【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

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397 :1/4:2009/12/28(月) 20:11:17 ID:f6IWiyPa0
鬼になった人の話

文政十二年(1829年)、6月8日のこと。遠野南部藩からの命令で、この町で山狩りが行われた
これは館野武石衛門という猟師がリーダーとなり、辺り一帯の村や町に住む武士や町人、
農民までもが駆り出された大規模なものであった

この山狩りの目的は鬼退治であった

昔、南部藩はいくつかの「小」南部藩に分かれており、遠野はその小南部藩の城下町として栄えていた
ここにとある武士(一説によるとこの武士は南部公の叔父にあたる人だったというから、
この人も南部の姓を持つ由緒正しき侍であったことには違いない)がいた

この武士はある日、何の故があったのかわからないが発狂してしまい、
刀を抜いては人に切りつけるようになった。藩主はこれに困り、彼に閉門を申し付けたが、
それを逃げ出して山中に逃げ込んだのだという

そして山から山を渡り歩くうちにいつしか完全に理性を失った彼は、時々思い出したように里に下りては
誰彼構わず人に斬りつける「鬼」になってしまったのだという
何しろ狂人であるからその行動は全く予想がつかず、人々はただただ恐怖に震えるしかなかった

398 :2/4:2009/12/28(月) 20:12:00 ID:f6IWiyPa0
その武士があるとき、確かな情報筋によって俺の町のとある山に逃げ込んだという情報が入った
この情報が遠野南部藩に上申された結果、南部公から彼の討ち取り命令が下った

その陣頭指揮を執るように南部公から直々に命令されたのが館野武石衛門だった

彼は村一番に名を轟かせた狩人で、豊かな体躯と豊富な経験、山の獣相手に培った胆力があった
武石衛門は火縄銃の達人でもあり、南部公から武士の位を賜ったほどの剛の者だった
しかし、今回の的は鬼だった。さすがの彼も、この名誉の仕事が成功するかは五分五分であった

彼は山狩りの直前、手に手に有り合わせの武器を持った山狩り要員に対し、檄を飛ばした

「皆様ご苦労であった。しっかり気をつけなくてはならない。もし刃向かってきたならば、
しっかりしなくては危ないぞ。いくら狂人と言えども武芸の達人であるから、逃がしてはならない。
俺は一発で仕留めるつもりだが、もし射損じると、お殿様に申し訳が立たぬ。皆もしっかり頼む」

この檄をしおに、いよいよ山狩りが始まった

400 :3/4:2009/12/28(月) 20:30:50 ID:f6IWiyPa0
山狩りが開始されてすぐ、件の武士が発見されたという情報が武石衛門の下に届いた
我が町の陣が沢というところに、畳石という巨石があったのだが、この上は名前の通り平らで、
その上で発見されたのだという。武石衛門は一同を引き連れ、この畳石に来た

畳石に近づくと、確かに石の上に人影があった。しかし、その姿は人間というにはあまりにも凄惨なものであった

狂人の髪は伸び放題になり、上等な着物は見る影もなくボロボロになって体に張り付いていた
髭もぼうぼうに伸び、目だけが爛々と光り輝いていた。彼は畳石の上で、どこから捕まえてきたのか、
蛇を捕まえてガリガリと噛り付いていた。その姿はまさに悪鬼そのものの姿であったという

皆が狂人侍の姿に恐れおののく中で、武石衛門は先頭を切って畳石に近づいていった
そして何とか火縄銃が届く距離まで近づいた武石衛門は、静かに火縄銃を構えると、引き金を絞った

「誰か! 無礼な!」

狂人侍が発したのはその一言だけだったという。武石衛門が放った銃弾は一発で侍に命中し、
侍は仰向けによろけると、そのまま倒れて動かなくなった

勝鬨の声を上げて狂人侍に近づくと、全員が絶句してしまった。見れば、この侍は天を衝くような大男で、
筋骨隆々の体はすでに人間の域のそれではなかったという。彼は山から山へ逃げるうちに、
いつしか完全に人間ではなくなっていてしまったのだろう

401 :4/4:2009/12/28(月) 20:31:52 ID:f6IWiyPa0
ともかく、この悪鬼を討ち取った武石衛門は、このことをすぐさま南部公に報告し、山狩りは終了した

この狂人侍はさすがに罪を重ねすぎていたためか、家中の墓に葬られるわけには行かなかったらしく、
農民たちの手によって、日陰というところの山の麓に手厚く葬られた
この侍の供養碑には『忠山了儀居士』と記された。正気を失った武士への、せめてもの手向けであった

後に、住民たちはこの侍のために念仏塔を拵え、この侍の冥福を祈願した
この念仏塔とは車仏というもので、卒塔婆に車輪がついたもので、これをクルクル回して
個人の速やかな輪廻転生を祈願するものである

人々は折々、この車仏の車輪を回して、侍の霊を手厚く弔った

この侍の霊は、現在も近隣住民によってお盆に供養されているという
この侍の墓も残っているが、風雨で風化したのか、『忠山了儀居士』の文字を読み取ることはできない

書き方のせいで創作っぽくなったが、一応我が町の正真正銘の歴史だ
このスレの本義からは離れるかも知れんが、一応歴史に登場した鬼ということで書いて見たわ
人間が鬼になるというのは割かしこういう理由からなのかも知れん





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1: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 04:50:51.26 ID:cHsAppzF0
なんなん

2: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 04:51:42.63 ID:ZstU23uZM
難破船で流れ着いた白人やろ

3: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 04:52:22.28 ID:IlPdnMQb0
>>2
天狗なそれ

5: それでも動く名無し(兵庫県) 2023/04/21(金) 04:52:52.07 ID:8uFrb/po0
天狗も鬼も白人説があるな

13: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 04:59:15.52 ID:HMVkFNEw0
天狗が白人ってある?
普通に修験道の修行者の方が可能性高いやろ

7: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 04:53:46.23 ID:+sw27v22a
何でもかんでも外人に決めつけるのロマンなくて嫌い

134: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:01:05.03 ID:+7koXYLva
あれか世界的に同じ生き物なのに国によって見え方が変わるヤツか


10: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 04:56:22.43 ID:HMVkFNEw0
少なくとも古代の鬼と平安鎌倉辺りの鬼は別モンやと思う

9: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 04:55:09.28 ID:frHXQVh1d
いうても西暦1000年ごろなんてシベリア植民始まるはるか前やから流れついてくるような白人なんておらんで

12: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 04:59:09.86 ID:5UzXzJUJa
奈良時代にインドから来日した坊さんおるし、意外と多人数の外人が日本に定住しとった可能性があるんちゃうかな

168: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:13:39.93 ID:VcjOoFSzM
>>12
黒人がギリシャから来てた説まである

17: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:02:55.15 ID:8HZLbHdYp
世界各国に妖怪みたいな伝説あるんやし必ずしも元となった存在があるわけやないやろ
何で鬼だけ白人とか言ってんねん

30: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:09:46.16 ID:+QYqs5pm0
>>17
別に鬼に限らず正体議論されてるのなんかいくらでもいるけど

22: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:05:17.47 ID:uomA3whN0
鬼って仏教由来?

26: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:07:21.56 ID:AEP2AXiVd
>>22
道教由来
魂魄の魄に日本のオンが融合した

27: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:07:25.22 ID:eiCNJH030
>>22
漠然とした山の民に仏教と中国文化のミックスやろな
鬼の風貌は鬼門の丑寅がモチーフみたいやし

24: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:06:29.25 ID:AEP2AXiVd
鬼とかおらんで
室町時代頃に創作されたのが各地に地元の話として定着しただげや

85: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:43:11.18 ID:AEP2AXiVd
土蜘蛛熊襲説好き

25: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:06:57.22 ID:SpGJVOSr0
土蜘蛛とかいう反乱分子


60: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:29:10.77 ID:5SW9SLfh0
ただの反天皇や時の権力者の敵なだけや

18: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:03:09.22 ID:+sw27v22a
カッパはいるらしいね
ソースは東スポ

23: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:05:32.16 ID:HMVkFNEw0
カッパは地域によって正体違うらしいで
捨てられた子供の死体だったり障がい者だったり病気で肌の色緑になったり

38: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:14:03.74 ID:JlencMJ3a
水死体のケツから飛び出た腸が玉に見えるから、これはカッパが尻子玉を抜いたに違いないって言い伝えになった

28: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:08:45.99 ID:1gpVTht10
当時の障がい者を鬼とか妖怪扱いしてたのってホンマなん?

32: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:10:14.95 ID:HMVkFNEw0
>>28
全部が全部じゃないやろうけど例えばイッポンダタラとか完全にたたら製鉄に従事してた人やん



29: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:09:45.33 ID:e3vJV9bb0
奇形とか多毛症が起源やろ

34: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:10:44.22 ID:JlencMJ3a
水死体は時間経過で赤くなったり青くなったりするんやけど、これが赤鬼と青鬼の起源なんや

33: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:10:30.68 ID:U4pYGZOF0
よう考えたら鬼っていうその生き物のためだけの漢字があるのも凄いよな

35: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:10:49.86 ID:552KOFPUM
白人ってそんな昔に日本までこれそうな位置におらんやろ
まだ流れてきたアイヌ人の方が納得できる

41: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:15:31.76 ID:AEP2AXiVd
>>35
奈良時代とか普通におったで
続日本紀の唐人三人波斯人一人問題とか

36: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:12:19.39 ID:AEP2AXiVd
例えば悪路王は吾妻鏡が最古の文献で
鎌倉幕府による征夷大将軍の権威付けに創作された

よくアテルイは朝廷から鬼にされたとかいうけど
朝廷がアテルイを鬼として書いた文献はなくて
そもそもアテルイは朝廷側の人間やから学者でアテルイ=悪路王言うとる人はまずおらん



47: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:19:29.96 ID:eiCNJH030
>>36
アテルイ朝廷側ってどういうことや

66: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:32:03.56 ID:AEP2AXiVd
>>47
アテルイって続日本紀と日本後紀のそれぞれ1ヶ所に登場するんやが
続日本紀では阿弖流為、日本後紀では大墓公阿弖利為と出てくる

続日本紀では阿弖流為は朝廷の敵として書かれてるけど住所を朝廷が把握してて
日本後紀では大墓公として蝦夷姓が付け加えられてることから元々は朝廷に属してた蝦夷族長一族と判明しとる
あとは続日本紀と日本後紀の編纂者は徳政相論の二人であるとかも含めてまあ間違いないってのが東北古代史の定説

71: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:35:50.35 ID:eiCNJH030
>>66
いうて伊治公呰麻呂みたいに和名名乗ってる(呼ばれてる)わけやないしどうなんや
地域の長として一定の地位は認められてたんやろうけど

79: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:40:52.48 ID:AEP2AXiVd
>>71
アヌシコとかイサセコの様にエミシの名前に漢字を当てとる方が大多数や
どっちか言うたら和名のアザマロが特殊なんやで

『続日本紀』和銅三年四月辛丑条の朝廷が蝦夷族長に○○君って名乗ってええで公民と同等の扱いを受けてええでって許可しとるのが全て
結局は朝廷の人と同じように戸籍に名前が乗るけど税金払ってやってとこが後に問題になっただけ

アテルイとモレの場合はエミシやから殺したってとこでどう解釈するかしかないねん

84: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:42:56.29 ID:Hrge3Vvj0
>>79
なんG民のくせに博識すぎるやろ

88: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:44:09.07 ID:AEP2AXiVd
>>84
東北古代史好きやからな
アテルイとモレって処刑されたって書かれてるけど実は間違っとるって定説もおもろいで
目から鱗や

92: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:46:13.47 ID:eiCNJH030
>>79
つまりあくまでアテルイの扱いは蝦夷としてではなく王朝市民の中の反乱軍であり、
鬼とされたのは後世の創作またはその創作上の悪路王と同定するかは別問題てことか

107: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:51:02.71 ID:AEP2AXiVd
>>92
せやね
基本的には朝廷が陸奥国運営で無能ムーブ100回くらいしてん
例えばエミシの納税物は昆布3種類が主なものやったんやが反対納付で米を返さなあかんのに米ないから昆布で返したんや
米が不作やったり陸奥国官僚がポッケにナイナイしてて
それおかしいやんってエミシと陸奥国に移住した人がブチ切れてちょいちょい反乱してた

そこから火がついて大炎上したのが三十八年戦争になるんやが
運悪くエミシ保護してた道鏡がああなって光仁天皇が即位したことで天武朝から天智朝になった
こういうのが積み重なって陸奥反乱からエミシ征討に転換されてしまった

108: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:52:13.95 ID:AEP2AXiVd
>>92
悪路王は鎌倉幕府の都合で創作されとるから
基本的にはアテルイと悪路王を混ぜて考えてしまうと平安初期の歴史がおかしくなるから文献史学としては悪路王はアテルイとせんのよ

90: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:45:27.26 ID:GvtKOg6oM
>>66
今まで生きてきて弖←こんな漢字はじめて見ました

91: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:46:00.75 ID:nYKb9BFj0
>>90
アテルイでしか使っとるのみたことない


40: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:14:53.54 ID:+sw27v22a
京極夏彦あたりが検証してないのかね

42: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:16:02.69 ID:AEP2AXiVd
>>40
本人が妖怪と見間違われたことで実証したの好き

51: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:23:37.24 ID:eiCNJH030
京極夏彦は知識量はすごいが別に研究者ではないからな

43: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:16:28.05 ID:xGtPogyAM
鬼という言葉は中国からやろうけど、今の鬼の形がどうやって日本で作り上げられたのかが謎だよな

58: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:27:35.25 ID:AEP2AXiVd
>>43
大嶽丸がわかりやすい
平安時代に薬子の変が起こったときに平安京の右兵衛府で紀清成と住吉豊継が藤原仲成を射殺して射殺
坂上田村麻呂は平城京の近くで平城上皇と藤原薬子の東国行きを阻止してるんやが

鎌倉時代の水鏡では坂上田村麻呂が仲成を射殺して文室綿麻呂が平城上皇の東国行きを阻止したと変化した

ほんで室町時代までに坂上田村麻呂が鈴鹿山で仲成と合戦をしたと書かれてて
仲成が怨霊となって平安京に疫病をもたらしたから田村麻呂を祀る信者を建てたとなった

この神社の由緒を元にして世阿弥が脳の田村を作って
清水寺縁起絵巻と合体させて御伽草子の鈴鹿草子が完成した

御伽草子では鈴鹿山の鬼が大嶽丸とされたけど
南部氏が盛岡に持ち込んだことで東北の田村麻呂信仰と結びついて岩手山の大武丸として土着していった

44: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:17:42.33 ID:HMVkFNEw0
八瀬童子なんかは完全に日本人だよな

45: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:18:48.63 ID:AEP2AXiVd
御成敗式目追加法では、延応元年7月26日(ユリウス暦1239年8月26日)付で鈴鹿山と大江山の盗賊について、近辺の地頭が責任者として鎮圧させるよう伝達されている[原 4]。

ウィキペディアで申し訳ないけど
酒呑童子説話を文献史学で遡るとこれが最古の文献になる
御成敗式目追加法「関東御教書」延応元年七月廿六日付「鈴鹿山并大江山悪賊事」で鈴鹿山と大江山の盗賊を退治するよう書かれてから
どちらも盗賊が出たという話が膨れていって鬼が出ると変化していく

46: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:19:24.49 ID:I4rps0JFa
ただの悪人をそんなファンタジーな言い方しないよな

53: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:25:22.33 ID:WliRTuye0
炭鉱だか金山だかの利権を隙あらば簒奪しようという人間。今では石油かな。人間とは思えない醜い争いをしてるとかで元は人としたり刀の童子切あたり調べてみると、まあ諸説あるみたいな

54: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:25:49.61 ID:bWMza5dF0
大獄丸とか酒呑童子とか盗賊の棟梁を鬼と呼んだだけに見える

63: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:30:23.20 ID:EW5DBuwg0
酒呑童子とか鬼じゃないけど玉藻の前とか明らかに実在してそうな人物をモデルにした妖怪はおるな

61: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:29:24.45 ID:8YV2qT4I0
鬼は中国では幽霊なんやろ

73: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:37:37.13 ID:NpMN7gr10
白人言うてもロシア系やろ?
コーカソイドとかもおったんかな

75: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:38:53.16 ID:0yTDZPznd
>>73
ロシア系が太平洋岸まで到達するのとかもう1700年ぐらいの話やし時代が違いすぎる

80: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:41:20.10 ID:MdjOcaRG0
千島樺太アイヌとかロシア人と変わらないんちゃうの

56: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:26:11.08 ID:CNLVvwrJ0
ハーフでもクォーターでも無い純日本人で白人の顔立ちしてる知り合いおるけど
やっぱどっかで日本に住んでた外人の血が入ってるんかなそういう人

76: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:39:08.75 ID:FiPfUKyS0
弥助←こいつも鬼扱いされてたんやろか
信長は鬼を連れとるとか

78: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:40:13.19 ID:q2x0vo680
これ何速報?
不思議ネットか

82: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:42:21.41 ID:uTqF18SX0
山伏とかいう謎の武装勢力こわすぎ

138: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:03:17.73 ID:e71jO4zr0
>>82
天狗って強いて実在の存在に正体を求めるなら山伏だよな

89: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:44:59.80 ID:KL/fBBH30
陰陽師はおったん?

93: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:46:16.02 ID:AEP2AXiVd
>>89
陰陽師は夢枕獏が商標登録してる話好き

96: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:48:07.64 ID:8YV2qT4I0
>>89
今もいる



94: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:46:48.65 ID:lhwbaDim0
人間を食べた人間にはツノが生えるから鎌倉以降そういう困窮した人間が減っていったんや

102: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:49:38.45 ID:pL3gx81Za
名前忘れたけど今の人類とは別の人類の生き残りでええやろ

103: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:49:47.22 ID:WliRTuye0
三大妖怪 酒呑童子 玉藻前 天狗(たくさん)

天狗がよくわからん

104: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:50:23.00 ID:MdjOcaRG0
>>103
ただの山伏やろ

113: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:53:42.14 ID:hENRfCoA0
今昔物語集とかの段階ですでに唐人や高麗人は当然として天竺やら波斯やらまで大体こんな人間が住んでるって知識があって
それとは別に「オニ」っていうのが想像されてるからオニ=〇〇人説みたいなの自体に無理がある
「鬼」の漢字について言えば元々の意味は死装束姿のことだし

147: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:05:59.59 ID:e71jO4zr0
>>113
鬼籍に入るの鬼やね

114: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:53:48.62 ID:IdK5qK2+0
酒呑童子はまあ山賊やな

116: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:55:29.74 ID:lFAxMQgx0
茨木童子が酒呑童子の顔の皮を顔に貼り付けてるってのはぬら孫だけの設定なん?

157: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:09:00.71 ID:hT4rc4660
茨城童子と酒呑童子はわらしの様な姿やったんけ?

180: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:16:41.36 ID:jwiSOlmH0
>>157
その童子は元々は召使とか眷属って意味の方なんやないかなあ
時代が下ると子供って意味だと思った人が絵でそう描いたとか

159: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:09:37.99 ID:AEP2AXiVd
>>157
創作された時代で容姿描写は柔軟に変えられてるからわからん

119: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:57:29.67 ID:rZNuR6qj0
ほなら両面宿儺もおったんな


131: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:00:52.91 ID:M/jvomaC0
>>119
ただの双子かシャム双生児やろ

111: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:52:58.14 ID:lFAxMQgx0
鬼が外人説ってのは事実やったらシンプルにおもろいけど、そうなると鬼退治伝説がまた見え方変わってまうわ
漂流外人をぶった斬り殺した事件が鬼退治伝説になった可能性もあるんやろ?

120: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:58:20.14 ID:D8ok2iuJa
武将の武勇伝のかませ犬にされがち

123: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:59:11.88 ID:cSiuB/BH0
桃太郎が退治したのは海賊やろどうせ

133: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:01:03.90 ID:D8ok2iuJa
すねこすり「山道を歩いていると足元をスリスリしてくる猫のような妖怪」



142: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:04:35.74 ID:+sw27v22a
>>133
にゃ~ん(笑)

135: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:01:19.95 ID:cSiuB/BH0
この前花咲か爺の話が実話と気付いたんやが
枯れ木に見える弱った木に灰巻いたら木が元気になるらしい
アルカリ性やかららしい

161: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:11:26.22 ID:eiCNJH030
>>135
ロマンよりそういうふうに科学で解明するほうが好きやわ

139: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:04:12.42 ID:POPttJYK0
日本妖怪軍総大将ぬらりひょんさん
・いつの間にか部屋に上がりこんで茶をすすってる
・家人が「誰やっけ…?」って思ってる間に気づいたらいなくなってる
・坊主頭の老人風

ショボすぎでは?

145: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:05:25.54 ID:IdK5qK2+0
>>139
これ普通に親戚か近所の人よな

153: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:07:13.55 ID:tlDwovjY0
>>145
人の家に上がり込んで茶を勝手に飲む爺がおったんやろなぁ

149: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:06:47.46 ID:lFAxMQgx0
>>139
妖力強すぎて知覚してるのに認識させない大妖怪やぞ

143: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:04:53.56 ID:wfJXmFtv0
鬼にも天狗にもゆかりのある役小角というヤバいやつ

150: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:06:47.85 ID:eiCNJH030
>>143
修験道の始祖やしな
弘法大師伝説に尾ひれがつきがちなのと同じや

152: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:07:12.63 ID:jwiSOlmH0
鬼は概念的なもんやろ
そうじゃないと「心を鬼にする」「鬼籍に入る」とか色々変な意味になる

155: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:08:00.97 ID:8YV2qT4I0
>>152
それは中国での用法に由来してるだけで
日本ではそれとは別の意味も生まれてるやん

163: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:12:04.93 ID:jwiSOlmH0
>>155
「鬼武蔵」みたいに頭に付けたりするのは今で言う「神〇〇」みたいな感じやろ
「人を限界を超えたモノ」って意味が大きいと思うで

167: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:13:20.65 ID:8YV2qT4I0
>>163
だから日本鬼子の意味が日本語ではつたわらんもんな

154: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:07:57.57 ID:JaBVDS3r0
日本の鬼は雷様のカッコやし
嵐や雷信仰なんちゃうの?

166: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:12:54.37 ID:m0CWVGDi0
そういえば海外だと邪神信仰とか悪魔信仰ってあるけど鬼信仰とか聞かへんな

172: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:14:56.25 ID:+bsztMAa0
>>166
日本は悪人でも極楽浄土に行けるって思想が流行したからね

178: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:16:30.65 ID:m0CWVGDi0
>>172
その教えの親鸞が丁度鎌倉あたりってのも面白いかもな

106: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:50:34.54 ID:Hrge3Vvj0
子供の頃は妖怪がたくさんいた気がする
いつの間にかいなくなったな

141: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 06:04:24.46 ID:s96tjhVLd
犯罪者に気をつけなさいを鬼の話にして教訓にするのは便利やな

81: それでも動く名無し 2023/04/21(金) 05:41:56.50 ID:VOcsWrHW0
鬼には色々な意味がある
疫病な要素、土着日本人を差したり、神様的な要素もあったり

ただの猫では?






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483 :本当にあった怖い名無し:2006/11/25(土) 21:18:03 ID:7legdVNy0
 
いまさっき屋根の番組やっていたので思い出した。 
死んだじっちゃんに、
「婿養子に行かない限りは、家を建てる時は何があっても破風が無い様にしろ」と言われていた。 
なんでかと言うと、破風から鬼が逃げるからだそうだ。 
ということは、うちの家は鬼がいるのがいいって家なのか? 
確かにうちんとこには鬼嫁がいるんだが。


484 :本当にあった怖い名無し:2006/11/25(土) 23:07:35 ID:ifjRerR20
 
>>483 
もしかしてこの人がご先祖様?


485 :本当にあった怖い名無し:2006/11/26(日) 00:39:55 ID:B9i0M4Y20
 
>>484
そうかーそうだったんかー!謎が解けてスッキリした。
先祖かどうか知らないが、確かにおいらはWATANABEです。


486 :本当にあった怖い名無し:2006/11/26(日) 18:29:56 ID:sdBJQnw50
 
>>485 
かっこいい家系でうらやましい。四天王の他3人の家系も、なにかめずらしいことするのかな? 


487 :本当にあった怖い名無し:2006/11/26(日) 23:01:26 ID:B9i0M4Y20
 
>>486
いやー四天王自体を484に教えて貰ったばかりだし、
『渡辺』って、現代日本の苗字別ランキングにおいて5位以内だそうだから、
おいらが直系ってわけじゃ絶対ないだろうし知らないなー。
(それに、言い伝えの真意が伝わってないのも問題だw) 

最近のレス見たら、悪神の腕切って食っちゃった人の家系と、
鬼の腕切って逃がしちゃったのの家系が続いていてワロタw 


489 :本当にあった怖い名無し:2006/11/27(月) 01:09:01 ID:2lbYc/9R0
 
>>487 
>いやー四天王自体を484に教えて貰ったばかりだし、 
>『渡辺』って、現代日本の苗字別ランキングにおいて5位以内だそうだから、
>おいらが直系ってわけじゃ絶対ないだろうし知らないなー 

同意。実は俺の祖母も、「うちは桃太郎の子孫なんだよ」と言ってたらしい。 
婆ちゃんは俺が生まれる前に亡くなってしまったので、詳しいことが聞けずじまいになってしまった。
祖母の娘2人(片方は俺の母、もう一人は母の姉)に聞いてみたところ、
同じように桃太郎の子孫ということを普通に認めてる。 

由来はなんだと尋ねたところ、従姉妹(母の姉)は田舎の家のつくりが関係してると言っていた。
>>485さんとは逆(?)のケースだった。 


490 :本当にあった怖い名無し:2006/11/27(月) 01:20:45 ID:2lbYc/9R0
 
ここから先は、なんとも分かりにくい説明になってしまうと思います。 
なんとか記憶を頼りに書いてみる。 

もう10年以上前に、母の姉にいちど聞いたっきりでうろおぼえだが、 
今でも田舎に行けば見られる昔ながらの日本家屋。
うちの田舎もそんな感じの家で、近代の建築という視点で見ると、
「なんでこうなってるんだろう?」というような間取りとか構造があるらしい。 
柱ひとつとっても、窓ひとつとっても、
天井を支えるためとか、換気をよくするためとか、その存在理由は分かるんだけど、
それらを「なぜわざわざこういう配置や構造にしてるんだろう」という意味不明な感じのがあるらしくて。
それで、表向きは、生活するうえで便利とか、建築する上で必要だとかいうことで、
どこの家でも普通に存在している“ある箇所”があるんだけど…。 

その箇所って、実は裏の理由では『鬼避け』の意味があるらしい。 
周りの家は、みんなその鬼避けとされている箇所は、生活するうえでも便利だし必要だからで、
ほとんど取り付けられてあったのに、うちだけはそれが無かったらしい。
たまたま無かったというよりかは、どうも意図的に。 

鬼避けがないということは、余程自信があるんだねということで、 
そこから桃太郎の子孫ということになったんじゃないかって言ってたけど…。 

母親も従姉妹のもオカルトに詳しくないし、歴史とかにもあまり興味ない。 
だから、その説明というか憶測(?)で一件落着してたけど…。
俺はなんでかピンときて、自分の苗字を調べてみたら案の定、
鬼の腕を斬ったと伝えられてるWAhTANABEでしたとさ。 


491 :本当にあった怖い名無し:2006/11/27(月) 01:26:53 ID:2lbYc/9R0
 
「鬼退治した渡辺っていう名前の人が居るよ」と、母と従姉妹に言ったことがあるんだが、
2人とも始めて聞く様子で、「え、そうなの?」と普通におどろいてた。
このリアクションから察するに、祖母も知らなかったかもしれない。 


492 :本当にあった怖い名無し:2006/11/27(月) 01:44:48 ID:XDopKeVQ0
 
桃太郎なら、こっちのひとの子孫とも考えられますね。 

どちらにせよ、もしまた鬼が攻めてきたら、先頭に立って戦わなきゃならない家系ということ? 


493 :本当にあった怖い名無し:2006/11/27(月) 02:16:18 ID:2lbYc/9R0
 
>>492 
>桃太郎なら、こっちのひとの子孫とも考えられますね。 

ですね。WATANABEという苗字は多いし、
たまたま鬼つながりの名前と一致してしまっただけで、案外『渡辺綱』とは関係ないのかも知れません。 
なんでわざわざ渡辺の綱じゃなく、桃太郎と言っていたのかちょと分からん。 
渡辺の綱は知らなくても、桃太郎は知ってる人多いので、説明するとき楽だからとかそんな理由かなと思う。
あるいは、吉備姓とのつながりがあったのかもしれん。 
渡辺の前の苗字が何だったか分からないし、
さらに現在では、従姉妹のおばさんも母も結婚で苗字が変わってしまったので、何が何だがです。

一族の特徴としては、霊感はほとんど無くて、
どちらかというと体動かしたり鍛えるのが好き(とくに男によく見られる)。
職種で自衛隊を選んだのも、案外そんな所から来てるのかもしれん。鬼畜米英なんてな。





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10:15/09/30(水)15:50:36.16ID:24ki+wLG0

俺が20歳なりかけのヒキニートだった時に体験した話。誰かに聞いてほしいので書きます。

実家は東北の内陸で見渡す限りの田園と山に囲まれたところにある。
俺は高校卒業後就職しないで、毎日実家に来る甥っ子2人と遊んで過ごしてたんだ。


10:15/09/30(水)15:50:36.16ID:24ki+wLG0

甥っ子は当時小学校中学年と低学年くらいで外で遊ぶのが好きだったから、学校から帰ってきたら一緒に近くの原っぱに行ってバドミントンしたりキャッチボールしたりしてた。
原っぱは山の入り口にあって、その山は山って言うほど高くもなく丘ってわりには広い、なんか中途半端な山だった。少し高いところにある森って感じかな。
それでその山は実家の裏に続いてて、実家はちょうどその山を切り崩したような崖の下に建ってた。崖って言っても2階建の実家より少し高いくらいなんだけど。わかりづらかったらごめん。

俺が子供の頃はしょっちゅうその山に入って遊んでたんだけど、他の山のふもとに熊が出るようになってからは親に禁止されてた。



10:15/09/30(水)15:50:36.16ID:24ki+wLG0

その日は今くらいの秋口で、夕方よりずっと早い時間だったと思う。

最初はいつものように原っぱで甥っ子と3人でバドミントンしたりして遊んでたんだけど、そのうち兄貴のヒデ(仮)が山に入ってみたいと言い出した。
日が落ちるのはまだまだだし、いつも同じことばっかで俺も飽きてきてたから、じゃあ探検に行くか!ってさほど考えず、一応護身用のラケットを持って何年かぶりに入ってみることにした。
弟のヨシ(仮)もあんまり怖がってなくて、俺は俺で懐かしいなあなんて思いながらズンズン進んでいった。
ちゃんとした舗装はされていないけど人が並んで通れるような道があって、進行方向の左側の林の先が家の裏の崖方面。

ちょうど家の裏のあたりを過ぎたくらいで、目線の先の開けた場所に一本大きな木があった。
その木の真ん中あたりが両側を綺麗な正方形型にえぐられて自分たち側から見るとアルファベットの大文字のIみたいになってて、なぜかこれは熊が爪を研いだ跡だって直感で思った。


10:15/09/30(水)15:50:36.16ID:24ki+wLG0

やっぱ熊いるのかよ…ってビビった俺は、怖がらせないように甥っ子には秘密にしてすぐに引き返そうと思って振り返った。
だけど俺が振り返った瞬間、ヒデが俺の背後を指さして
「鬼がいる!」って叫んだ。

ヤバイぞついに熊が出た!って一瞬思ったんだけど、すぐに(鬼?)とハテナになって、それで思わずその指さす先を見ちゃったんだ。
そしたら、その木の後ろから、鬼のお面がこっちを覗いてた。おでこに大きい角が2本あって真っ赤な般若みたいな顔。

ひょっこり身を乗り出す感じでジッとこっちを見てて、上半身しか見えなかったけど着物?はかま?みたいな服を着てた。たぶん。
なんかわからんけどその時は頭が真っ白になっちゃって、気づいたらヒデが俺をおもいっきりどつきながら逃げよう逃げようって泣き叫んでた。
いつの間にか周りの木がものすごい音で揺れてて、地響きじゃないけどブォ~というかゴォ~というか、とにかく聞いたことないような音も響いてて、恐怖とあせりと使命感が一気にきて、本当頭の中が一瞬でカオスになった。
きっと甥っ子たちがいなかったらちびって動けなかったと思う。

それでまた木のとこ見たらずっと同じ体勢でこっち見てて、もうそれがよけいに怖くて、ヨシを脇に抱えて無我夢中で家まで走った。
ヒデは俺の手引っ張って前を走ってくれた。そのころから良い奴だったな。

いつ音が止んだかとかよく覚えてないんだけど、原っぱまで抜けたときにはもう聞こえてなかった。


10:15/09/30(水)15:50:36.16ID:24ki+wLG0

家について玄関と窓に全部カギかけて、3人で布団にもぐりながら親が帰ってくるの待ったけど、追いかけてくることもなく、それからなにかに呪われたりとり憑かれたり怪奇現象あったりとかもなかった。

親に話したら甥っ子を山に連れてったことをめちゃくちゃ怒られて、俺らが見たのは熊だとしか思ってもらえなかった。
甥っ子たちも同じで、俺が姉ちゃんにしばかれた。
以上で終わりです。


今では田舎を離れて無事就職してるんだが、久しぶりに実家に帰ったら裏の山がソーラー発電施設建てるために禿げあがってたので、きっかけに誰かに話したくなって立てました。
当時の話を甥っ子たちにしたら、ヒデは「ずっと夢かと思ってたけど本当だったんだね」と少し驚いてました。ヨシは山に入ったことすら覚えてなかったです。

読んでくれてありがとうございました。質問あったら答えます。


17:15/09/30(水)15:52:20.59ID:pTwYx4Dd0

仕事もしないでフラフラと遊んでいる自分に対する自己嫌悪と焦燥感が生んだ幻覚だな。


19:15/09/30(水)15:57:43.16ID:24ki+wLG0

>>17
幻覚かはわからないけど、その件がきっかけで田舎から離れたいと思ったのは確かですね


18:15/09/30(水)15:55:16.09ID:cSl3jKHR0

鬼の身長はどれくらいだった?
筋骨隆々だった?


22:15/09/30(水)16:10:44.19ID:uO701OWp0

鬼の仮面をかぶったただの人では


27:15/09/30(水)16:37:41.97ID:24ki+wLG0

>>18
遠目だったから着物っぽいの着てることくらいしかわからなかったです。

身長も異常なほど高いというわけでもなく、たぶん大柄な成人男性くらいだったと思います。

>>22
そんな気もするんですけど、なんだかすごく奇妙だったんです。


13:15/09/30(水)15:21:42.88ID:MjhtwjSx0

鬼の和服って何色だった?
着物というより浴衣に近い感じじゃなかった?


16:15/09/30(水)15:43:47.92ID:24ki+wLG0

>>13
あんまり覚えてないけど、浴衣ではなかったと思います


20:15/09/30(水)16:02:59.99ID:MjhtwjSx0

>>16
そうか
浴衣っぽい般若なら見たことがあるんだ。お面を見た、と感じたのが同じだったから聞いてみた。

でも鬼じゃないし般若は女性だったから違うか。


27:15/09/30(水)16:37:41.97ID:24ki+wLG0

>>20
山で見ましたか?


30:15/09/30(水)17:16:45.42ID:MjhtwjSx0

>>27
かなり山に近い、川のそばだった。

都会住みなんだが、その時は田舎のお祭りにいた。
あれはお面だと自分に言い聞かせたが見た瞬間の違和感というか、そこだけが浮き出るような恐ろしさが忘れられない。

顔が少し傾いていて顔の側面まで見えたから残念ながらお面ではないんだよな。




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365:本当にあった怖い名無し:2008/08/28(木) 16:34:02 ID:7c32Su4IO
人伝えに聞いた話。
まだ携帯があまり普及していない位前の事。
友達と夜遅くまで遊んでいたA君は、そろそろ帰らないとマズイなと思い帰ることにた。
友達の家からA君の家は、そこまで遠くなく歩いて10分位だったらしい。

この時の時間が2時位だったそうで、
霊感の強いA君は嫌な予感がして急ぎ足で自宅を目指しはじめた。
ところが途中までは確実に家の方まで帰ってきていたのに、
いつの間にか全然知らない道に来ていた。
地元な訳だし、ほとんど毎日通る道な訳だから道に迷う事なんて、ありえなかった。



366:本当にあった怖い名無し:2008/08/28(木) 16:45:11 ID:7c32Su4IO
続き

が、一生懸命知っている道を探しても、全然でてこずむしろどんどん迷って行く感じだった。

すると、暗闇の中から誰かがこっちに向かって歩いてくる。
A君は助かったと思いその人に近づいた‥。
するとそれはお坊さんだった。
こんな真夜中にお坊さん?っと思ったけど、とりあえず道を尋ねようと声をかけようとしたら
指を指され、『お前は‥鬼のコ』と何回も繰り返し言ってきたのだ。
気味が悪くなり、お坊さんを後にし逃げていた。
すると今度は、5歳位の園服をきたコがまたA君を指指し、『お前は鬼のコ』と言い出したのだ。
真夜中の2時、A君は確信した。これはヤバイと。

368:本当にあった怖い名無し:2008/08/28(木) 16:57:49 ID:7c32Su4IO
続き

走って走って、もうどこまで走ったかわからなくなり途方に暮れていると、電話ボックスがある。
これで誰かに連絡をとれば何とかなるかもしれないと思ったみたいで、
とりあえず電話ボックスに入る。
が、小銭がなく仕方なくテレカを買う機械にお札を入れる。
すると出てきたのは、真っ白の紙。何回か入れてようやく出てきたテレカ。
当時付き合っていた彼女に電話をかける‥。
プルル…

呼び出し音がなり少しホッとしたA君が外を見ると、
電話ボックスの周りが真っ白の手形でいっぱいになっていた。
A君はパニックに陥ってしまい、電話に出た彼女もA君の
異常な雰囲気に何がなんやらわからなくなったそう。
どうにか状況を話、電話ボックスの外に出た時には
いつもの知っている道に戻ってたそうです。






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