【閲覧注意】怪談の森【怖い話まとめ】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 自己責任



573 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/03/14(月) 06:49:30.93 ID:nK5sxf0G0.net[1/3]
今から先日私が体験した事を書きますが
これを読んで何か起きたとしても責任もてないので
読みたくない人は読まないでください。

私は東京都の西にある市に住んでいます。
そこが地元の友人と私を含めた3人の合計4人で
昨年末お酒を飲んだ時に聞いた「でんでん」という話です。
話をしてくれたのはその市が地元の友人で
友人の祖父から聞いた話らしいのですが
この話を聞くと「でんでん」というものが夢に出てくるという話でした。
この話を聞いてから数日以内に夢の中で
自分が通学や通勤やコンビニに行く時なんかに使ってる道が出てくるそうです。
大体がある程度まで先を見通せる一本道らしいんですが
その道の向こうから還暦なんかの時に着る赤いちゃんちゃんこってありますよね
あれを羽織った中肉中背の何かが
両手の甲を上にした状態で腕を振りながら
「でんでん、でんでん」と音を立てながら走ってくるそうです。
夢の中の自分は金縛りにあったような感じになりその場を動けないそうですが
その何かは自分にどんどん近づいてきます。
この「でんでん」という音は太鼓の音に近いのですが鈍い音です。
近づいてくるにつれて顔や髪型なんかもよく見えるようになります。
「でんでん」は短髪で釣り目の小さい目で口元はにっと笑っており
裸足で肌着とももひきの上に赤いちゃんちゃんこを着ているそうで
外見に関してはほとんどの人が同じものを見るそうです。
夢は「でんでん」の顔が目の前にきてぶつかる!って思った瞬間に覚めます。
話を聞いた時はお酒せいもありキャーとかワーとか言うだけでただの怖い話程度に思っていました。
ですが私はこの話を聞いた2日後にこの「でんでん」が夢に出てきました。
前述した話とまるで同じででてきた場所もよく行くお気に入りの定食屋に行くまでの道そのものでした。
私は怖くなってしまいすぐにこの話をしてくれた友人に電話をかけました。

友人はすぐ電話に出ててくれて慌てる私の話を聞くと
怖い思いをさせてごめんと何度も謝りながら
もし本当にそういう夢を見てしまったなら可能な限り早くその夢と同じ場所に行き
「でんでんぶつかってごめんね。危ないからお家へお帰り。」
と3回心の中で唱える必要があるそうです。
大事な事でこれを行う時に守るルールがあるらしく
・赤い物を身につけないこと。
・夕日が沈む前に行うこと。
・3回心の中で唱える際に目をつぶること。
・唱え終わるまで絶対に目を開けないこと。
これらをきちんと行えば何事もないそうなのですが
これらを行わないと悪い事が起きるそうです。
友人は実際に夢で見たことがあるらしく
前述したルールを守ったおかげか何事もなく一度その夢を見てからは
同じものが夢に出てきたことは無いそうです。
私は夢にでてきた場所が自転車で10分ほどの所だった事もあり
夢を見たその日のうちに話をしてくれた友人と一緒にその場所に行き前述した事を実行しました。
友人の都合もあり14時ぐらいになってしまったのですが
夕日が沈む前でしたしルールを守ってちゃんと3回心の中で唱えることができました。
翌日実家に帰ることになっていたのですが予定を早めてその日の家に実家に帰りました。
その後年が明けちゃんとするべき事をしたせいか何事も無く過ごしていたのですが
3が日も終わり東京に帰ろうかと思っていた矢先
携帯にこの話を一緒に聞いた友人の一人から連絡がきました。

仮にA子としておきます。
普段はラインでの連絡が多いのですがこの日は珍しく電話でした。
電話に出るとA子は慌てた様子ででんでんの話を聞いたもう一人のB子と連絡が取れないと言うのです。
A子とB子はバイトなどがあり年末実家に帰らなかったようなのですがその日一緒に買い物や初詣に行くと約束していたらしく
私に連絡が入っていないかとの事でした。
連絡がきてない事を伝え私からも連絡してみるとA子に伝え一度電話を切り
ラインでB子に連絡をしたのですが既読もつかず電話も電波が届かない場所か電源が入ってない状態とアナウンスされる状態でした。
翌日東京に帰った私はA子と一緒にB子の家を訪ねたのですがチャイムを鳴らしても彼女は出てこず扉の前で途方にくれていると
一人の女性が駆け寄ってきてB子のお友達ですか?と慌ててたずねてきました。
話を聞くとその女性はB子の母親らしく大晦日から娘と連絡が取れず心配して父親と一緒に元旦に東京のB子の家に行くと
布団にくるまって「でんでん、でんでん」とつぶやくB子がいたそうです。
一種の錯乱状態だったらしく今は近くの大学病院で検査をしているとかで
母親はB子の着替えを家に取りに来た時偶然私たちと遭遇したみたいでした。
B子の母親からは何かB子が悩んでいたんじゃないかとか麻薬や違法ドラッグに手を出していたような心当たりがないか聞かれましたが
私たちはただ無いですとしか言うことができませんでした。
私は正直B子の母親から「でんでん、でんでん」とB子がつぶやいているのを聞いてから
震えがとまりませんでした。
結局B子はストレスからくる神経衰弱とかなんとかと診断されたらしく大学を休学して今は実家の近くにある病院で治療をうけているそうです。
私自身もこの一件があったせいかストレスで胃潰瘍になってしまい先日まで入院していましたが今は元気です。
長くなりましたがこれで終わりです。質問とかあったらできるかぎり答えます。
退院してしばらく実家で過ごして昨日東京に帰ってきて家で一人で寝れなかったので書かせて頂きました。
徹夜なので寝落ちしてしまったらごめんなさい。




オカルトランキング




1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 22:59:16.187 ID:XZ+VU8no0
日記見ながら細かく書いたからどうしても長くなってしまうが、

書き溜めてあるから進行は早く進められると思う。

少しだけフェイクは入れる。

2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:00:20.313 ID:XZ+VU8no0
誰も見ていなくてもどんどん書いていく。

俺は当時、個人経営の飯屋の従業員として働いていた。

ある日店の場所が変わることになり、これを転機に俺は新しい店舗の近くに引っ越すことにした。

俺が選んだ新しい物件は、特に安いわけでもなく、ありふれた1DKのアパートだった。

部屋数が2部屋しかなく、独立洗面台や、広めの風呂や脱衣所がある割と新しめのアパート。

このアパートに住み始めて1か月くらいのころ、おかしな異変が起き始める。

3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:01:16.526 ID:XZ+VU8no0
異変を感じるのは風呂場。

俺がシャワーを浴びていると耳元で何かつぶやくような声が聞こえる。

始めはシャワーの音がうまい具合にそう聞こえてるんだと思った。

しかしある日、一瞬だが見えてしまったんだ。

顔を洗い終わって顔をあげた瞬間に、鏡越しに確かに俺の真横にたたずむ人影を。

ビビりまくった俺はすかさず自分の隣に誰もいないことを確認したが、もちろん誰もいない。

鏡をもう一度見てもそんな人影は写っていない。

俺はどちらかと言われれば幽霊の類は信じてはいるが、霊感なんてものは全くない。

しかし俺はこの風呂場に「何か」あると思わずにはいられなかった。

5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:01:41.015 ID:XZ+VU8no0
慌てて風呂を上がった俺は大島てるを使って物件を調べてみたが事故情報は乗っていない。

俺はとりあえず気休め程度とはわかっていたが、風呂場に塩をまいて寝た。

次の日はたまたま店が定休日だったため、俺は不動産会社に行って過去にこの部屋で何かなかったのか尋ねた。

不動産屋は普段であれば原則答えることはできないが、この物件に関してはそのようなことはなかったため、
事故物件ではないと断言できると言われた。

きっと気のせいだったのだろうと自分をなだめて、その日もビクビクしながらも風呂に入った。

髪を洗う時、顔を洗う時、俺は目を瞑るのだが、この日は注意して目を極力開けているようにした。

そして髪を洗っているとき、また耳元でささやくような声が聞こえた。

すかさず鏡をみると、はっきりと見えてしまった。

顔面蒼白の、少しやつれた男が俺の真横でブツブツと口を動かす姿を。

俺は風呂場を飛び出した。

6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:01:58.735 ID:XZ+VU8no0
まだ時間が早かったこともあり、俺は不動産屋に連絡。即刻解約を申し出た。

朝に不動産屋を訪問していたこともあり、解約はすんなり通った。
そのまま新しい物件も都合してくれるというから大助かりである。

費用はかなり掛かったが、二日後には引っ越しができることになった。

引っ越しが済むまでは無理を言って店を休んで、引っ越しに専念することにした。

次の日、引っ越しの準備をして汗をかいたが、風呂に入ることはしなかった。

そして引っ越し当日、引っ越しは滞りなく進み、無事終了した。

8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:02:32.035 ID:XZ+VU8no0
引っ越しが完了したその日、安心して風呂に入ったが、髪を洗っている際またも耳元でささやく声が聞こえた。

男の姿は確認しなかったが、またしても慌てて風呂を出る。

ここで物件ではなく、俺自身が憑かれていたことに気付いた。もしくは連れてきてしまったことに。

しかしこれ以上店を休むわけにもいかなく、すっかり夜になっていたが近場の神社に駆け込んだ。

本堂?には誰もいなかったがすぐ隣に神主さんの家があり、話を聞いてもらうことができた。

神主さんの話では「憑りつかれているような感じはないけど、何か違和感はある」とのこと。

その後すぐに本堂で厄除け?のようなことをしてもらった。

ちなみに男の正体や出てきた理由については不明だった。

家に帰ったのはもう深夜だったが、俺はちゃんと風呂に入ってから寝ることにした。

しかし、また男は出現した。

鏡越しに目線がしっかりと合った。

男はなかなか消えなかったが、もう体も心も疲弊していたので気にしないことにして全身を洗った。

9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:02:55.056 ID:XZ+VU8no0
次の日、久しぶりに出勤すると店のみんなにビックリされた。

自分では気づかなかったが、俺はかなりやつれていたらしい。

店長には帰ってもいいと言われたが、体調面の不調は感じなかったため仕事を行った。

しかし仕事中はありえないほどにミスが続き、昼には無理やり帰された。

家に帰ってからはイライラが収まらなかった。

風呂場にいって思いつく限りの汚い言葉を吐いて鏡をたたき割った。

割った鏡を見て、俺は何をやっているのかと惨めな気持ちになりながらガラス片を片付けた。

日記を見返してこそ分かるが、風呂場の男は俺の生気的なものを吸っていたのかもしれない。

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:03:16.052 ID:XZ+VU8no0
その日は少し遠出して温泉に行った。

温泉では男は出ず、久しぶりにゆっくりと湯につかることができた。

温泉の帰り道で店長から電話があり、この一件が落ち着くまで休んでいろとのことだった。

自分では体調の不調は感じていなかった分、とても悔しく、風呂場の男が憎かった。

12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:03:45.955 ID:XZ+VU8no0
次の日、俺は不動産屋に行った。

前回あの部屋に住んでいた住民を知りたかったためだ。

しかし不動産屋では個人情報のため教えることはできないと言われた。

次に戸籍情報をもとに調べたが全く成果は出ずに空振りに終わった。

最後に前回住んでいたアパートの住民に聞いてみることにした。

俺の住んでいた部屋の隣に住んでいるOLに話をきくことができ、そこで初めて成果が出た。

前回その部屋に住んでいたのは近場の大学の男子学生だった。

さっそくその大学に行って彼を探した。

3日かけて聞き込みをしていくうちにその学生は中退していてもう大学にはいないことが判明した。

ちなみにその3日間は家の風呂を利用したが、ささやき声は毎日聞こえていた。

鏡がない分姿を見ることはなかったが。

聞き込み4日目には彼の友人とコンタクトをとることができて、彼の連絡先を教えてもらった。

13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:04:16.129 ID:XZ+VU8no0
彼は車で2時間くらいのところに住んでおり、その日の夜には会うことができた。

彼の実家近くのファミレスで待ち合わせをして彼の話を聞くことができた。

彼は小太りの青年で現在はニート。あまり人と話すのは得意そうではなかった。

ここでは本名ではないが、シンヤと呼ぶことにする

シンヤの話を聞くと彼もまたあの部屋で心霊現象にあい、実家に帰ったのだという。

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:04:58.116 ID:XZ+VU8no0
しかし、シンヤの話を聞いていくうちに俺との違いを発見した。

俺は風呂場で男に遭遇していたが、シンヤは脱衣所で女に遭遇したという。

シンヤが脱衣所で髪を乾かしていると鏡越しに、後ろでなにか動いているのが見えたそうだ。

それはよく見ようとすると消えてしまうそうだが、ある日見てみると、
首をロープで吊られた女がゆらゆらと揺れているのがハッキリ見えたそうだ。

しばらくは見て見ぬふりをしてきたが、だんだんと精神を病んでいき実家に帰ったとのことだ。

そして、実家に帰ってからもその女は実家の脱衣所に出るという。

そしてシンヤは俺よりも多くの真実を知っていた。

シンヤは自分の体験を友人に話し、友人をアパートへ招いたことがあったそうだ。

その友人をここではナオキと呼ぶ。

アパートへナオキを招いた際には何も起きなかったそうだ。

しかしナオキが自宅へと帰り、寝付こうとすると突然耳元で爆発音が聞こえたそうだ。

ナオキが飛び起きると焦げ臭い臭いがし、目の前には首だけの老人が浮かんでいたとのことだった。

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:05:29.723 ID:XZ+VU8no0
ナオキは今どうしているのか聞いてみたところ、つい先月自殺したとのことだった。

爆発音からの首だけ老人が続き、ろくに睡眠もとれずに明らかに疲弊して行ってからの自殺だったらしい。

なんでも橋から飛び降りて死んでしまったとか。

シンヤはナオキの死がかなり堪えたようで、今も精神病院に通っていると言っていた。

つまるところ、シンヤは「部屋に訪れるだけで何かが憑いてしまう」「起こる心霊現象はなぜか人によって違う」
この2点を知っていたのだ。

シンヤとの話で新しく分かったことはあったが、結局のところ解決策が見つかったわけではない。

また、シンヤは何度もお祓いを試みたが、ことごとくうまくいっていないとのことだった。

事故物件じゃないのになぜ?なんで違う現象がおこるのか?疑問は増えるばかりだった。

16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:05:56.892 ID:XZ+VU8no0
根拠はないが、この現象の原因を見つけることで状況が変わるのではないかと考えた。

どうせお祓いをしても変わらないのであれば、このくらいしか糸口も思いつかなかった。

そして俺は、もしかしたら部屋ではなく、土地になにかあるのではないかと考えた。

もともと墓地だったとか、殺人があったとか。

次の日俺はアパートの周りの住民に聞き込みをすることにした。

アパートが立つ前、ここには何があったのか知りたかった。なんとなくそこに原因がある気がしていた。

聞き込みの中で2つの手がかりが見つかった。

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:06:30.392 ID:XZ+VU8no0
1つ目はアパートが立つ前の話。

この土地には一軒家が二件立っていたらしい。

1軒は三人家族の家。

もう一軒は古めかしい老人の住んでいた小さい家。

どちらの家にも逸話があったらしい。


まずは3人家族の家。

父、母、娘の3人家族で子供ができたのを転機に家を建てたらしい。

始めこそは近所づきあいもよく、幸せそうな一家だったが時々父親の怒鳴り声や、物を壊す音が聞こえていたという。

段々家族は不仲になっていき、ついには父が娘を連れて家を出て行ったとか。

その後、人の住んでいる気配が無くなり、近所の人が様子を見に行ったところ脱衣所で無くなっている母親を発見。

死因は首つり自殺。

その後その家は取り壊された。

この話は第一発見者の人に直接聞いた。

「脱衣所で首つり」という点からこいつがシンヤに憑いているのではないかと思った。


18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:07:03.458 ID:XZ+VU8no0
次に老人の家。

この老人が変わった人物で、夜になると夜が明けるまで深夜徘徊を毎日していたらしい。

聞き込みの中で、なぜ深夜徘徊をしているのか当時尋ねたという人がいた。

老人は「夜に寝ようとするとヤジマさんが来る。寝なければヤジマさんはこないから散歩して時間をつぶしている。」
と言っていたらしい。

「ヤジマさん」とは何者なのかまでは分からなかったが、重要なキーワードだろう。

老人はその後施設に入り、病死したそうだ。

ちなみにその施設はもうないらしい。

「寝ようとすると来る」という点がナオキの話と合致する。

ということはナオキの元に出ていた首だけの老人がヤジマさんなのかもしれない。

19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:08:19.525 ID:XZ+VU8no0
二つ目は、数か月前にも俺と同じように聞き込みをしていた女性がいたということだ。

この女性は20代前半くらいの人というだけで、正体は分からなかったが、

おそらくは隣の部屋に住んでいたOLだろう。

彼女もまた心霊現象に遭遇していたのであれば、また話を聞きに行かなければならない。

おれはこの聞き込みの結果をシンヤに報告した。

シンヤはその家族の母親が眠っているところに行って、もう成仏するように頼んでみたいといった。

その母親の名前、(ここではサエと呼ぶ)の名前は分かっていたので明日、近場のお寺をシンヤと協力して
片っ端から探すことにした。

20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:10:02.741 ID:XZ+VU8no0
その日の夜、シャワーを浴びていると例のごとく耳元で囁く声が聞こえた。

何を言っているのかは分からない。

ふと横を見てみると男が目の前にいた。

囁きには慣れてきていたが、鏡越しでもなく直で見るとさすがに恐怖した。

前回同様、顔面蒼白に酷くやつれた顔。

左手の手首がザックリ切られており、血がだらだらと垂れていた。

そして右手には血の付いたナイフを握っていた。

俺は男を押しのけて風呂場から脱出した。

髪を乾かすのも忘れてまた神社に走った。

その日はお祓いはしなかったが、神主さんのご厚意で家に泊めてくれた。

21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:11:47.484 ID:XZ+VU8no0
風呂場、ナイフ、手首が切れている。

この手がかりから、あの男は風呂場で手首を切って自殺した何者かなんだろう。

もしかしたら3人家族の父親が人知れずどこかで自殺していたのかもしれない。

それかそれより以前、3人家族と老人が住み着くより前に、あの土地でなにかあったのかもしれない。

とにかく明日サエの墓を見つけることでまた何か進展があるかもしれない。

そして次の日、サエの墓はすんなり見つかった。

それも驚くことにサエの夫も同じ墓にはいっていた。

シンヤは墓の前に座り込み、涙ながら「助けてほしい、もう出ないでほしい」と懇願していた。

22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:14:28.750 ID:XZ+VU8no0
その寺では変わった和尚さん?がいた。

何でも俺たちの話は一切聞かないが、サエの話はしてやってもいいと言う。

和尚さんの話は近所の人から聞いた話とは違った。

まずサエとその夫はずっと愛し合っていた。

しかし、夫は新しく建てた、自分たちでデザインすらした家が気に入らず、常に帰りたくないと言っていたらしい。

夫は何度もこの寺に相談に来ていたという。

「家の風呂場がどうもおかしい」と。

しかしサエはそんなことはないと言う。

サエはおそらく、夫が自分のことが嫌になり、その言い訳として家に難癖をつけていると思ったのだろう。

夫が説得しても聞く耳を持たず、夫は限界を感じてついに家から逃げ出した。

もちろんサエも連れて行こうとしたがうまくいかず。

サエは夫が出て行ったショックからなのかは不明だが、その後自殺。

葬儀では夫が後悔で壊れてしまっていたらしい。

夫の方はその後すぐ事故死。子供がどうなったかはわからないとのこと。

23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:32:20.779 ID:gURpsfr9r
見てるぞ

25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:43:29.848 ID:j+yt1gRod
和尚さんは一方的に話すと、「あなたたちを助けることはできない」と言っていた。俺達もあまり迷惑はかけられないと思い、早々に退散した。

26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:44:48.613 ID:j+yt1gRod
サエの夫の言う「風呂場がおかしい」という点から俺はやっと風呂場の男にたどり着けそうだと思った。

きっとサエの夫も俺と同じような体験をしたのだろう。

シンヤはかなりスッキリしたらしく、「もう大丈夫な気がします!」と言って帰っていった。

この日、隣に住んでいたOLに会いに行ったが、留守のため会うことはできなかった。

27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:47:18.787 ID:j+yt1gRod
その日もまた風呂場で男は現れた。

俺は「お前の正体に必ずたどり着いてやる!」と男に向かって宣言した。

その瞬間、貧血のように視界がだんだんと真っ暗になり俺はバランスを崩してぶっ倒れた。

意識はあったが、視界が暗かった。

深呼吸すると段々と視界も戻ってきた。起き上がると男はもういない。

風呂を出て脱衣所の鏡を見ると、俺の顔は今にも死んでしまいそうなほどにやつれていた。
食事も睡眠もしっかりととっていたが、これはヤバいと思った。

早々に休もうと布団に入ると、シンヤから連絡があった。サエが脱衣所にでなかった、と。

これで一つの希望が見えた。俺も風呂場の男にたどり着ければ解放されるかもしれない

28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:49:30.000 ID:j+yt1gRod
次の日、俺は古地図を調べることにした。

意外にも結果はすぐに出た。

あのアパートのあった土地は、三人家族と老人が住み着く前は空き地になっていた。

しかし、さらに遡って調べることでたどり着いた。

地図には「ヤジマトシヒコ」の文字が入っていた。

念のためにと更に遡るとそこには「ヤジマキヨタダ」の文字が入っていた。

昔の地図がどこまで正確なのかはわからないが、「ヤジマキヨタダ」と「ヤジマトシヒコ」の間で家屋の形が明らかに変わっていた。

29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:53:02.348 ID:j+yt1gRod
なぜ家屋の形が変わっているのか、家屋の形が変わっている時期を見ればその理由は容易に想像できた。

この土地に、この町に住んでいる人であれば間違いなく知っているこの町の歴史。

その時期は、終戦直前にこの町が大規模空襲を受けた時期だった。

この一件の根がまさかここまで深いとは正直恐ろしかった。

30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:55:05.310 ID:j+yt1gRod
もしこの「ヤジマキヨタダ」が空襲によって死亡したとすれば、ナオキの所に現れた首だけ老人はおそらくこの「ヤジマキヨタダ」だろう。

死因が爆死であれば、ナオキが聞いたという爆発音の辻褄が合うというもの。

ではその後に新しく家屋を建てたであろう「ヤジマトシヒコ」。

おそらくではあるが、空襲で生き残ったヤジマキヨタダと血縁関係のある人物だと思われる。

「ヤジマトシヒコ」の記録が乗っている地図は1949年の物。

今から約70年前だとするとヤジマトシヒコが生きている可能性は絶望的であるが、当時の様子を知っている人物であればこの土地の近所をもう一度くまなく探せばいるかもしれない。

俺はこの日のうちに再び聞き込みを行った。

31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/17(金) 23:57:52.179 ID:j+yt1gRod
前回の聞き込みで回った家を中心に「70年前のこの土地のことを知っている人はいないか」と聞いて回った。

聞き込みを始めて数時間、俺は当時の様子を知っているというおばあさんにたどり着いた。

年齢はなんと90歳。

一人では歩くこともままならないという方だった。

このおばあさんは「ヤジマトシヒコ」を知っていた。

このおばあさんはヤジマトシヒコとの交流はなかったが、彼は近所では有名だったからよく知っていると言っていた。

おばあさんの話では、ヤジマトシヒコは空襲によってたった一人の家族である父親と住んでいた家を失った。

しかもその空襲が終わって次の日には日本が降伏したというもんだから「もう1日早く降伏していればなにも失わなかった」と言って回っていたらしい。

終戦直後ということもあり、その発言は非難されヤジマトシヒコは孤立していったという。

おばあさん曰く、そのような発言をして孤立する人は他にもたくさんいたとか。

その後ヤジマトシヒコは家の焼け跡に新しく家を建ててひっそりと暮らしていたという。


32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/18(土) 00:01:13.152 ID:LzDCseGhd
しかしある時からヤジマトシヒコの奇行がはじまった。

夜になると必ずと言っていいほど大声で泣きながら、夜道を練り歩いていたと。

周りの人は「家族も近所からの信頼も失って、おかしくなってしまったのだろう」と冷たい目線でヤジマトシヒコの奇行を見ていたらしい。

そして泣いているときは決まって「死んだ父親に対して謝っていた」と。

ある日ふと、その奇行がぱったりと止み、近所の住民が様子を見に行ったところ、ヤジマトシヒコは風呂場で自らの手首を切って死んでいた。

おばあさんが実際に見たわけではないと言うが、ヤジマトシヒコの家では

「父親に向けた大量の謝罪の文書」と「国に対する恨み辛みが書かれた大量の文書」が出てきたという。

こうして俺は風呂場の男の正体にとうとうたどり着いた。

男の名は「ヤジマトシヒコ」。

戦火によって大切なものを奪われた悲しい人物だった。

33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/18(土) 00:03:50.811 ID:LzDCseGhd
そしておばあさんの話の中で気になったのはヤジマトシヒコの奇行。

夜になると練り歩くと言うのは、次にこの土地に住み着いた老人と一緒だ。

そして老人の「ヤジマさんがくる」という言葉。

この老人は「ヤジマキヨタダ」を知っていたのではないかと思う。

おそらく夜になると「ヤジマキヨタダ」は老人の下にも、トシヒコの下にも、そしてシンヤの下にも等しく現れている。

つまりこの一件の原点は「ヤジマキヨタダ」の「ヤジマトシヒコ」に対する何らかの感情だと思われる。

徘徊する際にヤジマトシヒコが謝罪の言葉を叫んでいたのであれば、なにか後ろめたいことがあったのだろう。

しかしここで疑問が生まれてきた。なぜキヨタダは、トシヒコの死後も現れているのか。

トシヒコが死んだ時点でキヨタダの目的は満たされたのでは?

そしてさらに言うと「その後に死んだ人物も巻き込んで一つの呪いのようになっているのはなぜ?」ということだ。

ここで俺は恐ろしいことに気が付いてしまった。
いや、薄々感づいてはいたが目を背けてきていた。


俺もまた、この呪いの一部になってしまうのではないか?と。

この呪いは死者を呪いの一部として巻き込みながら肥大化している。

この呪いに関わって死んだ者はこの呪いの一部となって顕現している。

つまり、「俺も死んだら呪いの一部となって誰かの前に現れる」

その可能性の高さを危惧した。

34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/18(土) 00:06:20.617 ID:LzDCseGhd
そんな中で俺の危惧を確信に変えてしまうことがあった。

おばあさんの家からの帰り道、シンヤからの電話があった。

「たすけてくれ、ナオキがきた」と。

サエの墓の前でシンヤがお願いした時点で、サエは脱衣所には出なくなったという。

しかし今日、2階の窓から見てしまったのだという。

窓の目の前を真っ逆さまに落ちていくナオキの姿を。

その後、何かが水に落ちるような音がし、慌てて外を確認するも何も落ちてなどはいない。

そもそもシンヤの実家は2階建てでそれ以上上はないし、落下地点に水なんかもない。

シンヤはそういったことが今日だけで何度も続き、あからさまに体調も乱れているとのことだった。

つい先月自殺したばかりのナオキが既に呪いの一部となって現れている。

俺にナオキを助けるすべはなく、ただただ恐怖が膨らむばかりだった。

35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/18(土) 00:08:18.155 ID:LzDCseGhd
俺はもう日が暮れていることも気にせず、俺はサエの墓がある寺に行った。

そこの和尚さんは今回の件について何か知っているはずだ。

もう相手の迷惑なんて考えている余裕もなく寺に併設している和尚の住居を訪ねた。

結果は門前払い。

俺の顔を見た時点で「帰ってくれ!そしてもう二度と来るな!」と怒鳴られた。

俺も必死に縋り付いたが最後には「警察を呼ぶ」とまで言われて泣く泣く退散した。

死にたくない一心で今度はいつもの神社へと向かった。

36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/18(土) 00:10:02.117 ID:LzDCseGhd
神主さんを訪ねると、非常に体調の悪そうな神主さんが出てきた。

体調が悪そうだが、こちらもいつ死ぬか分からないような状態。

俺は必死に頼み込んで話を聞いてもらおうとした。

心優しい神主さんはすんなりと俺を受け入れてくれた。

夜中にも関わらず、俺はこと詳しく神主さんにこれまでの経緯を説明した。

説明が終わるころには外は少し明るくすらなっていた。

神主さんはうんうんと頷きながら話を聞いてくれた。

そして神主さんと俺は、ある結論にたどり着いた。

結論とは言っても、ほぼ確実にこれだろう。というだけで予測に過ぎないことは許してほしい。

37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/18(土) 00:12:49.809 ID:LzDCseGhd
まずはヤジマキヨタダの死について。

戦火であろうと何であっても、炎によって人が死んでしまった地には呪いが残ることがあるという。

その呪いの顕現として現れたヤジマキヨタダはヤジマトシヒコに恨みをもって苦しめた。

そしてその穢れた地で、強い恨みの感情を持ったヤジマトシヒコが自害することによって、ヤジマトシヒコに向けられた呪いの性質が変化。

キヨタダは恨みをトシヒコのみに向けられていたが、トシヒコの恨みはこの国、国民に向けられている。

そこで呪いがトシヒコのみから、国民全員に向けられた呪いとなった。

つまり、「この地に触れた国民を取り込みながら肥大化していく呪い」となってしまったのだ。

最初に神主さんが言った「憑りつかれているような感じはないけど、何か違和感はある」という言葉。

そう、俺は最初から憑りつかれてもいなければ呪われてもいなかった。


俺自身が呪いの一部だったんだ。

俺はもう呪いであり、現象の一つとなってしまっていた。

ただの現象が人間として活動しているのもおかしな話である。

そりゃ生気もなくなる。

呪われた人ならまだしも、呪い自身にお祓いが聞かないのも納得である。俺が祓われてしまうんだから。

神主さんが止めてくれなければ、この場で死んでいたくらいだ。

38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/18(土) 00:14:48.177 ID:LzDCseGhd
俺は絶望し、死の運命を受け入れた。

見方によってはもうとっくに死んでいるかもしれないが。

家に帰ると俺は風呂場に行った。

風呂場ではトシヒコがブツブツと言っている。

俺はもうこいつの一部であり、こいつも俺の一部だと思うと恐怖はほとんど感じなかった。

トシヒコの言葉をよくよく聞いてみると「苦しめ。そして死ね。」と言っていることが判明した。

なんとも呪いらしい言葉になんとなく納得すらした。

俺はすぐにシンヤにこの結論を報告。

それから一週間もしないうちにシンヤは死んでしまった。

実家のトイレで首筋を切ったらしい。

その後隣に住んでいたOLが失踪していたことも判明した。

おそらく生きてはいないだろう。彼女もまた呪いの一部なのだから。

39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/18(土) 00:17:00.283 ID:LzDCseGhd
俺も近く、この命を捨てることとなるだろう。

死に場所、死に方はよく考えなくてはならない。

始めに「少しだけフェイクはいれる」と言ったが、そのフェイクの部分ってのが、


【シンヤは自分の体験を友人に話し、友人をアパートへ招いたことがあったそうだ。その友人をここではナオキと呼ぶ。アパートへナオキを招いた際には何も起きなかったそうだ。】ってところだ。

どうフェイクかっていうと、シンヤはナオキをアパートに呼んではいない。

「ナオキにはラインで怪奇現象について伝えただけ」だ。

つまり少なくとも「当事者から話を聞くだけで呪いの一部となる」ってことだ。

和尚さんが一切話を聞こうとしなかったのは、おそらくこれを知っていたから。

神主さんの体調が優れないのは神主さんの下にサエが現れていたから。

話には出していなかったが、店の店長の所にも事故で死んだ3人家族の父親とおぼしき人物が出ているようだ。


当事者の俺からここまで詳しく話を聞いたんだ。


この話をここまで読んだひとは、もうとっくに呪いの一部になってるはずだ。

40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/18(土) 00:18:36.869 ID:LzDCseGhd
ヤジマキヨタダか、ヤジマトシヒコか、三人家族のうちの誰かか、施設で息絶えた老人か。

もしくはOLか、シンヤか、ナオキか。

これから死にゆく俺か、この話を読んだ誰かか。

呪いの一部となったお前たちの下に近々誰かが必ず迎えに行くはずだ。

眠ろうとするとき気を付けろ。キヨタダがくるかもしれない。

風呂に入るとき気を付けろ。シャワーの音に交じってトシヒコの声がするかもしれない。

脱衣所に行くとき気を付けろ。鏡にサエが映るかもしれない。

車に乗るとき気を付けろ。三人家族の父親も乗っているかもしれない。

ベッドを見るとき気を付けろ。老人が眠っているかもしれない。

窓を見るとき気を付けろ。ナオキが落ちてくるかもしれない。

トイレに行くとき気を付けろ。シンヤがいるかもしれない。

全ての行動に気を付けろ。どこにOLが、俺が、これから死ぬ誰かがいるかわからない。

41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/18(土) 00:19:56.542 ID:LzDCseGhd
俺の話、長かっただろうけど、なかなか怖かったんじゃないかな。

なんでこの話をしたかっていうと、みんな一緒なら怖くない心理からだ。

呪いの一部としてこれを読んだ人たちに会うのを楽しみにしているよ

43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/18(土) 01:01:58.079 ID:tntfx4KL0
楽しみにしてるまで読んだ




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104: 本当にあった怖い名無し:2009/07/04(土) 22:58:11 ID:4Rgy2x4i0

※自己責任でお読みください。責任は一切負いません。(聞くと呪われる系の話)
もう、20年も前に聞いた話になるだろうか。
有名な話なのでオッサンは知ってる人多いのでは?

とある、結婚を控えた男女が居た。その男女は、女性の田舎に挨拶に帰るため
夜中、車を走らせていた。夜中の山道、真っ暗で見通しも悪い。
男性の運転する車は、事故を起こしてしまい、男性は胸を強打して、即死。
助手席の女性もフロントガラスを突き破り、外に放り出されて、即死であった。

夜中、警察が来て事故見聞が行われが不思議な事が起こった。
車外に放り出された女性の首から上だけがどうしても見あたらない。
明るくなって探してみたが、どうしても見あたらなかった。
警察も仕方が無く、首のない遺体を病院に運び、やがて、女性の遺体は実家に帰った。

もともと、身よりの少ない女性の実家、葬式はひっそり親族と親しいもの、数名だけで行われた。
一通りの葬式が終わり、葬式に出席した皆は、その日、女性の実家に泊まって帰ることとなった。
その晩、奇妙な事が起こった。葬式に出たとある人が奇妙な夢を見たのだ。

その夢とは、真っ暗な闇の中に針粒ほどの光があらわれ、だんだん大きくなっていく。
そして、目の前で、亡くなった女性の首から上の顔になり、何か必死で訴えかけるのだ。
夢の中で、女性が言ってる事はわからず、
目の前に首から上だけの女性が必死で何か言ってるそうだ。

次の日、その人は、あまり気分のいい話ではないので、黙って、喪主に挨拶し、帰路についた。
その日から、その人は毎日、同じ夢を見るようになった。
日を追う毎に、女性の顔必死になって何かうったえかけてくる。
あまりに、毎日同じ夢を見るので、ついに、男性は亡くなった女性のご両親に相談した。

ご両親から返ってきた答えは、以外であった。実は自分たちも同じ夢を見続けている。
いや、あの葬式に出た人全て同じ夢になやまされてるのだと。
でも、誰一人、女性が言ってる言葉の聞き取れるものは居ない。


困り果てた両親は、ある、高名なお坊様に相談してみた。
お坊様が言うには、これから先、首のつく箇所(首、両手首、両足首)に
数珠を巻いてしばらくは寝なさい。
そして、その夢を見たら、夢の中で女性が言ってる言葉を、唱えなさい。
そうすれば、夢は見なくなるでしょう。
夢の中で言ってることがわからない皆が困ってるとお坊さんが内容を教えてくれました。

「私は琵琶湖に帰りたい」「約束を守れなくて悲しい」「お父さん、お母さんありがとう」

数珠を巻き、この3つの言葉を夢の中で唱えると、次第に夢は見なくなりますと教えてくれ、
その言葉の通り、皆、行うと次第に夢は見なくなり、
数ヶ月たった頃には完全に誰も夢は見なった。
両親も、皆も成仏してくれたのだと思い安心しました。


こんな、怪談話が20年前に、とある中学、高校で流行った。
ある女子の集団が、この怪談話で盛り上がっていると、
その中の一人が、その話を聞いてから同じ夢を見ると言い出した。
皆、嘘だろうと笑っていたが、どうやら本当の事のようである。

その子の症状は酷く、日に日にやつれていく。
話を聞くと、数珠を巻いて、聞いた3つの言葉を夢で唱えても消えない。
皆気味悪がり、その子から自然と離れて言った。
その子が言うには、ひどいときは夢だけでなく部屋に入った瞬間や、
ふと振り向いた瞬間にもその女性の、訴える首から上の顔が見えると。

その子はノイローゼになり、それが原因か不明だが、病気で亡くなったと聞く。
そのほか、この話の流行った中高では、その子ほどではないにせよ、
何回かその夢を見る子が続出し、学校からこの話を禁止する事態となった学校が多発した。

私も、当時、この話を聞きましたが、私は見ませんでした。




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476 名前:ヤマニシさん 1 投稿日:02/05/01 06:33
4年前? 先輩と彼女と、彼女の知り合いの男女と4人でデートすることがあった。
で、帰りにメシ食ってたら、知り合いの女の子が「ヤマニシさん見に行きたい」って言い出したんだって。

あ、先輩と、その男女ってのは面識なくて、
その日が初対面だった。先輩の彼女が、男女の男の方と同じ中学だったとかの仲で、男の方は大人しい感じだったらしい。

もう夜も遅いし先輩も彼女もヘロヘロだったから帰りたかったし、
その女の子が勘違い爆発な奴で、途中から先輩もキレ気味だったんだけど、
その女の子がけっこう可愛くて、もう一人の男のほうがヘラヘラ機嫌
取ってるような感じだったんで、こいつらつきあってるわけじゃねー
のかよ、なんだかなー思ったんだけど、まこの場はこいつの
顔立ててやっとこか、みたいなノリで、
行くことにしたんだって。

そのゴキゲンくんと勘違い女って(気の毒なのでX男とY子にしとく)、
今珍しくないけど、ネットの掲示板か何かで知り合ったらしかったのね。
まぁようするに、ちょっとインドアーな感じのカップルだった、
ってことです。

そのころ地元でちょっと有名になった話で、ラブホ山の裏の廃屋に
「ヤマニシさん」がいて、こちらから「ヤマニシさんヤマニシさん」
て呼ぶと
「もーすもーす」とか何かいう声で応えるらしい。
Y子はその話をどっかから聞いてきたらしくって、車あるんなら
いきましょーよー、って言ってたそうな。

町中から車でちょっと行ったところに、ラブホがバンバン立ってる山が
あって、その裏の方にお屋敷通りがあるんだけど、そこは、
基本的に表から車でぐるっと上って、降りていかないとそっちに行けない
ようなふうになってるから、確かに車じゃないと、裏から歩いて
上るしかない。まぁ車があればこれ幸い、というのはわかるんだけど、
なんかとことんまで図々しい奴だなぁ、と先輩も思ったらしい。

でなんだかんだで行くことにした。
まぁ帰りに適当なこと言ってホテル行くか? とは先輩思ってたんだろうけど。(笑)
先輩の彼女は、相当嫌がってたんだけど、なんとか言い含めた。

Y子はそうとうはしゃいでいたらしい。だーれもオマエの話なんて聞きたくないっちゅうのに、自分の知ってる怪談話をペラペラしゃべりだしたりして、
まぁ後になって考えるとおかしい状態に入ってたのかもしれんとは、先輩言っていた。

結局夜中だし、車で乗り付けるわけにもいかないので、
山頂から少し下った駐車場に車を止めて、Y子が教わったっ
ていう廃屋の場所まで歩いて行った。

その廃屋っていうのが、元華族の家だったのをバブルの時に全部つぶして
2件並びに家を建てたんだけど、持ち主が借金か何かでいな
くなったんで放置されてる家らしい。1件は貸家にするつもりだった
らしいけど、それもそのまま。

屠殺場とか、精肉工場とか、外から見えないようにやたら高い生け垣に
なってるでしょ。
あれに近いような感じの屋敷が、ちゃんと2件並んで建っている。

Y子は誰に聞いてたのか、どんどん歩いていって、一方の屋敷に入っていく。
先輩と彼女もだんだん、まずかったかな、という気になってきて、
一応年上だし(先輩は高校浪人かつ大学も浪人)
止めとこうかな、と思ったんだけど、Y子がどんどん歩いていくので、
仕方なかったらしい。Y子やたら髪が長かったんだけど、
もうそれが肩に付かないくらいの早足だったそうです。


表は草ぼうぼうなんだけど、屋敷そのものは案外きれいで、建物は
暗かったけど、街灯はけっこう明るかったらしい。
なんだか思ったほど凶悪な雰囲気でもなかったし、門扉も開いていたので、そのまま中に入っていった。

後ろからX男が黙って歩いてきているので、
先輩が「君大丈夫?」って聞くと、
「すいません、僕がこの話教えたんですよ…」って、
ものすごくすまなそうにしてる。

「ああ、別に暇だし、気にせんでね。ヤマニシさんの話ならけっこう知ってるし」
って先輩が言うと、X男がブルブル震えだして
「すいません、すいません、すいません」
なんでかやたら謝るんですよ。

で、そっからよくわからないんですけど、
(肝心なところなのにスマンけど先輩はその場面をよく見てなかった。
ここは先輩の彼女の記憶)
玄関先にいたY子が、いきなり庭の方にダーって走って回りこんで行って、
縁側のサッシを開けると、そっから顔だけ差し入れて
「おおねたたまつり、もーすもーす」(?)ってでかい声で
わめきはじめたらしいんです。

声が聞こえたんで先輩が血相変えて走って行って、Y子に追いついた時、
Y子は縁側から靴脱いで上がろうとしてたらしい。

こう、足を4の字にして右足のスニーカーを左手で脱がすためにつかんで、もう上がる寸前だったんです。
スニーカーの裏が妙に白かったんで覚えているらしい
(我ながらヘタな表現、どーゆー体勢だったか伝わるかな?)

これはヤバイ、って思って、慌ててX男と二人がかりで引き留めて
押さえたんですけど、けっこう強い力だったみたいです
(憑き物だったかどうかは不明)。
放っておくと何回も「もーすもーす」って言うので、
彼女にハンカチ借りて、自分のとあわせて、Y子の口の中に押し込んで、
両脇から抱えて連れて帰ったったらしいです。

その後は、特に事件も起きずに、なんとか車のところまでたどりつけたそうです。
Y子はばたばたしっぱなしでしたが、車に入ると落ち着きました。

反対側で抱えてるX男も、ぼろぼろ泣きながら「もうす…」って言ってたのが、なんか気味悪かったそうです。

それからすぐ、散会するのは気味が悪いので、4人で同じラブホに入ったそうですが、もちろんなんにもできなかったそうです(笑)。
X男とY子は、朝が来ても放心状態のままだったそうです。

その後、X男とY子は別れたということでした(元からつきあってなかったという話もある)。
やっぱりY子はちょっとおかしくなったみたいで、半年大学を休学
したらしい。けっこう地元では通りのいい大学の、理系の学部に
入ってたんだけど、そのまま退学して、芸術系の専門学校に入り直した
そうな。先輩の彼女が会ったときには、髪はぐりぐりに短くしてたらしい
です。ちょっとお茶飲んだらしいのですが、やたら後ろ髪を気にして、
しゃべりながら自分の手で引っ張ってたのが怖かったとか。

その会ったっていうのも、これ見に行った翌年だったらしいから、
それからどうなったのかは先輩も知らないそうです。
X男とは全然会ってないそうです。

この話聞いたのは、先輩が部活の合宿に差入れに来た時で、
3こ上で直接面識もなかったし、うさんくーさい人だったし、
この人担いでるんやろと思ってたけど、免許取った後実際友達と行ったら、
それっぽい家はあった。
(「ヤマギシ」っていう表札じゃないからね、念のため。
廃墟つっても普通の家だしこの書き込みで荒れるのイヤだから
地元の人は行かないように)

確かに気味悪かったですが、友達が馬鹿だから、ダーって走って入って、玄関のベル押して戻ってきた。
俺はビビリなんで入ってないけど。

…すまんなんか怖くなかったな。体験談みたいなもんだし。

っていうかこれのどこが「ヤマニシさん」なのか意味不明。やっぱ違うのかも。

あ、先輩と彼女の人(もう付き合ってない)はピンピンしてます。
ピンポンダッシュしてきた友達はこの間バイクで事故起こしたけど、とくに怪我はなし。

ま、影響されにくい人とそうじゃない人がいるってことです。



494 名前:482 投稿日:02/05/01 21:30
>>483,488 感想ありがとうございます。

まぁ怪談というか先輩の実体験に近い話なので…
(っていうオレがやっぱり担がれてるかも)
後半疲れて手抜きになったのはオレのせいかも。

書き忘れてたけど、現地から山の方角には神社が建ってるんですよ。
車でくぐれるような石の大きな鳥居があって、夜とかあんまり
見たくないんだけど…

Y子落ち着いたって云ってたけど、駐車場が神社の傍にあるので、それでなのかもしれない。

でもなんか、その神社もかなり不気味なんですよ。
(とってつけた説明でスマンけど解釈の足しにしてクレ)

裏から(つまり例の屋敷のある方向から)入っていくと、巫女さん宮司さんとかがいる控えの建物?の傍に、
周囲を縄で囲んだような木製の小さい建物があるんですよ。

いっぺん、彼女と別の機会にその神社行ったときに気づいた
んですけど、その縄だけ、おみくじが全然結んでないんですよね。
周囲の笹とかにはけっこういっぱいついてるし、
その縄も縄っていうか紐みたいな太さで、いかにも
「ここに結んで」
と言わんばかりなんですけど、ひとつもないんですよ。

周りをうろうろしてると、年寄りの宮司さんが、
控えの建物?の窓の向こうからじーっとこっち見てて。
思い出したらあっちの方が怖かったです。

先輩がその神社の中を通って車ん所行ったかどうかは聞いてないですけど、
道的には中を通るか脇をぐるっと回るかしかないんですよね。



495 名前:山岸っていうのは 投稿日:02/05/01 21:48
呪い系の怪談の一つだよ。>>451
話を聞くと何歳までに死ぬとか、忘れないと呪われるとか、そういう奴な。
でも話には実体がない。例の「牛の首」みたいなもんだ。
とてつもなく恐ろしいという話だけが伝わっている。

探しても本物の話は出てこないのでおあいにくさま。




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782 :友達:2021/07/04(日) 12:42:51.64 ID:LEdrJMar0.net
友神様って話なんだけど聞いてもらえる?


783 :本当にあった怖い名無し:2021/07/04(日) 13:12:08.42 ID:6Lz/eIUl0.net
>>782
どうぞー


784 :友人:2021/07/04(日) 14:00:16.45 ID:LEdrJMar0.net
>>783
ありがとう。
これは作り話だから気楽に聞いて欲しい。


自分がちっちゃい頃の話。
割と田舎の県に住んでるんだけど、祖父母の家まで1時間位のところに住んでたんだよね。
だから小さい時はよく遊びにいってたんだ。

特におじいちゃんがよく遊んでくれてて、山を散歩して綺麗な石を探したりしてた。
その当時トレジャーガウスト?みたいなゲームが流行ってて、お化けとか妖怪とか大好きだったんだよね。知ってる人いるだろうか。
それもあっておじいちゃんに聞いたんだ。
「お化けとか妖怪を見たことある?」って。


786 :友達:2021/07/04(日) 14:09:21.88 ID:LEdrJMar0.net
そしたら「お化けとかは見たことないけど友神様は遊んだことがあるよ」って話してくれた。
友神様(ゆうじんさま)って言うらしい。(漢字がこう書くのか分からないけど、多分意味的にこうだと思う)
神様なんていつ聞いてもわくわくするじゃない?
だから「もっと教えて!」って頼んだら、「じゃあ○○(自分)ちゃん、もう少し散歩しようか」と教えて貰えることになった。

じっじ「友神様はね、普通に人間の姿をしているんだよ。それで普通に接してくる。友達みたいにね」
自分「じゃあどうやって神様って分かるの?」
じっじ「遊んだ後に『あれは誰だったんだろう』ってなるんだ。
 昔は近所の子と遊ぶ事も多かったんだけど、その時に1人増えたりしてね」
なんて言ってたと思う。(うろ覚えでごめん)


788 :友人:2021/07/04(日) 14:23:20.91 ID:LEdrJMar0.net
子供ながらに(ふーん、なんかあんまり人間と変わらないんだな)なんて思ってた。
特にそれ以上の話をしてくれるでもなく、家に着いた。

家に着いたら冷たいジュースをおばあちゃんが出してくれた。
その当時自分はすごく泣き虫で、怒られる度に泣いてた。
で、その時も机がガラスなんだけど、コップを置く度にデカい音が鳴るのね。
それを父に怒られて、泣いたんだ。嫌になって散歩しに行った。

綺麗な石を見つけたりセミの抜け殻を集めたり、直ぐに楽しくなってた。
暫くしたら子供がきて、「遊ぼ」っていってきたんだ
「あ、これ友神様かも」と思った。
でも人間と大差ないと思ってた自分は、普通に遊ぶ事にしたんだ。
当時やんちゃ盛りのクソガキだった自分は川で水をかけあったり、突き落としたりされたりして危ない遊びをしてた。

そんなこんなであたりも暗くなってきて、そろそろ帰る事にした。
「そっか。ばいばい」っていってその子も帰ったようだった。


789 :友達:2021/07/04(日) 14:33:04.61 ID:LEdrJMar0.net
家に帰ると、父が「怒鳴って悪かったね」といってきた。そんなことすっかり忘れて遊んでた訳なんだけど。

夜ご飯を食べた後、おじいちゃんとお風呂に入った
そこで「もしかしたら友神様と遊んだかも」というと、凄いびっくりした顔をしてた。
でもすぐ普通の顔に戻って「どんな遊びをしたんだい?」と聞かれた。
あれやこれやと話すと少し黙りこくってしまった。
じ「いいかい、○○(自分)ちゃん。ここら辺では『友達を大切に』ってよく言われるだろう?」
自「うん」
じ「それがなんでか分かるかい?」
自「友達だからじゃないの?」
じ「もちろんそうだ。でもそれだけじゃなくて、友神様に対して意味もあるんだ」
自「どういうこと?」
じ「友神様は友達みたいに接してくるって言っただろう?それはお互いを尊重しあっているからなんだ。
 でも、仲良くなり過ぎるともっと深いところまで踏み込んでくる」
別にいいんじゃないか?と思ったけど口には出してない。
おじいちゃんもそれに気がついたのか続けてこういった。
じ「友神様と複数人で遊ぶならいいんだ。みんなと仲良くなるからね。
 ただ、1人で遊ぶと仲良くなり過ぎてしまう。〇〇ちゃんは友神様と2人で遊んだんだよね?」
自「うん」
じ「そうか…じゃあきっと友神様と仲良くなってしまったただろうね。もしかしたらこれからも姿を見かけることがあるかもしれないよ」
また遊べるのかと少し嬉しく思ってた気がする。


790 :友達:2021/07/04(日) 14:38:23.63 ID:LEdrJMar0.net
じ「友神様は本当に友達みたいに接してくる。時間を問わずにね。
 だからいつでもどこでもちょっかいをかけてくるんだ。しかもそれが命に関わる様な事もある」
自「例えば?」
じ「山道を散歩してたら急に突き飛ばされたり、刃物を扱ってる時に押してきたり」
完全にヤバいやつじゃないか、と思った。
じ「でもね、大体は複数人で遊ぶことになるから1人に集中しないんだ。そのグループで遊んだ時にちょっかいをかけられるくらいで」
自「じゃあどうしたらいいの?」
と自分は聞いた。流石に怖いしね。
したらおじいちゃんは少し考えた後にこういった。


791 :友達:2021/07/04(日) 14:46:04.67 ID:LEdrJMar0.net
じ「友神様の話を色んな人に話すんだ。そしたら『友達』が増える 。でも、普通に話しただけじゃあんまり意味が無い」
自「どうして?」
じ「友神様は友人みたいに接すると言っただろう?あれは『油断させる』為なんだ。油断した人にちょっかいをかけるからね」
自「じゃあ仲の良い友達に話したらいい?」
じ「それもいいと思う。けど、怖い話をしたりして友達に嫌われたら嫌だろう?
 それに、友達だけじゃ数が少なすぎる。もっと標的となる人を増やさないと」
自「嫌われるのは嫌だなぁ」
じ「そうだよね。……あんまりいい方法じゃないけど教えておくよ。
 まず、話始める前にこういうんだ」



『これは作り話なんだけどね』




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