系の中学校に上がってまもなく彼女は厨二病を発病する。
そのきっかけとなったのは、彼女に月の物が始まった日に母親から受け継いだある書物だった。
それは祖母の家系に伝わる美しい革装丁のラテン語の書物で
彼女の家系が脈々と主への信仰心を示し続けてきた証であるものだと彼女は教わった。

そして、あわせてそこに書かれている序文の内容(カトリック教徒としての心得のようなもの)と
書物の適切な管理方法(古書のため杜撰に扱うと痛んでしまう)を教わった。
それを渡された当初、彼女は小学生であり全く読めないラテン語の書物であったことから
大して興味も持たず、大切に仕舞い込んでいただけだった。

中学生になった彼女が、暇つぶしにそれを眺めていた時
その書物にはラテン語の文章だけではなく数々のよくわからないシンボルが記載されていることに気付いた。
ひょっとしてこれはただの信徒の心得ではなく魔導書の類ではないのか?
そこから彼女は独学でラテン語を学ぶようになりその書物に傾倒していく。
彼女曰く
「比較的簡単に解読できる部分を読んだ限りだと、この書物は持ち主の信仰を試すためのもので、
これに書かれてる手法であるものを召喚出来た時、主への真実の信仰心を示すことができるんだって。」
それを聞いて友人がからかい半分で、
「それって悪魔の召喚方法だったりするんじゃないの?」と言ったところ


「読めた所だけの話だけど、召喚にはやもりの目玉だとか蝙蝠の心臓みたいないかにもなものは
要らなくて、書物に書かれてるシンボルと呪文だけでいいみたいだし、 主への真実の信仰心を示すって記述から、天使の召喚に関わるものなんじゃないかと思う。」
と彼女は言った。

[1/5]


463 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/31(水) 21:03:47 ID:u8rcBOA6P
それからの彼女は、友人作りもそこそこにその書物を独学で紐解いていった。
時は流れて、友人と彼女は大学生になったが、彼女は完全に厨二病を抉らせていた。
しかし時の流れは彼女のそういった内面とは相反して、彼女の容姿に磨きをかけていた。
傾倒していたその書物以外に関しては至ってまともに意思の疎通が出来たため
彼女に言い寄る男は多かったが、彼女は今時珍しい純潔主義だったため悉くその誘いを
撥ね付けていた。
大学で言い寄ってくる男は、受験というプレッシャーからようやく解放され、
溜め込んだ性欲を開放したくて堪らない脳と下半身が直結した生き物で、
信仰の妨げにしかならないものであると、彼女の目には映っていたようだ。
そのような彼女の姿勢は、しばしば容姿にコンプレックスを持つ同性からの反感を買っており、
彼女の耳に入るような距離でワザと嫌味を言うようなものも少なくなかった。
そんな彼女が大学2年生の夏期休暇の時に転機が訪れる。
イタリアに住む祖母の下に里帰りをした際に、彼女が独学で解読を進めていた書物の中で
正体不明の言語で書かれておりどうしても解読ができなかった召喚の呪文の部分が
ようやく判ったのだと言う。
正体不明の言語はアラム語だった。それが判ったことでとうとう彼女はその呪文を詠唱する術を得た。

それと時を同じくして彼女に新しい友人が出来た。
彼女が言うには、イタリアからの帰りの飛行機の機内で隣席になったことがきっかけで仲良くなったイタリア人留学生で、
極めて聡明で、彫刻のように美しい容姿を持ちながらも他を圧倒することなく、
何故か人を安堵させる雰囲気を纏った男性だった。

[2/5]


464 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/31(水) 21:04:30 ID:u8rcBOA6P
それから間もなく彼女の身に変化が起こり始めた。
元々勤勉であったため成績優秀ではあったが、それが輪をかけたように突出するようになり、
その1年後には、在学したまま会計士の資格を取得するまでになった。
そしてその試験会場で偶然出会った男性と意気投合し恋仲になった。
彼は、今まで彼女に言い寄ってきていた他の男とは違い、彼女の結婚するまでは純潔を守ると言う
考えにも理解を示してくれる聡明な男性だった。
また、偶然買った宝くじに当選して大金を手に入れ、お金に不自由することもなくなった。
その後、大学4年生になり卒業を控えた彼女は大手会計事務所への内定と彼との婚約も決まり
幸せの絶頂にいた。
そんな中、彼女は唐突にこの世を去った。カトリック教徒として大罪とみなされる自殺によって。
ベッドに横たわった状態で自ら頚動脈を切り死んだそうだ。
さぞかし凄惨を極めた死に様かと思われたが、彼女の両親曰く
周囲の大量の流血とは対照的に、死に顔に苦悶の表情は全く無くて不気味なまでに美しく、
大量の流血をしているにも拘らず、顔には全く血飛沫がかかっていなかったそうだ。

何故彼女は幸せの絶頂の最中自殺したのか?
その答えは、自殺の少し前に彼女が幼馴染である友人にだけ語ったことに起因しているようだ。

大学2年生の夏に、魔導書に従い召喚の儀式を行った。
アラム語の詠唱で喚び出されたものは、神々しい光を放ち慈愛の雰囲気を纏い、 この世のものならぬ美しさを持つ男性だった。
そう、あなたも良く知る、私が機内で出会ったとイタリア人留学生と語ったあの男性。
私は彼を召喚出来たことで自らの真の信仰心を証明出来たと歓喜した。
そして彼こそは私の信仰心に呼応して主が遣わした守護天使だと信じて疑わなかった。
現に彼が現れた後の私はあなたも知っての通り数々の幸運に恵まれた。
しかし、私は何もわかっていなかった。私が受け継いだ書物の真の意図を。

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465 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/31(水) 21:05:11 ID:u8rcBOA6P
書物にはこう書かれていた。
「汝が真に主への信仰心を持つと自認するならば、この書物に書かれた秘法を以って
彼の者を召喚せよ。その呼びかけに答えて彼の者が現れた時、汝の信仰心が真に試される。」
そう私は読み過っていた。召喚の成否によって信仰心が試されるのではなく、 召喚した後にその信仰心が試される。
彼は言葉巧みに私を惑わせた。

「貴女が幸せになるためには、変わらぬ主への信仰心を示し続けることが重要です。
かといって身構える必要は全くありません。あなたは今までどおりカトリックの教えに
従い信仰を守り、それに加えてあることをすれば良いだけです。
それは至って簡単なことです。主の威光を恐れぬ堕落した人間を断罪する決断を下すだけでいい。
いませんか?貴女の身の回りにそういう人間が?
主の教えを守り貞操を守る貴女を悪し様に罵り、淫蕩に身を任せる堕落した人間が?
彼らの穢れた魂には、地獄の業火こそが相応しい。
さぁ、その穢れた魂の名を述べなさい。主の御名の元にこの私が断罪しましょう。」

そうして私は、私のことを良く知りもせず非難していた人たちの名を告げた。
私が幸せになってゆく中、彼らは不慮の事故と言う形で死を遂げていった。
あるものは電車に飛び込み、四肢をあたりに撒き散らし、それを間近で見ていた友人の精神にまで
傷跡を残すような凄惨な死を遂げた。
またあるものは高層ビルより飛び降り、地面に臓腑と脳漿を撒き散らして死んだ。
伝聞では誰も彼も見るに耐えない惨たらしい死に様だったそう。

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466 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/31(水) 21:06:14 ID:u8rcBOA6P
そうして穢れた人間の魂を彼に捧げる事で私はつい昨日まで幸せの最中にいた。
でもそんな時、彼が私に告げたの。ことの真相を。
「私は忌まわしき神より遣わされた貴女の守護天使などではない。
貴女は神の与えた試練を乗り越えることに見事に失敗したのだ。
我々の求めるものは人間の堕落だが、自ら堕落していくものの魂に価値など無い。
我々が真に求めるもの、それは極めて強い信仰心をもった神の徒の堕落。
心から神を信仰する穢れ無き魂が堕ちていく、その様こそが我らの何より甘美な糧となる。
穢れた魂を持つとは言え、他人を魂を我等に捧げ、自らの幸福を追求する。
それは自制と犠牲を尊ぶ神への何よりの背信行為では無いのかな?
素晴らしい。その幸福の絶頂から絶望の淵へと落ち込んだ者の絶望の表情。
君の手により深きコキュートスの淵より解き放たれた時の恍惚感に勝るとも劣らない。」
これを聞いて私はすぐさま例の魔導書を焼き払った。
そんなことをしても取り返しがつかないことはわかってる。私は彼を解き放ってしまったのだから。
こんなこといえる立場じゃないけど私からの最後の忠告聞いてくれる?
悪魔は、宗教画に描かれてるような黒山羊の頭部をした醜い姿だなんて嘘っぱち。
彼らは、光に満ち溢れ、神々しくも美しい姿で現れる。
人間が醜いものよりも美しいものに心を惹かれ、気を許してしまう事を何より知っているんだよ。
だから美しい姿をして言葉巧みに近づいてくる人間には気を付けて。
私は自分の犯した罪のケジメを付けるつもり。貴女の幸せを祈ってるよ。

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